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「インディアンムービーウィーク2022 パート1」(22年6月10日~、キネカ大森ほか)上映作品。
ネット上の声
- 2022年劇場見納め作品は、RRR🇮🇳とIMWの本作で締めくくり💪
- やっと観れた!!!!
- インドの音楽って人生でほとんど触れてこなかったのに何故か身体に馴染む感じがする
- 『芸道もの』インド映画で絶対に外せない1本、と聞いて観たいな~と思っていたもの
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国インド
- 時間136分
- 監督K・ヴィシュワナート
- 主演J・V・ソーマヤージュル
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父の過去と子の現在、二つの時代が交錯する壮大な叙事詩。権力の頂点で孤独を深める二代目ドン、マイケル・コルレオーネの物語。
舞台は1950年代のアメリカ、ネバダ州。父ヴィトーの後を継ぎ、巨大マフィア組織の頂点に君臨するマイケル・コルレオーネ。彼の栄華は、自らの邸宅が何者かに襲撃される事件で揺らぐ。ファミリー内の裏切り者を突き止めるため、彼はキューバにまで事業を拡大。しかし、その非情な権力闘争は、愛する家族との間に深い溝を生んでいく。並行して語られるのは、20世紀初頭のシチリアからアメリカへ渡った若き日の父ヴィトーが、如何にしてファミリーを築き上げたかの物語。父が守った家族の愛と、息子が手にした権力の代償。その対比が浮き彫りにする、男の栄光と魂の孤独。
ネット上の声
- 父に近づかんとしようとするが一向に離れていく。 マイケルの髪を触る...
- 実はマフィア映画と西部劇には少し苦手意識があり、若干避け気味でした
- フランシス・フォード・コッポラの最高傑作
- 2作で完成する美しくも哀しい壮大な叙事詩
ヤクザ・ギャング
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間200分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演アル・パチーノ
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戦争の英雄から冷酷なマフィアのドンへ。愛する家族を守るため、一人の男が禁断の世界に足を踏み入れる、アメリカン・マフィア叙事詩の原点。
第二次世界大戦終結直後の1945年、ニューヨーク。マフィア「コルレオーネ・ファミリー」のドン、ヴィトーの末息子マイケルは、ファミリーの稼業を嫌い、堅気の道を歩むことを望む青年。しかし、父ヴィトーが対立組織の凶弾に倒れたことで、彼の日常は一変。兄は殺され、ファミリーは存続の危機に。当初は関与を拒んでいたマイケルだが、愛する家族を守るという強い意志が、彼を裏社会へと突き動かす。復讐のため、彼は初めてその手を血に染める決断。平和な人生との決別。偉大な父の後継者として覚醒していく、その壮絶な変貌の記録。
ネット上の声
- 未だに之を越えるギャング映画はまだ無い
- 愛情あふれるゴッドファーザーの生き様
- 未来を見据えたイタリア古典芸術の粋。
- 血で繋がる家族との絆〜家族愛を描く〜
どんでん返し、 ヤクザ・ギャング
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間175分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
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刑務所より自由だと精神病院に入った男が、絶対的権力に支配された患者たちと共に、人間としての尊厳を取り戻そうと闘う物語。
1963年、アメリカ・オレゴン州の精神病院。刑務所の強制労働を逃れるため、精神異常を装って入院してきた男、ランドル・P・マクマーフィ。そこは、冷徹な婦長ラチェッドが絶対的な権力で君臨し、患者たちは無気力な日々を送る閉鎖された世界。持ち前の自由奔放さで、マクマーフィは院内の厳格なルールを次々と破り、患者たちに生きる喜びを思い出させようと奮闘。彼の型破りな行動は、患者たちの心を解放していくが、それはラチェッドの秩序への許しがたい挑戦。次第に激化していく両者の対立。自由を求める魂の叫びと権力との壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- いきなり損失することの切なすぎる空白感。
- 映画レビューの素晴らしさを痛感する作品
- 「カッコー」って身近な存在だったりする
- 痛快なドタバタコメディーかと思いきや
精神障害、 病院(医療モノ)、 吃音者が登場する、 実話
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督ミロス・フォアマン
- 主演ジャック・ニコルソン
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宇宙貨物船に侵入した完璧な生命体。閉鎖空間で繰り広げられる、SFホラーの金字塔。
資源を運び地球へ帰還する巨大宇宙貨物船ノストロモ号。航海の途中、謎の救難信号を受信した7人の乗組員は、未知の惑星へと調査に向かう。そこで発見された異星人の宇宙船内で、乗組員の一人が謎の生命体に寄生されてしまう。船内へと持ち込まれた生命体は、乗組員の体を突き破り、恐るべき速度で成長。暗く入り組んだ船内で、神出鬼没の完全生物を相手にした乗組員たちの絶望的なサバイバル。次々と仲間が惨殺されていく極限状況下、最後に残された者たちの決断。
ネット上の声
- 今年「エイリアン•ロムルス」が公開され、現在も続編や関連作が作られて続けている人
- ドラキュラ城を意識して作られたという宇宙船。『2001年宇宙の旅...
- 「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。」
- 恐れ多くも、普通である。物体Xに軍配。
宇宙、 SF
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督リドリー・スコット
- 主演トム・スケリット
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平凡な理科教師が自宅で原子爆弾を製造し、国家を相手にたった一人で前代未聞のテロを仕掛ける、衝撃のクライム・サスペンス。
舞台は1979年の東京。生徒から「原爆」とあだ名される、無気力で平凡な中学校の理科教師、城戸誠。ある日、彼は東海村の原子力発電所からプルトニウムを強奪。その知識を駆使し、自宅アパートで小型原子爆弾を完成させるという狂気の計画。完成した原爆を武器に、政府へ「プロ野球中継を試合終了まで放送しろ」という奇妙な要求から脅迫を開始。彼の孤独な闘争を阻止すべく、警視庁の敏腕刑事が執拗な追跡を開始。一人の男が起こした前代未聞のテロの先に待つものとは。
ネット上の声
- こんな映画はもう見れないですよね 被曝の症状は目を覆いたくなります...
- 人を食うような圧巻作☆まさに日本映画の宝
- 反逆精神に権力が敗北する最高の反逆映画。
- 痛快と表現するのは不適切だと思います。
サスペンス
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間147分
- 監督長谷川和彦
- 主演沢田研二
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ベトナム戦争末期のジャングル奥地、狂気に取り憑かれた大佐の暗殺を命じられた大尉の、魂を揺さぶる戦争叙事詩。
舞台はベトナム戦争末期。アメリカ陸軍のウィラード大尉に、ある極秘の暗殺命令が下る。ターゲットは、軍の命令を無視し、カンボジアのジャングル奥地で現地人を支配し、自らの王国を築いたとされる伝説の軍人、カーツ大佐。ウィラードは数名の部下と共に哨戒艇で川を遡り、狂気の源流を目指す。その道中で彼が目の当たりにするのは、戦争がもたらす暴力、混乱、そして人間の理性が崩壊していく地獄の光景。旅が進むにつれ、ウィラードは暗殺対象であるカーツの思想に次第に引き込まれていく。彼を待ち受ける衝撃の結末。
ネット上の声
- べト戦を背景に、恐怖とユーモア、絶望とある種の悟り、美しい映像が狂...
- 「なんだこの地獄のような映画は、、、」
- 20世紀の3大駄作 ハリウッドの定説
- コッポラの最高傑作!と思います。
リアルな戦闘シーンがある、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間153分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
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ネット上の声
- マンディンカの魂と誇り、自由までの長い道
- オバマ氏、米大統領としては初のアフリカ系
- NO.180「る」のつく元気になった洋画
- 伏線なんてなくてもドラマはこんなに面白い
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国アメリカ
- 時間565分
- 監督デヴィッド・グリーン
- 主演レヴァー・バートン
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孤児となったアメリカ人少女サラが、叔母の住むイギリスの田舎町へ。一頭の馬との出会いが、彼女を国際的な馬術競技の世界へと導く感動の物語。
両親を事故で亡くし、孤児となったアメリカの少女サラ・ブラウン。彼女が引き取られた先は、イギリスの田舎町に住む叔母ベルベットの家。かつてイギリス最大の障害レースで優勝した叔母と、作家の恋人ジョンとの暮らし。心を閉ざしていたサラだが、叔母が最後に手に入れた才能ある牡馬「アリゾナ・パイ」との出会いが彼女を変える。オリンピックの馬術チームを目指すことを決意したサラ。イギリス代表チームのキャプテン、ジョンソンの厳しい指導と、ライバルたちとの競争。夢に向かって突き進む少女の前に立ちはだかる数々の試練。
ネット上の声
- 美しい映像と音楽が嬉しい、続・緑園の天使
- 素晴らしい映画
- もう一度見たい
- テイタム・オニールが可愛らしい爽やかな映画でした
青春
- 製作年1978年
- 製作国イギリス
- 時間115分
- 監督ブライアン・フォーブス
- 主演テイタム・オニール
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ソ連時代のグルジアを舞台に、孫のため一本の梨の木を運ぶ老人の、笑いと涙に満ちた壮大な旅路。
ソ連時代ののどかなグルジアの村。頑固で心優しいルカじいさんの願いはただ一つ、息子夫婦の新居の庭に立派な梨の木を植えること。自ら育てた特別な苗木を掘り起こし、遠い道のりを運ぶと決意したルカじいさん。しかし、その巨大な苗木を運ぶ旅は、想像を絶する困難の連続。トラックの運転手、親切な村人、そしておせっかいな人々まで巻き込んで、前代未聞の大移動が始まる。果たして、ルカじいさんの純粋な想いは、無事に孫の元へ届くのか。ユーモアと温かい人間愛に包まれた、感動の物語。
ネット上の声
- 桃栗三年梨15年!
- ルカじいさんが梨の苗木を買いに孫と旅するグルジアのロードムービー
- 人生の酸いも甘いもという感じの易しいが甘くはない、人生まぁこんなもんじゃないか的
- 車が苗木をへし折る無惨な光景その文明批判的な描写の後に、車の荷台から見る花道の美
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国ソ連
- 時間90分
- 監督レゾ・チヘイーゼ
- 主演ラマーズ・チヒクワーゼ
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1970年代フランス、退屈な日常を捨てた二人の娘が繰り広げる、行き当たりばったりの気ままな逃避行。
舞台は1970年代のフランス、パリ。縫製工場で働くカリプソと、デパート店員のオルエット。退屈な毎日から抜け出すため、二人は南仏のコート・ダジュールを目指し、ヒッチハイクの旅に出る決意。しかし、その旅は計画通りには進まない。道中で出会う個性的な男たちとの気まぐれな交流。次々と寄り道を繰り返し、目的地から遠ざかっていく二人。果たして彼女たちは、本当に望む場所へとたどり着けるのか。ヌーヴェルヴァーグの巨匠ジャック・ロジエが描く、予測不可能な青春の輝きと彷徨。
ネット上の声
- 演技とリアルの境界が非常に曖昧な描写の数々が実に魅力的で、縦軸になる話が欠如して
- 即興的な演出には不自然さのない心地良さが
- ジャック・ロジエの長編2作目
- ジャック・ロジェのバカンス
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間161分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ
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パリの公園で出会った不思議な二人の女性、セリーヌとジュリー。現実と虚構が入り混じる幽霊屋敷を舞台に、彼女たちが繰り広げる幻想的な冒険。
1974年の夏、パリ。公園のベンチに座る図書館司書ジュリーの前を、手品師のセリーヌが次々と持ち物を落としながら走り去っていく。彼女を追いかけたことから、性格が正反対な二人の奇妙な共同生活がスタート。やがて二人は、パリの「7b番地」にある古い屋敷の存在を知る。そこでは、一人の男をめぐる二人の女と少女のメロドラマが、毎日同じように繰り返されていた。魔法のキャンディーを食べると、二人はその劇の登場人物として介入できることを発見。繰り返される悲劇から少女を救い出すため、セリーヌとジュリーは物語の結末を書き換えようと試みる。映画と現実の境界が溶け合う、迷宮のような物語。
ネット上の声
- 奇麗なものと奇妙なものは、どこか似てるね
- どこまでも自由で、どこまでも芸術的
- 単純で複雑、しかし冗長すぎます!
- パリの不思議迷宮においでませ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間192分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演ジュリエット・ベルト
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1930年代シカゴ、師を殺された若き詐欺師が伝説の賭博師と組み、巨大な悪に挑む痛快コン・ゲーム。
舞台は1930年代、大恐慌下のシカゴ。日々の糧を稼ぐ若き詐欺師ジョニー・フッカー。しかし、彼の師匠が、冷酷な大物ギャング、ドイル・ロネガンの怒りを買い、無残にも殺害される。復讐を誓ったフッカーは、伝説の賭博師ヘンリー・ゴンドーフを訪ね、協力を仰ぐ。二人は各地から一流の詐欺師たちを呼び集め、ロネガンから大金を騙し取るための壮大な計画を開始。警察やロネガンが放った殺し屋に追われながら、緻密に張り巡らされた罠。二転三転する予測不能な展開の果てに、彼らを待ち受ける結末。
ネット上の声
- 今年ラストは昨年と同じく、この傑作でした
- スティングのスティングたるゆえん
- 「イカサマ師の手法」教えます
- 映画がさらに好きになった!
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間129分
- 監督ジョージ・ロイ・ヒル
- 主演ロバート・レッドフォード
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終戦後27年、戦犯として処刑された夫の汚名をそそぐため、妻が国家の嘘と戦争の狂気に挑む社会派ミステリー。
舞台は、太平洋戦争終結から27年が過ぎた日本。未亡人サキエのもとに届いた、戦死した夫・富樫勝男の軍人恩給に関する通知。そこには「敵前逃亡により銃殺刑」という衝撃の事実。公式記録に納得できないサキエは、夫の名誉回復のため、たった一人で真相究明を開始。かつての戦友たちを訪ね歩く彼女。しかし、彼らの口から語られる証言は食い違い、戦場の飢えと狂気がもたらしたおぞましい記憶が次々と蘇る。証言を重ねるほどに浮かび上がる、夫の本当の姿と戦争の不条理。彼女が最後にたどり着く、残酷な真実の果て。
ネット上の声
- 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
- 戦争観、国家観をこの一本で表現している
- 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
- 反戦というなら、まさに見るべき名作
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
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1970~80年代に人気を博したミュージシャンでコメディアンの「チーチ&チョン」(チーチ・マリン、トミー・チョン)が主演を務めたコメディ。ロックバンド結成の資金稼ぎのためマリファナ探しの旅に出た主人公の2人組が、道中で巻き起こす騒動を描いたロードムービー。
音楽とマリファナが大好きなヒッピーのコンビが、ひょんなことから一台のバンを手に入れ、メキシコからアメリカを目指すことになる。しかし、彼らの乗るバンは、思いもしない素材でできていた。道中でナンパした女の子たちを巻き込み、無駄に張り切る警察官たちと攻防を繰り広げ、行く先々でハプニングを巻き起こす2人だったが……。
主演のチーチ&チョンが脚本や音楽も担当。監督は音楽プロデューサーとしても知られるルー・アドラー。
ネット上の声
- バカしか観るな。
- 青春ヒッピー映画!?
- 70〜80年代アメリカでコメディアン兼ミュージシャンとして活躍したチーチ&チョン
- 『ラスベガスをやっつけろ』が好きな人へ
コメディ
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督ルー・アドラー
- 主演トミー・チョン
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ある一組の夫婦の結婚と離婚を通じ人間の真の結びつき、コミュニケーションとは何かを描く人間ドラマで、当初スウェーデン国営放送のもとで各50分6エピソード全5時間のTVシリーズとして企画・製作されたもの。製作はラース・オウェ・カールズベルイ、監督・脚本は「叫びとささやき」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はオーヴェ・スヴェンソン、編集はイングマール・ベルイマンとシブ・ラングレン、製作デザインはビヨルン・チューリン、衣裳はインガー・ペルソンが各々担当。出演はリヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデショーン、ヤン・マルムシェーなど。
ネット上の声
- ここにはないどこか、なんてない!?
- ある意味、ホラー映画かもしれない
- 目が離せませんでした
- 言葉による関係の崩壊
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スウェーデン
- 時間168分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
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第二次大戦下の極寒の雪原、ドイツ軍に捕らえられた二人のパルチザンが直面する、信念と裏切りの過酷な選択。
第二次世界大戦、雪に覆われたベラルーシの冬。ソ連軍パルチザンのソトニコフとルイバクは、飢えた部隊のために食料調達の任務へ。しかし、道中でドイツ軍と遭遇し、銃撃戦の末に捕虜となってしまう。待っていたのは、非情な尋問と拷問。死の恐怖が迫る極限状況で、二人の生き様は分かれていく。信念を曲げず、人間の尊厳を貫こうとするソトニコフ。一方、生き延びるためなら裏切りも厭わない道を選ぶルイバク。処刑台が待つ丘の上で、彼らが下す魂の決断。
ネット上の声
- 生き残るほうが地獄…
- ソ連で最も偉大な女性監督として知られるというラリーサ・シェピチコ監督
- 今年の劇場鑑賞の忘れ物レビュー…✍️
- エレム・クリモフのパートナー監督作品と知ってか知らぬか、少し期待値を下回る印象だ
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国ソ連
- 時間110分
- 監督ラリーサ・シェピチコ
- 主演ボリス・プロートニコフ
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シベリアのウスリー地方に暮らす天涯孤独の猟師デルス・ウザーラ。地誌調査のためにウスリー地方に入ったロシアのアルセーニェフ隊は、厳しい自然に直面し窮地に陥ったところをデルスに助けられる。大自然を愛するデルスの生き方にアルセーニェフは感嘆を覚え、次第にふたりは強い友情に結ばれていく。しかし、過ぎ行く年月は残酷な別れを容赦なく突きつける。オール旧ソ連ロケの映し出す大自然は厳しく美しく、役者たちの静かな演技も心を打つ。黒澤監督初の70ミリ作品。
ネット上の声
- 黒澤監督の名のもとに、不当な評価をされている映画。 今こそ、音響の良い大画面で、この世界に浸りたい。
- 20世紀初め、ロシア人探検家アルセーニエフ(ユーリー・サローミン)と先住民族の猟
- 葬送場面にクロサワソナタの真髄を見た
- 灰色の鷲は どこを飛んでいるのだろう
ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ソ連
- 時間161分
- 監督黒澤明
- 主演ユーリー・サローミン
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社会の底辺で生きるストリッパーと彼女たちのヒモとのつながりを描いたセックス喜劇。脚本は「青春トルコ日記 処女すべり」の山本英明と松本功、監督は「街の灯」の森崎東、撮影は「日本仁侠道 激突篇」の古谷伸がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 山城新伍の板についたダメヒモぶり、川谷拓三のいきっぷり、殿山泰司の坊主など見ると
- ストリップ劇場を舞台にしたコメディで、ポルノ枠で作られたものだろうが、ストーリー
- こういう映画は、脚本時点で監督はこの熱量と面白さを想像できてたのだろうか?信じ切
- 葬式で、死んだ友達の好きだった歌を歌いながらストリップしてくれる芹明香と、それを
コメディ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督森崎東
- 主演山城新伍
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ベトナム戦争が引き裂く、固い友情で結ばれた若者たちの運命を描く、戦争叙事詩。
舞台は1960年代後半、ペンシルベニア州の鉄鋼の町。製鉄所で働くマイケル、ニック、スティーブンら若者たちは、鹿狩りを楽しみ、仲間との日々を謳歌していた。しかし、ベトナム戦争への徴兵が彼らの日常を打ち砕く。戦友として共に地獄の戦場へ赴いた彼らを待っていたのは、捕虜収容所での命を賭けたロシアンルーレット。心と体に深い傷を負い、彼らの友情と精神は極限まで追い詰められる。奇跡的に生還したマイケルが故郷で見たものは、変わり果てた仲間たちの姿。失われたものを取り戻すための、彼の孤独な戦いの始まり。
ネット上の声
- 映画オタクがおっさんになって、25年ぶりに本作を観たよ
- 《日常》という理想郷、アメリカという正義
- 変わらないもの、変わってしまったもの..
- 「生き延びよ、アパラチアの鹿たちよ」
リアルな戦闘シーンがある、 戦争
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間183分
- 監督マイケル・チミノ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
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“男はつらいよ”シリーズ第17作目。フーテンの寅が捲き起こす人情喜劇で、今回は風変りな日本画壇の大御所の老人と芸者が相手役となる。脚本は「男はつらいよ 葛飾立志篇」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【“真っ赤な牡丹の絵”寅さんの漢気が見事に表現された逸品。宇野重吉演じる絵画の大家の飄々とした姿や芸者ぼたんを演じた太地喜和子の魅力が横溢した作品。今作はシリーズ中でも実に粋な逸品なのである。】
- 日本喜劇映画の白眉。宇野重吉と大地喜和子に渥美清の演技合戦の、完成された人情譚
- 絶対の自信を持ってオススメします!!
- 俺の「男はつらいよ」ランキング第1位
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
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死の病に冒された歌姫ラ・パロマの、破滅的で甘美な恋。様式美と虚構性に彩られた、究極のデカダン・メロドラマ。
1970年代、ヨーロッパの退廃的な社交界。結核に冒され、死の影と隣り合わせに生きる美しき歌姫ラ・パロマ。彼女の前に現れた富豪の青年イシドールは、そのすべてを捧げるほどの情熱的な愛を告白。しかし、自らの運命を悟る彼女は、彼の愛を試すかのように、全財産を使い果たすことを要求。オペラのような豪華絢爛なセットの中で、二人の愛は破滅へと向かって加速。死を前にしたヒロインが選ぶ、あまりにも甘美で残酷な愛の結末。
ネット上の声
- 突然始まるデュエットシーンの画作りが頭おかしい
- ちょっと変わってる映画
- オペラ調怪異譚
- カルト映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スイス,フランス
- 時間110分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演イングリット・カーフェン
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喝采の裏で狂気に蝕まれる大女優の魂の彷徨、その幕が上がる圧巻の心理ドラマ。
1970年代アメリカ、ブロードウェイ。新作舞台の初日を控えるベテラン女優マートル・ゴードン。栄光の絶頂にいる彼女の日常は、一人の熱狂的なファンの事故死をきっかけに崩壊。少女の幻影に悩まされ、アルコールに溺れ、現実と舞台上の役柄との境界を見失っていくマートル。共演者やスタッフとの衝突を繰り返し、公演は中止の危機。狂気の淵をさまよう彼女が、すべてを賭けて挑むオープニング・ナイト。その先に待つのは喝采か、破滅か。
ネット上の声
- 大好きなロックバンド、EGO-WRAPPIN' の楽曲にカサヴェテスというノリノ
- 女優を演じる”女優”ジーナ・ローランズ
- 舞台のタイトルは「セカンド・ウーマン」
- 避けられない“老い”を受け入れる覚悟
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国アメリカ
- 時間144分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
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「仁義なき戦い」シリーズの深作欣二監督が、やくざと癒着した警察と政界の腐敗を鮮烈に描いたバイオレンス映画。倉島署捜査二課のベテラン刑事・久能は、6年前の抗争で敵対組織の組長を射殺した大原組の若衆頭・広谷の犯行を見逃して以来、彼と固い絆で結ばれていた。広谷と対立する川手組がやくざ出身の市会議員・友安らと手を組んで縄張りを拡張しようとすると、久能と広谷は共謀してこれを阻止。抗争が激化していく中、久能の班に県警本部からエリート警部補の海田が赴任し、地区の暴力団取締が強化されることに。久能はやくざとの私的関係を問題視され、捜査から遠ざけられてしまう。悪徳刑事・久能を菅原文太、彼と手を組むやくざ・広谷を松方弘樹、エリート刑事・海田を梅宮辰夫が演じた。
ネット上の声
- 以前どなたかの『虎狼の血』のレビューで名前を目にし、深作欣二監督初期作品(一つも
- カッコ悪いことはなんてカッコいいんだろう
- 対戦モノの極北・「のー」と言える日本
- 「アカより暴力団員のほうがカワイイ」
ヤクザ・ギャング
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督深作欣二
- 主演菅原文太
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ハワードがキャスターを務めるニュース番組は視聴率が低下。テレビ局UBSはコングロマリット企業によって買収され、局内の異動も行なわれる。そんな折、ハワードは解任されることに。疲れきった彼は番組の中で自殺を予告。しかしこの一件によって視聴率は急上昇。その後も野心家の編成主任ダイアナによってハワードの番組は大人気を博すが……。テレビ業界の裏側でうごめく人間たちの愛憎と欲望を描く衝撃作。
ネット上の声
- 約50年前の作品とは思えないほどストーリー・映像共に古さを感じない、現代にも通じるTV業界の闇を徹底的に描ききった衝撃作
- フェイ・ダナウェイさんのおっぱいはぷるんぷるん
- 警鐘を鳴らしても結局変わらない・・・?
- 面白くなきゃTVじゃない。本当に?
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演ウィリアム・ホールデン
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青年ロッキーはフィラデルフィアのスラム街に暮らす4回戦ボクサー。ある時、世界チャンピオンのアポロがロッキーを対戦相手に指名してきた。もし15ラウンド終わってもリングに立っていることができたら、自分がただの三流ボクサーでないことを証明できる……ロッキーは愛する女性エイドリアンのために死闘を繰り広げることに! 無名だったスタローンは主人公さながらのアメリカン・ドリームを成し遂げ、この一作で大スターに。
ネット上の声
- 長らく端役俳優だった30歳前のスタローンが、自らの境遇を脚本に叩き込んで自ら主役
- 我等が世代にはバイブル的作品。 サントラ買ってそれ聞きながらシャド...
- THEアメリカン・ドリームムービー。 試合前日に勝てないと弱音を吐...
- これぞアメリカン・ドリームの本革命!!
ロッキー、 ボクシング、 ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督ジョン・G・アヴィルドセン
- 主演シルヴェスター・スタローン
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インドで最も大衆に愛された、インド映画の金字塔的作品。その影響は映画にとどまらず、現代アートなどにも及ぶという伝説の映画が、ついに日本初独占配信。黒澤明監督作『七人の侍』(1954)のハリウッド版リメイク『荒野の七人』(1960)からアイディアを得て作られたが、こちらは「荒野の二人」が活躍。公開当初からインド各地でロングランが相次ぎ、ムンバイのミネルヴァ劇場では5年以上ロングランした。出演者や挿入歌に加え、名脚本家コンビのサリーム=ジャーヴェードによる印象的なセリフも人気の的で、現在に至るまで多くの映画に引用されている。2人組の泥棒ヴィールとジャイは、かつて勇敢な警部として名を馳せたタークルから呼び出される。警官を辞めて今は村長となったタークルの依頼は、彼の村を襲う盗賊の頭目、ガッバル・シンの生け捕りだった。やってきた村で、ヴィールは馬車の御者バサンティに惚れ、一方ジャイは、タークル家の嫁で未亡人のラーダーに心惹かれる。収穫期に穀物を奪おうと襲ってきた盗賊の手下3人を撃退した2人だったが、その後ホーリー祭に沸く村を、ガッバルに率いられた一味が再び襲撃する…。
ネット上の声
- 盗賊団から村を守るために雇われた2人の泥棒、ヴィールとジャイの戦いを描く西部劇風
- The Magnificent Indians. これぞ”カレー・ウェスタン”の決定版!
- 製作年から言ってもマカロニ・ウエスタンのとくにレオーネの雄大な世界に大きな影響を
- インド映画の金字塔的作品と聞いて見てみたら、果たしてその評判に相応しい傑作でした
アクション
- 製作年1975年
- 製作国インド
- 時間---分
- 監督ラメーシュ・シッピー
- 主演ダルメンドラ
-
フランスの小都市の小学校を舞台に、子供たちが織りなすエピソードをユーモラスに綴る。監督は「アデルの恋の物語」のフランソワ・トリュフォー、脚本はトリュフォー自身と、「アデルの恋の物語」に引き続いて共作したシュザンヌ・シフマン、撮影はピエール・ウィリアム・グレン、音楽は故モリース・ジョーベールの旋律を使用、主題曲はシャルル・トレネの「日曜日は退屈」。出演は数百人からのオーディションに合格した、ジョーリー・デムソー、フィリップ・ゴールドマン、リシャール・ゴルフィー、シルヴィー・グレセル、パスカル・ブリュション、そしてトリュフォの愛娘エヴァ・トリュフォーなど。
ネット上の声
- 1976年夏、フランス中部の街ティエールで暮らす小学生たちを描いた、フランソワ・
- 子供時代に苦しんだ者ほど生命力に恵まれる
- 振り返る人生があってこそ楽しめる映画。
- 子供時代を、リアルに思い出せる映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジョリー・デムソー
-
“仁義なき戦い”シリーズ第三作。やくざ組織の抗争事件の裏に渦巻く、欲望、背信、復讐の凄惨かつ陰惨な組織の実態を描く。脚本は「仁義なき戦い 広島死闘篇」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞二がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 話の途中って感じで、この作品だけだと評価難しいね。山守と打本の小狡...
- 第3作目も文句無しの傑作。陰りが全く見えない。
- 圧倒的暴力、排他的ヤクザの軋轢と戦争
- 『ゴッド・ファーザー』より好きかも!?
ヤクザ・ギャング
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督深作欣二
- 主演菅原文太
-
ブルガリアがオスマン・トルコの圧政下におかれた17世紀後半、ロードヘ山脈にくりひろげられる復讐と悲劇。72年第18回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭・審査員特別賞受賞作品。監督はこれが遺作のメトーディ・アンドーノフ、脚本・原作はニコライ・ハイトフ、撮影はディーモ・コラロフ、美術はコンスタンチン・ジドロフ、音楽はシメオン・ピロンコフが各々担当。出演はカーチャ・パスカレーワ、アントン・ゴルチェフ、ミレン・ペネフなど。
ネット上の声
- 17世紀ブルガリア、オスマン・トルコの圧政に晒されていた時代の物語
- [家族ぐるみの復讐事業] 60点
- (VHS)
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国ブルガリア
- 時間90分
- 監督メトーディ・アンドーノフ
- 主演カーチャ・パスカレーワ
-
“男はつらいよ”シリーズ15作目。旅から旅へ渡り歩く香具師の寅さんと故郷・柴又の人々との心のふれあいを描いた喜劇で、今回は11作目「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」に次いで浅丘ルリ子がシリーズ二度目のゲスト出演。脚本は「男はつらいよ 寅次郎子守唄」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 今でこそ映画のネット配信サービスのおかげで、いつでも観れる時代になってしまったけ
- これはシリーズ最高傑作(全作見てないのであくまで現時点で、すいませ...
- 浅丘ルリ子のリリーと寅さんのケミストリー
- 男と女は互いに別れゆく宿業を抱えている…
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
母親を亡くした少女と詐欺師の男が織り成す旅を、ライアン・オニールとテイタム・オニールの父娘共演で描いたロードムービー。ジョー・デビッド・ブラウンの小説を原作に、「ラスト・ショー」のピーター・ボグダノビッチ監督がメガホンをとった。1930年代のアメリカ中西部。聖書を売りつけて小金を稼いでいる詐欺師モーゼは、交通事故で亡くなった知人女性の娘アディを、遠く離れた親戚の家まで送り届けるよう依頼される。嫌々ながらも引き受けるモーゼだったが、大人顔負けに賢いアディはいつしか彼の詐欺の片棒を担ぐようになり、2人は父娘のような絆で結ばれていく。1974年・第46回アカデミー賞でテイタム・オニールが史上最年少で助演女優賞に輝いた。
ネット上の声
- 印象的なニット帽をかぶり、短髪にオーバーオール
- かつてテイタム•オニールという美少女がいた
- 女の子とダメ男のロードムービーにほっこり
- ほんのり香る甘さにちょっぴり辛いスパイス
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ピーター・ボグダノヴィッチ
- 主演ライアン・オニール
-
1930年代のロサンゼルスを舞台に、政治的陰謀に巻き込まれた私立探偵の戦いを描いた名作ハードボイルド。「さらば冬のかもめ」のロバート・タウンが脚本を手がけ、1975年・第47回アカデミー賞で脚本賞を受賞。「ローズマリーの赤ちゃん」のロマン・ポランスキー監督がメガホンをとり、ジャック・ニコルソンが主演を務めた。私立探偵ジェイク・ギテスは水道局幹部モーレイの妻と名乗る女性から、モーレイの浮気調査を依頼される。モーレイに若い恋人がいることを突き止めたギテスは、同時に彼が新ダム建設に反対していること、そして町の実力者である義父クロスと対立していることを知る。やがてギテスが撮影したモーレイの浮気現場の写真がゴシップ誌に掲載され、モーレイの本当の妻が弁護士を伴ってギテスの事務所に乗り込んでくる。そんな中、モーレイが溺死体となって発見され……。共演に「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイ、「マルタの鷹」などの監督ジョン・ヒューストン。
ネット上の声
- 犯罪の謎解きから突然家族模様の掘り下げへ急展開
- 独特な退廃的質感が、やるせない余韻を醸す
- あ~切なくて素晴らしい映画らしい映画!!
- 特典映像である製作サイドの作品解説は必見
探偵、 サスペンス
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間131分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演ジャック・ニコルソン
-
1930年代、ミズーリ州。名士の娘バーバラが数名の男たちによって誘拐される。その後、スリム・グリソム率いるギャングが銃撃戦の末に彼女を奪い去った。スリムはバーバラに一目惚れ。拉致されたバーバラはスリムの優しさを知り、やがて彼に体を許す。一方、スリムの母親はバーバラの父親に身代金100万ドルを要求。それを手に入れた彼女はクラブの経営に乗り出す。その間、探偵の捜査も進んでいたが……。誘拐事件の顛末を描く犯罪ドラマ。同じ原作が1948年に「黒い骰子」として製作されている。
ネット上の声
- 実話を元にしたジェームズ・ハドリー・チェイスのベストセラー小説[ミス・ブランディ
- 鑑賞の記録として、途中離脱した作品もアップすることにしました
- アルドリッチ監督流アメリカン・ニュー・シネマ
- なんか地獄愛っぽい?ってことで
アクション
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演キム・ダービー
-
とある部屋を目指して、ゾーンと呼ばれる廃墟群を旅する作品
隕石の落下により、草木が生い茂る謎の領域「ゾーン」が生まれた近未来。その中心には、入った者の最も切実な願いを叶えるという「部屋」が存在。立ち入りが固く禁じられたその場所へ、人々を導く案内人「ストーカー」。彼は、人生に絶望した「作家」と、ゾーンの破壊を目論む「教授」を連れ、危険な旅に出る。厳重な警備を抜け、予測不能な罠が仕掛けられたゾーンを進む三人。しかし、彼らを待ち受ける最大の試練は、自らの心の奥底にある欲望と絶望との対峙。果たして彼らは「部屋」に辿り着き、本当に願うべきものを見つけられるのか。
ネット上の声
- 神を信じようとする男、神の恵みに生きる女
- ストーカー(ハンター)たちが追うものとは
- 路傍のピクニック(ストーカー)読了済み
- だが、それだけでは悲しすぎる・・・
ヒューマンドラマ、 SF
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間163分
- 監督アンドレイ・タルコフスキー
- 主演アレクサンドル・カイダノフスキー
-
第二次大戦勃発直前のローマを舞台に、ヒトラーが訪れた歴史的な日に、一人の主婦が体験する特別な一日を描く。製作はカルロ・ポンティ、監督は「パッション・ダモーレ」のエットーレ・スコラ、脚本はエットーレ・スコラ、ルッジェーロ・マッカリ、マウリツィオ・コスタンツォ、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はアルマンド・トロバヨーリ、編集はライモンド・クロチアーニ、美術はルチアーノ・リッケリ、編集はライモンド・クロチアーニ、衣裳はエンリコ・サバッティーニが担当。出演はソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ジョン・ヴァーノン、フランソワーズ・ベールなど。
ネット上の声
- 観終わった後、特別な充実感が味わえる逸品
- 全てにおいての細かい演出が素晴らしい。
- ソフィアとマルチェロの二人芝居
- ふたりの小さな“特別”
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間106分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
-
1900年の同じ日に生まれた、2人の青年の波乱に満ちた人生を綴った一大叙述詩。5時間を超える長丁場に、ベルナルド・ベルトルッチのストーリーテラーたる手腕が存分に発揮されている。大地主の孫アルフレードと小作人の孫オルモ。身分は違うが、友情を深めた少年期、恋を知った1910〜20年代、ファシストたちの権力に屈する青年期とイタリア解放の日。時代に翻弄される2人の青年を、ロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューが演じている。
ネット上の声
- 歴史を辿るというよりも、友情が時代や立場を超えても成り立つであろうかという検証物語だったかも…
- 巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が弱冠35歳で撮ったイタリア近代史を背景にした壮大な大河ドラマ
- もっとどっぷりヒューマンドラマなのかな、と勝手に思ってた〜
- チン○コが観れる映画という不純な動機で知った映画✨
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間316分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
-
それぞれに夢と希望を抱いてモスクワに出てきた三人の娘の20年に亘る愛と苦悩、友情を描く。監督はウラジーミル・メニショフ、脚本はワレンチン・チェルヌィフ、撮影はイーゴリ・スラブネビッチ、音楽はセルゲイ・ニキーチンが各々担当。出演はヴェーラ・アレントワ、アレクセイ・バターロフ、イリーナ・ムラヴィヨワ、ライサ・リャザノワ、ナターリヤ・ワヴィーロワ、ユーリー・バシリエフ、ボリス・スモルチコフ、アレクザンドル・ファチューシンなど。
ネット上の声
- ヒロインたちやけに老けてるな〜と思ってたらそのまま同キャストで40代くらいまで演
- “アレクサンドラはモスクワの子だ”
- Александра (アレクサンドラ)
- これが反体制映画?とんでもない。
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間150分
- 監督ウラジミール・メニショフ
- 主演ヴェーラ・アレントワ
-
一室を共同で借りて暮らす女性2人の友情と生き方を描く。製作・監督はこれが第一作の女流クローディア・ウェイル、共同製作はジャン・サンダース、脚本はビッキー・ポロン、原案はクローディア・ウェイルとビッキー・ポロン、撮影はフレッド・マーフィー、音楽はマイケル・スモール、編集はスザンヌ・ブティット、美術はパトリシア・フォン・ゾランダンスタインが各々担当。出演はメラニー・メイロン、イーライ・ウォラック、アダム・コーエン、アニタ・スキナー、ジェーン・デ・ベア、クリストファー・ゲスト、ナンシー・メット、ケン・マクミラン、ボブ・バラバン、アルバート・ロジャース、ジェーン・アンダーソン、ジーナ・ロジャックなど。
ネット上の声
- 同棲していた無二の親友が結婚してしまい、その孤独に対する代償行為と写真家になると
- 写真家を目指す主人公と詩人を夢見る友人の共同生活は、なんだかあっさりと友人の結婚
- すれ違いが見ていて辛いけど、彼女はきっと理解してくれるから、で仲直りできる絆に安
- この映画を観た前日に会った画家の友達が、彼氏と結婚を考えてこれから同棲すると言っ
青春
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督クローディア・ウェイル
- 主演メラニー・メイロン
-
ニュー・ジャーマン・シネマを牽引したライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、1955年製作のダグラス・サーク監督作「天はすべて許し給う」の物語を下敷きに、愛に起因する苦悩や残酷さを鮮やかに描いた傑作ドラマ。
ドイツ、ミュンヘン。夫に先立たれ掃除婦として働く初老の女性エミは、ある雨の夜、近所の酒場で移民労働者の青年アリと出会う。2人は恋に落ちすぐに結婚を決めるが、エミの子どもたちや仕事仲間からは冷たい視線を向けられる。それでも愛を育んでいくエミとアリだったが……。
1974年・第27回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、ファスビンダー監督の名を世界に知らしめた。日本では2023年7月に劇場初公開。
ネット上の声
- 幸福が楽しいとは限らない
- 話がトントンと進んでいく
- 70年代の西ドイツにて
- 人種問題と年の差婚
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国ドイツ
- 時間90分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ブリギッテ・ミラ
-
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間445分
- 監督マーヴィン・J・チョムスキー
- 主演ジェームズ・ウッズ
-
“仁義なき戦い”シリーズ第二作。日本の社会を震感させた日本のヤクザ組織の代理戦争でもある“広島ヤクザ戦争”の実態を、組織に利用され裏切られる男を通して描く。原作は飯干晃一の同名小説、脚本は「仁義なき戦い」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞次がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 愛に生きたヒットマンVSゲスさ満開なクソ野郎
- 腹黒い奴ほど笑い、正直者ほど馬鹿を見る
- シリーズ最兇キャラ!大友勝利参上!!
- 千葉真一最高、最悪、最凶、大好き
ヤクザ・ギャング
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督深作欣二
- 主演菅原文太
-
精神を病んだ妻とその夫の愛と葛藤を描き、ジョン・カサベテス監督の代表作の1つとなった傑作ドラマ。
専業主婦のメイベルは、土木工事の現場監督を務める夫ニックや3人の子どもたちと暮らしている。精神バランスの不安定なメイベルは、ある晩ニックが仕事での突発的なトラブルで帰宅できなかったことを発端に、異常な行動を見せるようになり……。
カサベテス監督の旧友ピーター・フォークと妻ジーナ・ローランズが主人公夫婦に扮する。
ネット上の声
- 彼女の精神が壊れる原因は家庭にあるので精神病院に送っても無駄なんです、、
- 色々な感情を引き出してくれる作品
- 迫真、緊張、そして安堵。
- 彼女の演技は凄まじかった
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間145分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
-
女優クリスの12歳の娘リーガンはある時から何かに憑かれたかのようにふるまうようになる。彼女の異変は顕著になるが、病院の科学的な検査でも原因は判明しない。やがて醜い顔に変貌したリーガンは緑色の汚物を吐き、神を冒涜するような卑猥な言葉を発するようになる。悪魔が彼女に乗り移ったのだ。その後、リーガンの前にふたりの神父メリンとカラスが訪れ、悪魔祓いを始めるが……。世界中にオカルトブームを巻き起こした戦慄のホラー映画。
ネット上の声
- 私はこの映画でクリスチャンになりました。
- 故なく荒ぶる子ども達へ捧ぐ極私的レビュー
- 主人公はカラス神父だったのでは?
- 映画館の気温がサーッと下がった
ホラー
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督ウィリアム・フリードキン
- 主演エレン・バースティン
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同じ一人の女性を愛した3人の親友同士の30年間に渡る人生模様を、戦後イタリア映画の黄金時代への郷愁を織り混ぜて描いた、「ラ・ファミリア」のエットーレ・スコラの監督作品。製作はピオ・アンジェレッティとアドリアーノ・デ・ミケーリ、原案・脚本はアージェ・スカルペッリとスコラ、撮影はクラウディオ・チリロ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はニーノ・マンフレーディ、ヴィットリオ・ガスマンほか。フェデリコ・フェリーニらが特別出演。
ネット上の声
- エットレ・スコーラはやはり名作が多いなと、うーんと唸ってしまう作品
- 孤独な金持ち、貧乏人の友沢山
- 男性三人+女性一人の人生模様
- 人の思いを描き出す
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア
- 時間123分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演ニーノ・マンフレディ
-
ベルリンからアメリカへ渡った男達の夢に、複雑に錯綜する現実がのしかかっていく彼らの旅を描く。製作はヴァルター・ザクサー、監督・脚本は「小人の響宴」のヴェルナー・ヘルツォーク、撮影はトーマス・マウフ、エド・ラッハマン、音楽はチェット・アトキンズ、ソニー・テリーが各々担当。出演はブルーノ・S、エーファ・マッテス、クレメンス・シャイツなど。16、イーストマンカラー・ビスタサイズ。
ネット上の声
- だっ誰か止めて…(byウサギ&ニワトリ)
- アメリカンドリームの果てに…
- ジョイ・ディヴィジョン
- なんだか切ない
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国ドイツ
- 時間110分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演ブルーノ・S
-
社会の不条理を告発する作品で知られ、20世紀を代表する巨匠として世界の映画人に多大な影響を与えたと言われるジョージアのテンギズ・アブラゼ監督が1976年、当時ジョージアがソ連の構成国だった時代に手がけ、ある一組の恋人の悲劇的な愛を描いた人間ドラマ。20世紀初頭、革命前のジョージア東部カヘティ地方の美しい農村。時代の大きな変化を予感した村人たちは、それぞれに動揺し、美しい娘と青年の純愛が古い因習によって打ち砕かれていく。アブラゼ監督が67年に手がけた「祈り」、84年製作の「懺悔」とあわせて「祈り3部作」とされる。日本では1991年に劇場初公開。2018年、「祈り3部作」の劇場公開が実現し、本作もリバイバル公開。
ネット上の声
- 管理のカ、正義のセ、希望のキ
- 「懺悔」が傑作だったので今回のジョージア映画祭で祈り三部作の残りを観られることを
- 『祈り』の後に続けて観たので、色彩の鮮やかさに目を奪われました
- 集団の暴力を糾弾するアブラゼ監督の志が!
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国ソ連
- 時間107分
- 監督テンギズ・アブラゼ
- 主演リカ・カヴジャラーゼ
-
「セルピコ」(1973)でもタッグを組んだシドニー・ルメット監督とアル・パチーノが再タッグを組み、実際に起きた事件をもとにした緊張感満点の犯罪サスペンス。ニューヨーク、猛暑の白昼。銀行に3人組の強盗が押し入る。しかしそのうちのひとりは逃亡。その上、銀行には小額の現金しかなかったことがわかる。犯人のソニーとサルはあっという間に警官隊に包囲され、人質とともに篭城せざるをえなくなる。一方、集まった野次馬たちは犯人を応援するという異常な事態に。そんな中、ソニーが犯行に走った理由も明らかになるが。はたして事件の行方は? アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネート。フランク・ピアソンが脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- 犯人グループが間が抜けてるというか、いい人なんだか悪い奴なんだか分...
- 銀行強盗を題材とした社会派ドラマの傑作
- 野良犬たちもぐったりな暑い午後。
- 異質なものを排除しようとする社会
実話、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演アル・パチーノ
-
怪奇映画の主人公フランケンシュタインをパロディ化したコメディ。製作はマイケル・グラスコフ、監督は「ブレージングサドル」のメル・ブルックス、脚本はブルックス自身と俳優のジーン・ワイルダーの共同、原作はメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』、撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はジョン・モリス、美術はデール・ヘネシー、セットはボブ・デ・ベステル、メークはウィリアム・タトル、特殊効果はヘンリー・ミラーとハル・ミラーが各々担当。出演はジーン・ワイルダー、ピーター・ボイル、マーティ・フェルドマン、マデリーン・カーン、クロリス・リーチマン、リチャード・ヘイドン、ジーン・ハックマン、テリー・ガーなど。日本語版監修は清水俊二。黒白、スタンダード。1974年作品。
ネット上の声
- 見終わった後に盲目のおじいさんが、ジーン・ハックマンだったことを知ってびっくりし
- 単体シリーズの本格パロディー・コメディー
- アイゴールは熊倉一雄さんでしょう。
- 愛情のこもったパロディ映画でした。
ホラー
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督メル・ブルックス
- 主演ジーン・ワイルダー
-
フランソワ・トリュフォー監督が、映画を愛する者たちに捧げた群像劇。フランス・ニースのスタジオ“ラ・ビクトワール”を舞台に、「パメラを紹介します」という映画の撮影を行っているスタッフ・キャストたちの人間模様が描かれる。出演はジャクリーン・ビセット、ジャン=ピエール・レオほか。原題の「Day for Night」とは、カメラレンズにフィルターをかけて、夜のシーンを昼間に撮影することを指す。73年度のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。
ネット上の声
- 映画とは愛すべき壮大な共同妄想夢芝居
- 『映画』を愛するすべての人へ愛を込めて。
- トリュフォー監督の映画の中の映画作り
- 映画製作は、駅馬車の旅と似ている
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間117分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャクリーン・ビセット