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中つ国の命運を懸け、ホビットと人間の王が最後の戦いへ。壮大な旅の終焉、そして伝説の誕生。
幻想世界「中つ国」を舞台に、冥王サウロンの軍勢が人間最後の砦ミナス・ティリスに総攻撃を開始。指輪を破壊する使命を帯びたホビットのフロドは、滅びの山を目指すも、指輪の魔力に心身を蝕まれる。一方、正当な王位継承者アラゴルンは、王として覚醒し、死者の軍勢を率いて絶望的な戦いに身を投じる決意。仲間たちの絆と勇気を最後の光に、フロドは使命を果たせるのか。壮大な物語、感動の最終章。
ネット上の声
- Good product、 well recommended.
剣と魔法、 旅に出たくなるロードムービー、 ファンタジー、 アドベンチャー(冒険)、 ロード・オブ・ザ・リング
- 製作年2003年
- 製作国ニュージーランド,アメリカ
- 時間203分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演イライジャ・ウッド
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中つ国の存亡をかけ、小さなホビットが邪悪な指輪を破壊する壮大な冒険ファンタジー。
平和なホビット庄に住む青年フロド。彼が叔父から譲り受けた指輪こそ、世界を闇に染める冥王サウロンの力の源泉。指輪を破壊できる唯一の場所、はるか彼方の滅びの山を目指すフロド。エルフ、ドワーフ、人間ら種族を超えた9人の「旅の仲間」との出会い。しかし、行く手には闇の追手と、指輪がもたらす恐ろしい誘惑。壮大な冒険の、今、その幕開け。
ネット上の声
- 壮大な世界観と映像美にただただ圧倒された。仲間との旅がこれからどうなるのか、ワクワクが止まらない!
- 有名だから見てみたけど、とにかく長くて眠くなった…。私には合わなかったかな。
- ファンタジー映画の金字塔。これを見ずには語れない。
- 3時間は長いけど、それを感じさせない没入感。原作も読みたくなった。
ロード・オブ・ザ・リング、 剣と魔法、 旅に出たくなるロードムービー、 ファンタジー
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ,ニュージーランド
- 時間178分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演イライジャ・ウッド
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離れ離れになった旅の仲間たち。滅びの指輪をめぐる壮大な冒険は、二つの塔を舞台に、絶望的な戦いへと突入する。
広大なファンタジー世界「中つ国」。滅びの指輪を破壊する旅の仲間は、オークの急襲により離散。ホビットのフロドとサムは、指輪のかつての持ち主ゴラムを道案内に、冥王サウロンの国モルドールを目指す。一方、人間のアラゴルン、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリは、攫われた仲間を追う中でローハン王国へ。そこでは、魔法使いサルマンが生み出した1万のウルク=ハイ軍団が迫っていた。指輪の魔力に蝕まれるフロドと、ヘルム峡谷の砦で絶望的な籠城戦を強いられるアラゴルンたち。中つ国の命運を懸けた、壮絶な攻防戦の幕開け。
ネット上の声
- ヘルム峡谷の戦いは映画史に残る大合戦シーンだと思う。絶望的な状況からの逆転劇は何度見ても鳥肌が立つ。CGもすごいけど、それ以上に物語の熱さに引き込まれる。
- レゴラスがかっこよすぎてやばいw
- 三部作の真ん中だから仕方ないけど、ちょっと中だるみ感はあったかな。戦闘シーンはすごいんだけど、話があまり進んだ気がしない。
- ゴラムのキャラクターがすごい。ただの敵じゃなくて、悲しい過去もあって目が離せない。フロドとサムの友情にも泣ける。
ロード・オブ・ザ・リング、 剣と魔法、 旅に出たくなるロードムービー、 ファンタジー
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ,ニュージーランド
- 時間179分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演イライジャ・ウッド
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解散が囁かれる中、ザ・ビートルズが挑んだ3週間のセッション。奇跡の創造過程と、伝説のライブまでの軌跡を捉えた真実の記録。
1969年1月。世界最高のバンド、ザ・ビートルズは、新作アルバムとライブのためスタジオに集結。しかし、メンバー間の緊張は頂点に達し、解散は目前。60時間以上の未公開映像と150時間以上の未発表音源から浮かび上がるのは、創作の苦悩と喜び、そして変わらぬ友情。名曲が生まれる奇跡の瞬間から、伝説の「ルーフトップ・コンサート」の全貌まで。彼らが最後に放った輝きの真実。
ネット上の声
- ファンにとってはたまらない8時間。名曲が生まれる瞬間を追体験できるなんて、本当に奇跡みたい。ポールがGet Backを口ずさみ始めたシーンは鳥肌モノでした。
- ビートルズに詳しくなくても、天才たちの創作現場を覗いてるみたいで面白かった!ちょっと長いけどねw
- ただただ感動した。
- ファンじゃないとキツい。正直、ただの練習風景を延々と見せられてる感じで退屈だった。
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国イギリス,アメリカ,ニュージーランド
- 時間---分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演ジョン・レノン
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神に見捨てられた街で、カメラを手に生き抜く少年と、銃を手に頂点を目指す少年、二つの運命が交差する衝撃の実話。
1960年代、ブラジル・リオデジャネイロ近郊の貧民街「シティ・オブ・ゴッド」。ここでは、子供たちが当たり前のように銃を手にし、日常的に強盗や殺人が繰り返される。写真家を夢見る気弱な少年ブスカペは、暴力の世界から距離を置き、必死に生き抜こうとする。一方、彼の幼なじみであるリトル・ゼは、幼い頃からためらいなく引き金を弾き、やがて街を恐怖で支配する冷酷なギャングのボスへと成り上がる。激化する抗争の中、ブスカペはカメラマンとしてその現実を記録する立場に。決して交わるはずのなかった二人の道が、街の運命を左右する一大抗争の中で交錯する。
ネット上の声
- これが実話ベースっていうのが信じられない…。ブラジルのスラムの現実、衝撃的すぎた。映像も音楽もスタイリッシュで、あっという間の2時間だったけど、見終わった後の余韻がすごい。
- 問答無用の傑作。
- 面白いけど、とにかくバイオレンスがすごい。子供が平気で銃を撃つ世界は見てて辛い部分もあった。
- 神様なんていない街。子供たちの純粋な悪意が怖すぎる。日本に生まれてよかったと心から思った映画はこれが初めてかも。
実話
- 製作年2002年
- 製作国ブラジル
- 時間130分
- 監督フェルナンド・メイレレス
- 主演アレクサンドル・ロドリゲス
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「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」などで知られるブラジルの名匠ウォルター・サレスが、「オン・ザ・ロード」以来12年ぶりに手がけた長編監督作で、1970年代の軍事政権下のブラジルで実際に起きた、政権の理不尽な拷問による元議員の死と、遺された彼の妻子が歩んだ道を描いた政治ドラマ。2024年・第81回ベネチア国際映画祭で脚本賞、第97回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した。
1971年ブラジルのリオデジャネイロ。軍事独裁政権に批判的だった元下院議員のルーベンス・パイバが、供述を求められて政府に連行され、そのまま行方不明となる。残された妻のエウニセは、5人の子どもを抱えながら夫が戻ってくることを信じて待つが、やがて彼女自身も拘束され、政権を批判する人物の告発を強要される。釈放された後、エウニセは軍事政権による横暴を暴くため、また夫の失踪の真相を求め、不屈の人生を送る。
ルーベンスとエウニセの息子であるマルセロ・ルーベンス・パイバの回想録が原作。エウニセ役で主演を務めたフェルナンダ・トーレスは、本作と同じウォルター・サレス監督の「セントラル・ステーション」で、ブラジル人俳優として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされたフェルナンダ・モンテネグロの娘。母親と親子2代で同じウォルター・サレス監督作でアカデミー主演女優賞ノミネートを果たした。また、母親であるフェルナンダ・モンテネグロも本作に出演している。第97回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、国際長編映画賞の3部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞。
ネット上の声
- 静かだけど、とんでもなくパワフルな映画。主人公の眼差しが忘れられない。タイトルの意味を噛み締めてる。
- 泣いた。ただ悲しいだけじゃなくて、明日も頑張ろうって思える力をもらえた気がする。
- 評価高いけど、自分には合わなかったかな。ちょっと展開が単調で眠くなってしまった。
- 最高でした!
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国ブラジル
- 時間137分
- 監督ウォルター・サレス
- 主演フェルナンダ・トーレス
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現代イラン、一つの嘘が引き起こす夫婦の断絶と家族の崩壊。これは、愛と道徳を巡る法廷サスペンス。
舞台は現代のテヘラン。妻シミンは娘の将来のため国外移住を望むが、夫ナデルはアルツハイマー病の父の介護を理由に反対。二人の対立は裁判所での離婚調停へ。そんな中、ナデルが父の介護のために雇った女性との間に、ある事件が発生。一つの些細な嘘が、二つの家族を巻き込み、宗教や階級の問題を浮き彫りにする深刻な対立へと発展。それぞれの正義がぶつかり合う時、彼らが下す「決断」とは。観る者の倫理観を激しく揺さぶる、息詰まる人間ドラマの傑作。
ネット上の声
- 傑作と聞いて鑑賞。一つの嘘がどんどん話をこじらせていく展開に息を飲んだ。誰が正しくて誰が悪いのか、最後まで分からなくて考えさせられる。イラン映画すごい。
- ドキュメンタリーみたいだった。登場人物みんなの気持ちが痛いほど伝わってきて、胸が苦しくなった。
- すごくよく出来た映画だと思うけど、観終わった後どっと疲れた…。救いがない感じがちょっとしんどいかも。
- イランの宗教観が背景にあるけど、家族や介護の問題は万国共通。大人の嘘に挟まれる娘の視線が突き刺さる。後味がずっしり。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間123分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演レイラ・ハタミ
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1983年、夏の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳の少年が年上の大学院生と出会い、生涯忘れられない情熱的な恋に落ちるひと夏の物語。
舞台は1983年の北イタリア。家族と避暑地の別荘で夏を過ごす17歳の少年エリオの前に、大学教授である父の助手として、24歳のアメリカ人大学院生オリヴァーが現れる。自信に満ち溢れ、魅力的なオリヴァーに、エリオは次第に特別な感情を抱き始める。戸惑いながらも互いに惹かれ合う二人は、やがて激しい恋に落ちる。しかし、輝かしい太陽、美しい自然に包まれた楽園のような日々は、夏の終わりと共に終わりを告げようとしていた。生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く、まばゆい記憶の物語。
ネット上の声
- とにかく映像と音楽が美しすぎる。北イタリアの夏の風景に溶け込む二人が眩しくて…。最後の父親の言葉には号泣しました。忘れられない一本になった。
- ティモシー・シャラメの美しさにやられた…。切なくて儚いひと夏の恋、最高でした。
- 映像が綺麗なのはわかるけど、話が単調で退屈だった。正直、自分には合わなかったな。
- 切ないけど、美しい恋。
同性愛、 ボーイズラブ(BL)、 恋愛
- 製作年2017年
- 製作国イタリア,フランス,ブラジル,アメリカ
- 時間132分
- 監督ルカ・グァダニーノ
- 主演アーミー・ハマー
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ロシアによるウクライナ侵攻開始からマリウポリ壊滅までの20日間を記録したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリへの侵攻を開始した。AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは、取材のため仲間と共に現地へと向かう。ロシア軍の容赦ない攻撃により水や食糧の供給は途絶え、通信も遮断され、またたく間にマリウポリは孤立していく。海外メディアのほとんどが現地から撤退するなか、チェルノフたちはロシア軍に包囲された市内に留まり続け、戦火にさらされた人々の惨状を命がけで記録していく。やがて彼らは、滅びゆくマリウポリの姿と凄惨な現実を世界に伝えるため、つらい気持ちを抱きながらも市民たちを後に残し、ウクライナ軍の援護によって市内から決死の脱出を図る。
チェルノフが現地から配信したニュースや、彼の取材チームが撮影した戦時下のマリウポリ市内の映像をもとに映画として完成させた。2024年・第96回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞し、ウクライナ映画史上初のアカデミー賞受賞作となった。また、取材を敢行したAP通信にはピュリッツァー賞が授与されている。日本では2023年にNHK BSの「BS世界のドキュメンタリー」で「実録 マリウポリの20日間」のタイトルで放映された。2024年4月に劇場公開。
ネット上の声
- 言葉が出ない。ただ、これが現実。
- ニュースで見るのとは全く違う。戦争の本当の姿を突きつけられた気がする。
- 観ている間ずっと胸が苦しかった。平和な国にいる自分に何ができるのか、考えさせられます。
- 辛すぎて最後まで観るのがやっとだった…。面白いとかそういう評価ができる映画じゃない。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国ウクライナ,アメリカ
- 時間97分
- 監督ミスティスラフ・チェルノフ
- 主演---
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犯罪と貧困が日常化した地域の小学校に赴任した教師が、型破りな授業で子どもたちを全国トップの成績に導いていく姿を、2011年のメキシコであった実話を基に映画化したドラマ。
アメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロスの小学校。子どもたちは麻薬や殺人といった犯罪と隣りあわせの環境で育ち、教育設備は不足し、教員は意欲のない者ばかりで、学力は国内最底辺だった。6年生の半数以上が卒業を危ぶまれるなか、出産のため辞職した6年生の担任の代役として、マタモロス出身の教師フアレスが赴任してくる。子どもたちはフアレスのユニークで型破りな授業を通して探究する喜びを知り、それぞれの興味や才能を開花させていく。しかし、思わぬ悲劇が彼らを襲い……。
「コーダ あいのうた」の音楽教師役で注目を集めたエウヘニオ・デルベスが教師フアレスを演じた。2023年サンダンス映画祭にてフェスティバル・フェイバリット賞(映画祭観客賞)を受賞。
ネット上の声
- 「子供を国の歯車にする教育」ってセリフが刺さった。本当の教育って何だろうって、大人も考えさせられる映画だった。
- こんな先生に出会いたかった!勉強が楽しくなるってこういうことなんだな。
- 感動した。ただそれだけ。
- 過酷な環境だからこそ、子供たちの目の輝きが際立つ。教育の原点を思い出させてくれる作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国メキシコ
- 時間125分
- 監督クリストファー・ザラ
- 主演エウヘニオ・デルベス
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鬼才ホドロフスキーが描く自伝的ファンタジー。抑圧的な家庭を飛び出し、芸術と愛に目覚めた若き日の魂の解放の物語。
舞台は1940年代のチリ、サンティアゴ。厳格な父とオペラを歌うように話す母のもとで育つ、若き日のアレハンドロ・ホドロフスキー。詩との運命的な出会いを果たした彼は、抑圧的な家庭を捨てて家出を決意。ボヘミアンな芸術家たちが集う世界へ飛び込み、愛、死、そして創造の喜びに目覚めていく。現実と幻想が入り混じる万華鏡のような映像世界。苦悩と歓喜に満ちた青春の旅路の果て、彼は詩人として生きることを決意し、新たな世界へと旅立つ。
ネット上の声
- 頭の中どうなってんの!?って感じ。色彩が爆発してて、ずっと見てられる。ホドロフスキー監督、マジで天才すぎるでしょw
- 詩的でちょっとついていけない部分もあったけど、映像はすごく綺麗だった。独特の世界観ですね。
- 前作『リアリティのダンス』からの続編。相変わらずのホドロフスキー節が炸裂してて最高!生きるエネルギーをもらえた気がする。
- ごめんなさい、寝ちゃいました…。
伝記
- 製作年2016年
- 製作国フランス,チリ,日本
- 時間128分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演アダン・ホドロフスキー
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革命前のイラン、学生運動家だった映画監督と彼が刺した元警官、20年の時を経て再会し、あの日の事件を映画で再現するドキュメンタリードラマ。
1990年代のイラン、テヘラン。映画監督モフセン・マフマルバフは、新作のオーディション会場で、20年前に自らが刺した元警官と運命的な再会を果たす。学生運動に身を投じていた17歳の頃、警官から銃を奪おうとして彼を刺し、投獄された過去。監督は、この元警官を主役に、あの日の事件を映画として再現することを提案。しかし、撮影が始まると、パンを隠し持っていた若き日の監督と、植木鉢を抱えていた警官、二人の記憶は微妙に食い違う。加害者と被害者がそれぞれの視点から過去を再構築し、和解への道を探る衝撃作。
ネット上の声
- 監督自身の過去の事件を映画で再現するって構成がすごすぎる。どこまでが本当でどこからが映画なのか、頭が混乱したけど最後は鳥肌モノだった。
- 傑作!観てよかった。
- ちょっと難解だったかな。構成が複雑で一回じゃ理解しきれないかも。でも挑戦的で面白い。
- こんな映画観たことない!不思議な感覚に包まれる作品でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,イラン・イスラム
- 時間78分
- 監督モフセン・マフマルバフ
- 主演モフセン・マフマルバフ
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ブラジルを代表するラッパー、エミシーダ。彼の音楽が、これまで語られなかった黒人文化100年の歴史の扉を開く。
ブラジルで絶大な人気を誇るラッパー、エミシーダ。彼がサンパウロの歴史的殿堂、市立劇場で行った記念碑的コンサートの舞台裏。本作は、そのライブ映像を軸に、これまで光の当たらなかったブラジルの黒人文化と抵抗の歴史を100年にわたって遡る音楽ドキュメンタリー。サンバの誕生から現代のアートシーンまで、数々の偉人たちの功績を掘り起こし、ブラジル社会における人種とアイデンティティの問題を鋭く問いかける。エミシーダの力強いパフォーマンスと、歴史的映像、アニメーションが融合し、抑圧の中から生まれた創造性の賛歌を謳い上げる。
ネット上の声
- 単なるライブドキュメンタリーじゃない。ブラジルの黒人文化史をラップで紐解く、知的でパワフルな作品。エミシーダの眼差しが温かい。
- エミシーダ最高!音楽の力で歴史を学べるなんて感動した。
- ヒップホップに詳しくなくても全然楽しめた。サンバのルーツとかも知れて、ブラジル音楽がもっと好きになったな。
- 魂が震えた。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国ブラジル
- 時間89分
- 監督フレッド・オーロ・プレート
- 主演エミシーダ
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内戦下のスペイン、孤独な少女が迷い込む残酷で美しい迷宮。現実と幻想が交錯するダークファンタジー。
1944年、内戦後のスペイン。空想好きな少女オフェリアは、冷酷な義父である大尉が駐留する森の奥深くの砦へ移り住む。孤独な彼女がそこで見つけたのは、神秘的な古代の迷宮。迷宮の番人である牧神パンは、オフェリアこそ魔法の王国の王女であり、満月までに3つの危険な試練を乗り越えれば王国へ帰れると告げる。現実世界ではファシスト政権の暴力が激化し、幻想世界では命がけの試練が待ち受ける。残酷な現実と美しい悪夢の狭間で、少女の純粋な魂が試される物語。
ネット上の声
- 「ファンタジー」という言葉に騙されてはいけない。戦争という残酷な現実から逃れるための、少女の悲しくも美しい物語。グロいけど映像美と物語の深さに圧倒された。
- すごい映画だけど、結構グロい。子供には見せられない大人向けファンタジーですね。
- ラストは涙が止まらなかった。悲しいけど、これが彼女にとっての救いだったのかも。
- ファンタジーと思って観たらトラウマになった。
ファンタジー
- 製作年2006年
- 製作国メキシコ,スペイン,アメリカ
- 時間119分
- 監督ギレルモ・デル・トロ
- 主演イバナ・バケロ
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「EUフィルムデーズ2023」(23年6月2~30日=国立映画アーカイブ/6月20日~7月23日=京都府京都文化博物館/7月21日~8月5日=広島市映像文化ライブラリー/8月9~27日=福岡市総合図書館)上映作品。
ネット上の声
- ウクライナ映画って初めて観たけど、めちゃくちゃ面白かった!双子の兄弟の掛け合いが最高でずっと笑ってた。ロードムービーとしても秀逸。
- 主人公の双子のキャラが強烈w タトゥーだらけで見た目いかついけど、憎めない奴ら。映像の色使いも好きだったな。
- 笑えるのに、どこか切ない。独特の空気感がクセになる映画だった。
- コメディかと思いきや、父と子の話でグッときた。
コメディ
- 製作年2022年
- 製作国ウクライナ
- 時間106分
- 監督アントニオ・ルキッチ
- 主演アミル・ナシロフ
-
1994年、ルワンダ大虐殺の嵐の中、一人のホテルマンが機転と交渉術で1200以上の命を救った、衝撃と感動の実話。
舞台は1994年、民族対立が激化するルワンダの首都キガリ。主人公は、高級ホテル「ホテル・デ・ミル・コリン」の支配人ポール・ルセサバギナ。フツ族の彼が愛する妻はツチ族。ある日、フツ族過激派によるツチ族の虐殺が開始され、日常は一瞬にして地獄絵図へと変貌。ポールはホテルを難民の避難場所とすることを決意し、ツチ族の隣人や家族を匿う。しかし、水も食料も尽き、武装した民兵がホテルを包囲する絶望的状況。彼は機転と交渉術、そして支配人として培ったコネを武器に、宿泊客と避難民を守るため必死の抵抗。果たして、この狂気の中から一人でも多くの命を救い出すことができるのか。彼の究極の選択が、多くの人々の運命を左右する。
ネット上の声
- 学校の授業で観ました。これがほんの数十年前の出来事だなんて信じられなくて、ただただ衝撃でした。自分がいかに世界のことを知らずに生きてきたか痛感させられます。多くの人に観てほしい映画です。
- アフリカ版「シンドラーのリスト」と聞いて鑑賞。見ていて本当に辛かった。でも、これが現実。世界の無関心さが一番恐ろしいと感じた。
- 内容はすごく重くて、知るべき事実だとは思う。でも映画としては、ちょっと淡々と進みすぎたかな…。感情移入しきれなかった部分も。
- 言葉が出ない。ただ、すごい。
ジェノサイド、 アフリカ舞台、 社会派ドラマ、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,イタリア,南アフリカ
- 時間122分
- 監督テリー・ジョージ
- 主演ドン・チードル
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世界的写真家セバスチャン・サルガドの半生。人類の悲劇を見つめた彼が、最後に行き着いた希望の光。
ブラジル出身の写真家、セバスチャン・サルガドの40年にわたる活動の軌跡を追うドキュメンタリー。監督はヴィム・ヴェンダースと、サルガドの息子ジュリアーノ。紛争、飢餓、民族移動など、世界各地で人間の極限状況をモノクロームの写真に収めてきたサルガド。あまりにも多くの悲劇を目の当たりにし、心を病んだ彼は一度カメラを置く。しかし、故郷の荒廃した土地を森に再生させるプロジェクトをきっかけに、彼は再びカメラを手に取る。今度は、地球の壮大な自然とそこに生きる生命を写すために。絶望の淵から見出した、未来への讃歌。
ネット上の声
- 写真一枚一枚の力が凄まじい。人間の愚かさと、地球の圧倒的な美しさ、その両方を見せつけられて言葉を失った。観終わった後、しばらく席を立てなかったです。
- セバスチャン・サルガドという写真家の魂の旅。ただただ感動。
- 映像美に圧倒される。テーマは重いけど観る価値あり。
- 生涯心に残る作品。
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国フランス,ブラジル,イタリア
- 時間110分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演セバスチャン・サルガド
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腐敗はスラム街から政界へ。元BOPE隊長が挑む、ブラジル社会の巨悪との孤独な戦争。
前作から13年後のリオデジャネイロ。特殊警察部隊BOPEを離れ、保安局次官に出世したナシメント。しかし、刑務所の暴動鎮圧を機に、彼は警察、政治家、マスコミが癒着した巨大な腐敗システムの存在に気づく。かつての仲間は敵となり、システムという見えざる巨大な敵が彼の前に出現。息子との関係にも苦悩しながら、愛する街を守るため、ナシメントはたった一人で危険な戦いに身を投じる。正義とは何かを問いかける、衝撃のクライムアクション。
ネット上の声
- 前作もすごかったけど、今作はさらにスケールアップ。ただのドンパチじゃなくて、警察と政治の腐敗っていう根深い闇に切り込んでて、見応えが半端ない。ブラジルの現実ってこうなの…?って考えさせられる骨太な作品。
- 続編もちゃんと面白い!前作とはまた違った面白さがあって、最後まで目が離せなかった。
- タイトルとパッケージで損してる映画の典型かも。もっと社会派な内容なのに、ただのアクション映画だと思って見ると肩透かしかも。
- 傑作!とにかく見てほしい。
アクション
- 製作年2010年
- 製作国ブラジル
- 時間115分
- 監督ジョゼ・パヂーリャ
- 主演ワグネル・モウラ
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貧困と差別の街サンパウロで、4人の男はマイクを握った。ブラジル社会を揺るがした伝説的ヒップホップグループの軌跡。
1980年代後半、ブラジル・サンパウロ。暴力、貧困、人種差別が渦巻くファベーラ(スラム街)で、4人の若者がヒップホップグループ「ハショナイスMC's」を結成。彼らは、自らの過酷な日常、警察の腐敗、社会の不平等をありのままにラップする。そのリリックは、これまで声を上げることのできなかった人々の魂を代弁し、瞬く間にブラジル全土を巻き込む社会現象となった。彼らはヒーローか、それとも犯罪の扇動者か。未公開映像とメンバーの証言で綴る、音楽を武器に社会と戦い続けた伝説のグループ、その30年以上にわたる栄光と苦悩の軌跡を追ったドキュメンタリー。
ネット上の声
- ブラジル版N.W.A.って聞いてたけど、まさにその通りだった。社会へのメッセージ性が強くて、ヒップホップ好きなら絶対見るべき。
- ブラジルのヒップホップは全然知らなかったけど、ドキュメンタリーとして普通に面白かった。
- もうちょっとライブ映像が多いと嬉しかったかな。インタビュー中心で少し単調に感じたかも。
- 魂の叫び。最高。
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国ブラジル
- 時間116分
- 監督ジュリアナ・ヴィセンテ
- 主演Racionais MC's
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メキシコシティで交差する3つの運命。1つの交通事故が暴き出す、愛と裏切りの連鎖。
混沌とした大都市、メキシコシティ。兄の妻と駆け落ちするため、闘犬で金を稼ぐ青年オクタビオ。不倫相手との新生活を夢見る人気モデルのバレリア。愛犬だけを心の支えに生きる元殺し屋のエル・チーボ。何の接点もなかった彼らの人生が、1台の車の激しい衝突事故をきっかけに、残酷に絡み合い始める。事故を境に、それぞれが愛、喪失、裏切り、そして暴力の渦へと。逃れられない運命の中で、彼らが見出すかすかな希望、あるいは絶望の結末。
ネット上の声
- 1つの交通事故から3つの物語が交錯していく構成が見事すぎる。イニャリトゥ監督のデビュー作とは思えない完成度で、人間の欲望や愛がむき出しに描かれてて圧倒された。
- 衝撃。ただただ凄い。
- 全然関係ない人たちが、犬を通して繋がっていくのが面白かった。人生って何があるかわからないな…。
- 脚本が本当によく出来てる。メキシコの乾いた空気感と、登場人物たちの生々しい感情が突き刺さる。見応えがありました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国メキシコ
- 時間153分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演エミリオ・エチェバリア
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100年前の記録映像が、ピーター・ジャクソン監督の技術で鮮やかに蘇る。これは、歴史の教科書では分からない、兵士たちの“生”の記録。
第一次世界大戦の、これまで誰も見たことのなかった真実。ピーター・ジャクソン監督が、100年前のモノクロ映像を最新技術でフルカラー化。さらに、兵士たちの実際のインタビュー音声を重ね、当時の戦場を追体験させる革新的なドキュメンタリー。祖国のために戦った若者たちの、あどけない笑顔、塹壕での日常、そして死と隣り合わせの恐怖。歴史上の人物ではなく、一人の人間としての彼らの息遣い。過去の記録が、今を生きる我々に強烈なメッセージを突きつける。
ネット上の声
- カラー映像が衝撃的すぎた。
- まるでタイムマシン。100年前の兵士たちの笑顔が忘れられない。
- 映像はすごいけど、ドキュメンタリーだから淡々としてて少し眠くなったかな。映画としての面白さは別かも。
- これは単なる映画じゃない、歴史の教科書だよ。ピーター・ジャクソン監督の執念に脱帽。後世に残すべき傑作。
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国イギリス,ニュージーランド
- 時間99分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演---
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盲目の少年が、豊かな感性で世界の美しさを捉える。父との間に横たわる心の壁に、一筋の光は射すのか。イランの雄大な自然を舞台にした、愛と葛藤の物語。
イランの緑豊かな村。盲学校に通う8歳の少年モハマドは、夏休みを心待ちにしていた。鳥のさえずり、風の音、指先で感じる全てが彼にとっての世界。しかし、再婚を考える父は、盲目の息子を厄介者と感じ、彼を置き去りにしようと画策。祖母や姉妹は彼を愛するも、父の頑なな心は変わらない。父子の間に横たわる深い溝。自然の美しさと家族の愛を渇望する少年の純粋な瞳が、やがて父の心に変化をもたらす、感動の結末。
ネット上の声
- 盲目の少年の演技が本当に素晴らしくて、引き込まれました。自然の映像も美しくて、心が洗われるような映画です。
- とにかく泣いた。
- お父さんの気持ちも分かるけど、切なかったな…。ラストは衝撃的でした。
- イラン映画ってすごい。マジディ監督の映像美は必見。特に自然の撮り方が神がかってる。
盲目、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督マジッド・マジディ
- 主演モフセン・ラマザーニ
-
ブラジルを舞台に、目の見えない少年が転校生との出会いを経て、初めての恋と自立を知る、瑞々しい青春ドラマ。
現代のブラジル、サンパウロ。生まれつき目の見えない高校生レオ。過保護な両親のもと、親友ジョヴァンナに支えられながらも、どこか窮屈な毎日。そんな彼の日常に、転校生のガブリエルが現れる。自由奔放なガブリエルと過ごすうちに、レオは今まで知らなかった新しい世界と感情に触れていく。彼への特別な想い。それは友情なのか、それとも。親からの自立、そして初めての恋。自分の世界を変えようと一歩を踏み出すレオの決断。少年たちの繊細な心の揺れを描く物語。
ネット上の声
- すごく爽やかでピュアな青春映画だった!登場人物みんなが優しくて、観た後すごく心が温かくなりました。こういうキラキラした感じ、大好きです。
- いわゆるBL映画とは一味違って、すごく爽やか。誰かを好きになるって素敵だなって素直に思えた。
- めっちゃピュアで最高!
- 雰囲気はすごく綺麗で良かったけど、親友の女の子がちょっと可哀想だったかな…。
青春
- 製作年2014年
- 製作国ブラジル
- 時間96分
- 監督ダニエル・ヒベイロ
- 主演ジュレルメ・ロボ
-
娘を殺された母が、腐敗した司法に絶望し、たった一人で犯人を追う、メキシコの現実を抉る衝撃のドキュメンタリー。
2008年、メキシコ・シウダーフアレス。16歳の娘ルビを殺害された母マリセラ・エスコベド。逮捕された娘の恋人は自白したにもかかわらず、証拠不十分で無罪放免となる。絶望の淵で、マリセラは自らの手で正義を勝ち取ることを決意。腐敗した司法システムに背を向け、たった一人で犯人の行方を追い始める。メキシコ全土を2年以上にわたり奔走し、危険を顧みず正義を訴え続ける彼女の姿。しかし、その執念の追跡は、彼女自身をさらなる悲劇へと導いていく。これは、愛する娘のために全てを捧げた、一人の母親の壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- 娘を殺された母親の執念がすごい。これが現実だなんて信じがたいけど、知るべき事実だと思った。本当に見てよかった。
- ただただ、言葉が出ない。
- メキシコの司法の腐敗と女性が置かれている状況に愕然とした。
- 同じ母親として、彼女の行動力と愛の深さに胸を打たれた。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ
- 時間109分
- 監督カルロス・ペレス・オソリオ
- 主演---
-
保守派の教皇ベネディクト16世と改革派のベルゴリオ枢機卿。対立する2人が交わす、教会の未来を揺るがす対話。
2012年、カトリック教会の総本山ヴァチカン。厳格な教義を重んじる教皇ベネディクト16世は、自身の辞任を考えていた。そんな彼の前に現れたのは、改革派として知られ、次期教皇の有力候補と目されるアルゼンチンのベルゴリオ枢機卿。神学上の立場も性格も正反対の2人。当初は激しく対立するが、対話を重ねるうちに互いの過去の過ちや人間的な弱さをさらけ出し、次第に理解を深めていく。伝統と変革の狭間で揺れる教会を背景に、2人の聖職者が築く予期せぬ友情と、歴史的決断の裏側。
ネット上の声
- 受難の過去を胸にゲッツエの一撃に酔う二人
- 彼らも一己の人間か…“見やすい”意欲作!
- 87点:爺さん同士の話が魅力的なのは何故?
- ローマ教皇とローマ法王の違い
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,イタリア,アルゼンチン,アメリカ
- 時間125分
- 監督フェルナンド・メイレレス
- 主演アンソニー・ホプキンス
-
南アフリカの海で芽生えた、映像作家と一匹のタコの奇妙な友情。神秘の海中世界が教える、生命の物語。
人生に疲れ果てた映像作家クレイグ・フォスター。彼は南アフリカの海中、ケルプの森で一匹のタコと出会う。毎日彼女を訪ねるうち、人間と野生動物の間に芽生えた、かつてない絆。タコの驚くべき知性、捕食者との命がけの攻防、そして短い生涯。神秘的な海の世界を舞台に、クレイグは彼女から生命の儚さと美しさ、そして自然との繋がりを学んでいく。これは単なる記録映像ではない。種を超えた友情が紡ぐ、感動のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 恋人はオクトパス
- 生きるとは
- 海の中の物語に感動
- 凄いドキュメント
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国南アフリカ
- 時間85分
- 監督ピッパ・エアリック
- 主演クレイグ・フォスター
-
スターリン独裁政権下で消された曽祖父の墓を探す旅。ウクライナの青年が辿る、自らのルーツと国の悲劇。
ウクライナに住む青年ヴァディム。彼には、ずっと心に秘めた目的があった。それは、1930年代のスターリンによる大粛清の犠牲となった曽祖父の墓を見つけ出すこと。歴史の闇に葬られた家族の記憶を求め、彼は日本人の友人と共にウクライナ横断の旅に出る決意。古い地図とわずかな手がかりを頼りに、忘れ去られた村々を訪ね歩く二人。旅の途中で出会う人々の証言から、ソ連時代の過酷な真実と、名もなき人々の悲劇が次々と明らかになる。これは、一人の青年が自らのルーツを探す個人的な旅路であり、同時に国家によって隠蔽された歴史の傷跡をたどるロードムービー。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ウクライナ
- 時間104分
- 監督アントニオ・ルキッチ
- 主演アンドリー・リダゴフスキー
-
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ウクライナ
- 時間---分
- 監督ナディア・パルファン
- 主演---
-
楽しいはずの休暇が一転、浜辺から一人の女性が消えた。些細な嘘が招く、疑心暗鬼の心理サスペンス。
現代イラン、カスピ海沿岸の別荘。テヘランから来た友人グループの数日間のバカンス。その中に、友人の一人セピデーが、離婚した友人のためにと誘ったエリという女性の姿。和やかな雰囲気の中、子供たちの面倒を見ていたエリが、浜辺から忽然と姿を消す。彼女はどこへ行ったのか。捜索が始まるも、誰もエリの素性を詳しく知らないという事実。保身のための些細な嘘が、やがて取り返しのつかない疑心暗鬼と対立を生み出していく。そして、エリの婚約者を名乗る男の登場が、彼らを究極の選択へと追い込む。
ネット上の声
- 前半は3組の家族とエリとのワイワイした描写が主で、中盤からは突如消えた彼女はどこ
- 女性の失踪をめぐって人間の複雑な内面が暴かれるヒューマン・ミステリ...
- 欧米映画の “毒” を気付かせてくれる。
- 不思議すぎて理解の範疇を超えました^^;
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間116分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ゴルシフテ・ファラハニ
-
イラン警察と麻薬組織のモラルなき戦いを臨場感たっぷりに描いた社会派クライムドラマ。薬物中毒者であふれるイランの街。イラン警察のサマド率いる麻薬撲滅チームは、麻薬組織の元締めナセル・ハクザドを逮捕するべく大規模な捜査に乗り出す。サマドたちは強引な手法で関係者を次々と連行し、ついにハクザドに接近するが……。サマド役に「別離」のペイマン・モアディ。2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で、最優秀監督賞と最優秀男優賞(ナビド・モハマドザデー)を受賞した(映画祭上映時タイトル「ジャスト 6.5」)。
ネット上の声
- 悪党の種は尽きまじ、がテーマ
- リアル、なんだろう
- イラン、果てなき混沌の麻薬捜査ストーリー!
- イラン警察対麻薬王?
サスペンス、 アクション
- 製作年2019年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間131分
- 監督サイード・ルスタイ
- 主演ペイマン・モアディ
-
17世紀、禁教下の日本。師の棄教の謎を追う若き宣教師が、信仰の真髄を問われる魂の旅路。
17世紀、江戸初期の日本。激しいキリシタン弾圧の時代。高名な宣教師フェレイラが日本で棄教したとの報せ。その弟子であるロドリゴとガルペは、師の真実を確かめるため、危険を冒して長崎へ潜入。そこで彼らが目にしたのは、想像を絶する弾圧に苦しみながらも、信仰を捨てない「隠れキリシタン」たちの姿。神の救いを信じ続ける人々が次々と殉教していく過酷な現実。神はなぜ沈黙を続けるのか。極限状況で試される、人間の信仰と弱さの物語。
ネット上の声
- 17世紀キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期!隠れキリシタンと呼ばれる人々
- 『形だけでいいから...。』というところにこそ潜む本質
- エンドロールに答えが…凄い。スコセッシ。
- なぜこんなに高評価なのかを確かめて下さい
時代劇、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ,イタリア,メキシコ
- 時間162分
- 監督マーティン・スコセッシ
- 主演アンドリュー・ガーフィールド
-
失われた記憶と聖なる植物を求め、二つの時代を旅するアマゾンのシャーマン。神秘に満ちたモノクロの映像詩。
舞台は20世紀初頭と中頃の、神秘と危険に満ちたアマゾンの奥地。先住民の若きシャーマン、カラマカテは、聖なる植物ヤクルナを求めるドイツ人科学者と旅をする。その40年後、年老いたカラマカテは、同じ植物を探すアメリカ人科学者と再び川を遡る。二つの時代が交錯し、西洋文明による侵略がもたらした記憶の喪失と文化の破壊が浮き彫りに。失われた民族の最後の生き残りである彼が、旅の果てに見出すものとは。観る者をアマゾンの魂へと誘う、荘厳な映像体験。
ネット上の声
- ドラッグでトリップしたような映画でしたけど(やったことないけど)、ゴム農園の虐待
- 悲しく、美しく、力強いアマゾンの奥の物語
- 人がそれに従って生きるものを求めて。
- ラストの演出がちょっと残念。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国コロンビア,ベネズエラ・ボリバル,アルゼンチン
- 時間124分
- 監督シーロ・ゲーラ
- 主演ヤン・ベイヴート
-
邪竜スマウグに奪われたドワーフの王国を取り戻せ!ホビットと仲間たちの、危険に満ちた冒険の第二章。
邪竜スマウグに故郷を奪われたドワーフの王国を取り戻すため、旅を続けるホビットのビルボ一行。彼らを待ち受けるのは、巨大な蜘蛛が巣食う闇の森や、警戒心の強いエルフの王国。数々の危機を、ビルボは不思議な指輪の力と自らの勇気で乗り越えていく。そして、ついに辿り着いたはなれ山。そこには、王国を支配する恐るべき竜スマウグの影。故郷奪還をかけた、絶望的な戦いの始まり。
ネット上の声
- 指輪オタク向け映画からの脱却には成功?
- ドワーフの一人 “ノーリ” の ぼやき☆
- 絶対に3D、字幕でみてね。すごいよ。
- ざわめきのラスト、最終章にも期待!
ファンタジー
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ,ニュージーランド
- 時間161分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演イアン・マッケラン
-
ネット上の声
- ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「象の旅」巻末にこのドキュメンタリーについて言
- 『白の闇』『複製された男』などで知られるノーベル文学賞受賞作家ジョゼ・サラマーゴ
- 多分アメリカロケは手短に済ませてキャストも自国俳優で低予算で作っているはずだけど
- ノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴの晩年の姿を追ったドキュメンタリー映画
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国ポルトガル,スペイン,ブラジル
- 時間117分
- 監督ミゲル・ゴンサウヴェス・メンデス
- 主演ジョゼ・サラマーゴ
-
自転車一つで大陸縦断の旅へ。父を探す少年の瞳に映る、ラテンアメリカの壮大な現実と幻想。
アルゼンチン最南端の町ウシュアイアに暮らす17歳の少年マルティン。ある日、彼の前から父親が姿を消す。父が残した一枚の地図と「北へ」という言葉を頼りに、マルティンはたった一台の自転車で、広大なラテンアメリカ大陸を縦断する旅に出る決意。パタゴニアの風、アンデスの高峰、アマゾンの密林。旅の途中で彼が目にするのは、貧困や抑圧といった厳しい現実と、神話や魔術が息づく幻想的な世界。様々な人々との出会いと別れを繰り返しながら、少年は父の面影を追い、大陸の魂に触れていく。これは、父を探す旅であり、自分自身を見つけるための壮大な冒険詩。
ネット上の声
- ソラナス・イマジネーションの到達点
- アイロニカルな南米のロードムービー
- 生きて行こう、僕一人の力で・・・
- 人生は終わらない旅
旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国アルゼンチン,フランス
- 時間140分
- 監督フェルナンド・E・ソラナス
- 主演ウォルター・キロス
-
ニュージーランドの片田舎から、夢の舞台アメリカへ。伝説のライダー、バート・マンローの人生を賭けた挑戦の物語。
舞台は1960年代のニュージーランド。主人公は、愛車である1920年製バイク「インディアン」の改造に生涯を捧げてきた老人バート・マンロー。彼の長年の夢は、アメリカ・ユタ州で開催される世界最速を競う大会「ボンネビル・スピードウィーク」への出場。年金暮らしで資金も乏しく、心臓病を患う彼の挑戦は無謀そのもの。しかし、不屈の精神と周囲の人々の温かい支援を力に、彼は自らバイクを船に積み込み、遥かなるアメリカ大陸へと旅立つ。数々のトラブルや出会いを乗り越え、ついにたどり着いた夢の塩平原。果たして、彼のポンコツバイクは奇跡の記録を打ち立てることができるのか。
ネット上の声
- もうハラハラドキドキしながら無我夢中で観た
- 世界最速のインディアンの犬のキンタマ。
- これを見て洋画の素晴らしさに気づいた
- 60越えたってやるときゃやるんだ!
バイクに乗りたくなる、 実話、 ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2005年
- 製作国ニュージーランド,アメリカ
- 時間127分
- 監督ロジャー・ドナルドソン
- 主演アンソニー・ホプキンス
-
割れた教室の窓ガラス。一枚のガラスを運ぶ少年の、ささやかで壮大な冒険。イランの雄大な自然が描く、純粋な心の物語。
イランの小さな村の学校。厳しい冬の風が吹きつける日、一人の少年が教室の窓ガラスを割ってしまう。先生に命じられ、彼はたった一人で新しいガラスを運ぶことに。村のガラス屋から学校までの道のりは、想像以上に遠く、そして険しい。大きなガラスを抱え、吹き荒れる強風に耐えながら歩みを進める少年。道中で出会う大人たちは、彼に手を差し伸べるのか、それとも…。一枚のガラスを巡る、ささやかながらも忘れられない旅路。少年の純粋な瞳とひたむきな姿が、乾いた心に潤いを与える。
ネット上の声
- アッバス・キアロスタミの脚本が活きているのもあるだろうが、新鋭モハマッド・アリ=
- キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」をお好きな方にはとくにオススメです
- フォロワーさんの、のんchanからのオススメで鑑賞!!
- ただ、ただ、少年には過酷なミッション
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国イラン・イスラム,日本
- 時間85分
- 監督モハマッド=アリ・タレビ
- 主演ハディ・アリプール
-
1950年代リオデジャネイロ。一つの嘘によって引き裂かれた姉妹。互いを想い続けながら生きた、彼女たちの見えざる人生の物語。
1950年代、ブラジル、リオデジャネイロ。ピアニストを夢見る内気な妹エウリディーセと、自由奔放な姉ギダ。二人は固い絆で結ばれていた。しかし、ギダが恋人と駆け落ちしたことで、姉妹の運命は一変する。父の嘘によって互いが遠く離れた場所で暮らしていると信じ込まされ、同じ街にいながらも再会を阻まれてしまう。保守的な社会の中で、それぞれの夢や幸せを諦めながらも、いつか会える日を信じて手紙を書き続ける二人。数十年にわたる、姉妹の愛と喪失、そして見えない絆を描いた壮大な物語。
ネット上の声
- カンヌのある視点部門で最高賞受賞した映画がラテンビート映画祭で上映されるってこと
- 一般的なブラジル人の性格なのか、何事にもザックリ感が強く、勘当となってからの姉ギ
- 1950年代のリオデジャネイロ、厳しい親により引き離された姉妹がお互い夢見た人生
- 衣装と照明が印象的だったけどいかんせん長い‥かなり長く感じた‥
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ブラジル,ドイツ
- 時間139分
- 監督カリン・アイヌーズ
- 主演カロル・ドゥアルテ
-
1970年代メキシコシティ。激動の時代を生きる家政婦の視点から、ある家族の愛と喪失をモノクロームで描く映像詩。
1970年代、政治的混乱に揺れるメキシコシティのローマ地区。中産階級の家庭に仕える若い家政婦のクレオが物語の主人公。彼女が世話をする4人の子供たちとの深い絆。しかし、一家の主の長期不在や、クレオ自身の予期せぬ妊娠が、穏やかな日常に影を落とす。社会の大きなうねりと、家族が直面する個人的な危機。それらが交錯する中で、クレオが見出す生きる強さとは。監督自身の幼少期の記憶を基にした、静かで力強い人間賛歌。
ネット上の声
- 牙城を崩されていく大手映画スタジオを予感
- 映像の力強さに圧倒されるマスターピース
- 飛行機は<夢と希望>の象徴だと思う。
- 後悔の先に、本当の愛が見えてくる
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国メキシコ
- 時間135分
- 監督アルフォンソ・キュアロン
- 主演ヤリッツァ・アパリシオ
-
ネット上の声
- 先日の大腸検査は"異常なし"だったので🙌心置きなく美味しいもの食べながら、映画鑑
- アルゼンチン産の騙し騙されながら大金を狙う詐欺師たちのお話
- この映画を観なければ宝を拾い損ねる!!!
- ファンビアン・ビエリンスキー監督による、
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国アルゼンチン
- 時間115分
- 監督ファビアン・ビエリンスキー
- 主演ガストン・ポールス
-
リオデジャネイロ、セントラル駅。心を閉ざした代筆屋の女と父を探す少年。ブラジルの乾いた大地を巡る、魂の再生の旅。
舞台は1990年代、ブラジルのリオデジャネイロ中央駅。元教師のドーラは、読み書きのできない人々のために手紙を代筆して生計を立てる日々。ある日、交通事故で母を亡くした少年ジョズエとの出会い。彼の父を探すため、ドーラは仕方なく旅に同行。はじめは金目当てだった彼女の心も、純粋なジョズエとの旅路で次第に変化。広大なブラジルを背景に、赤の他人だった二人の間に芽生える固い絆。これは、希望を失った女性が愛を取り戻すまでの感動の記録。
ネット上の声
- 元靴磨きの素人少年
- ブラジルの人情劇
- 隠れた名作
- 最初はなんだこのいじわるばあさんはよと思って見てたけど、なんだかんだお人よしじゃ
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国ブラジル
- 時間111分
- 監督ヴァルテル・サレス
- 主演フェルナンダ・モンテネグロ
-
巨匠になりすました男が逮捕される。虚構と現実が交錯する、イラン映画史に輝く衝撃のドキュメンタリードラマ。
1989年、イランのテヘラン。映画を愛する失業中の男、ホセイン・サブジアン。彼はバスで出会った女性に、自身を著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと偽る。その言葉を信じた一家に招き入れられ、新作映画の主役に抜擢すると約束。しかし、彼の嘘は次第に露見し、詐欺罪で逮捕されてしまう。本作は、この実際に起きた事件の当事者たちが本人役で出演し、事件を再現。なぜ彼は嘘をついたのか。裁判を通して浮き彫りになる、彼の映画への純粋な憧れと社会的疎外感。
ネット上の声
- 高評価イラン作品 (★平均4.1 メディア購入視聴)
- 血も涙もない悪魔演出。 最悪で最高!
- 虚と実の境目を失くす、驚くべき映画
- 今まで1000本以上映画をみたけど
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン
-
ブラジルの富裕層家庭に住み込みで働く家政婦。実の娘との再会が、見えない階級社会の壁を静かに揺るがす衝撃のドラマ。
現代のサンパウロ。高級住宅街で住み込みの家政婦として働くヴァル。長年、雇い主家族に愛情を注ぎ、彼らの息子にとっては「第二の母」のような存在。そんな彼女のもとに、13年間離れて暮らしていた実の娘ジェシカが大学受験のためにやってくる。自由奔放で物怖じしないジェシカの存在は、家の暗黙のルールや主人と使用人の間の見えない境界線をいとも簡単に越えていく。ヴァルの築き上げてきた日常が、娘の登場によって静かに、しかし確実に崩壊していく様。母と娘、そして二つの家族の行く末を示唆する、鋭い社会派ドラマ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国ブラジル
- 時間112分
- 監督アナ・ミュイラート
- 主演ヘジーナ・カゼ
-
20年ぶりに故郷へ。そこは麻薬カルテルが支配する地獄だった。男は生きるため、悪の道へと堕ちていく。
アメリカから20年ぶりに故郷のメキシコへ強制送還されたベニー。しかし、かつてののどかな町は、麻薬カルテルが支配する暴力と貧困の地獄へと変貌。生きる術もなく、亡き弟の復讐を誓った彼は、旧友に誘われるままカルテルの世界へ足を踏み入れる。金、女、そして暴力。欲望渦巻く世界で次第に魂を蝕まれていくベニー。彼がたどり着くのは、栄光か、それとも破滅か。
ネット上の声
- 監督は命かげでこの映画を撮ったに違いない
- なかなか ユーモア精神たっぷりの!!
- チームナルコスからヒルベルト・ロドリゲスとドン・ネトという麻薬ビジネス界のビッグ
- まさに地獄が描かれていました
アクション
- 製作年2010年
- 製作国メキシコ
- 時間149分
- 監督ルイス・エストラーダ
- 主演ダミアン・アルカサル
-
少女を襲う過酷な運命。祖母の館を焼いた代償は、終わりのない売春の旅。
熱帯の砂漠に立つ壮麗な屋敷。ある夜、14歳の少女エレンディラの不注意から屋敷は全焼。冷酷な祖母は、その莫大な損害を少女の体で返済させると宣言。祖母に連れられ、売春を強いられる終わりのない旅の始まり。純真な心を踏みにじられながらも、エレンディラはサーカス団の青年ユリシーズと出会い、運命的な恋に。彼と共に、この地獄から抜け出すことを決意する少女の逃避行の行方。
ネット上の声
- 残酷な神話は世界の本質をみせてくれる
- なんだか凄い!!
- DVD化望む
- 貸してくれた人から事前に「字幕が見えない」と知らされていたけれど、それにしても読
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国メキシコ,フランス,ドイツ
- 時間105分
- 監督ルイ・グエッラ
- 主演イレーネ・パパス
-
南アフリカ出身の新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、05年製作の自作短編「Alive in Joburg」を長編として作り直したSFアクションドラマ。1982年、南アフリカ上空に突如UFOが飛来。政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れるが、やがて彼らの特別居住区「第9地区」はスラムと化す。2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立てる。製作は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。
ネット上の声
- エイリアン難民100万人、さぁどうする?
- ドキュメンタリー風のまま続けて欲しかった
- !注! 観てから読んで!触れるちゃうから
- ネタバレと思わば思え、とにかく書き殴る!
アフリカ舞台、 エイリアン・モンスター、 SF
- 製作年2009年
- 製作国アメリカ,ニュージーランド
- 時間111分
- 監督ニール・ブロムカンプ
- 主演シャールト・コプリー
-
25年前の未解決殺人事件を追う元裁判所職員の執念と、封印された愛の行方を描くサスペンス・ロマンス。
1999年、アルゼンチン。刑事裁判所を退官したベンハミンは、過去の記憶に苛まれていた。それは25年前、彼が担当した若い女性の残忍な強姦殺人事件。時効を迎え、迷宮入りした事件の真相を小説として書き起こすことを決意。当時の上司であり、密かに想いを寄せていた判事イレーネの元を訪ね、協力を求める。調査を再開するうち、忘れかけていた事件のディテール、容疑者の冷酷な眼差し、そして被害者の夫の異常なまでの愛情が蘇る。軍事政権下の混沌とした時代が隠蔽した真実。ベンハミンは、自身の過去の想いと事件の闇に再び対峙する。瞳の奥に隠された秘密が、彼の人生を大きく揺るがす。
ネット上の声
- ミステリーとロマンスのバランスが絶妙な大人の映画
- 本年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞
- 深く悲しい愛、蘇る愛、それぞれの愛
- 愛する者の不在/その問いと答え
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間129分
- 監督フアン・ホセ・カンパネラ
- 主演リカルド・ダリン
-
独裁政権の罪を裁くため、若き検察官チームが国の未来を懸けて挑んだ、奇跡の実話に基づく法廷ドラマ。
1985年、アルゼンチン。長きにわたる軍事独裁政権が終わりを告げ、民主主義が回復。しかし、国民の心には深い傷跡が残っていた。検事のフリオ・ストラセラとルイス・モレノ・オカンポは、元軍事政権の最高司令官たちを裁くという、前代未聞の裁判に挑む。脅迫や妨害が相次ぐ中、彼らは経験の浅い若者たちを集めてチームを結成。限られた時間の中で、独裁政権下で行われた誘拐、拷問、殺人の膨大な証拠を集めていく。絶望的な状況でも正義を信じ、巨大な権力に立ち向かった人々の、魂を揺さぶる物語。
ネット上の声
- 【Amazonスタジオ作品シリーズ】原題「Argentina、 1985」
- 非常にシリアスな内容を少しポップに、フラガール系フォーマットにのせて魅せてくれる
- 軍事政権時代に行われていた拷問や強姦、虐殺を法廷で裁いたというきわめてまれな「フ
- 国の立て直しごとにおじさん達だけでなく、柔軟で明るいエネルギーのある若者たちが加
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国アルゼンチン
- 時間141分
- 監督サンティアゴ・ミトレ
- 主演リカルド・ダリン
-
1980年代、内戦下のエルサルバドル。12歳で兵士になる運命に抗う少年の、愛と希望に満ちた日々。
舞台は1980年代、内戦が激化するエルサルバドルの小さな村。11歳の少年チャバは、不在の父に代わり、母と兄弟を守る心優しい一家の長。彼の平穏な日常を脅かすのは、政府軍による12歳の少年たちの強制徴兵。刻一刻と迫る誕生日の恐怖。ゲリラと政府軍の戦闘が激化する中、初恋の少女と家族を守りたいと願うチャバ。戦火の狭間で、彼は人生を懸けた決断を迫られる。
ネット上の声
- 文部科学省特別選定作品。教育基本法が変わったら選ばれることもなくなるかもしれない。
- 激しい内戦下のエルサルバドルで少年時代を過ごした無名脚本家の実体験に基づく物語で
- 1980年代、中南米エルサルバドル
- 2004年メキシコ・アメリカ合作
戦争、 実話
- 製作年2004年
- 製作国メキシコ
- 時間112分
- 監督ルイス・マンドーキ
- 主演カルロス・パディジャ
-
革命前夜のキューバ、アメリカ資本に搾取される人々の怒りと魂の叫びを、革新的な映像美で描く伝説的プロパガンダ映画。
舞台は1960年代、バティスタ独裁政権末期のキューバ。アメリカの富裕層が快楽を貪る一方、民衆は貧困に喘ぐ。物語は、抑圧された人々の4つのエピソードで構成。全財産のサトウキビ畑を理不尽に奪われ、燃やすしかなくなった農民。アメリカ人観光客に尊厳を弄ばれる女性マリア。武器を求め、命を懸けて独裁政権に抵抗する学生たち。そして、山にこもり革命の時を待つゲリラ。個々の絶望と怒りの炎がやがて一つとなり、キューバ全土を覆う革命の烽火となるまでの魂の胎動。
ネット上の声
- ”キューバ国家”のモノローグは女性声
- シネマヴェーラ渋谷『日常と戦争そして旅 ウクライナ・ジョージア・ソ連映画』特集で
- 1964年 キューバ🇨🇺ソビエト連邦
- サトウキビをバチコーンバチコーン、からの大炎上🔥ということで、これには森山良
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連,キューバ
- 時間140分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演セルヒオ・コリエッリ