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犯罪でしか繋がれなかった、寄せ集めの家族。彼らが盗んだのは、モノか、それとも絆か。
東京の下町。高層マンションの谷間に、時代から取り残されたような一軒家。そこで暮らすのは、祖母の年金を頼りに、万引きで足りない生活費を賄う柴田家。血の繋がりを超えた、秘密で結ばれる家族。ある冬の日、父の治と息子の祥太は、団地のベランダで震える幼い少女を発見し、家に連れ帰る。貧しいながらも笑いの絶えない日々。しかし、ある事件をきっかけに、家族の隠された過去と秘密が次々と露わに。彼らの絆の行方と、「家族」の意味を問う衝撃の物語。
ネット上の声
- 「家族って何だろう?」って、鑑賞後もずっと考えさせられる映画。血の繋がりだけが全てじゃないんだなって。役者さんたちの演技がリアルすぎて、ドキュメンタリーみたいだった。特に安藤サクラさんの演技は圧巻。さすがパルムドール受賞作。
- 評価高いけど、私には全然響かなかった。結局ただの犯罪者集団でしょ?何を伝えたいのかよく分からなくて、モヤモヤするだけだった。
- 役者全員の演技が凄すぎた。
- すごい映画なのは間違いない。でも、観終わった後ずっしりくる…。幸せそうに見えたけど、切なくて儚い家族の物語でした。
貧困、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督是枝裕和
- 主演リリー・フランキー
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定年退職した老人コンビが、人生最後の夢を叶えるため老人ホームを脱走。ハンガリー横断の破天荒な旅。
ハンガリーの田舎町。退屈な老人ホームでの暮らしにうんざりした元機関士のエミル。長年の夢「海を見ること」を叶えるため、親友のヘディと共にある計画の実行。それは、オンボロ車での施設脱走。警察の追跡をかわし、奇妙な人々と出会いながら、二人の珍道中が幕を開ける。果たして、彼らは無事に海へたどり着けるのか。人生の黄昏に輝きを取り戻す、感動のロードムービー。
ネット上の声
- 年金で暮らす高齢ご夫妻が、キレて強盗する話、と聞いたから、さぞや仲の良いオシドリ
- 頑張れ!おじいちゃんおばあちゃんギャング
- 高齢者問題を、さりげなく考えさせられる。
- いやぁ〜 まったく 良い人生だった!!
逃亡劇、 貧困、 夫婦、 旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国ハンガリー
- 時間107分
- 監督ガーボル・ロホニ
- 主演エミル・ケレシュ
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1987年のニューヨーク・ハーレムで、両親の虐待を受けながら希望のない日々を生きる黒人少女プレシャス。レイン先生に読み書きを習い、つたない文章で自分の心情を綴り始めたプレシャスは、ひたむきに人生の希望を見出していく。サファイアの小説「プッシュ」を、「チョコレート」で製作を務めたリー・ダニエルズが映画化。マライア・キャリー、レニー・クラビッツ、ポーラ・パットンらが出演。2009年のサンダンス映画祭でグランプリ、第82回アカデミー賞で助演女優賞と脚色賞を受賞した。
ネット上の声
- 上も向いて歩こうよ 涙がこぼれないように
- 「カツマー」ならこの映画をどう観る?
- 光にむかって伸びようとする力に感動
- R+15…中学生にこそ見て欲しい!
貧困、 ヒューマンドラマ
批評家の声
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★★★★(4点)
毒親に育てられたどん底人生から、支援学校の入学で改善する話。 こんな親に育てられたらどんな賢人でもおかしくなる。 貧困の連鎖は環境次第、親次第。そこから救うのは社会福祉なんだろうけど。
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★★(2点)
近親相姦シーンがあるため家族で見ると超絶気まずいです・・・ 話はなかなか面白かった
- 製作年2009年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督リー・ダニエルズ
- 主演ガボレイ・シディベ
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エミネムの自伝。暴力、裏切り、貧困からの成り上がり作品
デトロイトの工場で働くラビットこと青年ジミーには夢があった。ラッパーとして成功し、どん底の日々から抜け出すこと。プロデビューを目指す彼は街で行なわれているラップ・バトルに出場しようとするが、繊細な性格ゆえにプレッシャーを感じ、棄権してしまう。モデル志望の娘アレックスとの恋、トレーラーハウスに暮らす家族との生活、そして仲間たちと思い描く成功の夢。ジミーは迷い、傷つきながらも、やがてラップのバトルステージに立つ……。カリスマ的人気を誇るラップ・ミュージシャン、エミネムの半自伝的な青春物語。
ネット上の声
- 白人ラップ歌手の苦悩とラップバトル
- 似たもの同士の無いものねだり
- ラップで世界を切り開け
- 絶対に成功してやる……
貧困、 人種差別、 音楽、 青春、 伝記
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督カーティス・ハンソン
- 主演エミネム
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南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に暮らすツォツィ(プレスリー・チュウェンヤガエー)は、仲間とつるんで窃盗やカージャックを繰り返していた。ある日、高級住宅街にやってきた彼は車を運転していた女性を撃って逃走。やがて、強奪した車の後部座席に生後間もない赤ん坊がいることに気づいたツォツィは、赤ん坊を紙袋に入れて自分の部屋に連れ帰るが……。
ネット上の声
- これからのアフリカの映画のためにも
- 絶対、情報なしで鑑賞をお勧めします
- 日本人の優越感と同情の押し売り
- 短いけど中味の濃い映画でした
貧困、 誘拐、 アフリカ舞台、 社会派ドラマ
- 製作年2005年
- 製作国南アフリカ,イギリス
- 時間95分
- 監督ギャヴィン・フッド
- 主演プレスリー・チュエニヤハエ