-
大作「映画史」などの映画監督ジャン・リュック・ゴダールが、自らを対象として世界を描こうとした、自伝でもなく、肖像でもない<自画像映画>とでもいうべき作品。ジャン・リュック・ゴダールのイニシャルであるJLGがタイトルに冠され、ゴダール自身が主人公として出演するが、ドキュメンタリーと呼ぶにはフィクションが随所に挿入され、映画、文学、哲学など様々な要素の映像と言葉が渾然となって一体化している。映画局査察官役で批評家のルイ・セガン、映画史家のベルナール・エイゼンシッツ、「新ドイツ零年」のアンドレ・S・ラバルトが出演。また音楽は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲と第七交響曲、ヒンデミットの「葬送音楽」、アルヴォ・ベルトの「ミゼーレ」が使われている。
ネット上の声
- “JLG/JLG - autoportrait de décembre”という原
- ゴダールマラソン終盤
- 分らなくていいのさ
- 分らなくていいのさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国フランス
- 時間56分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
ジャン=リュック・ゴダールが、10年以上の歳月をかけて作り上げた、全8章、のべ4時間半にわたる「映画の歴史」に関する考察。古今東西の無数の映画フィルムを集めてビデオに変換し、膨大な数の美術や文学、音楽からの引用をまじえてモンタージュしたデジタル作品。
ネット上の声
- 1998年、ゴダールが10年の歳月をかけて作り上げたという大作
- で、なにがしたいか分かった?そろそろ・・
- 陰謀としての映画史
- ゴダールマラソン
ドキュメンタリー
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間268分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジュリー・デルピー
-
ネット上の声
- 一様であり多様
- いくら映画が編集室で出来上がるとは言え、ひとりでカタカタと編集しただけの作品に映
- しばしば人の目につかぬもの、殆ど予感されたことのないある指示のかすかな跡である痕
- セックスのアイコンとしてのロリータと死が同調するモンタージュはクソカッコいいが難
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国フランス
- 時間41分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
現在をモノクロフィルムで、回想をカラーのデジタル撮影で描く、ゴダール久々の新作。愛について描く新作のため、オーディションをする芸術家エドガー。彼は、ヒロインに相応しい女性に2年前会っていることを思い出す。彼女は、レジスタンスの歴史を調べていて出会った、かつてレジスタンスの闘志だった老夫婦の孫娘だった。老夫婦の回想録の映画化を巡り、ハリウッドのエージェント、国防省の役人らが彼らの周囲に出没する。
ネット上の声
- リマスター希望
- 印象派絵画と同じ高みにある秀作
- ゴダールマラソン
- 「ひとりの人間が、ほかのもうひとりの人間を多少とも必要としている様子を見せはじめ
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国フランス,スイス
- 時間98分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ブリュノ・ピュジュリュ
-
ネット上の声
- もはや映画ではない
- ゴダール目線で語られる映画史というところに非常に期待して、いわゆる普通のドキュメ
- 映画史だから比較的わかりやすいかなと思ったらこれまでにないくらいゴダール節全開で
- ゴダールからフランス映画史を学ぼうと試みたが、モンタージュの連続、あまりにも圧倒
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国フランス
- 時間50分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
ジャン=リュック・ゴダール監督が、ビゼーの名作オペラの原作として知られるプロスペル・メリメの短編小説を下敷きに撮りあげたラブストーリー。
現代のパリ。仲間たちと銀行を襲撃した美貌の女カルメンは、犯行中に出会った警備員の青年ジョゼフと恋に落ちる。2人は逃亡を図るが、ジョゼフは警察に捕まってしまう。やがて釈放されたジョゼフはカルメンのもとへ向かうが……。
後に「肉体の悪魔」などに出演するマルーシュカ・デートメルスがカルメン役で鮮烈なデビューを果たし、カルメンの伯父で精神病院に入院中の元映画監督ジャンをゴダール監督が自ら演じた。楽曲にはベートーベンの弦楽四重奏曲を多く使用。1983年・第40回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
ネット上の声
- 「カルメン」になっていく、名前以前の誰か
- 楽しめる人には楽しめるようです
- さっぱりわからなかった。
- 勝手にしやがれ?
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国フランス,スイス
- 時間85分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マルーシュカ・デートメルス
-
2022年9月に他界したフランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールの遺作となった短編映画。
ゴダール自身による手書きの文字、絵、写真、映像のコラージュに音楽やナレーションをあわせ、比類なき独創性とインパクトで描いたゴダール芸術の集大成的作品で、音楽とサウンドトラックの切れ目にはゴダール自身の老いた、穏やかな、そして激しく震える声を聴くことができる。
フランスの世界的メゾン、サンローランが設立した映画制作会社・サンローランプロダクションが製作を手がけた。2023年・第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門選出作品。
ネット上の声
- canon
- めくるめくイメージとテキストの洪水で再生成された『映画史』はやっぱりすごいんだな
- 芸術作品すべてに落とし込む必要はないとは思っているけれど、いまこの世界で起きてい
- 取り敢えずシャルル・プリニエという名前とカルロッタという名前を覚えようとした
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国フランス,スイス
- 時間20分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
「勝手にしやがれ」のジャン=リュック・ゴダールの長編第4作で、前作「女は女である」に続き、公私にわたるパートナーのアンナ・カリーナ主演で撮りあげた作品。パリのとあるカフェで、夫と人生を語り合った末に別れることになったナナ。家賃も払えないほどの生活に陥ってしまった彼女は、街で男を誘い売春するように。やがてナナは、見知らぬ男と関係を持つことに無感覚になっていく。「シェルブールの雨傘」などの名作曲家ミシェル・ルグランが音楽を手がけた。2019年2月、「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- 【”零落。そして儚く短き、美しき女の人生。”哀しい物語であるが、アンナ・カリーナの抑制した演技が作品に趣を醸し出している作品。】
- 無声映画愛と美術史的文脈に裏打ちされたソリッドなカメラワーク。もう一つの『女は女である』悲劇篇。
- 『責任を忘れるのも私の責任』
- もっとも好きなゴダール作品!
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンナ・カリーナ
-
ジャン=リュック・ゴダール初期の名作で、アメリカの犯罪小説を原作に、2人の男と1人の女が織り成す恋模様や犯罪計画をコメディタッチに描いたメロドラマ。
冬のパリ。性格は正反対だが親友同士のフランツとアルチュールは、北欧からやってきた美しく奥手なオディールにそろって一目ぼれをする。ある日、オディールの叔母の家に大金が眠っていることを知った3人は、その金を盗み出そうと企むが、計画は二転三転し……。
当時夫婦だった、ゴダール監督とオディール役の女優アンナ・カリーナが設立した製作会社「アヌーシュカ・フィルム」の第1弾作品。音楽は「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグラン。日本では長らく劇場未公開だったが2001年に初公開された。
ネット上の声
- 映画を見る幸せ・・・ビバ!はなればなれに
- ヤバイ、ゴダールが面白いだなんて(笑)
- ヌーヴェル・ヴァーグらしい愛すべき映画
- 演出が青臭い、でもがそこがいとおしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス
- 時間96分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンナ・カリーナ
-
今夕までに映画を1本作れば罪が許されるというゴダール白痴/公爵殿下の旅と、新しい音を求める音楽家の旅、<地上にひとつの場を>求める異星人のような男の旅が交錯、コミック漫画のように、冒険活劇のように展開していく。文学からの引用が音と映像のコラージュの中で疾走する、ゴダール監督の80年代劇場用長編映画第6作。
ネット上の声
- 意外と淡白
- 流石に人類には早すぎたユーモア?ゴダールさんは自身を白痴と呼び、精一杯の喜劇を演
- セザンヌの絵画みたいな映画。音楽(リズム、と言った方がいいのかな)...
- とにかく絵がきれいさ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国フランス
- 時間81分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
ネット上の声
- ゴダールの最も愛らしい作品の一つ
- 弾ける若さ!
- 女が男を小馬鹿にするようなタイトルが、実は逆に男の口車に乗せられた結果だという形
- ナンパ男が二人の女の子に手を出すが、実は彼女らはルームメイトだった…という話
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間21分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=クロード・ブリアリ
-
72年の「万事快調」以来、政治的/実験的な映画に専念していた映画作家ジャン・リュック・ゴダールが商業映画に復帰し、「パッション(1982)」「カルメンという名の女」をはじめとする80年代以降の充実したフィルモグラフィーの幕開けとなった作品。新旧の作品の連続公開で再びゴダールが注目を集めているさなか、15年目にして正式に初公開された。これ以後のゴダール作品に繰り返し現れるスイス・レマン湖畔の美しい自然を背景に、3人の男女の出会いと別れを描く。70年代のゴタール作品で追求されてきたコミュニケーション、労働、性、権力、家族制度といった主題が、スローモーションとストップモーションを多用した瑞々しく、躍動感溢れる映像でつづられている。奇妙な題名は二重の題名のモンタージュで、観客に第三の題名の創造を示唆しているという。「-1=勝手に逃げろ」「0=人生」という導入部に続く、「1=創造界」「2=不安」「3=商売」「4=音楽」の4つの章で構成されている。クレジットはcomposer=構成者となっているゴダール自身の原案を、公私に渡るパートナーであるアンヌ・マリー・ミエヴィル、ルイス・ブニュエル作品などで知られるフランスを代表する脚本家ジャン・クロード・カリエールの共同で脚色(ミエヴィルは編集も担当)。撮影は「ヌーヴェルヴァーグ」のウィリアム・ルプシャンスキーと、「ヘカテ」などダニエル・シュミット作品で知られるレナート・ベルタ。音楽は「愛人 ラマン」「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のガブリエル・ヤーレが担当。主演は「パッション(1982)」「愛・アマチュア」のイザベル・ユペール、「私の夜はあなたの昼より美しい」のジャック・デュトロン、「ゴダールの探偵」「夏に抱かれて」のナタリー・バイほか。
ネット上の声
- いくつもの性、見える音楽
- ゴダールと名乗る映画監督の男は彼女から別れを切り出され、前の妻と娘との関係も良好
- 商業映画復帰作なのに主人公の名前がまんまゴダールだったり、妻子との生活が上手くい
- 大学お笑いなんかを齧った「お笑い好き」が、たまには気の利いたことを言おうとしたの
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス,スイス
- 時間98分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャック・デュトロン
-
ジャン=リュック・ゴダールの初長編監督作。即興演出や手持ちカメラでの街頭撮影など、当時の劇場映画の概念を打ち破る技法で製作され、後の映画界に大きな影響を与えた、ヌーベルバーグの記念碑的作品。原案はフランソワ・トリュフォー、テクニカルアドバイザーとしてクロード・シャブロルも参加している。警官を殺してパリに逃げてきた自動車泥棒のミシェルは、新聞売りのアメリカ留学生パトリシアとの自由な関係を楽しんでいた。パトリシアはミシェルの愛を確かめるために、彼の居場所を警察に伝え、そのことをミシェルにも教えるが……。2016年にデジタルリマスター&寺尾次郎氏による新訳版が公開。2022年には、公開60周年を記念してつくられた4Kレストア版で公開。
ネット上の声
- つまりアホだ −ラスト2行に全てを集約−
- ジーン・セバーグがとにかく美しい
- いま観ても”新作”じゃないの!?
- 肩の力を抜いて感覚で観ればいい
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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名匠ジャン=リュック・ゴダールがスター女優ブリジット・バルドーを主演に迎えて手がけた長編第6作。イタリア人作家アルベルト・モラビアの同名小説をもとに、ある夫婦に訪れる愛の終焉を、斜陽化の進むヨーロッパ映画産業の問題と絡ませながら描いた。
脚本家のポールは映画プロデューサーのプロコシュから、フリッツ・ラングが監督する大作映画「オデュッセイア」の脚本の手直しを依頼される。ポールと妻で女優のカミーユはプロコシュの自宅へ招かれるが、ポールが遅れて到着するとカミーユの態度はなぜか豹変しており、彼に対して軽蔑のまなざしを向ける。やがてポールとカミーユは映画のロケのため、カプリ島にあるプロコシュの別荘を訪れるが……。脚本家ポール役を「昼顔」のミシェル・ピッコリ、映画プロデューサーのプロコシュ役を「シェーン」のジャック・パランスが演じる。
巨匠フリッツ・ラング監督が本人役で出演。日本初公開は1964年。2017年9月にデジタルリマスター版が公開。2023年11月には60周年4Kレストア版で公開。
ネット上の声
- 愛しているのに軽蔑される辛さ 見事に
- ゴダールのラブ、好き好き大っ嫌い!
- 愛に執着して喧嘩して裏切る
- 旦那さん、あんたが悪い。
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間102分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ミシェル・ピッコリ
-
妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていたフェルディナン。ある夜、彼の家にベビーシッターとして現れたのは、かつての恋人・マリアンヌだった。フェルディナンは彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝、彼女の部屋には男の死体があり…。
ネット上の声
- 肌の、海の、部屋の匂いが立つ映像だなあ、と思う
- 睡眠不足で観てはいけない。やられた。
- ストーリーばかり追うときっと寝る
- ゴダールシルクハットマジック
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間109分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
-
「勝手にしやがれ」のジャン=リュック・ゴダールの長編第3作で、“登場人物が歌わないミュージカルコメディ”という発想に基づいて制作されたラブコメディ。キャバレーの踊り子アンジェラは一緒に暮らす恋人エミールに、今すぐに子どもが欲しいと言い出す。エミールはそんな彼女に戸惑いを隠せない。そこへ、アンジェラに想いを寄せる青年アルフレッドが現れ……。ゴダール監督の前作「小さな兵隊」に続いてアンナ・カリーナがヒロインを務め、「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドがアルフレッド、「いとこ同志」のジャン=クロード・ブリアリがエミールを演じた。「シェルブールの雨傘」などの名作曲家ミシェル・ルグランが音楽を担当。
ネット上の声
- 男と女の意見の不一致をコミカルに描く佳作
- 「♪わたしはいつも“ウィ”と答える」
- コメディのルーツは、ここになるのかな
- ゴダールリズムのアンナ・カリーナ
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間84分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
-
1960年代前後に台頭したヌーヴェル・ヴァーグの旗手的存在だったジャン・リュック・ゴダール監督によるドラマ。主演は二役を演ずるアラン・ドロンで、ゴダールとは初顔合わせ。
ネット上の声
- NO.48「ぬ」のつく元気になった洋画
- 異星人的感性の方におススメします
- 残念ですが、ツマラナイ!
- ゴダールとアランドロン
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国フランス,スイス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アラン・ドロン
-
73歳になったゴダール監督の最新作。3部構成で、戦争映像のモンタージュ「地獄編」、サラエボを舞台にゴダール自身が本人を演じて、彼の講義に出席した女子学生オルガとの交流を描く「煉獄(浄罪界)編」、殉教したオルガのその後を描く「天国編」が展開。アラブの詩人マフムード・ダーウィッシュ、スペイン作家ファン・ゴイティソーロ、フランスの評論家ピエール・ベルグニウらの実在の小説家・芸術家たちが多数本人役で出演。
ネット上の声
- これは一体、なんなのだろうか?自分はゴダールを見誤っていたのかもしれない
- 舞台はセルビアじゃなくてサラエヴォです。。。。
- 今もなお、ゴダールの前では絶句します
- ゴダールよりマツジュン!! by嫁
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ナード・デュー
-
ネット上の声
- 中盤まで眠くて眠くてという当然のようなゴダール作品だけど終わる頃にこの語り方に慣
- バンクシーのドキュメンタリーでMr.ブレインウォッシュが意味不明の映像作品を作り
- 何のことか分かりにくいけど、必死でゴダールの意図を探す
- 映画に取り付かれた狂老人の夢想、独り言。
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演---
-
ベルリンの壁崩壊後のドイツを舞台に、フィクションとドキュメンタリーを交えて西欧史と映画史を交錯させ、国家の「孤独」を浮かび上がらせた一編。当初、TVの「孤独:ある状態とその変容」シリーズ用に製作されたが(本国では91年11月放映)、劇場公開を望むジャン・リュック・ゴダール監督により、ヴェネツィア映画祭の出品規定(六十分以上)に合わせて四分を加え、計六二分として九一年の同映画祭に出品。「イタリア上院議員賞」と「金メダル」を受賞した。劇場公開は、日本が世界初となる。「アレクサンドル・ネフスキー」「青い青い海」「ドイツ零年」などの映画作品が、ビデオ画像により随時挿入=引用されている。監督・脚本は「ヌーヴェルヴァーグ」のジャン・リュック・ゴダール。撮影は「愛されすぎて」のクリストフ・ポロックとアンドレアス・エルバン、ステファン・ベンダ。美術監修は監督としても知られるロマン・グーピルとハンス・ジッヒラー(助演も)。録音はピエール・アラン・ベスとフランソワ・ミュジー、衣装はアレクサンドラ・ピッツとユリア・グリープが担当。音楽はモーツァルト、バッハ、イーゴリ・ストラヴィンスキーー、ベートーヴェン、ディミトリ・ショスタコヴィッチなどの曲を使用。主演は九三年二月二五日に他界したエディ・コンスタンティーヌで、六五年のゴダール作品「アルファヴィル」でも演じた当たり役、レミー・コーションを演じている。共演は、「さすらい(1975)」などの俳優としても知られる翻訳家・劇作家のハンス・ジッヒラーほか。ナレーションはテレビ演出家で、ゴダールの「女と男のいる舗道」などにも出演しているアンドレ・ラバルト。
ネット上の声
- ヨーロッパの終焉
- 4限のドイツ語30分遅刻したので出るのやめて久しぶりに図書館で見た
- ゴダールマラソン
- αビルの続編
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間62分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演エディ・コンスタンティーヌ
-
モーパッサンの短篇『ポールの妻』『微笑』にヒントを得てジャン・リュック・ゴダールが脚色・台詞・監督を担当したもので、現代のフランスの若者たちは何を考え、何を語り、何を好み、そしてどう行動しているかを“十五の明白な事実”と銘うち、パリの青年男女に対するインタビューを各所に挿入し、彼らの日常的現実をシネマ・ヴェリテ形式で描いたもの。撮影はウィリー・クラント。出演は「大人は判ってくれない」のジャン・ピエール・レオー、人気歌手のシャンタル・ゴヤのほかにブリジット・バルドーと「5時から7時までのクレオ」のアントワーヌ・ブルセイユが特別出演している。
ネット上の声
- 交わらない視線のジャン=ピエール・レオー
- 惹かれていることを素振りにも出さない。
- エンタメ性ゼロ、上から目線の男性・女性
- 当時のフランスの空気を味わえる映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国フランス,スウェーデン
- 時間104分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
「勝手にしやがれ」のジャン=リュック・ゴダール監督が、戦争に翻弄される無知な若者2人の運命を寓話的に描いた風刺劇。イタリア人作家ベニャミーノ・ヨッポロの同名舞台劇をもとに映画化し、前年に同劇を演出したロベルト・ロッセリーニが脚本に参加した。
とある架空の国。荒地の掘立て小屋に、ミケランジェロ、ユリシーズ、クレオパトラ、ヴィーナスという名の4人家族が暮らしていた。そこへ2人のカラビニエ(歩兵)が「王様」からの手紙を持って現れ、ミケランジェロとユリシーズの兄弟を徴兵する。学のない兄弟は世界の富を手に入れることができるという甘言に釣られて戦地へと向かい、破壊と略奪の限りを尽くすが……。
ネット上の声
- ブラックジョークが効いていて面白かった!
- 代理への欲望
- 銃殺刑に処された者は崩れ落ちて地べたに倒れ込む…のではなく目の前のくぼみに体を預
- ゴダールによる寓話的な反戦映画。「無知な兵隊」のリアリティ・レヴェルにのけぞる。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間80分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アルベール・ジュロス
-
ジャン・リュック・ゴダールの監督・脚本・台詞になるアルジェリア戦争時代の青春を描いたもので、「勝手にしやがれ」に次ぐ彼の長篇第二作。撮影はヌーヴェル・ヴァーグ派の名手ラウール・クタール、音楽はモーリス・ルルーが担当した。出演は、これが第一作だったアンナ・カリーナ。演劇畑より、この作品で初めて映画に主演し、その後「何がなんでも首ったけ」で人気を得たミシェル・シュボール。ほかに吉田喜重監督の「さらば夏の光」にも顔をみせているポール・ボーベなど。
ネット上の声
- 結局、アンナ・カリーナの印象が強い
- 簡潔な暴力回るカメラ
- 二者択一の力
- アンナ・カリーナ素晴らしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンナ・カリーナ
-
「軽蔑」のジャン・リュック・ゴダールのオリジナル脚本を、彼自身が監督した恋愛映画。撮影は「軽蔑」のラウール・クタールが担当した。出演は「熱い手」のマーシャ・メリル、「輪舞(1964)」のベルナール・ノエル、「濡れた本能」のフィリップ・ルロワのほかに、監督のロジェ・レーナールが特別出演している。
ネット上の声
- タッチするセックス
- 久々の「ゴダールの未見作品(しかも小難しくなる前の)」、そして心から敬愛するミシ
- <現在>に生きる生き物
- 女と男のいる鋪道での老人との対話のようなシーンが何度か出てきて、そこは良かったん
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マーシャ・メリル
-
70年に製作を開始しながら72年以降3年間の沈黙を挟んで、新しい同士である妻ミエビルと共に75年に完成した作品。80年代に向けてビデオを駆使したゴダール監督の新しい映画づくりの第1作となった。「勝利」と題された<ジガ・ベルトフ集団>作品の企画が、なぜ新しい題名を冠した新プロダクション<ソンイマージュ>作品となったのかという疑問自体がまずテーマとなる。ヨルダン、レバノン、シリアで撮影されたイメージと、フランス帰還後のゴダールの再考をたどる問題作。
ネット上の声
- 映画に隠されるもの
- 後に続くモンタージュ手法の萌芽ってここからだな、等式的に画像・映像を連鎖させて、
- おそらくプラウダやブリティッシュサウンズの流れで、体制への反抗運動を撮るために向
- 『ワン・プラス・ワン』『彼女について私が知っている二、三の事柄』との3本立てで初
ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間55分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演---
-
初長編作「勝手にしやがれ」以降、ヌーベルバーグの旗手として世界的に知られる名匠ジャン=リュック・ゴダールが1965年に手がけたSF作品。同年の第15回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。英国のハードボイルド作家ピーター・チェイニーが生み出したキャラクターで、エディ・コンスタンティーヌが演じる探偵レミー・コーションを主人公に、人工知能によって支配される都市を舞台に、感情を失った独裁者の娘の人間性を回復させようと奮闘するレミーの孤独な戦いを描いた。2014年12月、「ヌーヴェル・バーグSF映画対決!トリュフォー×ゴダール」と題し、フランソワ・トリュフォーの「華氏911」とともにデジタルリマスター版上映。
ネット上の声
- 論理と人間、そしてハンフリー・ボガート
- 52年前のSFサイコミステリーサスペンス?
- 第三級誘惑婦って何ですか?(笑)
- ようこそゴタールワールドへ。
SF
- 製作年1965年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間100分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演エディ・コンスタンティーヌ
-
ジャン=リュック・ゴダール監督が、週末に旅行へ出かけた夫婦が狂気の渦へと飲み込まれていく姿を描いた不条理劇。
パリで暮らす夫婦ロランとコリンヌは、ある週末、コリンヌの実家がある田舎町を目指して車で旅に出る。夫婦にはそれぞれ愛人がおり、コリンヌの父の遺産を手に入れた後で互いを殺害しようと密かに企んでいた。しかし道中で想像を絶する渋滞が発生して人々が集団パニックに陥り、夫婦は次々と異常な事件に見舞われてしまう。
夫ロランを「インドシナ」のジャン・ヤンヌ、妻コリンヌを「女王陛下のダイナマイト」のミレーユ・ダルクが演じた。ゴダール監督は本作を最後に商業映画から一時離れ、政治的映画を匿名で製作する「ジガ・ベルトフ集団」での活動に移っていった。
ネット上の声
- 昔から蛭子能収さんが映画のアンケートがあると必ずオールタイムベストに挙げてて、ず
- 果敢にもゴダール挑戦!→脳・内・崩・壊
- RCSのくれた最高のウイークエンド
- 最高傑作ではないだろう。
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間104分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ミレーユ・ダルク
-
ジャン=リュック・ゴダール監督が、芸術映画の製作に奔走する撮影隊を描いたドラマ。
ポーランド人監督ジェルジーは、レンブラントの「夜警」などの名作絵画を生身の人物で再現する芸術映画「パッション」の撮影に取り組んでいる。しかし満足できる映像が撮れないうちに予算が尽き、製作中止の危機に追い込まれてしまう。ジェルジーは工場従業員イザベルとホテルの主人ハンナという2人の女性の間で揺れ動きながら、映画を完成させるべく奮闘するが……。
「天国の門」のイザベル・ユペールが工場従業員、「マリア・ブラウンの結婚」のハンナ・シグラがホテルの主人を演じた。1982年・第35回カンヌ国際映画祭で、撮影監督ラウール・クタールがフランス映画高等技術委員会グランプリを受賞。
ネット上の声
- 初めましてゴダールさん・映画は芸術再始動
- ゴダール映画を感じるだけに徹すればOK
- 映像的にはハイ・クオリティだが...
- 労働とセックスと愛と。
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スイス,フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演イザベル・ユペール
-
ジャン=リュック・ゴダール監督が、毛沢東主義をはじめとする新左翼思想の勉強会をするパリの若者たちを描き、1968年にパリで起きた五月革命を予見したといわれる作品。
中国が文化大革命の最中にあった1967年、夏。哲学科の大学生ヴェロニク、俳優ギヨーム、経済研究所に勤めるアンリ、画家キリロフ、元娼婦のイヴォンヌら5人の若者が、パリのアパルトマンで共同生活を始める。彼らは勉強会で議論を交わしあう中で、次第に毛沢東主義に傾倒していく。やがてヴェロニクは、ある文化人の暗殺を提案するが……。
ゴダール監督の当時のパートナーであるアンヌ・ビアゼムスキーがヴェロニク役で主演を務め、「大人は判ってくれない」のジャン=ピエール・レオが俳優ギヨーム、「彼女について私が知っている二、三の事柄」のジュリエット・ベルトが元娼婦イヴォンヌを演じた。1967年・第28回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- ゴダール×毛沢東 in 1967。政治の季節に「かぶれた」若者たちと映画監督のリアルを刻印。
- どのジャンルにもはまらない。ゴダール系。
- マオマオ!《ゴダール鑑賞法》
- いろいろ考えさせられた映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンヌ・ヴィアゼムスキー
-
演劇、戦争、映画、音楽の4つの流れで構成された前衛的劇映画。監督・脚本は「愛の世紀」のジャン=リュック・ゴダール。製作のアラン・サルド、ルート・ヴァルトブルガー、撮影のクリストフ・ポロック、録音のフランソワ・ミュジーは、近年のゴダール作品常連。出演は「薔薇のスタビスキー」のヴィッキー・メシカ(これが遺作)、「ある歌い女の思い出」のガリア・ラクロワ、これが映画デビューのベランジェール・アロー、「夢だと云って」のフレデリク・ピエロ、「年下のひと」のシルヴィー・エルベール、「プレイタイム」のミシェル・フランチーニ、「ゴダールの決別」のハリー・クレフェン、「ヌーヴェルヴァーグ」のセシル・レゲールほか。
ネット上の声
- ウイとノンの攻防
- ゴダールマラソン
- 正真正銘の遺作が公開されるということで、未登録の中では一番好きなので投稿しようか
- インテリ若者達が演劇をする為にサラエボに訪れたら軍人に捕まってしまうお話と、映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,スイス,ドイツ
- 時間85分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マドレーヌ・アサス
-
ジェームズ・ハドリー・チェイスのハードボイルド小説『ソフト・センター』をジャン・リュック・ゴダールがテレビドラマ化。といってもゴダールのこと、原作に囚われず、映画製作の現状を鑑みたリアルで自由な翻案となっている。本作はビデオ撮りの作品を、日本の配給会社がキネコに起こして、劇場公開用にしたものである。やはりテレビ作品の「ゴダールの映画史 第一章 すべての歴史 第二章 単独の歴史」と併映された。「男性・女性」「中国女」「ゴダールの探偵」のジャン・ピエール・レオーが失業中の映画監督を演じるほか、「壁にぶつけた頭」「カルメンという名の女」で鮮やかな印象を残し、自身もベテラン監督であるジャン・ピエール・モッキーがプロデューサー役で出演。またゴダール自身が「カルメンという名の女」「右側に気をつけろ」などと同様に監督役で出演している。撮影は「右側に気をつけろ」「ゴダールの決別」のカロリーヌ・シャンペティエ。録音は「パッション(1982)」以降のゴダール作品のほとんどを手がけている名手フランソワ・ミュジー。本作はジャック・ラング文化相にに捧げられている。
ネット上の声
- 映画産業を官僚社会として戦争やその後の工場と重ね合わせつつ、テレビ番組としてその
- 映画監督、プロデューサー、女優を目指すプロデューサーの妻を軸に映画製作における困
- これは、、、行動的に見えるもの聞こえるものの純粋な受動を否定してるんでしょうか
- ゴダールが映画についての映画を撮ったらこんな変な代物になるという例の一つ
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
スイスのローザンヌ市創設500年記念映画として、市の発注でつくられた短篇映画。冒頭でゴダールがレコード針を落とすボレロに乗って、ローザンヌ市のスケッチが綴られていく。タイトルのフレディ・ビュアシュはローザンヌのシネマテークの館長として、ランググロワなき後、世界のシネマテークで最も信頼され親しまれた人。「カルメンという名の女」と併映で日本初公開された。
ネット上の声
- スイスのローザンヌ市創設500年を記念して、市から依頼された短編映画
- 岩の石の色が好きだと言われても、私たちは原色で構成された数々のシーンを見てしまっ
- スイス・ローザンヌ市から市の創立500周年の記念として依頼を受けてつくられた映画
- 字幕がないので何を言っているかは分からないけれども…
ドキュメンタリー
- 製作年1981年
- 製作国スイス
- 時間12分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
レマン湖のほとりの町に住むごく普通の夫婦に起きた出来事。ある日の夜、出かけていた夫が突然帰宅し、妻・ラシェルは彼に抱かれる。「夫に乗り移った神」だと彼は宣言し、妻はそれを信じた。だが妻は、自分が抱かれたのは夫なのか、神なのか、と苦悩する。
ネット上の声
- 寡黙でありながら雄弁な映像世界の到達点
- 今更気付いた、ゴダールは性に合わない。
- 渋谷じゃアホでも見てた。判らなくてもOK
- 100%理解できる人っているの?
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国フランス,スイス
- 時間84分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジェラール・ドパルデュー
-
ネット上の声
- 〈アメリカ映画史〉再構築でも似たような言及あったけど、ウディアレンが「ベッドで映
- 映画館で映画を見るという体験そのものの価値を決して音響やスクリーンの設備の充実な
- JLGが窓の向こうに広がるビルの群生を、ウディ・アレンのモノマネをしながら眺める
- ゴダールがウディ・アレンをおもちゃにするディスりドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ウディ・アレン
-
ゴダールがアンヌ=マリー・ミエヴィルと監督・脚本を手がけた1976年製作の実験映画。共産党の反動性について問題提起を目指した作品で、画面外の音声と映像の意味を「眼と耳を使って分析すること」を、観る者に要求する。
ネット上の声
- メディア批判
- きっとたのしい知識と対になるもので、たのしい知識が映画撮ってた自分ではない新しい
- 共産党のビデオ映画製作する過程で、極左タイピストがゴダールを代弁して映像分析・再
- 視覚の注意、視線の動き、制度化された視線のあり方を浮き彫りにしようとしている
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間78分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンヌ=マリー・ミエヴィル
-
フランスの名匠ジャン=リュック・ゴダールが、パリのホテルを舞台に錯綜する人間模様を描いた犯罪群像劇。
パリの一流ホテルの一室で、探偵と彼の甥である刑事とその恋人が、2年前に起きた殺人事件の犯人を見つけるため張り込みを続けている。一方、ロビーで会話するパイロットとその妻は、金を貸したボクシングのプロモーターと会うことになっていた。そのプロモーターは、年老いたマフィアのボスからも借金の返済を迫られており……。
キャストには「大人は判ってくれない」のジャン=ピエール・レオ、歌手のジョニー・アリディ、「勝手に逃げろ 人生」のナタリー・バイらフランスのスター俳優が顔をそろえたほか、デビュー間もないジュリー・デルピーが出演。
ネット上の声
- 下の方、好レビュー
- ペアの危機
- 観たかった度△鑑賞後の満足度△ ゴダールはやはりよくわからない。10回くらい観たらわかるのかな。でもそのぶん他の映画を観たいよな、
- 明確なストーリーがあるようでよく分からず、急に女性が裸になったり、急に劇的な音楽
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジョニー・アリディ
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ネット上の声
- 性・家族と労働
- ほぼポルノなゴダール=ミエヴィルによるフェミニズム映画 多重露光っぽい編集のアイ
- 家族の生活、性行為は工場生産と同じ役割、プロセスを辿っている...という前提の元
- ポルノグラフィを日常へ露骨にコラージュする手法が生まれたのは映画史的にいつ?
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演サンドリーヌ・バティステラ
-
「勝手にしやがれ」の2年前に撮影されたゴダール監督ベルモンド主演の短編で、クレジットされていないが台詞協力はトリュフォー。ロメール監督ゴダール主演の短編から始まったアンヌ・コレット主演の<シャルロット>シリーズの1篇で、ゴダール監督では「男の子の名前はみんなパトリックっていうの」に続く2作目。ゴダール自身のアパルトマンで撮影され、兵役中だったベルモンドの声をゴダールが吹き替えた。初夏のパリ、うなだれるジュールのアパルトマンにシャルロットが戻ってきたが……。
ネット上の声
- やばい勢いでベルモンドが喋りまくる(でもかっこいい〜😭)軽やかさ最高だしラストの
- 毎度のことですがどうしてベルモントはこんなにけちでせこくてみみっちいクソ男が似合
- 最高!(笑)たったの13分がえらく長く感じるがラストでどうでもよくなる完璧な短編
- 若いジャン=ポール・ベルモンドが主演、声をアフレコでゴダールがあてている
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間13分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
-
ネット上の声
- 皮肉にもウディ・アレンの劇中で出てきそうな会話ばかりだった
- テレビと映画の話が一番印象に残った
- ゴダールとミエヴィルの対話
- ゴダールの話は面白い
ドキュメンタリー
- 製作年1986年
- 製作国フランス,イギリス
- 時間52分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャン=リュック・ゴダール
-
ヌーヴェルヴァーグの旗手ジャン=リュック・ゴダールと、政治映画作家でゴダールにとって毛沢東主義の師でもあるジャン=ピエール・ゴランが、映画形式において新しい政治性を追求した革新的な政治映画。主役には政治的戦略として国際的なスターを起用し、「恐怖の報酬」「Z」などのイヴ・モンタンと、「バーバレラ」「ジュリア」のジェーン・フォンダ。共演は「地下鉄のザジ」のヴィットリオ・カプリオーリ、当時のゴダール夫人だが本作の後まもなく別れたアンヌ・ヴィアゼムスキーほか。ゴーモンとパテという大映画会社の出資で製作した本作でゴダールは久々に劇場用映画に復帰したが、この映画で出会った新しいパートナーのアンヌ=マリー・ミエヴィルとともに再び映画を離れ、ビデオに新しい表現領域を模索、その後79年の「勝手に逃げろ/人生」まで劇場用映画を撮っていない。
ネット上の声
- 鳥瞰図でも虫瞰図でもない断面図。
- ゴダールマラソン
- 堅苦しくて難解
- 集団と傍観者
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジェーン・フォンダ
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ヌーベルバーグの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、暴力・戦争・不和に満ちた世界への怒りを、様々な絵画・映画・文章・音楽で表現した作品。過去人類がたどってきたアーカイブの断片を中心に、新たに撮り下ろした子どもたちや美しい海辺などの映像を交えながら、ゴダール特有のビビッドな色彩で巧みにコラージュ。5章で構成され、ゴダール自らがナレーションを担当した。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、特別に設けられた「スペシャル・パルムドール」を受賞した。
ネット上の声
- これ興味がある人は、評価は気にしないはず
- 徒然なる儘に日暮し映画を思いて…
- 映画と音楽のインスタレーション
- 特定のシーンによる未知の思考
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国スイス,フランス
- 時間84分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演---
-
ヌーベルバーグ隆盛の1960年代から半世紀以上にわたって新たな表現を追求し続けるフランス映画界の巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、初の3D映画に取り組んだ野心作。ある人妻と独身の男が出会い、愛し合うが、やがて2人の間には諍いが起こる。季節はめぐり、2人は再会するが……。2014年・第67回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。劇中に登場する犬はゴダールの愛犬で、優秀な演技を披露した犬に贈られるカンヌ国際映画祭のパルムドッグ賞を受賞している。
ネット上の声
- なんかこのところ、両親の転院や病院との面談のタイミングなどが一気に重なり、めちゃ
- レビューを書くには勇気がいる映画です
- 主役は僕だワン!(byロクシー=犬)
- ジャン=リュック・ゴダールの最新作
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間69分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演エロイーズ・ゴデ
-
主題--造反運動で闘ってきた女子大生が、自分が依然としてブルジョワ構造に組みこまれていることを理解し、矛盾を解決する方法を探し求める(ゴダールのメモより)。ジガ・ヴェルトフ集団制作、アヌーシュカ・フィルム--コスモセイオン共同製作。イーストマンカラー、16ミリ。
ネット上の声
- ゴダールマラソン
- やっぱこの時期のゴダール政治映画は、政治的内容そのものよりも、そのイデオロギーを
- 実践によって矛盾を激化して変革する、そうした矛盾としてある黒画面を生産諸関係で埋
- 「この黒画面はなんだ」映像も音も言語の一部にして喋りまくってる
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間60分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演クリスチャーナ・トゥリオ・アルタン
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ネット上の声
- ゴダールマラソン
- 法廷と革命
- 《異議あり、映像で法廷を語るすなわち事件を映し出された解釈によって総括する事柄事
- ブラックパンサー党の話は『たのしい知識』から地続きで相変わらず画面上は動きが少な
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間106分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演イヴ・アフォンソ
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米資本主義、ソ連修正主義が産み出すあらゆる映画の音と映像の本質をあばき独自の映画主体を築かんとするジャン・リュック・ゴダールのメッセージ作品。
ネット上の声
- ゴダールマラソン再開
- 『ウィークエンド』や『万事快調』のような平行移動で始まったと思ったらあとは膨大な
- 時代を考えればゴダールの真摯な訴えも説得力あるものだと思うが、なんのメタファーも
- これはなんか面白くみれた、すきっ歯の主張、チャップリンのニューヨークの王様に出て
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国イギリス,フランス
- 時間52分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演---
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「メイド・イン・USA」と同時に製作されたゴダール監督作品。4000世帯を収容するパリ郊外の団地で夫と子供ふたりと暮らすジュリエット。夫にとって自慢の妻だが、昼間は売春をして買い物を楽しんでいる主婦のひとりだった。アメリカがパリにもたらす夢の虚像、68年の革命への予感を孕んだ本作は、大島渚監督「絞死刑」との作品交換で日本初公開された。
ネット上の声
- 愚作の傑作、または、完全なる愚作
- 天才である、いや狂人である
- ゴダール=偉才の証明
- 大量消費と物質主義
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マリナ・ヴラディ
-
ネット上の声
- チョムスキー氏とフロイト氏とマルクス氏
- 不思議な作品
- 【対話で紡ぐ2人だけのイマジネーション回天】
- 情報媒体から押し付けられる情報は、あくまで送り手の主張だと気づかせてくれる映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジュリエット・ベルト
-
仏内務省直属の秘密警察とギャング組織の、つながりと機構を一挙に露出して、仏、モロッコ両政府を揺るがす暗黒事件となった《ベン・メルカ事件》を素材に、架空の都市で謎の死をとげた愛人の死因を調べる女事件記者が刑事やギャングにまとわりつかれる。そして、暴力と殺戮と政治の世界が展開される架空の劇に彼女は如何にして解決をつけるか?製作はローマ-パリ・フィルムのジョルジュ・ド・ボールガール、監督・脚本は「カラビニエ」のジャン・リュック・ゴダール、原作はリチャード・スタークの小説“ザ・ジャガー”、撮影は「カラビニエ」のラウール・クタール、音楽はベートーヴェンとロベルト・シューマンから、またマルアンヌ・フェイスフルが自身で出演してローリング・ストーンズの“As tears go by”を歌う。編集はアニエス・ギュモが各々担当。出演は「アルファヴィル」のアンナ・カリーナ、ラズ口・サボ、「夜霧の恋人たち」のジャン・ピエール・レオー、その他イヴ・アルフォンソ、ジャン・クロード・ブイヨン、小坂恭子、マリアンヌ・フェイスフル、エルネスト・メンジェル、声だけのゴダールなど。イーストマンカラー・テクニスコープ。
ネット上の声
- A・カリーナのファッションに注目しよう
- ゴダールの挑発に翻弄されるアート作品
- どこがmade in usaか観れば分かるかな?
- 恐ろしい程退屈、政治は古くなる
サスペンス
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンナ・カリーナ
-
2010年12月で80歳になった鬼才ジャン=リュック・ゴダールによる3部構成の映像コラージュ。地中海を航行する豪華客船内の人間模様(第1章「こんな事ども」)、選挙に立候補しようとするフランスの子供たちと彼らの日常を追うTVクルーの取材(第2章「どこへ行く、ヨーロッパ」)、そしてエジプト、オデッサ、パレスチナ、バルセロナなどを訪問しながら人類史を紐解く物語(第3章「われら人類」)が、鮮烈な映像と凄まじい音響によって綴られる。ロック歌手のパティ・スミス、ギタリストのレニー・ケイら個性的な面々が出演。
ネット上の声
- 結局蚊帳の外なんだから、勝手にしやがれ!
- ヨーロッパはどこへ?音と映像が水のように
- ソニマージュの再構築に挑む姿勢に感動!
- この映画の真意は?→「ノーコメント」
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スイス,フランス
- 時間102分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演カトリーヌ・タンヴィエ
-
フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、イギリスの世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の若き日のレコーディング風景を捉えた音楽ドキュメンタリー。1968年、バンド黄金期を迎えつつあったストーンズにカメラを向け、アルバム「ベガーズ・バンケット」に収録された名曲「悪魔を憐れむ歌」が完成するまでの過程を記録。女優アンヌ・ビアゼムスキー演じる革命家がインタビューを受ける様子や、ヒトラーの「我が闘争」を朗読するポルノ書店主、闘争の準備をする活動家など、社会運動に関わる人々をドキュメンタリー風に映し出したフィクション映像を織り交ぜながら描く。
ネット上の声
- 【2021年8月 ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなった。今作は”悪魔が憐れむ歌”のレコーディング風景と共に、当時のアンダーグラウンドカルチャーを描いた作品である。】
- ゴダール監督がローリング・ストーンズのレコーディングを撮った作品
- ストーンズのシーンだけに編集して欲しい
- ワンプラスワン=2にはならなかった
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国イギリス
- 時間101分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ザ・ローリング・ストーンズ