- 製作
- 1942年 日本
- 時間
- 100分
- 監督
- マキノ正博
- 出演
- 長谷川一夫山田五十鈴高峰秀子
- 種類
- サスペンス
【約束を果たすため、男は帰ってきた。義理と人情が交錯する、巨匠・マキノ正博が描く本格時代劇。】
江戸時代、とある宿場町。かつてこの地を離れた一人の男が、数年の時を経て舞い戻ってきた。その男、口数は少ないが、その瞳の奥には固い決意。彼が背負うのは、亡き恩人と交わした一つの約束。しかし、平和だったはずの町は、今や悪代官と結託したヤクザ一家に支配され、人々は苦しみに喘いでいた。恩人の家族にも魔の手が迫る中、男は己の義理を果たすため、たった一人で巨悪に立ち向かうことを決意。錆びついたはずの刀を抜き、命を懸けた戦いの火蓋が切られる。男の帰りを待っていたのは、果たして誰だったのか。