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太平洋戦争末期の沖縄。少年たちは「スパイ」になることを命じられた。知られざる極秘作戦の真実。
太平洋戦争末期、米軍上陸が目前に迫る沖縄。そこでは、日本軍による極秘作戦が進行していた。陸軍中野学校出身の将校たちの指揮下、地元の中学生らが「護郷隊」としてゲリラ戦の訓練を受ける。家族や友人を監視し、時には殺害せよとの非情な命令。彼らはスパイとして生きることを強いられた。生き残った元少年兵たちの重い証言を通し、歴史の闇に葬られてきた「沖縄スパイ戦史」の恐るべき真実を暴き出す衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 陸軍中野学校出身のスパイと、護郷隊と呼ばれる少年兵たちの話。今まで知らなかった沖縄戦の側面が見えて、本当に衝撃的だった。これは日本国民全員が見るべきドキュメンタリー。
- 「軍は住民を守らない」という言葉が重くのしかかる。学校では習わない戦争のリアルが詰まってて、ただただ考えさせられた。
- うーん、ちょっと偏向報道っぽく感じたかな。ドキュメンタリーとしては一方的な視点すぎる気がする。
- 目を背けてはいけない歴史ですね。
第二次世界大戦、 沖縄戦、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督三上智恵
- 主演---
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第二次世界大戦後、A級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判。膨大な記録映像で綴る、4時間半の歴史的ドキュメンタリー。
1946年から2年半にわたり開かれた「東京裁判」。日本の戦争指導者たちが「平和に対する罪」で裁かれた、歴史的な法廷の全貌。本作は、国防総省が撮影した膨大なフィルムを基に構成。東條英機ら被告たちの表情、検察と弁護団の激しい応酬、そして法廷で明らかにされる戦争の真実。ナレーションを排し、記録映像の力だけで、勝者が敗者を裁くという裁判の本質と、戦争とは何かを観る者に問いかける、圧巻の記録映画。
ネット上の声
- 長らく録画したままだった長尺約4時間半のドキュメンタリーをようやく鑑賞
- 1946年の初夏から1948初冬まで行われた極東国際軍事裁判のドキュメンタリー
- 死ぬまでに観たい映画の一つだったから観れて良かった
- 正義とは何か?人間の持つ欺瞞性や弱さ
戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間277分
- 監督小林正樹
- 主演---
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元イスラエル兵士たちが、占領地での自らの「加害」を告白。英雄であるはずの彼らが沈黙を破り、社会に問いかける衝撃のドキュメンタリー。
パレスチナ占領地での兵役を終えたイスラエルの若者たち。彼らは帰還後、自らが目撃し、加担した占領の日常を語り始める組織「沈黙を破る」を結成。英雄として称賛されるはずの兵士たちが、なぜ自国の暗部を告発するのか。カメラは、彼らの重い口を開かせ、衝撃的な証言を記録していく。チェックポイントでの非人道的な扱い、パレスチナ市民への暴力。語られるのは、任務という名の下で麻痺していく兵士たちの良心。彼らの告白がイスラエル社会に投げかける、重い問い。
ネット上の声
- 我々にとっての現実、彼らにとっての現実
- 「何かを受け取った」ように感じる作品
- この130分のドキュメンタリーは短い
- 必見のドキュメンタリー映画です
戦争、 ドキュメンタリー、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督土井敏邦
- 主演---
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1950年代、フランス植民地アルジェリア。独立を求める民衆と、それを弾圧するフランス軍の壮絶な闘争の記録。
1954年、フランスからの独立を目指すアルジェリア民族解放戦線(FLN)の闘争が激化。リーダーの一人アリ・ラ・ポワントは、カスバの迷路を拠点にゲリラ戦を展開。爆弾テロ、暗殺、そしてフランス軍による非情な拷問と掃討作戦。ドキュメンタリータッチで描かれる、自由を渇望する人々の抵抗と、国家が振るう暴力の応酬。勝者のいない市街戦の果てに待つものとは。
ネット上の声
- 所々ドキュメンタリーか?と思うほどの映像と、緊張感を高め、時に神々しさすらあるモ
- 廉価版DVD発売で、漸く観賞出来た名作
- 民衆自らが勝ち取った自国の「自由」
- アルジェリア独立戦争を描いた作品
アフリカ舞台、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国イタリア,アルジェリア
- 時間122分
- 監督ジッロ・ポンテコルヴォ
- 主演ブラヒム・ハギアグ
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10年後のアウシュヴィッツ。静寂の廃墟に響く、決して忘れてはならない過去の残響。
1955年、第二次世界大戦の終結から10年。カメラは静まり返ったアウシュヴィッツ強制収容所の跡地を静かに映し出す。色鮮やかな緑に覆われた廃墟の現在と、モノクロームの記録映像が映し出す過去の惨劇。整然と人々を死に追いやったナチスのシステムと、そこで失われた無数の命。穏やかな風景の中に刻まれた消せない記憶と、人間の残酷さへの痛烈な問いかけ。これは単なる記録ではない。忘却に抗うための、未来への警告。
ネット上の声
- 当時の写真と映像を使ったホロコーストの記録映像
- 圧倒的な映像が奏でる皆殺しのブルース
- 「人間はなにごとにも慣れる存在だ」
- 知るべき歴史を観るための映画です。
ホロコーストが舞台、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間32分
- 監督アラン・レネ
- 主演---
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伝説の写真家ロバート・キャパ。戦場で燃え上がった愛と、レンズが捉えた真実の物語。
舞台は戦火渦巻く1930年代のヨーロッパ。ハンガリー出身の若き写真家アンドレ・フリードマンと、ドイツから亡命したゲルタ・ポホリレとの出会い。二人は「ロバート・キャパ」という架空のアメリカ人写真家を創り出し、スペイン内戦の最前線へ。そこで彼らが目にしたのは、戦争の残酷な現実と、それに翻弄される人々の姿。愛を育みながらも、常に死と隣り合わせの過酷な日々。一枚の写真「崩れ落ちる兵士」で世界的な名声を得たキャパ。しかし、その栄光の裏には、愛する人との悲しい別れが待っていた。伝説の裏に隠された、二人の愛と戦争の真実。
ネット上の声
- 「あの写真」を撮った人の話
- TO CAPA WITH LOVE
- 人に近づいて良い意味で空気のような存在になってるからこそ、良い写真が撮れるっての
- 歴史が好きで、今までアイヒマンとかヒトラーの映像観てきたのですが、戦争の当事者で
戦争、 実話、 ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督アン・メークピース
- 主演ロバート・キャパ
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消えゆく日本の伝統技術「和船」。最後の船大工の魂と、その人生の集大成を刻む感動の記録。
静かな港町に、のこぎりの音だけが響く工房。そこにいるのは、日本古来の木造船「和船」を作る数少ない職人の一人である老船大工。彼のもとに、人生最後となるであろう一艘の船の注文。それは、長年培ってきた技術と魂の全てを注ぎ込む最後の仕事。木を選び、削り、組み立てる。その一つ一つの丁寧な手仕事を通して浮かび上がる、職人の生き様と、失われゆく伝統文化への深い愛情。完成した船が進水する時、一つの時代の終わりと、受け継がれるべき記憶の物語。
ネット上の声
- 想い出のぺリリュー島
- 歴史の真実
- 太平洋戦争における激戦地ペリリュー島まわりのインタビュードキュメンタリー
- ペリリュー島のことを知ったのは、数年前のNHKのドキュメンタリーでだった
戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督小栗謙一
- 主演---
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広島の原爆投下で命を落とした移動演劇隊「さくら隊」。その悲劇の真実を追う、魂のドキュメンタリードラマ。
1945年8月6日の広島、そして戦後の日本。移動演劇隊「さくら隊」の隊員たちと、唯一の生存者である女優・園井恵子。広島への原子爆弾投下。巡業のため広島に滞在していた「さくら隊」の9名が被爆し、次々と命を落とす。なぜ彼らは死ななければならなかったのか。監督・新藤兼人が、関係者の証言や手記を元に、隊員たちの最期の日々を克明に再現。戦争の無情さと、演劇にかけた若者たちの情熱の記録。被爆から数日後に後を追うように亡くなった園井恵子の謎。原爆がもたらした悲劇の深層と、残された者たちの想いが交錯する、衝撃の結末。
ネット上の声
- いつもの朝が一瞬で地獄になった
- 犠牲になった何十万の方々
- 風化させてはいけない。
- 原爆は本当に恐ろしい
戦争、 実話、 ドキュメンタリー
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督新藤兼人
- 主演古田将士
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1945年、沖縄。戦場に散った少女たちの、あまりにも悲しい青春の記録。
1945年、太平洋戦争末期の沖縄。米軍上陸を目前に控え、沖縄師範学校女子部の生徒たちに看護要員としての動員命令が下る。「ひめゆり学徒隊」の誕生。華やかな青春を夢見ていた彼女たちの日常は、砲弾の轟音と共に打ち砕かれる。暗く劣悪な洞窟の野戦病院で、麻酔もないまま手足が切断される兵士たちのうめき声を聞き、ひたすら看護を続ける日々。食料も水も尽き、極限状態に追い込まれても、彼女たちは懸命に命と向き合う。戦争が少女たちから何を奪ったのかを克明に描く、涙なくしては見られない不朽の名作。
ネット上の声
- 砲撃の止む束の間の少女たちの水遊びシーン
- 以後の”ひめゆり部隊”映画の原型となった
- 戦争知らず世代として一度は見ておくべき
- 現実はもっと非道悲惨を極めたはず
沖縄戦、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督今井正
- 主演津島恵子
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第二次大戦中、可憐にして逞しく生きたひめゆり部隊の少女たちの、悲しい青春を描いたドラマ。今回が4度目の映画化となる。監督は「さくら」の神山征二郎。主演は「ヤマトタケル」の沢口靖子。戦後50周年記念作品。青少年映画審議会推薦。1995年5月15日より沖縄・那覇グランドオリオンにて先行上映。
ネット上の声
- 「あんなに美人で清楚で健気な女先生👩や女学生たち👧👧👧が、あんなに悲惨な最期を遂
- 太平洋戦争末期の沖縄が舞台。 歴史的にも絶望的な話になることは避け...
- 沖縄戦の真摯な描き方に共感する。
- 単純なリメイクではない
沖縄戦、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督神山征二郎
- 主演沢口靖子