-
終戦間近の満州、鬼軍曹が率いるは武器ではなく楽器を持つならず者集団。ジャズのリズムが轟く、異色の戦争活劇。
1945年、敗戦濃厚の満州。上官殺しの罪で「人殺し」の異名を持つ小杉軍曹が左遷された先は、軍規を乱すならず者ばかりを集めた独立愚連隊、通称「軍楽隊」。彼が隊員たちに課したのは、銃ではなく楽器を手にした猛特訓。敵である八路軍の襲撃、物資の欠乏、そして隊員との衝突が絶えない極限状況。そんな中、彼らは武器の代わりにジャズを奏で、死と隣り合わせの戦場で奇妙な連帯感を育んでいく。鳴り響くトランペットの音色は鎮魂歌か、反逆の狼煙か。彼らを待ち受ける、あまりにも過酷な運命。
ネット上の声
- 響け!魂の音楽、届け!死者に贈るジャズ☆
- 点数つけるのは難しくて、いまはこれで・
- どうせならこっちの旗に命を捧げたい!
- 言葉の違いを乗り越え音楽は鳴り響く
戦争
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
-
江戸時代の施療院を舞台に、エリート青年医師が「赤ひげ」と呼ばれる所長との出会いを通じ、真の医療と人々の魂に触れるヒューマンドラマ。
舞台は江戸時代後期、貧しい人々が集う小石川養生所。長崎で最新の蘭学を修めた青年医師、保本登。彼は幕府の御典医になるという野心に燃えていたが、意に反してこの養生所での勤務を命じられる。そこで彼を待っていたのは、所長として患者から「赤ひげ」と恐れられる新出去定。その独裁的なやり方と古臭い医療に、保本は激しく反発。しかし、絶望的な貧困と病に苦しむ人々の姿、そして彼らの命に厳しくも愛情深く向き合う赤ひげの信念に触れるうち、保本の心は揺れ動く。医師としての誇りと現実の狭間で、彼が見出す本当の道。
ネット上の声
- 厚生・文部・法務大臣に「赤ひげ」がいたら
- 年内でなんとか3000レビューを達成しました
- 威厳と寛容、そして医師としての謙虚さ
- 原作山本周五郎小説『赤ひげ診療譚』
病院(医療モノ)、 医師、 時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間185分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
お家騒動に揺れる城下町に現れた、正体不明の凄腕の浪人。若侍たちを助け、巨悪に立ち向かう、痛快無比のエンターテインメント時代劇。
とある藩の社殿。城代家老の汚職を暴こうと集まった9人の若侍たち。しかし、彼らの計画は敵に筒抜けで、絶体絶命の危機。その場に居合わせた、どこからともなく現れた浪人。彼は「椿三十郎」と名乗り、その圧倒的な剣の腕と知恵で若侍たちを救出。汚職にまみれた次席家老や大目付らを相手に、三十郎の奇策が冴えわたる。囚われた城代家老の救出、そして敵の懐に潜り込む大胆不敵な作戦。果たして若侍たちと三十郎は、この危機を乗り越えることができるのか。最後に待ち受ける、宿敵との壮絶な一騎打ち。
ネット上の声
- やっぱ、三船・黒沢コンビこそ最強でしょ!
- 今見ても充分通じるのではないだろうか。
- ハン・ソロの原型は「椿三十郎」だわ!
- うわ!完璧!娯楽時代劇の真髄!!
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
製靴会社の重役を襲う、史上最悪の誤認誘拐事件。身代金3000万円を巡る、犯人と警察、そして一人の男の道徳的ジレンマを描く社会派サスペンス。
猛暑の横浜。ナショナル・シューズ社の常務・権藤金吾の邸宅に、息子を誘拐したという脅迫電話。犯人の要求は身代金3000万円。しかし、誘拐されたのは権藤の息子ではなく、お抱え運転手の息子・進一だった。犯人は間違いに気づきながらも、権藤に身代金を要求。会社乗っ取りのため全財産を投じようとしていた権藤。他人の子のために、自らの未来を犠牲にできるのか。警察の緻密な捜査網と、犯人との息詰まる駆け引き。高台の豪邸から見下ろす「天国」と、貧困にあえぐ下界の「地獄」。男の決断が社会を揺るがす。
ネット上の声
- スピルバーグ最高傑作に絶大な影響与えた!
- このシーンがあのシーンに!ぽんっ。
- 山崎努は、この映画がデビュー作
- 「天国と地獄」は紙一重なのかも
誘拐、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
宿場町に現れた一人の凄腕の浪人、二つの悪を衝突させ、町を浄化する痛快無比の時代劇。
荒廃した宿場町に、桑畑三十郎と名乗る正体不明の浪人がふらりと現れる。この町は、博徒の親分である馬目の清兵衛と丑寅の新田の助という二つの勢力が縄張りを巡って対立し、無法地帯と化していた。金に汚く腕は立つ三十郎は、この状況を利用して一儲けしようと画策。両方の組に自分を売り込み、用心棒として雇われる。巧妙な情報操作と腕力で双方を煽り、抗争を激化させていく。しかし、彼の計画は次第に危険な領域へと踏み込み、やがて無関係な人々をも巻き込む事態に。彼の真の目的とは。二つの悪が激突する時、浪人の剣が本当の裁きを下す。
ネット上の声
- 痛快娯楽時代劇の真髄!最後まで飽きない!
- 三船敏郎がもうただただかっこいい、、、
- 本当に良い映画というのは何年経っても
- 三船あっての、黒澤作品でしょう。
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
報酬は白い飯だけ。野武士の略奪に怯える農民に雇われた七人の浪人が、己の誇りをかけて絶望的な戦いに挑む時代劇の金字塔。
戦乱の続く日本の戦国時代。ある貧しい農村は、毎年のように繰り返される野武士の襲撃に全てを奪われ、苦しんでいた。追い詰められた農民たちは、なけなしの米を報酬に侍を雇うことを決意。集まったのは、百戦錬磨の勘兵衛をはじめとする個性豊かな七人の侍たち。侍たちは農民に戦い方を教え、村に砦を築き、迫りくる野武士の軍勢に備える。しかし、身分の違いからくる不信感や圧倒的な戦力差という困難。収穫期が迫り、雨中の泥にまみれた壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。
ネット上の声
- ・観てる間ずっとあの村にいる人たちと同じ気持ちになってた。終わった...
- 侍たちよ、永遠なれ!~日本映画最高峰にして伝説的傑作
- 世界映画史に輝く、黒澤作品最高傑作!
- 決して色褪せない傑作エンタメ時代劇
時代劇、 アクション
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間207分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
明治の小倉。腕っぷしの強い人力車夫・松五郎が貫く、未亡人とその息子への生涯をかけた純粋な愛の物語。
明治時代の福岡県小倉。町一番の暴れん坊だが、根はまっすぐな人力車夫「無法松」こと富島松五郎。ある日、彼は陸軍大尉の息子を助けたことをきっかけに、その一家と親しくなる。しかし、大尉は病で急死。松五郎は残された美しい妻・良子と幼い息子・敏雄の面倒を見ることを心に誓う。父代わりとして敏雄の成長を見守り、母子を支え続ける松五郎。その胸には、良子への決して報われることのない身分違いの恋心。彼の無骨で一途な愛情が、時代の流れとともに描かれる不朽の名作。
ネット上の声
- 戦前と戦後を比べることで、日本映画から何か奪われたのか?分かる名作でもある
- 身分の違いが綾を成す。純情男の凄絶なまでの片想い。
- 素晴らしい映像
- せつなかった
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
-
戦国時代、敗軍の姫と黄金を護送する侍。欲望渦巻く二人の百姓を巻き込んだ、決死の敵中突破劇。
戦乱の世。敗軍の将、真壁六郎太に課せられた密命。それは、お家再興の軍資金である黄金二百貫を運び、若き姫君・雪姫を無事同盟国へ送り届けること。偶然出会った強欲な百姓二人を騙して案内役とし、身分を隠して敵国の領内を進む一行。裏切りと欲望が渦巻く中、次々と迫る追手と厳しい関所。果たして彼らは、この絶望的な状況を打開できるのか。六郎太の知略と姫の気丈さが試される、決死の旅路。
ネット上の声
- あのシーン、エキストラ何人使ってんだ?
- いろいろな影響を及ぼした、傑作!必見!
- スターウォーズを思い出してください!
- 全身全霊をかけるほどの目標があるか!
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
江戸時代、藩の非情な命令に一人の武士が愛と誇りを懸けて反逆。理不尽な権力に立ち向かう、壮絶な抵抗の物語。
徳川時代の会津藩。馬廻り役の笹原伊三郎は、藩主の側室だったいちを息子・与五郎の妻として拝領。一度は不満を抱くも、夫婦の深い愛情に心を動かされる伊三郎。しかし、世継ぎが生まれると藩は再びいちを城へ戻せという非情な上意。愛する家族を守るため、伊三郎親子は藩命に背き、家と命を懸けた壮絶な「上意討ち」へと突き進む決断。武士の面目と人間としての誇りを問う、魂の激突。
ネット上の声
- 小林正樹監督、橋本忍脚本 恐るべき傑作です 星5つでは足りません
- これもまたすごい。「お気に入り」です。
- 三船敏郎、かっこいいーーーーー!
- 三船敏郎、かっこいいーーーーー!
時代劇
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督小林正樹
- 主演三船敏郎
-
平安時代、豪雨の羅生門。一つの殺人事件を巡り、食い違う三人の証言。人間のエゴイズムが暴き出す、驚愕の「真実」の行方。
荒れ果てた平安京の羅生門の下で雨宿りをする、杣売りと旅法師。二人が語り始める、世にも奇妙な事件の顛末。森の中で起きた、一人の武士の死。捕らえられた盗賊、武士の妻、そして巫女の口を借りて語る死んだ武士の霊。三者三様の証言は、それぞれが自身の正当性を主張し、全く噛み合わない。一体誰が嘘をついているのか。人間のエゴと虚栄心が渦巻く藪の中、事件の真相を揺るがす第四の目撃者の存在。
ネット上の声
- 裁判員制度で裁判員に選ばれたらどうしよう
- 西洋に黒澤明(邦画)が紹介される切っ掛け
- レビュー200本目にとって置きたかった。
- 欧米にウケたディスカッション劇の傑作。
時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
巨大企業の腐敗を暴くため、男は復讐の鬼と化す。愛と憎しみが交錯する、黒澤明が描く社会派サスペンスの傑作。
舞台は高度経済成長期の日本。大手開発公団総裁の娘と、その秘書である西幸一の華やかな結婚式。しかし、それは父を死に追いやった者たちへの、西の壮絶な復讐劇の幕開け。彼は巧みに総裁の懐に潜り込み、内部から組織の腐敗を暴き、関係者を社会的に抹殺していく。だが、計画は予期せぬ方向へ。何も知らずに夫を愛する妻への想いと、非情な復讐心との間で揺れ動く西。やがて巨大な権力の闇が、彼の正体に牙を剥く。黒澤明が鋭く社会をえぐる、傑作クライム・サスペンス。
ネット上の声
- ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
- タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
- テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
- 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
中里介山の同名の小説を「侍」の橋本忍が脚色、「血と砂」の岡本喜八が監督した剣豪もの。撮影は「大工太平記」の村井博。
ネット上の声
- 狂気…ってほどでもなかったかも
- 意外と誰も知らない「大菩薩峠」
- 斬って斬って斬りまくって…
- 卑怯なり!竜之介!
幕末、 時代劇
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
-
江戸時代、一人の女の流転の生涯。愛に生きたが故に、社会の不条理に翻弄され続けた、悲しくも美しい一代記。
舞台は江戸時代。御所の女中お春は、身分違いの恋が発覚し、都を追放される。この出来事をきっかけに、彼女の人生は坂道を転がり落ちていく。大名の側室、裕福な商家の嫁、そして遊女へ。運命に翻弄され、男たちに利用されながらも、気高く生きようとするお春。封建社会の厳しい戒律の中で、女性が幸福を求めることの困難さ。その過酷な生涯を通して人間の尊厳を問う、不朽の名作。
ネット上の声
- 溝口作品三作目にして、いよいよ溝口健二の凄さを実感し始めている
- 溝口作品の長周しが、実は、観客に寄り添った作風に思えて…
- 不幸を自ら背負い込んでいく女の一代記
- 田中絹代の演技と美しさに圧倒された
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
-
シェイクスピアの悲劇『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え、権力欲に囚われた武将が破滅へと突き進む様を能の様式美で描く時代劇。
霧深い蜘蛛巣の森。主君への戦勝報告に向かう猛将、鷲津武時と三木義明は、森で出会った物の怪から「武時はやがて蜘蛛巣城の城主となり、三木の息子がその跡を継ぐ」という不吉な予言を授かる。野心家の妻、浅茅にそそのかされた武時は、予言を現実のものとするため主君を暗殺。ついに城主の座を手に入れる。しかし、一度踏み入れた裏切りの道は、拭えぬ疑心暗鬼と新たな罪を生み出すだけ。血で血を洗う権力闘争の果てに、武時を待ち受ける壮絶な末路。
ネット上の声
- 初めて観る風の映画で、現代にはあまり好まれ難い雰囲気もあるけど話が...
- もちろん先が読めるけど、食い入ってしまう。 二人の顔がすごく凄い。...
- 黒澤版「マクベス」、おどろおどろしく見参!
- シンプルな話に力のある映像で、目が離せない
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
故林芙美子の同名小説の映画化で、戦後の混乱した世相を背景に下層階級の男女のささやかな愛情を描く。「大学の侍たち」の笠原良三と、吉田精弥が共同脚色、「続大番 (風雲篇)」のコンビ、千葉泰樹が監督、西垣六郎が撮影した。主演は「どん底」の三船敏郎と山田五十鈴。田中春男、村田知英子、淡路恵子、多々良純などが助演している。
ネット上の声
- あの三船敏郎も事故には勝てませんでした。
- 静岡のお茶は美味しいよ~
- お茶、靴下を脱ぐ山田五十鈴、雨、山田五十鈴の髪を不器用に拭く三船敏郎、川、ラスト
- 戦後4年目の東京、戦争に行った夫を待ちながら女手一つで子供を養うためお茶の行商を
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間58分
- 監督千葉泰樹
- 主演山田五十鈴
-
「勇者のみ」の須崎勝弥がオリジナル・シナリオを執筆、「現代紳士野郎」の丸山誠治が監督した戦争もの。撮影は「団地・七つの大罪」の西垣六郎。特技監督は「宇宙大怪獣 ドゴラ」の円谷英二。
ネット上の声
- こんなことがあったなんて知らなかったし、こんな映画が存在していたことも知らなかった
- 1943年、アリューシャン列島に取り残されたキスカ島守備隊5、200名を救出セヨ
- 特撮ファン、戦争映画ファンどちらにもオススメできる傑作です!
- 海軍にまだ威信があった時期の稀有な作戦
リアルな戦闘シーンがある、 戦争
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督丸山誠治
- 主演三船敏郎
-
戦後の混乱期。ヤミ市を舞台に飲んべえの医者と結核を患う若いやくざとの交流を描いた作品。新人・三船敏郎は痩せこけた頬にギラギラとした眼光を放ち出色の演技を見せ、この1本でスターダムにのし上がった。映像とかけ離れた音楽を配する演出手法は、この作品以降多用されている。戦後の混沌としたエネルギッシュな雰囲気が見事に描かれた本作は、黒澤=三船の黄金コンビ誕生の記念すべき作品である。
ネット上の声
- 僕の持っていた予想を大きく超えていた傑作
- 花の好きなヤクザとあんみつ女子高生。
- 黒澤作品で私が最も愛する作品
- 来年は生誕100周年。第3弾
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督黒澤明
- 主演志村喬
-
群司次郎正の原作「侍ニッポン」を「仇討」の橋本忍が脚色「ああ爆弾」の岡本喜八が監督した幕末もの。撮影は「われ一粒の麦なれど」の村井博。
ネット上の声
- 橋本忍の脚本で、岡本喜八監督が東宝のスーパースターから名脇役まで欲しいままに使って撮るのだから面白く無いわけがない
- 三船のおじちゃんが鼻をホジホジする侍映画*☆
- 侍に成ろうとして侍を終わらせる男の話
- 二番煎じに「三船マジック」
幕末、 時代劇、 アクション
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
-
巨匠・黒澤明監督が初めて本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。暑い夏の日の午後。若い刑事村上は射撃練習を終え、満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、車内でコルト銃を盗まれたことに気づき、慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失う。コルトには実弾が7発。村上の必死の捜索もむなしく、やがてそのコルトを使った強盗事件が起きてしまう。窮地に追い込まれた村上は老練な刑事佐藤の助けを借り、コルトの行方を追うのだった……。真夏の都会を覆う息苦しいほどの灼熱の空気が緊迫感を生み出し、切れ味鋭い演出が目を見張る。
ネット上の声
- シムノンのファンだったという黒澤は明らかに当時のハードボイルド刑事ものに触発され
- 刑事物の古典として意義ある作品。 当時の東京の風景も興味深いです。...
- 昭和24年の東京は熱気溢れていた
- 序盤があまりに間延びが多く・・・
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
一貫して反戦を訴え続けた黒澤明監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色のヒューマン・ドラマ。町工場を経営する中島喜一は原水爆の実験に脅威を感じ、地球上で安全な場所は南米しかないと考え、家族にも相談しないで南米への移住を計画。しかし息子たちは父の計画に猛反対し、中島を裁判にかける。次第に孤独に追い込まれていく中島がとった行動は・・・。当時35才の三船敏郎が、メイクによりみごとに70過ぎの老人を熱演。
ネット上の声
- いや、「世界のクロサワ」とかほざいてるクセに未だ彼の映画を半分ほどしか観たことの
- こんな時勢に正気でいられる我々がおかしい
- 中島老人を”被害妄想”と笑えるのか?
- 極端すぎるメッセージは伝わらない。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
戦争中、当時不治の病といわれた性病“梅毒”を真摯に取り上げたヒューマンドラマ。野戦病院で手術中に梅毒に感染した青年軍医藤崎。彼は復員後も恋人の美佐緒を遠ざけ、誰にも打ち明けることなく一生を病と戦いながら、独身のまま生きる決意をする。軍医として生命を救った兵士から不治の病をうつされるという皮肉に絶望しつつも、医師としてひとり静かに人生と闘っていく姿を描いた良心作。
ネット上の声
- 【戦争末期の野戦病院で、傷病兵からを手術中にスピロヘータをうつされた医師の戦後の苦悩と、周囲の女性達に与えた影響を描いた奥深き作品。逞しき女性達の姿に救われる作品でもある。】
- 黒澤明監督は、どん底の世を、人の心を救う道を示したかったのか
- 黒澤明監督作品を少しずつ少しずつ、牛歩のペースで開拓中
- 黒澤明の中では一番重苦しい展開の作品だが
医師、 戦争
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
製作は「若い人(1952)」の藤本真澄と戦前「蒼氓」などの監督作品のある熊谷久虎との共同により、「金の卵」の井手俊郎が脚本を書き、同じく「金の卵」の千葉泰樹が監督に当たっている。撮影は「戦国無頼」の飯村正。主演者は「風ふたたび」の原節子、「戦国無頼」の三船敏郎、「やぐら太鼓」の杉葉子のほか、森繁久彌、清川虹子、河村黎吉、藤間紫、小泉博などである。
ネット上の声
- ベレー帽の原節子♡
- 正直面白くないが、パチンコ玉や勝鬨橋、潜水夫などの仕掛けは興味深い
- ハリウッドのスクリューボールコメディを意識したようなドタバタ喜劇
- 原節子と三船敏郎の日本映画界を代表する役者が共演した映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督千葉泰樹
- 主演原節子
-
製作のルーベン・バーコヴィッチのストーリーを、「殺しの分け前 ポイント・ブランク」のアレクサンダー・ジェイコブスと新人エリック・バーコヴィッチが脚色、「殺しの分け前 ポイント・ブランク」のジョン・ブアマンが監督した。撮影は「冷血」のコンラッド・ホール、音楽を「女狐」のラロ・シフリンが担当した。出演は、日本側から「祇園祭」の三船敏郎、アメリカ側から「殺しの分け前 ポイント・ブランク」のリー・マーヴィンの2人。製作総指揮は、ヘンリー・G・サバースタインとセリッグ・J・セリッグマン。
ネット上の声
- 呉越同舟、日米同島、三船とリーは?
- 日米サバイバルコント
- 日米のタフガイ二人
- 三船の狂気に感動
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本,アメリカ
- 時間110分
- 監督ジョン・ブアマン
- 主演リー・マーヴィン
-
アメリカ人F1レーサーのピートはモナコで開催されたグランプリ・レースでライバルのサルティに敗退。イギリス人選手のスコットも大怪我を負う。各国を転戦するレーサーたちは常に危険と隣り合わせで、その結婚生活にも支障が生じていた。一方、ピートは敗退が原因でチームを追われることに。やがて彼は日本人・矢村のチームに加わり、勝ち進んでいくが……。国際的なキャストを揃え、大迫力の映像で描かれるカーレース映画。
ネット上の声
- 【1967年公開作にて、F1レーシングを様々な手法で描いたハイレベル作品。取分け、死と接する日々を過ごすレーサー達と、彼らが愛する人の関係性の描き方が見事である作品でもある。】
- 『グランツーリスモ』後レースものが観たくなって借りてみた60年代180分もあるF
- 本物の香りのするフランケンハイマー監督作品!
- これはもう ”歴史的映画遺産” です!
カーレース、 カーアクション、 ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国アメリカ
- 時間180分
- 監督ジョン・フランケンハイマー
- 主演ジェームズ・ガーナー
-
「わが青春に悔なし」「素晴らしき日曜日」等の演出者黒澤明の脚本、谷口千吉昇進第一回演出作品。撮影は文化映画「雪の結晶」の瀬川順一が当っている。志村喬、小杉義男、河野秋武の他、ニュー・フェイスの三船敏郎、若山セツコが出演。
ネット上の声
- 何回も見続けるお気に入り映画の一つ
- きれいな映画。綺麗すぎるかも……。
- 「山では死なない、死なせない。」
- 険しい雪山シーンは見応えアリ
雪山で遭難する、 登山、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 サスペンス
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督谷口千吉
- 主演志村喬
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「暗黒街全滅作戦」の小川英、福田純、「怪獣大戦争」の関沢新一が共同でシナリオを執筆し、「100発100中」の福田純が監督した海洋もの。撮影は「狸の大将」の斎藤孝雄。
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督福田純
- 主演三船敏郎
-
黒澤明が初めて松竹に招かれメガホンを取った作品。脚本は「野良犬(49)」と同じく菊島隆三との共著である。新進気鋭の画家(三船)と美しい声楽家(山口)が偶然出遭ったところを雑誌記者に盗撮される。まったくの醜聞(スキャンダル)に巻き込まれていく二人。物語の舞台はやがて裁判へ……。いたずらに醜聞を追うジャーナリズムを糾弾する一方で、後半は志村喬演じる弁護士の心情・行動が焦点となっていく。
ネット上の声
- 今も昔もマスコミって一緒なのかな?
- 法廷の窓から入ってくる瞬間を見よ!
- 1950年の、スキャンダラスなお話
- 黒澤映画の人間臭さと正義感
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
ベストセラーになった三島由紀夫の同名の小説から、「君死に給うことなかれ」で台詞を担当した文学者の中村真一郎と「赤線基地」の谷口千吉が共同で脚色し、谷口千吉が監督に当る。撮影は「水着の花嫁」の完倉泰一、音楽は「噂の女」の黛敏郎である。出演者は新進の久保明に「よい婿どの」の青山京子の外、「七人の侍」の三船敏郎、「若き血は燃えて」の大刀川洋一、「その後のウッカリ夫人とチャッカリ夫人」の沢村貞子など。
ネット上の声
- 潮騒の映画化の中で、最も完成度が高い
- これまで5度映画化されているという三島由紀夫原作「潮騒」の初めての映画化作品
- 何度も映画化されてる三島由紀夫の潮騒の最初の映画
青春
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督谷口千吉
- 主演久保明
-
稲垣浩監督、三船敏郎主演で描く「宮本武蔵」三部作の完結編。前二作と同じスタッフ・キャストにより、巌流島での決闘までが描かれる。
時代劇
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
-
「静かな脱獄者」の池田一朗と、小川英の共同オリジナル・シナリオを、「国定忠治(1960)」の谷口千吉が監督したアクション・ドラマ。「サラリーマン御意見帖 出世無用」の西垣六郎が撮影した。
ネット上の声
- 海運会社を巡ってかつての戦友、班長の三船敏郎とヤクザ稼業の池部良が敵対
サスペンス、 アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督谷口千吉
- 主演三船敏郎
-
製作は「白痴」の本木莊二郎、脚本は「豪快三人男」の小国英雄、監督は「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の稲垣浩に同じく鈴木搏のキャメラである。出演者は、「白痴」の三船敏郎、「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の大谷友右衛門、それに宝塚少女歌劇団から浅茅しのぶが紅一点として出演、他に田崎潤、森繁久彌、上田吉二郎、大泉滉、英百合子などである。
サスペンス、 アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
-
子母沢寛の原作を「肉弾」の岡本喜八と、「二代目若親分」の吉田哲郎が共同執筆した脚本を、岡本が監督したシリーズ第二十作。撮影は「尻啖え孫市」の宮川一夫が担当。
ネット上の声
- 【座頭市の腰を低くし刀を腰の後ろに構える不動の居合スタイルと、用心棒の大剣で面を狙い、小剣で突きを狙う王道スタイルがぶつかる剣劇。若尾文子さんの美しさが華を添える作品。】
- “座頭市対用心棒”とか“キングコング対ゴジラ”とか、邦画でまたこういう豪華な贅沢企画を見たい
- 盲目ながらも居合斬りの名人である渡世人の生き様を描いた「座頭市」シリーズの第20
- ◉シリーズ20作目は豪華なキャストと一流スタッフで三船敏郎を迎えたが・・・
時代劇、 座頭市
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督岡本喜八
- 主演勝新太郎
-
「喜劇 駅前開運」の広沢栄と「肉弾」の岡本喜八がシナリオを共同執筆し、岡本喜八が監督した時代劇。「弾痕」の斎藤孝雄が撮影を担当した。
ネット上の声
- 私が今まで観てきた岡本喜八作品と毛色が違い、王道のエンタメ映画だった
- “維新” の歴史はこの程度のものだった。
- 岡本映画の一貫したモチーフ “雑草魂”
- 立ち上がる民衆、権力者への怒り
幕末、 アクション
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
-
『別冊文芸春秋』所載の今日出海の小説『この十年』を「見事な娘」の井手俊郎が脚色し、「黒帯三国志」に出演した佐分利信が監督、主演「吉川英治作宮本武蔵より 決闘巌流島」の山田一夫が撮影を担当した。主なる出演者は前記佐分利信、「驟雨」の原節子、「暗黒街」の三船敏郎、「乱菊物語」の八千草薫、「見事な娘」の小林桂樹、「黒帯三国志」の田中春雄、「チエミの初恋チャッチャ娘」の藤間紫、文学座の南美江、賀原夏子など。
ネット上の声
- 世界のミフネ&世界の紀子‼️
- 威厳のあった佐分利信が戦後の様々な状況に翻弄され、どんどん落ちぶれ皆から軽んじら
- 原節子といえば小津映画の清廉なイメージしかなかったので、今作のような不倫に走る情
- 佐分利信のこの話なら何とか自分にも監督が務まるだろう、まさに俺自身の話だという気
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督佐分利信
- 主演佐分利信
-
「青春を賭けろ」の関沢新一のオリジナル・シナリオを、「独立愚連隊」の岡本喜八が監督したアクション・ドラマ。「日本誕生」の山田一夫が撮影した。
ネット上の声
- 男臭さはよく伝わる
- 雰囲気だけ楽しむ
- もうね、ポンポン調子よくラストまでいっちゃう
- カット割が前作より断然増えているのが分かる
アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
-
梶野悳三作『鰊漁場』より取材したもので、製作は「銀嶺の果て」「わが愛は山の彼方に」の田中友幸「酔いどれ天使」脚本・演出の黒澤明と「銀嶺の果て」演出の谷口千吉の協同脚本で、演出も谷口千吉が担当、カメラは瀬川順一、いずれも「銀嶺の果て」以来の顔合せである。「酔いどれ天使」につぐ三船敏郎「深夜の市長」以来の月形龍之介の主演に「面影」の浜田百合子のほか久我美子、藤原釜足らが出演する。
ネット上の声
- ジャコウネコは熱帯に棲んでいるのだけれど
- 谷口千吉最高傑作!
- ワイルドいい奴・三船敏郎、恨み辛みで生きてる月形龍之介、ナイスキャラばかりで楽し
- 黒澤明脚本、谷口千吉監督、そして三船敏郎と月形龍之介出演による豪華な作品
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督谷口千吉
- 主演三船敏郎
-
ネット上の声
- 森一生&黒澤明によるリアリズム時代劇
- 鍵屋って戦後まで残っていたんだ!
- 「七人の侍」への導線
- 監督を担当した森一生によると脚本を担当した黒澤明が古くなりつつある時代劇映画を脱
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督森一生
- 主演三船敏郎
-
三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンという時代を築いた日・米・仏の3人のスター俳優が共演を果たした異色の西部劇。
1870年、アメリカ西部の大平原。日米修好の任務を帯びた日本の大使一行が、特別列車に乗ってワシントンを目指していた。しかし同じ列車に積み込まれていた金貨を狙う強盗団のリンクとゴーシュに襲撃され、献上品として用意していた宝刀を奪われてしまう。そして、かねてからボスの座を狙っていたゴーシュはリンクを裏切り、列車もろとも爆破しようとする。7日間の猶予を与えられて宝刀の奪還を命じられた武士の黒田重兵衛は、かろうじて助かったリンクを案内役にゴーシュを追うが……。
「007」シリーズのテレンス・ヤング監督がメガホンをとり、「ローマの休日」「ベルリン・天使の詩」のアンリ・アルカンが撮影、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」のモーリス・ジャールが音楽を手がけた。2025年1月、4Kデジタルリマスター版にてリバイバル公開。
ネット上の声
- 登場人物三人の関係はとても希薄でファーストルパンの五右衛門、次元、そしてルパン、
- チャールズ・ブロンソンがおいしいところを持っていきました~
- 侍が海を渡り異国で自分のやり方を通す心構え
- アラン・ドロン、ブロンソン、ミフネ
アクション
- 製作年1971年
- 製作国フランス,イタリア,スペイン
- 時間115分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演アラン・ドロン
-
1942年、北太平洋のほぼ中央部に位置する小島、ミッドウェイにおける日本とアメリカの大海戦を描く。製作はウォルター・ミリッシュ、監督は「エアポート'75」のジャック・スマイト、脚本はドナルド・S・サンフォード、撮影はハリー・ストラドリング・ジュニア、美術はウォルター・タイラー、音楽はジョン・ウィリアムス(2)、編集はロバート・スウィンクとフランク・J・ユリオステテ、特殊効果はジャック・マクマスターが各々担当。出演はチャールトン・ヘストン、ヘンリー・フォンダ、グレン・フォード、三船敏郎、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・繁田、ロバート・ウェーバー、ハル・ホルブルック、エドワード・アルバート、ロバート・ワグナー、ジェームズ・コバーン、クリスティナ・コクボなど。
ネット上の声
- アメリカにとっては最初の感動的な勝利
- やっぱり、手を抜いちゃあダメよね…
- 公開当時パンフレットの解説より
- 駄作、駄作と言われるが・・・・
戦争
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間131分
- 監督ジャック・スマイト
- 主演チャールトン・ヘストン
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黒澤明自身が敬愛するドストエフスキーの名作「白痴」を映画化した美しくも激しい愛憎劇。純真無垢な美しい亀田青年、彼を愛するふたりの女・綾子と妙子、そして妙子を野獣のように愛する無骨な男赤間。4人の間には、神々しいまでの愛と激しい憎悪が燃えあがる。原作に忠実であろうとするあまり、当初前後編4時間25分の長編として完成したが、難色を示した松竹側と黒澤監督が対立。切るならフィルムを縦に切ってしまえと、激怒した逸話は有名。結局現在観ることのできるのは大幅にカットされた166分バージョンのみである。
ネット上の声
- 本当に美しい人間を描こうとした『白痴』
- 狂ってるとしか思えないスゴさ
- 主人公は白痴じゃない・・・
- ややつながりが悪いが…
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間166分
- 監督黒澤明
- 主演原節子
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シチリアから日伊合弁の自動車会社を追い出そうとするマフィアと、自動車会社の警備を受け請った腕ききガードマンとの闘いを描く日伊合作映画。脚本は田波靖男、エルネスト・ガスタルディ、トニーノ・ヴァレリの共同執筆。監督は「ミスター・ノーボディ」のトニーノ・ヴァレリ。英語サウンド・トラック。
ネット上の声
- 駿河屋で買って放置していたVHSで『シャタラー』を鑑賞
アクション
- 製作年1987年
- 製作国イタリア,日本
- 時間110分
- 監督トニーノ・ヴァレリ
- 主演吉川晃司
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「吼えろ脱獄囚」の須崎勝弥が脚本を執筆、「新・狐と狸」の松林宗恵が監督した戦争もの。撮影もコンビの鈴木斌。
ネット上の声
- 松山上空の大空中戦はもの凄いシーンです 円谷英二は元々飛行機に憧れて特撮に入ってきた人なのですから当然です!
- こんな面白い日本映画があったのか!
- B29の爆撃を阻止しようとした若者たち
- 特技監督、円谷英二の戦闘機映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督松林宗恵
- 主演三船敏郎
-
原作は中山正男。「牝犬」の成澤昌茂と木村恵吾のコンビにより脚色、「牝犬」に次ぐ木村恵吾の監督作品。撮影は「東京悲歌」の峰重義。出演者は「完結 佐々木小次郎(1951)」の三船敏郎、「源氏物語(1951)」の京マチ子、「牝犬」の志村喬、「麦秋」の菅井一郎などの他、市川春代、星光、杉狂児、光岡龍三郎、小杉義男、水原洋一などである。
ネット上の声
- 今は描けないだろうドラマチックストーリー
- 男冥利につきる「米太郎」役
- 人は一人では生きられない
- 子供の為なら
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督木村恵吾
- 主演三船敏郎
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ベテラン八住利雄がシナリオを執筆し、「連合艦隊司令長官 山本五十六」の丸山誠治が、メガホンをとった戦記もの。特技監督は「怪獣総進撃」の円谷英二、撮影は「肉弾」の村井博が担当した。
ネット上の声
- 「連合艦隊司令長官 山本五十六」の丸山誠治監督作品
- 強国ロシアに挑戦した「帝国主義戦争」
- 特撮の巨匠円谷英二最後の作品。
- 明治日本の熱き群像を描いた秀作
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督丸山誠治
- 主演三船敏郎
-
「でっかい太陽」の須崎勝弥と「父子草」の監督丸山誠治が共同でシナリオを執筆し、丸山誠治が監督した戦記もの。撮影は「100発100中 黄金の眼」の山田一夫が担当。
ネット上の声
- 三船敏郎が山本五十六を演じ、円谷英二が特殊撮影に参加した戦争映画だった
- ・特典映像よかったー ・黒沢年男が軍人役だとあのクレイジーな演技を...
- 特撮もまた米英に敗戦したことが明らかになったのです
- 「内乱回避の戦争は、主客転倒。」―然り。
戦争
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督丸山誠治
- 主演三船敏郎
-
井上靖の同名原作を、「日本のいちばん長い日」の橋本忍と、「大奥(秘)物語」の国弘威雄が共同で脚色にあたり、「佐々木小次郎(1967)」の稲垣浩が監督した大型時代劇。撮影は「連合艦隊司令長官 山本五十六」の山田一夫が担当。
ネット上の声
- この映画は約3時間と長いんですけど、途中で食事したり入浴したりを挟んでなんだかん
- 本格中の本格、正統派中の正統派 本物の時代劇を堪能できます
- 佐久間良子の由布姫が気高く悲しく美しい
- もっと興奮するかと思ってた
時代劇
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間165分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
-
村上元三の原作を、稲垣浩・木村武(1)が共同で脚色、「ふんどし医者」の稲垣浩が監督した、徳川・豊臣の戦乱を描くスペクタクル。撮影も「ふんどし医者」の山田一夫。パースペクタ立体音響.
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
-
「秘剣」の木村武(1)と「のら犬作戦」の関沢新一が共同でオリジナル・シナリオを執筆、「独立機関銃隊未だ射撃中」の谷口千吉が監督した時代活劇。撮影は「五十万人の遺産」の斎藤孝雄。
ネット上の声
- キャスティングが巧妙な冒険活劇
- 今は昔、堺の港
- 世界の三船
- 海賊になろうとしてもなりきれず、悪宰相に牛耳られている国を救ってしまうナイスガイ
時代劇
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督谷口千吉
- 主演三船敏郎
-
富田常雄の原作を「赤ひげ」の黒澤明が脚色、「夜の傾斜」の内川清一郎が監督した柔道もの。撮影は「蟻地獄作戦」の小泉福造。
ネット上の声
- 同じ脚本でもちょっとした匙加減で..。
- 個人攻撃をうけますた(>0<)
- 抜群の三船さん
- やわら のシーンで
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督内川清一郎
- 主演加山雄三
-
太宰治の“走れメロス”を、「フランケンシュタイン対・地底怪獣」の馬淵薫がシナリオ化、「馬鹿と鋏」の谷口千吉が監督した活劇。撮影は「暴れ豪右衛門」の山田一夫。
ネット上の声
- バラージの青い石
- 社長、頑張る!
- 意外と楽しめる
- 傑作です。
時代劇
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督谷口千吉
- 主演三船敏郎