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全5作品。第42回ニューヨーク映画批評家協会賞(1976年開催)の映画ランキング

  1. ネットワーク
    • A
    • 4.18

    視聴率のためなら狂気さえもショーにする。テレビ業界の闇を痛烈に描き、現代にも通じるメディアの恐ろしさを暴いた伝説的社会派ドラマ。

    1970年代、視聴率競争が激化するアメリカのテレビ業界。長年ニュースキャスターを務めてきたハワード・ビールは、視聴率低迷を理由に解雇を宣告される。絶望した彼は、生放送中に「2週間後に拳銃自殺する」と宣言。この前代未聞の放送が、皮肉にも驚異的な視聴率を叩き出す。視聴率至上主義のテレビ局は、彼の「狂気」にビジネスチャンスを見出し、「怒れる預言者」として祭り上げ、過激な番組を企画。社会への怒りをぶちまけるハワードは、大衆のカリスマとなっていくが、その精神はますます蝕まれていく。視聴率という怪物に飲み込まれた男の衝撃的な終焉。

    ネット上の声

    • 50年近く前の映画なのに、今のメディアやSNSの問題を予言してるみたいでゾッとした。視聴率のためなら何でもアリっていう狂気がリアルすぎる。俳優の演技も鬼気迫るものがあって、見応えあったなー。
    • うーん、言いたいことは分かるんだけど、ちょっと極端すぎてついていけなかったかな。昔の映画だからか、テンポも今ひとつ合わなかった。
    • テレビ業界の裏側、えぐいw
    • 古い映画だけど全然色褪せてない。むしろ今見るべき作品かも。風刺がキレッキレで面白い。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間121分
    • 監督シドニー・ルメット
    • 主演ウィリアム・ホールデン
  2. ロッキー
    • A
    • 4.18

    フィラデルフィアのしがないボクサーに舞い込んだ奇跡。愛と名誉を懸けた、人生最大のリング。

    1970年代、アメリカ・フィラデルフィア。借金の取り立てで日銭を稼ぐ、しがない三流ボクサー、ロッキー・バルボア。彼のうだつの上がらない日常は、世界ヘビー級王者アポロ・クリードの対戦相手に、偶然選ばれたことで一変。誰もが不可能と笑う中、ロッキーはただ一つの目的のために立ち上がる。「最後までリングに立つこと」。愛する女性エイドリアンの支えを力に、血の滲むようなトレーニングの日々。人生の負け犬が、たった一度のチャンスに己の全てを懸ける、不屈の闘いの記録。

    ネット上の声

    • ボクシング映画っていうより、最高の人間ドラマ。不器用な男が愛と自分の誇りのために立ち上がる姿に、何度見ても胸が熱くなる。
    • もっと筋肉!って感じかと思ったら、エイドリアンとの恋模様がすごく良くて意外だった。ラストシーンは知ってたけど、そこまでの過程を見ると感動する。
    • 明日から頑張る元気がもらえる!
    • 有名なテーマ曲とトレーニングシーンはテンション上がった!ただ、試合が始まるまでがちょっと長く感じちゃったかな。
    ロッキー、 ボクシング、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間119分
    • 監督ジョン・G・アヴィルドセン
    • 主演シルヴェスター・スタローン
  3. 大統領の陰謀
    • A
    • 4.03

    1972年ワシントン、二人の若き新聞記者が暴く、国家を揺るがす巨大な陰謀の真相。

    1972年、ワシントン。ワシントン・ポスト紙の若手記者ウッドワードとバーンスタインが担当したのは、民主党本部への侵入事件。当初は三流犯罪と思われたが、取材を進めるうち、事件の背後にホワイトハウスの影がちらつく。謎の内部告発者「ディープ・スロート」からの断片的な情報だけを頼りに、二人は国家を揺るがす巨大な陰謀の核心へと迫っていく。権力からの圧力、消される証拠、見えない敵との孤独な戦い。歴史を動かした、命がけの調査報道の記録。

    ネット上の声

    • 盗聴、侵入、裁判、もみ消し、司法妨害、証拠隠滅など、アメリカ🇺🇸最大の政治スキャ
    • キーワードをしっかり押さえて鑑賞すべし
    • ダスティン、レッドフォードの新聞屋 
    • ウォーターゲートを知らないと・・・
    ヒューマンドラマ、 実話
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間138分
    • 監督アラン・J・パクラ
    • 主演ダスティン・ホフマン
  4. タクシードライバー
    • B
    • 3.77

    1970年代、腐敗したニューヨーク。孤独なタクシードライバーの狂気が、夜の街を赤く染めるサイコスリラー。

    舞台はベトナム戦争後の1970年代ニューヨーク。不眠症に悩む帰還兵トラヴィス・ビックルは、夜のタクシードライバーとして働き始める。彼の目に映るのは、麻薬と暴力が蔓延る腐敗しきった大都市の姿。社会から疎外され、増大する孤独感。そんな中、大統領候補の選挙運動員ベッツィに惹かれるも、関係は破綻。さらに、まだ幼い娼婦アイリスとの出会いが、彼の歪んだ正義感に火をつける。社会のゴミを掃除するという妄想に取り憑かれたトラヴィス。彼の孤独な怒りが、やがて一本の銃へと収斂していく。

    ネット上の声

    • 洗面台に立つと真似しちゃう映画ランキング第1位
    • アメリカン・ニューシネマの最後期代表作品
    • 『理解できない』と感じた方へ 〜
    • タクシーと彼女とサックス♪と……
    孤独
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間114分
    • 監督マーティン・スコセッシ
    • 主演ロバート・デ・ニーロ
  5. 鏡の中の女
    • C
    • 3.63

    1976年、スウェーデン。精神科医と患者、二人の女性の魂が鏡のように共鳴し、境界線を失っていく心理ドラマの傑作。

    精神科医のイェニーは、ある日、自失状態に陥った女優のエリザベートの治療を担当することに。言葉を失ったエリザベートと共に、人里離れた海辺の別荘で夏を過ごすイェニー。献身的に語りかけるイェニーと、沈黙を守り続けるエリザベート。閉ざされた空間で向き合ううち、二人のアイデンティティは次第に曖昧になり、互いの存在に侵食されていく。どちらが患者で、どちらが医者なのか。鏡合わせのように重なり合う二つの魂。巨匠イングマール・ベルイマンが人間の深層心理に鋭く迫る、衝撃的な一作。

    ネット上の声

    • 女性精神科医のレイプ未遂からの人格崩壊と再生への道筋を描く、ひたすら怖いトラウマ・ホラー。
    • どんな映画が好き?と訊かれたら、日中の素面であれば「えっとおォー『魔女宅』とかで
    • 独房としての自我、出来は不満
    • 「野いちご」の辛口女性版
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国スウェーデン
    • 時間119分
    • 監督イングマール・ベルイマン
    • 主演リヴ・ウルマン

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