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義理の弟からの禁断の愛と、時代の波に揺れる地方の酒屋を舞台にした、一人の戦争未亡人の苦悩と決断の物語。
舞台は戦後から高度経済成長期へ向かう日本の地方都市。戦争で夫を亡くした礼子は、18年間、亡夫の実家の酒屋を一人で切り盛りしてきた。しかし、近所に大型スーパーが出店し、店の経営は大きく傾き始める。そんな中、義理の弟である幸司から、長年秘めてきた想いを告白される礼子。店の存続と家族としての秩序を守ろうとする彼女の心は、幸司の真っ直ぐな愛情と変わりゆく時代の波に激しく揺さぶられる。すべてを捨てて店を出ることを決意した礼子と、彼女を追う幸司。二人の運命を乗せた旅の始まり。
ネット上の声
- 成瀬巳喜男監督。女性映画の名手だそうな。
- ヒロインの心理描写が巧みで面白い☆3つ半
- かつてこんなにもすばらしい映画があった
- 恋愛映画として、すでに完成されている。
恋愛
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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終戦間近の満州、人間性を守り抜こうとした男の絶望的な逃避行。戦争の非情さを問う、壮大な物語の終着点。
第二次世界大戦末期の満州。ソ連軍の侵攻により日本の支配が崩壊した混乱の地。主人公は、理想主義者でありながら戦争の現実に翻弄され続ける男、梶。ソ連軍の捕虜となり、非人道的な扱いを受ける日々から脱走した彼は、ただ一つ、愛する妻・美千子との再会だけを胸に故郷への果てしない逃避行を開始。飢えと寒さ、そして人間同士の不信感が彼の肉体と精神を蝕んでいく過酷な道のり。極限状態の中、梶が守ろうとした「人間の條件」とは何だったのか。彼の旅路がたどり着く、慟哭の結末。
ネット上の声
- 愛すべき妻の元へ帰ることを目標に、ひたすら歩き続ける地獄の戦争ロードムービータイ
- 極限状態で人間の本質が発露されるなどと言うが、劣悪な条件のもと奴隷扱いされた場合
- 迫力あるスケールに描かれる戦時の男の心理
- 今の戦争映画にはない、鋭い問題提起
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
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昭和の東京。一人の男を巡り、本妻と愛人が奇妙な同居生活を送る。女たちの愛憎渦巻く人間ドラマ。
舞台は高度経済成長期の東京。実業家の圭介には、貞淑な妻・文子と、バーを経営する奔放な愛人・美保がいた。驚くべきことに、彼らは一つの家で同居生活を送る。妻としての立場、女としてのプライド。美保の存在を許しながらも、文子の心は静かに蝕まれていく。一方、美保もまた、愛人という立場に満たされぬ思いを抱える。男のエゴイズムが生んだ歪な三角関係。その日常に生じた小さな亀裂が、やがて女たちの関係を崩壊へと導く。
ネット上の声
- 女心は単純なのに。。。
- 本妻とお妾さんの戦い
- 本当に美人ばかり
- 男女関係の影と戦後社会にけりをつけそこねること。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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明治の小倉。腕っぷしの強い人力車夫・松五郎が貫く、未亡人とその息子への生涯をかけた純粋な愛の物語。
明治時代の福岡県小倉。町一番の暴れん坊だが、根はまっすぐな人力車夫「無法松」こと富島松五郎。ある日、彼は陸軍大尉の息子を助けたことをきっかけに、その一家と親しくなる。しかし、大尉は病で急死。松五郎は残された美しい妻・良子と幼い息子・敏雄の面倒を見ることを心に誓う。父代わりとして敏雄の成長を見守り、母子を支え続ける松五郎。その胸には、良子への決して報われることのない身分違いの恋心。彼の無骨で一途な愛情が、時代の流れとともに描かれる不朽の名作。
ネット上の声
- 戦前と戦後を比べることで、日本映画から何か奪われたのか?分かる名作でもある
- 身分の違いが綾を成す。純情男の凄絶なまでの片想い。
- 素晴らしい映像
- せつなかった
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
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父の喜寿祝いに集まった家族。見せかけの平和の下で渦巻く、遺産相続を巡る女たちの静かなる戦い。
東京郊外の石川家。家長である幸平の喜寿を祝うため、嫁いだ娘たちがそれぞれの家族を連れて実家へ集う。一見、和やかな家族の団欒。しかしその裏では、老いた両親の面倒や家と土地の相続問題がくすぶり、娘たちの間には見えない火花が散っていた。それぞれの生活と事情を抱え、本音と建前が交錯する。家族という名の鎖の中で、女たちが守りたいもの、そして手に入れたいものとは。家庭に潜むリアルな人間模様。
ネット上の声
- 成瀬作品鑑賞デビューです
- 東京物語の成瀬監督版みたいなお話です
- 映画館で一緒に笑いが起こる幸福感
- 1962年製作の東宝お正月映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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愛を奪われ、憎しみを抱いて嫁いだ女。その凄絶な復讐心が、三代にわたる家族の運命を狂わせる。
昭和初期の阿蘇。地主の息子に暴行され、愛する人との仲を引き裂かれた娘・さだ子。彼女は抵抗の末、憎い相手との結婚を強いられる。しかし、その心に宿ったのは復讐の炎。夫へ、その家族へ、そして生まれてくる子供たちへ向けられる、消えることのない憎悪。一人の女性の執念が、数十年にわたり家族を縛り付け、崩壊させていく。愛と憎しみの狭間で繰り広げられる、壮絶な一代記。
ネット上の声
- 【”未来永劫憎み合う夫婦の姿。そして、恩讐の彼方に。”今作は、全編に流れる心ざわつかせるフラメンコギターの音色が印象的な、物凄い一組の男女の愛憎劇なのである。】
- 古い作品はほとんど観ないのだけれど、フォロワーさんのレビューを読んでとても観たい
- お母さんがお父さんを憎むのをやめたら、僕もお母さんを憎むのをやめます
- フラメンコのリズムに乗せた愛憎劇て…どんなやねん!
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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戦後の日本、貧しさの中で愛を貫いた夫婦の40年。ダム建設に人生を捧げた夫と、彼を支え続けた妻の感動の実話。
昭和初期、貧しい農村に生まれた野中春雄。彼はダム建設技師となり、妻のとめと共に全国の工事現場を転々とする過酷な人生を選択。厳しい自然、劣悪な労働環境、そして戦争の影。幾多の困難に見舞われながらも、二人は固い絆で結ばれ、互いを支え合う。日本の高度経済成長を土木事業の最前線で支えた夫婦の、40年にも及ぶ愛と苦難の記録。実話に基づいた、名匠・木下恵介が描く夫婦愛の年代記。
ネット上の声
- 錆びない映画
- 「永遠の人」、「二十四の瞳」に続く、木下恵介監督作品3作目
- おまえは“とら”だ
- これも書き忘れてたーモノクロの映画をここまでしっかり観たの、多分初めてなんだけど
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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夜の銀座、華やかな世界の片隅で。誇りを胸に、たった一人で生き抜こうとするバーのマダムの物語。
舞台は昭和30年代の夜の銀座。夫を亡くし、バーのマダムとして気丈に生きる矢代圭子。客には笑顔を振りまきながらも、決して心を許さない孤高の存在。彼女の夢は、自分の店を持つこと。しかし、店の借金、言い寄る男たちの嘘、そして老いへの不安が彼女を追い詰める。華やかな世界の裏側で繰り広げられる、打算と裏切りの数々。誇りを守るため、愛を信じたいと願いながらも、非情な現実に翻弄される圭子。彼女が最後に選ぶ生き方とは。
ネット上の声
- 成瀬巳喜男監督。男の“理想の女”のお話。
- したたかな女とズルい男の大人の愛の物語
- 女の生き様を余すことなく描く☆3つ
- 銀座かぁ 行ってないな最近・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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昭和初期、瀬戸内海の分校に赴任した新米女性教師と12人の子供たち。戦争の足音が迫る中、絆を育む感動の物語。
舞台は昭和3年、瀬戸内海の小豆島。新任の女性教師、大石先生が岬の分校へ。洋服姿で自転車に乗る彼女に、村人たちは最初は戸惑い。しかし、12人の純粋な子供たちとの交流を通じ、次第に深い絆で結ばれていく日々。しかし、日本は戦争へと突き進み、彼らの運命は時代の荒波に翻弄。教え子たちの未来を案じ、平和を願う大石先生の苦悩と愛。戦争がもたらす悲劇と、それでも失われない師弟の情愛を描く不朽の名作。
ネット上の声
- 高峰秀子が演じるしっかり者の大石先生の懸命に生きる姿が胸を打つ、木下恵介監督によ
- 叙情性と記録性の調和が生む、静かなる反戦映画の感動と美しさ
- 💧戦争反対⚡ 70年前から思いは同じ
- 今の季節にぴったりだと思い選択
小学校、 ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間156分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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明治の因習に抗い、自らの力で運命を切り拓こうとする一人の女。その激しくも気高い生き様を描く文芸ドラマの傑作。
舞台は明治時代の日本。封建的な価値観が色濃く残り、女性が自立して生きることが困難だった時代。主人公は、お島。養子に出された先で虐げられながらも、決して屈しない強い意志と生命力を持つ女性。最初の結婚が破綻し、実家に戻されたお島は、社会の理不尽さに反発し、自分の足で立つことを決意。次々と男たちと渡り合いながら、商売の世界へと身を投じていく。彼女の目的は、ただひたすらに「自分の人生」を生きること。しかし、彼女の奔放な生き方は周囲の反感を買い、裏切りや困難が次々と襲いかかる。傷つき、倒れてもなお、前を向き続けるお島。彼女がその先に掴むものとは何か。一人の女性の不屈の魂の物語。
ネット上の声
- 成瀬アンド高峰秀子の黄金コンビ作でダメ男ゴロゴロ映画でもある
- 働き者で気が強く頭がいい女、但し男運なし
- 徳田秋声の原作を成瀬巳喜男監督が映画化
- エネルギッシュな主人公が大きな魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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昭和初期の女学校を舞台に、寄宿舎で暮らす少女たちの友情、憧れ、そしてすれ違いを瑞々しく描いた青春物語。
昭和初期、厳格な規律に守られた女学校の寄宿舎。級長の和子をはじめとする生徒たちの穏やかな日々に、東京から来たモダンな転校生・正子が波紋を広げる。自由奔放で都会的な正子に、生徒たちは戸惑いと憧れの眼差しを向ける。当初は反発していた和子も、次第に正子の裏表のない純粋な心に惹かれ、二人の間には特別な友情が芽生え始める。しかし、多感な少女たちの些細な誤解や嫉妬が、彼女たちの関係に影を落としていく。限られた時間の中で育まれる、儚くも美しい少女たちの友情の行方。
ネット上の声
- 戦前の多感な少女たちの友情と絆
- 消えて行ったもの
- 後ろ姿のショットが多くて、顔が映っても遠くてよく見えなくてなんか怖いと思ってると
- 大阪大空襲でそのほとんどが焼失した戦前の大阪の町並み、建物などが残されているとの
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督石田民三
- 主演高峰秀子
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時代の波に飲まれる花柳界。没落寸前の置屋を舞台に、女たちの意地と哀しみが静かに流れる人間ドラマの傑作。
昭和30年代初頭の東京、柳橋。かつての賑わいを失い、傾きかけた置屋「つたの家」。女将のつた奴を筆頭に、出戻りの娘や気性の荒い芸者など、様々な事情を抱えた女たちが寄り集まって暮らしている。そこへ、夫を亡くし、住み込みの女中としてやって来た梨花。彼女の目を通して、時代の変化の中で必死に生き抜こうとする芸者たちの日常、その意地とプライド、そしてどうにもならない哀しみが淡々と映し出される。華やかな世界の裏側で、静かに、しかし確実に変わりゆく運命。女たちの人生の行く末は。
ネット上の声
- 豪華女優陣とかわいい猫❣️ 目はハートで演技も感心したりだけど、内...
- その流れは、かくも激しく私を揺さぶる。
- 女のひとの生きていく強さを流れる品格。
- 豊かな劇空間を作り出す、成瀬マジック
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演田中絹代
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戦中戦後の激動期、耳の聞こえない夫婦が愛と忍耐で築いた家族の物語。声なき声で綴る、涙と感動の実話。
舞台は昭和初期から戦後の復興期にかけての日本。生まれつき耳が聞こえない、みちおとあき子。二人は周囲の反対を乗り越え結婚し、ささやかな家庭を築く。しかし、戦争の影、貧困、そして聴覚障害者への偏見という過酷な現実が次々と彼らに襲いかかる。言葉を交わせずとも、手話と表情、そして深い愛情で結ばれた夫婦。4人の子供を育てるため、手を取り合い必死に働く。戦争で家を失い、子供の病気に直面しながらも、彼らが守り抜こうとした家族の絆。幾多の苦難を乗り越えた先に、夫婦が見つけた「美しく」生きることの意味が、静かな感動を呼ぶ。
ネット上の声
- 耳が聞こえないという障害を背負いながらも太平洋戦争~戦後という混乱した時代のなか
- あーっという見事なラストが待っていた・・
- 展開速いがじんわりと感動 結末には???
- 電車の中で手話する場面は印象に残る
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督松山善三
- 主演小林桂樹
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戦後間もない東京の下町。複雑な家庭環境に育った清純な娘が、絶え間ない家族の金銭問題と愛憎に翻弄されながら、自立への道を模索する物語。
舞台は戦後の復興期にある東京。バスガイドとして働く23歳の清子。母と三人の異父兄姉との暮らし。しかし、その家庭は絶えず金銭トラブルと色恋沙汰に満ちていた。見合い話を勝手に進める兄、金の無心に来る姉、そんな家族に嫌気がさす清子。彼女のささやかな心の支えは、近所のパン屋の息子との淡い恋心。だが、家族という名のしがらみは、彼女の純粋な願いさえも飲み込もうとする。この息苦しい家から抜け出し、自分だけの人生を歩みたい。清子のささやかな、しかし決然とした自立への第一歩。
ネット上の声
- 特異な家族構成の家庭崩壊劇に観る成瀬巳喜男監督の演出力が絶品
- 成瀬映画で魅せた、浦辺粂子、真骨頂の演技
- 夏の夕立の稲妻は直ぐに収まるのです
- 不協和音が激しく鳴り響いたその後は
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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「六條ゆきやま紬」の松山善三のオリジナル・シナリオを、「女の中にいる他人」の成瀬巳喜男が監督した社会ドラマ。撮影は「エレキの若大将」の西垣六郎。
ネット上の声
- 加害者と被害者は誰でも両方持っている
- 母親の復讐は想定外の感情に揺れて…
- 息子をひき逃げで失った女の復讐劇
- 大変失礼ながら(って誰に?)
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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終戦後の日本、腐れ縁で結ばれた男女の破滅的な愛の軌跡。どうしようもなく惹かれ合う、魂の彷徨。
舞台は第二次世界大戦末期の仏領インドシナから終戦直後の日本。かつて愛し合ったゆき子と富岡の再会。しかし、妻子ある富岡はゆき子を突き放し、彼女は絶望の淵へ。それでも富岡を忘れられないゆき子の、彼を追い求める流転の日々。他の男との関係、堕落していく生活。離れてはまた惹かれ合う、どうしようもない男女の愛憎劇。その果てに見る、あまりにも哀しい結末への予感。
ネット上の声
- 騙されても一途に愛を追い求める終戦期の女性の強さと哀しさを感じた。...
- ◎善悪ジャッジを超えたリアリズム 台詞の面白さ
- 成瀬が描く堕落愛、それも1つの愛の結実
- 森雅之さん、似合ってます。こういう役
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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「越前竹人形」の笠原良三がオリジナル・シナリオを執筆「放浪記(1962)」の成瀬巳喜男が監督した女性ドラマ。撮影は「続雲の上団五郎一座」の安本淳。
ネット上の声
- 激動の時代を懸命に生きる女性
- 人と関わるということ
- 昭和の女の半生
- ひとりぽっち
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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東宝が創立三十周年記念映画の一つとして、林芙美子原作から「旅愁の都」の井手俊郎と「女ばかりの夜」の田中澄江が共同で脚色、「女の座」の成瀬巳喜男が監督した文芸もの。撮影もコンビの安本淳。創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。
ネット上の声
- ペシミズムの中に存在する 生きる力☆
- 成瀬監督 パンクな女を描く
- 高峰秀子の演技の幅に驚く。
- 林芙美子という人・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
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江戸時代、美しき未亡人が住む屋敷に隠された恐るべき秘密。一人の浪人が迷い込む、愛と狂気のミステリー。
時は江戸。職を求める浪人・御子神兵吾は、山中の屋敷に住む妖艶な未亡人・楓と出会う。彼女の美しさと屋敷の奇妙な魅力に惹かれ、用心棒として仕える兵吾。しかし、その屋敷には決して開けてはならない蔵があり、夜な夜な聞こえる不気味な声。楓の過去に隠された秘密と、屋敷に渦巻く嫉妬と欲望。兵吾が真実を知る時、彼は愛か、それとも破滅か、究極の選択を迫られる。
ネット上の声
- 「女王様」にひざまずく勝新。
- 映画製作を志す人には、脚本展開・カメラワーク・照明・演出など、大変参考になる作品
- 新珠三千代の悪女が素敵♡
- モームの『雨』を翻案したような時代劇で、勝新以外のメインキャストは東宝や松竹で名
時代劇
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督三隅研次
- 主演勝新太郎
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医者の家に嫁いだ嫁と姑の対立を描いた問題作
舞台は鎖国下の江戸時代、紀州の国。名医・華岡青洲の妻である加恵は、夫が前人未到の全身麻酔薬開発に執念を燃やす姿を献身的に支えていた。しかし、研究は人体実験という最も危険な段階へ。そこで被験者として名乗りを上げたのは、妻の加恵と、青洲を溺愛する母・於継であった。夫の成功を願う純粋な想いは、やがて「世界初の被験者」という名誉を巡る、嫁と姑の激しい嫉妬と対立へと変貌。愛する人のため、そして女の意地のため、命を懸けた実験の先に彼女たちを待ち受ける過酷な運命とは。
ネット上の声
- 嫁姑ものって聞いてたけどもちろんそんな単純な話じゃなくて、まず冒頭で粗野な伊藤雅
- 医者の話と思いきや、嫁姑の見えない闘いを描いたものだった。出演者は...
- 紀州弁の優しい響きが、ゆったりと流れます
- クレージーキャッツとキチ○イナスビ(笑)
家族、 医師、 ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督増村保造
- 主演市川雷蔵
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明治末期から大正初期にかけて雑誌“スバル”に連載された森鴎外原作の映画化で、「続馬喰一代」の成澤昌茂の脚本を、「春の囁き」の豊田四郎が監督している。撮影は「愛情について」の三浦光雄、音楽は「獅子の座」の団伊玖磨。出演者は「明日はどっちだ」の高峰秀子、宇野重吉、「煙突の見える場所」の芥川比呂志、「刺青殺人事件」の東野英治郎、「あにいもうと(1953)」の浦辺粂子、山田禅二など。
ネット上の声
- 学生さんのお嫁になれないのはわかった話
- ほっ 映画版では災難に遭わなかった(雁)
- クローズアップに堪えられる高峰秀子
- 香り高い鴎外の原作
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督豊田四郎
- 主演高峰秀子
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封建的な女子大学を舞台に、自由を求める学生たちの闘い。一人の転入生が、旧態依然とした学園に起こす革命の記録。
終戦から間もない日本。京都にある厳格な規律で知られる名門女子大学。そこは、学長の独裁と封建的な寮則に学生たちが心を縛られる「女の園」。この息苦しい学園にやってきた転入生、出石芳江。理不尽な規則や人権侵害を目の当たりにした彼女は、たった一人で学園の改革を目指す決意。彼女の行動は、抑圧に慣れてしまった他の学生たちの心を少しずつ動かし始め、やがて学園全体を巻き込む大きなうねりへと発展。
ネット上の声
- 戦後の腐敗・堕落を強調し、男女間の道徳など封建的な考えを演説する教師たち。
- 自由と人権を求めた女性映画の記念碑的な傑作にある、木下監督の強い意思
- 「・・様」「・・様」の激しいディベート
- 美しさは、悲しみの中にある!
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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小津安二郎が松竹を離れ、はじめて新東宝で製作した作品。日本の伝統的な価値観を大事にし、ニヒリストめいた夫に耐え続ける姉と、そんな姉に反発する現代的な妹の対比を通して、戦後の日本の家庭の崩壊を描く。原作は大佛次郎。
ネット上の声
- ふるくならないことが、あたらしいこと。
- 唇よ、熱く君を語り、舞い上がれ
- 行き違う想い、重ならない心
- 高峰秀子のあっかんべぇー
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督小津安二郎
- 主演田中絹代
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息子も孫も顔をしかめてそっぽを向くボケた八十四歳の老人との温かい心のふれ合いを日常茶飯事の中でとらえる。原作は有吉佐和子の同名小説。脚本は松山善三、監督は「地獄門」の豊田四郎、撮影は「喜劇 泥棒大家族 天下を取る」の岡崎宏三。
ネット上の声
- 何も言わず二人で白い花を見つめるシーン、学生夫婦のイチャイチャを切なく見つめるお
- 痛い。辛い。今、我が母がこうなりつつあります。痴呆老人の問題は昔も...
- ひどくなるばかりで、姥捨て山制度がほしい
- これから要介護高齢者になる人必見
認知症、 ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督豊田四郎
- 主演森繁久彌
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ネット上の声
- 山田五十鈴による山田五十鈴のための山田
- ふたりでお蕎麦を♡
- 三隅版「婦系図」の方が映画の完成度は高いと思うが極私的好みではこのマキノ版が好き
- 掏りをしたところを大学の先生に拾われ、弟子となり学問に励み立派に成長した青年が、
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督マキノ正博
- 主演長谷川一夫
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20世紀初頭のアメリカ、差別と戦争に翻弄されながらも、愛する家族のため懸命に生き抜いた日本人移民の父、その激動の半生。
1910年代、大きな夢を抱きアメリカへ渡った井本忠司。異国の地での過酷な労働と人種差別に耐え、写真花嫁の妻キクと家庭を築き、子供たちにも恵まれる。しかし、日米開戦が彼の日常を破壊。一家は強制収容所へ送られ、アメリカへの忠誠を誓うか、日本への忠誠を貫くかの過酷な選択を迫られる。家族のため、故郷のため、引き裂かれる心。父が下した決断とは。
ネット上の声
- 大作ですが
- 此処は眩しすぎるわ…
- 踊れる女優
- 戦争は、今まで安易に国対国で捉えていたけど、そんなことなかった、人間たちの問題、
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松山善三
- 主演田村高廣
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「太陽とバラ」以来久々の木下恵介が自らのオリジナル・シナリオを監督した抒情篇。撮影は木下恵介とのコンビ楠田浩之。主演は「ただいま零匹」の佐田啓二、「あらくれ(1957)」の高峰秀子、「「夢に罪あり」より 処女」の中村賀津雄、「悪魔の顔」の田村高廣、この作品で木下監督に抜擢された有沢正子、伊藤熹朔の娘の伊藤弘子。ほかに桂木洋子、田中晋二、井川邦子、仲谷昇、明石潮、夏川静江、坂本武など。色彩は松竹イーストマンカラー。二部構成。
ネット上の声
- 40年前に観たときは、ストーリー展開の遅さ、現代とのセリフの言い回しの違いに大き
- 優等生過ぎて面白くないと女優は言う
- テーマ音楽とラストシーンに尽きる
- 昭和32年公開当時、一世を風靡した
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督木下恵介
- 主演佐田啓二
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執筆当時、無名の小学生だった豊田正子のベストセラー作文集を、山本嘉次郎監督のメガホンで映画化。東京下町のバラック街で、両親や兄弟と共に慎ましい生活を送る小学6年生の正子は、作文が得意でいつも先生からほめられていた。そんなある日、正子の作文が雑誌「赤い鳥」に掲載される。大喜びの正子だったが、この作文の内容が原因で、正子の父は職を失いかけてしまう。子役時代の高峰秀子が主人公を好演。
ネット上の声
- デコちゃんのふるえる心の居場所・・・
- 「あたい」は大映テレビだけじゃない。
- 昭和記録文学の名作
- 文化的価値は凄い
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督---
- 主演高峰秀子
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スタジオ8プロ第二回作品で、第一回作品「わかれ雲」と同じく平尾郁次の製作、館岡謙之助の脚本、五所平之助の監督、三浦光雄の撮影というスタッフである。原作は高見順の朝刊『朝日新聞』連載の小説である。主演は「続佐々木小次郎(1951)」を最後にフランスへ行き、半ヶ年ぶりで帰って来た高峰秀子の最初の出演、他に「風ふたたび」の池部良、「山びこ学校」の岡田英次、「嵐の中の母」の香川京子、「大空の誓い」の上原謙、その他汐見洋、三宅邦子、沢村契恵子、外国人のアドリアン・アンベールなどである。
ネット上の声
- 抒情描写が巧みな五所平之助監督の翌年代表作「煙突が見える場所」に繋がる、池部良、
- あの岡田英次があれよあれよと自己中心自信満々あの子に相手にされない男として浮き彫
- 「昔の洒落たハリウッド映画の方が、これこれの社会的悪習を告発すると称する映画より
- 貿易会社でバリバリ働くBGのデコちゃんとライバル会社で働く池部良が不思議な出逢い
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督五所平之助
- 主演高峰秀子
-
製作は「流星」「グッドバイ(1949)」の青柳信雄、脚本は「春の戯れ」につぐ山本嘉次郎と元日活協同プロダクション、プロデューサー、朝鮮映画製作部長をしていた中田晴康が戦後初の協同執筆、監督は「今日われ恋愛す」「グッドバイ(1949)」の島耕二、キャメラは「グッドバイ(1949)」の三村明がそれぞれ担当する。出演は「花くらべ狸御殿」「我輩は探偵でアル」につぐ灰田勝彦「グッドバイ(1949)」の高峰秀子のほか岸井明「結婚三銃士」の笠置シヅ子らが共演している。
ネット上の声
- 【戦後の東京で生きる若者達が、明るくブギを歌い前向きに生きる姿を描いたミュージカル風コメディ。高峰秀子さん、歌巧いなあ。下宿先の主人古今亭志ん生師匠の軽妙洒脱な喋りが観れるのも貴重な作品です。】
- 歌あり、お笑いあり、落語ありの、爽やかなrevue(演芸レヴュー)。 こんな高峰さんも良い。
- 今の朝ドラの主人公、笠置シヅ子さん目当てで
- 絶対に、映画館で大勢と観るべき作品です。
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督島耕二
- 主演高峰秀子
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ネット上の声
- 楽しくて爽やかでほろ苦い、古き良き時代
- 成瀬巳喜男&高峰秀子コンビ第1作です。
- 戦時下にそよぐそよ風のような秀子さん
- 可愛くて溌剌としている高峰秀子
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間54分
- 監督---
- 主演高峰秀子
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息子を殺された父親の悲しみと、同様の境遇の人々と共に、被害者遺族を保護する法律を作る運動を進める姿を描く。昭和五十三年『中央公論』三月号に掲載された佐藤秀郎の同名のノンフィクションを映画化したもので、脚本は砂田量爾と「スリランカの愛と別れ」の木下恵介の共同執筆、監督も同作の木下恵介、撮影は「燃える秋」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ・早い段階から現実に起こってることなんじゃないかという感覚になって...
- この映画の頃から、なにか日本映画の中の空気が変わったように思えます
- 無差別通り魔殺人への憤りが貫徹した愛とメッセージの結晶
- 復讐を越えた執念の補償制度立法
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督木下恵介
- 主演若山富三郎
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休暇を取って故郷・高山に帰省した石津圭三。かつては酒屋の娘・冬子と初恋の仲だったが、彼女は旧家の息子・寺田敏彦と結婚し、今は未亡人になっていた。再会した2人は若き日を想いながら恋心を再燃させる。だが冬子は故郷を捨てる決心がつけられなかった。
ネット上の声
- 駆け出す恋と自由のための音楽
- 情熱の敗北はほろ苦い
- 登場人物多過ぎ、ストーリーや台詞と美しい映像シーンが乖離してしまった点が惜しい
- 松竹公式のあらすじにて「泣き伏していた」と表現されていた部分があんな洒落た撮り方
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
-
「名もなく貧しく美しく」の脚本・監督の松山善三が、これについで、脚本・監督した風刺コメディ。撮影は「氷壁」で三浦賞を受賞した村井博が、大映を離れて、東京映画と契約第一回作品。
ネット上の声
- スタッフロールの未来像
- 小林桂樹ロードムービー
- 現代社会に於ける自由とは?
- いつもながらのインテリのペーソス
コメディ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督松山善三
- 主演小林桂樹
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ネット上の声
- 山田五十鈴のコメディエンヌぶりが大爆発!
- 個性的なキャラが楽しいサスペンスコメディ
- エノケン最高!
サスペンス
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督マキノ正博
- 主演長谷川一夫
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「喜劇 各駅停車」の松山善三がオリジナル・シナリオを執筆、松山善三が監督した女性ドラマ。撮影は「喜劇 駅前金融」の岡崎宏三。
ネット上の声
- 黄金コンビのはずなのに・・・
- 松山善三監督、高峰秀子主演
- やや地味でもどかしくもあるけど派手な仕掛けに頼らず人間の怖さや尊さをじっくりと描
- アップ多用のオープニングから凝った映像が鼻についたし、空回りした意欲作という感じ
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松山善三
- 主演神山繁
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製作は、「善魔」の小出孝、原案は田中澄江で、「三つの結婚」の柳井隆雄と田中澄江とが協力で脚本を書いている。監督は「奥様に御用心」の中村登。出演者の主なものは、「善魔」の笠智衆、楠田薫、「おぼろ駕篭」の山田五十鈴、「女の水鏡」の高峰秀子、「愛情の旋風」の佐田啓二、他に桜むつ子、青山杉作など。
ネット上の声
- 心暖まる秀作ホームドラマ
- ホーム・スイート・ホ-ム
- 地獄先生森永ぬ~べ~。
- 家族がこんなに仲良ければどんなに微笑ましい事かと思ってしまったのは、今の時代、人
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中村登
- 主演笠智衆
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「喜びも悲しみも幾歳月」の木下恵介が脚本を書き自ら監督したコメディ。撮影も同じく「喜びも悲しみも幾歳月」の楠田浩之。主演は、「集金旅行」の佐田啓二、小林トシ子、「張込み」の高峰秀子、「恋して愛して喧嘩して」の南原伸二、それに田村秋子、里見孝二、「喜びも悲しみも幾歳月」の有沢正子、田中晋二、伊藤弘子。
ネット上の声
- あの夫婦の素顔は...。
- 真夏の高峰秀子祭⑦
- 前作の『喜びも悲しみも幾歳月』のヒットで役者のイメージが固定化されてはいけないと
- 婆さんに薄く切った蒲鉾を食べさせられた子供が、次のシーンで布団の中で残りのデカい
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督木下恵介
- 主演佐田啓二
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製作は「流星」の青柳信雄。原作は朝日新聞に連載された故太宰治の遺作で、これは彼の自殺によって十三回で中絶されたものである。これを「狙われた女」「幽霊曉に死す」「青い山脈(1949)」(今井正と協同)の小国英雄が脚色した、監督は「今日われ恋愛す」につぐ島耕二。キャメラは「結婚三銃士」の三村明が担当する。主演は「春の戯れ」の高峰秀子「不良少女(1949)」の森雅之「麗人草」「流星」「別れのタンゴ」の若原雅夫「女の闘い」の三村秀子で、それに「地獄の笛」の江川宇禮雄「麗人草」の高田稔「白髪鬼」の霧立のぼる「結婚三銃士」「のど自慢狂時代」の清川虹子「結婚三銃士」「異国の丘」の清川玉枝らが出演する。
ネット上の声
- 戦後間もない1949年日本に作られたモダンな喜劇
- 女好きには戦争も関係なかったようだね
- 女性操縦法 “グッドバイ”より
- 失われた30分
コメディ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督島耕二
- 主演高峰秀子
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深沢七郎の同名小説の映画化で、戦国時代を背景に笛吹川のほとりに住む貧農の五代にわたる約六十余年の物語。「春の夢」の木下恵介が脚色・監督した。撮影も「春の夢」の楠田浩之。
ネット上の声
- 木下恵介の前衛・実験的映像には???
- 戦乱の無常を実験的映像とともに描く
- 笛の音が響くかと思ったのに……
- 悲しみが川のほとりに流れ着く
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督木下恵介
- 主演田村高広
-
ネット上の声
- 高峰秀子はゲスト出演
- この映画は見事でした
- 正直言って永井荷風初の映像化作品やオールスター出演でハードルをあげて鑑賞すると思
- 10年以上前だと思いますが、ラピュタ阿佐ヶ谷で見ました
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督久松静児
- 主演久慈あさみ
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小説新潮所載の松本清張の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。「伴淳・森繁の糞尿譚」のコンビ、橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督した。撮影も同じく「伴淳・森繁の糞尿譚」の井上晴二。主演は「淑女夜河を渡る」の大木実、高千穂ひづる。「その夜のひめごと」の宮口精二、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子、田村高廣。ほかに松本克平、藤原釜足、浦辺粂子、多々良純、川口のぶなど。
ネット上の声
- 冒頭、横浜駅から鹿児島行きの列車に飛び乗る2人の刑事
- いきなり「急行さつま」からのスタート
- 平凡な秀作 時代の色が伝わってくる
- 小粒だがじっくり見せてくれる☆3つ
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督野村芳太郎
- 主演大木実
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ワインガルトナー賞邦人最初の獲得者早坂文雄の交響曲「虹」完成を機会に、それを主題として製作される。脚本は「天の夕顔」「わが街は緑なり」「生きている画像」の八田尚之。監督は「富士山頂(1948)」につぐ佐伯清。カメラは「天の夕顔」の小原譲治で、音楽は早坂文雄が担当。主演は「三百六十五夜(1948)」の高峰秀子と上原謙、それに「四人目の淑女」の宇野重吉、「生きている画像」の田中春男、「たそがれの密会」「殺すが如く」の若原雅夫、「わが街は緑なり」の三村秀子、「花ひらく(1948)」の水原久美子らが出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督佐伯清
- 主演高峰秀子
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製作は「彼を殺すな」の小倉武志が当たり、九ヶ月ぶりでこの七月フランスから帰国した木下恵介監督の第一回作品。撮影は「海の花火」の楠田浩之、音楽はフランス帰りの黛敏郎(足にさわった女)、木下忠司(鳩)の共同担当である。出演者は「カルメン故郷に帰る」の高峰秀子、小林トシ子の両人、「夏子の冒険」の若原雅夫、「武蔵と小次郎」の淡島千景の他、村瀬幸子、東山千栄子など新劇人達が助演している。
ネット上の声
- 『カルメン故郷に帰る』ではカラーだったのに、いきなりの白黒だ。
- 髭面で偉そうに、どこかの知事見たくない?
- おバカで愚かな戦後ニッポン。
- 時代のせいにはできまい
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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ネット上の声
- 英国による阿片密輸を厳しく取り締まった林則徐を二代目市川猿之助、盲目の妹・高峰秀
- 家庭ドラマの規模が撮れてやっと、の邦画の中で、清と英国の政治ドラマ撮れちゃったの
- イギリス人も中国人もみんな日本人キャストで大丈夫か?と思ったけど、輸入ものミュー
- 牛車に乗せられてドナドナされていく高峰秀子、それを追いかける原節子、一心不乱に牛
戦争、 アクション
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督マキノ正博
- 主演市川猿之助
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ネット上の声
- エノケン無双
- 自分の身長よりも長い刀を差し、足が早く、人から頼まれると断れない真っ直ぐな侍が、
- 頭が悪いので、今でもよくわからない伊達騒動
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督石田民三
- 主演榎本健一
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山本嘉次郎監督が、東北地方の四季折々を背景に、少女と馬の交流をドキュメンタリータッチで描いた作品。当時多忙だった山本監督に代わり、製作主任の黒澤明が多くの場面を監督したエピソードでも知られる。貧しい農家の娘いねは、生まれた子馬をもらう約束で妊娠馬を預かることに。馬が大好きないねは懸命に世話をするが、金に困った父親が生まれた子馬をやむなく売ってしまう。母馬が悲しむ姿に耐え切れなくなったいねは、自ら女工になって子馬を買い戻そうとする。
ネット上の声
- 面従腹背だった?
- 岩手の自然と農村の習俗をセミドキュメンタリータッチで映し込んだ、黒澤初期の力作。
- 邦画の退化を、嫌でも思い知らされる。
- 映画の魅力が詰まった大作。
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督---
- 主演高峰秀子
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わが国最初の総天然色映画として、松竹と日本映画監督協会が企画、高村松竹常務が総指揮に、月森仙之助(大船撮影所次長)が製作に当っている。脚本と監督は「婚約指輪」の木下恵介、撮影は同じ作品の楠田浩之である。色彩技術には富士フィルムの小松崎正枝と赤沢定雄が当る。尚、同時に白黒映画も製作される筈。出演者は、「宗方姉妹」「戦火を越えて」の高峰秀子、「破れ太鼓」の小林トシ子、「てんやわんや」の佐野周二、「宗方姉妹」の笠智衆、「三つの結婚」の佐田啓二などの他に井川邦子、望月美惠子、小沢栄などである。
ネット上の声
- ・デコちゃんの陽気さがはじけてて、カラーだぞ!という気負いも感じる...
- 小学校のシーンで、リリーカルメンの友達が、先生にちょっかいだすシー...
- 日本初・総天然色(カラー)長編映画☆
- 喜び満ち溢れ、そして唯だ、空は青い
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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ネオンきらめく銀座裏の夜。トンカツ屋の看板娘をめぐる若いコックや女中、常連の大学生の恋の綾を通して都会人のそこはかとないペーソスを詠う巧微な風俗詩。監督は五所平之助。原作は岩崎文隆。出演は田中絹代、徳大寺伸、出雲八重子、笠智衆、佐野周二ほか。(10巻)
ネット上の声
- 戦前青春群像。対中国人差別なし。
- チヨコレートと浅田飴
- 『父ありき』では親子の周二と智衆がここでは同級生というんだから演技の幅に感服仕る
- 田中絹代主演のコテコテのアイドル映画といった内容で、現代人からすると特に面白くな
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督五所平之助
- 主演河村黎吉
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ネット上の声
- もっと静かな物件を借りれば良いのに
- 美しい高峰秀子
- 時代が違いすぎて心情が理解できない
- 時代が違いすぎる
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督市川崑
- 主演高峰秀子