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ロベルト・ロッセリーニがナチスドイツに抵抗するレジスタンスの戦いを描き、イタリア・ネオレアリズモの原点にして代表作となった記念碑的作品。第2次世界大戦末期。レジスタンスの指導者マンフレーディは資金調達のため、ナチス支配下にあるローマへやって来る。ゲシュタポに追われているマンフレーディは同志フランチェスコの家に匿ってもらい、神父ドン・ピエトロに連絡役を頼む。フランチェスコとピーナの結婚式の日、彼らはゲシュタポに襲われ、マンフレーディは逃げ延びるが……。若き日のフェデリコ・フェリーニが脚本に参加。1946年・第1回カンヌ国際映画祭で、当時の最高賞にあたるグランプリに輝いた。
ネット上の声
- 大女優バーグマンが夫も子供も捨てた映画!
- 歴史の要請に応えた映画の底力を思う。
- 『神よ、彼らを赦したまえ・・・。』
- 「生きる」力強さには無条件降伏です
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督ロベルト・ロッセリーニ
- 主演アルド・ファブリッツィ
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第2次世界大戦後のアメリカを舞台に、同じ故郷へ戻ってきた3人の帰還兵が様々な社会問題に直面しながらも再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。後に「ベン・ハー」などを手がける名匠ウィリアム・ワイラーがメガホンをとり、1947年・第19回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞(フレデリック・マーチ)、助演男優賞(ハロルド・ラッセル)など9部門に輝いた。同じ軍用機に乗り合わせてアメリカ中部の町に帰還した、階級も経歴も異なる3人の男たち。元銀行員のアル軍曹は妻や娘、息子に歓迎されるが、家庭の雰囲気がどこか変わったことに不安を感じ、ナイトクラブへ繰り出す。元ドラッグストア店員のフレッド大尉は、出征直前に結婚した妻が家出してナイトクラブで働いていることを知り、探しに向かう。戦争で両手を失った若い水兵ホーマーは自分が義手であることに引け目を感じ、家族や恋人に対して心を閉ざしてしまう。
ネット上の声
- 第二次世界大戦後、故郷へ帰る飛行機に偶然乗り合わせた3人の帰還兵たちのお話
- 第19回アカデミー賞作品賞、脚色賞他9部門受賞 2時間50分の長尺の作品
- 水野さんの声が聞こえてきました
- 家族ドラマの頂点のひとつ
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間170分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演フレドリック・マーチ
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「アラビアのロレンス」の名匠デビッド・リーンがキャリア初期の1945年に手がけた名作メロドラマ。俳優・作家・演出家としても知られるノエル・カワード製作のもと、カワード作の戯曲「静物画」を映画化。中年の男女の不倫の恋を、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」の調べに乗せて描き、1946年・第1回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた。夫や息子と暮らす平凡な主婦ローラは、毎週木曜に近くの街へ汽車で出かけ、買い物や映画鑑賞をして楽しんでいた。ある木曜の夕方、帰りの汽車を待っていた彼女は、喫茶店で医師アレックと知り合う。その後、食堂でアレックと再会したローラは、彼もまた毎週木曜に友人の代診で街を訪れていることを知る。2人は惹かれ合い、毎週会うようになるが……。1974年にはソフィア・ローレンとリチャード・バートンの共演でテレビ映画としてリメイクされた。
ネット上の声
- 【”目に入った煤を取ってくれた彼。”今作は家族ある女がふとしたきっかけで同じく家族持ちの医師と疚しい心を抱きつつ恋に落ち、やがて別れる様を気品高く描いた恋愛映画である。】
- 奥さまに興味無さそうに毎日暮らしているかと思っていたけど、旦那さまは彼女の毎日の
- デヴィッド・リーン監督の最高傑作かもしれない‼️
- 〝すべてを覚えていたい 一瞬一瞬まで・・・〟
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国イギリス
- 時間86分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演セリア・ジョンソン
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ネット上の声
- フランスに領土の返還
- 複雑さを演出の巧みさでカバー
- グローブ座での芝居が楽しい
- ヘンリー五世とかゆー人の話と思いきやヘンリー五世とかゆー人の劇中劇とかで始まって
- 製作年1945年
- 製作国イギリス
- 時間137分
- 監督ローレンス・オリヴィエ
- 主演ローレンス・オリヴィエ