- 製作
- 1946年 アメリカ
- 時間
- 170分
- 監督
- ウィリアム・ワイラー
- 出演
- フレドリック・マーチマーナ・ロイテレサ・ライト
- 種類
- トラウマになるヒューマンドラマ
第2次世界大戦後のアメリカを舞台に、同じ故郷へ戻ってきた3人の帰還兵が様々な社会問題に直面しながらも再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。後に「ベン・ハー」などを手がける名匠ウィリアム・ワイラーがメガホンをとり、1947年・第19回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞(フレデリック・マーチ)、助演男優賞(ハロルド・ラッセル)など9部門に輝いた。同じ軍用機に乗り合わせてアメリカ中部の町に帰還した、階級も経歴も異なる3人の男たち。元銀行員のアル軍曹は妻や娘、息子に歓迎されるが、家庭の雰囲気がどこか変わったことに不安を感じ、ナイトクラブへ繰り出す。元ドラッグストア店員のフレッド大尉は、出征直前に結婚した妻が家出してナイトクラブで働いていることを知り、探しに向かう。戦争で両手を失った若い水兵ホーマーは自分が義手であることに引け目を感じ、家族や恋人に対して心を閉ざしてしまう。