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全50作品。戦後が舞台映画ランキング

  1. ラーゲリより愛を込めて
    • S
    • 4.76
    二宮和也が主演を務め、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男を演じた伝記ドラマ。作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に、「護られなかった者たちへ」「糸」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。 第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる過酷な環境の中、わずかな食糧のみを与えられて重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。そんな中、山本幡男は日本にいる妻や子どもたちのもとへ必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続ける。山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。 山本の妻・モジミ役に北川景子、山本とともにラーゲリで捕虜として過ごす仲間たちに松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華キャストが集結。

    ネット上の声

    • 必ず君の元へ もう一度、逢う事が叶うのなら~ 微かな吐息の向こうに消えゆく願い!
    • めちゃめちゃ泣いてしまった。若い子にもとても観やすい作りになっています。
    • 【大号泣】愛を信じて、仲間と戦った、山本幡男の壮絶な人生!!
    • 『二宮和也』と「手紙」とのかかわりについて
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2022年
    • 製作国日本
    • 時間134分
    • 監督瀬々敬久
    • 主演二宮和也
    • レンタル
  2. 2

    光復

    光復
    • S
    • 4.50
    「神様のカルテ」「白夜行」の深川栄洋監督が俳優で妻の宮澤美保を主演に迎え、自主制作映画として撮りあげた人間ドラマ。 両親の介護をするため、15年前に東京から長野の実家に帰ってきた42歳の大島圭子。生活保護を受けながら父を看取り、認知症で意思の疎通が取れなくなった母を世話しながら慎ましい生活を送っている。ある日、圭子は高校の同級生だった横山賢治と再会する。母の介護に彼の助けを借りることで、先の見えなかった圭子の日常に少しだけ光が差し込んでくる。そんな矢先、圭子の母が急死。検死の結果、病死ではなくインシュリンの過剰投与による殺人事件と断定され、圭子の人生はどん底へと向かう。 深川監督が2つの異なる自主制作映画を「sideA」「sideB」と称して連続公開する「return to mYselF プロジェクト」の「side B」にあたる作品。

    ネット上の声

    • 誰もが人生を諦めそうな凄絶な無間地獄の先には何があるのか、そもそも何ゆえその地獄に落ちたのか...  それでも"生きてこそ"と言えるかを問う映画
    • 京都の介護殺人事件的な映画かと思ったけど、社会が総出で一人の女性をボコボコにして
    • ケアラー・イン・ザ・ダーク/要注意
    • 自主制作映画らしい自由な展開
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2021年
    • 製作国日本
    • 時間129分
    • 監督深川栄洋
    • 主演宮澤美保
  3. オレの心は負けてない 在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい
    • A
    • 4.39

    ネット上の声

    • 自分の言葉でしか語れない
    • これも不治の病ですか?
    • 従軍慰安婦の実態
    • ゆすり・たかり 
    ドキュメンタリー
    • 製作年2007年
    • 製作国日本
    • 時間95分
    • 監督安海龍
    • 主演---
  4. 軍旗はためく下に
    • A
    • 4.25

    終戦後27年、戦犯として処刑された夫の汚名をそそぐため、妻が国家の嘘と戦争の狂気に挑む社会派ミステリー。

    舞台は、太平洋戦争終結から27年が過ぎた日本。未亡人サキエのもとに届いた、戦死した夫・富樫勝男の軍人恩給に関する通知。そこには「敵前逃亡により銃殺刑」という衝撃の事実。公式記録に納得できないサキエは、夫の名誉回復のため、たった一人で真相究明を開始。かつての戦友たちを訪ね歩く彼女。しかし、彼らの口から語られる証言は食い違い、戦場の飢えと狂気がもたらしたおぞましい記憶が次々と蘇る。証言を重ねるほどに浮かび上がる、夫の本当の姿と戦争の不条理。彼女が最後にたどり着く、残酷な真実の果て。

    ネット上の声

    • 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
    • 戦争観、国家観をこの一本で表現している
    • 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
    • 反戦というなら、まさに見るべき名作
    戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1972年
    • 製作国日本
    • 時間97分
    • 監督深作欣二
    • 主演丹波哲郎
  5. 大いなる自由
    • A
    • 4.18
    ドイツで1871年から1994年にかけて施行された男性同性愛を禁止する法律のもと、愛する自由を求め続けた男の20年以上にわたる闘いを描いたドラマ。 第2次世界大戦後のドイツ。男性同性愛を禁じる刑法175条のもと、ハンスは性的指向を理由に何度も投獄されていた。同房になった殺人犯ヴィクトールはハンスを嫌悪するが、ハンスの腕に彫られた番号を見て、彼がナチスの強制収容所から刑務所へ送られてきたことを知る。信念を貫き繰り返し懲罰房に入れられるハンスと、長期の服役によって刑務所内での振る舞いを熟知するヴィクトールの間には、いつしか固い絆が芽生えはじめる。 「希望の灯り」のフランツ・ロゴフスキがハンス、「ワイルド わたしの中の獣」のゲオルク・フリードリヒがヴィクトールを演じた。監督・脚本はオーストリア出身のセバスティアン・マイゼ。2021年・第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞。

    ネット上の声

    • 【近代ドイツの悪法、男性同性愛を禁じた刑法175条に対し、人間の尊厳を求め長年抵抗した男と、同房になった男との20年に亘る関係性の変遷を描いた作品。ラストシーンは多様な解釈が出来ると思います。】
    • 自由とは名ばかりの時代を生きる人々への応援歌
    • In Prison for Different Reasons
    • フリーセッション
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2021年
    • 製作国オーストリア,ドイツ
    • 時間116分
    • 監督ゼバスティアン・マイゼ
    • 主演フランツ・ロゴフスキ
  6. 戦場ぬ止み (いくさばぬとぅどぅみ)
    • A
    • 4.18
    沖縄県・東村高江のヘリパッド建設に反対する住民たちの声をすくい上げた「標的の村」の三上智恵監督が、2015年、アメリカ軍新基地建設のため埋め立てが進む辺野古の海で起こっている衝突を記録したドキュメンタリー。14年11月の沖縄県知事選で新基地建設反対の翁長雄志氏が勝利した後も、国策として海の埋め立てが続き、現場では住民による抗議活動とそれを排除しようとする警察や海上保安庁との衝突も起きている。そうした激しい対立の起こっている現実のほか、基地と折り合って生きる人々の思いや、苦難の歴史のなかで培われた沖縄の豊かな文化や暮らしも描き出していく。タイトルは、辺野古のゲート前のフェンスに掲げられていた琉歌の一節から取られたもの。

    ネット上の声

    • 怒られることを承知で書きます!ドキュメンタリーの意義ってなんでしょうか?
    • 怒られることを承知で書きます!ドキュメンタリーの意義ってなんでしょうか?
    • 終わらない沖縄戦、真の平和の想いとは?
    • もう少し、構成を考えるべき
    ドキュメンタリー
    • 製作年2015年
    • 製作国日本
    • 時間129分
    • 監督三上智恵
    • 主演---
  7. ニュールンベルグ裁判
    • A
    • 4.13
    アビー・マンの原作のテレビ・ドラマを原作者自身と「渚にて」のスタンリー・クレイマーが共同脚色し、クレイマーが製作監督した異色の法廷劇。撮影は「ガン・ファイター」のアーネスト・ラズロ、音楽は「栄光への脱出」のアーネスト・ゴールドが担当。出演者はスペンサー・トレイシー、バート・ランカスター、リチャード・ウィドマーク、モンゴメリー・クリフト、マレーネ・ディートリッヒ、ジュディ・ガーランド、マクシミリアン・シェルなど。

    ネット上の声

    • 硬質な映画文体ながら、正義を貫く困難さを描いたアメリカ映画の良心
    • ドキュメンタリー「東京裁判」と双璧の軍事裁判劇映画
    • ☆時代を超越した、難しい宿題の答えは?☆
    • 法廷ものは!シロクロでなくっちゃあネェ!
    裁判・法廷
    • 製作年1961年
    • 製作国アメリカ
    • 時間194分
    • 監督スタンリー・クレイマー
    • 主演スペンサー・トレイシー
  8. ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに
    • A
    • 4.12
    2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の発足当時より、同団体を代表して国連や国政会議で被爆者としての体験を伝え続けてきた日本人女性・サーロー節子の活動を追ったドキュメンタリー。13歳の時に被爆し、300人以上もの学友を一瞬にして亡くしたサーロー節子。その後カナダ人と結婚してトロントに移住し、全世界へ向けて平和活動を続ける彼女を、4年間にわたって密着取材。さらに、被爆2世である本作のプロデューサー・竹内道が、節子との出会いを通して自身の家族の被爆の歴史に目を向け、被爆2世としての自分を見つめ直していく姿を描く。

    ネット上の声

    • 不可能に思える目標を達成したい人へ
    • 日本人こそ見るべき映画
    • 先日観たフランスの信念の人シモーヌ・ヴェイユに続き、今日は日本の、広島の信念の人
    • 鑑賞にあたってはティッシュとハンカチが必須です
    ドキュメンタリー
    • 製作年2019年
    • 製作国アメリカ
    • 時間82分
    • 監督スーザン・C・ストリクラー
    • 主演サーロー節子
    • レンタル
  9. 仁義なき戦い
    • A
    • 4.09
    名匠・深作欣二によるヤクザ映画の金字塔「仁義なき戦い」のシリーズ第1作。日本暴力団抗争史上で最も多くの血を流した“広島やくざ戦争”の当事者・美能幸三の手記を基にした飯干晃一の同名ノンフィクションを原作に、ヤクザたちの壮絶な戦いを実録タッチで描く。敗戦直後の広島・呉市。戦争から帰ってきた広能昌三は、山守組のケンカに手を貸して殺人を犯し、刑務所に入る。広能はそこで知り合った土居組の若杉と意気投合し、盃を交わす。やがて出所した広能は、山守組の組員となる。当時まだ弱小組織だった山守組は次第に勢力を拡大し、土居組との抗争に全力を注いでいく。広能は土居の暗殺に成功し、再び刑務所に収監される。その間、呉を代表する大組織にまで成長した山守組では、内部抗争が激化していた。

    ネット上の声

    • 凄惨かつ滑稽な男たちの物語~現代社会の縮図な“戦後裏面史”
    • 日本映画に残る超傑作。唯一のホンモノのヤクザ映画
    • 役者みんながアク強いけど、一番は金子信雄だね。
    • ヤクザ映画を超えた日本映画を代表する一本
    ヤクザ・ギャング
    • 製作年1973年
    • 製作国日本
    • 時間99分
    • 監督深作欣二
    • 主演菅原文太
  10. 生きる
    • A
    • 4.07

    胃癌で余命半年を宣告された市役所の課長が、人生の最後に意味を見出そうともがくヒューマンドラマ。

    舞台は1950年代の日本。市役所で30年間、ただ判を押すだけの無気力な日々を送ってきた市民課長、渡辺勘治。ある日、彼は胃癌で余命いくばくもないと知る。これまでの空虚な人生を悔い、死への恐怖に直面。家族との溝、役所の縦割り行政という壁に阻まれながらも、彼は最後に何かを成し遂げようと決意。住民から長年放置されていた公園の建設に、残された命の全てを注ぎ込む。彼の行動が、周囲の人々の心をどう動かしていくのか。一人の男の静かな闘いの記録。

    ネット上の声

    • いま生きているということ。それは、、、、
    • 「渡辺勘治」を通せば見えてくること。
    • 組織で地位を守る為には何もしないこと
    • ビル・ナイのバージョン見る前に予習で
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1952年
    • 製作国日本
    • 時間143分
    • 監督黒澤明
    • 主演志村喬
    • レンタル
  11. 海峡を渡るバイオリン
    • A
    • 4.07

    ネット上の声

    • 原作者のイメージ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2004年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督杉田成道
    • 主演草なぎ剛
  12. 人間の條件 完結篇
    • A
    • 4.06
    「人間の条件」第五・第六部で、その完結篇。脚色者に稲垣公一が加わったほかは、いずれも前作と同様のスタッフ。

    ネット上の声

    • 愛すべき妻の元へ帰ることを目標に、ひたすら歩き続ける地獄の戦争ロードムービータイ
    • 極限状態で人間の本質が発露されるなどと言うが、劣悪な条件のもと奴隷扱いされた場合
    • 迫力あるスケールに描かれる戦時の男の心理
    • 人間はどこまで人間でいられるのか?
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1961年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督小林正樹
    • 主演仲代達矢
    • レンタル
  13. 13

    晩春

    晩春
    • A
    • 4.04

    戦後の鎌倉、父を想い嫁ぐことをためらう娘と、娘の幸せを願い嘘をつく父、二人の静かな愛情を描く物語。

    舞台は戦後間もない古都・鎌倉。大学教授の父・周吉と、婚期を過ぎてもなお父の世話を焼きながら暮らす娘・紀子。二人だけの穏やかで満ち足りた日々。しかし、周囲は紀子の将来を案じ、結婚を盛んに勧める。父との生活に満足し、結婚に気乗りしない紀子。そんな娘の幸せを心から願う父は、彼女を嫁がせるためにある決意を固め、一つの嘘をつく。「再婚しようと思う」。父の言葉は、紀子の心に静かな波紋を広げていく。父を一人にはできないという想いと、自分の幸せの間で揺れる紀子。父と娘、互いを深く思いやるがゆえの葛藤の行方。

    ネット上の声

    • 父親が大好きすぎる紀子と娘思いの優しく穏やかな父親の親離れ子離れのお話
    • 何本も小津作品を観ているとどれも同じに見えてくる。ストーリーと時代...
    • 「東京物語」が良すぎたので紀子三部作を遡って見はじめた
    • 追悼・原節子 (※ほとんど映画のレビューではありません)
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1949年
    • 製作国日本
    • 時間108分
    • 監督小津安二郎
    • 主演笠智衆
    • レンタル
  14. 東京裁判
    • A
    • 4.02
    「人間の條件」「切腹」の名匠・小林正樹監督が、戦後日本の進路を決定づけたともいえる極東軍事裁判・通称「東京裁判」の記録を、膨大な映像群からまとめあげた4時間37分におよぶ歴史的ドキュメンタリー。第2次世界大戦後の昭和23年、東京・市ヶ谷にある旧陸軍省参謀本部で「極東国際軍事裁判」、俗にいう「東京裁判」が開廷。その模様は、アメリカ国防総省(ペンタゴン)による第2次世界大戦の記録として撮影され、密かに保管されていた。50万フィートにも及んだ記録フィルムは25年後に解禁され、その中には、法廷の様子のみならず、ヨーロッパ戦線や日中戦争、太平洋戦争などの記録も収められていた。それらの膨大なフィルムを中心に、戦前のニュース映画や諸外国のフィルムも交え、小林監督のもと5年の歳月をかけて編集、製作。戦後世界の原点をひも解いていく。1983年製作・公開。2019年には、監督補佐・脚本の小笠原清らの監修のもとで修復された4Kデジタルリマスター版が公開される。

    ネット上の声

    • 右からも左からも攻撃される映画であるかも知れません 政治的な洗脳ツールとして利用出来ないからでしょう だからこそ私達観客は、逆に洗脳を解く機会になる4時間半になると思います
    • 長らく録画したままだった長尺約4時間半のドキュメンタリーをようやく鑑賞
    • 1946年の初夏から1948初冬まで行われた極東国際軍事裁判のドキュメンタリー
    • 死ぬまでに観たい映画の一つだったから観れて良かった
    戦争、 ドキュメンタリー
    • 製作年1983年
    • 製作国日本
    • 時間277分
    • 監督小林正樹
    • 主演---
  15. 自転車泥棒
    • A
    • 4.01
    ビットリオ・デ・シーカ監督によるネオレアリズモの代表的名作。盗まれた自転車を取り戻すべく奔走する父子の姿を通し、戦後の貧困にあえぐイタリア社会をリアルかつ悲哀に満ちたタッチで描き出す。第2次世界大戦後のローマ。不況により長らく失業していたアントニオは、職業安定所の紹介でポスター貼りの仕事を得る。仕事に必要な自転車を質屋から請け出すため、彼は妻の嫁入り道具であるシーツを質に入れる。街に出てポスター貼りに精を出すアントニオだったが、少し目を離した隙に大切な自転車を盗まれてしまう。警察に訴えても相手にされず、6歳の息子ブルーノを連れて自転車を探し歩くが……。キャストには演技経験のない市井の人々を起用。1950年・第22回アカデミー賞で特別賞を受賞した。

    ネット上の声

    • 尼崎では自転車は天下の回り物(らしい)
    • 言葉でも構図でも語られないものが在る
    • この手があれば、今日も生きていける。
    • イタリア・ネオリアリズムの頂点☆
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1948年
    • 製作国イタリア
    • 時間88分
    • 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
    • 主演ランベルト・マジョラーニ
  16. 東京物語
    • A
    • 4.01

    上京した老夫婦の姿を通して、変わりゆく家族の絆と日本の姿を静かに見つめる、小津安二郎監督による不朽の名作。

    舞台は戦後復興期の日本。尾道に暮らす老夫婦、周吉ととみ。二人は東京で暮らす子供たちを訪ねるため、はるばる上京。しかし、長男も長女もそれぞれの生活で手一杯で、両親を心から歓迎する余裕がない。都会の喧騒の中、居場所のなさを感じる老夫婦。そんな二人を唯一温かく迎えたのは、戦死した次男の嫁、紀子だった。血の繋がりを超えた優しさに触れる一方で、実の子供たちとの間に流れる微妙な距離感。やがて訪れる別れと、家族が向き合うことになる静かな現実。

    ネット上の声

    • 連絡がないってことは元気だってことだね
    • 孝行したい時に親は無し、、、かぁ・・
    • 小津作品の集大成(付:まとめ)
    • どうして号泣したんだろう・・・
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1953年
    • 製作国日本
    • 時間136分
    • 監督小津安二郎
    • 主演笠智衆
  17. 旅芸人の記録
    • A
    • 4.00
    『再現』、『1936年の日々』に続く第3作にしてアンゲロプロス監督が独自の手法を確立、ついに日本で初公開された伝説の傑作。他国の干渉や国内の政権交代に揺れる激動のギリシャで、たったひとつの劇「羊飼いの少女ゴルフォ」を演じて廻る旅芸人一座の39年から52年までの愛と裏切りの日々がギリシャ悲劇になぞらえて描かれる。1カット内で時代が進み、また遡るという3時間54分が、難解という解釈を超えて息を飲ませる、映画ファン必見の1本。

    ネット上の声

    • 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎  ギリシャ悲劇になぞらえた旅芸人一座の姿を現代ギリシャ史を背景に描く構成の妙。素晴らしいカメラワーク。至高の映画体験。
    • 美しい映像に惹かれて観るようになったアンゲロプロス作品ですが、これは現代のギリシ
    • アンゲロプロス監督の演出力に圧倒される、政治と人間を描いた映画の真骨頂。
    • ギリシャ現代史と古典悲劇の重層化が!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1975年
    • 製作国ギリシャ
    • 時間232分
    • 監督テオ・アンゲロプロス
    • 主演エヴァ・コタマニドゥ
  18. 赤線地帯
    • B
    • 3.98
    売春防止法施行直前の吉原を舞台に女たちの生き様を描き、巨匠・溝口健二の遺作となった傑作群像劇。芝木好子の短編小説「洲崎の女」を物語の一部に取り入れ、「新・平家物語」の成沢昌茂が脚本を手がけた。国会で売春防止法案が審議されている頃、吉原にある特殊飲食店「夢の里」には、それぞれの事情から身体を売る女たちの姿があった。普通の主婦に憧れるより江は客と結婚するが、夫婦生活が破綻し店に戻ってくる。ひとり息子のために働くゆめ子は、息子に自分の仕事を否定され発狂してしまう。客を騙して金を貯めているやすみは、自分に貢ぐため横領した客に殺されそうになる。

    ネット上の声

    • ☆ラストの少女の狼狽えた目が意味するもの☆
    • 運命的遺作!溝口監督の生涯をかけたテーマ
    • 若尾文子と京マチ子のキャラが見所☆3つ
    • 吉原で“働く”女たちのバイタリティー
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1956年
    • 製作国日本
    • 時間86分
    • 監督溝口健二
    • 主演京マチ子
  19. 悪い奴ほどよく眠る
    • B
    • 3.96
    黒澤プロ設立第1作として監督が選んだテーマは、当時社会問題となっていた政治汚職。汚職事件の隠蔽工作により自殺に追い込まれた男の息子による復讐劇を通して、政界に根深くはびこる腐敗の構造にメスを入れた意欲作。極めて社会性の強いテーマでありながら、スリルとサスペンスを盛り込むことで十二分に娯楽映画として通用する作品。

    ネット上の声

    • ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
    • タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
    • テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
    • 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
    どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1960年
    • 製作国日本
    • 時間150分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
  20. 黒い雨
    • B
    • 3.96
    原爆による黒い雨を浴びたために人生を狂わせられてしまった女性と、それを暖かく見守る叔父夫婦とのふれあいを描く。井伏鱒二原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「女衒」の今村昌平、共同脚本は「ジャズ大名」の石堂淑朗、撮影は「危険な女たち」の川又昂がそれそれ担当。

    ネット上の声

    • この内容の凄惨さはトラウマにでもなり兼ねないほど圧迫感がある
    • 原爆の恐怖を側面から訴えた作品☆3つ半
    • ハリウッドの映画人に観て欲しい映画。
    • 今村監督・初の反戦映画~厳峻な視点
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1989年
    • 製作国日本
    • 時間123分
    • 監督今村昌平
    • 主演田中好子
  21. 二十四の瞳
    • B
    • 3.95
    「女の園」に次ぐ木下恵介監督作品。壷井栄の原作を同監督自身が脚色している。撮影も「女の園」の楠田浩之、音楽は「三つの愛」の木下忠司。出演者は「女の園」の高峰秀子、田村高廣、天本英世、「昨日と明日の間」の月丘夢路「陽は沈まず」の小林トシ子、笠智衆など。

    ネット上の声

    • 高峰秀子が演じるしっかり者の大石先生の懸命に生きる姿が胸を打つ、木下恵介監督によ
    • 叙情性と記録性の調和が生む、静かなる反戦映画の感動と美しさ
    • 💧戦争反対⚡ 70年前から思いは同じ
    • 今の季節にぴったりだと思い選択
    小学校、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1954年
    • 製作国日本
    • 時間156分
    • 監督木下恵介
    • 主演高峰秀子
  22. 米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー
    • B
    • 3.94
    アメリカ占領下にあった戦後の沖縄で、米軍の圧政と戦った1人の男の生き様を描いたドキュメンタリー。沖縄の民衆に支えられ、那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家・瀬長亀次郎。米軍統治下の沖縄で弾圧を恐れず米軍に対して「NO」と叫びつづけ、演説会では毎回何万人もの人びとを集め、そして聴衆を熱狂させた。瀬長亀次郎の知られざる実像と、信念を貫き通したその人生を関係者の証言や貴重な映像によって描き、第54回ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど高い評価を得た2016年放送のテレビドキュメンタリー番組を、追加取材、再編集をおこない映画化。監督は「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、本作が初監督となる佐古忠彦。テーマ曲を坂本龍一が手がけ、大杉漣が語りを担当。

    ネット上の声

    • 真剣に人の話を聞くほどに、相手の癖や例えば鼻毛が伸びてることを見る、それだけ真剣に見入ってしまいました!
    • 珠玉のドキュメンタリー 市民のために生きた男
    • ドキュメンタリーだけどドラマよりドラマチック
    • 沖縄を知るには、歴史を正しく知ること
    ドキュメンタリー
    • 製作年2017年
    • 製作国日本
    • 時間107分
    • 監督佐古忠彦
    • 主演---
    • レンタル
  23. 飢餓海峡
    • B
    • 3.91
    水上勉の同名小説を「鮫」の鈴木尚之が脚色「宮本武蔵 一条寺の決闘」の内田吐夢が監督した推理劇。撮影は「路傍の石(1963)」の仲沢半次郎。16ミリからのブローアップ、ネガ像とポジ像を密着してのポジ焼きつけ、現像途中での意識的な露光による「東映W106方式」を採用。1964年12月27日公開予定であったが制作の遅れから、翌年の1965年1月15日公開へと順延、「あの雲に歌おう」との二本立て興行となった。1964年度キネマ旬報ベスト・テン日本映画5位。

    ネット上の声

    • Huluにあがっていて、いつか観ようとキープしていたけど、3時間ある大作なので後
    • 原作を好き過ぎたのが仇になっちゃいました
    • 肥沃だった邦画畑の土壌で咲いた最後の名作
    • 人間の生き様・善悪・業をも描き出した逸品
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1965年
    • 製作国日本
    • 時間183分
    • 監督内田吐夢
    • 主演三國連太郎
  24. キーパー ある兵士の奇跡
    • B
    • 3.90
    イギリスの国民的英雄となった元ナチス兵のサッカー選手バート・トラウトマンの実話を基に描いたヒューマンドラマ。1945年、イギリスの捕虜となったナチス兵トラウトマンは、収容所でサッカーをしていた折に地元チームの監督にスカウトされる。その後、名門サッカークラブのマンチェスター・シティFCにゴールキーパーとして入団するが、元ナチス兵という経歴から想像を絶する誹謗中傷を浴びせられてしまう。それでもトラウトマンはゴールを守り抜き、やがてイギリスの国民的英雄として敬愛されるように。そんな彼には、誰にも打ち明けられない、秘密の過去があった。主人公トラウトマンを「愛を読むひと」のデビッド・クロス、妻マーガレットを「サンシャイン 歌声が響く街」のフレイア・メーバーがそれぞれ演じた。

    ネット上の声

    • 公開当時、映画館で観たいと思いながらもタイミングが合わず、クリップしたままやっと
    • サッカーのみならずスポーツ全般に疎いわたくしでございますので、当然ながらバート・
    • 不幸な時代を生きた人々の人生を丹念に掘り起こした1作
    • こういう作品に出逢えることが人生に潤いをもたらす
    伝記、 ヒューマンドラマ
    • 製作年2018年
    • 製作国イギリス,ドイツ
    • 時間119分
    • 監督マルクス・H・ローゼンミュラー
    • 主演デヴィッド・クロス
    • レンタル
  25. 薩チャン 正ちゃん ~戦後民主的独立プロ奮闘記~
    • B
    • 3.90
    1950年代から60年代にかけ、大手映画会社に属さず、自分たちが本当に作りたい映画を作るため、独立プロダクションを立ち上げた映画人たちがいた。彼らが世に送り出した作品の多くは「名作」として、多くの観客の心をつかんだ。そんな「独立プロ映画黄金時代」に活躍した山本薩夫監督(薩チャン)、今井正監督(正ちゃん)ほか、当時の監督やスタッフたちの軌跡を記録したドキュメンタリー作品。各映画のシーン映像やさまざまな資料映像のほか、当時を知る関係者へのインタビューなどにより、独立プロが築いた一時代を検証していく。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2015年
    • 製作国日本
    • 時間94分
    • 監督池田博穂
    • 主演早乙女勝元
  26. 我等の生涯の最良の年
    • B
    • 3.90
    第2次世界大戦後のアメリカを舞台に、同じ故郷へ戻ってきた3人の帰還兵が様々な社会問題に直面しながらも再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。後に「ベン・ハー」などを手がける名匠ウィリアム・ワイラーがメガホンをとり、1947年・第19回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞(フレデリック・マーチ)、助演男優賞(ハロルド・ラッセル)など9部門に輝いた。同じ軍用機に乗り合わせてアメリカ中部の町に帰還した、階級も経歴も異なる3人の男たち。元銀行員のアル軍曹は妻や娘、息子に歓迎されるが、家庭の雰囲気がどこか変わったことに不安を感じ、ナイトクラブへ繰り出す。元ドラッグストア店員のフレッド大尉は、出征直前に結婚した妻が家出してナイトクラブで働いていることを知り、探しに向かう。戦争で両手を失った若い水兵ホーマーは自分が義手であることに引け目を感じ、家族や恋人に対して心を閉ざしてしまう。

    ネット上の声

    • 第二次世界大戦終結後帰還した、3人の兵士のアカデミー賞総なめの、素晴らしい映画で
    • 第二次世界大戦後、故郷へ帰る飛行機に偶然乗り合わせた3人の帰還兵たちのお話
    • 第19回アカデミー賞作品賞、脚色賞他9部門受賞 2時間50分の長尺の作品
    • 職探しのシーンは自分のことのように感じた
    トラウマになる、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1946年
    • 製作国アメリカ
    • 時間170分
    • 監督ウィリアム・ワイラー
    • 主演フレドリック・マーチ
  27. 名もなく貧しく美しく
    • B
    • 3.84
    松山善三が自らの脚本を、初めて監督したもので、ろう者夫婦の物語。撮影は「ぼく東綺譚(1960)」の玉井正夫。出演は小林桂樹と高峰秀子。

    ネット上の声

    • 耳が聞こえないという障害を背負いながらも太平洋戦争~戦後という混乱した時代のなか
    • あーっという見事なラストが待っていた・・
    • 展開速いがじんわりと感動 結末には???
    • 電車の中で手話する場面は印象に残る
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1961年
    • 製作国日本
    • 時間130分
    • 監督松山善三
    • 主演小林桂樹
  28. ウンベルトD
    • B
    • 3.81
    ネオレアリズモの巨匠ビットリオ・デ・シーカが、貧困にあえぐ孤独な年金生活者の苦悩を描いたドラマ。敗戦後のローマ。元公務員の老人ウンベルトは、わずかな年金を頼りに愛犬とアパートで暮らしているが、家賃を滞納し立ち退きを迫られてしまう。年金の引き上げを求めるデモに参加したり、身の回りの物を売って金を工面したりしようとするも上手くいかない。アパートで下働きする娘マリアからは、2人の兵隊のどちらかの子どもを妊娠したと打ち明けられる。キャストのほとんどは演技経験のない市井の人々で、主人公ウンベルト役には現役の大学教授だったカロル・バッティスティを抜てきした。

    ネット上の声

    • 残念ながら、人生においてがんばれば、真面目にやれば必ずしも報われるわけではない
    • ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品…
    • ずっと観たかったのだけどGEOにないし
    • 愛犬が支えなのが救いであった。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国イタリア
    • 時間87分
    • 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
    • 主演カルロ・バティスティ
  29. 二重被爆〜語り部・山口彊の遺言
    • B
    • 3.79
    1945年8月、広島と長崎で2度にわたって被爆した「二重被爆者」として知られ、2010年1月に93歳でこの世を去った山口彊氏の晩年をとらえたドキュメンタリー。2005年より自らの体験を後世に伝える語り部としての活動を開始した山口氏が、末期の胃がんに冒されながらも反核や平和を訴え続ける姿を追うほか、被爆を題材にした映画をつくりたいというジェームズ・キャメロン監督との交流なども映し出していく。

    ネット上の声

    • 核兵器根絶への願いを込めて・・・
    ドキュメンタリー
    • 製作年2011年
    • 製作国日本
    • 時間68分
    • 監督稲塚秀孝
    • 主演山口彊
  30. 日本の青春
    • B
    • 3.78
    遠藤周作の原作『どっこいショ』を、「喜劇 駅前開運」の広沢栄が脚色し、「上意討ち -拝領妻始末-」の小林正樹が監督した社会ドラマ。撮影は「君に幸福を センチメンタル・ボーイ」の岡崎宏三。

    ネット上の声

    • 戦中派‼️
    • 小林正樹は『切腹』のような辛辣さだけでなく、『この広い空のどこかに』みたいな人間
    • 戦中・戦後世代の越え難き断絶を描きながら「諦める事が青春だった」時代はとうに終わ
    • ドラマツルギーが崩壊してますぞ!社会派の反戦風ですが、サラリーマン悲喜劇で、家庭
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1968年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督小林正樹
    • 主演藤田まこと
  31. 31

    麦秋

    麦秋
    • B
    • 3.77

    移ろいゆく季節のように変化する家族の形、その一瞬の輝きを切り取った不朽のホームドラマ。

    舞台は戦後復興期の1951年、東京・北鎌倉。三世代が同居する間宮家で暮らす28歳の紀子は、明るく現代的な会社員。家族や上司は彼女の結婚を気にかけるが、本人はどこ吹く風。そんな穏やかな日常の中、紀子は周囲の予想を裏切り、亡き兄の友人で子持ちの男性との結婚を突然決意。彼女の選択は、当たり前だった家族の風景にさざ波を立てる。娘の自立を前に、喜びと寂しさが交錯する家族それぞれの想い。嫁ぐ日の朝、父が娘に贈る言葉とは。

    ネット上の声

    • 「だから私たち、結婚しないのよ、ね〜え」
    • いつかまた、一緒に会えるさ・・・・
    • 歳が近いではありませんか!?ふふふ
    • 小津安二郎が描く“今この時”
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国日本
    • 時間124分
    • 監督小津安二郎
    • 主演原節子
  32. ソフィーの選択
    • B
    • 3.76
    第2次大戦後のニューヨークを舞台に、作家志望の青年の目を通して、アウシュビッツから生き延びたポーランド人女性ソフィーとユダヤ人の恋人の過酷な愛のドラマが綴られる。反ユダヤ主義の環境に育ちながらナチに人生を踏みにじられた女性をメリル・ストリープが熱演し、アカデミー賞主演女優賞を獲得。

    ネット上の声

    • 次の日になればいつもと同じ朝がくる。
    • 生きるってこんなにも重たいの?、
    • とても”美しい”反戦映画です。
    • 人生は誰にでも公平な訳じゃない
    ホロコーストが舞台、 不幸な結末のバッドエンド、 どんでん返し、 サスペンス
    • 製作年1982年
    • 製作国アメリカ
    • 時間151分
    • 監督アラン・J・パクラ
    • 主演メリル・ストリープ
  33. 灰とダイヤモンド
    • B
    • 3.73
    「地下水道」のアンジェイ・ワイダが監督したポーランド映画。ドイツ降服直後のポーランドを背景とする、ロンドン派の抵抗組織に属した一人の青年の物語である。イェジー・アンジェイエフスキーの原作を、アンジェイエフスキー自身とワイダが脚色にあたり、撮影はイェジー・ウォイチック。音楽はフィリップ・ノワック指揮のウロツラウ放送五重奏団。出演するのはズビグニエフ・チブルスキー、エヴァ・クジイジェフスカ、アダム・パウリコフスキー、ボグミール・コビェラ、スタニスラフ・ミルスキー、ズビグニェフ・スコフロニュスキー等。

    ネット上の声

    •  晩秋恒例のポーランド映画祭。今回は劇場を変えて、シネマート新宿に...
    • ■アンジェイ・ワンダ監督の3部作、最終作〜🎬■
    • 普通の人にはつまらないです。要注意!!
    • 学生時代・・とにかくワイダにハマった
    花火が印象的、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1957年
    • 製作国ポーランド
    • 時間102分
    • 監督アンジェイ・ワイダ
    • 主演ズビグニエフ・チブルスキー
  34. 海賊とよばれた男
    • B
    • 3.72
    2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹の同名ベストセラー小説を、同じく百田原作の「永遠の0」を大ヒットさせた岡田准一主演×山崎貴監督のタッグで映画化。出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたといわれる主人公・国岡鐵造を岡田が演じ、吉岡秀隆、染谷将太、綾瀬はるか、堤真一ら豪華キャストが共演する。主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。それでもあきらめない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが……。

    ネット上の声

    • 今自分がここに居ることに感謝したくなる
    • 日章丸のイラン派遣の英断が素晴らしい!
    • 激動の時代を駆け抜けた男達の熱情物語
    • 感動も感心もしませんがそれなりに
    会社再建、 ビジネス、 ヒューマンドラマ
    • 製作年2016年
    • 製作国日本
    • 時間145分
    • 監督山崎貴
    • 主演岡田准一
  35. 日本人の勲章
    • B
    • 3.70
    「あの高地を取れ」のドア・シャーリーが1955年に製作した異色西部劇で、ハワード・ブレスリンの原作から「底抜け最大のショウ」のドン・マクガイアが脚色、「拳銃魔」のミラード・カウフマンが脚本化し、「海底の黄金」のジョン・スタージェスが監督に当たった。イーストマンカラー色彩の撮影は「裸の拍車」のウィリアム・C・メラー、「幌馬車隊」のアンドレ・プレヴィンが音楽を担当した。出演者は「折れた槍」のスペンサー・トレイシー、「裸の拍車」のロバート・ライアン以下、「奥様は芳紀17才」のアン・フランシス、「ホワイト・クリスマス」のディーン・ジャガー、「遠い国」のウォルター・ブレナン、「皇太子の初恋」のジョン・エリクソン、アーネスト・ボーグナインなど。

    ネット上の声

    • 長引くコロナ禍、中国との新冷戦の始まり アジア人差別は米国でも欧州でも広がっているといいます いまこそ本作とダニエル・イノウエのことを私達は知り、どう行動すべきなのか考える時であると思います
    • 1955年にこんな映画を撮れるアメリカは凄い
    • 知名度が高い作品だと思っていた。。。
    • 画面に登場しない日本人の《勲章》
    アクション
    • 製作年1955年
    • 製作国アメリカ
    • 時間81分
    • 監督ジョン・スタージェス
    • 主演スペンサー・トレイシー
  36. 揺れる大地
    • B
    • 3.70
    映画史に燦然とその名を刻むイタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティの監督第2作。シチリア出身作家の長編小説をベースに描いた物語で、プロの俳優を一切起用せず、シチリア島の漁師たちを出演させてドキュメンタリータッチに撮影した意欲作。イタリア・ネオレアリズモの代表的作品として知られる。1948年・第9回ベネチア国際映画祭国際賞受賞。小さな村で漁師を生業としているバラストロ一家。寝ずの漁を行っても網元から搾取され、貧しい生活は好転しない。見かねた長男のアントニオは、網元からの独立を決意するが……。日本では90年に初公開。2017年には「ルキーノ・ヴィスコンティ 生誕110年 没後40年メモリアル イタリア・ネオレアリズモの軌跡」と題した特集で、修復されたデジタル2Kリマスター版が公開。

    ネット上の声

    • リアリズム表現のひとつの境地にある、ヴィスコンティ初期の特異な代表作
    • ヴィスコンティの凄さを痛感した作品です
    • ただ前を向いて生きて行く
    • 未来を見据えて今を生きる
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1948年
    • 製作国イタリア
    • 時間161分
    • 監督ルキノ・ヴィスコンティ
    • 主演アントニオ・アルチディアコノ
  37. 37

    めし

    めし
    • B
    • 3.69
    製作は「哀愁の夜(1951)」の藤本真澄。朝日新聞連載中絶筆となった林芙美子の原作から「哀愁の夜(1951)」の井手俊郎と「少年期」の田中澄江とが共同で脚本を執筆、「舞姫(1951)」の成瀬巳喜男が監督に当っている。撮影は「武蔵野夫人」の玉井正夫である。出演者は、「死の断崖」の上原謙と島崎雪子、「麦秋」の原節子と杉村春子、二本柳寛、「赤道祭」の杉葉子と山根壽子、「平手造酒(1951)」の山村聡、花井蘭子などの他に、進藤英太郎、大泉滉、風見章子、中北千枝子、小林桂樹などである。

    ネット上の声

    • 【原作者の林芙美子は、原節子の起用に対し”美しすぎる。全く原作のイメージと異なる・・”と反対したが、”遣る瀬泣き男”じゃなかった、成瀬己喜男が主役に起用し、原節子の第二期黄金時代を彩った作品。】
    • 原節子さんいいですねぇー🤗✨不満を抱える美人妻の役がとても似合ってました🤗✨大好
    • 猫を愛でよう22会!今回はなんと渋いヒューマンドラマ
    • 成瀬巳喜男&林芙美子。主演・上原謙&原節子
    夫婦、 大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国日本
    • 時間97分
    • 監督成瀬巳喜男
    • 主演上原謙
  38. 山河遥かなり
    • B
    • 3.69
    第2時世界大戦直後のドイツ。ナチの収容所から救出された少年・カレルは、アメリカ兵・ラルフの世話を受けるが、母親から引き離されたショックで言葉を話さなくなっていた。その頃、カレルの母・アンナは息子の消息を求めて、あてのない旅を続けていた。

    ネット上の声

    • 人間の本来持っているやさしさに涙・・・
    • 分かっていても泣けてしまう名作
    • 子役が可愛い・・・
    • 過去鑑賞記録
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1947年
    • 製作国アメリカ,スイス
    • 時間105分
    • 監督フレッド・ジンネマン
    • 主演イワン・ヤンドル
  39. 戦場のレクイエム
    • B
    • 3.68
    「女帝/エンペラー」のフォン・シャオガン監督が、ひとりの兵士を通して中国内戦の悲劇を描いた戦争映画。1948年、中国では毛沢東率いる人民解放軍と国民党軍が熾烈な内戦を繰り広げていた。最前線から1人だけ生き延びた人民解放軍の連隊長グー・ズーティは、自分が撤退命令のラッパを聞き逃したせいで仲間を失ったと自責の念にかられていた。「イノセントワールド 天下無賊」のチャン・ハンユーが主演。

    ネット上の声

    • 想像してごらん、大石内蔵助が年金生活者
    • ラッパが奏でる最高に切ないエンディング
    • これは凄い(この作品はすごい!)
    • ぜんぜん期待してませんでしたが‥
    リアルな戦闘シーンがある、 戦争、 実話
    • 製作年2007年
    • 製作国中国
    • 時間124分
    • 監督フォン・シャオガン
    • 主演チャン・ハンユー
  40. 僕は戦争花嫁
    • B
    • 3.67
    西ドイツの米軍占領地区で物資購入委員をしているフランス人大尉アンリは、通訳に配属された米軍士官キャサリンと組んで仕事をしていた。喧嘩友達の関係からいつしか互いへの恋心を認めた2人は結婚を決意する。外国女性と結婚した米軍兵士については「戦争花嫁」として妻を本国に連れ帰る規定があったが、婦人士官が外国人を夫にした場合は何の規則もなく、アンリはやむなく「男性の戦争花嫁」なる資格でアメリカ入国の許可を貰ったが……。出演者たちの急病などで撮影が度々中断されるなど製作はトラブル続きだったが、全米年間第3位のヒットとなった。

    ネット上の声

    • 全編笑いに満ちた作品
    • ジェンダーロールの反転をしている題材が今っぽいとかいうけど、ホークスの他の作品に
    • 女性がスクリューボールのコメディはどうしてもミソジニーを感じてしまって苦手だが、
    • あまりメチャクチャやってない(船に上がったら海兵隊と乱闘するくらいは必要ではない
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1949年
    • 製作国アメリカ
    • 時間105分
    • 監督ハワード・ホークス
    • 主演ケイリー・グラント
  41. 酔いどれ天使
    • B
    • 3.67
    戦後の混乱期。ヤミ市を舞台に飲んべえの医者と結核を患う若いやくざとの交流を描いた作品。新人・三船敏郎は痩せこけた頬にギラギラとした眼光を放ち出色の演技を見せ、この1本でスターダムにのし上がった。映像とかけ離れた音楽を配する演出手法は、この作品以降多用されている。戦後の混沌としたエネルギッシュな雰囲気が見事に描かれた本作は、黒澤=三船の黄金コンビ誕生の記念すべき作品である。

    ネット上の声

    • 僕の持っていた予想を大きく超えていた傑作
    • 花の好きなヤクザとあんみつ女子高生。
    • 黒澤作品で私が最も愛する作品
    • 来年は生誕100周年。第3弾
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1948年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督黒澤明
    • 主演志村喬
  42. 現代人
    • B
    • 3.66
    製作は「お茶漬の味」の山本武が担当、「慟哭」の猪俣勝人が脚本を書き、「本日休診」の斎藤良輔が潤色している。監督は渋谷実の「本日休診」に次ぐもの。撮影は「二つの花」の長岡博之。出演者の主なものは、松竹映画に久々に出演する「若い人(1952)」の池部良、「華やかな夜景」の小林トシ子、「女のいのち」の山村聡、「いとし子と耐えてゆかん」の山田五十鈴の他、高野由美、多々良純、伊達信などである。

    ネット上の声

    • 山村聡の優柔不断で流されやすい課長には笑ってしまうし、山田五十鈴の悪いバーのマダ
    • 本映画はフランス語字幕版のみが存在
    • 中年以降から見た「理解できない若者像」を見事に具現化した池部良の素晴らしさ
    • キザな池部良に慣れずソワソワ、と思ったらこれで演技が開眼したとか
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1952年
    • 製作国日本
    • 時間112分
    • 監督渋谷実
    • 主演池部良
  43. 蜂の巣の子供たち
    • B
    • 3.66
    坪田譲治原作の「善太と三平物語 風の中の子供」「子供の四季」と続いて児童物に成功した清水宏(1)が独立して製作する作品で脚本も演出も清水宏(1)が当たっている。戦争初期一九四二年度の松竹京都作品「みかへりの塔」以来の清水宏(1)作品である。清水宏(1)は終戦以来浮浪児問題に大きな関心を寄せ自ら手元に幾十人もの浮浪児を置き、現在生活を共にしているが、この映画にもその子供達をえらんで出演させたもので一人の既成俳優も出ていない、全くの異色作というべき第一回作品である。撮影は長らく佐々木太郎の助手をしていた古山三郎が担当した。なお、これには一ツのセットも使用せず、山陽道のオール・ロケである。

    ネット上の声

    • 映画の子供たちに見覚えはありませんか?
    • 子どもには親身になってやる大人が必要
    • 第2回ヒロシマ平和映画祭の一環として上映された。 こういう、主人公...
    • 私が見た、おすすめしたい難民映画
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1948年
    • 製作国日本
    • 時間86分
    • 監督---
    • 主演岩波大介
  44. その後の蜂の巣の子供たち
    • C
    • 3.63
    戦後、戦災浮浪児をとりあげて清水宏(1)が製作監督したドキュメンタリー的劇映画「蜂の巣」の続編となるもの。前回と同じく全部ロケーションによる撮影で、また出演者も、蜂の巣の子供たちを始め、現熱海市長の宗秋月、原田先生の「子供の科學」で著名な科学者原田三夫、日守新一の令嬢日守節子、大辻司郎令嬢大辻名名など、全員素人の賛助出演を得ている。(未公開)

    ネット上の声

    • 不満があるとすれば、蜂の巣の子どもたちをもっと見ていたいということだけ
    • 部屋の撮り方、画面の奥への意識、コメディパートを受け持つあの子最高
    • タイトル通り1948年の「蜂の巣の子供たち」の続編
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国日本
    • 時間95分
    • 監督清水宏
    • 主演岩本豊
  45. 長屋紳士録
    • C
    • 3.62
    無声時代「東京の合唱」「生れてはみたけれど」「出來心」「大学よいとこ」等幾多の名作を生み、戦前「一人息子」「淑女は何を忘れたか」「父ありき」等を発表昨夏帰還した小津安二郎の再起第一回監督作品。脚本は「美人哀愁」以来「出來心」「浮草物語」「一人息子」「戸田家の兄妹」「父ありき」に至るまで数多くの協同作品をものした自身と池田忠雄の協同で、撮影には「鍵を握る女」「許された一夜」等の厚田雄春が当っている。小津作品のおなじみの俳優が顔をそろえている他、往年の名子役突貫小僧の実弟青木富廣が少年役で出演している。

    ネット上の声

    • 人情物語は苦い薬を飲ませるための糖衣だったのです
    • 当時の「再会すること」の重みを感じる作品。
    • 布団がアメリカ国旗に似てるんですけど…
    • 晩春、麦秋に比べると少し味気ない...。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1947年
    • 製作国日本
    • 時間72分
    • 監督小津安二郎
    • 主演飯田蝶子
  46. おかあさん
    • C
    • 3.61
    名匠・成瀬巳喜男監督が、戦後の下町を舞台に庶民の日常を温かいまなざしでつづった家族ドラマ。全国児童つづり方集「おかあさん」をもとに、名脚本家・水木洋子が脚色した。戦災で家業のクリーニング店を失った福原家は、父が工場の守衛、母が露店の飴売り、長女も今川焼を売り、苦労の末にようやく店を再開させる。病に伏せていた長男は亡くなったが、父の弟子・木村が店を手伝ってくれることに。そんな矢先、父が他界してしまう。母は2人の娘と幼い甥を抱え、木村の手ほどきを受けながら必死に店を切り盛りしていく。母を田中絹代、長女を香川京子が演じた。

    ネット上の声

    • 成瀬巳喜男監督の代表作は、本作3年後の1955年の「浮雲」とされるようですが、本作こそ代表作にふさわしい作品と思います 大好きな作品です
    • 苦労を重ねながら堅実に生きる、そんな日本のおかあさんの実像を描く成瀬演出の確かさと美しさ
    • 成瀬監督が描く、“我慢”の世界が心を打つ
    • 加東大介 まさに此の役 面目絶妙 
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1952年
    • 製作国日本
    • 時間100分
    • 監督成瀬巳喜男
    • 主演田中絹代
  47. 第三の男
    • C
    • 3.57
    イギリス人作家グレアム・グリーンのオリジナル脚本を名匠キャロル・リードが映画化したフィルムノワール。第2次大戦終戦直後、米英仏ソの四カ国による分割統治下にあったウィーンに親友ハリー・ライムを訪ねてきたアメリカ人作家のホリー。だが、ハリーの家に着くと守衛からハリーは交通事故で死亡したと告げられる。腑に落ちないホリーはウィーン中の関係者をあたり、真相究明に奔走するが……。出演はジョセフ・コットン、アリダ・バリ、そして謎の男ハリー・ライムにオーソン・ウェルズ。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。1949年製作で、日本では52年に劇場公開。2020年8月、人気声優による名画吹き替えプロジェクト「NEW ERA MOVIES」で新たに制作された吹き替え版(ホリー・マーチンス役=平田広明/ハリー・ライム役=鈴村健一/アンナ・シュミット役=本田貴子)で公開(モービー・ディック配給)。

    ネット上の声

    • 白黒映画の良さを十二分に堪能出来る。ストーリーも良く出来ていて古臭...
    • サスペンス映画史上不朽の名作。なるほど納得。 なんとも印象的な音楽...
    • 親友の事故死の謎を追うっていうミステリー展開。 オーソン・ウェルズ...
    • 映像、音楽、名セリフ、名ラスト・・・
    小説家、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1949年
    • 製作国イギリス
    • 時間105分
    • 監督キャロル・リード
    • 主演ジョセフ・コットン
  48. 48

    縮図

    縮図
    • C
    • 3.54
    「村八分」に次ぐ近代映画協会の作品。「暴力」の監督吉村公三郎が製作を担当、「村八分」の絲屋寿雄と山田典吾及び能登節雄等がこれに協力している。原作は徳田秋声の著名小説、「原爆の子」の新藤兼人が脚色・監督にあたった。撮影は「原爆の子」の伊藤武夫、音楽は「村八分」の伊福部昭。出演者も「村八分」のメンバーが多数で、乙羽信子、山村聡、日高澄子、菅井一郎、英百合子などに、「嫁ぐ今宵に」の山内明、細川ちか子、「加賀騒動」の山田五十鈴、「女ひとり大地を行く」の宇野重吉と北林谷栄などが加わっている。

    ネット上の声

    • 確かに人身売買=悪だが
    • 報われない
    • 死んでよかった…芸者にならずに済んだもの
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1953年
    • 製作国日本
    • 時間135分
    • 監督新藤兼人
    • 主演乙羽信子
  49. 野良犬
    • C
    • 3.51
    巨匠・黒澤明監督が初めて本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。暑い夏の日の午後。若い刑事村上は射撃練習を終え、満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、車内でコルト銃を盗まれたことに気づき、慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失う。コルトには実弾が7発。村上の必死の捜索もむなしく、やがてそのコルトを使った強盗事件が起きてしまう。窮地に追い込まれた村上は老練な刑事佐藤の助けを借り、コルトの行方を追うのだった……。真夏の都会を覆う息苦しいほどの灼熱の空気が緊迫感を生み出し、切れ味鋭い演出が目を見張る。

    ネット上の声

    • シムノンのファンだったという黒澤は明らかに当時のハードボイルド刑事ものに触発され
    • 刑事物の古典として意義ある作品。 当時の東京の風景も興味深いです。...
    • 昭和24年の東京は熱気溢れていた
    • 序盤があまりに間延びが多く・・・
    ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1949年
    • 製作国日本
    • 時間122分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • レンタル
  50. 私は貝になりたい
    • C
    • 3.50
    昨年度芸術祭文部大臣賞を受賞した同名のテレビドラマの映画化。「コタンの口笛」の橋本忍が、自身の原作を自ら脚色・監督する。撮影は「暗黒街の顔役」の中井朝一。

    ネット上の声

    • 名誉の戦死と戦争犯罪者の差。これが実態。
    • 一般人の私には内容が重過ぎました
    • 出口のない迷宮に追い込まれる恐怖
    • 知っていて欲しい「理不尽」
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1959年
    • 製作国日本
    • 時間113分
    • 監督橋本忍
    • 主演フランキー堺

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