- 製作
- 1945年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 丸根賛太郎
- 出演
- 阪東妻三郎橘公子羅門光三郎
- 種類
- 時代劇
【浪人が拾った赤ん坊は、もしや狐の子?剣の道を捨て、人の親となる男の情を描く、戦後時代劇の名作。】
戦乱の世。腕利きの浪人、大和屋源八郎。彼が竹藪で拾ったのは、一人の赤ん坊。周囲は「狐の子」だと噂するが、源八郎は刀を置き、その子を育てる決意。慣れない子育てに悪戦苦闘しながらも、次第に父性の温かさに目覚めていく。しかし、平穏な日々に、彼の過去を知る者たちの影が忍び寄る。赤ん坊の出自の謎と、父子の絆の行方。剣一筋だった男が、守るべきもののために生きる姿を描いた人情物語。