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軍事政権下の国で起きた、一人の政治家の不審死。国家という巨大な権力を前に、真実を追う予審判事の孤独な闘い。
1960年代、とある地中海の国。平和集会で民衆から絶大な支持を得ていた左派の指導者「Z」が、デモの直後に暴漢に襲われ死亡。政府と警察は、これを単なる交通事故として処理しようと画策。しかし、事件を担当することになった若き予審判事は、証言の矛盾や証拠の不自然さに気づき、独自の調査を開始。証人への脅迫、証拠隠滅。次々と現れる妨害工作にも屈せず、彼は事件の背後に潜む巨大な陰謀の核心へと迫っていく。国家権力の闇を暴く、緊迫のポリティカル・サスペンス。
ネット上の声
- 1963年に王政下のギリシャで起きた自由主義者グレゴリス・ランブラキス暗殺事件を
- ギリシャで起こった政治家の暗殺を題材にしたポリティカルサスペンス
- 森達也さんが本作のタイトルを挙げていて興味を持って鑑賞
- ギリシャの軍時政権下の暗殺事件を扱っています。
実話
- 製作年1969年
- 製作国フランス,アルジェリア
- 時間126分
- 監督コスタ=ガヴラス
- 主演イヴ・モンタン
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愛する父はナチスの戦犯なのか?敏腕弁護士の娘が、父の無実を信じ、衝撃の過去に挑む法廷サスペンス。
シカゴで活躍する敏腕弁護士アン。彼女の元に、ハンガリー移民である父マイクが、第二次大戦中にナチスに協力した戦争犯罪人だという告発状が届く。尊敬する父の無実を固く信じるアンは、自ら弁護を引き受け法廷へ。しかし、次々と現れる証人たちの重い証言。父の過去を調べるうち、アンは知られざる事実に直面。父が大切にしていた古いオルゴールに隠された秘密とは。信じる心と、暴かれる真実との間で揺れ動く娘の葛藤。
ネット上の声
- 戦後40年経ち、ハンガリーでナチスに協力した特殊部隊の戦犯の疑いで、アメリカの市
- 弁護士である娘が第二次世界大戦のユダヤ人虐殺の容疑者となった父を救う法廷映画
- “シカゴの優秀な弁護士アン(ジェシカ・ラング)の父マイク(アーミン・ミューラー=
- 「ソフィーの選択」と双璧の究極の選択映画!
裁判・法廷
- 製作年1989年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督コスタ=ガヴラス
- 主演ジェシカ・ラング
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突然、夫が消えた。軍事クーデター渦巻く異国の地で、愛する者を探す孤独な戦い。
1973年、軍事クーデターが発生した南米チリ。アメリカ人ジャーナリストのチャールズが、ある日忽然と姿を消す。妻のベスは必死に夫の行方を捜すが、軍やアメリカ大使館は非協力的。そこに、チャールズの父エドが息子を捜すためアメリカから到着。当初は楽観的だったエドも、息子の失踪の背後に隠された巨大な政治的陰謀に気づき始める。国家という壁の前に、一人の人間の命はあまりにも無力なのか。真実を求める家族の闘いを描く、衝撃の社会派サスペンス。
ネット上の声
- 笑いなしのシリアスなジャック・レモン、感情を露わにしたときの演技が良い
- 1973年9月11日にチリで起きた軍事クーデターが舞台で事実を基にした物語です
- チリはクーデターによる戒厳令で、不安定な状態が続いていた
- 社会派映画に主演するジャック・レモンのシリアス演技
誘拐、 社会派ドラマ
- 製作年1982年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演ジャック・レモン
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南米某国で誘拐された米国の要人。彼はただの開発援助専門家か、それとも非情な弾圧の指導者か。緊迫の政治サスペンス。
1970年代、軍事政権下の南米ウルグアイ。都市ゲリラ「トゥパマロス」が、アメリカ国際開発局の職員フィリップ・マイケル・サントーレを白昼堂々と誘拐。彼らはサントーレが、表向きは開発援助の専門家でありながら、裏では現地の警察に拷問技術を指導する工作員であると主張。政府に対し、捕らわれている政治犯の解放を要求する。政府がこれを拒否し、大規模な捜査網を敷く中、ゲリラによるサントーレへの尋問が開始。彼の過去が暴かれ、アメリカの知られざる対外政策の実態が徐々に明らかに。人質の命と国家の威信を天秤にかける、息詰まる駆け引きの行方。
ネット上の声
- コスタ=ガヴラス監督『政治3部作』の最終作…コンプです…
- この映画は、3度見た。凄い凄い凄い。
- アメリカの大正義と革命戦士の愛国心
- 知的なのとドラマ性の排除は違う
誘拐、 社会派ドラマ、 実話
- 製作年1973年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間121分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演イヴ・モンタン
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1950年代、スターリン体制下のチェコスロバキア。理由なき逮捕、そして国家が仕組んだ「告白」への拷問。
1951年、プラハ。チェコスロバキアの外務次官アルトゥールは、ある日突然、身に覚えのない容疑で秘密警察に逮捕される。理由も告げられぬまま始まったのは、肉体的・精神的拷問の連続。国家への裏切り者という濡れ衣を着せられ、架空の罪を「告白」するよう執拗に強要される日々。極限状態の中、彼の信念と尊厳は徐々に崩壊。なぜ彼は標的にされたのか。巨大な政治的陰謀の渦に巻き込まれた男の、絶望的な闘いの記録。
ネット上の声
- 無実の罪で逮捕され、自白を強要される・・・いつの時代も同じ
- 「レーニンよ目覚めよ!彼らは発狂した」
- 鉄のカーテンに閉ざされていたチェコ
- 歯止めの利かないスターリニズム
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間136分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演イヴ・モンタン
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ナチス親衛隊員・ゲルシュタインは、強制収容政策によりユダヤ人が毒ガスで処刑されるのを目撃する。軍人として正面から阻止できない彼は、事実を教会に告発するが黙殺されてしまう。ゲルシュタインは耳を傾けてくれた若き神父と、ある解決策を講じるが…。
ネット上の声
- ホロコーストの実体を正義感から世に知らしめようとした男のドラマ
- ★ホロコーストーアドルフ・ヒトラーの洗礼
- ゲルシュタイン報告→ニュルンベルク裁判
- 余り知られていない事実
ホロコーストが舞台、 戦争
- 製作年2002年
- 製作国フランス,ドイツ,ルーマニア,アメリカ
- 時間126分
- 監督コスタ=ガヴラス
- 主演マチュー・カソヴィッツ
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5億フランの獲物、信じた仲間は裏切り者。欲望が渦巻く、フレンチ・ノワールの傑作。
冬のパリ。五人の男たちが麻薬取引で得た5億フランの資金洗浄のため、完璧な計画を立案。金の運び役として選ばれたのは、仲間内で最も信頼の厚いジョルジュ。しかし、大金を目の前にした彼は、仲間を裏切り全てを独り占めにするという欲望に駆られる。次々と仲間を抹殺していく非情な計画。猜疑心と裏切りが連鎖する中、最後に笑うのは誰なのか。息詰まる心理戦の幕開け。
ネット上の声
- フランス映画の役者が揃ったコスタ=ガブラスの第一作
- 迫力あるサスペンス
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演イヴ・モンタン
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ネット上の声
- 金融サスペンス
- その名前が『ミツコ銀行』だってさ
- 2015/9/6鑑賞(鑑賞メーターより転載)
サスペンス
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間114分
- 監督コスタ=ガヴラス
- 主演ガド・エルマレ
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価値観の全く違う男女の出会いと愛によって、秘められたアメリカの暗部を浮き彫りにしてゆく。エグゼクティヴ・プロデューサーは脚本も担当しているジョー・エスターハスとハル・W・ポレアー、監督は「ミッシング」のコンスタンチン・コスタ=ガブラス、撮影はパトリック・ブロッシェア、音楽は「この愛に生きて」のビル・コンティが担当。出演は「夜霧のマンハッタン」のデブラ・ウィンガー、「影なき男(1987)」のトム・ベレンジャーほか。
ネット上の声
- 社会派なのに面白すぎるコスタ・ガブラス
- 硬直した思想が犯罪的悲劇をもたらす様
- 原理主義を描いた問題作
- 受け継がれる憎しみ
潜入捜査、 人種差別、 サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国アメリカ
- 時間127分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演デブラ・ウィンガー
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行きがかりで事件を起こしてしまった男と偶然そこに居合わせたテレビリポーターが世論という怪物に引き回される姿を描く社会派ドラマ。監督は「ミュージック・ボックス」のコスタ・ガブラス。脚本はトム・マシューズとエリック・ウィリアムズの原案を基にマシューズが執筆。製作は「ディアボロス 悪魔の扉」のアーノルドとアン・コペルソンのコンビ。製作総指揮は「ファイヤー・イン・ザ・スカイ」のウォルフガング・グラッツ、「ディアボロス」のスティーヴン・ブラウン、「フェイス/オフ」のジョナサン・D・クレイン。撮影は「背信の日々」「ミュージック・ボックス」などでガブラスとコンビを組むパトリック・ブロシア。音楽は「ラリー・フリント」のトーマス・ニューマン。美術はキャサリン・ハードウィック。編集はフランソワーズ・ボーノー。衣裳はデボラ・ナドゥールマン。主演は「スリーパーズ」のダスティン・ホフマン。共演は「シーズ・ソー・ラブリー」のジョン・トラヴォルタ、「告発」のミア・カーシュナー、「世界中がアイ・ラブ・ユー」のアラン・アルダほか。
ネット上の声
- 設定もストーリーも決して珍しいものではありませんでしたし、キャラク...
- 社会保障を疎かにすると、かえって治安対策の費用がかかりそうだ
- 笑いを交えて見やすい映画に仕上がっています。
- 『ナイト・ミュージアム』でも使われた博物館
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督コスタ=ガヴラス
- 主演ダスティン・ホフマン
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J・P・シャブロルの小説を「七人目にかける男」のコスタ・ガブラスが脚色・監督した戦争アクションもの。撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はミシェル・マーニュが担当している。出演は、「昼顔」のミシェル・ピッコリ、「ロシュフォールの恋人たち」のジャック・ペラン、「まぼろしの市街戦」のジャン・クロード・ブリアリ、「汚れた英雄」のジェラール・ブラン、「ダンケルク」のフランソワ・ペリエ、ブリュノ・クレメール、シャルル・ヴァネルなど。製作はレイモン・フレーメンとハリー・サルツマン。テクニカラー、テクニスコープ。
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ,フランス,イタリア
- 時間---分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演ミシェル・ピッコリ