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旧約聖書の「出エジプト記」を壮大なスケールで映画化したスペクタクル史劇。ハリウッド創成期の巨匠セシル・B・デミル監督が、1923年に手がけた「十誡」を自らリメイクした。エジプト王ファラオは救世主の誕生を恐れ、新しく生まれるヘブライ人の男児をすべて殺すよう命じる。難を逃れるためナイル川に流された赤ん坊は王女に拾われ、モーゼと名付けられる。モーゼはエジプト王子として立派に成長するが、王の実子によって出自を暴かれ、砂漠へ追放されてしまう。やがて神からの啓示を受けたモーゼは、奴隷となったヘブライ人の解放を求めてエジプト王と対立する。1957年・第29回アカデミー賞で特殊効果賞を受賞した。
ネット上の声
- 団塊世代以上の人々の希望の名画は後世へ
- 大御所チャールトン=ヘストンの誕生。
- 歳をとったら見方も変わるもんよ。
- 3時間40分が、アッという間!!
クリスマス、 文芸・史劇
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間220分
- 監督セシル・B・デミル
- 主演チャールトン・ヘストン
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昭和十年から翌年にかけて“主婦之友”誌上に連載され、昭和十二年には田坂具隆監督の手によって映画化(日活多摩川)された山本有三の同名小説の再映画化。製作は「青春三羽烏」の小倉武志。「蛮から社員」の椎名利夫の脚本を「お嬢さん社長」の川島雄三が監督し、「東京マダムと大阪夫人」の高村倉太郎が撮影している。音楽、美術ともに「家族会議」の黛敏郎、浜田辰雄の担当である。出演者は「山の音」の山村聡、「蛮から社員」の淡島千景、「日本の悲劇」の桂木洋子、「家族会議」の佐田啓二、「春の若草」の三島耕、「求婚三人娘」の多々良純、須賀不二男のほか、劇団若草の水村国臣(北海の虎)、伊藤久子、先頃募集した若宮崇令、細谷一郎などの少年群が出演している。
ネット上の声
- んん、よく判らない
- 嘘か、真か
- 矢津先生超~イケメン(///ω///)♪
- 矢津先生超~イケメン(///ω///)♪
文芸・史劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督川島雄三
- 主演山村聡
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原作は島崎藤村の小説である。この映画化は一昨年東宝で企画され、阿部豊演出、高峰秀子、池部良主演でロケーションまで行われたが、争議のため製作を中止した。今回当時の製作者筈見恒夫のあっせんにより、松竹京都が同企画をとりあげることになった。「武装警官隊」「一寸法師(1948)」の小倉浩一郎が製作を担当「大曽根家の朝」「女優(1947)」「夜の女たち」等の久板栄二郎の脚本をそのまま使用、監督は「大曽根家の朝」「女」「肖像」の木下恵介が、松竹の東西一元化による演出家交流の第一陣として、とくに大船から京都へ出張する。カメラは同様大船の楠田浩之。主演は前回の池部良(東宝)と松竹少女歌劇出身で「肖像」にデビューした桂木洋子。その他民芸より「安城家の舞踏会」「わが生涯のかがやける日」の滝沢修、清水将夫、永田靖、宇野重吉それに「白い野獣」の北林谷栄、俳優座より「肖像」の小沢栄太郎「颱風圏の女」の東野英治郎「肖像」の東山千栄子、村瀬幸子、それに「女性の勝利」の松本克平が賛助出演、薄田研二も出演する。
ネット上の声
- イケメン全開の良様
- 部落問題どころかあらゆる差別があり、臭いものには蓋をしてしまう国民性なのは今も変
- 日本がこんなんだったことにあたりまえに腹立たしく思える現代に生まれることができて
- 差別は自然発生でなく、意図的に生み出されるものであり、現在も標的を変えながら繰り
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督木下恵介
- 主演池部良
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エジプト王朝。富と権力を極めたファラオ大王は来世の栄光を得るために巨大ピラミッドの建築に乗り出す。盗掘を防ぐピラミッドの建築を命ぜられたのはクシャイト族の捕虜、バシュタルだった。ピラミッドの建設は長期化し、過酷な労働に数千もの民の信仰が奪われる中、キプロスの王女ネリファが現れ……。エジプト政府の協力を得て、1万人以上の陸軍兵士が働く奴隷を演じるなど大規模な撮影が行われた大スペクタクル史劇。
ネット上の声
- ピラミッドの構造の秘密が素敵!
- 『インディ・ジョーンズ』や『ハムナプトラ』シリーズなどに散見される、古代宮殿に眠
- 奴隷が石材を運ぶ労働はまさに蟻が餌を調達するために行列を作っているかのように果て
- 人間以外が導線や主役だったり…というモノフェチテク(例 ピタゴラスイッチなど)の
文芸・史劇
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ハワード・ホークス
- 主演ジャック・ホーキンス
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谷崎潤一郎の小説「春琴抄」から、「山椒大夫」の八尋不二が脚色し、「番町皿屋敷 お菊と播磨」の伊藤大輔が監督する。撮影は「春雪の門」の山崎安一郎が、音楽は「足摺岬」の伊福部昭が夫々担当する。出演者は「或る女」の京マチ子、「山椒大夫」の花柳喜章、「こんな美男子見たことない」の船越英二、「晩菊」の杉村春子に、青山杉作、進藤英太郎などで、語り手の老女の声は東山千栄子である。
ネット上の声
- 箏と三味線って連関しているんだ
- 伊藤大輔監督は、というか戦前からの監督は特にその傾向を感じるのだが、清く美しいフ
- 春琴が目が見えている頃を夢想して舞う幻想的なシーンや、情事の前に春琴の背中で佐助
- 先日観た衣笠の「お琴と佐助」に比べたら劣るが、京マチ子の盲目の演技がこちらでもひ
文芸・史劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督伊藤大輔
- 主演京マチ子
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情痴の世界を描いて比類なき永井荷風の原作から「流れる」の田中澄江が脚色、「霧の音」の清水宏(1)が監督、「第三非常線」の秋野友宏が撮影を担当する。主な出演者は「世にも面白い男の一生 桂春団治」の淡島千景、「いとはん物語」の京マチ子、「スタジオはてんやわんや」の船越英二、「鼠小僧忍び込み控 子の刻参上」の阿井美千子、ほかに藤田佳子、田中春男、穂高のり子など。
ネット上の声
- ええっ!この時の京マチ子は33歳!
- 淡島千景さんありきの映画でした
- 翻弄されっぷりが凄い
- 私、すっかり京マチ子と淡島千景が踊子として、成長していく映画と思っていたが、全く
文芸・史劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督清水宏
- 主演京マチ子
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文芸・史劇
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督中川信夫
- 主演高田稔
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夏目漱石の原作を「女給」の猪俣勝人と長谷部慶次が共同脚色し「青春怪談(1955 市川崑)」の市川崑が監督、「狼」の伊藤武夫が撮影を担当した。主なる出演者は「楊貴妃」の森雅之、「月夜の傘」の新珠三千代、「青空の仲間」の三橋達也、「志津野一平 地獄の接吻」の安井昌二、「うちのおばあちゃん」の田村秋子など。
ネット上の声
- 原作には近いけど、原作にちょっと……
- 小学生のときに無理に読んだ文学小説
- 日本の銀幕のスター ここに居ました
- 主役としての奥さん
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督市川崑
- 主演森雅之
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風来坊の青年が捕鯨船の乗組員となる。その船長エイハブは顔に深い傷を負い、鯨の骨で作った義足をつけていた。モビー・ディックと呼ばれる白鯨に片足を食いちぎられたエイハブは復讐に燃える。捕鯨船は大荒れの海を乗り越え、やがて白鯨と遭遇。ついに対決の時が来た! 鯨との壮絶な対決は大迫力。グレゴリー・ペックの鬼気迫る熱演も見もの。
ネット上の声
- 有名過ぎる原作は未読、クリヘム主演のサイドストーリー『白鯨との闘い』は鑑賞済
- 巨大な白鯨に片脚を奪われた捕鯨船の船長の復讐を描いたアニマルアクションドラマ
- クライマックス書いてるんで、観た人だけね
- ハーマン・メルビル原作★大迫力文芸大作★
船上、 復讐、 文芸・史劇
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演グレゴリー・ペック
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十七世紀のスペイン作家ミゲル・デ・セルバンテスの長篇小説『ドン・キホーテ』の映画化。E・シュワルツが脚色し、「マキシム」三部作で知られるグリゴーリ・コージンツェフが監督した。撮影はアンドレイ・モスクヴィンとアッポリナリー・ドゥドコ(ロケ場面)、音楽はK・カラーエフ。主演は「イワン雷帝(1946)」で知られ、ソ連人民芸術家の称号をもつニコライ・チェルカーソフ、三十年間演劇、映画に活躍、これもソ連人民芸術家のユーリー・トルベーエフの二人。それにセルフィマ・ビルマン、L・カシャノワなどが助演する。ソホカラー、ソ連初のシネスコ版(キノスコープ)の一九五七年作品。
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国ソ連
- 時間102分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演ニコライ・チェルカーソフ
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文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督島津保次郎
- 主演田中絹代
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ローマの英雄シーザーと彼が出征先のエジプトで出会った絶世の美女“クレオパトラ”との恋愛模様を壮大なスケールで描く歴史ロマンス。文豪バーナード・ショウの戯曲をショウ自らが脚本を執筆。監督はガブリエル・パスカル。出演は クロード・レインズ、ヴィヴィアン・リー、スチュワート・グレンジャーほか。
ネット上の声
- 15歳のジーン・シモンズが出演。
- クレオパトラと云えばエリザベス・テイラーが有名なのですが、ヴィヴィアン・リーのク
- お洒落でウィットに富んだ会話劇と魅力的なキャストたちでお送りするバーナード・ショ
- エジプト遠征時のローマ皇帝カエサルと、プトレマイオス朝エジプトのクレオパトラの話
文芸・史劇
- 製作年1945年
- 製作国イギリス
- 時間127分
- 監督ガブリエル・パスカル
- 主演クロード・レインズ
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「ガンガ・ディン」「ゼンダ城の虜(1937)」のダグラス・フェアバンク・ジュニアが主演する映画で、アレクサンドル・デュマの小説から「最後の地獄船」のジョージ・ブルースと「町の人気者」のハワード・エスタブルックが自由に改作し、これをブルースが脚色し、「四人の息子(1941)」「嘆きの白薔薇」のグレゴリー・ラトフが監督し「断崖」のハリー・ストラドリングが撮影したもの。助演は「市民ケーン」のルース・ウォーリック、「北北海の仔」のエイキム・タミロフ、「ベニーの勲章」のJ・キャロル・ナイシュ、「幽霊ニューヨークを歩く」のH・B・ワーナー、「十字軍」のヘンリー・ウィルコクスン等である。
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督グレゴリー・ラトフ
- 主演ダグラス・フェアバンクス・Jr
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ドフトエフスキー最後の作品である同名原作を、「真昼の暴動」の脚本、「黒い牙」の監督を担当したリチャード・ブルックスが、シナリオ化し監督する大作。「八月十五夜の茶屋」のジョン・アルトンが撮影、「Z旗あげて」のプラニスラウ・ケイパーが音楽を各々担当。「追想」のユル・ブリンナー、「白夜」のマリア・シェル、「リチャード三世」のクレア・ブルーム、「崖」のリチャード・ベースハート等の異色のキャストを揃えている。
文芸・史劇
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間146分
- 監督リチャード・ブルックス
- 主演ユル・ブリンナー
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文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督溝口健二
- 主演夏川大二郎
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製作、監督、脚本を一手に引き受けるロバート・ロッセンは「Boby and Soul」「オール・ザ・キングスメン」などで著名な監督であり、撮影は英国第一のキャメラマンといわれるロバート・クラスカー。主演は「ランチプールの雨」のリチャード・パートン、「必死の逃亡者」のフレドリック・マーチ、「リチャード三世」のクレア・ブルーム、「チャタレイ夫人の恋人」のダニエル・ダリュー、「ガラスの靴」のバリー・ジョーンズ、「善人は若死にする」のスタンリー・ベイカー、ニエール・マクギニス、「モビイ・ディック」のハリー・アンドリュース、「情事の終り」のピーター・カッシング、「島のならず者」のマイケル・ホーダーンなど。
ネット上の声
- 早送りで丁度良い
- 平板、単調、貧弱、退屈、残念な作品
- 戦闘シーンに迫力がない。飛び道具とかがないからなのかな。人間ドラマ...
- 誕生から死まで
文芸・史劇
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間135分
- 監督ロバート・ロッセン
- 主演リチャード・バートン
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「シベリヤ物語」のイワン・プィリエフ監督・脚色によるドストエフスキー原作の映画化。これはその第一部にあたる。撮影は「シベリヤ物語」のワレンチ・パブロフ。音楽をニコライ・クリューコフが担当している。出演者はワフタンゴフ記念劇場のユーリ・ヤコブレフ、ユーリヤ・ボリソワの二新人に、K・ポロビコワ、V・パーシェンナヤ、ユーリ・ヤコブレフ、N・ポドゴールヌイ、R・マクシモワ、S・マルチンソン、N・パジトノフ、I・リュベズノフ等。
文芸・史劇
- 製作年1958年
- 製作国ソ連
- 時間123分
- 監督イワン・プイリエフ
- 主演ユーリア・ボリソワ
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山本有三の原作より「銀座令嬢」の池田忠雄が脚色、「えくぼ人生」の原研吉が監督した。撮影は「この広い空のどこかに」の森田俊保、音楽は「えくぼ人生」の加藤光男である。出演者は菊五郎劇団より坂東亀三郎、「警察日記」の伊藤雄之助、「愛のお荷物」の山田五十鈴、「女の一生(1955)」の菅佐原英一、須賀不二夫ほか、沢村貞子、小園蓉子、三好栄子など。
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督原研吉
- 主演山田五十鈴
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文芸春秋所載の川口松太郎の小説から、「金色夜叉(1954)」の島耕二が脚色・監督する。撮影は「にっぽん製」の長井信一、音楽は「母の秘密」の大森盛太郎の担当。主演者は「愛染かつら(1954)」のコムビ鶴田浩二(昨日と明日の間)と京マチ子(春琴物語)に、「慕情」の若尾文子、「舞妓物語(1954)」の根上淳、「次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊」の志村喬、「太陽のない街」の滝沢修、「春琴物語」の浦辺粂子などである。
文芸・史劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督島耕二
- 主演鶴田浩二
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ロシアの文豪ドストイエフスキーの小説『カラマゾフの兄弟』の一部分を基にして「帰郷」の原作者レオンハルト・フランクが脚本を組立て「生ける屍」のフョードル・オツェプが監督し「泣き笑ひの人生」のフリーデル・ベーン・グルントが撮影したもので出演俳優は「死の花嫁」「パンドラの箱」のフリッツ・コルトナー、「泣き笑ひの人生」「黄色の鑑札」「メスメンド」のアンナ・ステン、「月世界の女」「淪落の女の日記」のフリッツ・ラスプ、「最後の歌」のハンナ・ヴァーグ、マックス・ポール、ベンハルト・ミネッティ等の面々である。
文芸・史劇
- 製作年1920年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督カール・フレーリッヒ
- 主演エミール・ヤニングス