- 製作
- 1954年 日本
- 時間
- 112分
- 監督
- 伊藤大輔
- 出演
- 京マチ子間野聡子石野千恵子
- 種類
- 文芸・史劇
【明治大阪、盲目の三味線師匠・春琴と、彼女に全てを捧げる丁稚・佐助。美と献身が織りなす、究極の愛の物語。】
舞台は明治時代の大阪。薬問屋の娘で、9歳で失明した美しき三味線奏者、春琴。傲慢で気難しい彼女に、丁稚の佐助は献身的に仕える日々。佐助にとって春琴の世話は至上の喜びであり、やがて二人の間には主従を超えた歪んだ愛情が芽生える。しかし、何者かによって春琴の美しい顔が傷つけられる事件が発生。春琴の苦しみを前に、佐助が下した驚くべき決断。美と芸術に殉じる、二人の愛の行方。