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「ブランカニエベス」で知られるスペインのパブロ・ベルヘル監督が初めて手がけた長編アニメーション映画。アメリカの作家サラ・バロンによる同名グラフィックノベルを原作に、擬人化された動物たちが暮らす1980年代ニューヨークで犬とロボットが織りなす友情を、セリフやナレーションなしで描く。
ニューヨーク、マンハッタン。深い孤独を抱えるドッグは自分の友人にするためにロボットを作り、友情を深めていく。夏になるとドッグとロボットは海水浴へ出かけるが、ロボットが錆びついて動けなくなってしまう。どうにかロボットを修理しようとするドッグだったが、海水浴場はロボットを置いたままシーズンオフで閉鎖され、2人は離ればなれになってしまう。
2024年・第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。
ネット上の声
- Septemberがこんなに切なく聴こえるとは
- ・幸せなときの方が、それを失ってしまったときのことを想像して不安になる
- 80年代のニューヨークの街がリアルに描かれていて、どこか懐かしく、...
- シンプルなアニメーションの良さを改めて感じさせてくれた作品
アニメ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間102分
- 監督パブロ・ベルヘル
- 主演---
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1982年に発表した実験的作品の金字塔「天使 L'ANGE」で知られるフランスのパトリック・ボカノウスキー監督が、同作以来34年ぶりに手がけた長編第2作。特殊撮影やミニチュアとの合成技術などを駆使したスタジオワークによって「光」の造形美を追求した「天使 L'ANGE」に対し、本作では、花火や海岸で過ごす人々、馬に乗る男の遠景、列車からの木洩れ陽、監督自身の撮影風景、幻燈パフォーマンス、アニメーション、舞台劇、曙光と暁光など、主にリアルな撮影で得られた光と影によって織りなされ、フィルムとデジタルのハイブリッドによる映像美が全編にわたって展開する。音楽は、監督の妻であり盟友のミシェル・ボカノウスキーが担当。
ネット上の声
- 『天使』は怖い映画で苦手だったのでどうかなーと思ったんですけどこちら『太陽の夢』
- 映像へのアプローチの仕方が全く違うので比較はできないのだけど、正直、天使の方が映
- 『天使』よりは観やすいけど、やっばり実験映画てのはよく分からない
- 「天使」からさらに光を突き詰めたデジタルボカノウスキー
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国フランス
- 時間63分
- 監督パトリック・ボカノウスキー
- 主演---
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アイルランドに伝わる神話をもとに、海ではアザラシ、陸では人間の女性の姿をとる妖精と人間との間に生まれた兄弟の冒険を描き、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされたアイルランド映画。セルキーの母親と人間の父親の間に生まれた幼い兄妹のベンとシアーシャ。ある日、妹のシアーシャがフクロウの魔女に連れ去られてしまい、兄のベンは妹を救うため、魔法世界へと旅立っていく。初長編作「ブレンダンとケルズの秘密」(日本未公開)でもアカデミー賞にノミネートされた経歴を持つトム・ムーア監督の第2作。
ネット上の声
- 可愛らしいタッチの絵で、ゆっくりとしたリズムながら絵本のページをめ...
- 良き時代のジブリ作品見た時の気持思い出す
- 星の笑い声が聞こえるような、詩的世界
- 素晴らしい画力で語られる海の神話
アニメ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス,ルクセンブルク,ベルギー,フランス,デンマーク
- 時間93分
- 監督トム・ムーア
- 主演デヴィッド・ロウル
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「キリクと魔女」「アズールとアスマール」などで知られるフランスのアニメーション作家、ミッシェル・オスロ監督が手がけた「夜のとばりの物語」(2011)の続編。好奇心旺盛な少年少女が、古い映画館で映写技師とともにつむぐ5つの夢物語がオムニバス形式で描かれる。短編シリーズ「ドラゴン&プリンセス」(全10話)から選ばれた5話と新作1話の計6話で構成された前作の好評を受け、残り5話を集めて映画化した。日本語吹替えキャストは前作に続き坂本真綾らが務める。
ネット上の声
- 続編の方が好みのストーリーがいっぱいありました❤︎
- で、こちらは第2弾、続けて鑑賞
- あの、素晴らしい夢をもう一度
- この個性は捨てがたい
アニメ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演坂本真綾
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「カラオケ行こ!」「1秒先の彼」の山下敦弘監督とアニメーション作家の久野遥子監督がタッグを組み、いましろたかしの同名コミックを日仏合作で映画化し、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品された長編アニメーション。
ある豪雨の日、寺の住職が段ボール箱の中で鳴いている子猫を見つける。その猫は「あんず」と名付けられて大切に育てられるが、奇妙なことに20年が過ぎても死ぬことはなく、30年経った頃には人間の言葉を話して人間のように暮らす化け猫となっていた。現在37歳のあんずちゃんは、原付バイクに乗って移動し、マッサージ師のアルバイトをしている。ある日、親子ゲンカしたまま行方がわからなくなっていた住職の息子が、11歳の娘かりんを連れて寺に帰ってくる。かりんの世話を頼まれたあんずちゃんは、仕方なく面倒を見ることになるが……。
森山未來が主人公あんずちゃんの声と動きを演じ、山下監督を中心とする実写班が撮影した映像と音声をもとに、久野監督を中心とするスタッフ陣が動きや表情を抽出してアニメーション化する「ロトスコープ」の手法で描いた。老舗スタジオ・シンエイ動画とフランスの気鋭スタジオ・Miyu Productionsがアニメーション制作を担当。
ネット上の声
- 猫らしからぬあんずちゃんが友情の可能性を広げる
- まったく予見なく観て笑いました
- すっきりしない。
- 夏休みにぴったり
アニメ
- 製作年2024年
- 製作国日本,フランス
- 時間94分
- 監督久野遥子
- 主演森山未來
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20年の時を経て祖国アフガニスタンからの脱出を語る青年アミンの姿をとらえたドキュメンタリー。主人公をはじめ、周辺の人々の安全を守るためにアニメーションで制作され、アカデミー賞で史上初めて国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞の3部門ノミネートを果たした。また、アヌシー国際アニメーション映画祭でも最高賞となるクリスタル賞ほか3部門を受賞している。父が当局に連行されたまま戻ることがなかったアミンは、残された家族とともに生まれ育ったアフガニスタンから脱出した。やがて家族とも離れ離れとなったアミンは、数年後たった1人でデンマークへと亡命する。30代半ばとなり、研究者として成功を収め、恋人の男性と結婚を果たそうとしていたアミンだったが、彼には恋人にも話していない20年以上も心に抱え続けていた秘密があった。親友である映画監督の前で、アミンは自身の過酷な半生を静かに語り始める。監督は自身も迫害から逃れるためにロシアを離れたユダヤ系移民であるヨナス・ポヘール・ラスムセン。
ネット上の声
- アフガニスタンを逃れ家族はバラバラになるが、それぞれが離れていても思い合い、宗教
- テーマの重さ・深刻さと、ドキュメンタリーとアニメを融合させた柔軟さ・軽やかさ
- 証言者の身を守るためにアニメーションという手法をとったドキュメンタリー
- 記憶の中にだけある事実を取り出すアニメーション
ドキュメンタリー、 アニメ
- 製作年2021年
- 製作国デンマーク,スウェーデン,ノルウェー,フランス
- 時間89分
- 監督ヨナス・ポヘール・ラスムセン
- 主演---
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パリに住む高校生マリネットは、何をしても失敗ばかりしていた。ある日マリネットと、学校で人気者の少年アドリアンは、魔法の宝石の守護者に導かれてスーパーヒーローのレディバグとシャノワールに変身する。正体不明のヒーローである二人は互いの素顔を知ることなく、時にライバルとして、時にタッグを組んで悪に立ち向かう。
アニメ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ジェレミー・ザグ
- 主演クリスティーナ・バレンスエラ
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イラン出身でパリ在住のマルジャン・サトラピによる自伝的グラフィック・ノベルを、サトラピ自身のメガホンでアニメ映画化。70~90年代のイランを舞台に、自分らしく生きようとする少女マルジの成長と3代に渡る母娘の愛を描く。マルジとその母の声を務めるのは、実生活でも母娘であるカトリーヌ・ドヌーブとキアラ・マストロヤンニ。2007年のカンヌ国際映画祭でアニメーション作品としては30数年ぶりに審査員賞を受賞した。
ネット上の声
- genarowlands様のレビューを読んでから、ずっと見たかったアニメ作品
- イラン知識、上流階層の恵まれた女性の場合
- イラン少女の半生記と勘違いしてはいけない
- ルーツを見失わず生きていく事の大切さ。
アニメ
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督マルジャン・サトラピ
- 主演キアラ・マストロヤンニ
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「キリクと魔女」のミッシェル・オスロ監督による、ファンタジックな影絵の手法をモチーフにしたプリンスとプリンセスの6つの愛のおとぎ話。
ネット上の声
- 1#「プリンセスとダイヤモンド」
- 日本が舞台になってる「泥棒と老婆」に滝平二郎さんの世界観(モチモチの木とか)と近
- 御伽話のような男女が結ばれる話を優しく話すので、眠たくなる
- フランスアニメーション界の巨匠オスロの作品です
アニメ
- 製作年1999年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演原田知世
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母親を亡くし孤児院に入れられた少年が周囲の人々との関わりの中で成長していく姿を描き、第89回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされたスイス製ストップモーションアニメ。アルコール依存症の母親と2人きりで暮らす9歳の少年ズッキーニ。ある日、ズッキーニの過失によって母親が死んでしまう。親切な警察官に保護されて孤児院で暮らすことになった彼は、新たな環境の中で自分の居場所を見つけるべく悪戦苦闘する。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門の最高賞にあたるクリスタル賞と観客賞をダブル受賞。日本では、東京アニメアワードフェスティバル2017の長編コンペティション部門に出品・上映され、優秀賞を受賞している(映画祭上映時タイトル「ズッキーニと呼ばれて」)。
ネット上の声
- 全然良くなかった
- 過酷な家庭環境により養護施設に入ることになった子供達が、疑似家族となっていく話
- フランスの凧には尾(しっぽ)が無いんだ!
- 間合いに、読み取るものがたくさんあるよ!
孤児院、 ヒューマンドラマ、 アニメ
- 製作年2016年
- 製作国スイス,フランス
- 時間66分
- 監督クロード・バラス
- 主演ガスパール・シュラッター
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フランスのセザール賞ほか数々の賞に輝き、第81回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたイスラエル映画。2006年のある夜、旧友に呼び出された映画監督のアリは、26匹のどう猛な犬に追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従軍した82年のレバノン侵攻の後遺症ではないかと疑う。しかし自分に当時の記憶が全くないことに気付いたアリは、その謎を解こうとかつての戦友たちを訪ねるが……。監督のアリ・フォルマンの実体験に基づいて製作されたアニメーションの意欲作。
ネット上の声
- アニメ映像は「ナチと同じことをした」当事者が描いたゲルニカのよう
- アニメーションによって伝わる違った感覚
- 重く、ずっしりと、静かに心に降りつもる
- 失っていた先の現実とよみがえった事実
アニメ、 ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国イスラエル,フランス,ドイツ,アメリカ
- 時間90分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演アリ・フォルマン
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ハート型の鼻をした雑種犬のマロナは、血統書付きの母と少々気の荒い父の間に、9匹の子犬たちの末っ子として生まれる。便宜上「ナイン」と呼ばれていたマロナは生まれて間もなく家族と別れ、曲芸師のマノーレに引き取られる。大好きなマノーレに「アナ」と名付けられたマロナは幸福に暮らしていたが、ある日、自分から彼の元を去る決意をする。
ネット上の声
- 喜怒哀楽の涯にたどり着いた哀しい居場所
- 映像は素晴らしいが犬好きには辛い
- 犬の一生を、ヨーロッパ風で
- 好き嫌いはともかくも
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国フランス,ルーマニア,ベルギー
- 時間92分
- 監督アンカ・ダミアン
- 主演のん
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ダフト・パンクの2ndアルバム『ディスカバリ-』の楽曲と松本零士のアニメーションが融合。全14曲、14話の構成からなる中篇アニメーション。
ネット上の声
- 前からみたかったビデオでした。
- やっぱ音楽がいいね
- i like the little blue drummer guy he lo
- DAFT+松本零士
アニメ
- 製作年2002年
- 製作国フランス,日本
- 時間67分
- 監督竹之内和久
- 主演---
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「キリクと魔女」「アズールとアスマール」で知られるフランスのミッシェル・オスロ監督が、少年少女の愛をテーマに美しい色彩で描いた影絵アニメーション。異なる歴史や世界、文化の中で生きる少年少女の6つの愛の物語がつむがれる。日本語吹替えに声優の坂本真綾、アニメ声優初挑戦の西島秀俊ら。
ネット上の声
- 愛は、あらゆることを可能にする魔術である
- 絵の美しさと独特の物語がやっぱり好き。
- きれいなんだけど、不覚にも途中…
- 伝承されるべきアニメの一級品。
アニメ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演坂本真綾
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アカデミー賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パンズ・ラビリンス」「ナイトメア・アリー」などで知られる鬼才ギレルモ・デル・トロが、アニメーションで描くピノッキオの物語。
おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形のピノッキオに命が宿る。本物の人間になりたいと願うようになったピノッキオは、冒険の中で苦難を乗り越えていく。世界中で愛される、誰もが知る名作のおなじみのストーリーを、ギレルモ・デル・トロと、「ファンタスティックMr.Fox」でアニメーション監督などを務めたストップモーションアニメの名匠マーク・グスタフソンが共同で監督を務めて描いた。
ピノッキオ役の声優には新人グレゴリー・マンを抜てき。語り部となるコオロギのセバスチャン・J・クリケット役はユアン・マクレガー、ゼペットじいさん役は「ハリー・ポッター」シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のデビッド・ブラッドリーが務め、そのほかにもティルダ・スウィントン、クリストフ・ワルツ、フィン・ウルフハート、ケイト・ブランシェット、ロン・パールマンら豪華俳優陣が声優を務めている。Netflixで2022年12月9日から配信。一部劇場で同年11月25日から公開。第95回アカデミー長編アニメーション賞受賞。
ネット上の声
- 視覚的に楽しく、胸にもグッとくる。デル・トロらしい翻案ぶりに恐れ入った
- ストップモーションが材質の違いを強調できる
- 今まで見たことあるピノキオで一番好き
- 父と息子の物語
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国アメリカ,メキシコ,フランス
- 時間116分
- 監督ギレルモ・デル・トロ
- 主演ユアン・マクレガー
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「フランス映画祭2022 横浜」(22年12月1~4日/横浜・みなとみらい21地区)上映作品。
ネット上の声
- 純粋なストップモーションではない。エンドロールを見よ!
- とっても可愛い♪
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,イタリア,ベルギー,スイス,ポルトガル
- 時間70分
- 監督アラン・ウゲット
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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ネット上の声
- 格調高きフランス・アニメ
- 小粒でもピリリと…。
- めっちゃシュール‼️
- 初めておじさんの部屋が映ったカット、手前におじさんの特徴的な洋服を映すことで、奥
アニメ
- 製作年1998年
- 製作国フランス,イギリス,カナダ
- 時間23分
- 監督シルヴァン・ショメ
- 主演---
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「EUフィルムデーズ2023」(23年6月2~30日=国立映画アーカイブ/6月20日~7月23日=京都府京都文化博物館/7月21日~8月5日=広島市映像文化ライブラリー/8月9~27日=福岡市総合図書館)上映作品。
ネット上の声
- 本当は臆病だけど口が達者なネズミの女の子シュピトと、どもりで引っ込み思案なキツネ
- YCCシネマセレクション チェコアニメーションの世界~映画で知る・感じる・出逢う
- ストップモーションアニメのオモチャ的な質感が映像に映えてて素晴らしい
- チェコアニメとしては珍しい冒険心と感動とまこごろを込めた作品だね
アニメ
- 製作年2021年
- 製作国チェコ,フランス,ポーランド,スロバキア
- 時間87分
- 監督ヤン・ブベニーチェク
- 主演---
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2018年・第15回ラテンビート映画祭(18年11月1日~4日、9~11日/東京・新宿バルト9ほか)上映作品。「東京アニメアワードフェスティバル2019」のコンペティション部門・長編アニメーションでグランプリを受賞。
ネット上の声
- ルポルタージュを原点として、当時の映像+当事者のインタビュー+再現映像(アニメー
- アンゴラ内戦を取材する記者のアニメと当時を振り返るインタビューとか写真とかが交互
- アンゴラ内戦をジャーナリスト視点で語るアニメーション・ドキュメンタリー
- TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)2019ノミネート時に鑑賞
アニメ、 ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国ポーランド,スペイン,ドイツ,ベルギー,ハンガリー,フランス
- 時間82分
- 監督ラウル・デ・ラ・フエンテ
- 主演---
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「ミニオンズ」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のイルミネーション・スタジオによるオリジナルの長編アニメーション。渡り鳥なのに小さな池から一度も出たことがないカモの一家が、初めての大移動に乗り出す姿を描いたファミリーアドベンチャー。
アメリカ北東部、ニューイングランドの小さな池に暮らすカモの家族。父親のマックは、興味本位で池を飛び出したカモの悲惨な末路を子どもたちに語って聞かせるのが日課で、池にいれば一生幸せに暮らすことができると信じていた。ところがある日、彼らの暮らす池に移動途中の渡り鳥が立ち寄り、その自由な姿に妻や子どもたちは大興奮。自分たちも外の世界を見てみたいと言い始めたことから、一家はカリブ海の楽園ジャマイカを目指し、3000キロの大移動に乗り出すことになるが……。
オリジナルキャストはマック役に「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」「エターナルズ」のクメイル・ナンジアニ、妻のパム役に「ピッチ・パーフェクト」シリーズのエリザベス・バンクス。日本語吹き替え版はマック役を堺雅人、パム役を麻生久美子、好奇心旺盛な息子ダックス役を「怪物」の黒川想矢、おてんばな娘グウェン役をミュージカル「SPY×FAMILY」アーニャ役の池村碧彩がそれぞれ担当。そのほか羽佐間道夫、野沢雅子、関智一、鈴村健一ら豪華声優陣も吹き替えに参加している。
ネット上の声
- 【安住の場所からまだ見ぬ冒険へ、レッツフライ!】
- ストーリーのテンポが良く展開にわくわくする!
- illuminationで1番好きかも~!!
- 人間もいる世界で鳥達の中身が人間過ぎてモヤモヤしながら観てたけど、劇場のお子様が
アニメ
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ,フランス
- 時間83分
- 監督バンジャマン・レネール
- 主演クメイル・ナンジアニ
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バンド・デシネ作家でアニメーターのシルバン・ショメによる長編初監督作品で、誘拐された孫の救出のため奔走する祖母の姿をユーモアたっぷりに描いたアニメーション映画。セリフを極力排し、ジャズをはじめとした軽快な音楽にのせてデフォルメされたキャラクターが織りなす冒険を描き、フランス映画として初めてアカデミー長編アニメーション部門にノミネートされるなど世界的に高い評価を受けた一作。内気で孤独な孫のシャンピオンが、自転車に興味を持っていることを知ったおばあちゃん。シャンピオンは自転車選手になるため、おばあちゃんと二人三脚で特訓に励み、ついに世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」に出場するまでに成長する。ところがレースの途中に事件が起こり、シャンピオンが何者かに誘拐されてしまう。おばあちゃんは誘拐された孫を助けるため、愛犬ブルーノとともに冒険に出る。伝説の三つ子ミュージシャンの老婆たちの協力と、これまでに培った人生経験や知恵やユーモアを武器に、数々の難局を潜り抜けていく。アカデミー賞では長編アニメーション賞のほか、主題歌賞にもノミネートされた。日本ではスタジオジブリの高畑勲らが称賛、2004年に劇場初公開された。2021年には、製作20周年を前にしたプレアニバーサリー企画としてリバイバル公開される。
ネット上の声
- アニメーションはあんまり興味ないのだけど出会ってしまった🤩
- 「新しいアトラクションができました!」
- さあ!スポーク叩いてSwingしよう!
- うわなんか凄いアニメを見てしまったぞ
アニメ
- 製作年2002年
- 製作国フランス,ベルギー,カナダ
- 時間80分
- 監督シルヴァン・ショメ
- 主演ジャン=クロード・ドンダ
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略奪により村を追われ一家で逃げ出すも、途中で両親と生き別れになってしまったキョナとアドリエル。2人は追っ手から逃れ、流浪の旅を続ける。幼少期から青年期へと成長する過程で、移民迫害の気運が高まる地域を数多の試練を乗り越えながら横断していく姉弟の姿はおとぎ話のようでありながらリアルを感じさせる。彼らは自由な新世界に到達できるのか
ネット上の声
- 普通によく見られるアニメーターが作画した作品では無く、作家が描く映像なのでアニメ
- 内戦によって親と離れ離れになってしまった姉キョナと弟アドリエルの旅路を描く長編ア
- 森の魔女はめちゃ不機嫌ぶってるけど、森で拾った女の子に熊のもこもこの服用意してあ
- 内戦or迫害から逃れる姉弟の話、難民やロマ族そして人身売買などに巻き込まれるが、
アニメ
- 製作年2021年
- 製作国フランス,チェコ,ドイツ
- 時間83分
- 監督フローランス・ミアイユ
- 主演---
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「アンジュール ある犬の物語」などでも知られるベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサンの代表作「くまのアーネストおじさん」シリーズを映画化したフランス製長編アニメーション。大きくて無愛想なクマのアーネストおじさんと、小さなネズミのセレスティーヌが織りなす温かな友情を描く。腹ペコでゴミ箱をあさっていたアーネストおじさんは、ネズミのセレスティーヌを飲み込みそうになる。セレスティーヌは「私を食べなければ、かわりにあなたが世界で一番欲しいものをあげる」と提案し、食べられることを免れる。この出会いをきっかけに、アーネストとセレスティーヌの間には不思議な友情が芽生えていく。第86回アカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネート。日本では12年のフランス映画祭で「アーネストとセレスティーヌ」のタイトルで上映されている。15年に劇場公開。
ネット上の声
- 以前から気になっていたフランスのアニメ映画作品です🎶(*´ω`*)
- ディズニー・ピクサーにうんざりしてる人に
- ガブリエル・バンサンの歯の妖精
- ずっと、いっしょ。
アニメ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督バンジャマン・レネール
- 主演---
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「サイコノータス 忘れられたこどもたち」で知られるスペインのアニメーション作家・漫画家のアルベルト・バスケスが、テディベアとユニコーンの聖戦を通して“分断による争い”の無意味さを描いたダークファンタジー。
不気味さとかわいさを兼ね備えた作風でコアな人気を集めるバスケス監督が、2013年に手がけた短編アニメ「Unicorn Blood」を自ら長編アニメ化し、第37回ゴヤ賞で最優秀長編アニメーション映画賞を受賞した。
魔法の森に住むテディベアとユニコーンは、先祖代々にわたって戦いを続けてきた。テディベア軍の新兵訓練所で特訓の日々を送るアスリンと双子の兄ゴルディは、消息を絶った部隊の捜索のため森へ向かうが、そこで危険な生物や無残な姿となった隊員たちを発見。彼らの聖書に記された「最後のユニコーンの血を飲む者は、美しく永遠の存在になる」という言葉を信じ、ユニコーンの生息する森の奥深くに足を踏み入れるが……。
ネット上の声
- 絶対に「嫌な思い」をさせます!という切実な覚悟
- PG12の理由が分かった😰
- アニメだからPG12でOK
- 激辛アニメ
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間92分
- 監督アルベルト・バスケス
- 主演ヨン・ゴイリ
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94年広島国際アニメーションフェスティバル参加作品。長編アニメの名作「王と鳥」などで知られるポール・グリモーの短篇集。
ネット上の声
- 原題「ターニングテーブル」
- カメラを動かすより、キャラクターを動かすことによって、アニメーションがいかに創造
- 子供の頃、何度も観たはずなのに暗い話が多かったせいか断片的なイメージしか思い出せ
- 幻想的でどことなくセンチメンタル?になる雰囲気がたまらなく好きです
アニメ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間79分
- 監督ポール・グリモー
- 主演アヌーク・エーメ
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夢枕獏の小説を谷口ジローが漫画化した山岳コミックの傑作「神々の山嶺」を、フランスでアニメーション映画化。エベレスト初登頂をめぐる未解決の謎に迫るクライマーたちの姿を描き、第47回セザール賞でアニメーション映画賞を受賞するなど高い評価を獲得した。記録上に残るエベレストの初登頂は1953年だが、伝説的なイギリス人登山家のジョージ・マロリーが1924年6月にエベレストの山頂付近で消息を絶っていたことから、「マロリーが初登頂を成し遂げていたのかもしれない」という説もささやかれていた。ある時、取材でネパールのカトマンズを訪れた雑誌カメラマンの深町誠は、長らく消息不明になっていた孤高の登山家・羽生丈二が、マロリーの遺品と思われるカメラを手に去っていく姿を目撃する。羽生を見つけ出し、マロリーの謎を突き止めようと考えた深町は、羽生の人生の軌跡を追い始めるが、尋常ならざる執念で危険な山に挑み続ける羽生という男の人間性に次第に魅了されていく。やがて2人の運命は交わり、冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む羽生に、深町も同行することになるが……。日本版は堀内賢雄、大塚明夫、逢坂良太、今井麻美ら実力派声優が吹き替えを担当。
ネット上の声
- フランス製作チームの7年越しの情熱を称えたい
- 原作ファンの我儘とは知りつつも
- 憧れは止められない
- 山に魅せられた男
アニメ
- 製作年2021年
- 製作国フランス,ルクセンブルク
- 時間94分
- 監督パトリック・アンベール
- 主演堀内賢雄
-
2015年に発表した長編監督第2作「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」が第87回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされ、同作が16年に日本でも劇場公開されて注目を集めたトム・ムーア監督が、09年に手がけた監督デビュー作。今作も第82回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされている。アイルランドの国宝で、「世界で最も美しい本」とも言われる書物「ケルズの書」を題材に、少年修道僧ブレンダンと妖精の少女アシュリンが、聖なる書を完成させるための冒険を描いた。9世紀のアイルランド。バイキングの襲来に備えて塀に囲まれたケルズ修道院に、高名な僧侶エイダンが「ケルズの書」を携えて逃げ込んで来る。エイダンは修道院の少年僧ブレンダンに、書を完成させるために必要なインクの材料となる、植物の実をとってきてほしいと依頼する。危険を冒して実を持ちかえったブレンダンに、エイダンは本の続きを書くよう頼むが……。
ネット上の声
- アイルランドの文化が色濃い
- アイルランドの映像美!
- ケルト3部作1作目
- ん〜〜!!!まるで絵本の中の世界が生きているようなアニメーション、✨✨🧚🐍🪶🦜🌱
アニメ
- 製作年2009年
- 製作国フランス,ベルギー,イギリス
- 時間75分
- 監督トム・ムーア
- 主演エヴァン・マクガイア
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「キリクと魔女」「アズールとアスマール」などで知られるフランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ監督が、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック期の美しいパリの街を舞台に描いた長編アニメーション。ニューカレドニアからやって来たディリリは、パリで出会った最初の友人オレルとともに、少女たちの誘拐事件の謎に挑む。キュリー夫人やパスツール、ピカソ、モネら時代を彩った天才たちに協力してもらいながら、エッフェル塔やオペラ座、バンドーム広場などパリの街中を駆け巡って事件解決を目指す2人だったが……。第44回セザール賞で最優秀アニメ作品賞を受賞。
ネット上の声
- 1900年、パリでは第5回万国博覧会が開催されていた
- パリの美しさと醜さ
- 京都シネマ上映中の「古の王子と3つの花」」見にいくか決めるために有料¥400払って鑑賞
- 最初は人物のCGにえぇっ?と思いましたが、後半になると気になることもなく楽しめま
アニメ
- 製作年2018年
- 製作国フランス,ベルギー,ドイツ
- 時間94分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演プリュネル・シャルル=アンブロン
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「キリクと魔女」「プリンス&プリンセス」のミッシェル・オスロ監督による冒険ファンタジー・アニメ。中世イスラムを舞台に、人種も身分も違う2人の青年の冒険と成長を描く。領主の子である青い瞳のアズールと彼の乳母の子である黒い瞳のアスマールは、まるで兄弟のように育てられた。やがて成長したアズールは、幼い頃に乳母に聞かされた子守歌の国を訪れるが、そこでは彼の持つ青い瞳は不吉なものとされており……。
ネット上の声
- 舞台はアラビア。フランス製超美的アニメ!
- 美のカルチャーショック、ここに極まる
- こんな時代だからこそ、観てほしい。
- 絵に心満たされ、物語に心躍る。
旅に出たくなるロードムービー、 アニメ
- 製作年2006年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演シリル・ムラリ
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チキンをめぐって母娘が巻き起こす騒動と亡き父の記憶をカラフルな色づかいで描き、アヌシー国際アニメーション映画祭2023の長編アニメーション部門で最高賞にあたるクリスタル賞に輝いたアニメ映画。
とある郊外の公営団地に暮らす8歳の女の子リンダと母ポレット。ある日、母の勘違いで叱られてしまったリンダは、間違いを詫びる母に、亡き父の得意料理だった「パプリカ・チキン」を食べたいとお願いする。しかしその日はストライキで、街ではどの店も休業していた。チキンを求めて奔走する母娘は、警察官や運転手、団地の仲間たちも巻き込んで大騒動を繰り広げる。
監督・脚本を手がけたのは気鋭の映画作家キアラ・マルタと「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」のアニメーション作家セバスチャン・ローデンバック。実生活では子を持つ夫婦である2人が、ユーモアといたずら心を織り交ぜながら詩的な表現で描き出す。
ネット上の声
- 【”大好きだった父の得意料理を求めて。”幼い時に亡くなった父の得意料理を作るため、母娘が巻き起こす大騒動を描いた仏蘭西アニメーション。バンド・デシネとは全く違う絵柄が独特である作品。】
- 抽象的なタッチから生まれるリアルな感情と素っ頓狂なおかしみ
- 絵も登場人物の、気ままでわがままなのがいい。
- 多幸感にあふれたコメディ
アニメ
- 製作年2023年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間76分
- 監督キアラ・マルタ
- 主演メリネ・ルクレール
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行方不明の祖父を捜すため北極点を目指す旅に出た少女の冒険を描いたフランス・デンマーク合作による長編アニメーション。19世紀ロシア、サンクトペテルブルグで暮らす14歳の貴族の子女サーシャ。大好きな祖父は1年前に北極航路の探検に出たきり行方不明となり、捜索船は出たものの、いまだに見つからずにいた。祖父と家族の名誉は失われ、祖父の名を冠する予定だった科学アカデミーの図書館も開館が危ぶまれている。そんな状況の中でローマ大使の道を模索するロシア高官の父は、社交界デビューをするサーシャが皇帝の甥であるトムスキー王子に気に入られるしかないと考えていた。しかし、社交界デビューの日、サーシャは祖父の部屋で航路のメモを発見し、それをもとに祖父の再捜索を王子に懇願したことで、不興を買ってしまう。父からも叱責を受けたサーシャは、自ら祖父の居場所を突き止めることを決意。数々の困難を乗り越えてようやく北方行きの船に乗り込み、“地球のてっぺん”を目指すが……。アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞、TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)2016でグランプリを受賞。
ネット上の声
- 独特なタッチのアニメーション。 ストーリーもしっかりしている。貴族...
- 心象描写が素晴らしい子供〜大人が楽しめるアニメーション
- シンプルな画から 力強さと人情味を感じる良作
- 少女は北極点を目指す
アニメ
- 製作年2015年
- 製作国フランス,デンマーク
- 時間81分
- 監督レミ・シャイエ
- 主演クリスタ・テレ
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アン・グッドマンとゲオルグ・ハレンスレーベンによるフランスの人気絵本シリーズを、初のCGアニメーションで映画化。「スペースロケット」「ちいさなともだち」「凧あげ」「マジックショー」の4話とスペシャルエピソード「リサのいもうと」で構成される。ウサギでもイヌでもない愛らしいキャラクター、おしゃまで元気な女の子・リサと心優しい男の子・ガスパールが、パリの街を舞台にお茶目ないたずらを巻き起こす。
ネット上の声
- 絵本のよさを損なうことなく
- なごめる映画です。
- とにかく可愛い。
- こんなにも愛らしいキャラクターなのにリサの性格がわがままなのが面白いとこ
アニメ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間60分
- 監督---
- 主演釘宮理恵
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ポル・ポト率いるクメール・ルージュに支配された1975年以降のカンボジアを舞台に、息子と離れ離れになってしまった母親の激動の日々を描いた長編アニメーション。世界最大のアニメーション映画祭である第42回アヌシー国際アニメーション映画祭で、長編コンペティション部門の最高賞であるクリスタル賞を受賞した。1975年4月のカンボジア。武装組織クメール・ルージュによるプノンペン制圧のニュースを境に、多くの住民が強制労働のため農村に送られる。一家で農村へ移動する道中、チョウは息子のソヴァンと離れ離れになってしまう。農村での苛酷な労働や理不尽な扱いは、彼女と夫クン、そして共に生活する家族を追い詰めていくが、最愛の息子を取り戻すためチョウは何があってもあきらめずに生き延びていく。主人公チョウの声を「アーティスト」「ある過去の行方」のべレニス・ベジョ、チョウを支える夫クンを「グッバイ・ゴダール!」「パリの恋人たち」のルイ・ガレルが担当。監督はフランス生まれでカンボジアにルーツを持ち、自身の母親の体験をもとに本作を描いた新鋭ドゥニ・ドー。タイトルの「フナン」は1世紀から7世紀にかけ、現在のカンボジアやベトナム南部周辺にあった古代国家「扶南(フナン)」から。
ネット上の声
- 助けを求めて叫び続ける声を忘れずにいたい
- クオリティに関係なく魂のこもったアニメ
- ひっくり返った世界からの生還
- 考えさせられる社会派アニメ
アニメ
- 製作年2018年
- 製作国フランス,ベルギー,ルクセンブルク,カンボジア
- 時間87分
- 監督ドゥニ・ドー
- 主演ベレニス・ベジョ
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フランスの喜劇王ジャック・タチが娘のためにのこした脚本を、「ベルヴィル・ランデブー」のシルバン・ショメ監督がアニメ映画化。舞台は1950年代のパリ。初老の手品師タチシェフは、場末のバーで時代遅れの手品を披露しながら細々と暮らしていた。ある日、スコットランドの離島にたどり着き、そこで貧しい少女アリスと出会う。タチシェフを魔法使いだと信じこみ慕うアリスと、生き別れた娘の面影を重ねるタチシェフ。2人はエジンバラで一緒に暮らし始めるが……。
ネット上の声
- 人間の不器用さと愛おしさが詰まった素晴らしい作品
- 昔のチャップリンの無声映画のような趣もある。
- 厳しさ満載!後味あまりにも苦すぎの一本。
- マジシャンではなく、イリュージョニスト
アニメ
- 製作年2010年
- 製作国イギリス,フランス
- 時間80分
- 監督シルヴァン・ショメ
- 主演ジャン=クロード・ドンダ
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宮崎駿監督や高畑勲監督も多大な影響を受けたというフランス初の長編アニメーション映画「やぶにらみの暴君」を、ポール・グリモー監督自身が20年以上の歳月をかけて改作。孤独な暴君シャルル16世が治めるタキカルディ王国。王が住む宮殿の最上階には、3枚の絵が飾られていた。美しい羊飼いの娘と煙突掃除の青年、そして王の肖像画。愛し合う娘と青年は、仲を引き裂こうとする王から逃げるため、ある晩絵の中から脱け出すが……。
ネット上の声
- 音楽も素敵でしたが、「ロバと王様と私」という曲が笑えます
- 宮崎駿やアニメ作家に影響を与えた最大傑作
- ホント、ぶったまげたっっっっっっ!!
- ★★★★★を100人分つけたい!
アニメ
- 製作年1980年
- 製作国フランス
- 時間87分
- 監督ポール・グリモー
- 主演パスカル・マゾッティ
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「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」のレミ・シャイエ監督が、西部開拓時代のアメリカに実在した女性ガンマン、カラミティ(厄介者)・ジェーンの子ども時代を描き、アヌシー国際アニメーション映画祭2020で長編部門のクリスタル賞(グランプリ)を受賞した長編アニメーション。12歳の少女マーサ・ジェーンは家族とともに大規模な旅団に加わり、西へ向けて旅を続けていた。しかし旅の途中で父親が負傷し、マーサが家長として家族を守る立場になる。少女であることの制約にいら立つマーサは、家族の世話をする義務を果たすため少年の姿で生きることを決意。そんな彼女の生き方は、古い慣習を重んじる旅団の人々との間に軋轢を生む。さらにマーサを危機から救ってくれた中尉を旅団に引き入れたことで、盗みの共犯の疑いまで掛けられてしまう。
ネット上の声
- 平原の女王とも呼ばれアメリカ西部開拓時代に実在した女性ガンマン・カラミティ・ジェ
- アメリカ西部開拓時代に「平原の女王」と呼ばれた女性ガンマン、カラミティ・ジェーン
- ストーリーも良かったが、独特な色使いの絵がとても綺麗で、見応えがあり、アニメーシ
- これも大人が見る想定じゃ無いのかも知れないけど(でもアヌシーで賞獲ったって言うか
アニメ
- 製作年2020年
- 製作国フランス,デンマーク
- 時間82分
- 監督レミ・シャイエ
- 主演サロメ・ブルヴァン
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1910年にバルセロナで生まれ、95年にニューヨークで没した実在の画家ジュゼップ・バルトリの人生を描いた長編アニメーション。1939年2月、大勢のスペイン共和党員がフランコの独裁から逃れてフランスにやってくる。フランス政府は政治難民となった彼らを収容所に押し込め、冷遇する。そんな中、収容所を監視するフランスの憲兵と、難民の中のひとりの絵描きの間に、有刺鉄線を超えて友情が芽生える。風刺画家オーレルの初監督作品。2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション作品。日本では「東京アニメアワードフェスティバル2021」コンペティション部門で長編グランプリを受賞(映画祭での上映タイトルは「ジョセップ」)。
ネット上の声
- 激動の時代を生き抜いたひとりの画家の物語
- ラストの余韻がいい
- 予習して観たい
- また一人偉大な人物を知ることができた
アニメ
- 製作年2020年
- 製作国フランス,スペイン,ベルギー
- 時間74分
- 監督オーレル
- 主演セルジ・ロペス
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アフリカを舞台に、小さな英雄キリクが恐ろしい魔女に立ち向かう神話的な物語を色彩豊かに描き、本国フランスで大ヒットを記録したアニメ映画。アフリカのとある村で、母親の胎内から自分の意志で生まれ出た小さな男の子キリク。村には魔女カラバの恐ろしい呪いがかけられており、泉の水は枯れ、男たちは全員食われてしまった。「どうして、魔女カラバは意地悪なの?」と疑問に思ったキリクは、“禁じられたお山”の反対側にいる賢者だけがその質問に答えられると知り、数々の困難を乗り越えながら賢者の元を目指す。フランスのミッシェル・オスロが監督・脚本を務め、彼の代表作となった。セネガル出身の世界的人気歌手ユッスー・ンドゥールが音楽を担当。日本語吹き替え版はスタジオジブリの高畑勲が日本語版の翻訳・演出を手がけ、キリクの声を神木隆之介、魔女の声を浅野温子がそれぞれ演じた。
ネット上の声
- ミッシェル・オスロといえば...
- 敵を殺さない勇者キリク
- 物事には原因がある
- 魔法の帽子
アニメ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間71分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演浅野温子
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「キリクと魔女」「ディリリとパリの時間旅行」などで知られるフランスのアニメーション監督ミッシェル・オスロが、異なる都と時代に生きる3人の王子が知恵と勇気で自らの運命を切りひらいていく姿をエキゾチックな映像美で描いたアニメーション映画。
ルーブル美術館とコラボレーションを行い、古代エジプト・クシュ王国の王子が戦わずして上下エジプトを統一し黒人初のファラオとなるまでを描く「ファラオ」、理不尽な城主によって森に追放された中世フランスの王子が野生児となって城主に立ち向かう「美しき野生児」、18世紀オスマン・トルコ帝国で王宮を追われてバラの王女の国へと逃げ込んだ王子が、揚げ菓子を通じて王女と出会う「バラの王女と揚げ菓子の王子」の3つの物語が展開する。
ネット上の声
- シンプルだけど面白い。綺麗な絵を見てるだけでも楽しい。
- 高級なおとぎ話の世界へ
- フランス語は心地よい
- 【仏蘭西を代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロが今作で描き出す絵の世界は、エキゾチックで美しい。その独特な人間性肯定の、品性ある世界観は唯一無二と言っても良いと思う。】
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間83分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演アイサ・マイガ
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イギリスのアードマン・アニメーションズによる人気クレイアニメ「ウォレスとグルミット」から生まれた「ひつじのショーン」初の長編劇場版。牧場暮らしのひつじのショーンは、自由な時間を手に入れるため、牧場主を眠らせてキャンピングカーの中に寝かせておくといういたずらを仕掛ける。しかし、ふとしたことで牧場主を乗せた車が走り出してしまう。牧場犬のビッツァーも後を追いかけて出て行ってしまい、取り残されてしまったショーンと仲間たちも、ビッツァーや牧場主を追って都会に繰り出す。
ネット上の声
- メェ~作に相応しい驚異のノーセリフ映画!
- 毎日毎日同じ朝も、また違った朝に見える
- 牧場主さん、一緒におうち帰ろうよ!
- なんと愛情あふれる作品なんでしょう
アニメ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,フランス
- 時間86分
- 監督マーク・バートン
- 主演ジャスティン・フレッチャー
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アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる不朽の名作小説「星の王子さま」を長編アニメーション映画化。現代を生きる少女を新たに主人公として設定し、原作の飛行士が老人となって登場。原作の物語を語りながら、原作のその後も描く作品になっている。新しく引っ越した家の隣に住む老人が気になる9歳の女の子。若い頃は飛行機乗りだったという老人は、昼間は飛行機を修理し、夜は望遠鏡で空を眺めて暮らしていた。2人は仲良くなり、女の子は老人から、砂漠で出会った星の王子さまの話を聞かせてもらう。しかし、やがて老人は病に倒れてしまい、女の子は老人が会いたがっている星の王子さまを探すため、オンボロ飛行機に乗って空に旅立つ。監督を「カンフー・パンダ」のマーク・オズボーンが務めた。女の子役の声優は、英語版では「インターステラー」のマッケンジー・フォイ、日本語版では子役の鈴木梨央。飛行士の声はジェフ・ブリッジス(英語版)、津川雅彦(日本語版)。
ネット上の声
- この映画を観たお子様にお薦めしたいこと
- 星の王子に会いにいく第三幕は必要ない
- 本当に原作ファンなのでしょうか?
- 素晴らしき哉、星の王子さま!
アニメ
- 製作年2015年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督マーク・オズボーン
- 主演ジェフ・ブリッジス
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Netflixで2023年12月15日から配信。
ネット上の声
- まさかの続編だけどウエルカムバック!
- チキン:ミッション
アニメ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス,アメリカ,フランス
- 時間101分
- 監督サム・フェル
- 主演タンディ・ニュートン
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フランスで50年以上にわたって愛され続ける児童書「プチ・ニコラ」を初めてアニメーション映画化。親友同士でもある原作者2人の波乱に満ちた人生に「プチ・ニコラ」の物語を交え、ノスタルジーと創作の喜びに満ちた作品として描き出す。
パリの街にある小さなアトリエ。イラストレーターのジャン=ジャック・サンペと作家のルネ・ゴシニは、ニコラという少年のキャラクターに命を吹き込んでいた。いたずら好きなニコラがクラスメイトたちと織り成す愉快な日々を描きながら、サンペは自分が得られなかった幸せな少年時代を追体験していく。一方、物語に最高の楽しさを与えるゴシニも、ある悲劇を胸に秘めていた。ニコラの存在は、そんな2人を固い絆で結びつけていく。
原作のイラストレーターであるサンペがグラフィッククリエイターとして参加。2022年アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞にあたるクリスタル賞を受賞した。
ネット上の声
- 【”仏蘭西児童書の悪戯好きな、愛されキャラは永遠に・・。”仏蘭西の国民的ベストセラー児童書「プチ・ニコラ」誕生秘話を二人の作者の人生に”ニコラ”を入れて描いた品のあるアニメーション映画。】
- フランスの国民的絵本シリーズ「プチ・ニコラ」が誕生するまでを描いた作品です。繊細な色彩の作品は絵がキレイで見ていて癒されます。
- 作家の想像力をアニメーション化
- イマジネーション
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督アマンディーヌ・フルドン
- 主演アラン・シャバ
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音楽家・アニメーション作家のピエール・フォルデスが監督・脚本を手がけ、村上春樹の6つの短編小説「かえるくん、東京を救う」「バースデイ・ガール」「かいつぶり」「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「UFOが釧路に降りる」「めくらやなぎと、眠る女」を翻案して描いたアニメーション映画。
2011年、東日本大震災から5日後の東京。テレビで震災の被害を伝えるニュースを見続けたキョウコは、夫・小村に置き手紙を残して姿を消す。妻の突然の失踪に呆然とする小村は、ひょんなことから中身の知れない小箱を、ある女性に届けるため北海道へ向かうことになる。同じ頃、小村の同僚・片桐が帰宅すると2本脚で立ってしゃべる巨大なカエルが待ち受けていた。「かえるくん」と名乗るその生き物は、次の地震から東京を救うために片桐のもとにやってきたという。大地震の余波は遠い記憶や夢に姿を変えながら、小村やキョウコ、片桐の心に忍び込んでいく。
フォルデス監督が「ライブ・アニメーション」と名づける実写撮影をベースにした制作技法により、村上作品の不思議で生々しいリアリティを再現。アヌシー国際アニメーション映画祭2022で審査員特別賞、第1回新潟国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞した。日本語版は「淵に立つ」の深田晃司が演出、俳優の磯村勇斗、玄理らが声優を担当した。
ネット上の声
- アニメってイメージを固定化するというか鑑賞者が想像力を働かせる余地がなくなりやす
- はじめのほう眠ってしまったので次はちゃんとみたい…カエルが一体何だったのかを知り
- 私にとっては、「最も簡単な言葉で最も難解な世界を作る」という村上春樹世界と、「日
- 原作読んでるはずなのにかえるくんの件しかおぼえてなかったしかえるくんのラストもあ
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,ルクセンブルク,カナダ,オランダ
- 時間109分
- 監督ピエール・フォルデス
- 主演ライアン・ボンマリート
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ファウスト伝説を幻想的な解釈でアニメーションと実写映像をまじえて映像化した野心作。監督・脚本はヤン・シュヴァンクマイエルで、「アリス」(88)に次ぐ長編第2作。全ての声をアンドリュー・サックスが担当している。
ネット上の声
- 原作と結末が異なるらしくてシュヴァンクマイエルはぬるい話にしたくなかったんだろう
- 造形物だけでも、アートだ。それが動く。鳥肌が立つ。
- なぜならヤンシュヴァンクマイエルだから!
- CG時代以前の素晴らしい特撮
アニメ
- 製作年1994年
- 製作国チェコ,フランス,イギリス,ドイツ
- 時間97分
- 監督ヤン・シュヴァンクマイエル
- 主演ペトル・チェペク
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アンドレ・サリュとポール・グリモーの主宰するレ・ジェモオ社が製作したテクニカラー色彩の長篇漫画映画で、脚本は「天井桟敷の人々」のジャック・プレヴェールとポール・グリモーが共同執筆し、台詞をプレヴェールが受待った。監督はポール・グリモー以下のレ・ジェモオ社グループである。音楽は「浮気は巴里で」のジョゼフ・コスマ。台詞俳優として、「怪僧ラスプーチン」のピエール・ブラッスール、「わたしの罪ではない」のセルジュ・レジアニ、「汽車を見送る男」のアヌーク・エーメ、「悪魔が夜来る」のフェルナン・ルドウ、イヴ・ドニオ、ファビアン・ロリス、フェリックス・ウーダール等が出演している。この作品は一九五二年ヴェニス国際映画祭で審査員特別大賞を獲得した。
ネット上の声
- 個人的には王と鳥の方が良かったけどジブリの原点と思いながら見るとどっちも何回も見
- 「天井桟敷の人々」(1945)などフランス詩的リアリズム映画を牽引した脚本家ジャ
- 「王様と鳥」と言うタイトルでリマスター。
- 宮崎駿氏に影響を与えたという有名な作品
アニメ
- 製作年1952年
- 製作国フランス
- 時間66分
- 監督ポール・グリモー
- 主演ロジェ・ブラン
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アニメーション作品として史上初めてカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したSFアニメ。フランスのSF作家ステファン・ウルの原作をもとに、漫画家・イラストレーターのローラン・トポールが4年の歳月をかけて描いた幻想的な原画を、ルネ・ラルー監督が切り絵アニメーションという手法で完成させた。地球ではないどこかの惑星。その星には真っ青な肌に赤い目をした巨人ドラーグ族と、彼らから虫けらのように虐げられている人類オム族が住んでいた。ある日、ドラーグ人の知事の娘ティバは、ドラーグ人の子どもたちにいじめられ母を亡くしたオム族の赤ん坊を拾う。ティバは赤ん坊をテールと名付け、ペットとして飼うことになるが……。
ネット上の声
- シュールなフランスSF古典アニメーション
- ダリの絵の中に入ったようなシュールな世界
- 自由すぎwルネ・ラルーの独創的な世界観
- カルト、シュール、ナンセンスの極み
アニメ
- 製作年1973年
- 製作国フランス,チェコ
- 時間73分
- 監督ルネ・ラルー
- 主演---
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吹き荒れる嵐の中、海に投げ出された男が、かろうじて生き残ったものの波に乗って見知らぬ無人島に流れ着く。彼は何度も力を振り絞って島から出ようとするが、その度にまるで見えない何かに操られるように島へと連れ戻される。万策尽きてしまった男の前に、ある日、一人の女性が姿を現し……。
ネット上の声
- だからセリフとストーリーはいらなくなった
- まぎれもなく高畑系ジプリ作品でありました
- 赤い亀が持って帰ったもの ラスト考察あり
- 100人が見れば100人の解釈がある映画です
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国日本,フランス,ベルギー
- 時間81分
- 監督マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
- 主演---
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ネット上の声
- 何かしらのトラブルがあったと思しき男女の乗った車が事故を起こし、事故直後に目覚め
- これは夢か?現実か?!パーティー帰りに自動車事故を起こした夫婦の悪夢のような一夜
- ある夫婦が車内で喧嘩した所からはじまるちょっと不気味で妖艶な世界
- 車内で口論を始め、その結果交通事故を起こしてしまった1組の夫婦
アニメ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間13分
- 監督ジュリアン・ルニャール
- 主演---
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フランスのアニメーション製作者である「ファンタスティック・プラネット」のルネ・ラルーが、ジャン・ジローの筆名も持ち「トロン」の製作にも参加したコミック作者のメビウスと組んで、三年かかって完成させたタイム・パラドックスSFの長編アニメーション。フランスのSF作家、ステファン・ウルが1958年に発表した長編小説『ペルディド星の孤児』にもとづき、ラルーとメビウスが脚本を書き、ジャン・パトリック・マンシェットがダイアローグを担当した。なお、82年のメビウス来日記念シンポジウムの際、ツルモトルームと月刊スターログの共同配給により上映会が行なわれている。
ネット上の声
- 「ファンタスティック・プラネット」のルネ・ラルーの宇宙アニメ
- おフランスのSFアニメざんす。
- トポル無しのラルーに用はない!
- サイエンスフィクション
アニメ
- 製作年1982年
- 製作国フランス,スイス,ドイツ,イギリス,ハンガリー
- 時間80分
- 監督ルネ・ラルー
- 主演ジャン・ヴァルモン