- 製作
- 1973年 フランス,イタリア
- 時間
- 121分
- 監督
- コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 出演
- イヴ・モンタンO・E・ハッセレナート・サルヴァトーリ
- 種類
- 誘拐社会派ドラマ実話
【南米某国で誘拐された米国の要人。彼はただの開発援助専門家か、それとも非情な弾圧の指導者か。緊迫の政治サスペンス。】
1970年代、軍事政権下の南米ウルグアイ。都市ゲリラ「トゥパマロス」が、アメリカ国際開発局の職員フィリップ・マイケル・サントーレを白昼堂々と誘拐。彼らはサントーレが、表向きは開発援助の専門家でありながら、裏では現地の警察に拷問技術を指導する工作員であると主張。政府に対し、捕らわれている政治犯の解放を要求する。政府がこれを拒否し、大規模な捜査網を敷く中、ゲリラによるサントーレへの尋問が開始。彼の過去が暴かれ、アメリカの知られざる対外政策の実態が徐々に明らかに。人質の命と国家の威信を天秤にかける、息詰まる駆け引きの行方。