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第二次大戦後、シベリアの強制収容所で、希望を捨てず仲間を励まし続けた男。家族への想いを胸に生きた、奇跡と愛の実話。
1945年、終戦。しかし、山本幡男の戦争は終わらなかった。ソ連軍の捕虜となり、スパイ容疑でシベリアの強制収容所(ラーゲリ)へ。零下40度の極寒、飢え、重労働。仲間たちが次々と絶望に倒れる中、山本は「生きる希望を捨ててはいけません」と訴え続ける。日本にいる妻と4人の子供たちとの再会を信じ、その人柄で凍てついた捕虜たちの心を溶かしていく。だが、彼の身体は病魔に蝕まれていた。帰国の日は見えず、命の灯火が消えようとする時、彼が仲間たちに託した一つの願い。
ネット上の声
- 映画館でボロ泣きした。過酷な状況でも希望を失わない姿に本当に感動しました。
- キャストに違和感…。物語はいいのに、ちょっと綺麗にまとまりすぎかな。
- 今年一番の映画です。
- 実話ベースと聞いて鑑賞。俳優陣の演技が素晴らしく、重いテーマだけど見応えがあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督瀬々敬久
- 主演二宮和也
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全てを失った町で、人々は何を支えに生きるのか。絶望の底から未来を紡ぐ、再生と希望の物語。
未曾有の災害によって、故郷と家族を一夜にして失った男、隆。瓦礫の山と化した町で、ただ無気力に日々を過ごす彼の日常。そんなある日、彼は一枚の古い写真を見つける。それは、町の祭りで笑い合う人々の姿。失われた笑顔を取り戻したいという小さな願いが、やがて彼を突き動かす。同じ痛みを抱える住民たちとの衝突と葛藤。それでも諦めず、町の「光復」を目指す彼の孤独な闘いの行方。
ネット上の声
- 何だこれ、すごいもの観た。
- 介護の現実から始まる地獄巡り。目を背けたくなるのに目が離せない。自主制作だからこその熱量と狂気がすごい。観終わった後の脱力感が半端ないです。
- 良い意味で史上最悪の映画w 展開がむちゃくちゃすぎて逆に目が覚める。これは劇場で観るべき。
- 主人公の女性が次々と不幸に見舞われる様は、正直キツい。でも、それでも生きていく姿に何かを問われる感じ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督深川栄洋
- 主演宮澤美保
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ネット上の声
- 大学の授業で鑑賞しました。慰安婦問題って言葉だけは知ってたけど、宋神道さんという一人の女性の壮絶な人生と闘いを知って、胸が締め付けられました。彼女の言葉の力強さにただただ圧倒されます。
- 歴史の捏造。見る価値なし。
- とにかくパワフル。宋さんのユーモアと強さに何度も泣かされた。オレの心は負けてない、まさにその通りの映画。
- 普段は商業映画ばっかりだけど、こういう作品もちゃんと見ないといけないなと思った。色々考えさせられます。
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督安海龍
- 主演---
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日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。
タイトルの「-1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。
主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほかのキャストに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介ら。2023年12月にはアメリカでも公開され、全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録するなど大ヒットを記録。第96回アカデミー賞では日本映画として初めて視覚効果賞を受賞するという快挙を達成した。第47回日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか同年度最多8部門の最優秀賞を受賞した。
ネット上の声
- リアリティーをとことん追求した「シン・ゴジラ」から、「体感型映画」へと変貌を遂げ、今だからこそ生み出せた初代「ゴジラ」の前を描いた作品。
- シンゴジラは超クールに面白かったが、ゴジラ-1.0は超胸アツに面白かった
- 戦後で苦しんでるところに更にゴジラで苦しめるとか趣味が悪い
- VFXスペクタクルは上出来、人物描写が…。IMAX上映は非推奨
ホラー、 パニック、 アクション、 ゴジラ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督山崎貴
- 主演神木隆之介
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終戦後27年、戦犯として処刑された夫の汚名をそそぐため、妻が国家の嘘と戦争の狂気に挑む社会派ミステリー。
舞台は、太平洋戦争終結から27年が過ぎた日本。未亡人サキエのもとに届いた、戦死した夫・富樫勝男の軍人恩給に関する通知。そこには「敵前逃亡により銃殺刑」という衝撃の事実。公式記録に納得できないサキエは、夫の名誉回復のため、たった一人で真相究明を開始。かつての戦友たちを訪ね歩く彼女。しかし、彼らの口から語られる証言は食い違い、戦場の飢えと狂気がもたらしたおぞましい記憶が次々と蘇る。証言を重ねるほどに浮かび上がる、夫の本当の姿と戦争の不条理。彼女が最後にたどり着く、残酷な真実の果て。
ネット上の声
- 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
- 戦争観、国家観をこの一本で表現している
- 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
- 反戦というなら、まさに見るべき名作
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
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長岡の花火に秘められた戦争の記憶と平和への祈り。一人の女性記者が辿る、時空を超えた魂の物語。
東京から来た女性記者、遠藤玲子。彼女の目的は、新潟県長岡市の名物「長岡まつり大花火大会」の取材。しかし、その旅は単なる取材では終わらない。不思議な人々と出会い、長岡が経験した戦争の悲劇、そしてそこからの復興の歴史を追体験。太平洋戦争末期の空襲、中越地震からの復興。夜空を彩る壮大な花火に込められた、慰霊と平和への切なる願い。玲子は時空を超えた旅の果てに、一つの真実と向き合う。
ネット上の声
- 観れば観るほど味が出る日本人必見の物凄い映画
- ひとり大林宣彦監督映画祭
- まだ間に合いますか?
- みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。
花火が印象的、 ヒューマンドラマ、 ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督大林宣彦
- 主演松雪泰子
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戦後ドイツ、男性同性愛を禁じる刑法175条の下、愛する自由を求め続けた男の数十年にわたる闘いの記録。
第二次世界大戦後のドイツ。男性同性愛を犯罪とする「刑法175条」によって、ハンスは繰り返し投獄される。強制収容所から解放された直後、そのまま刑務所へ送られる理不尽。そこで出会ったのは、殺人罪で服役するヴィクトール。同性愛者を蔑むヴィクトールだったが、何度も同じ監獄に戻ってくるハンスの姿を見るうち、二人の間には友情とも愛情ともつかない特別な絆が芽生えていく。時代が移り変わる中、ただ愛する自由を求め続けた男の魂の軌跡。その果てに見つけた、ささやかな光。
ネット上の声
- 【近代ドイツの悪法、男性同性愛を禁じた刑法175条に対し、人間の尊厳を求め長年抵抗した男と、同房になった男との20年に亘る関係性の変遷を描いた作品。ラストシーンは多様な解釈が出来ると思います。】
- 自由とは名ばかりの時代を生きる人々への応援歌
- In Prison for Different Reasons
- フリーセッション
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国オーストリア,ドイツ
- 時間116分
- 監督ゼバスティアン・マイゼ
- 主演フランツ・ロゴフスキ
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沖縄県・東村高江のヘリパッド建設に反対する住民たちの声をすくい上げた「標的の村」の三上智恵監督が、2015年、アメリカ軍新基地建設のため埋め立てが進む辺野古の海で起こっている衝突を記録したドキュメンタリー。14年11月の沖縄県知事選で新基地建設反対の翁長雄志氏が勝利した後も、国策として海の埋め立てが続き、現場では住民による抗議活動とそれを排除しようとする警察や海上保安庁との衝突も起きている。そうした激しい対立の起こっている現実のほか、基地と折り合って生きる人々の思いや、苦難の歴史のなかで培われた沖縄の豊かな文化や暮らしも描き出していく。タイトルは、辺野古のゲート前のフェンスに掲げられていた琉歌の一節から取られたもの。
ネット上の声
- 怒られることを承知で書きます!ドキュメンタリーの意義ってなんでしょうか?
- 怒られることを承知で書きます!ドキュメンタリーの意義ってなんでしょうか?
- 終わらない沖縄戦、真の平和の想いとは?
- もう少し、構成を考えるべき
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督三上智恵
- 主演---
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戦後日本を見つめ続けてきた報道写真家・福島菊次郎の2009年から11年の3年間に密着したドキュメンタリー。敗戦直後の広島で被爆者家族の苦悩を10年間にわたり撮り続けた福島は、それ以降も三里塚闘争、東大安田講堂、70年安保、あさま山荘事件、水俣、祝島など時代を象徴する数々の事件を25万枚以上の写真に収めてきた。やがて保守化する日本社会やメディアと決別した福島は、無人島での自給自足生活を経て、愛犬との静かな暮らしを送っていた。そして、胃がんの切除手術を受け自身の最期を自覚し始めた11年、東日本大震災が発生。再びカメラを手にした福島は、原発事故が起きた福島県へと向かう。
ネット上の声
- ベストドキュメントに共感できぬもどかしさ
- かっこいいじじいのかっこよすぎる人生
- 「修羅の道」を選んだ男の苦悩と充足
- かっこいいよ!おじいちゃん
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督長谷川三郎
- 主演---
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ナチスの罪は誰が裁くのか。第二次大戦後、ドイツで開かれた歴史的法廷。正義と人間の尊厳を問う、社会派ドラマの金字塔。
1948年、ナチスドイツ敗戦後のニュルンベルク。アメリカから派遣されたダン・ヘイウッド判事が裁くのは、ナチス政権下で司法に携わった4人の法曹家。被告たちは「命令に従っただけ」と無罪を主張。ホロコーストの生存者による悲痛な証言。ドイツ国民の反発と、冷戦を背景とした政治的圧力。複雑に絡み合う状況の中、ヘイウッドは苦悩する。これは個人の罪か、国家の罪か。法の正義とは何か。人類史の暗部をえぐり出し、観る者の良心を揺さぶる、重厚な法廷劇の傑作。
ネット上の声
- 硬質な映画文体ながら、正義を貫く困難さを描いたアメリカ映画の良心
- ドキュメンタリー「東京裁判」と双璧の軍事裁判劇映画
- ☆時代を超越した、難しい宿題の答えは?☆
- 法廷ものは!シロクロでなくっちゃあネェ!
裁判・法廷
- 製作年1961年
- 製作国アメリカ
- 時間194分
- 監督スタンリー・クレイマー
- 主演スペンサー・トレイシー
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13歳のヒロシマ被爆者、サーロー節子。核兵器廃絶を訴え続けた、70年以上にわたる闘いの軌跡。
1945年8月6日、広島。一瞬の閃光が、13歳の少女・節子の日常を奪った。地獄絵図の中から奇跡的に生還した彼女が見たものとは。本作は、被爆者サーロー節子の半生を追うドキュメンタリー。悲劇の語り部として、そして核兵器廃絶を訴える活動家として、世界中を駆け巡る彼女の姿。2017年、ICANのノーベル平和賞受賞スピーチに至るまでの、苦難と希望の道のり。彼女の力強い言葉が、今を生きる私たちに問いかける、平和への誓い。
ネット上の声
- 不可能に思える目標を達成したい人へ
- 日本人こそ見るべき映画
- 先日観たフランスの信念の人シモーヌ・ヴェイユに続き、今日は日本の、広島の信念の人
- 鑑賞にあたってはティッシュとハンカチが必須です
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督スーザン・C・ストリクラー
- 主演サーロー節子
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終戦直後の広島。裏切りと欲望が渦巻くヤクザ社会を生き抜く男たちの、血で血を洗う抗争劇。
敗戦の混乱が続く昭和21年の広島県呉市。復員兵の広能昌三は、刑務所で出会ったヤクザの若頭に代わり、敵対する組員を殺害。その度胸を買われ、巨大組織・山守組の一員に。しかし、彼が足を踏み入れたのは、仁義も筋も通らない裏切りの世界。親子の盃を交わしたはずの親分、兄弟と呼び合った仲間たち。欲望のために次々と裏切り、殺し合う非情な現実。血塗られた道を突き進む広能が目の当たりにする、組織の醜い実態と、避けられぬ次なる死闘の幕開け。
ネット上の声
- 凄惨かつ滑稽な男たちの物語~現代社会の縮図な“戦後裏面史”
- 日本映画に残る超傑作。唯一のホンモノのヤクザ映画
- 役者みんながアク強いけど、一番は金子信雄だね。
- ヤクザ映画を超えた日本映画を代表する一本
ヤクザ・ギャング
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督深作欣二
- 主演菅原文太
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胃癌で余命半年を宣告された市役所の課長が、人生の最後に意味を見出そうともがくヒューマンドラマ。
舞台は1950年代の日本。市役所で30年間、ただ判を押すだけの無気力な日々を送ってきた市民課長、渡辺勘治。ある日、彼は胃癌で余命いくばくもないと知る。これまでの空虚な人生を悔い、死への恐怖に直面。家族との溝、役所の縦割り行政という壁に阻まれながらも、彼は最後に何かを成し遂げようと決意。住民から長年放置されていた公園の建設に、残された命の全てを注ぎ込む。彼の行動が、周囲の人々の心をどう動かしていくのか。一人の男の静かな闘いの記録。
ネット上の声
- いま生きているということ。それは、、、、
- 「渡辺勘治」を通せば見えてくること。
- 組織で地位を守る為には何もしないこと
- ビル・ナイのバージョン見る前に予習で
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督黒澤明
- 主演志村喬
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激動の時代、国境を越えた師弟の絆。一本のバイオリンが奏でる、魂の物語。
舞台は戦前の日本。バイオリン職人になる夢を抱き、海を渡った韓国人青年、陳昌鉉。彼を弟子として受け入れたのは、名匠・鈴木鎮一。言葉や文化の壁、そして戦争という過酷な現実。数々の困難が二人の前に立ちはだかる。しかし、バイオリン作りへの情熱と、師弟の間に芽生えた固い絆が、あらゆる障壁を乗り越える力となる。一本の楽器に生涯を捧げた男の、実話に基づく感動の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督杉田成道
- 主演草なぎ剛
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終戦間近の満州、人間性を守り抜こうとした男の絶望的な逃避行。戦争の非情さを問う、壮大な物語の終着点。
第二次世界大戦末期の満州。ソ連軍の侵攻により日本の支配が崩壊した混乱の地。主人公は、理想主義者でありながら戦争の現実に翻弄され続ける男、梶。ソ連軍の捕虜となり、非人道的な扱いを受ける日々から脱走した彼は、ただ一つ、愛する妻・美千子との再会だけを胸に故郷への果てしない逃避行を開始。飢えと寒さ、そして人間同士の不信感が彼の肉体と精神を蝕んでいく過酷な道のり。極限状態の中、梶が守ろうとした「人間の條件」とは何だったのか。彼の旅路がたどり着く、慟哭の結末。
ネット上の声
- 愛すべき妻の元へ帰ることを目標に、ひたすら歩き続ける地獄の戦争ロードムービータイ
- 極限状態で人間の本質が発露されるなどと言うが、劣悪な条件のもと奴隷扱いされた場合
- 迫力あるスケールに描かれる戦時の男の心理
- 今の戦争映画にはない、鋭い問題提起
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
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戦後の鎌倉、父を想い嫁ぐことをためらう娘と、娘の幸せを願い嘘をつく父、二人の静かな愛情を描く物語。
舞台は戦後間もない古都・鎌倉。大学教授の父・周吉と、婚期を過ぎてもなお父の世話を焼きながら暮らす娘・紀子。二人だけの穏やかで満ち足りた日々。しかし、周囲は紀子の将来を案じ、結婚を盛んに勧める。父との生活に満足し、結婚に気乗りしない紀子。そんな娘の幸せを心から願う父は、彼女を嫁がせるためにある決意を固め、一つの嘘をつく。「再婚しようと思う」。父の言葉は、紀子の心に静かな波紋を広げていく。父を一人にはできないという想いと、自分の幸せの間で揺れる紀子。父と娘、互いを深く思いやるがゆえの葛藤の行方。
ネット上の声
- 父親が大好きすぎる紀子と娘思いの優しく穏やかな父親の親離れ子離れのお話
- 何本も小津作品を観ているとどれも同じに見えてくる。ストーリーと時代...
- 「東京物語」が良すぎたので紀子三部作を遡って見はじめた
- 追悼・原節子 (※ほとんど映画のレビューではありません)
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
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第二次世界大戦後、A級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判。膨大な記録映像で綴る、4時間半の歴史的ドキュメンタリー。
1946年から2年半にわたり開かれた「東京裁判」。日本の戦争指導者たちが「平和に対する罪」で裁かれた、歴史的な法廷の全貌。本作は、国防総省が撮影した膨大なフィルムを基に構成。東條英機ら被告たちの表情、検察と弁護団の激しい応酬、そして法廷で明らかにされる戦争の真実。ナレーションを排し、記録映像の力だけで、勝者が敗者を裁くという裁判の本質と、戦争とは何かを観る者に問いかける、圧巻の記録映画。
ネット上の声
- 長らく録画したままだった長尺約4時間半のドキュメンタリーをようやく鑑賞
- 1946年の初夏から1948初冬まで行われた極東国際軍事裁判のドキュメンタリー
- 死ぬまでに観たい映画の一つだったから観れて良かった
- 正義とは何か?人間の持つ欺瞞性や弱さ
戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間277分
- 監督小林正樹
- 主演---
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第二次世界大戦後のローマ、貧困にあえぐ一人の父親が、仕事と希望の全てである自転車を盗まれ、幼い息子と絶望的な捜索に乗り出す物語。
第二次世界大戦後の混乱が続くローマ。長い失業の末、アントニオはポスター貼りの仕事を手に入れる。生活の再建を夢見る彼だったが、仕事に不可欠な自転車を初日に盗まれてしまう。警察も当てにならず、彼は幼い息子ブルーノを連れて、広大なローマの街へ自力で自転車を探しに出る。しかし、無数の自転車と人々の無関心が行く手を阻む。息子の前で父親の威厳を保とうとしながらも、焦りと絶望に追い詰められていくアントニオ。父子の絆だけを頼りにした必死の捜索の果てに、彼を待ち受ける過酷な現実。
ネット上の声
- 尼崎では自転車は天下の回り物(らしい)
- 言葉でも構図でも語られないものが在る
- この手があれば、今日も生きていける。
- イタリア・ネオリアリズムの頂点☆
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国イタリア
- 時間88分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演ランベルト・マジョラーニ
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上京した老夫婦の姿を通して、変わりゆく家族の絆と日本の姿を静かに見つめる、小津安二郎監督による不朽の名作。
舞台は戦後復興期の日本。尾道に暮らす老夫婦、周吉ととみ。二人は東京で暮らす子供たちを訪ねるため、はるばる上京。しかし、長男も長女もそれぞれの生活で手一杯で、両親を心から歓迎する余裕がない。都会の喧騒の中、居場所のなさを感じる老夫婦。そんな二人を唯一温かく迎えたのは、戦死した次男の嫁、紀子だった。血の繋がりを超えた優しさに触れる一方で、実の子供たちとの間に流れる微妙な距離感。やがて訪れる別れと、家族が向き合うことになる静かな現実。
ネット上の声
- 連絡がないってことは元気だってことだね
- 孝行したい時に親は無し、、、かぁ・・
- 小津作品の集大成(付:まとめ)
- どうして号泣したんだろう・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
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激動のギリシャ現代史を背景に、一つの劇を演じ続ける旅芸人一座。彼らの愛憎劇は、そのまま国家の悲劇と重なる。
1939年から1952年までのギリシャ。独裁政権、ナチス占領、そして内戦。激動の時代を背景に、羊飼いの娘ゴルフォの悲恋物語を演じ続ける旅芸人一座の記録。彼らは町から町へと巡業するが、その旅は常に歴史の荒波に翻弄される。裏切り、密告、処刑。舞台上の愛憎劇は、やがて現実の家族間の、そして国家の悲劇と一体化していく。終わりの見えない旅路の果てに、彼らが見たものとは。ギリシャ現代史を一個の劇団の運命に託した、圧巻の映像叙事詩。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ ギリシャ悲劇になぞらえた旅芸人一座の姿を現代ギリシャ史を背景に描く構成の妙。素晴らしいカメラワーク。至高の映画体験。
- 美しい映像に惹かれて観るようになったアンゲロプロス作品ですが、これは現代のギリシ
- アンゲロプロス監督の演出力に圧倒される、政治と人間を描いた映画の真骨頂。
- ギリシャ現代史と古典悲劇の重層化が!
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ギリシャ
- 時間232分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演エヴァ・コタマニドゥ
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売春防止法成立直前の吉原。そこで生きる5人の女たちの、それぞれの事情と必死の生き様を描く人間ドラマ。
舞台は1956年、売春防止法の成立が国会で審議される東京・吉原の赤線地帯。遊郭「夢の里」で働く5人の娼婦たち。息子の結婚資金を稼ぐ女、病気の夫と子供を抱える女、借金返済に追われる女。それぞれの切実な事情を抱え、体を売って生きる彼女たちの日常。法案成立のニュースが、彼女たちの未来に暗い影を落とす。仕事を失う恐怖と、社会からの冷たい視線。必死にもがき、ささやかな幸せを求める女たちの、赤裸々な人間模様。
ネット上の声
- ☆ラストの少女の狼狽えた目が意味するもの☆
- 運命的遺作!溝口監督の生涯をかけたテーマ
- 若尾文子と京マチ子のキャラが見所☆3つ
- 吉原で“働く”女たちのバイタリティー
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
-
巨大企業の腐敗を暴くため、男は復讐の鬼と化す。愛と憎しみが交錯する、黒澤明が描く社会派サスペンスの傑作。
舞台は高度経済成長期の日本。大手開発公団総裁の娘と、その秘書である西幸一の華やかな結婚式。しかし、それは父を死に追いやった者たちへの、西の壮絶な復讐劇の幕開け。彼は巧みに総裁の懐に潜り込み、内部から組織の腐敗を暴き、関係者を社会的に抹殺していく。だが、計画は予期せぬ方向へ。何も知らずに夫を愛する妻への想いと、非情な復讐心との間で揺れ動く西。やがて巨大な権力の闇が、彼の正体に牙を剥く。黒澤明が鋭く社会をえぐる、傑作クライム・サスペンス。
ネット上の声
- ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
- タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
- テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
- 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
原爆による黒い雨を浴びたために人生を狂わせられてしまった女性と、それを暖かく見守る叔父夫婦とのふれあいを描く。井伏鱒二原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「女衒」の今村昌平、共同脚本は「ジャズ大名」の石堂淑朗、撮影は「危険な女たち」の川又昂がそれそれ担当。
ネット上の声
- この内容の凄惨さはトラウマにでもなり兼ねないほど圧迫感がある
- 原爆の恐怖を側面から訴えた作品☆3つ半
- ハリウッドの映画人に観て欲しい映画。
- 今村監督・初の反戦映画~厳峻な視点
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督今村昌平
- 主演田中好子
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昭和初期、瀬戸内海の分校に赴任した新米女性教師と12人の子供たち。戦争の足音が迫る中、絆を育む感動の物語。
舞台は昭和3年、瀬戸内海の小豆島。新任の女性教師、大石先生が岬の分校へ。洋服姿で自転車に乗る彼女に、村人たちは最初は戸惑い。しかし、12人の純粋な子供たちとの交流を通じ、次第に深い絆で結ばれていく日々。しかし、日本は戦争へと突き進み、彼らの運命は時代の荒波に翻弄。教え子たちの未来を案じ、平和を願う大石先生の苦悩と愛。戦争がもたらす悲劇と、それでも失われない師弟の情愛を描く不朽の名作。
ネット上の声
- 高峰秀子が演じるしっかり者の大石先生の懸命に生きる姿が胸を打つ、木下恵介監督によ
- 叙情性と記録性の調和が生む、静かなる反戦映画の感動と美しさ
- 💧戦争反対⚡ 70年前から思いは同じ
- 今の季節にぴったりだと思い選択
小学校、 ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間156分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
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アメリカ占領下にあった戦後の沖縄で、米軍の圧政と戦った1人の男の生き様を描いたドキュメンタリー。沖縄の民衆に支えられ、那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家・瀬長亀次郎。米軍統治下の沖縄で弾圧を恐れず米軍に対して「NO」と叫びつづけ、演説会では毎回何万人もの人びとを集め、そして聴衆を熱狂させた。瀬長亀次郎の知られざる実像と、信念を貫き通したその人生を関係者の証言や貴重な映像によって描き、第54回ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど高い評価を得た2016年放送のテレビドキュメンタリー番組を、追加取材、再編集をおこない映画化。監督は「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、本作が初監督となる佐古忠彦。テーマ曲を坂本龍一が手がけ、大杉漣が語りを担当。
ネット上の声
- 真剣に人の話を聞くほどに、相手の癖や例えば鼻毛が伸びてることを見る、それだけ真剣に見入ってしまいました!
- 珠玉のドキュメンタリー 市民のために生きた男
- ドキュメンタリーだけどドラマよりドラマチック
- 沖縄を知るには、歴史を正しく知ること
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督佐古忠彦
- 主演---
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昭和の闇、津軽海峡。殺人犯の過去を知る女と、彼を追い続ける刑事。男の人生を狂わせた一夜の出会い。
昭和22年、台風の夜。北海道で起きた強盗殺人事件の容疑者、犬飼多吉。青函連絡船の転覆事故に乗じて姿を消した彼を、刑事の弓坂が執拗に追跡。10年後、舞鶴で実業家として成功した樽見と名乗る男。彼の前に、かつて一夜を共にした娼婦・八重が現れたことで、完璧だったはずの人生が再び狂い始める。過去から逃れられない男の、壮絶な運命の物語。
ネット上の声
- Huluにあがっていて、いつか観ようとキープしていたけど、3時間ある大作なので後
- 原作を好き過ぎたのが仇になっちゃいました
- 肥沃だった邦画畑の土壌で咲いた最後の名作
- 人間の生き様・善悪・業をも描き出した逸品
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間183分
- 監督内田吐夢
- 主演三國連太郎
-
1950年代から60年代にかけ、大手映画会社に属さず、自分たちが本当に作りたい映画を作るため、独立プロダクションを立ち上げた映画人たちがいた。彼らが世に送り出した作品の多くは「名作」として、多くの観客の心をつかんだ。そんな「独立プロ映画黄金時代」に活躍した山本薩夫監督(薩チャン)、今井正監督(正ちゃん)ほか、当時の監督やスタッフたちの軌跡を記録したドキュメンタリー作品。各映画のシーン映像やさまざまな資料映像のほか、当時を知る関係者へのインタビューなどにより、独立プロが築いた一時代を検証していく。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督池田博穂
- 主演早乙女勝元
-
敵国だった男が、国民的英雄へ。元ナチス兵士という過去を背負い、英国サッカー界の伝説となったゴールキーパーの実話。
第二次世界大戦後のイギリス。捕虜収容所に収監された元ナチス兵士、バート・トラウトマン。ある日、そのサッカーの腕が地元のクラブ監督の目に留まり、ゴールキーパーとしてスカウトされる。しかし、元「敵国」の兵士である彼を待っていたのは、サポーターやチームメイトからの激しい憎悪と反発。監督の娘マーガレットとの愛も、周囲の偏見に晒される。逆境の中、驚異的なセーブで信頼を勝ち取っていくバート。そして訪れる、彼の運命を永遠に変える歴史的な一戦。憎しみを乗り越え、男がピッチで見せた奇跡。
ネット上の声
- 公開当時、映画館で観たいと思いながらもタイミングが合わず、クリップしたままやっと
- サッカーのみならずスポーツ全般に疎いわたくしでございますので、当然ながらバート・
- 不幸な時代を生きた人々の人生を丹念に掘り起こした1作
- こういう作品に出逢えることが人生に潤いをもたらす
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イギリス,ドイツ
- 時間119分
- 監督マルクス・H・ローゼンミュラー
- 主演デヴィッド・クロス
-
第二次大戦から帰還した三人の男。変わり果てた故郷で、彼らが見つける「生涯の最良の年」とは。不朽のヒューマンドラマ。
第二次世界大戦が終結したアメリカ。同じ爆撃機に乗り合わせ、故郷へと帰還した三人の兵士。銀行員のアル、ソーダ店員だったフレッド、そして両腕を失ったホーマー。彼らを待っていたのは、温かい歓迎だけではなかった。戦争が心に残した深い傷、変わり果てた家族との関係、そして社会復帰への厳しい現実。それぞれが階級も境遇も違う中で、互いに支え合いながら、失われた時間を取り戻し、新たな人生を築こうと葛藤する。戦後のアメリカ社会を真摯に見つめ、アカデミー賞7部門に輝いた、ウィリアム・ワイラー監督の最高傑作。
ネット上の声
- 第二次世界大戦終結後帰還した、3人の兵士のアカデミー賞総なめの、素晴らしい映画で
- 第二次世界大戦後、故郷へ帰る飛行機に偶然乗り合わせた3人の帰還兵たちのお話
- 第19回アカデミー賞作品賞、脚色賞他9部門受賞 2時間50分の長尺の作品
- 職探しのシーンは自分のことのように感じた
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間170分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演フレドリック・マーチ
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戦中戦後の激動期、耳の聞こえない夫婦が愛と忍耐で築いた家族の物語。声なき声で綴る、涙と感動の実話。
舞台は昭和初期から戦後の復興期にかけての日本。生まれつき耳が聞こえない、みちおとあき子。二人は周囲の反対を乗り越え結婚し、ささやかな家庭を築く。しかし、戦争の影、貧困、そして聴覚障害者への偏見という過酷な現実が次々と彼らに襲いかかる。言葉を交わせずとも、手話と表情、そして深い愛情で結ばれた夫婦。4人の子供を育てるため、手を取り合い必死に働く。戦争で家を失い、子供の病気に直面しながらも、彼らが守り抜こうとした家族の絆。幾多の苦難を乗り越えた先に、夫婦が見つけた「美しく」生きることの意味が、静かな感動を呼ぶ。
ネット上の声
- 耳が聞こえないという障害を背負いながらも太平洋戦争~戦後という混乱した時代のなか
- あーっという見事なラストが待っていた・・
- 展開速いがじんわりと感動 結末には???
- 電車の中で手話する場面は印象に残る
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督松山善三
- 主演小林桂樹
-
「君は広島で何も見なかった…何も」反戦映画の撮影で広島に来たフランス人の女優と建築技師らしい日本人の男のゆきずりの情事が、彼女の過去の禁じられた愛の記憶を甦らせる。「夜と霧」の戦争と忘却というテーマが劇映画に発展したようなレネ監督の長編第1作で、文学作家だったデュラスが初めて手掛けた映画作品。
ネット上の声
- 『君はヒロシマの何も見ちゃいないよ』
- フランス娘と日本男児の組み合わせ
- 語ることと忘れることの不可能性
- フランスの黒猫、日本の白猫
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス,日本
- 時間91分
- 監督アラン・レネ
- 主演エマニュエル・リヴァ
-
1945年8月、広島と長崎で2度にわたって被爆した「二重被爆者」として知られ、2010年1月に93歳でこの世を去った山口彊氏の晩年をとらえたドキュメンタリー。2005年より自らの体験を後世に伝える語り部としての活動を開始した山口氏が、末期の胃がんに冒されながらも反核や平和を訴え続ける姿を追うほか、被爆を題材にした映画をつくりたいというジェームズ・キャメロン監督との交流なども映し出していく。
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督稲塚秀孝
- 主演山口彊
-
ローマの片隅、孤独な老人のささやかな抵抗。愛犬だけが心の支え、尊厳をかけた最後の闘い。
第二次世界大戦後のイタリア、ローマ。わずかな年金で暮らす、誇り高き元公務員の老人ウンベルト・D・フェラーリ。家賃の値上げを宣告され、冷酷な女家主から部屋を追い出されそうになる。ウンベルトは、唯一の家族である愛犬フラックと共に、住む場所を失う危機に直面。プライドが邪魔をして、物乞いもできず、旧友に助けを求めるも断られる。社会から見捨てられたかのような絶望感。生きる意味さえ見失いかける中、彼が下すある決断。ネオレアリズモの巨匠が描く、一個人の尊厳を巡る、痛切で感動的な物語。
ネット上の声
- 残念ながら、人生においてがんばれば、真面目にやれば必ずしも報われるわけではない
- ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品…
- ずっと観たかったのだけどGEOにないし
- 愛犬が支えなのが救いであった。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間87分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演カルロ・バティスティ
-
戦争の記憶に苛まれる男。平和な現代日本で、かつての上官との再会が呼び覚ます過去との対峙。
高度経済成長期の日本。太平洋戦争で過酷な体験をした秋葉四郎は、過去を封印し平凡なサラリーマンとして暮らしていた。ある日、部下を死に追いやった非情な元上官・津川と偶然の再会。蘇る戦争の記憶と、消えない憎悪。平和な日常に潜む戦争の影に苦悩し、復讐か忘却かで揺れ動く秋葉。戦争とは、青春とは何か。一人の男が下す、自らの過去との決着。
ネット上の声
- 戦中派‼️
- 小林正樹は『切腹』のような辛辣さだけでなく、『この広い空のどこかに』みたいな人間
- 戦中・戦後世代の越え難き断絶を描きながら「諦める事が青春だった」時代はとうに終わ
- ドラマツルギーが崩壊してますぞ!社会派の反戦風ですが、サラリーマン悲喜劇で、家庭
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林正樹
- 主演藤田まこと
-
終戦直後の東京、一人の青年が麻雀の世界に飛び込む。運と腕だけを頼りに生き抜く、伝説のギャンブラーの誕生。
舞台は敗戦の傷跡が残る1945年の東京、上野。一人の青年「坊や哲」が、博打打ちの世界に足を踏み入れる。彼が出会ったのは、プロのギャンブラーである出目徳や女衒のドサ健といった個性的な面々。彼らとの出会いを通じ、哲は天性の勝負勘と度胸を武器に、次々と修羅場をくぐり抜けていく。金と欲望が渦巻く非情な世界で、生きるために牌を握り続ける哲の目的とは。イカサマと裏切りが横行する中、彼を待ち受ける過酷な運命。
ネット上の声
- 実録! コソボが雀荘で働いた二ヶ月間
- 「恋空」を見るくらいならこれを見ろ!
- 社会の底辺で黒光り☆いぶし銀な世界観
- 戦後のギャンブラーたちのいきざま
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督和田誠
- 主演真田広之
-
移ろいゆく季節のように変化する家族の形、その一瞬の輝きを切り取った不朽のホームドラマ。
舞台は戦後復興期の1951年、東京・北鎌倉。三世代が同居する間宮家で暮らす28歳の紀子は、明るく現代的な会社員。家族や上司は彼女の結婚を気にかけるが、本人はどこ吹く風。そんな穏やかな日常の中、紀子は周囲の予想を裏切り、亡き兄の友人で子持ちの男性との結婚を突然決意。彼女の選択は、当たり前だった家族の風景にさざ波を立てる。娘の自立を前に、喜びと寂しさが交錯する家族それぞれの想い。嫁ぐ日の朝、父が娘に贈る言葉とは。
ネット上の声
- 「だから私たち、結婚しないのよ、ね〜え」
- いつかまた、一緒に会えるさ・・・・
- 歳が近いではありませんか!?ふふふ
- 小津安二郎が描く“今この時”
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
-
第2次大戦後のニューヨークを舞台に、作家志望の青年の目を通して、アウシュビッツから生き延びたポーランド人女性ソフィーとユダヤ人の恋人の過酷な愛のドラマが綴られる。反ユダヤ主義の環境に育ちながらナチに人生を踏みにじられた女性をメリル・ストリープが熱演し、アカデミー賞主演女優賞を獲得。
ネット上の声
- 次の日になればいつもと同じ朝がくる。
- 生きるってこんなにも重たいの?、
- 人生は誰にでも公平な訳じゃない
- とても”美しい”反戦映画です。
ホロコーストが舞台、 不幸な結末のバッドエンド、 どんでん返し、 サスペンス
- 製作年1982年
- 製作国アメリカ
- 時間151分
- 監督アラン・J・パクラ
- 主演メリル・ストリープ
-
第二次世界大戦終結のポーランド。暗殺命令を受けた若き抵抗運動の闘士が、一夜の恋に揺れる魂の彷徨。
1945年5月8日、ドイツ降伏の日。舞台は戦後の混乱が続くポーランドの地方都市。対独レジスタンスの若き闘士マチェクに下された、共産党地区委員長の暗殺指令。任務遂行のためホテルに潜入した彼は、そこで出会ったバーの女給クリスチーナと恋に落ちる。祖国への忠誠か、個人の幸福か。歴史の大きなうねりの中で、時代の波に翻弄される青年の苦悩と、一夜にして下される運命の決断。
ネット上の声
- 晩秋恒例のポーランド映画祭。今回は劇場を変えて、シネマート新宿に...
- ■アンジェイ・ワンダ監督の3部作、最終作〜🎬■
- 普通の人にはつまらないです。要注意!!
- 学生時代・・とにかくワイダにハマった
花火が印象的、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国ポーランド
- 時間102分
- 監督アンジェイ・ワイダ
- 主演ズビグニエフ・チブルスキー
-
直木賞を受賞した野坂昭如の短編小説をスタジオジブリの高畑勲監督が映画化し、終戦間近の神戸を舞台に戦災孤児の兄妹がたどる悲劇的な運命を描いた名作アニメーション。昭和20年、夏。父が出征中のため母と3人で暮らす14歳の清太と4歳の節子の兄妹は、空襲によって家を焼け出され、母も亡くしてしまう。2人は遠縁の親戚の家に身を寄せるが、次第に邪魔者扱いされるようになり、ついに耐えきれなくなった清太は節子を連れて家を飛び出す。防空壕に住み着いた彼らは、2人きりの貧しくも楽しい生活を送り始めるが……。
ネット上の声
- 『はだしのゲン』を見せないようにする勢力
- そうでなくては生きられなかった現実
- この映画は全人類たちが見ると
- アニメ版を補足する内容
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演松嶋菜々子
-
2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹の同名ベストセラー小説を、同じく百田原作の「永遠の0」を大ヒットさせた岡田准一主演×山崎貴監督のタッグで映画化。出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたといわれる主人公・国岡鐵造を岡田が演じ、吉岡秀隆、染谷将太、綾瀬はるか、堤真一ら豪華キャストが共演する。主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。それでもあきらめない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが……。
ネット上の声
- 今自分がここに居ることに感謝したくなる
- 日章丸のイラン派遣の英断が素晴らしい!
- 激動の時代を駆け抜けた男達の熱情物語
- 感動も感心もしませんがそれなりに
会社再建、 ビジネス、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督山崎貴
- 主演岡田准一
-
第二次大戦直後の砂漠の町。片腕の男が訪れた時、住民が隠す暗い秘密の扉が開くサスペンス。
1945年、終戦直後のアメリカ西部。荒涼とした砂漠の町ブラック・ロックに、片腕の男ジョン・マクリーディが列車で降り立つ。彼はある日本人農夫に勲章を届けるという目的でこの地を訪れた。しかし、町の人々はよそ者である彼に異常なほどの敵意を向け、誰もが口を閉ざす。この町に隠された、戦争がもたらした悲劇と住民たちの罪。孤立無援の状況で、マクリーディは自らの命を危険にさらしながら、たった一人で町の暗部に立ち向かう決意。
ネット上の声
- 長引くコロナ禍、中国との新冷戦の始まり アジア人差別は米国でも欧州でも広がっているといいます いまこそ本作とダニエル・イノウエのことを私達は知り、どう行動すべきなのか考える時であると思います
- 1955年にこんな映画を撮れるアメリカは凄い
- 知名度が高い作品だと思っていた。。。
- 画面に登場しない日本人の《勲章》
アクション
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ジョン・スタージェス
- 主演スペンサー・トレイシー
-
本年五月頃より、吉村公三郎監督が独立、新藤兼人の書卸し脚本によって準備を進めていた「肉体の盛装」を、このたび大映との提携によって着手、「偽れる盛装」と改題して世に送るもの。製作担当は、「赤城から来た男」の亀田耕司。演技陣は、「火の鳥(1950)」の京マチ子、「エデンの海(1950)」の藤田泰子、「二十歳前後」の北河内妙子、「東京の門」の村田知英子、「二十歳前後」の小林桂樹に、菅井一郎、進藤英太郎、殿山泰司、河津清三郎などである。
ネット上の声
- これを見た時は既におばさんでしたが
- マチ子姐さん!
- 懐かしき限り
- 圧倒的な京マチ子 祇園と戦後のエネルギー
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督吉村公三郎
- 主演京マチ子
-
結婚5年目、大阪のサラリーマン夫婦に訪れた倦怠期。繰り返される日常とすれ違いが生む、夫婦関係の静かな危機を描く不朽の人間ドラマ。
戦後間もない大阪。結婚生活5年目を迎えた岡本夫婦。東京出身の妻・三千代と、証券会社に勤める夫・初之輔の関係は、かつての情熱を失い倦怠期に。単調な毎日、夫の無神経さ、そしてただ「めし」の支度をするだけの生活に、三千代の不満は募るばかり。そんなある日、夫の姪・里子が家出同然で彼らの家に転がり込んでくる。奔放な里子の存在が、夫婦の間にくすぶっていた問題を浮き彫りにする。ついに我慢の限界に達した三千代は、家を飛び出し東京の実家へ。離れて暮らすことで、二人が見つけ出す答えとは。
ネット上の声
- 【原作者の林芙美子は、原節子の起用に対し”美しすぎる。全く原作のイメージと異なる・・”と反対したが、”遣る瀬泣き男”じゃなかった、成瀬己喜男が主役に起用し、原節子の第二期黄金時代を彩った作品。】
- 原節子さんいいですねぇー🤗✨不満を抱える美人妻の役がとても似合ってました🤗✨大好
- 猫を愛でよう22会!今回はなんと渋いヒューマンドラマ
- 成瀬巳喜男&林芙美子。主演・上原謙&原節子
夫婦、 大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演上原謙
-
第二次大戦後の廃墟。ナチスの収容所を生き延びた少年と、彼を探し続ける母。感動の物語。
第二次世界大戦直後のドイツ。アウシュヴィッツ収容所から生還したものの、家族と引き裂かれ、心を閉ざした少年カレル。彼は救護施設を脱走し、廃墟の街を彷徨う。そんな彼を保護したのは、心優しい米兵スティーブ。一方、同じく生き延びた母ハンナも、必死に息子の行方を捜し続けていた。言葉を失った少年と兵士の間に芽生える絆。すれ違う母と子の運命。戦争が引き裂いた家族の愛を描く、希望のドラマ。
ネット上の声
- 人間の本来持っているやさしさに涙・・・
- 分かっていても泣けてしまう名作
- 子役が可愛い・・・
- 過去鑑賞記録
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ,スイス
- 時間105分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演イワン・ヤンドル
-
「女帝/エンペラー」のフォン・シャオガン監督が、ひとりの兵士を通して中国内戦の悲劇を描いた戦争映画。1948年、中国では毛沢東率いる人民解放軍と国民党軍が熾烈な内戦を繰り広げていた。最前線から1人だけ生き延びた人民解放軍の連隊長グー・ズーティは、自分が撤退命令のラッパを聞き逃したせいで仲間を失ったと自責の念にかられていた。「イノセントワールド 天下無賊」のチャン・ハンユーが主演。
ネット上の声
- 想像してごらん、大石内蔵助が年金生活者
- ラッパが奏でる最高に切ないエンディング
- これは凄い(この作品はすごい!)
- ぜんぜん期待してませんでしたが‥
リアルな戦闘シーンがある、 戦争、 実話
- 製作年2007年
- 製作国中国
- 時間124分
- 監督フォン・シャオガン
- 主演チャン・ハンユー
-
占領下のドイツ、フランス人将校と米軍中尉の偽装結婚。性別と国籍を超えた、奇想天外ラブコメディ。
第二次世界大戦直後のドイツ。フランス陸軍大尉アンリと、反目し合う米軍中尉キャサリン。任務で衝突を繰り返す二人は、いつしか恋に落ち結婚。しかし、アンリがアメリカへ渡る唯一の方法は、米兵の配偶者として移住できる「戦争花嫁法」の適用のみ。男であるアンリは「花嫁」として認められず、お役所仕事の壁に次々と直面。愛する妻と共にアメリカへ行くため、彼は前代未聞の女装作戦を決行。果たして、二人の愛は国境と規則の壁を越えられるのか。
ネット上の声
- 全編笑いに満ちた作品
- ジェンダーロールの反転をしている題材が今っぽいとかいうけど、ホークスの他の作品に
- 女性がスクリューボールのコメディはどうしてもミソジニーを感じてしまって苦手だが、
- あまりメチャクチャやってない(船に上がったら海兵隊と乱闘するくらいは必要ではない
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ハワード・ホークス
- 主演ケイリー・グラント
-
終戦直後の闇市。飲んだくれの医師と病に冒された若きヤクザ。二人の男の奇妙な絆が、混沌の時代に光を灯す。
敗戦直後の日本、混沌とした闇市。酒浸りの日々を送りながらも、人情に厚い医師・真田。彼の元に、肺結核を患う若きヤクザ・松永が訪れる。自暴自棄な松永を、真田は突き放しながらも見捨てることができない。病という共通の敵を前に、反発しながらも芽生える奇妙な絆。しかし、松永が所属する組の親分が出所し、二人の運命は大きく揺らぎ始める。生と死が隣り合わせの世界で、魂の救済を求める男たちの物語。
ネット上の声
- 僕の持っていた予想を大きく超えていた傑作
- 花の好きなヤクザとあんみつ女子高生。
- 黒澤作品で私が最も愛する作品
- 来年は生誕100周年。第3弾
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督黒澤明
- 主演志村喬
-
戦後の東京、汚職に手を染めた実直な役人の魂の彷徨。社会の闇と個人の良心、その狭間で揺れる男の物語。
舞台は1952年の東京。市役所に勤める真面目な課長、荻野。彼は戦後の混乱期を生き抜くため、やむなく汚職に加担。しかし、その罪悪感は次第に彼の精神を蝕んでいく。家族との溝、同僚からの冷たい視線。日常が崩壊していく中で、彼は自らの行いと向き合う決断を迫られる。正義とは何か、人間らしさとは何かを問いかける、重厚な社会派ドラマの傑作。一人の男の転落を通して、現代社会の矛盾を鋭く描く衝撃。
ネット上の声
- 山村聡の優柔不断で流されやすい課長には笑ってしまうし、山田五十鈴の悪いバーのマダ
- 本映画はフランス語字幕版のみが存在
- 中年以降から見た「理解できない若者像」を見事に具現化した池部良の素晴らしさ
- キザな池部良に慣れずソワソワ、と思ったらこれで演技が開眼したとか
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督渋谷実
- 主演池部良
-
終戦直後の日本。復員兵と戦災孤児たちが、生きるために手を取り合い、希望を探す旅に出る感動の物語。
敗戦に打ちひしがれた1948年の日本。戦地から復員した青年・島村は、駅で靴磨きや盗みをしながら生きる戦災孤児たちの姿に心を痛める。彼は子供たちを集め、「蜂の巣の家」と名付けた共同生活を開始。しかし、食糧難と世間の冷たい視線が彼らの行く手を阻む。子供たちの未来のため、島村は彼らを養ってくれるという人物を頼り、あてのない旅に出ることを決意。飢えと寒さの中、失われた家族の温もりを求め、彼らはひたすら歩き続ける。
ネット上の声
- 第2回ヒロシマ平和映画祭の一環として上映された。 こういう、主人公...
- 映画の子供たちに見覚えはありませんか?
- 子どもには親身になってやる大人が必要
- 私が見た、おすすめしたい難民映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督---
- 主演岩波大介
-
イタリア、シチリア島の貧しい漁師一家。卸売業者の搾取からの解放を夢見た、誇りと悲劇の物語。
第二次世界大戦後のイタリア、シチリア島の小さな漁村。代々漁師として生きてきたヴァラストロ家の長男ントーニは、卸売業者による不当な搾取に憤る正義感の強い青年。彼は家族を説得し、家を抵当に入れて自分たちの船を購入。仲買人を通さず、自分たちの力で生活を切り開こうとする大きな賭け。しかし、その挑戦は村の秩序を乱すものとして周囲の反感を買い、さらに非情な自然の猛威が一家を襲う。ささやかな希望は、過酷な現実の前に打ち砕かれていく。
ネット上の声
- リアリズム表現のひとつの境地にある、ヴィスコンティ初期の特異な代表作
- ヴィスコンティの凄さを痛感した作品です
- ただ前を向いて生きて行く
- 未来を見据えて今を生きる
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国イタリア
- 時間161分
- 監督ルキノ・ヴィスコンティ
- 主演アントニオ・アルチディアコノ