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アメリカ映画初出演となるオードリー・ヘプバーンと名優グレゴリー・ペック共演によるロマンティックコメディの永遠の名作。
ヨーロッパを周遊中の某小国の王女アンは、常に侍従がつきまとう生活に嫌気が差し、滞在中のローマで大使館を脱出。街中で彼女と偶然出会ったアメリカ人新聞記者ジョーは、大スクープのチャンスとばかりに、彼女が王女だとは知らないふりをしてガイド役を買って出て、観光気分にはしゃぐアンの姿をカメラマンの同僚アービングに撮影させる。しかし、つかの間の自由とスリルを満喫するうちに、アンとジョーの間には強い恋心が芽生えはじめて……。
監督は巨匠ウィリアム・ワイラー。アカデミー賞では主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞した。1953年製作で54年に日本公開。日本ではその後も幾度もリバイバル公開されており、2003年には製作50周年記念デジタル・ニューマスター版でリバイバル公開。2023年には製作70周年を記念した4Kレストア版が公開。
ネット上の声
- 「それぞれの都市にそれぞれの魅力があり………ローマ。」
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ネット上の声
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チャップリンが自身の原点であるロンドンの大衆演劇を舞台に、老境に差し掛かった自らの心境を反映させて描いた集大成的作品。落ちぶれた老芸人カルヴェロは、人生に絶望して自殺を図ったバレエダンサーのテリーを助け、献身的に世話をする。カルヴェロに励まされ再び踊ることができるようになったテリーは、カルヴェロとの幸せな未来を夢見るが……。
無声映画時代のライバルであったチャップリンとバスター・キートンが初共演を果たした。「テリーのテーマ」など音楽も印象を残し、1973年・第45回アカデミー賞で作曲賞を受賞。
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ネット上の声
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ネット上の声
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- 時間103分
- 監督ウォルター・ラング
- 主演スペンサー・トレイシー
-
ネット上の声
- ライザ・ミネリ(2歳)のデビュー作
- 昨日、Amazonプライムで見ました
- 文通+私書箱+クリスマス◎
- 【詳述は、『二日間の出会い』欄で】ルビッチの質朴とした上での真の才気に対し、もっ
恋愛、 ミュージカル
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ロバート・Z・レオナード
- 主演ジュディ・ガーランド
-
ビリー・ワイルダーが「第十七捕虜収容所」に続きヒット舞台劇を映画化した、セクシーコメディ。蒸し暑いニューヨークのアパート。妻子がバカンスに出かけたため、一時の独身気分を満喫しているリチャードのもとに、上の階に住む美女がクーラーを求めてやってくる。地下鉄の通風口に立ったマリリン・モンローの白いスカートが巻き上げられるシーンはあまりに有名。舞台でも主演を務めたトム・イーウェルが、映画版でもリチャードを演じている。
ネット上の声
- 「マリリン・モンローが居るとでも?」
- マリリン・モンローというキャラクター
- 古き良き時代の都会派コメディ
- M・モンローは可愛いが・・・
夏に見たくなる、 恋愛
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演トム・イーウェル
-
「私の殺した男」に次ぐエルンスト・ルビッチ作品で、「陽気な中尉さん」「ラヴ・パレイド」のモーリス・シュヴァリエが主演するもの。原作はかつて「結婚哲学」として映画化されたことあるロタール・シュミット作の舞台劇で、「私の殺した男」「陽気な中尉さん」のサムソン・ラファエルソンが脚色し、「街のをんな」のジョージ・キューカーがルビッチの指導のもとに監督した。カメラは「私の殺した男」「モンテカルロ」のヴィクター・ミルナーの担当である。助演者は「ラヴ・パレイド」「モンテカルロ」のジャネット・マクドナルド、「母性」「新聞街の殺人」のジュヌヴィエーヴ・トバン、「陽気な中尉さん」「春ひらく(1931)」のチャールズ・ラグルズ、「ニュウムーン」「マダム・サタン」のローランド・ヤング、「陽気な中尉さん」のジョージ・バービア、ジョセフィン・ダン、リチャード、カール、チャールズ・ジューデルスらである。歌詞及び歌曲はオスカー・ストラウス、レオ・ロビン、リチャード・ホワイティングがものした。
ネット上の声
- 私も蝶ネクタイって自分では結べないなあ。
- なんど見ても笑っちゃう
- こじれていく鴛鴦夫婦
- さすがルビッチ
恋愛、 ミュージカル、 コメディ
- 製作年1932年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演ジャネット・マクドナルド
-
「踊るブロードウェイ」と同じくエリーナー・パウエル主演、ロイ・デル・ルース監督、ジャック・マッゴワン、シド・シルヴァース共同脚色になる映画で、原作はマクゴワン、シルヴァースが更に「ハリウッド征服」のB・G・デシルヴァと共に書卸した。相手役は「結婚設計図」「妻と女秘書」のジェームズ・スチュアートが勤め、「踊るブロードウェイ」のシド・シルヴァース、ユーナ・マーケル、フランセス・ラングフォード及びバディー・エプセン、「巨星ジーグフェルド」のヴァジニア・ブルース、「サンクス・ミリオン」のレイモンド・ウォルバーン、「丘の彼方へ」のアラン・ダインハート等が助演するほか、芸人連が出演している。撮影は「妻と女秘書」「支那海」のレイ・ジューンの担当、舞踏振付は「踊るブロードウェイ」のデーヴ・ゴールドが受持った。
ネット上の声
- タップダンスとスタンダードナンバーの宝庫
- タップダンスではNO1では
恋愛、 ミュージカル
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ロイ・デル・ルース
- 主演エリノア・パウエル
-
「雨に唄えば」などミュージカル映画の名作を多く手がけたスタンリー・ドーネン監督が、オードリー・ヘプバーン&フレッド・アステア共演で描いたシンデレラ・ラブストーリー。ニューヨークのファッション誌「クオリティ」の編集長から新人モデルを探すよう命じられたカメラマンのディックは、古本屋で働く女性ジョーをスカウトする。ジョーは崇拝する哲学者フロストル教授が暮らすパリへ行けると聞き、モデルを引き受けることにするが……。2013年、特別上映企画「スクリーン・ビューティーズ Vol.1 オードリー・ヘプバーン」にてデジタルリマスター版上映。
ネット上の声
- 悲!今のハリウッドには撮ることができない
- オードリー・・・夢が実現してよかったね
- オードリー定番、シンデレラストーリー。
- オードリーは少女マンガの王道なのだ!
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督スタンリー・ドーネン
- 主演フレッド・アステア
-
新人スター中の白びといわれる「バアナデットの歌」「白昼の決闘」のジェニファー・ジョーンズと「疑惑の影」「恋の十日間」のジョセフ・コットンが主演する映画で「嵐の青春」「ラインの監視」のハル・B・ウォリスが製作した1945年作品。クリス・マッシーの小説をエイン・ランドが脚色し「恋の十日間」「悪魔の金」のウィリアム・ディーターレが監督に当り、「ブタペストの動物園」「白昼の決闘」のリー・ガームスが撮影監督を担任している。助演者はイギリス映画がら来たアン・リチャーズ「愛のあけぼの」のセシル・ケラウェル「情熱の航路」のグラディス・クーパー「真夏の夜の夢」のアニタ・ルイズ、ロバート・サリーらである。
ネット上の声
- 戦時中に代筆した手紙を巡っての甘いラブストーリーかと思いきや、記憶喪失ものでミス
- ああああ…ずっと観たかった作品
- こんなメロドラマでも矢張りディターレはノワールかサスペンスかっていうダーティーな
- 岩井俊二監督作品含め、同名の映画が沢山有って紛らわしいですがこれは1945年に作
恋愛、 サスペンス
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演ロバート・サリー
-
「百万人の音楽」に先んじてジョー・パスターナクが製作した将兵慰問映画で同映画のジューン・アリソン、ホセ・イタービ、ジミー・デューラントが「町の人気者」のヴァン・ジョンソンと主演する。脚本はリチャード・コネルとグラディス・レーマンが協同して書きおろし、「ターザンの逆襲」「結婚十字路」のリチャード・ソープが監督、「百万人の音楽」のロバート・サーティースが撮影監督した。ジョンスンとアリスンと共に「スーザンと神様」で初出演したグロリア・デ・ヘヴンが出演するほか、「育ちゆく年」のトム・ドレイク、喜劇女優グレイシー・アレン、歌手リナ・ホーン、ロンドン交響楽団の指揮者アルバート・コーツ、イタービーの妹でピアニストのアンパロ・ノヴァーロ、南米歌手カルロス・ラミレス、コミック歌手ヴァージニア・オブライエン、ハリー・ジェームズとその楽団ザヴィエー・クガートとその楽団が出演。
ネット上の声
- ジューン・アリソンとグロリア・デ・ヘイブン演じるデミ姉妹のパフォーマンスの他ハリ
- 【お金持ちが貧乏姉妹の夢を叶えてくれる――古きよき時代のストーリー】
- リナ・ホーン目当てで見たけど、ハリー・ジェイムスがカッコよくて素敵
- 音楽良し、粋なコメディタッチ良しで気持ち良く観られました
恋愛、 ミュージカル
- 製作年1943年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督リチャード・ソープ
- 主演ジューン・アリソン
-
ジーン・ウェブスターの小説『足ながおじさん』を「ショウほど素敵な商売はない」のフィービー・エフロンとヘンリー・エフロン夫妻が脚色し「愛の泉」のジーン・ネグレスコが監督、「聖衣」のレオン・シャムロイが撮影監督に当たった。主なる出演者は「土曜日は貴方に」のフレッド・アステア、「巴里のアメリカ人」のレスリー・キャロン、「十二哩の暗礁の下に」のテリー・ムーア、「裏窓」のセルマ・リッター、「サンセット大通り」のフレッド・クラーク、「百万長者と結婚する方法」のシャーロット・オースティン、「愛の泉」のキャスリン・ギヴニーなど。作中の10篇の歌の作詞作曲はジョニー・マーサーが担当。パリ、香港、リオのバレエ音楽は「デジレ」のアレックス・ノースが作曲した。バレエの振付は「バンド・ワゴン」のローラン・プチ。「狙われた駅馬車」のサミュエル・G・エンジェルの製作による1955年作品。
ネット上の声
- 足ながおじさんの方が主人公、楽しい映画!
- レスリー・キャロン、ダンスショー
- レスリー・キャロンがCUTE!
- 楽しいミュージカル!
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督ジーン・ネグレスコ
- 主演フレッド・アステア
-
死んで地獄に落ちた男が、そこで自分の人生を回想する姿を描くコメディ。製作・監督はエルンスト・ルビッチ。ラディスラウス・ブス・フェケテの原作『誕生日』を元に、脚本はサムソン・ラファエルソン、撮影はエドワード・クロンジェガー、音楽はアルフレッド・ニューマンが担当。出演はドン・アメチ、ジーン・ティアニーほか。日本版字幕は古田由紀子。カラー、スタンダード。1943年作品。
ネット上の声
- 殺伐の現代に幸せを問う戦時中の作品
- それくらい大好きな映画の一本です。
- 他のルビッチ作品に比べると・・・
- 古いアメリカ映画らしくほのぼの♫
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- 製作年1943年
- 製作国アメリカ
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- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演ドン・アメチー
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真珠湾攻撃が迫るハワイを舞台にアメリカ陸軍組織の腐敗や男女の愛と苦悩を描き、1954年・第26回アカデミー賞で作品賞・監督賞など8部門に輝いた名作。ジェームズ・ジョーンズのベストセラー小説を原作に、名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとり、バート・ランカスター、フランク・シナトラら豪華キャストが集結した。1941年、ホノルルの陸軍兵営に配属された青年プルーイットは、中隊長の命令に逆らったため嫌がらせを受けるように。曹長ウォーデンは反抗をやめるよう説得するが、プルーイットは聞き入れようとしない。ある日、プルーイットはクラブで知りあった女性ロリーンと恋に落ちる。一方、ウォーデンは中隊長の妻カレンと不倫関係にあった。
ネット上の声
- あっさりと味方に撃ち殺されてしまうモンゴメリー・クリフト
- クリフトとランカスターの対照的な男の生き方
- 第26回アカデミー賞8部門受賞の名作だが
- 軍隊は男の魔窟、女はそこから距離を置き…
夏に見たくなる、 恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演バート・ランカスター
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「平原児」「彼女と女秘書」のジーン・アーサーと「第二の女」「黄金(1936)」エドワード・アーノルドが主演する映画で、ヴェラ・カスパリーの原作を「三日姫君」「お人好しの仙女」のプレストン・スタージェスが監督し、「スイング」「処女散歩」のテッド・テズラフが撮影したもの。助演者は「夜霧の怪盗」「天国の花園」のレイ・ミランドを始め「コリーン」のルイ・アルバーニ、「学生怪死事件」のメアリー・ナッシュ、「スイング」のフランクリン・パングボーン等。
ネット上の声
- レビュアーの方に、貴重な情報を教えられて鑑賞
- マシンガントーク炸裂ドタバタ傑作ラブコメ☆
- プレストンスタージェス脚本😆
- 脚本がプレストン・スタージェスだけあって言葉のぶつけ合いが面白い
恋愛、 コメディ
- 製作年1937年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督ミッチェル・ライゼン
- 主演ジーン・アーサー
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「肉弾鬼中隊(1934)」「戦争と母性」と同じジョン・フィードの監督作品で、「カヴァルケード」「心の緑野」の脚色を行ったレジナルド・バークレイが原作並びに脚本を書いた。主演するのは「空襲と毒ガス」のマデリーン・キャロルと「ダンシング・レディ」「南風」のフランチョット・トーンとの2人で、これを助けて「昨日」「肉弾鬼中隊(1934)」のレジナルド・デニー、舞台俳優のシグ・ルーマン、「巨人ジョーンズ」「地獄の市長」のダッドリー・ディグス、「心の緑野」「歓呼の嵐」のステピン・フェチット、「空中レヴュー時代」「素晴らしき人生」のラウル・ルーリエン、その他、ルイズ・ドレッサー、ラムスデン・ヘーア、ジョルジェット・ロード、ラッセル・シンプソン、等多数に出演している。撮影は「ヤング・アメリカ」「戦争と母性」と同じくジョージ・シュナイダーマンの担任である。
ネット上の声
- 1934年 アメリカ🇺🇸
- 何となくだけど、やはりフォードには「アメリカはヨーロッパが嫌で出てきた人間に作ら
- 第一次大戦後にすぐナチスドイツ、ファシストイタリア、大日本帝国の映像が挿入される
- 知名度が低く、全く知らずに観たが、この作家の、サイレント期の20年代半ばに次ぐ、
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- 監督ジョン・フォード
- 主演マデリーン・キャロル
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ケニオン・ニコルソンの手になる舞台劇から「夜の大統領」と同様キュベック・グラスモン、ジョン・ブライトの両人が共同脚色し「マルタの鷹(1931)」「近代エロ双紙」のロイ・デル・ルースがメガフォンをとった映画で、「民衆の敵」「夜の大統領」のジェームズ・キャグニー、「繁昌娘」「キスメット(1930)」のロレッタ・ヤング、「西部のラスカ」のドロシー・バージェス、ジョージ・E・ストーン、レイ・クック、マット・マクヒュー等が出演、カメラは「緑の女神」「千万長者」のジェームズ・ヴァン・ツリースが担任している。
ネット上の声
- タクシー会社同士の抗争かと思いきや短気が極まって復讐のために暴力沙汰を起こすキャ
- タクシー会社の熾烈な競争が、血で血を洗う報復合戦へと発展するクライムドラマ
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「小牧師(1934)」「乙女よ嘆くな」につぐキャサリン・ヘプバーン主演映画で、コンプトン・マッケンジー作の小説に基ずいて「幻の合唱」野グラディス・アンガーがジョン・コリアー及びモーティマー・オフナーと協力脚色し、「若草物語(1933)」「孤児ダビド物語」のジョージ・キューカーが監督に当たり、「男の敵」「俺は善人だ」のジョセフ・オーガストが撮影した。助演者は「アメリカの恐怖」「最後の駐屯兵」のケイリー・グランド、「私の行状記」「泉」のブライアン・エイハーン「脱線僧正」のエドモンド・グウェン、欧州映画に出演していたナタリー・ベイリー、映画初出演のデニー・ムーア等である。
ネット上の声
- 一人芝居的要素
- 外国の女性名は男性形に変えるのが簡単だな
- キャサリン・ヘプバーンの男装姿があまりに良すぎて良すぎて良すぎて涙出てくるかと思
- キャサリン・ヘップバーンが演じるシルヴィア・スカーレットと魅力的なキャラクター達
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- 主演キャサリン・ヘプバーン
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ネット上の声
- BBファンて訳じゃないのに、何故かディスカスに登録しまくってて、もはやBB地獄、
- 内容はあるようでないに等しい感じで、コメディーの空気感もフランス映画らしさが全面
- タイトルのヤバさに思わず手に取ってみたらブリジット・バルドー主演で大当たり♡
- "この神聖なお転婆娘"という、すごい邦題だし(笑)、BB推しみたいだし、おおよそ
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- 恋のから騒ぎ
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- 紐育・摩天楼のテラス、劇作家を目指すフレデリック・マーチと富豪の娘シルヴィア・シ
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