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「ミツバチのささやき」などで知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセが31年ぶりに長編映画のメガホンをとり、元映画監督と失踪した人気俳優の記憶をめぐって繰り広げられる物語を描いたヒューマンミステリー。
映画監督ミゲルがメガホンをとる映画「別れのまなざし」の撮影中に、主演俳優フリオ・アレナスが突然の失踪を遂げた。それから22年が過ぎたある日、ミゲルのもとに、かつての人気俳優失踪事件の謎を追うテレビ番組から出演依頼が舞い込む。取材への協力を決めたミゲルは、親友でもあったフリオと過ごした青春時代や自らの半生を追想していく。そして番組終了後、フリオに似た男が海辺の施設にいるとの情報が寄せられ……。
「コンペティション」のマノロ・ソロが映画監督ミゲル、「ロスト・ボディ」のホセ・コロナドが失踪した俳優フリオを演じ、「ミツバチのささやき」で当時5歳にして主演を務めたアナ・トレントがフリオの娘アナ役で出演。
ネット上の声
- 巨匠31年ぶりの新作。記憶と映画を巡る重厚な物語に、ただただ圧倒されました。映画好きなら必見。
- 派手さはないけど、心に残る良い時間でした。
- 正直、中盤はかなり退屈だった。監督のファンじゃないとキツいかも。
- 静かで、美しい映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間169分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演マノロ・ソロ
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映画黎明期のフィルムに映る謎の男を追う、映画史と記憶を巡るドキュメンタリーの旅。
1896年、リュミエール兄弟が撮影した『ラ・シオタ駅への列車の到着』。この歴史的なフィルムに映っていたとされる一人のアマチュア映画作家、ジェラール・ルブラン。監督ホセ・ルイス・ゲリンは、この謎に包まれた男の足跡を追って旅に出る。フランスの田舎町を訪ね、残されたフィルムの断片や関係者の証言を収集。それは、映画というメディアが捉えた「時間」と「記憶」、そしてそこに映る人々の「不在」を巡る思索の旅。ドキュメンタリーとフィクションの境界を曖昧にしながら、観る者を映画の原初的な魅力へと誘う映像詩。
ネット上の声
- 光と影、そして音だけでここまで幻想的な世界を創り出すなんて…。フィルムの傷や劣化さえもが、失われた記憶の断片みたいで美しかった。まさに「映画」そのものを体験するような作品。
- まるで古い写真が動き出すような、不思議な感覚。幽霊の見る夢に迷い込んだみたいだった。
- 正直、何が面白いのかさっぱり…。あまりに実験的すぎて、開始早々寝ちゃいましたw
- これぞ映画の魔法。
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国スペイン
- 時間82分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演アン・セリーヌ・オーシュ
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「ジュラシック・ワールド 炎の王国」「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が14年ぶりに母国語であるスペイン語の映画を手がけ、1970年代にアンデス山脈で起きた遭難事故の実話をもとに描いた人間ドラマ。
1972年。ラグビー選手団を乗せてチリへ向かっていたチャーター機のウルグアイ空軍機571便が、アンデス山脈中心部の氷河に墜落した。乗客45名のうち生存者は29名。想像を絶する過酷な環境のなかに取り残された彼らは、生き延びるために究極の手段を取らざるを得ない状況に追い込まれていく。
事故機に搭乗していたラグビー選手団が所属するウルグアイのステラ・マリス学園に通っていた作家パブロ・ビエルチが事故から36年後に発表した著書を原作に、極限状態に置かれた人々の恐怖と葛藤、生への渇望と強い絆を描き出す。Netflixで2024年1月4日から配信。それに先立ち2023年12月22日から一部劇場で公開。第96回アカデミー賞で国際長編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門ノミネート。
ネット上の声
- 雪山遭難サバイバル映画の最高傑作だと思う。実話だからこその凄絶さがあって、言葉を失う場面が何度もあった。
- 「生きてこそ」という言葉が心に突き刺さる。観てよかった。
- 常に絶体絶命のピンチでハラハラしっぱなしだったw
- 圧巻の一言。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間145分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演エンソ・ボグリンシック
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密室殺人の容疑者となった青年実業家。証言の矛盾から浮かび上がる、もう一つの事件。驚愕の真実。
密室のホテルで、殺害された愛人の隣で意識を取り戻した青年実業家ドリア。殺人容疑で起訴された彼のもとに、無敗を誇る敏腕弁護士グッドマンが訪れる。残された時間はわずか3時間。ドリアは自らの無実を証明するため、事件の夜に至るまでの出来事を語り始める。しかし、彼の証言には巧妙な嘘と矛盾が。弁護士の鋭い追及が、ドリアの記憶の扉をこじ開け、隠されたもう一つの事件を暴き出す。全ての証言が覆る、驚愕の結末。
ネット上の声
- 会話劇が中心なのに全く飽きさせない。二転三転するストーリーに完全に引き込まれた。サスペンス好きは絶対見るべき傑作!
- とにかく前情報なしで見てほしい!最後のどんでん返しがヤバい。
- 脚本が秀逸。面白かった。
- どれが真実か分からなくなる!伏線がすごくて、最後は「やられたー!」ってなった。もう一回見たいかも。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間106分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演マリオ・カサス
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メキシコ人の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督によるダーク・ファンタジー。1944年、フランコ独裁政権下のスペイン。冷酷で残忍な義父から逃れたいと願う少女オフェリアは、昆虫に姿を変えた妖精に導かれ、謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。すると迷宮の守護神パンが現われ、オフェリアこそが魔法の王国のプリンセスに違いないと告げる。彼女は王国に帰るための3つの試練を受けることになり……。
ネット上の声
- 「ファンタジー」という言葉に騙されてはいけない。戦争という残酷な現実から逃れるための、少女の悲しくも美しい物語。グロいけど映像美と物語の深さに圧倒された。
- すごい映画だけど、結構グロい。子供には見せられない大人向けファンタジーですね。
- ラストは涙が止まらなかった。悲しいけど、これが彼女にとっての救いだったのかも。
- ファンタジーと思って観たらトラウマになった。
ファンタジー
- 製作年2006年
- 製作国メキシコ,スペイン,アメリカ
- 時間119分
- 監督ギレルモ・デル・トロ
- 主演イバナ・バケロ
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ネット上の声
- スペインの春の風景がとにかく美しくて、それだけでも観る価値あり!ストーリーも心温まる内容で、観終わった後、優しい気持ちになれました。
- 主人公の演技に引き込まれた。静かな映画だけど、心に深く残る作品。
- 家族で観ました。少し展開がゆっくりかな?でも映像が綺麗で癒されました。
- 最高に泣いた。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン
- 時間121分
- 監督ヘラルド・ガバルドン
- 主演アイシャ・ダラーウィ
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「ブランカニエベス」で知られるスペインのパブロ・ベルヘル監督が初めて手がけた長編アニメーション映画。アメリカの作家サラ・バロンによる同名グラフィックノベルを原作に、擬人化された動物たちが暮らす1980年代ニューヨークで犬とロボットが織りなす友情を、セリフやナレーションなしで描く。
ニューヨーク、マンハッタン。深い孤独を抱えるドッグは自分の友人にするためにロボットを作り、友情を深めていく。夏になるとドッグとロボットは海水浴へ出かけるが、ロボットが錆びついて動けなくなってしまう。どうにかロボットを修理しようとするドッグだったが、海水浴場はロボットを置いたままシーズンオフで閉鎖され、2人は離ればなれになってしまう。
2024年・第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。
ネット上の声
- セリフがないのに、こんなに感情が伝わってくるなんて…。犬とロボットの友情が切なくて、最後は涙が止まらなかった。Septemberの曲が流れるシーンは最高です。
- 80年代のニューヨークの雰囲気がすごく良かった。シンプルな絵柄だけど、それがまた味があって心に沁みる。
- 評判が良かったから観たけど、私にはちょっと合わなかったかな。感情移入しにくかったです。
- 今年一番泣いた。宝物みたいな映画。
アニメ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間102分
- 監督パブロ・ベルヘル
- 主演---
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誰も知らなかったサンタクロース誕生の秘密を、一人の利己的な郵便配達員の視点から描く、心温まるオリジン・ストーリー。
舞台は北極圏に近い、凍てついた島「スミレンズブルグ」。郵便総裁の息子でありながら、史上最悪の成績を記録する怠け者の郵便配達員ジェスパー。彼は罰として、住民同士が憎しみ合うこの島へ送られ、「1年で6000通の手紙を配達する」という無謀なノルマを課される。絶望の中、彼は森の奥で孤独に暮らす謎めいたおもちゃ職人クロースと出会う。自分の利益のため、クロースが作ったおもちゃを子供たちに届けるというアイデアを思いついたジェスパー。このささやかな取引が、やがて島全体に笑顔と優しさをもたらす奇跡の連鎖へ。利己的な青年と孤独な老人の友情が、やがて伝説となるまでの軌跡。
ネット上の声
- 最高!心が温かくなる、本当に素敵な物語でした。
- サンタクロースの誕生秘話、こんな解釈があったなんて!大人も子供も楽しめる傑作だと思います。
- 最近あまり見ない2Dアニメの作画がすごく綺麗。思いやりの大切さを教えてくれる、優しくて良い映画でした。クリスマスに家族で観たい。
- めちゃくちゃ良かった!
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間98分
- 監督セルジオ・パブロス
- 主演ジェイソン・シュワルツマン
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事故により四肢麻痺となった男性が尊厳死を求めて闘う姿を実話に基づいて描き、2005年・第77回アカデミー外国語映画賞をはじめ数々の映画賞に輝いた社会派ヒューマンドラマ。尊厳死活動家ラモン・サンペドロの手記を基に、「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督がメガホンをとり、「夜になるまえに」のハビエル・バルデムが主演を務めた。スペインの海辺の町で生まれ育ち、船員として世界中の海を旅して回ったラモン。しかし25歳の時に事故で頭部を強打し、首から下が不随となってしまう。それ以来、彼は献身的な家族に支えられながら、実家で寝たきりの生活を送ってきた。事故から26年が経った頃、ラモンは自身の人生に終止符を打つことを決意。現在の法律では認められていない尊厳死を実現させるため、支援団体を通じて知り合った弁護士フリアに協力を依頼する。
ネット上の声
- 愛する人が死を望んでいるとしたら・・・。
- 尊厳死を認めてほしい…と願ってしまった
- 僕を本当に愛する人は死なせてくれる人だ
- 視聴者に双方の意見を聞かせ考えさせる
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国スペイン
- 時間125分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演ハビエル・バルデム
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2024年・第37回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門(第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF)上映作品。
ネット上の声
- 牛に知覚できぬ赤が闘牛士の持つ布の色に選ばれた理由が、単に人間を興奮させることに
- だいぶ寄った画角である闘牛士とその仲間、牛を撮り続け、録り続ける
- 初アルベルトセラ作品
- @TIFF
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国スペイン,フランス,ポルトガル
- 時間125分
- 監督アルベルト・セラ
- 主演---
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救急外科医になる夢をかなえるためガザ地区に留学したイタリア人医学生の葛藤や成長を追ったドキュメンタリー。
将来は救急外科医になりたいと考えるイタリア人医学生のリッカルドは、紛争地域であるガザ地区への留学を決意。爆発性弾丸による外傷についての論文を書いている彼にとって、ガザ行きは医師となるための実践経験になる場所だった。周囲をフェンスで封鎖され「天井のない監獄」と呼ばれるガザに入るためには、イスラエル、パレスチナ自治政府、そしてハマスの3つの異なる当局から許可を得なければならない。複雑なプロセスを経てヨーロッパからの初の留学生としてガザ・イスラム大学に到着したリッカルドは、周囲からの期待と注目に対するプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、同じく医師を目指すパレスチナ人の若者たちとの交流などを通して、徐々に自分の居場所を見つけ、医師としての使命を確固たるものにしていく。しかし、イスラエルとの紛争が再燃すると、リッカルドは難しい選択を迫られる。
リッカルドがガザで過ごす日々を通して、閉ざされた境界と戦争による苦難にもかかわらず、生き生きと前向きに生きるガザの若者たちや、イスラム大学の様子など、メディアではほとんど紹介されないガザの日常を知ることができるほか、さまざまな文化的な違いなども浮き彫りにする。
ネット上の声
- イタリア人の医学生、救急外科医になりたいと志願して 留学したガザで...
- ガザ・サーフ・クラブに続けてチェック
- 侵攻前のガザの人々の生活を知って
- (いや行っちゃだめだろ)
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国スペイン
- 時間88分
- 監督キアラ・アヴェサーニ
- 主演---
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ネット上の声
- ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「象の旅」巻末にこのドキュメンタリーについて言
- 『白の闇』『複製された男』などで知られるノーベル文学賞受賞作家ジョゼ・サラマーゴ
- 多分アメリカロケは手短に済ませてキャストも自国俳優で低予算で作っているはずだけど
- ノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴの晩年の姿を追ったドキュメンタリー映画
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国ポルトガル,スペイン,ブラジル
- 時間117分
- 監督ミゲル・ゴンサウヴェス・メンデス
- 主演ジョゼ・サラマーゴ
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バレエスタジオで踊るアリシアに魅せられたベニグノは、交通事故に遭って昏睡状態に陥った彼女を4年間看護していた。一方、女闘牛士・リディアも競技中の事故によって昏睡状態に。リディアの恋人・マルコは絶望の淵に立たされるが、ベニグノと出会い…。
ネット上の声
- 「至高の愛」と「犯罪行為」の曖昧な境界線
- こんな場合、あなたなら、どうしますか?
- 人間の心の奥深くにねむるものを暴き出す
- 究極の愛とストーカーの境界線は・・・
バレエ(バレリーナ)、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ハビエル・カマラ
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息子を亡くした父が、その遺志を継ぎ800kmの巡礼路へ。雄大な自然と出会いが織りなす、感動のロードムービー。
アメリカで眼科医として働くトムのもとに届いた、一人息子のダニエルの訃報。ピレネー山脈で嵐に遭い、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の初日に命を落としたという。息子の遺体と遺品を引き取りにフランスへ渡ったトムは、息子が抱いていた巡礼への強い思いに触れる。そして、息子のバックパックを背負い、遺灰と共に、彼が歩むはずだった800kmの巡礼路を自ら歩き始めることを決意。旅の途中、様々な目的で巡礼する人々と出会い、反発しながらも共に歩むことに。雄大な自然の中、息子との思い出と向き合い、見知らぬ他者と心を通わせる旅路の果てに、彼が辿り着く場所とは。
ネット上の声
- 鑑賞するだけ、楽ちん巡礼なのに深く感動。
- 壮大な風景とヨーロッパの歴史有りきの〜
- 亡き息子と歩み、親子の溝を埋める旅路。
- 自然な演出の延長上に自然な感動がある
旅に出たくなるロードムービー、 バックパッカー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間128分
- 監督エミリオ・エステヴェス
- 主演マーティン・シーン
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2004年、タイ。楽園のクリスマス休暇を一瞬で地獄に変えた巨大津波。離れ離れになった家族の、奇跡を信じる壮絶なサバイバル。
2004年12月、タイのリゾート地でクリスマス休暇を過ごすマリアとヘンリーの一家。楽園でのひとときは、突如として襲来した巨大津波によって打ち砕かれる。濁流に飲み込まれ、家族は離れ離れに。瀕死の重傷を負ったマリアは長男ルーカスと共に、夫ヘンリーは幼い息子2人と共に、互いの安否も分からぬまま絶望的な状況をさまよう。無数の被災者で溢れかえる混乱の中、再会という一点の希望だけを胸に、彼らの必死の捜索が始まる。これは、信じがたい実話に基づく、家族の愛と絆の物語。
ネット上の声
- 不可能ではない、希望を持つ事は可能なのだ
- 絶望の暗闇の中でこそ、光は貴い輝きを増す
- 東日本大震災後の僕の心には早すぎた
- 暇つぶしで観る映画ではありません
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年2012年
- 製作国スペイン,アメリカ
- 時間114分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演ユアン・マクレガー
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25年前の未解決殺人事件を追う元裁判所職員の執念と、封印された愛の行方を描くサスペンス・ロマンス。
1999年、アルゼンチン。刑事裁判所を退官したベンハミンは、過去の記憶に苛まれていた。それは25年前、彼が担当した若い女性の残忍な強姦殺人事件。時効を迎え、迷宮入りした事件の真相を小説として書き起こすことを決意。当時の上司であり、密かに想いを寄せていた判事イレーネの元を訪ね、協力を求める。調査を再開するうち、忘れかけていた事件のディテール、容疑者の冷酷な眼差し、そして被害者の夫の異常なまでの愛情が蘇る。軍事政権下の混沌とした時代が隠蔽した真実。ベンハミンは、自身の過去の想いと事件の闇に再び対峙する。瞳の奥に隠された秘密が、彼の人生を大きく揺るがす。
ネット上の声
- ミステリーとロマンスのバランスが絶妙な大人の映画
- 本年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞
- 深く悲しい愛、蘇る愛、それぞれの愛
- 愛する者の不在/その問いと答え
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間129分
- 監督フアン・ホセ・カンパネラ
- 主演リカルド・ダリン
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ゲイの父親と久々に再会した息子が織り成す不器用な交流と親子の絆を描いた人間ドラマ。カメラマンの男性ディエゴは、同性の恋人ファブリツィオと一緒に暮らしている。ところがある日、別れた妻の元にいた10代の息子アルマンドを引き取ることに。自分が父親に捨てられたと思っていたアルマンドは、ゲイに対する偏見もありディエゴに反抗的な態度ばかり取ってしまう。ディエゴはそんな彼に父親として認められるべく奮闘するが……。ベネズエラ出身の俳優ミゲル・フェラーリが長編初メガホンをとった。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で上映され、観客投票第1位を獲得。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。
ネット上の声
- LGBT映画祭でも上映して欲しい傑作
- MR.レディMR.マダムみたいな映画
- 綺麗に纏まってた
- 綺麗に纏まってた
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ベネズエラ・ボリバル,スペイン
- 時間110分
- 監督ミゲル・フェラーリ
- 主演ギジェルモ・ガルシア
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ネット上の声
- ナチス・ドイツで活躍した人物が戦後も重宝されたという歴史はこれから先も指摘され続
- 主人公の存在も彼にまつわる諸々の歴史も知らないことが多くて随所で知的好奇心がくす
- おじさん2人のクオリティ低すぎ女装写真がおもしろくて他何も頭に入ってこなかった
- 賢そうな感想を書きたいところだけど、知らんことだらけだったので無理かも
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国スペイン
- 時間67分
- 監督ペドロ・デ・エチャベ
- 主演---
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16歳の誕生日、母と暮らす家を。スコットランドの港町で、少年が夢見たささやかな未来は、犯罪の闇へと彼を誘う。
舞台はスコットランド、グリーノックの港町。主人公は、もうすぐ16歳になるリアム。彼の唯一の願いは、麻薬中毒で服役中の母ジーンが出所したら、二人で新しい生活を始めること。そのために、丘の上の清潔なトレーラーハウスを手に入れようと奔走。しかし、資金稼ぎのために親友と始めた麻薬の売買が、彼を裏社会の深みへと引きずり込む。地元のギャングに才能を見出され、より大きな犯罪に手を染めていくリアム。母との幸せな未来という純粋な願いが、彼を後戻りできない危険な道へと導いていく。夢の実現を目前にした彼を待ち受ける、あまりにも過酷な現実。
ネット上の声
- 社会問題に深く切り込む丁寧な演出と、若手のフレッシュな感性が相まった秀作
- 絶対終わって欲しくないところで 流れるエンディング ケンローチ監督...
- 辛口でリアルな問題提起が好きな監督だけど、これも中々キツイ
- フォロワーさんのレビューから鑑賞💿
青春
- 製作年2002年
- 製作国イギリス,ドイツ,スペイン
- 時間106分
- 監督ケン・ローチ
- 主演マーティン・コムストン
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少女の瞳に映る、謎めいた父の横顔。スペインの巨匠ヴィクトル・エリセが描く、記憶と憧憬の幻想詩。
スペイン内戦後の北部地方の町。少女エストレリャは、物静かで不思議な魅力を持つ父アグスティンを神のように崇拝。ある日、父が隠し持つ手紙から、彼が捨てた故郷「南(エル・スール)」と謎の女性の存在を知る。父の秘密を知りたいと願う純粋な探求心。しかし父は心を閉ざし、父娘の間には静かで埋めがたい距離が流れる。憧れの父の過去に触れた時、少女の世界が静かに変容していく様。
ネット上の声
- 闇も少女も美しいのにカメラワークにも心理描写にも惹かれる
- えっ、続きがあるの?あんまりです☆2つ半
- ミツバチの光によって補完された傑作
- ☆4つを期待して観たら☆5つだった
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間95分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演オメロ・アントヌッティ
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、最愛の息子を事故で失った母親を中心に、様々な人生を生きる女性たちの姿を力強く描いたヒューマンドラマ。マドリードで暮らすマヌエラは、1人息子エステバンを女手ひとつで育ててきた。エステバンの17歳の誕生日、マヌエラはこれまで隠してきた元夫の秘密を息子に打ち明けることを決意する。しかしそんな矢先、エステバンは大女優ウマにサインをもらおうと道路に飛び出し、車にはねられて帰らぬ人に。元夫に息子の死を知らせるため、かつて青春時代を過ごしたバルセロナを訪れたマヌエラは、ひょんなことからウマの付き人になる。キャストにはセシリア・ロス、ペネロペ・クルスらアルモドバル作品の常連俳優がそろった。第72回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。
ネット上の声
- できそこないの男たちと、本歌取りの面白さ
- いや〜アルモドバル作品はキャラが濃いw!
- 監督って、ゲイだったんだ!!それで…
- いつの時代も女性は強い!!!!
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演セシリア・ロス
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荒野に二人の賞金稼ぎ。目的は同じ、凶悪犯の首。敵か味方か、奇妙な協力関係が始まるマカロニ・ウエスタン。
アメリカ西部。二人の凄腕賞金稼ぎが出会う。一人は名うての早撃ち「名なし」、もう一人は元大佐のモーティマー。彼らの狙いは、凶悪な銀行強盗団のボス、インディオの首にかけられた莫大な賞金。互いを出し抜こうと牽制し合う二人だったが、敵の強大さを知り、やがて手を組む。しかし、その協力関係は常に裏切りと隣り合わせ。モーティマーが隠す、賞金だけではないインディオへの執着。二人の銃口が火を噴く時、全ての因縁に決着が。
ネット上の声
- 今更やっとイーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督によるマカロニ・ウェスタンの
- クリント・イーストウッド、ドル箱三部作に初チャレンジ!
- マカロニ・ウエスタンの傑作がよみがえる!
- 夕陽のガンマン-(もう少しのドルの為に)
西部劇
- 製作年1965年
- 製作国イタリア,スペイン
- 時間132分
- 監督セルジオ・レオーネ
- 主演クリント・イーストウッド
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天才画家が挑むのは、庭の一本のマルメロの樹。光を捉え、完璧な一枚を描き上げるための、静かで壮絶な闘いの記録。
スペイン、マドリードの秋。高名な画家アントニオ・ロペスは、自宅の庭にあるマルメロの樹を描き始める。実が最も美しく熟し、太陽の光が完璧に降り注ぐ、その一瞬をキャンバスに捉えるために。彼は枝に印をつけ、キャンバスを設置し、ひたすら自然と対峙する。しかし、天気は移ろい、光は変わり、果実は熟しすぎて落ちていく。創作の苦悩と喜び、過ぎ去りゆく時間。芸術家の眼差しを通して見る、世界のありのままの姿。
ネット上の声
- 無常、それが美の創造主
- 文字通り陽光(ひかり)を求める映画
- 予算があれば
- 主人公は実在の画家アントニオ・ロペス・ガルシア…《マドリッド・リアリズム》と呼ば
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国スペイン
- 時間139分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演アントニオ・ロペス=ガルシア
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16世紀フランス宮廷。夫への貞節と燃え上がる恋心の間で揺れる若き公爵夫人の、魂の葛藤。
舞台は16世紀、絢爛豪華なフランスの宮廷。若く美しいクレーヴの奥方は、誠実な夫に深い敬愛を抱きながらも、魅力的なヌムール公と運命的な出会いを果たす。許されぬ恋と知りながら、日に日に募る想い。夫への貞節を守るべきか、心のままに生きるべきか。自らの高潔な魂と激しい情熱の狭間で、彼女が下す苦悩の決断。その愛の行方を描く、心理ドラマの傑作。
ネット上の声
- 母の遺言、夫の視線、誘う男の音楽
- この思い、叶うことなかれ
- なんという傑作!!!
- 「女は世間体が大事」
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ポルトガル,フランス,スペイン
- 時間107分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演キアラ・マストロヤンニ
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パリの天才ピアニスト、情熱のサルサに魅せられキューバ人に成りすます、陽気なラブコメディ。
フランス・パリ。将来を嘱望される若き天才クラシックピアニスト、レミ。しかし彼の心は、情熱的なラテン音楽「サルサ」に奪われていた。ある日、美しいキューバ人女性ナタリーと出会い、一目惚れ。彼女の気を引くため、そしてサルサダンサーとして認められるため、彼は自らをキューバからの移民「モンティ」と偽る決意。付け焼刃の知識とダンスで、果たして彼は愛と夢を掴めるのか。音楽と恋が弾ける、痛快な変身物語。
ネット上の声
- 優秀なクラシックピアノ奏者レミ(ヴァンサン・ルクール)はキューバ音楽に目覚め、肌
- 前々から気になっていた本作をやっとこさ鑑賞💃🕺
- 話は出来過ぎだけどハートウォーミング作品
- ナタリー谷間のポニョ!映画でダイエット(2)
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間100分
- 監督ジョイス・シャルマン・ブニュエル
- 主演ヴァンサン・ルクール
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遺体安置所から女の死体が忽然と消失。それは、完璧な殺人計画を企てた夫への、死者からの恐るべき復讐の始まりだった。
深夜の遺体安置所。警備員が何かに怯え、パニック状態で逃げ出した末に交通事故に遭う。現場に駆け付けたハイメ警部は、安置所から一体の死体が消えたことを発見。その死体は、裕福な女実業家マイカ・ビジャベルデのものだった。第一容疑者は、若き夫アレックス。完璧な殺人計画を実行したはずのアレックスは、死体が消えたという事実に動揺を隠せない。警部による執拗な尋問、そして安置所で次々と起こる不可解な現象。これは死んだはずの妻が仕掛けた復讐なのか。それとも、すべては警部の罠か。一夜の攻防の中で、男は徐々に精神的に追い詰められていく。二転三転する予測不能の展開、そしてラストに待ち受ける衝撃の結末。極上のスパニッシュ・スリラー。
ネット上の声
- ひねりと皮肉が効いた展開ではありますが。
- 後半の展開は素晴らしかったミステリー!
- 最後の展開! これ結構良いよ。
- 結末が矛盾だらけ・・・残念。
サスペンス
- 製作年2012年
- 製作国スペイン
- 時間111分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演ホセ・コロナド
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看守か、囚人か。暴動発生の刑務所で、新人看守が生き残るために下した究極の決断。
新人看守フアンの悪夢のような初出勤日。刑務所の見学中、不慮の事故で気を失った彼が目覚めた場所は、凶悪犯たちが支配する暴動の真っ只中。生き残る唯一の道は、囚人のふりをすること。彼はリーダー格の囚人マラマドレに接近し、危険な駆け引きを開始。看守としての正義と、生き延びるための嘘。刻一刻と状況が悪化する中、彼の正体はいつ暴かれるのか。極限状態での人間の心理を抉る、緊迫のサバイバル・スリラー。
ネット上の声
- 主人公の新人看守は刑務所で起きた大規模な暴動に巻き込まれてしまう
- 皆勘違いしすぎ。この作品は素晴らしい
- 生き抜けるか!?囚人サバイバル
- 凶悪犯が収容されてる刑務所で
刑務所、 アクション
- 製作年2009年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間110分
- 監督ダニエル・モンソン
- 主演ルイス・トサル
-
「イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語」で知られるイギリスのマーク・ギル監督が浅野忠信を主演に迎え、世界的に高い評価を受け続ける写真家・深瀬昌久の波瀾万丈な人生と、彼の最愛の妻にして被写体であった洋子との物語を、実話とフィクションを織り交ぜながら描いたダークファンタジーラブストーリー。
北海道の高校を卒業した深瀬昌久は、父の写真館を継がずに上京する。さまよう日々のなかで、深瀬は美しく力に満ちた女性・洋子と恋に落ちる。洋子は深瀬の写真の主題となり、2人はパーソナルでありながら革新的な作品を生みだしていく。家族愛に憧れる深瀬は洋子の夢を支えるため懸命に働くが、ついに彼女の信頼を裏切ってしまう。深瀬の心の闇は異形の“鴉の化身”へと転生し、哲学的な知性で彼を芸術家の道に導こうとする。
天才写真家の狂気と純粋さを浅野が繊細かつワイルドに演じ、「火口のふたり」の瀧内公美が洋子を存在感たっぷりに演じた。
ネット上の声
- 難しいニュアンスとバランスを見事なまでに妖しく成立させている
- 浅野忠信、世界へのさらなる飛躍を予感させる渾身作
- ダメ人間ほど愛される
- Through the Raven’s Eye
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国フランス,日本,スペイン,ベルギー
- 時間116分
- 監督マーク・ギル
- 主演浅野忠信
-
1974年アフリカ植民地戦争の最前線。一人の兵士が語るポルトガル史に、栄光はあったのか。
舞台は1974年、泥沼化するアフリカ植民地戦争。ポルトガル軍の若き少尉と兵士たちは、終わりなき戦闘の合間に自国の歴史を語り始める。「なぜ我々はここで戦うのか」。その問いは、古代から大航海時代、そして近代に至るまで、ポルトガルが経験した数々の輝かしくも悲劇的な敗北の歴史へと遡っていく。英雄たちの挑戦、無謀な戦い、そして空しい結末。歴史上の敗北と、目の前の不毛な戦争が重なり合う時、兵士たちは「支配の空しい栄光」の意味を知る。巨匠が描く壮大な歴史哲学詩。
ネット上の声
- 右から読んでも左から読んでも、NON!
- 過去の総決算
- 難しい・・・
- 武力によって他国を征服する空しさをポルトガルの歴史と現代をシームレスにかけ合わせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国ポルトガル,スペイン,フランス
- 時間110分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
-
1940年、スペインの小さな村。映画『フランケンシュタイン』に魅せられた少女の、現実と幻想が交錯する静かな冒険。
1940年、スペイン内戦直後のカスティーリャ地方の小さな村。巡回上映で映画『フランケンシュタイン』を観た6歳の少女アナは、怪物に心を奪われる。怪物は死んだのではなく、村のどこかに精霊として隠れていると信じるアナ。姉のイサベルから「目を閉じれば会える」と教えられ、アナは廃墟で精霊を探し始める。ある日、彼女はそこで共和国軍の逃亡兵と出会う。少女の純粋な瞳が映し出す、戦争の影と詩的な世界。
ネット上の声
- 愛らしくてとても、とてもおそろしい映画
- 匹敵しうる言辞が存在しない光の快楽
- "秘密と嘘 死への誘い"
- 抗しがたい死の魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演アナ・トレント
-
ペドロ・アルモドバル監督とアントニオ・バンデラスが「アタメ」(1989)以来22年ぶりにタッグを組み、最愛の妻を亡くし禁断の実験に没頭する形成外科医と、数奇な運命をたどるヒロインの姿を描く問題作。画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やす形成外科医ロベルは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった「完璧な肌」を創造することを夢見ていた。良心の呵責や倫理観も失ったロベルは、ひとりの女性を監禁して実験台にし、人工皮膚を移植して妻そっくりの美女を作り上げていく。
ネット上の声
- また聞き状態では読み取りにくい点も…
- 怖すぎる(笑)でも不思議な爽快感。
- 愛、復讐、その果てにあるもの
- フランケンシュタインの結末
監禁、 サイコパス、 サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間120分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
-
自分の性自認に迷う子どもの葛藤と、寄り添う家族の姿をつづったスペイン発のヒューマンドラマ。
夏のバカンスでフランスからスペインにやって来た家族。8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さを抱えて心を閉ざしている。母はそんなアイトールを愛しながらも、向き合い方に悩んでいた。ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、ハチや自然とのふれあいを通して心をほどき、ありのままで生きていきたいという思いを強めていく。
オーディションで選ばれた新人ソフィア・オテロが主人公アイトールを繊細かつ自然に演じ、2023年・第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少となる8歳で最優秀主演俳優賞(銀熊賞)を受賞。スペインの新鋭エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンが長編初監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 【”何故、自分の事が分からないの?と髪長く柔らかな顔立ち故に、女子に見える8歳の男子は涙目で言った。”今作はアイデンティティに悩む男子と、戸惑いつつも彼に寄り添う家族の姿を描いた作品である。】
- アイデンティティーをめぐる家族の不協和のゆくえ
- 言葉にならない思いを物語構造が繊細に奏でる
- 母親・アネの不安定さこそが根本的な問題点?
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間128分
- 監督エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
- 主演ソフィア・オテロ
-
田舎に移住した夫婦が閉鎖的な村で住民との対立を激化させていく姿を、スペインで実際に起きた事件を基に映画化した心理スリラー。「おもかげ」のロドリゴ・ソロゴイェンが監督・脚本を手がけ、主人公夫婦の夫を中心に描く第1部と、妻を中心にした第2部の2部構成で描く。
フランス人の夫婦アントワーヌとオルガは、スローライフを求めてスペインの山岳地帯にある小さな村に移住する。しかし村人たちは慢性的な貧困問題を抱え、穏やかとは言えない生活を送っていた。隣人の兄弟は新参者の夫婦を嫌い、彼らへの嫌がらせをエスカレートさせていく。そんな中、村にとっては金銭的利益となる風力発電のプロジェクトをめぐって夫婦と村人の意見が対立する。
「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェが夫アントワーヌ、「私は確信する」のマリナ・フォイスが妻オルガを演じる。2022年・第37回ゴヤ賞で主要9部門を受賞するなど、世界各国で数々の映画賞を受賞。第35回東京国際映画祭では「ザ・ビースト」のタイトルで上映され、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞。
ネット上の声
- 「野獣」を意味する原題の多義性。二幕構成の“妙”にも引き込まれる
- なかなか手が届かない「理想郷」の遠さを痛感する一作
- 【公式アンプラグド試写会にて鑑賞🎬】
- 「素朴な人々」と「陋弊な人々」の間
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間138分
- 監督ロドリゴ・ソロゴイェン
- 主演ドゥニ・メノーシェ
-
スペインの名匠ペドロ・アルモドバルによる初の長編英語劇で、2024年・第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したヒューマンドラマ。ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアという当代きっての演技派の2人が共演し、病に侵され安楽死を望む女性と、彼女に寄り添う親友のかけがえのない数日間を描く。
重い病に侵されたマーサは、かつての親友イングリッドと再会し、会っていなかった時間を埋めるように、病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み、自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時にはイングリッドに隣の部屋にいてほしいと頼む。悩んだ末にマーサの最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。マーサはイングリッドに「ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と告げ、マーサが最期を迎えるまでの短い数日間が始まる。
「フィクサー」でアカデミー助演女優賞を受賞し、アルモドバルの短編英語劇「ヒューマン・ボイス」にも主演したティルダ・スウィントンがマーサを演じ、「アリスのままで」でアカデミー主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアが親友イングリッド役を務めた。
ネット上の声
- どう死ぬかは、どう生きたかということ
- 結構重い作品。死とは何か考えてしまった
- 変わった座組のアルモドバル映画
- 尊厳死、難しい問題です😱
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国スペイン
- 時間107分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ティルダ・スウィントン
-
コロンビアの交響楽団に招かれ、恋人のベレン(クララ・ラゴ)を連れて同国へとやって来たスペイン人指揮者のアドリアン(キム・グティエレス)。彼らは郊外にぽつんと建っている、ナチスの残党だったという人物が所有していた別荘を借りて住むことに。そんな折り、ベレンがアドリアンの浮気を疑ったことからけんかが始まってしまう。アドリアンが家に戻ると彼女は別れを告げるビデオを残し、姿を消してしまっていた。その痛手を癒やそうと出掛けたバーの店員ファビアナ(マルティナ・ガルシア)と惹(ひ)かれ合い……。
ネット上の声
- めちゃくちゃ好きなやつを久しぶりっに鑑賞👀
- 下の人のレビューは、ネタバレ読むな注意
- 日常と非日常の境目に恐怖がある
- 怖いのは、霊より、生きた人間
サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国コロンビア,スペイン
- 時間96分
- 監督アンドレス・バイス
- 主演マルティナ・ガルシア
-
1920年、アイルランド独立戦争。自由を求めて共に戦った兄弟が、残酷な内戦によって引き裂かれる運命。
1920年、イギリスの支配下にあるアイルランド。医師になる夢を捨て、兄テディと共にアイルランド独立軍に参加したデミアン。彼らは自由を勝ち取るため、過酷なゲリラ戦に身を投じる。しかし、苦難の末に結ばれた和平条約は、国内を二分する内戦の火種となる。条約を巡り、理想を違えた兄弟の絆に亀裂が生じ、やがて互いに銃を向け合うという悲劇的な運命へ。歴史の渦に翻弄された兄弟の愛と葛藤の物語。
ネット上の声
- アイルランドの歴史はイングランドとの戦いの歴史だ
- 自由と正義に引き裂かれる同胞たち
- アイルランド独立闘争を描いた作品は何作か鑑賞したが、本作が一番堪えたかもしれない
- 学生の時にライブ観るために夜行バスで朝東京について暇つぶしに早稲田松竹でかかって
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イギリス,イギリス,ドイツ,イタリア,スペイン
- 時間126分
- 監督ケン・ローチ
- 主演キリアン・マーフィ
-
主演のオスカル・マルティネスが、2016年・第73回ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したコメディドラマ。故郷のアルゼンチンを離れ、30年以上スペインで暮らしていた主人公のノーベル賞作家・ダニエルが、アルゼンチンから名誉市民賞を授与されることになり、2度と戻らないと思っていた故郷へ戻ることを決めたことから、思わぬ展開に巻き込まれていく様子を、ユーモアとウィットを交えて描く。2016年・第13回ラテンビート映画祭および第29回・東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「名誉市民」のタイトルで上映された。
ネット上の声
- 作家ダニエル・マントバーニは、40年前に故郷アルゼンチンのド田舎サラスの町を出て
- 🏖☀️ 𝙖𝙘𝙝𝙖𝙣 𝙭 𝙈𝙖𝙧𝙞𝙡𝙮𝙣
- 意訳なら「嗤う故郷・吼える作家」のがマシ
- ボブ・ディランもこうすりゃよかったのに
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アルゼンチン,スペイン
- 時間117分
- 監督マリアノ・コーン
- 主演オスカル・マルティネス
-
スペイン内戦の暗い時代、旅芸人一座が孤児の少年を守りながら、笑いと希望を届ける感動の旅路。
1930年代後半、スペイン内戦下のマドリード。相方を戦火で失った芸人ホルヘは、遺された息子ミゲルを引き取る決意。ホルヘは自身の率いる旅芸人一座と共に、独裁政権の厳しい監視を逃れながら、人々に笑いを届けるための旅へ。歌と踊り、そして奇術。厳しい現実の中、芸を続けることで生きる希望を見出そうとする一座の姿。血の繋がりを超えた家族の絆と、芸術が持つ力の証明。彼らの旅の先に待つ運命とは。
ネット上の声
- 乱世を生き抜いた芸人たちへのオマージュ
- 大丈夫!きっと見守ってくれているから♪
- 純粋なヒューマンドラマかと思いきや!
- 1フランじゃ、暮らせないけれど。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間123分
- 監督エミリオ・アラゴン
- 主演イマノル・アリアス
-
88歳の仕立て屋、70年前の約束を果たすため7612km先のポーランドへ。人生最後の旅の始まり。
現代のアルゼンチン・ブエノスアイレス。88歳のユダヤ人仕立て屋アブラハムは、家族に施設に入れられ人生の終わりを悟る。しかし彼には、70年以上前にホロコーストから命を救ってくれた友人への、ある約束が。それは「必ず会いに行く」という固い誓い。家族の制止を振り切り、なけなしの金と一張羅のスーツを手に、故郷ポーランドを目指すアブラハム。言葉も通じぬ異国の地で、様々な出会いと困難を乗り越え、彼は約束の場所へとたどり着けるのか。人生の黄昏に挑む、感動のロードムービー。
ネット上の声
- お節介さんのおかげで、世の中あたたかい。
- 90点:ホロコーストの克服と共感力ある女性
- 業突張りに付き合わされるのかと思ったが
- 言うのは簡単。行動するから価値がある。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間93分
- 監督パブロ・ソラルス
- 主演ミゲル・アンヘル・ソラ
-
パリへ向かう列車の中、裕福なフランス人紳士マチューが語る、若く美しいスペイン人女性コンチータとの倒錯的な恋愛譚。彼女に心奪われたマチューは、全てを捧げようとするが、コンチータは純真さと奔放さという二つの顔を使い分け、彼を巧みに手玉に取る。貞淑かと思えば、次の瞬間には挑発的。シュルレアリスムの巨匠が描く、決して満たされることのない男の渇望と、その曖昧な対象の正体。
ネット上の声
- どうしても女をモノにできない男のシニカルな艶笑譚。「二人一役」の奇策が炸裂する巨匠の遺作!
- 決して弄(もてあそ)んではいけないことの教示的な一本。
- 長期に亘って性欲が理性を凌駕し続けた話。
- みっともないおじさんだけれど…
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間104分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フェルナンド・レイ
-
伝説の西部劇『続・夕陽のガンマン』のロケ地を蘇らせる!映画への愛が奇跡を起こした、情熱の記録。
1966年、スペインの荒野に作られた映画史に残る決闘シーンの舞台、サッドヒル墓地。クリント・イーストウッド主演『続・夕陽のガンマン』の撮影後、50年間打ち捨てられていたその場所。この伝説のロケ地を蘇らせるため、数人のファンが立ち上がった。SNSを通じて集まった世界中のボランティアたち。彼らは土に埋もれた5000の墓標を掘り起こし始める。映画への純粋な愛と情熱が、不可能を可能にしていく感動のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 名画に登場する舞台を再現しようという企画に挑む映画ファンの人々を映したドキュメン
- 伝説の映画に魅せられた人々が紡ぐドラマに号泣しました
- マカロニ(イーストウッド)ファン、観るべし!!
- 楽しかった!とにかく映画好きにはたまらない
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国スペイン
- 時間86分
- 監督ギレルモ・デ・オリベイラ
- 主演エンニオ・モリコーネ
-
婚約者と訪れたパリで、脚本家が迷い込んだのは真夜中の1920年代。憧れの芸術家たちとの出会いが、彼の現在を変えていく不思議な物語。
舞台は現代のパリ。ハリウッドの売れっ子脚本家ギルは、婚約者とその両親と共にこの街を訪れる。小説家になる夢を諦めきれず、古き良き時代に憧れる彼。ある夜、一人で散歩していると、真夜中の鐘を合図に一台のクラシックカーが出現。誘われるまま乗り込むと、そこは狂乱の1920年代。ヘミングウェイ、ピカソ、ダリ…憧れの芸術家たちとの奇跡的な出会いの数々。夢のような日々に没頭する一方、現実主義者の婚約者との心はすれ違うばかり。過去と現在、二つの世界で揺れるギルが最後に見つけ出す、自分にとっての本当の「黄金時代」。
ネット上の声
- 真夜中のパリの夢が覚めてないアレンだから
- 『モンスター・イン・パリ』の方がお薦め♪
- 絶好調、ウディ・アレンの魅惑のパリ。
- 現代(いま)を生きる・イン・パリ
ファンタジー
- 製作年2011年
- 製作国スペイン,アメリカ
- 時間94分
- 監督ウディ・アレン
- 主演キャシー・ベイツ
-
「シルビアのいる街で」の名匠ホセ・ルイス・ゲリンによる中編ドキュメンタリー。韓国の全州(チョンジュ)国際映画祭のプロジェクト「チョンジュ・デジタル・プロジェクト」(「デジタル3人3色」)の1作品として製作された。2008年1月21日、バルセロナの集合住宅の4階に住む中年男が投身自殺したことを受け、ゲリン監督が近隣の人々への取材を通して男の生前の様子や自殺当日の状況を映し出し、死者の記憶と人生をよみがえらせる。17年1月、ゲリン監督の特集「ミューズとゲリン」で上映(「思い出」と併映)。
ネット上の声
- 向かいの集合住宅をヒッチコック「裏窓」の如く撮る
- これまたすごい
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国スペイン,韓国
- 時間47分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演ガラ・ペレス・イニエスタ
-
第二次大戦後の孤島、光を病的に恐れる子供たちと暮らす母を襲う、屋敷に潜む”何か”の恐怖。
舞台は1945年、戦争の終結を待つイギリスの孤島。敬虔なキリスト教徒の母グレースは、光アレルギーの病を持つ二人の子供と、霧深い広大な屋敷での静かな暮らし。夫の帰りを待ちわびる彼女の前に、ある日突然現れた3人の使用人。彼らが来て以来、屋敷では誰もいないはずの部屋から物音が聞こえ、ピアノが鳴り響く怪現象の数々。子供たちを守るため、”何か”の正体を突き止めようとするグレース。しかし侵入者は見つからず、彼女自身も次第に正気を失っていく恐怖。この家にいる”他人”とは一体誰なのか。全ての謎が解ける時、彼女が知る想像を絶する真実。
ネット上の声
- 母子は待つ いつか帰らぬ あの愛しき人を
- ホラー嫌いも大丈夫。傑作ゴシックホラー?
- N・キッドマンの演技に魅せられました。
- 要注意! 思いっきりネタバレします。
トラウマになる、 どんでん返し、 ホラー
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ,スペイン,フランス
- 時間104分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演ニコール・キッドマン
-
1年間不眠状態にある機械工の男が巻き込まれていく不可解な事件を描いたスリラー。監督は「セッション9」のブラッド・アンダーソン。脚本は「テキサス・チェーンソー」のスコット・コーサー。撮影は「10億分の1の男」のシャヴィ・ヒメネス。音楽は「サロメ」のロケ・バニョス。美術は『スカートの奥で』(V)のアラン・ベイネ。編集は『ヴィンセント・ギャロ/ストランデッド』(V)のルイス・デ・ラ・マドリード。出演は「サラマンダー」のクリスチャン・ベイル、「イン・ザ・カット」のジェニファー・ジェイソン・リー、「ぼくは怖くない」のアイタナ・サンチェス=ギヨン、「クライム・アンド・パニッシュメント」のマイケル・アイアンサイド、「カレンダー・ガールズ」のジョン・シャリアンほか。2004年ニューシャテル国際ファンタスティック映画祭最優秀作品賞主要2部門受賞。
ネット上の声
- 1年間不眠状態にある機械工の男が巻き込まれていく不可解な事件を描いた話
- 不眠症はホンマにしんどいねんって!
- 精神医学に興味のある人、必見!
- 簡単には理解しがたい物語展開
精神障害、 孤独、 サスペンス
- 製作年2004年
- 製作国スペイン,アメリカ
- 時間102分
- 監督ブラッド・アンダーソン
- 主演クリスチャン・ベイル
-
グリム童話「白雪姫」にスペインの国技である闘牛を織り交ぜ、モノクロ&サイレントで描いた異色のダークファンタジー。人気闘牛士の娘カルメンは生まれてすぐに母親を亡くし、父の再婚相手で意地悪な継母に虐げらながら育つ。ある日、継母の策略で命を奪われそうになったカルメンは、「こびと闘牛士団」に助けられ、「白雪姫」という名で彼らと一緒に見世物巡業の旅に出る。やがて女闘牛士として頭角を現したカルメンは、行く先々で圧倒的な人気を得るようになるが……。スペインのアカデミー賞と称される2013年・第27回ゴヤ賞では、作品賞ほか10部門を制した。
ネット上の声
- スペインと言えば闘牛🐂とフラメンコ💃と相場が決まっていますが、こちららの原題『B
- モノクロ&サイレント&フラメンコ&白雪姫!音楽がバチバチにキマっていてめっちゃカ
- 白雪姫をベースにした闘牛士のモノクロ無声作品
- ブランカニエベス=スペイン語で「白雪姫」
ファンタジー
- 製作年2012年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間104分
- 監督パブロ・ベルヘル
- 主演マリベル・ベルドゥ
-
老人ホームを舞台に描く、老いと友情の物語。人生の黄昏を生きる元銀行員エミリオの、ささやかな抵抗。
元銀行員のプライド高きエミリオ。アルツハイマー病と診断され、家族に老人ホームへ入れられることに。そこで出会ったのは、抜け目のない楽天家の同室者ミゲル。エミリオが最も恐れるのは、症状が進行した者たちが送られる「2階」行き。その運命から逃れるため、二人は奇想天外な計画を実行。ユーモアと哀愁を交えながら、老いという現実と尊厳を描く物語。人生の終盤で見つける、かけがえのない友情の輝き。
ネット上の声
- アルツハイマーを患った元銀行員のお爺さんが主人公
- かつてなかったジャンルのアニメーション
- いずれ消えてしまう記憶だとしても…。
- 明日の老人にも捧ぐ ・・・ なるほど。
認知症、 ヒューマンドラマ、 アニメ
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間89分
- 監督イグナシオ・フェレーラス
- 主演タチョ・ゴンサレス
-
過去を救う一言が、私の全てを奪った。72時間以内に娘を取り戻せ、時空を超えたサスペンス。
25年に一度の嵐の夜、ベラは新居の古いテレビを通じて、25年前に同じ家に住んでいた少年ニコと交信する。その夜、ニコが殺される運命にあると知ったベラは、彼を救うために警告を発する。善意の行動、しかしそれが悪夢の始まりだった。翌朝、目覚めたベラの隣には見知らぬ男が眠り、愛する娘は存在しない世界へと変貌していた。過去を僅かに変えたことで、彼女の人生そのものが消えてしまったのだ。元の人生を取り戻すため、ベラに残された時間はわずか72時間。時空の歪みに翻弄されながら、彼女は娘を取り戻すための孤独な戦いを開始する。
ネット上の声
- ネタバレありの考察です。映画鑑賞前には読まないでください。
- タイムパラドックス映画の全てを詰め込みました映画
- あっという間に見終わりました
- すべてが繋がるとすばらしい
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン
- 時間129分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演アドリアーナ・ウガルテ
-
荒野に現れた一人の凄腕ガンマン。二つの悪党一家が対立する町で、金と正義を賭けた壮絶な戦いの幕開け。
舞台は19世紀、メキシコ国境の町サン・ミゲル。二大勢力、ロホ兄弟と保安官バクスター一家が町を支配し、住民は恐怖に怯える日々。そこへ、名無しの流れ者ジョーが到着。彼は驚異的な早撃ちの腕前を持つ男。ジョーは両一家を巧みに手玉に取り、互いに潰し合わせようと画策。金のためか、それとも内に秘めた正義感か。彼の真の目的は謎のまま、町は血で血を洗う抗争の渦中へ。孤独な男の危険な賭けの行方。
ネット上の声
- 今さら感ありすぎの『用心棒』との比較レビュー……
- イーストウッドといえば山田さんでしょう!
- 吹くよ!「さすらいの口笛」 口笛吹ける?
- どうした?心臓を狙うんだラモーン。
アクション
- 製作年1964年
- 製作国イタリア,スペイン,ドイツ
- 時間100分
- 監督セルジオ・レオーネ
- 主演クリント・イーストウッド
-
過去の恋か、新たな愛か。バルセロナを舞台に、忘れられない初恋と情熱的な出会いの間で揺れる青年の葛藤。
初恋の痛みを忘れるためロンドンで2年を過ごしたアチェが、故郷バルセロナに帰還。彼はそこで、自由奔放でエネルギッシュな女性ジンと出会い、新たな恋に落ちる。過去を乗り越え、未来へ歩み出そうとするアチェ。しかし、彼の心には未だに初恋の相手、バビの影が焼き付いていた。そんな中、運命のいたずらか、アチェはバビと再会してしまう。情熱的な現在の愛と、忘れられない過去の記憶。二人の女性の間で、彼の心は激しく揺れ動く。彼が選ぶ未来とは。
ネット上の声
- 「空の上3メートル」の続編
- この前、観たスペイン映画の続きがあったから観てみた
- 二兎追うものは一頭も得ず
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国スペイン
- 時間119分
- 監督フェルナンド・ゴンサレス・モリナ
- 主演マリオ・カサス