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大東映画の第一回作品。会津磐梯山を背景に、黒人ハーフの姉弟を叙情的に描き、この問題を社会に訴えようとするもの。主役の二人には何人かの候補者の中から東京荒川の小学六年生と横須賀の小学四年生が選ばれ、今井監督のもとで俳優としての訓練をうけた。水木洋子のオリジナル・シナリオを、「夜の鼓」以来ひさびさの今井正が監督した。撮影も「夜の鼓」のコンビ・中尾駿一郎。
ネット上の声
- 先日、野村萬斎の「ハムレット」で、/尼寺へ行け!/とハムレットが何度もオフィーリ
- タイトルなし(ネタバレ)
- あっぱれ、今井正監督!
- 今井正監督の代表作
人種差別、 社会派ドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督今井正
- 主演高橋エミ子
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ネット上の声
- 介護から家族一人一人が見えてきます
- テーマは重いのに、楽しい映画だ。
- 老人介護の教育映画
- 年をかさねて
家族、 社会派ドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督槙坪夛鶴子
- 主演萬田久子
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地下アイドルにハマっていく中年の職人を描いた問題作
群馬県桐生市を舞台に、寡黙な中年の織物職人が、ひょんなことからローカル地下アイドルにハマり、彼女の衣装作りのために奮闘する姿を描いた短編作品。かつては織物産業が盛んだった桐生市の老舗織物工場で、熟練の織物職人として働く無口な耕平。ある日、散髪に出かけた理髪店で、店主の娘である中学生の少女めぐみと出会った耕平は、なぜかめぐみに心ひかれてしまう。めぐみが歌手を目指していることを知り、彼女がステージに上がっているというライブハウスを訪れた耕平は、そこでめぐみが地下アイドルの「めめたん」として歌って踊っている姿を目にする。最初は驚いた耕平だったが、めめたんの歌声とダンス、笑顔に魅了され、気が付けば握手会にも参加。瞬く間にめめたんの魅力にのめり込んでいく……。
ネット上の声
- 何かで紹介記事を見たその日にノリでチケット買ってノリで見に行ったら舞台挨拶つきで
- 王道アイドルソングの甘さと、おじさんの渋さがまざったとても変な感じが面白い
- 無口な職人が、今で言う地方アイドルの推しにハマっていく作品
- コウヘイさんが最後のほうまで喋らないという演出がすごい
社会派ドラマ
批評家の声
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★★★★★(5点)
職人というちょっとお堅い人種の方が、アイドルにハマり、恋に落ちる映画。 いや。恋と言うよりも、タイトル通りまさに「堕ちる」と言った方が正しいか。 タイトルには色んな意味が込められているようです。
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間32分
- 監督村山和也
- 主演中村まこと
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人気作家・東野圭吾の同名ベストセラーを映画化し、篠原涼子と西島秀俊が夫婦役で映画初共演を果たしたヒューマンミステリー。「明日の記憶」の堤幸彦監督がメガホンをとり、愛する娘の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた両親の苦悩を描き出す。2人の子どもを持つ播磨薫子と夫・和昌は現在別居中で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。そんなある日、娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明の状態に陥ってしまう。回復の見込みがないと診断され、深く眠り続ける娘を前に、薫子と和昌はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。
ネット上の声
- 最初は貞子よりおぞましく、空母いぶきより酷いと思いましたが、しかし
- 不気味さを象徴するラストシーンの意味とは
- 人が生きている証とは、自問自答する問題作
- 題材は悪くない。母性愛も感じるが・・・
病院(医療モノ)、 社会派ドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督堤幸彦
- 主演篠原涼子
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医師の大鐘稔彦のベストセラー小説を、「クライマーズ・ハイ」脚本、「フライ,ダディ,フライ」の成島出が映画化した医療ドラマ。主演に成島と3度目のタッグとなる堤真一、 共演に夏川結衣、吉沢悠、中越典子ほか。地方都市にあるさざなみ市民病院に赴任してきた外科医の当麻鉄彦は、保身のための無責任な手術や患者のたらいまわしを繰り返すその病院で、患者を第一に考えた処置で淡々と手術をこなしていく。そんな当麻の姿勢が、大学病院や医療事故への恐れから停滞していた病院を少しずつ変えていくが……。
ネット上の声
- 先日、「ジョン・ウィック」シリーズ3作を一気見したんですよ
- 当麻先生に憧れた子供が医療を継ぐ未来
- 命を支える医師の“志”に胸打たれて☆
- もう、この映画の すべてが素晴らしい
病院(医療モノ)、 医師、 社会派ドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督成島出
- 主演堤真一
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弁護士正木ひろしの著書「裁判官--人の命は権力で奪えるものか」より、「生きとし生けるもの」の橋本忍が脚本を書き、「由起子」のコンビ、今井正が監督、中尾駿一郎が撮影を担当した。主なる出演者は新人群として、民芸の草薙幸二郎、中芸の松山照夫、牧田正嗣、俳優座の矢野宜、新協の小林寛の他、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、「ビルマの竪琴(1956)」の内藤武敏、北林谷栄、「赤ちゃん特急」の飯田蝶子、「早春」の山村聡など。
ネット上の声
- ネオリアリズモにも似た映像、的確な演出、テンポ良い編集とカット割で映画としても大変優れている
- 橋本忍 脚本
- 傑作ですねぇ!! この作品は今回が初観だったけど、ドキュメンタリー調の迫真に迫る
- 実際に起こった八海事件を冤罪として告発した弁護士正木ひろしの原作を元に作り上げた
冤罪、 社会派ドラマ、 実話
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督今井正
- 主演草薙幸二郎
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「光の雨」の高橋伴明監督が、実在の「袴田事件」を映画化。昭和41年、放火された工場から一家4人の刺殺された焼死体が発見される。物証も少ないまま、元プロボクサーで工場の従業員・袴田巌が容疑者として逮捕されるが、かたくなに犯行を否認していた。だが拘留期限3日前に一転自白し、巌は起訴される。熊本典道が主任判事として裁判を担当することになるが、巌は第1回公判で起訴事実を全面否認し、以後一貫して無実を主張する。自白の信憑性を疑った典道は、供述調書を調べ始める。
ネット上の声
- 【ボックス!】以上の意味を持つ【BOX】
- 映画製作&上映を決めた勇気に拍手喝采
- 1万円出しても、僕はこの映画を観る。
- 重苦しいですが、見て良かったです!
冤罪、 社会派ドラマ、 裁判・法廷、 実話、 死刑囚
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督高橋伴明
- 主演萩原聖人
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カリスマ都知事(役所広司)の「東京に原発を誘致する!」の一言に都庁はパニック。反対派と推進派が熱い議論を戦わせていた。その頃、プルトニウム燃料を積んで福井へ向かうトラックが爆弾マニアの若者にハイジャックされた。爆弾とプルトニウムを積んだそのトラックが向かう先は、原発誘致問題で白熱する都庁だった……。
ネット上の声
- こんな映画に出られてこそ役者は一流
- あの〜、笑えないんですけど…(-_-;)
- 今でこそ原発批判はできますが
- 東京都知事メルトダウン!!
社会派ドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督山川元
- 主演役所広司
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アイヌ民族への差別と和解がテーマ。しかし原作とは違い悲惨な描写が多い
アイヌ民族の子供の苦悩を描いた、石森延男の同名長篇小説から、「隠し砦の三悪人」の共同脚本執筆者の一人、橋本忍が脚本を書き、「鰯雲」の成瀬巳喜男が監督した。撮影は「社長太平記」の玉井正夫。
ネット上の声
- イカンテばあちゃん役・三好栄子さんの魂の演技に、私はしばらく泣きっぱなし!!
- もっと前向きに作ってほしかった。
- 志村喬みたいな俳優は無意識化で”善き人”だと刷り込まれているから、差別側に回られ
- お前たちの時代はまだまし、というようなことばに、今は果たしてもっと良くなっている
人種差別、 社会派ドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演森雅之
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地域医療の難しさを描いた社会派ドラマ
戦前戦後の混乱期に、無医村だった山形県大井沢村(現・西川町大井沢)で生涯を医療にささげ、「仙境のナイチンゲール」とも呼ばれた女性医師・志田周子(ちかこ)さんの人生を、平山あや主演で映画化。山形県の農村で名家の娘として生まれた周子は、努力して東京女子医専(現・東京女子医大)に入学し、医師になった。父からの「スグカエレ」という電報を受けて8年ぶりに故郷に戻った周子は、父・荘次郎が勝手に周子名義で診療所を建設していることを知る。無医村の大井沢村に医師を置きたいと願っていた父は、代わりの者を見つけるまでの3年間だけでも、村で医者をしてほしいと周子に頭を下げる。未熟な自分に診療所の医師が務まるのか不安だった周子も、父の頼みを聞き、3年間だけ頑張ろうと心に決める。2015年11月、山形県で先行公開。
ネット上の声
- 入院中ということで、私がフォローするレビュアーのみゆきさんからのご紹介、U-NE
- 感動しました
- 故郷のために、自分の人生を棒に振って(は言い過ぎ)残ることを決意なんてなかなかで
- 小説未読、歴史も詳しくないため詳細はわからないが誰かのためとのあたたかさと強さ、
病院(医療モノ)、 医師、 社会派ドラマ、 実話
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督永江二朗
- 主演平山あや
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1959年6月、米軍機が沖縄県石川市に墜落し、宮森小学校の学童11人を含む17人が犠牲となった「宮森事件」を題材にした人間ドラマ。ある日、米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落した。52年前、宮森事件に遭遇し、友人の死を目の当たりにした過去を持つ良太は、再び米軍機墜落の現場を目撃したことで、胸中にかつての悲劇がよみがえる。一方、大学のゼミで宮森事件について調べはじめた良太の孫・琉一は、事件の傷跡がいまだに遺族の心を苦しめていることを知る。
ネット上の声
- このテーマに抵抗を感じる人が割にいる事実
- 内容が偏り、演技が下手、方言めちゃくちゃ
- 沖縄の人から見た戦後の沖縄の歴史が分かる
- 基地問題と対峙した沖縄からのメッセージ!
沖縄、 社会派ドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督及川善弘
- 主演長塚京三
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幼児誘拐事件を通して浮き彫りにされる、犯人とその家族、被害者の家族、警察及び報道関係者の姿を描く。原作は読売新聞大阪本社社会部・編の同名ドキュメンタリー。脚本は「徳川一族の崩壊」の松田寛夫、監督は「犬神の悪霊」の伊藤俊也、撮影は「飛鳥へそしてまだ見ぬ子へ」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 黒澤監督の誘拐映画「天国と地獄」には及ばすとも、名作には間違いありません 傑作です!
- 「誘拐犯の家族」を一つのテーマとして描写
- ショーケン 生々しい犯人像 そのもの
- で、ショーケンですが、すごい色気
誘拐、 ジャーナリスト、 社会派ドラマ
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督伊藤俊也
- 主演萩原健一
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1994年6月27日に起こった松本サリン事件を材に、一市民を冤罪へと陥れた警察捜査、マスコミ報道、そして市民の偏見の在り方を問う社会派実録ドラマ。監督は「愛する」の熊井啓。平石耕一による原作を基に、熊井監督自身が脚色。撮影を「生地獄」の奥原一男が担当している。主演は、「世にも奇妙な物語 映画の特別編/携帯忠臣蔵」の中井貴一と「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」の寺尾聰。ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・カメラ賞受賞作品。
ネット上の声
- ☆mixi過去レビュー転載計画(TSUTAYAレンタル編)
- 昔、学校で見せられた道徳教材レベルの映画
- 河野さんの奥さんのことをさ そんなもの
- 火のないところに煙を立てる・・・
冤罪、 社会派ドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督熊井啓
- 主演中井貴一
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2ちゃんねるの書き込みから生まれた黒井勇人のスレッド文学を、「キサラギ」の佐藤祐市が映画化。主演は小池徹平。高校中退のニート・マ男は、母の死をきっかけにプログラマーとなり、何とか小さなIT企業に就職する。しかし入社してみると、そこはサービス残業や徹夜は当たり前で、過酷な労働を社員に強いる「ブラック会社」だった。変わり者の同僚に囲まれ、徐々に成長していくマ男をコミカルに描く。
ネット上の声
- 品川の「バーカッ!」連発を我慢できるか?
- こんな会社全然ブラックじゃねぇぇぇぇぞぃ
- ホワイト会社?それこそ都市伝説だ!!!
- ダメだ・・・。ついていけない・・・。
プログラマー、 ネットから映画化、 社会派ドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督佐藤祐市
- 主演小池徹平