- 製作
- 1965年 日本
- 時間
- 185分
- 監督
- 黒澤明
- 出演
- 三船敏郎加山雄三山崎努
- 種類
- 病院(医療モノ)医師時代劇
【江戸時代の施療院を舞台に、エリート青年医師が「赤ひげ」と呼ばれる所長との出会いを通じ、真の医療と人々の魂に触れるヒューマンドラマ。】
舞台は江戸時代後期、貧しい人々が集う小石川養生所。長崎で最新の蘭学を修めた青年医師、保本登。彼は幕府の御典医になるという野心に燃えていたが、意に反してこの養生所での勤務を命じられる。そこで彼を待っていたのは、所長として患者から「赤ひげ」と恐れられる新出去定。その独裁的なやり方と古臭い医療に、保本は激しく反発。しかし、絶望的な貧困と病に苦しむ人々の姿、そして彼らの命に厳しくも愛情深く向き合う赤ひげの信念に触れるうち、保本の心は揺れ動く。医師としての誇りと現実の狭間で、彼が見出す本当の道。