スポンサーリンクあり

全9作品。政府と戦う映画ランキング

  1. 三里塚 第二砦の人々
    • B
    • 3.90
    2月22日より三週間の予定で、千葉県と空港公団は反対同盟用地六カ所に対して強制代執行を行なってきた。農民たちはこれに対し、六カ所の地点に穴を掘り砦を築いて戦った。砦の中--まるで子供の運動会のように人々は話し、動き回る。「砦に力を注ぐのか、穴を守る事に全力を注ぐのか」「竹槍はもつのか。」「身体をしばりつけるのは鎖にするのか、番線か」長い討論の中から、砦の中だけの世界が作られ、守りで固められていく。戦争--「鎖ごとしょびけ、親子もろとも殺せ!」絶叫する母親。泥水の中に柱ごと引き倒される老婆。破壊されるバリケード、小屋。こわしにやってきた者への怒りが、やがて、火炎ビンを生んでいく。穴--この恨みは子々孫まで語りつぐると語る老人。その想いが穴を、より強固なものに作り変えていく。一本一本丹念に、よりすぐった抗木。長期戦に耐え得る設備、食料「自分の掘った穴だから安心できる」と笑うオヤジ。穴を壊しに来た!--権力の殺意と巨大な機械力によって穴は壊された。しかし、農民放送塔は放送を続ける。「春になれば大地から、草の芽が萌え出るのは明らかです。三里嫁はまだまだ生きつづけます。」再び穴へ--すでに公団のものとなった土地を青年達は再び掘り始める。百姓として生きていこうとする決意のようにどこまでも。心に。

    ネット上の声

    • 農民たちの顔
    • ドキュメンタリーをいろいろ観てきたけど、前半の映像の衝撃度は凄まじかった
    • 三里塚シリーズのクライマックス
    • 前にも増して戦闘メインに構築されているためカメラは最前線にまで出向き、人間がぶつ
    ドキュメンタリー
    • 製作年1971年
    • 製作国日本
    • 時間143分
    • 監督小川紳介
    • 主演---
  2. 懲罰大陸★USA
    • B
    • 3.77
    「傷だらけのアイドル」(1967)やアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「The War Game」(65・日本未公開)などで知られるイギリスの映像作家ピーター・ワトキンズ監督が、71年にアメリカで製作した問題作。ベトナム戦争の反対運動が激化していた当時の社会情勢を背景に、ニクソン大統領が治安維持のために反政府的・危険分子とみなした人物を人間狩りの対象にして処刑するという物語をフェイクドキュメンタリー形式で描いた。カンヌ国際映画祭で上映され、ニューヨークでも劇場公開されたものの、その内容から米メディアなどから猛烈な批判を浴びて公開は4日間で打ち切られ、テレビ放送も一度もされていないといういわくつきの作品。日本でも未公開作品だったが、2015年に「日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画」の第3弾作品として初公開。

    ネット上の声

    • 憲法の縛りからは自由の国、アメリカ
    • "DIS IS AMERICA"
    • 米ソ対立中のアメリカで、ヒッピーたちが”危険分子”として拘留され、”懲罰公園”に
    • モキュメンタリーの手法を使ってドキュメンタリー作品的な問題提起を行うのって珍しい
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1971年
    • 製作国アメリカ
    • 時間88分
    • 監督ピーター・ワトキンズ
    • 主演パトリック・ボランド
  3. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
    • B
    • 3.74
    巨匠スティーブン・スピルバーグ監督のもとで、メリル・ストリープとトム・ハンクスという2大オスカー俳優が初共演を果たした社会派ドラマ。ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、政府がひた隠す真実を明らかにすべく奔走した人物たちの姿を描いた。リチャード・ニクソン大統領政権下の71年、ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在をニューヨーク・タイムズがスクープし、政府の欺瞞が明らかにされる。ライバル紙でもあるワシントン・ポスト紙は、亡き夫に代わり発行人・社主に就任していた女性キャサリン・グラハムのもと、編集主幹のベン・ブラッドリーらが文書の入手に奔走。なんとか文書を手に入れることに成功するが、ニクソン政権は記事を書いたニューヨーク・タイムズの差し止めを要求。新たに記事を掲載すれば、ワシントン・ポストも同じ目にあうことが危惧された。記事の掲載を巡り会社の経営陣とブラッドリーら記者たちの意見は対立し、キャサリンは経営か報道の自由かの間で難しい判断を迫られる。第90回アカデミー賞で作品賞と主演女優賞にノミネートされた。

    ネット上の声

    • ・・そしてウォーターゲート事件へと続く
    • 勇気ある決断 その向こうにあるものは...
    • 腐敗権力と報道の矜持、日本はどうか?
    • 日本のマスコミに爪の垢飲ませたい
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2017年
    • 製作国アメリカ
    • 時間116分
    • 監督スティーヴン・スピルバーグ
    • 主演メリル・ストリープ
  4. 三里塚 岩山に鉄塔が出来た
    • C
    • 3.60
     ドキュメンタリー映画作家の小川紳介が監督した「三里塚」シリーズの一作。昭和46年に開始された、成田空港建設阻止のための鉄塔建設工事を追うドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • 中核派 ブント
    • 手詰りの予感
    • 前作の終盤に紹介された地下豪が機動隊らに制圧される場面を捉えた冒頭と反対同盟の会
    • 地下壕の見納め、泣きながら想いをぶつける青年行動隊の一人、鉄塔作り、の大きく分け
    ドキュメンタリー
    • 製作年1972年
    • 製作国日本
    • 時間85分
    • 監督小川紳介
    • 主演---
  5. 5

    憂国

    憂国
    • C
    • 3.19
    三島由紀夫が原作、脚色、製作、監督、主演を務めた伝説のアート・ムービー。能舞台に見立てて作られた美術セット、艶かしい愛の交歓シーン、あまりにもリアルな切腹シーン……全編セリフなし、ワーグナーの音楽にのせて、愛と死が緻密に描かれるなど、三島由紀夫の美学が全編に溢れる。そのショッキングな内容と高度な芸術性が話題を呼び、日本のみならず欧米でも高い評価を受けたが、三島没後、上映プリントは焼却処分され、幻の作品と語り継がれてきた。後に密かに三島邸に保管されていたネガ・フィルムがほぼ完璧な保存状態で発見された。

    ネット上の声

    • 理解できない“痛み”
    • That's三島由紀夫
    • 奇跡的なDVD化
    • 下品だなあ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1966年
    • 製作国日本
    • 時間28分
    • 監督三島由紀夫
    • 主演三島由紀夫
  6. ニューオーダー
    • D
    • 2.81
    「母という名の女」「或る終焉」などで知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコ監督が、広がり続ける経済格差が引き起こす社会秩序の崩壊を描き、2020年・第77回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したディストピアスリラー。裕福な娘マリアンは夢にまで見た結婚パーティの日を迎え、幸せの絶頂にいた。彼女が暮らす豪邸には、結婚を祝うため政財界の名士たちが集まってくる。そんな中、近所の通りで行われていた貧富の差に対する抗議運動が暴動化し、マリアンの家も暴徒たちに襲撃されてしまう。殺戮と略奪が繰り広げられ、パーティは一転して地獄絵図と化す。マリアンは運良く難を逃れたものの、次に彼女を待ち受けていたのは軍部による武力鎮圧と戒厳令だった。

    ネット上の声

    • 【”新しい秩序。”社会派ミシェル・フランコ監督が”格差社会を解消しないとこの映画の様になるかもしれないよ・・。”と物凄いシニカルな視点でメッセージを発信した恐ろしい作品。】
    • なんという恐怖感!! これはもしかしたら北朝鮮より恐ろしいかもしれない
    • 誰も救われない胸糞映画
    • 中々の胸糞具合
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2020年
    • 製作国メキシコ,フランス
    • 時間86分
    • 監督ミシェル・フランコ
    • 主演ナイアン・ゴンサレス・ノルビンド
  7. REVOLUTION+1
    • E
    • 2.42
    「赤軍派 PFLP 世界戦争宣言」「略称連続射殺魔」などの監督作で知られ、元日本赤軍メンバーという経歴を持つ映画監督の足立正生が、安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者をモデルに描いた作品。「連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「止められるか、俺たちを」などに出演したタモト清嵐が、山上容疑者をモデルにした青年・川上哲也を演じ、主人公の川上が手製の銃で凶行に及ぶまでの人生を描く。 普通よりは裕福な家庭で、何不自由ない生活を送りながら育った川上哲也。しかし、仕事と人間関係に疲れ果てた父が自殺したことからすべては一変。兄は病に倒れ、妹は急な生活の変化に戸惑い反抗的になり、哲也自身も大学進学の道を断念せざるを得なくなる。母はすがるような思いで統一教会に入信し、父が残した財産も献金を繰り返してすべて失い、遂には自己破産をしてしまう。そのことで家族はバラバラになり、哲也はすべてを奪った元凶である統一教会への復讐を誓う。一時期、自衛隊にいたこともある哲也は、その経験をいかし、自室に閉じこもって改造拳銃を作り続けるが……。 脚本は「止められるか、俺たちを」の井上淳一と足立の共作。2022年7月8日に安倍元首相が銃撃されて死亡する事件が発生し、それからわずかな期間で脚本執筆から撮影、編集などが行われ、9月27日の日本武道館で行われた安倍元首相の国葬の日には、未完成版ながらも緊急上映されて大きな話題となった。2022年12月24日から完成版が一部劇場で先行上映、23年3月11日から全国順次公開。

    ネット上の声

    • 本作の監督である足立正生は、先週観た「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」で
    • 粗削りだが、短期間の間にここまで制作したパワーはすごい
    • 内容は2.5,でもこの内容にチャレンジした分+0.5
    • 「映画」という芸術のもつ力
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2022年
    • 製作国日本
    • 時間75分
    • 監督足立正生
    • 主演タモト清嵐
  8. 圧殺の海 第2章「辺野古」
    • E
    • 2.40
    沖縄・辺野古の新基地建設着工に抗議する住民たちの姿を捉えた「圧殺の海 沖縄・辺野古」に続くドキュメンタリー第2作。2014年11月16日の沖縄県知事選挙で、仲井眞弘多前知事を破り、「辺野古に新基地は作らせない」という公約を掲げた翁長雄志知事が誕生したが、日本政府は、前知事が承認したことを理由に工事を再開。これに対し、翁長知事や基地建設に反対する住民たちはどのように向き合ってきたのか。翁長知事誕生からの激動の18カ月を記録した。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2016年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督藤本幸久
    • 主演---
  9. リンカーンを殺した男
    • E
    • 2.11
    リドリー&トニー・スコット兄弟が製作総指揮を手がけ、エイブラハム・リンカーン大統領暗殺事件の真相を犯人側の視点から描いたTVムービー。南北戦争の終結が近づいた1865年4月14日。南部連合を支持する男ジョン・ウィルクス・ブースは、リンカーン大統領の暗殺を決行する。その後ブースは南部へ逃亡を図ろうとするが、思わぬ負傷や共犯者の逮捕といったトラブルが相次ぎ、次第に追いつめられていく。名優トム・ハンクスがナビゲーターを務め、謎に包まれた事件の全貌を詳しく解き明かしていく。

    ネット上の声

    • リンカーン暗殺のドキュメンタリー
    ドキュメンタリー
    • 製作年2013年
    • 製作国アメリカ
    • 時間91分
    • 監督エイドリアン・モート
    • 主演ビリー・キャンベル

あなたのご意見をお聞かせください!

ここがダメ!こうしてほしい!
どんな些細なことでも構いません。
当サイトへのご意見を是非お聞かせください。
送信中です。しばらくお待ちください
貴重なご意見ありがとうございました。
頂いたご意見を元に、価値あるサイトを目指して改善いたします。
送信に失敗しました。