-
「黒地獄」「ギャングの家」に次ぐポール・ムニ主演映画で、「 ギャングの家」「真夏の夜の夢」と同じくウィリアム・ディターレが監督にあたったもの。脚本はルイ・バスツールの伝記に基づいて「異人種の争闘」のシェリダン・ギブニーがピエール・コリングスと協力して執筆した。助演者は「支那ランプの石油」「忘れじの歌」のジョセフィン・ハッチンスン「真夏の夜の夢」「ロマンス乾杯」のアニタ・ルイズ、「ギャングの家」のレイモンド・ブラウン及びヘンリー・オニール、新顔のドナルド・ウッズおよびフリッツ・ライバー、ボーダー・ホール、子役ディッキー・ムーア等である。カメラは「小さい親分」「ギャングの家」のトニー・ゴーディオが受け持っている。
伝記
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演ポール・ムニ
-
フランスの文豪ゾラの生涯とドレフュス事件を大きく扱った伝記映画で、「科学者の道」と同じくポール・ムニが主演し、ウィリアム・ディーターレーが監督したものである。マシュウ・ジョセフスンの「ゾラとその時代」に取材して、ハインツ・ヘラルドとゲザ・ハーゼッグがストーリーを書き、この二人にノーマン・ライリー・レインが加わって脚本を執筆している。主演のムニをめぐって「桃色の店」のジョセフ・シルドクラウト、「クリスマスの休暇」のゲイル・ソンダーガード、「呪いの家」のドナルド・クリスプ、「どん底」のウラジミル・ソコロフ、「町の人気者」のヘンリー・オニール、「アメリカ交響楽」のモーリス・カーノフスキー、グローリア・ホールデン、エリン・オブライエン・ムーア、ルイス・カルハーン、ロバート・パラットらが主要な役を演じている。撮影は「恋の十日間」のトニー・ゴーディオが指揮した。この映画は1937年度アカデミー賞の作品賞、脚本賞、助演男優賞を得た大作である。
ネット上の声
- ゾラ氏に画家セザンヌを紹介してもらった。
- 第10回 アカデミー賞 作品賞 受賞
- 「ゾラの生涯」というよりは・・・
- 良心と信念を抑えられなかったゾラ
小説家、 冤罪、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演ポール・ムニ
-
「城砦」のロザリンド・ラッセルと舞台俳優であり作家であるアレグサンダー・ノックスが主演するエリザベス・ケニーの自伝「かくて彼らは歩かむ」の映画化である。「駅馬車(1939)」「男の敵」の脚色者ダドリー・ニコルズが製作、監督したもので、脚本もニコルズが主演のアレグザンダー・ノックスおよびメアリー・マッカーシーと協力執筆し、撮影は「追憶(1941)」のジョージ・バーンズが指揮し、音楽はアレグサンドル・タンスンマンが書いた。助演は「嘆きの白薔薇」のディーン・ジャガー、舞台から映画入りし最近物故したフィリップ・メリヴェール、「南部の人」のビューラ・ボンディ、「ベニーの勲章」のチャールズ・ディングル等。
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督ダドリー・ニコルズ
- 主演ロザリンド・ラッセル
-
ショパン伝の色彩映画で「別れの曲」のエルンスト・マリシュカの原作を、「幽霊ニューヨークを歩く」のシドニー・バックマンが脚色し、「再会(1944)」「生きてる死骸」のチャールズ・ヴィダーが監督に当たり、「ゾラの生涯」「恐ろしき結婚」のトニー・ゴーディオと「西部魂(1941)」のアレン・M・デーヴィと共同して撮影を監督した1944年作品である。主演は「ゾラの生涯」「科学者の道」のポール・ムニ「誤解」「謎の下宿人」のマール・オベロン「氷上の花」のコーネル・ワイルドで、「ラインの監視」のジョージ・コーロリス、新人のニーナ・フォック及びスティーブン・ベカッシー「春の序曲」のシグ・アーノ其他が助演している。音楽はショパンの曲を「二重生活」のミクロス・ローザが編曲した。
ネット上の声
- 大林宣彦監督の『さびしんぼ』を思い出す。
- 祖国のために殉死したショパン
- 古い映画だけれど結構いい。
- ショパン大好きなんです🎹
音楽、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督チャールズ・ヴィダー
- 主演コーネル・ワイルド
-
フレセリック・ハヅリット・プレナン及びジャック・マック・エドワード両氏合作の原作を「輝く天国」「離婚結婚」のジェームズ・ティンリング氏が監督した全発声の歌舞曲映画で、俳優には「サモアの花」「モダン出世鏡」のロイス・モーラン嬢、「化物行進曲」のヘレン・トゥウェルヴトゥリーズ嬢、「青空」のウィリアム・オーラモンド氏、デーヴィット・パーシー氏、エリザベス・パタスン嬢、デューク・モリソン氏等が出演している。キャメラは「極北恋の滑走」「紅の踊」のチャールズ・パーシー氏担当。
ネット上の声
- ブルー・ムーン♪◎
- ロジャース&ハート
- ショーがたっぷりで楽しいはずなのに…例え演技であっても、うつ状態の人を見るのはき
- サウンドオブミュージックなど今でも愛されるミュージカルナンバーを生み出したリチャ
伝記、 ミュージカル
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督ノーマン・タウログ
- 主演ミッキー・ルーニー
-
ラジウムの発見者たるキューリー夫人の伝記は、夫人の娘イヴ・キューリーによって出版され、既に我国にも邦訳があるが、この映画はその伝記に基づいてポール・オスボーンとポール・H・ラモウの2人が脚色し、マーヴィン・ルローイが監督に当たったものである。主役は未紹介の「ミニヴァー夫人」「さよならチップスさん」「泥中の花」等に主演したグリア・ガースン、「ミニヴァー夫人」「泥中の花」等に主演したウオルター・ビジョンで、ラジオから映画入りをしたロバート・ウォーカーが初主演するほかアルバート・バッサーマン、C・オープリー・スミス、ヴィクター・フランサン等のヴェテラン及び、最近M・G・M映画で、名子役として売出しているマーガレット・オブライエンが出演する。珍らしいことには「さよならチップスさん」「失はれた地平線」等の著者たるジェームズ・ヒルトンが映画中で説明をする。カメラは老練ジョセフ・ルッテンバーグ。
ネット上の声
- 43年度オスカー作品賞他ノミネート
- 普通の偉人伝・・・
- 古き良きアメリカ
- キュリー夫人って名前は知ってたけど何を成し遂げた人なのかは知らなかったので大変勉
伝記
- 製作年1943年
- 製作国アメリカ
- 時間124分
- 監督マーヴィン・ルロイ
- 主演グリア・ガーソン
-
フランス劇壇の名優リュシアン・ギトリーの息子として、演劇、映画の両方面にめざましい活躍ぶりを見せているサッシャ・ギトリーが、自ら脚本、台詞の筆を執り、監督したオール・スター・キャストで、「とらんぷ譚」以来、実に十数年ぶりのことである。配役の豪華なことは、フランス映画空前であるばかりか、世界にもその例を見ないほどで、ナポレオンの若い時をダニエル・ジェラン、青年以後を「肉体の怒り」のレイモン・ペルグラン、彼の最初の恋人を「アンリエットの巴里祭」のダニー・ロバン、彼の第一の妻を「夜の騎士道」のミシェル・モルガン、彼の最初の子を生んだ女性を「赤と黒(1954)」のダニエル・ダリュー、史上有名な恋人ワレフスカ夫人を、ギトリーの五度目の妻である「俳優」のラナ・マルコニ、第二の妃をドイツの名女優マリア・シェル、他にピエール・ブラッスール、O・W・フィッシャー、ジャン・マレー、イヴ・モンタン、ミシュリーヌ・プレール、セルジュ・レジアニ、エリック・フォン・シュトロハイム、アンリ・ヴィダル、オースンー・ウェルズなどが入れかわり立ちかわり登場、ギトリー自身も、ナポレオンの生涯を左右した外交界の大立物タレイランの役で登場している。
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国フランス
- 時間192分
- 監督サッシャ・ギトリ
- 主演ダニエル・ジェラン
-
トーチソングの女王と謳われたルス・エッティングの半生を描く。製作はミュージカル映画の名手ジョー・パスターナク。ダニエル・フックスのオリジナルをフックスと「錨を上げて」のイソベル・レナートが共同脚色、監督は「アンデルセン物語」のチャールズ・ヴィダー。主演は「ミスタア・ロバーツ」のジェームズ・キャグニー、「カラミティ・ジェーン」のドリス・デイ、助演は「野郎どもと女たち」のロバート・キース、「竹の家」のキャメロン・ミッチェル。主題歌は1920年から30年代にかけて流行した14曲と、新曲2曲がドリス・デイによって歌われる。作曲はアーヴィング・バーリン、ガス・カーン、アーサー・フリード、ロジャースとハート等で、新曲の作曲はニコラス・ブロズスキーとチルトン・プライスで音楽監督はジョージ・ストール。テクニカラー、1955年作品。
伝記
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督チャールズ・ヴィダー
- 主演ドリス・デイ
-
米国犯罪史上の実在人物を描くモーリス及びフランク・キング製作の1945年作品。「他人の家」のフィリップ・ヨーダンが脚本を書き下ろし、マックス・ノセックが監督している。撮影はベテランのジャクソン・ローズ、音楽は「井戸」のディミトリ・ティオムキン。主演は「ボーン・トゥ・キル」のローレンス・ティアニーで、「善人サム」のエドモンド・ロウ、「拳銃街道」のアン・ジェフリーズ、「幻の女」のエライシャ・クック・ジュニア、「永遠の処女」のエドワード・チアネーリ、「塵に咲く花」のマーク・ローレンスらが共演する。
ネット上の声
- こちらのタイトルは“デリンジャー”じゃなくて、“ディリンジャー”なんですね
- 普通に犯罪者でした
- 同じ題材のウォーレン・オーツ主演版は実話に近い描き方の大傑作だったが、こちらはか
- マジでRTAやってるみたいで笑った(『パブリック・エネミーズ』の撃たれてスロー&
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督マックス・ノセック
- 主演ローレンス・ティアニー
-
笑わぬ喜劇俳優として一世を風靡、チャップリンとともに無声映画時代の喜劇王といわれたバスター・キートン(公開当時61歳)の半世記。キートン自ら製作に協力している。製作・脚本はロバート・スミスと「底抜け西部へ行く」の脚色者シドニー・シェルダン、監督もシェルダンが担当した。撮影監督は「すてきな気持」のロイヤル・グリグス、作曲は「八十日間世界一周」の故ヴィクター・ヤング。主演は、キートンになる「夜は夜もすがら」のドナルド・オコナー、その妻に「ローズ・マリー(1954)」のアン・ブライス、ほかに「連発銃は知っている」のロンダ・フレミング、「八十日間世界一周」のピーター・ローレ。
伝記
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督シドニー・シェルダン
- 主演ドナルド・オコナー
-
伝記
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督ウォルター・ラング
- 主演エセル・マーマン
-
ネット上の声
- コールポーターように舞台ミュージカル
- ジェローム・カーンの伝記映画
- 遊園地+船+小説◎
- ブロ―ドウェイ
伝記
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督リチャード・ウォーフ
- 主演ロバート・ウォーカー
-
オペラ作家A・M・ウィルナーの音楽劇『三人姉妹の館』を「プリンセス・シシー」のエルンスト・マリシュカが脚色・演出した伝記ドラマ。撮影はブルーノ・モンディ、シューベルトの編曲指揮はアントン・プロフェスが担当した。出演者は「翼のリズム」のカール・ハインツ・ベーム、ヨハンナ・マッツ、ルドルフ・ショック、マグダ・シュナイダー、グスタフ・クヌート、エヴァルト・バルザー、ほかにオペラ歌手ウィルマ・リップ等。
音楽、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国オーストリア
- 時間102分
- 監督エルンスト・マリシュカ
- 主演カール=ハインツ・ベーム
-
「江戸一寸の虫」の共同脚色者の一人、菊島隆三が脚本を書き、「月がとっても青いから」の森永健次郎が監督、伊勢寅彦が協力した。撮影は同じく「月がとっても青いから」の山崎安一郎が担当した。主なる出演者はプロレスの力道山、「母なき子」の澤村國太郎、「月がとっても青いから」の南寿美子、坪内美詠子、「人生とんぼ返り(1955)」の河津清三郎など。
ネット上の声
- 名前以外ほとんど創作のような作品だが、冒頭で実話ではないことを説明しているので潔
- これは興味深い作品
- ゴツイっ! デカイっ! パワフルゥ~! と、力道山の素晴らしさを存分に堪能! 本
- 戦後代表的ヒーローの一人力道山の伝記とは到底思えないストーリーだが、自身が主演し
伝記
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督森永健次郎
- 主演力道山
-
「追求」のウィリアム・ジャコブスが製作し、「恋の乱戦」のデイヴィッド・バトラーが監督した1949年度のテクニカラー・ミュージカル作品で、1920年代のブロードウェイを風靡したミュージカル・コメディ女優、マリリン・ミラーの半生を描く。バート・カルマーとハリー・ルビーのストーリーを「恋の乱戦」のフィーブとヘンリーのエフロン夫妻と、作家出身のマリアン・スピッツァーが協力脚色し、撮影は「第二の妻」のペヴァレル・マーレー、音楽監督は「破局」のレイ・ハインドーフが夫々担当する。主演は「勝利の園」のジューン・ヘイヴァー、舞台出のダンサー、レイ・ボルジャー、ラジオ歌手出身のゴードン・マックレーで、チャーリー・ラグルズ(「五番街の出来事」)、ローズマリー・デ・キャンプ(「ジャングル・ブック」)、S・Z・サコール(「花の合唱(コーラス)」)らが助演する。
ネット上の声
- 古き良きヴォードヴィルの雰囲気が出ている
- マリリンモンローの名前の由来となった女優マリリンミラーのミュージカルを軸にした伝
- ダンスシーンが盛りだくさんなマリリン・ミラーの伝記ミュージカル映画
- マリリン・ミラーという実在の女優の伝記ミュージカル
伝記
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督デヴィッド・バトラー
- 主演ジューン・ヘイヴァー
-
不世出のテナー歌手と言われたエンリコ・カルーソを、未亡人の手記を基にして描いた音楽伝記映画、1951年色彩作品。「スイングの少女」と同じくジョー・パスターナクが製作、リチャード・ソープが監督した。「育ち行く年」のソニア・レヴィーンがウィリアム・ルドウィッグと共同で脚本を書いている。撮影は「ミニヴァー夫人」ジョゼフ・ルッテンバーグ、音楽は数多くのオペラ曲が歌われている。アレンジはアーヴィング・アーロンスン。カルーソには新進オペラ歌手マリオ・ランザが扮し、相手役は「成吉思汗」のアン・ブライス。ドロシー・カーステン以下、メトロポリタンその他のオペラ歌手が多数出演しているほか、「駅馬車(1939)」の作曲家リチャード・ヘイゲマンも顔を見せる。
ネット上の声
- ちょっと覗かせてもらいましたが、
- ラストでふとよぎる想い
- オペラの世界を、ちょっとだけ覗ける
音楽、 伝記
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督リチャード・ソープ
- 主演マリオ・ランザ
-
打撃王川上哲治の、球道一途の半生を描いたスポーツ篇。“娯楽よみうり”連載、日本テレビ放送の新津勝祐の原作から、「逆光線」の池田一朗が脚色、「黒帯有情 花と嵐」の滝沢英輔が監督する。撮影は「感傷夫人」の藤岡粂信。主な出演者は川上哲治自身が登場するほか「乳母車」の新珠三千代、「泣け、日本国民 最後の戦闘機」の牧真介、「牛乳屋フランキー」の宍戸錠、「人間魚雷出撃す」の葉山良二、二本柳寛、「沖繩の民」の桂典子。その他、植村謙二郎、河野秋武、深見泰三など。
ネット上の声
- カメオでなく主演で本人が出たのにビックリ!ついでに奥さんも
- 【1957年・お正月映画(日活)】
伝記
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督滝沢英輔
- 主演川上哲治
-
ロバート・E・シャーウッドがヒューリッツアー賞を獲得した舞台劇に基づき、シャーウッド自身が脚色し、ジョン・クロムウエルが監督した作品で、舞台劇で主役を演じたレイモンド・マッシーが同じくリンカーンに扮している。最近売り出しているジーン・ロックハートや、舞台出身のメアリー・ハワードとルース・ゴードン、その他ドロシー・ツリー、ハーヴェイ・スティーブンス、マイナー・ワトソン、アラン・バクスター等が主要な役を演じている。1940年初頭ニューヨークのラジオ・シティー・ミュージック・ホールでこれは封切された。
伝記
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ジョン・クロムウェル
- 主演レイモンド・マッセイ
-
ネット上の声
- 途中安易な家族の壊し方するなよー
- ドーシーブラザーズの話
- ☆☆☆★★
- 兄弟喧嘩も、ここまでくると…
音楽、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督アルフレッド・E・グリーン
- 主演トミー・ドーシー
-
英国女王エリザベス一世(1533―1603)の若い日の悲恋を描くマーガレット・アーウィン作の小説を映画化した1953年作品。「三つの恋の物語」のシドニー・A・フランクリンが製作し、「血闘」のジョージ・シドニーが監督に当たった。「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグとアーサー・ウインペリスが脚色し、撮影は「三つの恋の物語」のチャールズ・ロシャー、音楽は「クオ・ヴァディス」のミクロス・ローザの担当。主演は「黒水仙」「聖衣」のジーン・シモンズ、「ゼンダ城の虜(1952)」のスチュワート・グレンジャー、「地上より永遠に」のデボラ・カー、「情炎の女サロメ」のチャールズ・ロートンで、ケイ・ウォルシュ「オリヴァ・ツイスト」、ガイ・ロルフ「黒騎士」、キャスリン・バイロン「黒水仙」、セシル・ケラウェイ「印度の放浪児」、子役レックス・トンプソン、レオ・G・キャロル「頭上の敵機」、エレイン・スチュワート「悪人と美女」、ドーン・アダムス「月蒼くして」らが助演する。
ネット上の声
- エリザベス女王即位前の恵まれない境遇、トマスシーモア事件をモチーフに作られ、特に
- 【第26回アカデミー賞 美術賞、衣装デザイン賞ノミネート】
- ミュージカル監督には相応しくない歴史物だったかも…
- 数多く映画化されているエリザベス1世
伝記
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ジョージ・シドニー
- 主演チャールズ・ロートン
-
トーキー初期のミュージカルのスターとして可憐な魅力を銀幕に発散させて人気のあったリリアン・ロスの半生を描いたもの。原作はマイク・コノリーとジェロルド・フランクの共著、脚色は「リリー」「ガラスの靴」のヘレン・ドイッチェとジェイ・R・ケネディ。監督は「バラの刺青」のダニエル・マン。主演は「征服者(1955)」のスーザン・ヘイワードでこの作品でアカデミイ主演女優賞にノミネイトされた。共演は「暴力団(1955)」のリチャード・コンテ。「ローマの休日」のエディ・アルバート。撮影は「ガラスの靴」ノアーサー・E・アーリング、美術も「ガラスの靴」のセドリック・ギボンズ。スーザンが唄う4つの主題歌の編曲及び指揮はチャールズ・ヘンダースン。尚この映画はアカデミー衣装デザイン賞を獲得した。
伝記
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ダニエル・マン
- 主演スーザン・ヘイワード
-
エクトル・ベルリオーズの伝記音楽映画で、ジャン・ピエール・フェイドーとアンリ・アンドレ・ルグランが協力して脚本を書きおろし「カルメン(1946)」「幻の馬」のクリスチャン・ジャックが監督したものである。主役ベルリオーズには「しのび泣き」「ジェニイの家」のジャン・ルイ・バローがふんし「厳窟王」「ミモザ館」のリーズ・ドラマール、「最後の億万長者」のルネ・サン・シール、「悪魔が夜来る」のジュール・ベリー、「赤ちゃん」のジルベール・ジル「最初の舞踏会」のベルナール・ブリエ、「生けるパスカル(1936)」のカトリーヌ・フォントネー等が共演する。音楽はベルリオーズ作曲の名曲をモーリス・ポール・ギーヨが指揮している。
音楽、 伝記
- 製作年1944年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督クリスチャン=ジャック
- 主演ジャン=ルイ・バロー
-
ダリル・F・ザナックが自ら製作に当たった1939年度作品で、「ジェーン・エア」のケネス・マクゴワンが共同製作、「風を起す女」のアーヴィング・カミングスが監督に当たった。レイ・ハリスの原作を「剃刀の刄」のラマー・トロッティが脚色、撮影が「頭上の敵機」のレオン・シャムロイ、音楽はルイス・シルヴァースというスタッフ。「世紀の楽団」のドン・アメチ、「ママは大学一年生」のロレッタ・ヤング、「哀しみの恋」のヘンリー・フォンダ、「貴方も私も」のチャールズ・コバーン、「ジャンヌ・ダーク」のジーン・ロックハート、「呪われた城」のスプリング・バイントン、サリー・ブレーン、ポリー・アン・ヤング、ジョージア・ヤング、ボブス・ワトスン等が出演する、電話の発明者ベルの伝記映画。
ネット上の声
- ヤング四姉妹のリアル若草物語
- 電話発明物語
- 1951年2月20日(火)公開
- 電話の発明☎️
伝記
- 製作年1939年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督アーヴィング・カミングス
- 主演ドン・アメチー
-
「女の教室」の渡辺邦男と「弥次喜多民謡道中 奥州街道の巻」の本山大生の脚本を、渡辺邦男が監督したスペクタクル。撮影も同じく「女の教室」の渡辺孝。
伝記
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渡辺邦男
- 主演高田浩吉
-
伝記
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督蛭川伊勢夫
- 主演重森孝
-
ヴァイオリン演奏家として作曲家として名高いパガニーニの伝記に基いたマヌエル・ゴムロフの小説を映画化したもので、脚本は「キャラバン」のローランド・パートウィーが書き、監督にはキャメラマン出身のバーナード・ノウルズが当り、撮影は「妖婦」のジャック・コックスが指揮した。ヴァイオリン独奏は名演奏家ユーディ・メニューインで、伴奏はベイシル・キャメロン指揮のナショナル・シンフォニー・オーケストラがつとめている。主役パガニーニは「キャラバン」「七つの月のマドンナ」のスチュワート・グレンジャーが演じ、「七つの月のマドンナ」のフィリス・カルヴァート、「キャラバン」のジーン・ケントおよびデニス・プライス、「妖婦」のフェリックス・エイルマー、セシル・パーカー、フランク・セリア等が助演。
音楽、 伝記
- 製作年1946年
- 製作国イギリス
- 時間105分
- 監督バーナード・ノールズ
- 主演スチュワート・グレンジャー
-
「恋の人魚」と同じくシドニー・ボックス・プロ製作のゲインズボロ映画で脚本は「第七のヴェール」と同様、ミュリエル及びシドニーのボックス夫妻が協力し、新顔のシリル・ロバーツが二人を助けて書卸した。監督は「情炎の島」のデイヴィッド・マクドナルド、製作担当も同じくフランク・バンデイである。撮影は「情炎の島」のスティーブン・デード、作曲は「来るべき世界」のアーサー・ブリスが受持った。主演にほ「我等の生涯の最良の年」のフレドリック・マーチが特に招かれ、マーチ夫人で舞台と映画双方の女優フローレンス・エルドリッジを始め、「シーザーとクレオパトラ」「ジャンヌ・ダーク」のフランシス・L・サリヴァン、「南極のスコット」のデレク・ボンド、「四重奏」のリンデン・トラヴァース、同じくノラ・スウィンバーン、キャロル・リードの「邪魔者を除け」でデビューしたキャスリーン・ライアン、「偽れる結婚」のジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、「シーザーとクレオパトラ」のフェリックス・エイルマー等が助演。
伝記
- 製作年1949年
- 製作国イギリス
- 時間104分
- 監督デヴィッド・マクドナルド
- 主演フレドリック・マーチ
-
1930年代に悪名の高かった女殺人鬼ボニー・パーカーを扱うアクション・ドラマ。脚本を製作者のスタン・シュペトナーが書き、「アラモの砦」のウィリアム・ウィットニーが監督した。撮影はジャック・マータ。出演は新人ドロシー・プロバインのほか、ジャック・ホーガン、リチャード・バカリアン、ジョー・ターケル、ウィリアム・スティーヴンスら。
伝記
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ウィリアム・H・ウィットニー
- 主演ジャック・ホーガン
-
一九世紀のロシア作曲家ムソルグスキー伝記映画で、一九五〇年度製作の色彩作品。アンナ・アプラモーワとグレゴーリ・ロッシャーリの協同脚本を、ロッシャーリ(「白夜(1935)」)が監督している。撮影はM・マギドとL・ソコルスキーの共同、編曲はドミトリ・カバレフスキーが担当する。主演は伝記映画専門のアレクサンドル・ボリソフ、「先駆者の道」のニコライ・チェルカーソフ、「恋は魔術師」のリュボーフイ・オルロワである。なお本映画は五〇年度スターリン賞第一位を得た他、本年度カンヌ映画祭では装置賞を得た。
音楽、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督グリゴリー・ロッシャリー
- 主演アレクサンドル・ボリソフ
-
キリスト生誕にまつわる伝説に登場する暴虐な王、エロデ大王の半生を描いた作品。ダミアーノ・ダミアーニ、フェデリコ・ザルディ、フェルナンド・セルチオとヴィクトル・トゥールジャンスキーの共同脚本を彼の第一回作品としてアルナルド・ジェノイーノが監督、撮影をマッシモ・ダラマーノ、音楽をカルロ・サヴィーナが担当。出演は「エジプト人」のエドモンド・パードム、レナート・バルディーニ、他にシルヴィア・ロペス、マッシモ・ジロッティ等。製作・監修ヴィクトル・トゥールジャンスキー。イーストマンカラー・トータルスコープ。
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国イタリア,スイス,フランス
- 時間93分
- 監督ヴィクトル・トルヤンスキー
- 主演エドマンド・パードム
-
「捕われた心」「兇弾」と同じくサー・マイケル・バルコンが製作に当りバジル・ディアデンが監督した映画で、アソシエイト・プロデューサーのマイケル・レルフが装置をも受持っている。「悪魔と寵児」のジョン・ダイトンが「兇弾」の台詞を書いた脚本家兼監督のアレクサンダー・マッケンドリックと共同で、ヘレン・シムプスンの歴史小説を脚色し、「捕われた心」「乱闘街」のダグラス・スローカムが撮影に当った。音楽監督は「捕われた心」「南極のスコット」のアーネスト・アーヴィング、作曲は「捕われた心」のアラン・ローソーンである。「シーザーとクレオパトラ」のスチュワート・グレンジャー、「宝石館」のフランソワーズ・ロゼー、「嵐が丘」のフローラ・ロブソン、「闇の人生航路」のジョーン・グリーンウッドが共演し、チェコ生れのフレデリック・ヴァルク、舞台出のピーター・ブル、「捕われた心」のマイケル・ガウ、「情炎の島」のメグス・ジェンキンズ、製作者バルコンの娘ジル・バルコン等が助演する。
ネット上の声
- ソフィードロシアは、ハノーヴァー侯ゲオルクルートヴィヒ(イギリス王ジョージ1世)
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国イギリス
- 時間95分
- 監督ベイジル・ディアデン
- 主演ピーター・ブル
-
現在なお未解決のローズマリー醜聞事件に材をとり、J・ヨアヒム・バルシュがシナリオを書下し、「題名のない映画(1948)」のルドルフ・ユーゲルトが監督した、一女性の悲劇的な半生を描いた作品。撮影はゲオルク・クラウゼ、音楽はウィリー・マテスが担当。出演は「狂乱のボルジア家」のベリンダ・リー、他にワルター・リラ、パウル・ダールケ、ハンス・ニールセン等。
伝記
- 製作年1959年
- 製作国ドイツ
- 時間100分
- 監督ルドルフ・ユーゲルト
- 主演ベリンダ・リー
-
テキサスがメキシコの支配を脱し、アメリカ合衆国に加わった当時を舞台とした西部劇。史実に基づきダニエル・B・ウルマンが書き下ろしたストーリーと脚本から「海賊島」のバイロン・ハスキンが監督。撮影はウィルフリッド・M・クライン、作曲はロイ・ウェップ、主題歌作詞はマッケルバート・ムーブの担当。出演は「幌馬車隊」以来久しぶりのジョエル・マクリー、「去り行く男」のフェリア・ファー、「宇宙水爆戦」のジェフ・モローなど。
西部劇、 伝記
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督バイロン・ハスキン
- 主演ジョエル・マクリー
-
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国ドイツ
- 時間115分
- 監督ヘルムート・コイトナー
- 主演O・W・フィッシャー
-
伝記
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演エドワード・G・ロビンソン