- 製作
- 1995年 フランス
- 時間
- 56分
- 監督
- ジャン=リュック・ゴダール
- 出演
- ジャン=リュック・ゴダール
- 種類
- ヒューマンドラマ
【映画の巨匠ゴダールが、自らの人生と映画史を重ね合わせ、孤独と創造の本質を問う映像的自画像。】
冬のスイス、レマン湖畔。映画監督ジャン=リュック・ゴダールが、自らのカメラに向かい、孤独な日常と創作の秘密を語り始める。映し出されるのは、書斎に積まれた本、編集室の機材、そして窓の外に広がる静謐な風景。過去の自作や古典映画の断片を引用しながら、芸術、歴史、そして老いについて思索を巡らせる。これは単なるドキュメンタリーではない。一人の映画作家が、映像と言葉を用いて自らの魂を描き出す、哲学的で私的なポートレート。