- 製作
 
            - 1973年 日本
 
            - 時間
 
            - 102分
 
            - 監督
 
            - 豊田四郎
 
            - 出演
 
            - 森繁久彌高峰秀子田村高廣
 
            - 種類
 
            - 認知症ヒューマンドラマ
 
        
        
            
            【老いは、誰にでも訪れる。ある日突然始まった父の介護、崩壊寸前の家族が向き合う愛と絶望を描く、衝撃の物語。】
            
            平凡なサラリーマン家庭、立花家。妻の昭子は、夫・信利とその父・茂造との三世代で暮らしていた。しかしある日、84歳になる義父・茂造の認知症が急速に進行。徘徊、記憶の混濁。平穏だった日常は、終わりなき介護という現実に一変する。身も心もすり減らしていく昭子、仕事と介護の板挟みに苦しむ信利。社会の無理解と経済的な負担が、家族の絆を容赦なく蝕んでいく。これは「老い」というテーマに正面から向き合い、家族の愛と人間の尊厳を問いかける、感動と慟哭の物語。