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2019年、アフガニスタンで用水路建設に邁進するなか武装勢力に銃撃されて死去した医師・中村哲の足跡を追ったドキュメンタリー。アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲医師。現地の人びとにその誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年、アフガニスタンの地を大干ばつが襲う。農業は壊滅し、人びとは渇きと飢えで命を落とす中、中村医師は医療で人びとを救うことに限界を感じる。そこで彼は医療行為のかたわら、大河クナールから水を引き、用水路を建設するという事業をスタートさせる。これまでにテレビなどで放送された映像に、未公開映像、最新の現地映像も加えて劇場版として再編集し、中村哲の生き様を追った。
ネット上の声
- 2023/08/27㈰ポレポレ東中野にて上映後谷津賢二(監督)と金平茂紀氏のトー
- なんていうか、ほんとに言葉を失うというか
- 昨年公開され話題になったドキュメンタリー
- 「百の診療所より一本の用水路を」
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督谷津賢二
- 主演---
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1990年代ニューヨーク、夢と愛に生きる若きアーティストたちの、情熱と葛藤に満ちた1年間を描く伝説のロック・ミュージカル。
1989年、クリスマス・イブのニューヨーク、イースト・ヴィレッジ。古いロフトに暮らす映像作家のマークとミュージシャンのロジャーをはじめ、アーティストの卵たちは貧困やドラッグ、そしてエイズの脅威に直面しながらも、夢を追い求めていた。家賃(レント)も払えない彼らの前に、昔の仲間で今は家主となったベニーが現れ、立ち退きを迫る。愛、友情、別れ、そして死。様々な困難が押し寄せる中、彼らが見つけ出す「No day but today(今日という日を精一杯生きる)」という答え。伝説のブロードウェイ・ミュージカル最終公演の熱気と感動の記録。
ネット上の声
- アンソニー・ラップのWithout You来日公演行ってきて、帰宅後久しぶりに映
- やっぱりステージっていいな
- Thx Jonathan Larson!
- \フー!!!!/って盛り上がりながらも聴くとこはちゃんと聴く客席めっちゃ良いな…
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間152分
- 監督マイケル・ジョン・ウォーレン
- 主演レネー・エリス・ゴールズベリー
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世界から注目を集めたインド発の教育プログラム「スーパー30」の誕生に情熱を燃やした男の実話を基に描いたヒューマンドラマ。
貧しい家庭に生まれたアーナンドは数学の才能を認められ、イギリス留学のチャンスを得る。しかし家計からその費用は出せず、当てにしていた援助も断られ、いつも励ましてくれた父も心臓発作で他界。留学を断念し、町の物売りとして暮らしていた彼は、予備校を経営するラッランに見いだされて人気講師となる。やがてアーナンドは路上で勉強する貧しい若者との出会いをきっかけに、私財を投げうって私塾「スーパー30」を開設。意欲と能力がありながらも貧困で学ぶことができない子どもたち30人を選抜して無償で寮と食事を与え、最高学府・インド工科大学を目指して数学と物理を教え始める。教育をビジネスとしか考えないラッランに妨害されながらも、アーナンドは型破りな教育で生徒たちを導いていく。
主演は「WAR ウォー!!」のリティク・ローシャン。
ネット上の声
- いささか脚色はやり過ぎだが、過剰さに魅力の真髄がある。
- 道路に空いた穴は飛び越えればいいんだよね!!
- 内発的な知識欲を引き出す
- おまえの顔はフィーだ‼
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国インド
- 時間154分
- 監督ヴィカース・バハル
- 主演リティック・ローシャン
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「ウィ・アー・ザ・ベスト!」(2013)が第26回東京国際映画祭で最高賞のサクラグランプリを受賞したルーカス・ムーディソン監督が、02年に手がけたクライムドラマ。「ウィ・アー・ザ・ベスト!」のサクラグランプリ受賞を記念し、北欧映画の特集企画「トーキョーノーザンライツフェスティバル2014」(14年2月8日~14日/ユーロスペース)で劇場上映。
ネット上の声
- リアルすぎて、吐気が・・・・。
- どん底の中にも儚い青春の煌き
- 救いようがなすぎる・・・
- あまりにも救いがない…ს
不幸な結末のバッドエンド、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国スウェーデン
- 時間105分
- 監督ルーカス・ムーディソン
- 主演オクサナ・アキンシナ
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「日雇い労働者の街」と呼ばれてきた大阪市西成区釜ヶ崎で38年にわたり、子どもたちの憩いの場として活動を続ける「こどもの里」に密着したドキュメンタリー。0歳から20歳くらいまでの子どもたちを、障がいの有無や国籍の区別なく無料で受け入れている「こどもの里」は、学校帰りに児童館として遊びに来る子どもや、さまざまな事情から親元を離れて一時的に宿泊する子ども、そして、その親たちも休息できる貴重な地域の集いの場として活動をしている。さまざまな困難にぶつかりながらもたくましく育つ子どもたち、彼らを支える職員たちや街に暮らす人々の奮闘を描いていく。監督は本作が初監督となる重江良樹。
ネット上の声
- 「さと」的な所があちこちにあったらええやん
- 人間の本質を見れます
- 心揺さぶられる
- 衣食住、思考、コミュニケーション…どれも対面で「見て」「触れて」はじめて身につく
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督重江良樹
- 主演---
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「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる最高賞のパルムドールを受賞したほか、第91回アカデミー賞では日本映画では10年ぶりとなる外国語映画賞ノミネートを果たすなど、海外でも高い評価を獲得。第42回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む8部門で最優秀賞を受賞した。東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信江役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した。
ネット上の声
- 是枝監督の原点回帰であり集大成である作品
- 一番心に残り、考えさせられた是枝監督作品
- 優しく、でも冷淡に 万引き家族が居る日本
- 世間的な「家族」像から逃れた家族の物語
貧困、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督是枝裕和
- 主演リリー・フランキー
-
2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。
ネット上の声
- 土とともに暮らす人々の素朴な人生を描いたドラマと見るか、現代中国の社会問題を描いた作品と見るか、様々な捉え方ができそうな一作
- この人となら私も暮らせると思った。
- あの名作を思い出した…
- 幸せだったのかな。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国中国
- 時間133分
- 監督リー・ルイジュン
- 主演ハイ・チン
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モハマドはテヘランにある盲学校に通 う8歳の少年。母を失い、心を痛めながらも一生懸命生きている。彼は手で、植物や風や小鳥などの自然を見ようとする。夏休みになり、モハマドは家族の住むカスピ海沿岸の村に戻ってきた。妹達の学校にも行き、故郷での夏休みを楽しむモハマド。しかし意中の女性との再婚を望む父は、息子の将来を気にして、モハマドを盲目の大工のところに修行に出そうと考える。
ネット上の声
- 少年の演技に魅入る。見事な「映画」だ。
- 見えなくても照らされる世界は感じれる
- 誰もぼくのことを好きじゃないんだ
- とにかく泣きました・・・
盲目、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督マジッド・マジディ
- 主演モフセン・ラマザーニ
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「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督が、スラム育ちの青年の運命と過酷な半生を疾走感あふれる演出で描いた人間ドラマ。インド・ムンバイのスラム街出身で無学の青年ジャマールは、TV番組「クイズ$ミリオネア」で最終問題までたどり着き、一夜にして億万長者となるチャンスをつかむが、不正を疑われてしまう……。インドの外交官ビカス・スワラップによる原作小説を、「フル・モンティ」のサイモン・ボーフォイが脚色。第81回アカデミー賞では作品賞、監督賞ほか最多8部門を受賞した。
ネット上の声
- 人生の体験が繋がる奇跡☆想いを胸に生きる大切さを感じる映画
- 編集次第で物語はいくらでも面白くなることを証明した映画。
- 一般向け過ぎて私にはつまらないかった。
- ラティカに辿りつくために起こりました
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間120分
- 監督ダニー・ボイル
- 主演デヴ・パテル
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「ヴァンダの部屋」「コロッサル・ユース」などで世界的に高く評価されるポルトガルの映画監督ペドロ・コスタが1994年に手がけ、後の作品群につながる場所カーボベルデが初めて登場した長編第2作。カーボベルデの言葉や習慣、気候、歴史などを作中に取り入れながら、荒々しい色彩で描き出す。
看護師のマリアーナはリスボンの工事現場で意識不明になった男レオンに付き添い、彼の故郷カーボベルデに向かう。病人とともに荒野に取り残されてしまった彼女は島民に病院まで運んでもらうが、島の人々は誰も病人について語ろうとせず……。
本作撮影後、託された手紙をリスボンのフォンタイーニャス地区に届けたことから、「カーボベルデから届いた手紙」というコスタ監督作の重要なモチーフが生まれた。「ゴースト・ドッグ」のイザック・ド・バンコレがレオンを演じ、フランスの伝説的女優エディット・スコブが特別出演。日本では、コスタ監督の初期3作品を監督自ら監修した4Kレストア版にて上映する特集上映企画「ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997」にて劇場初公開。
ネット上の声
- さまよう女たち
- かねてより、いつかアフリカの大地で野垂れ死にたいとか考えていたから、このフィルム
- ペドロ・コスタ監督作品…初期3部作の2作目…
- 生死の間で揺れ動く人間を見つめる、その身体にまつわる記憶や他者に触れる アピチャ
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国ポルトガル,フランス,ドイツ
- 時間110分
- 監督ペドロ・コスタ
- 主演イネス・メディロス
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スターリン体制下のソ連、凍てつく炭鉱町で生きるためにもがく少年の孤独な魂の叫び。
1940年代末、スターリン体制下のソ連。シベリアの炭鉱町スーチャンで、少年ワレルカは母に捨てられ、たったひとりで生きている。学校の寄宿舎での生活は、飢えと暴力が支配する地獄。生き抜くため、彼は盗みや喧嘩を繰り返す。そんな彼の唯一の光は、同じく孤独な少女ガリーヤの存在。だが、非情な社会は、二人のささやかな繋がりさえも許さない。極限状況の中、純粋な魂が踏み出す道。監督自身の苛烈な少年時代を基にした、衝撃の物語。
ネット上の声
- 驚くほどポップでパンキッシュムービー
- 祝・カネフスキー作品再上映!その1
- 「動くな、死ね、甦れ!」パートⅡ
- 大人になれなかった少年の末路
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス,ロシア
- 時間97分
- 監督ヴィターリー・カネフスキー
- 主演ディナーラ・ドルカーロワ
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「Love Letter」に続く岩井俊二監督長編第2作。舞台は、円都と呼ばれる架空の都市。仲間のフェイホンらとともに偽札作りを始めた娼婦グリコは、ライブハウスを買取、歌手として成功していく。Chara演じるグリコがボーカルを務めるバンドYEN TOWN BANDの楽曲が、実際にYEN TOWN BAND名義で発売され話題となった。96年の日本アカデミー賞において、話題賞、新人俳優賞(Chara、伊藤歩)を受賞。
ネット上の声
- なかなかの力作であることは間違いないけれど、この世界観は私には合わなかった
- YEN TOWN BANDの 「アイノネ」という歌が 好きでよく聞いていた思い出
- 伊藤歩(15才)のおっぱいが見られる
- 「何か」を追いかけているアゲハ蝶
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間149分
- 監督岩井俊二
- 主演三上博史
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「火山高」「彼岸島」のキム・テギュン監督が、脱北者の過酷な現実を描く社会派ドラマ。北朝鮮の炭鉱町に住む元サッカー選手のヨンスは、妻ヨンハと11歳の息子ジュニとともに、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。しかし、ヨンハが肺結核に倒れ、ヨンスは治療薬を手に入れるため中国へ向かう。決死の覚悟で国境を越えたヨンスは、必死に働いて薬を手に入れようとするが、北朝鮮では夫の帰りを待ちながらヨンスが静かに息を引き取る。孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて国境を目指すが……。
ネット上の声
- “現状を知る切っ掛け”として、非常に良い映画
- どうして北朝鮮を放っておくんだ!!!
- 【特薦】2007年・北朝鮮の真実
- 北朝鮮版 「父を訪ねて三千里」
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間107分
- 監督キム・テギュン
- 主演チャ・インピョ
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医療機器事業の失敗によりホームレスとなったが、超難関の株トレーダー養成コースを経て一流証券会社に就職し、アメリカンドリームを成し遂げた実在の人物(クリス・ガードナー)の半生と彼を支えた息子との心の交流を描く人間ドラマ。息子役には主演ウィル・スミスの息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが抜擢。監督はイタリア映画界で活躍し、本作でハリウッドデビューを飾ったガブリエレ・ムッチーノ。
ネット上の声
- 胡散臭い実話!
- 2回目の鑑賞ですがやっぱり良い 地下鉄のタイムマシーンのシーンが感...
- 人生につらいことがあった人が見る映画です
- ケツに火が点かないと動かなかった男の物語
子供が生まれてから見たら大泣きする、 ホームレス、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ガブリエレ・ムッチーノ
- 主演ウィル・スミス
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閉塞感に満ちた小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描き、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた作品。かつて栄えていた産業が衰退し、アメリカの繁栄から取り残された「ラストベルト(錆びついた工業地帯)」に位置するイリノイ州ロックフォード。キアー、ザック、ビンの3人は、それぞれ貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードに熱中していく。スケート仲間は彼らにとって唯一の居場所であり、もうひとつの家族だった。そんな彼らも成長するにつれ様々な現実に直面し、少しずつ道を違えていく。低賃金の仕事を始めたキアー、父親になったザック、そして映画監督になったビン。幼い頃からスケートビデオを撮りためてきたビンのカメラは、明るく見える3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を浮かび上がらせていく。そんな彼らの姿を通して、親子、男女、貧困、人種といった様々な分断を見つめ、アメリカの知られざる現実を映し出す。
ネット上の声
- リアルなのに自然。傑作ドキュメンタリー
- 恐ろしい世界ですからデジタル社会は。
- すごいよかった >>> ドライブマイカー
- 自分から逃げることはできない
スケーター、 ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ビン・リュー
- 主演---
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「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれる。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながらも念願であるマイホーム購入の夢をかなえるため懸命に働いている。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていた。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 右?左?資本主義もまともに歩めない者達に共産主義が聞いて呆れる
- ありったけの尊厳を込めて描かれた珠玉の家族ドラマ
- バラの花どころかパンも買えなくなった労働者
- 「あなたがいないと寂しい」
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,フランス,ベルギー
- 時間100分
- 監督ケン・ローチ
- 主演クリス・ヒッチェン
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ユーゴスラビアのジプシー村で家族とともに暮らす少年ベルハン。彼が成長していく姿を通して、流浪の民ジプシーたちの生活を美しい映像でリアルに描いた傑作。出演者には本物のジプシーを多数起用し、劇中は彼らの言葉であるロマニ語が用いられている。メガホンを取るのは、前作「パパは、出張中!」でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したエミール・クストリッツァ監督で、本作では同映画祭の最優秀監督賞を受賞している。
ネット上の声
- ユーゴスラビアのロマ(ジプシー)の村で生まれ育った少年の物語
- 旧ユーゴに大勢いるジプシーのあるコミュニティの物語
- 絶望的過ぎて気分が悪くなりました
- クストリッツァの独特の味はある
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国ユーゴスラビア
- 時間126分
- 監督エミール・クストリッツァ
- 主演ダボール・ドゥイモビッチ
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父親探しを通して芽生えた少年と中年女性の心の交流を暖かく描いたロードムービー。監督はドキュメンタリーも手がけるヴァルテル・サレス。脚本はジョアン・エマヌエル・カルネイロとマルコス・ベルンステイン。製作は「天国の約束」のアルテュール・コーンと「ヴィゴ」のマルティーヌ・ド・クレルモン=トネール。製作総指揮はエリザ・トロメッリ、リリアン・ブリムバウム、ドナルド・ランヴォ。撮影はヴェルテル・カルバーリョ。音楽はアントニオ・ピントとブラジル音楽シーンで活躍するジャキス・モレレンバウム。美術はカシオ・アマランテ、カルラ・カフェー。編集はイザベル・ラテリー、フェリーペ・ラセルダ。録音はジャン=クロード・ブリッソン、「アンダーグラウンド」のフランソワ・グルー、ブルーノ・タリエール、ヴァルディル・グザヴィエ。出演はブラジルの名女優フェルナンダ・モンテネグロ、本作が映画初出演の子役ヴィニシウス・デ・オリヴェイラほか。98年ベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)銀熊賞・主演女優賞(モンテネグロ)受賞。第71回(98年度)アカデミー主演女優賞(モンテネグロ)ノミネート。
ネット上の声
- 元靴磨きの素人少年
- ブラジルの人情劇
- 隠れた名作
- 最初はなんだこのいじわるばあさんはよと思って見てたけど、なんだかんだお人よしじゃ
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国ブラジル
- 時間111分
- 監督ヴァルテル・サレス
- 主演フェルナンダ・モンテネグロ
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ニュージーランドの都会に住むマオリ族の一家が直面するさまざまな現実問題と苦悩を、過激で悲痛な暴力描写を交えて活写した骨太な人間ドラマ。映画の年間平均製作本数が約3本のニュージーランドで大ヒットを飛ばし、94年モントリオール映画祭グランプリと最優秀女優賞(レナ・オーウェン)に輝く快挙となった。マオリ族の血を引くアラン・ダフの同名小説(文春文庫・刊)を、同じくマオリ族の血を引き、CM界で活躍する一方で大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」の助監督を務めた経験も持つリー・タマホリの初監督で映画化。脚本はリウィア・ブラウン、製作はロビン・ショールズ。撮影は「エンジェル・アット・マイ・テーブル」「ピアノ・レッスン」のスチュアート・ドライバー。マオリの民族音楽をベースにした音楽はマレー・グリンドレイとマレー・マクナブ、美術はマイク・ケインが担当。主演は「モアイの謎」に続いて2作目となる英国人とマオリ族のハーフ、レナ・オーウェン。共演は、ニュージーランドのテレビ界で活躍するテムエラ・モリソンら。
ネット上の声
- 日本で全く知られていない名画
- ニュージーランドのマウリについて描かれた映画で、考えさせられることは多くあったけ
- マオリ族はニュージーランドの先住民で現在ニュージーランドの人口の10パーセントほ
- 伝統を重んずるマオリの世界が、物質文明の発展に伴い荒廃し、秩序を失っていく
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国ニュージーランド
- 時間104分
- 監督リー・タマホリ
- 主演レナ・オーウェン
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江戸時代の施療院を舞台に、エリート青年医師が「赤ひげ」と呼ばれる所長との出会いを通じ、真の医療と人々の魂に触れるヒューマンドラマ。
舞台は江戸時代後期、貧しい人々が集う小石川養生所。長崎で最新の蘭学を修めた青年医師、保本登。彼は幕府の御典医になるという野心に燃えていたが、意に反してこの養生所での勤務を命じられる。そこで彼を待っていたのは、所長として患者から「赤ひげ」と恐れられる新出去定。その独裁的なやり方と古臭い医療に、保本は激しく反発。しかし、絶望的な貧困と病に苦しむ人々の姿、そして彼らの命に厳しくも愛情深く向き合う赤ひげの信念に触れるうち、保本の心は揺れ動く。医師としての誇りと現実の狭間で、彼が見出す本当の道。
ネット上の声
- 厚生・文部・法務大臣に「赤ひげ」がいたら
- 年内でなんとか3000レビューを達成しました
- 威厳と寛容、そして医師としての謙虚さ
- 原作山本周五郎小説『赤ひげ診療譚』
病院(医療モノ)、 医師、 時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間185分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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妹の靴をなくしてしまった少年の奮闘を生き生きと描き、イラン映画として初めてアカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品。貧しい暮らしを送る9歳の少年アリは、修理してもらったばかりの妹の靴をなくしてしまう。親にも言い出せず、自分の靴を妹と交代で履くことに。まずは妹が靴を履いて登校し、下校途中に交代してアリが急いで登校するのだが、遅刻してばかりでなかなか上手くいかない。そんなある日、小学生のマラソン大会の3位の賞品が運動靴だと知ったアリは、妹のために3位を目指し必死で走るが……。1997年・第21回モントリオール世界映画祭でグランプリなど4部門を受賞した。
ネット上の声
- かなり人を選ぶ映画
- めちゃくちゃ可愛い映画で笑えた😂🤣w w✨
- 小さな子供のささやかな大挑戦
- 初めてのイラン映画
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間88分
- 監督マジッド・マジディ
- 主演ミル=ファロク・ハシェミアン
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質素な暮らしぶりで「世界で最も貧しい大統領」とも言われた第40代ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカと日本の知られざる関係を描いたドキュメンタリー。2012年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた国連会議で、先進国の大量消費社会を優しい口調ながら痛烈に批判したムヒカ大統領。その感動的なスピーチ映像は世界中に広まり、日本でも大きな話題を呼んだ。当時ディレクターを務めていたテレビ番組でムヒカ大統領を取材した田部井一真監督は、ムヒカ大統領が日本の歴史や文化にとても詳しく、尊敬していることに驚かされる。その後も田部井監督は大統領退任後のムヒカに取材を重ね、多くの日本人に彼の言葉を聞いて欲しいと願うように。ムヒカも訪日を熱望し、16年に初来日を果たす。
ネット上の声
- 土を耕す大統領が教えてくれる幸福論
- 全日本人が括目してみるべき一本
- 世界でいちばん心豊かな大統領。
- 幸せになる為に何をするのか?
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督田部井一真
- 主演ホセ・ムヒカ
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ニューヨーク在住の現代芸術家ヴィック・ムニーズは、生まれ育ったブラジルにある世界で有数の規模を誇るごみ処理場ジャウジン・グラマーショを訪れる。そこで出会ったカタドールと呼ばれるごみ回収人たちと一緒に、ごみを利用したアート「ピクチャーズ・オブ・ガベージ」を制作。一方、カタドールたちもプロジェクトに関わることで心境に変化が生じ始め……。
ネット上の声
- 収集人たちの生き様。
- ゴミの問題を題材にした映画だと思っていたが違っていた
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国イギリス,ブラジル
- 時間98分
- 監督ルーシー・ウォーカー
- 主演ヴィック・ムニーズ
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15歳のリアムの夢は、もうすぐ刑務所から出所する母と、母を嫌って家出した姉といっしょに暮らすため、自分の家を手に入れること。親友のピンボールとともに、母のボーイフレンドが隠しているドラッグを手に入れ、それを売って家を買う資金を作ろうとするが。監督ケン・ローチは、英国北部の労働者階級出身。「ブレッド&ローズ」に登場した少年たちの世界を描こうと本作を発想。ポール・ラバティが本年のカンヌ映画祭脚本賞を受賞。
ネット上の声
- 社会問題に深く切り込む丁寧な演出と、若手のフレッシュな感性が相まった秀作
- 絶対終わって欲しくないところで 流れるエンディング ケンローチ監督...
- 辛口でリアルな問題提起が好きな監督だけど、これも中々キツイ
- フォロワーさんのレビューから鑑賞💿
青春
- 製作年2002年
- 製作国イギリス,ドイツ,スペイン
- 時間106分
- 監督ケン・ローチ
- 主演マーティン・コムストン
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イスラエルの平和運動家アルナ・メールの活動を追うドキュメンタリー。監督ジュリアノ・メール・ハーミスは難民キャンプの青年たちと行動を共にし、インタビューを通して選択の余地が無い人生を淡々と生きていく彼らの姿をカメラに収めている。チェコ共和国人権ドキュメンタリー国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。
ネット上の声
- 自爆テロリストの育て方
- 泣いちゃうね…しかも監督も…っていうのがまた良くない意味でメッセージ性を強化して
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国イスラエル,パレスチナ
- 時間84分
- 監督ジュリアノ・メール・ハミス
- 主演---
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道路や畑に落ちている作物を拾って生活している人々や、廃品やゴミでオブジェを作る美術家など、フランス各地の現代の落穂拾い”をとらえたドキュメンタリー。監督・脚本・撮影・編集は「百一夜」のアニエス・ヴァルダ。2000年ヨーロッパ映画賞最優秀ドキュメンタリー賞、フランス映画批評家協会賞最優秀映画批評家賞、2001年サンタ・バーバラ国際映画祭洞察賞、セザール賞特別名誉賞など多数受賞。
ネット上の声
- フランス人は廃棄物にまで、市場経済を持ち込んだ。さて20年経過した今、彼らは何をいているか?
- 【“現代の落穂拾い”をする人々を追って、彼らの生き方を描くドキュメンタリー作品。食物大量廃棄問題などにも、思考が及ぶ。アニエス・ヴァルダ監督の視点が素晴しい作品である。】
- U-NEXTの今月の配信終了作品だったので急いで観たら、配信終了詐欺でした😂
- アニエス・ヴァルダの<拾う>ことについてのドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間82分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演---
-
タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、過酷な日常を生き抜こうとする少女とその家族の姿を描き、第90回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた社会派アニメ映画。原作はカナダの児童文学作家デボラ・エリスの小説「生きのびるために」。監督は「ブレンダンとケルズの秘密」のノラ・トゥーミー。両親や姉、幼い弟と暮らす少女パヴァーナへは、戦争で片脚を失った父と一緒に露店を出して日銭を稼いでいた。そんなある日、父親が突然タリバンに連行されてしまう。女性だけでの外出は禁じられており、一家は食料も買うことができず窮地に立たされる。そこでパヴァーナへは髪の毛を切って男装し、街へ働きに出るが……。2018年「26th キネコ国際映画祭」で上映され、長編グランプリを受賞。Netflixでは「生きのびるために」のタイトルで配信。
ネット上の声
- 素晴らしいアニメーション、素晴らしい物語
- 土壌を腐らせたのは神の仕業ではない
- なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?
- 怒りではなく言葉を伝えて
アニメ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス,カナダ,ルクセンブルク
- 時間94分
- 監督ノラ・トゥーミー
- 主演サーラ・チャウドリー
-
異なる人生を歩み始める3人の黒人青年を中心にロスの犯罪多発地帯サウス・セントラルの実態を描く問題作。映画公開中に発砲事件が発生し話題を呼んだ本作は、衝撃的な黒人社会の現実が率直に描かれている。監督・脚本はUSC大学映画学科出身の23歳の新鋭ジョン・シングルトン、製作は「ミザリー」のスティーヴ・ニコレイデス、撮影はチャールズ・ミルズ、音楽はグラミー賞受賞のベーシスト、スタンリー・クラークが担当。第4回東京国際映画祭特別招待作品。
ネット上の声
- めちゃくちゃ前にレビューの下書き保存したままで、見返したらめちゃくちゃ焦っててお
- グッディング・Jrの出世作にして最高傑作
- 相手にされない街や人の姿を見た気がする
- 監督の力量がセンスが伝わる!
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ジョン・シングルトン
- 主演キューバ・グッディング・Jr
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「父の祈りを」のジム・シェリダン監督が、アイルランドからアメリカへ移住した一家の過酷な現実と再生を描いたヒューマンドラマ。シェリダン監督の実体験をもとにした半自伝的作品で、脚本には監督の実娘ナオミ&カーステン・シェリダンも名を連ねた。
幼い息子を亡くした悲しみから立ち直れずにいる若い夫婦ジョニーとサラは、2人の娘クリスティとアリエルを連れてアイルランドからニューヨークへ移住する。一家は貧しく苦しい生活を余儀なくされるが、娘たちは新天地での新鮮な日々に楽しみを見いだしていく。ある日、娘たちは同じアパートに住む画家のマテオと親しくなる。
母サラを「マイノリティ・リポート」のサマンサ・モートン、父ジョニーを「24アワー・パーティ・ピープル」のパディ・コンシダイン、2人の娘を実際に姉妹であるサラ&エマ・ボルジャー、画家マテオを「グラディエーター」のジャイモン・フンスーがそれぞれ演じた。
ネット上の声
- 小さな末っ子のフランキーを亡くした一家が、アイルランドから旅行用のビザでカナダへ
- アイルランドからニューヨークへと移り住んだジョニー(パディ・コンシダイン)とサラ
- アイルランドからニューヨークにやってきた一家のハートフルドラマ❣️✨
- ジム・シェリダン監督の半自伝的ストーリー
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間106分
- 監督ジム・シェリダン
- 主演サマンサ・モートン
-
国家を持たない世界最大の少数民族であるクルド人監督が描く、感動の家族ドラマ。監督は、これがデビュー作となるバフマン・ゴバディ。2000年度カンヌ国際映画祭で大絶賛された。
ネット上の声
- 過酷な世界に生きるからこその絆の強さ
- ノンフィクションを凌駕する現実性!
- ドキュドラの最高峰の傑作
- クルド人に興味があるからみたけれど、これはまさにクルド人の物語!と言えるほど彼ら
家族、 社会派ドラマ
- 製作年2000年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間80分
- 監督バフマン・ゴバディ
- 主演アヨブ・アハマディ
-
「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督とラッセル・クロウが再び組んで実在したボクサーを描く感動ドラマ。1930年代の大不況下のアメリカ。負傷のためプロボクシングの世界から引退して肉体労働者となっていたジムは、愛する妻と子供のため、勝ち目のない新進ボクサーとの試合を引き受ける。ジムを見守る妻役でレニー・ゼルウィガー、マネージャー役で「サイドウェイ」に主演したポール・ジアマッティが共演。
ネット上の声
- ロッキーじゃない。ハート感動します。
- こんな時代だからこそ・・・愛を・・・
- 夢だけを追う男より価値はある。
- とっても泣いてしまいましたー
ボクシング、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国アメリカ
- 時間144分
- 監督ロン・ハワード
- 主演ラッセル・クロウ
-
デンマークのビレ・アウグスト監督が、同国のプロレタリア作家マーティン・アナネン・ネクセの小説「勝利者ペレ」を映画化。19世紀末のデンマークを舞台に、スウェーデン移民の父子の過酷な生活と少年の成長を描き、1988年・第41回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、1989年・第61回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。年老いた男ラッセは幼い息子ペレを連れて故国スウェーデンを離れ、デンマークの小さな島ボーンホルムに移住する。ラッセは仕事を探すが次々と断られ、最後に訪れた「石の農園」の管理人にようやく雇われて牛小屋で暮らすことに。貧しい生活の中で過酷な労働や周囲からの差別にさらされ、辛い日々を送る父子だったが……。父ラッセ役に「エクソシスト」のマックス・フォン・シドー。
ネット上の声
- カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを受賞したデンマーク・スウェーデン合
- 父親の弱さや老いを受け入れ、少年ペレが次第にたくましい顔つきになっていく姿が沁み
- デンマーク🇩🇰のビレ・アウグスト監督は『愛と精霊の家』『レ・ミゼラブル (199
- 陰惨たる運命から希望を見出す少年の旅立ち
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国デンマーク,スウェーデン
- 時間150分
- 監督ビレ・アウグスト
- 主演ペレ・ヴェネゴー
-
ブロードウェイの公演でロングラン記録を樹立したミュージカルの映画化。政情不安の嵐の中でも、娘たちは恋をし、各自が新しい人生に踏み出す。家長は貧しくも誇り高く、妻を愛し、娘たちを愛し、家を守る。製作・監督は「夜の大捜査線」のノーマン・ジュイソン、イーディッシュ文字の巨匠ショラム・アレイハムのベスト・セラー小説をジョセフ・スタインが脚色、撮影は「オリバー!」のオズワルド・モリス、美術はマイケル・ストリンジャー、音楽監督はジョン・ウィリアムズ、作曲はジェリー・ボック、作詞はシェルドン・ハーニック、管弦楽編曲はアレグザンダーコウレージ、音楽編集はリチャード・カラス、バイオリン演奏はアイザック・スターン、振付は「ウエスト・サイド物語」でアカデミー賞監督賞、振付により同賞の特別賞を受賞したジェローム・ロビンス、ロバート・ローレンスがそれぞれ担当。出演は、イスラエルの舞台とロンドン王立劇場でテビエ役を演じたトポル、「続・夜の大捜査線」のノーマ・クレイン、モリー・ピコン、レナード・フレイ、ロザリンド・ハリス、マイケル・グレイザー、ミシェル・マーシュ、ニーバ・スモール、レイモンド・ラヴロックなど。
ネット上の声
- 原作者はウクライナ出身 話の舞台はウクライナの架空の村アナテフカ
- ドキュメンタリー版公開に合わせて何だかんだ初鑑賞🎻
- 辛い話だが、慣れてもダレてもいけない話。
- これ程の名画にレビューがないとは・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間181分
- 監督ノーマン・ジュイソン
- 主演トポル
-
途上国を舞台に成長し続ける貧困産業の実態に迫ったドキュメンタリー。営利目的の途上国開発業者や貧困産業が成長する一方で、先進国から一方的に押し付けられる援助により、受け手の途上国側の自活力が潰されているという実態があった。一足購入ごとに発展途上国に一足の靴が贈られるというあるシューズメーカーの取り組みは、地域産業の成長を妨げていた。その一方で、海外援助に頼ることなく、自ら起業することで課題の解決をおこなう事業者も存在する。貧困産業を取り巻くさまざまな問題に光を当て、援助のあり方を問いかけていく。
ネット上の声
- 「誰のため」、「何のため」の援助なのか。
- 脳内お花畑を捨てて
- 助けあうことはとても大切なことだけど、その国に適した支援をする必要があることを学
- 貧困ビジネスの弊害と闇、養子縁組にまで踏み込む。先進国の全員が観るべき
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督マイケル・マシスン・ミラー
- 主演---
-
高校の非常勤教師というキャリアをもつ太田直子がメガホンをとり、夜間の定時制高校に通うさまざまな生徒たちの姿を記録したドキュメンタリー。埼玉県立浦和商業高校定時制クラスを舞台に、2002年の入学から2006年の卒業までの4年間に密着する。派手な身なりで教師に暴言を吐く生徒、家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒、自傷行為を繰り返す生徒など、家庭や社会生活の中で問題を抱えながらも支え合う若者たちを映し出す。
ネット上の声
- 9点:「生きる場」としての定時制
- 平野先生の教師魂と子ども達
- あいち国際女性映画祭で
- 生徒たちの変化を4年間、追い、丁寧である
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督---
- 主演---
-
カンヌ映画祭受賞を初めとして世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」に続いて、A・ソクーロフ、A・ゲルマンなどと同じくロシアのレンフィルム出身の作家ヴィターリー・カネフスキーが完成したドキュメンタリー。 サント・ペテルブルクの荒廃した通りで生活する少年たちや、かつてカネフスキーの映画に出演した少年との監獄での再会などを映し出す。ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門正式出品。製作はフランソワーズ・ピローとイエール・フォジール。脚本をカネフスキー、ヴァルヴァラ・クラシルコワが執筆した。撮影を前二作に変わって、ヴァレンティン・シドリンが担当、音響は前作「ひとりで生きる」に続いてクロード・ヴィラン、出演は過去のカネフスキー作品で主役を演じていたパーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、そのほか、実際にモスクワの街頭や鑑別所で暮らす少年少女たちが顔を見せる。
ネット上の声
- 祝・カネフスキー作品再上映!その2
- 現実というのはこうも現実的なのか。
- インタビュアーの軽口には呆れるようなところもあるけれど、歴史的な資料として残して
- カンヌ映画祭受賞を初めとして世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで
ドキュメンタリー
- 製作年1993年
- 製作国ロシア,フランス
- 時間84分
- 監督ヴィターリー・カネフスキー
- 主演パーヴェル・ナザーロフ
-
インドの近代都市の中で次第に薄れてゆく家族関係、母と子の問題を追及した作品。ビフティブシャーン・バナールジの小説『パテル・パンチャリ』を三部作構成で、監督・脚本のサタジット・レイが試みた第一部「大地のうた」に続く第二部である。撮影スブラタ・ミットラ、音楽ラヴィ・シャンカールと前作と同じスタッフ。出演はオプの少年時代をピナキ・セン・グプタ、成年時代はスマラン・ゴシャール、父母は前作と同じカヌ・バナールジ、コルナ・バナールジである。
ネット上の声
- ベネチア映画祭グランプリ。映画の最高傑作
- 「オプー三部作」の二作目
- 間をつなぐ作品
- 🔸Film Diary🔸
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国インド
- 時間110分
- 監督サタジット・レイ
- 主演ピナキ・セン・グプタ
-
ルーマニアの首都ブカレストの郊外で、親が不在でもたくましく生きる3人の姉弟の日常を追ったドキュメンタリー。ルーマニアで暮らす10歳のトトは、2人の姉と3人で暮らしている。母親は麻薬売買で刑務所に収監中の身、父親の顔は知らない。保護者のいない3人が暮らすアパートは不良たちのたまり場となっており、トトが眠っているとなりで、男たちが腕や首筋に注射針を刺すのが日常の光景だ。やがて、17歳の姉アナもドラッグに手を染めて警察に捕まってしまう。なんとか生活を立て直そうとする14歳の姉アンドレア、ヒップホップダンスと出会うトト、幼い姉弟たちは未来を切り拓こうとする。監督はドキュメンタリー作品を数多く手がけるルーマニア生まれのドイツ人映画監督アレクサンダー・ナナウ。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティション部門上映作品(映画祭上映時タイトル「トトと二人の姉」)。
ネット上の声
- 支援する側が励まされるような映画
- ●作品なのか、メッセージなのか。想像力が試される。
- 不安や怒りが押し寄せてくるスピードが早い環境において、一度ハマった快楽から抜け出
- どうしたらこのような映像が撮れるのか、ドキュメンタリーとは何かを考えさせてくれた
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国ルーマニア
- 時間93分
- 監督アレクサンダー・ナナウ
- 主演---
-
一九五六年第九回カンヌ映画祭に出品され、特別賞(人間的記録映画賞)を受賞したサタジット・レイの処女作。原作はビフティブシャーン・バナールジの自伝的小説で脚色は監督のサタジット・レイが担当。撮影はスブラタ・ミットラ、音楽はラヴィ・シャンカール。出演はインド映画界を代表するカヌ・バナールジ、コルナ・バナールジほか。
ネット上の声
- 歌って踊らないこんな骨太映画がインドにあったこと、出会えたことは喜び
- サタジット・レイが描く“インド”
- 人間を描く力がもうひとつ
- 伯母さんと姉の死・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国インド
- 時間125分
- 監督サタジット・レイ
- 主演サビル・バナルジー
-
第二次世界大戦後のローマ、貧困にあえぐ一人の父親が、仕事と希望の全てである自転車を盗まれ、幼い息子と絶望的な捜索に乗り出す物語。
第二次世界大戦後の混乱が続くローマ。長い失業の末、アントニオはポスター貼りの仕事を手に入れる。生活の再建を夢見る彼だったが、仕事に不可欠な自転車を初日に盗まれてしまう。警察も当てにならず、彼は幼い息子ブルーノを連れて、広大なローマの街へ自力で自転車を探しに出る。しかし、無数の自転車と人々の無関心が行く手を阻む。息子の前で父親の威厳を保とうとしながらも、焦りと絶望に追い詰められていくアントニオ。父子の絆だけを頼りにした必死の捜索の果てに、彼を待ち受ける過酷な現実。
ネット上の声
- 尼崎では自転車は天下の回り物(らしい)
- 言葉でも構図でも語られないものが在る
- この手があれば、今日も生きていける。
- イタリア・ネオリアリズムの頂点☆
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国イタリア
- 時間88分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演ランベルト・マジョラーニ
-
小学校の代用教員になった13歳の女の子と迷子になった腕白坊主の生徒の姿を描いたヒューマンドラマ。監督は「上海ルージュ」のチャン・イーモウ。脚本はシー・シアンション。撮影はホウ・ヨン。音楽はサン・パオ。出演はウェイ・ミンジ、チャン・ホエクーほか。
ネット上の声
- 豊かさを考えた。でもやっぱりあの子の笑顔
- リアリズムの積み重ねの上の美談。
- 中国が嫌いなわけではない
- 美談風な話を一ひねり
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国中国
- 時間106分
- 監督チャン・イーモウ
- 主演ウェイ・ミンジ
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東京洲崎遊廓の入口の飲み屋を中心にして、娼婦や、そこに出入りする男たちの姿を描いた芝木好子原作の“洲崎パラダイス”より「屋根裏の女たち」の井手俊郎と「東京の人」の寺田信義が共同で脚色、「風船」の川島雄三、「愛情」の高村倉太郎が、監督、撮影を夫々担当した。主な出演者は「続ただひとりの人」の新珠三千代、「火の鳥(1956)」の三橋達也、「雑居家族」の轟夕起子、「しあわせはどこに」の芦川いづみ、「悪魔の街」の河津清三郎、「燃ゆる黒帯 花の高校生」の牧真介、植村謙二郎など。
ネット上の声
- カッコ悪く足掻く主人公の姿に、監督自身の姿が重ねられている様な
- 花街と堅気の境を描いた川島雄三監督の名作
- 映画は時代を映すそこに人は生きているか?
- 凝ったアングルの映像でも凄く見やすい
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督川島雄三
- 主演新珠三千代
-
「アンダルシアの犬」「黄金時代」などで知られるシュルレアリスム映画の巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代を代表する作品。悪行に手を染める少年たちの生態を描き、1951年・第4回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。大都会メキシコシティのスラム街。感化院を脱走した少年ハイボは、街の不良少年たちのボスに返り咲く。ハイボは自分が感化院に送られたのはジュリアンの密告のせいだと知り、密かに復讐を誓う。ハイボ率いる不良少年たちは盲目の音楽師を襲ったり盗みを働いたりと悪行を繰り返し、仲間の1人であるペドロは罪悪感に苛まれるが……。2003年にはユネスコの「世界の記憶」に登録された。
ネット上の声
- 腐ったリンゴが他のリンゴも腐らせる
- 「時計じかけのオレンジ」よりも強烈
- これを見ればブニュエルが分かる
- 決して忘れてはいけない
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国メキシコ
- 時間81分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ロベルト・コボ
-
売春防止法施行直前の吉原を舞台に女たちの生き様を描き、巨匠・溝口健二の遺作となった傑作群像劇。芝木好子の短編小説「洲崎の女」を物語の一部に取り入れ、「新・平家物語」の成沢昌茂が脚本を手がけた。国会で売春防止法案が審議されている頃、吉原にある特殊飲食店「夢の里」には、それぞれの事情から身体を売る女たちの姿があった。普通の主婦に憧れるより江は客と結婚するが、夫婦生活が破綻し店に戻ってくる。ひとり息子のために働くゆめ子は、息子に自分の仕事を否定され発狂してしまう。客を騙して金を貯めているやすみは、自分に貢ぐため横領した客に殺されそうになる。
ネット上の声
- ☆ラストの少女の狼狽えた目が意味するもの☆
- 運命的遺作!溝口監督の生涯をかけたテーマ
- 若尾文子と京マチ子のキャラが見所☆3つ
- 吉原で“働く”女たちのバイタリティー
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
-
かつて、“からゆきさん”として遥か南海に愛と青春を没していった日本の少女たちの秘話を描く。原作は山崎朋子著『サンダカン八番娼館』。脚本は広沢栄、監督は脚本も執筆している「朝やけの詩」の熊井啓、撮影は「ザ・ゴキブリ」の金宇満司がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 本来、こういったベタでウェットな古いタイプの邦画は苦手なんだが、ここんとこ悲劇観
- 『むぞなげぇ』ファンタジーフィクション。こうならなけりゃ良か
- 多くの唐行きさんに謝りながら、恥ずべき歴史を知るべき
- 取材の関係づくりの難しさと田中絹代氏の演技の凄味
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督熊井啓
- 主演栗原小巻
-
ネット上の声
- 喧嘩の域まで達する一つ手前で両者が必死に抗っている姿が、役所という戦場で繰り広げ
- 国ごとの差異が強調されるなかでちょっと違うものを想像してたけど、映ってたのが自分
- 福祉課と社会保障課のたらい回しで疲弊し切った人間が尽きる事なく行きつ戻りするだけ
- 生活保護費をもらうために、彼らは嘘をついているのか、それとも職員たちが聞こうとし
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間167分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
ネット上の声
- ジャクソンハイツ先に観てるから、作りは似てるが現場の問題のハードさがもう痛い痛い
- アプローチこそ当然違えど精神性としてはケン・ローチに通ずるものを感じた、公助が行
- 「ワイズマンがしていること、それはキャメラによる一般化によって日常を変容させ、そ
- ワイズマンの映画はめんどくさいので全部スコア5でいいのですがこれの特に面白かった
ドキュメンタリー
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間195分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
19世紀のベルギー、フランダース地方。アントワープにある大聖堂を、一人の修道女が訪れる。彼女は、聖堂に飾られている大画家ルーベンスの「聖母被昇天」を仰ぎ見るうち、その記憶は20年前へとさかのぼる・・・。
おじいさんと牛乳運びで生計を立てる少年ネロと愛犬パトラッシュは、貧しいながらも幸せに暮らしていた。ネロの夢はルーベンスのような画家になること。そんなネロのささやかだが幸せな日々は長くは続かなかった。おじいさんの死、風車小屋の放火の容疑、絵画コンクールの落選・・・。次々とネロの身に不幸が降りかかる。
そして、クリスマスの夜。全てを失ったネロが大聖堂で見たものは、ずっと憧れていながらも決して見ることの出来なかったルーベンスの2枚の絵だった・・・。
ネット上の声
- 散れ薄汚え天使ども おれにはまだやらなきゃいけないことがある コゼツとハンスあの
- テレビで何度も取り上げられていたから知っているつもりの様で実はちゃんと見た事なか
- タイトルと結末だけは知っていたけどきちんと観たことがなかったのでこの機に鑑賞
- 少年と老犬と老人だなんて、最強の組み合わせ
アニメ
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督黒田昌郎
- 主演津村まこと
-
「愛の讃歌」「ばら色の人生」など、数々の名曲を残したフランスの国民的シャンソン歌手、エディット・ピアフ。その波乱に満ちた47年間の生涯を描き、フランスで500万人以上を動員。ピアフになりきった主演マリオン・コティヤールは、第80回アカデミー賞主演女優賞受賞。1915年、第1次大戦中の貧しい家庭に生まれ、祖母の娼館に預けられて育ったピアフは、路上で歌って日銭を稼いでいたところを見出され、プロデビュー。瞬く間に人気歌手へと成長するが……。
ネット上の声
- 「愛して。」「愛して。」「愛して。」
- ピアフの人生の切り取り方はこれで?
- ピアフの心を感じる、それだけでいい
- きっと私がおかしいのでしょうね?
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国フランス,イギリス,チェコ
- 時間140分
- 監督オリヴィエ・ダアン
- 主演マリオン・コティヤール
-
ポルトガルの移民街に住む一人の女性の部屋を中心に、再開発のために取り壊されようとしているスラム街に暮らす人々の日常を赤裸々に捉えた衝撃のドキュメンタリー。監督は日本初紹介となる、ポルトガル期待の映像作家ペドロ・コスタ。自ら2年間に渡って一緒に暮らす中で捉えた過酷にして絶望的な状況を、無駄な動きを排した絵画のような美しい映像で綴っていく。
ネット上の声
- あまりに美しい映像だったのでドキュメンタリーではなくモキュメンタリーなのではと途
- 皆既ではない、‘不完全な’日食
- 映画観が変わりました!すごい!
- 固定したカメラの写すもの
ドキュメンタリー
- 製作年2000年
- 製作国ポルトガル,ドイツ,フランス
- 時間180分
- 監督ペドロ・コスタ
- 主演ヴァンダ・ドゥアルテ