-
上手く話せない。でも、伝えたい想いがある。吃音に悩む少女と音痴な友だち、二人の不器用な青春。
高校一年生の大島志乃。彼女は、自分の名前すら上手く言えない重度の吃音症。入学初日の自己紹介でつまずき、周囲から孤立してしまう。そんな志乃が唯一心を開けたのは、音楽好きだが絶望的に音痴な同級生、加代。ひょんなことから、歌う時だけはどもらないことを発見した志乃は、加代とバンドを結成。コンプレックスを抱える二人は、音楽を通して少しずつ自分を表現していく。しかし、些細なすれ違いが二人の関係に亀裂を生んでしまう。文化祭での発表という目標を前に、彼女たちは本当の友情を見つけられるのか。不器用な少女たちの葛藤と再生の記録。
ネット上の声
- 子役が女優にメタモルフォーゼする瞬間の青春音楽映画
- 運転手さんそのバスに僕も乗っけてくれないか
- 言葉を紡ぎ出すことに苦しむ貴方のための映画
- ブレイクスルー:志乃ちゃんの鼻水は美しい。
高校、 漫画を実写化、 吃音者が登場する、 いじめ、 青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督湯浅弘章
- 主演南沙良
-
聾唖(ろうあ)者の登場人物により、全編が手話のみで描かれる異色のドラマ。セリフが一切ないため、字幕も吹き替えも存在しない作品で、2014年・第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞。これが長編初監督となるウクライナの新鋭ミロスラブ・スラボシュピツキーがメガホンをとり、プロの俳優ではない、実際の聾唖者たちが役を演じた。聾学校に入学したセルゲイ。一見平和で穏やかに見える学校の裏には、暴力や売春を生業にする組織=族(トライブ)が幅を利かせていた。セルゲイも次第に組織の中で頭角を現していくが、リーダーの愛人アナに恋をしてしまう。そのことがきっかけで組織からリンチにあったセルゲイは、ある決断をする。
ネット上の声
- かなりおもしろい!このスタイルでもっともっと長く見たくなる
- ウクライナに新種のミヒャエル・ハネケを発見
- 生き物の食物連鎖を観察する不思議な気分
- どれだけ気づけるか?にかかってる作品
聴覚障害、 バイオレンス、 いじめ、 青春
- 製作年2014年
- 製作国ウクライナ
- 時間132分
- 監督ミロスラヴ・スラボシュピツキー
- 主演ヤナ・ノヴィコヴァ
-
重松清の同名短編小説を、阿部寛主演で映画化した人間ドラマ。いじめによる自殺未遂があった中学校を舞台に、臨時派遣教師として赴任してきた吃音の村内先生(阿部)と、自殺未遂の生徒がいたクラスの生徒たちとの心の交流が描かれる。監督は吉田喜重、原田眞人、長崎俊一らの作品で助監督を務め、本作が長編映画デビュー作となる中西健二。共演は伊藤歩、「シルク」「テニスの王子様」の本郷奏多。
ネット上の声
- いじめとは何か、いじめの加害者はどういじめと向き合うべきか、ひとつの答えが呈示さ
- 説教臭くなるのでなく、真摯にいじめを見つめる
- 「強さ」より「本気さ」を求めているのでは
- 本気の言葉は本気で聞くこと。頑張らないと
中学校、 いじめ、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督中西健二
- 主演阿部寛
-
「人類は衰退しました」などで知られる田中ロミオの同名ライトノベルをアニメーション映画化した学園ラブコメ。痛々しい中学時代を終え、ごく普通の男子生徒として高校デビューに成功したと思っていた佐藤一郎。ある日、忘れ物を取りに戻った学校で、青いローブを羽織り「異世界からやってきた」と自称する不思議な女の子の良子と出会い、そのことをきっかけに、一郎の教室内の立場は一変してしまう。さらに良子に触発されて、妄想を炸裂させる生徒が続出し……。
ネット上の声
- 己が両足で現実をしっかりと踏みしめて
- 『学校』という【異界】の存在意義。
- 久々にアニメ“映画”を観ました。
- 登場人物(ほぼ)全員おかしい
ライトノベル、 いじめ、 青春、 ファンタジー、 アニメ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督岸誠二
- 主演島﨑信長
-
当時15歳の現役中学生だった牛田麻希が手掛けた小説をコミック化した同名少女漫画の映画化。現代を生きる10代の少女たちを様々なキーワードで綴り、リアルかつ鮮烈にこの年代の世界を描いている。主演は「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」の黒川芽以。
ネット上の声
- 精神的にダメージを与えるぞゲーム♪
- いじめの本質がここにあったのか!
- まあるい世界をkeep→解き放たれよ
- 大人になった今だから、響く。
中学校、 ライトノベル、 いじめ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督森岡利行
- 主演黒川芽以