- 製作
- 1955年 日本
- 時間
- 122分
- 監督
- 市川崑
- 出演
- 森雅之新珠三千代三橋達也
- 種類
- 文芸・史劇ヒューマンドラマ
【明治の文豪・夏目漱石の名作を映像化。エゴイズムと罪の意識に苛まれる男たちの、心の闇を描く文芸ドラマ。】
舞台は明治時代の日本。鎌倉の海岸で、若き学生である「私」は、知的な「先生」と出会い、交流を深めていく。しかし、先生は常にどこか影をまとい、妻の静とは穏やかに暮らしながらも、世間から孤立しているかのよう。なぜ先生は心を閉ざしているのか。その謎の鍵は、先生がかつて親友「K」を裏切った過去にあった。友情、恋愛、そして人間のエゴイズムが複雑に絡み合い、取り返しのつかない悲劇へと繋がっていく。先生が私に遺した長い手紙によって明かされる、衝撃の真実。