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漫画家・押見修造が実体験をもとに描いた同名コミックを、「幼な子われらに生まれ」の南沙良と「三度目の殺人」の蒔田彩珠のダブル主演で実写映画化した青春ドラマ。上手く言葉を話せないために周囲となじめずにいた高校1年生の大島志乃は、同級生の岡崎加代と校舎裏で出会ったことをきっかけに、彼女と一緒に過ごすように。コンプレックスから周囲と距離を置き卑屈になっていた志乃だが、加代にバンドを組もうと誘われて少しずつ変わっていく。やがて、志乃をからかった同級生の男子・菊地が強引にバンドに加入することになり……。林海象監督や押井守監督のもとで助監督を務めてきた湯浅弘章監督が長編商業映画デビューを果たし、「百円の恋」の足立紳が脚本を手がけた。
ネット上の声
- 子役が女優にメタモルフォーゼする瞬間の青春音楽映画
- 言葉を紡ぎ出すことに苦しむ貴方のための映画
- 運転手さんそのバスに僕も乗っけてくれないか
- ブレイクスルー:志乃ちゃんの鼻水は美しい。
高校、 漫画を実写化、 吃音者が登場する、 いじめ、 青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督湯浅弘章
- 主演南沙良
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重松清の同名短編小説を、阿部寛主演で映画化した人間ドラマ。いじめによる自殺未遂があった中学校を舞台に、臨時派遣教師として赴任してきた吃音の村内先生(阿部)と、自殺未遂の生徒がいたクラスの生徒たちとの心の交流が描かれる。監督は吉田喜重、原田眞人、長崎俊一らの作品で助監督を務め、本作が長編映画デビュー作となる中西健二。共演は伊藤歩、「シルク」「テニスの王子様」の本郷奏多。
ネット上の声
- いじめとは何か、いじめの加害者はどういじめと向き合うべきか、ひとつの答えが呈示さ
- 説教臭くなるのでなく、真摯にいじめを見つめる
- 「強さ」より「本気さ」を求めているのでは
- 本気の言葉は本気で聞くこと。頑張らないと
中学校、 いじめ、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督中西健二
- 主演阿部寛
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聾唖(ろうあ)者の登場人物により、全編が手話のみで描かれる異色のドラマ。セリフが一切ないため、字幕も吹き替えも存在しない作品で、2014年・第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞。これが長編初監督となるウクライナの新鋭ミロスラブ・スラボシュピツキーがメガホンをとり、プロの俳優ではない、実際の聾唖者たちが役を演じた。聾学校に入学したセルゲイ。一見平和で穏やかに見える学校の裏には、暴力や売春を生業にする組織=族(トライブ)が幅を利かせていた。セルゲイも次第に組織の中で頭角を現していくが、リーダーの愛人アナに恋をしてしまう。そのことがきっかけで組織からリンチにあったセルゲイは、ある決断をする。
ネット上の声
- かなりおもしろい!このスタイルでもっともっと長く見たくなる
- ウクライナに新種のミヒャエル・ハネケを発見
- 生き物の食物連鎖を観察する不思議な気分
- 映画としてどうというより、単に嫌い。
聴覚障害、 バイオレンス、 いじめ、 青春
- 製作年2014年
- 製作国ウクライナ
- 時間132分
- 監督ミロスラヴ・スラボシュピツキー
- 主演ヤナ・ノヴィコヴァ
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「人類は衰退しました」などで知られる田中ロミオの同名ライトノベルをアニメーション映画化した学園ラブコメ。痛々しい中学時代を終え、ごく普通の男子生徒として高校デビューに成功したと思っていた佐藤一郎。ある日、忘れ物を取りに戻った学校で、青いローブを羽織り「異世界からやってきた」と自称する不思議な女の子の良子と出会い、そのことをきっかけに、一郎の教室内の立場は一変してしまう。さらに良子に触発されて、妄想を炸裂させる生徒が続出し……。
ネット上の声
- 己が両足で現実をしっかりと踏みしめて
- 『学校』という【異界】の存在意義。
- 久々にアニメ“映画”を観ました。
- 登場人物(ほぼ)全員おかしい
ライトノベル、 いじめ、 青春、 ファンタジー、 アニメ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督岸誠二
- 主演島﨑信長
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当時15歳の現役中学生だった牛田麻希が手掛けた小説をコミック化した同名少女漫画の映画化。現代を生きる10代の少女たちを様々なキーワードで綴り、リアルかつ鮮烈にこの年代の世界を描いている。主演は「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」の黒川芽以。
ネット上の声
- 精神的にダメージを与えるぞゲーム♪
- いじめの本質がここにあったのか!
- まあるい世界をkeep→解き放たれよ
- 大人になった今だから、響く。
中学校、 ライトノベル、 いじめ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督森岡利行
- 主演黒川芽以