- 製作
- 2018年 スイス,フランス
- 時間
- 84分
- 監督
- ジャン=リュック・ゴダール
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【映画、絵画、ニュース映像、そして言葉。巨匠ゴダールがイメージの洪水で現代世界を問う、思考する映画体験。】
ヌーヴェルヴァーグの旗手、ジャン=リュック・ゴダールによる映像の黙示録。本作に明確な物語は存在しない。スクリーンに映し出されるのは、古典映画の断片、戦争のニュース映像、絵画、そしてアラブ世界のイメージ。それらがモンタージュされ、断片的なナレーションや音楽と衝突し、新たな意味を生成する。5つの章で構成され、手、列車、暴力、そして革命といったテーマがめまぐるしく変奏される。これは映画なのか、それとも哲学的なエッセイなのか。イメージが氾濫する現代において、私たちは何を「見る」べきなのか。巨匠が放つ、ラディカルな問いかけ。観る者の知性を刺激する、究極の映像詩。