-
愛する女の命を救うため、平凡な男が踏み込んだ誘拐計画。予測不能の事態が、彼を漆黒の闇へと引きずり込む。
自動車修理工場で働く平凡な男、高木。彼の恋人・千鳥は重い心臓病を患い、手術には大金が必要だった。追い詰められた高木は、工場の同僚が持ちかけた社長令嬢の偽装誘拐計画に加担する決意。完璧なはずだった計画。しかし、仲間の裏切りと予期せぬアクシデントが重なり、事態は最悪の方向へ。偽装だったはずの誘拐は、本物の犯罪へと変貌。警察に追われ、仲間からも命を狙われる絶体絶命の状況。愛する人を守りたいという純粋な想いが、彼をどこまでも深い闇へと突き落としていく。果たして、彼はこの闇を横切ることができるのか。
ネット上の声
- 何故その曲ばかりを口笛で?
- 現代日本に必要なジャーナリズムが詰まった一本…後半からの腐ってない川口浩となんと
- 山村聡ってジーン・ハックマンと同じで、自身はリベラルなのにガハハ系保守オヤジの役
- 冒頭からの完璧な導線とつなぎ そこからあまりにも完璧な、寸分の狂いないタイミング
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督増村保造
- 主演川口浩
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病と闘う小説家の父と、彼を献身的に支える娘。昭和の文士一家の日常に宿る、静かな愛情と葛藤の物語。
昭和30年代の東京。小説家の父・平山亮は、病に倒れ、執筆もままならない日々。そんな父を、娘の杏子は献身的に支える。原稿の口述筆記を手伝い、家計を助けるため働きに出る杏子。父の才能を信じ、その復活を願う彼女の日常は、父の病状や創作の苦しみに一喜一憂する毎日。やがて杏子にも自身の人生の選択が訪れる。父への愛情と自らの幸せとの間で揺れ動く心。家族の絆が試される、静かで深い感動のドラマ。
ネット上の声
- 実験としての人生、または、映画から「怒り」を取り除く場合
- 父親のDNAを色濃く継ぐ娘の杏子
- 義理の父親へのコンプレックス
- こういう父親になりたい
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演山村聡
-
太平洋戦争末期、敵艦隊が包囲する孤島から、一人の犠牲者も出さずに五千の将兵を救い出す奇跡の撤退作戦。
1943年、太平洋戦争下のアリューシャン列島、キスカ島。日本軍守備隊約五千名は、アメリカ軍の圧倒的戦力に包囲され玉砕寸前の状況。補給路を断たれ、飢えと寒さ、絶え間ない攻撃に晒される彼らを救うため、大本営は前代未聞の撤退作戦「ケ号作戦」を発動。目的は、敵の厳重な警戒網を突破し、守備隊全員を無傷で救出すること。しかし、キスカ島周辺は「魔の海域」と呼ばれる濃霧と荒波に覆われ、アメリカ艦隊が常に目を光らせる。一度は失敗に終わる作戦。残された時間はわずか。濃霧という唯一の味方を頼りに、日本の艦隊は再び決死の突入を試みる。歴史に残る奇跡の撤退劇の記録。
ネット上の声
- こんなことがあったなんて知らなかったし、こんな映画が存在していたことも知らなかった
- 1943年、アリューシャン列島に取り残されたキスカ島守備隊5、200名を救出セヨ
- 特撮ファン、戦争映画ファンどちらにもオススメできる傑作です!
- 海軍にまだ威信があった時期の稀有な作戦
リアルな戦闘シーンがある、 戦争
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督丸山誠治
- 主演三船敏郎
-
戦後の混乱期、社会の底辺「どぶ」で必死に生きる人々の、剥き出しの欲望と絶望を描く衝撃の社会派ドラマ。
舞台は終戦から間もない日本のとある都市。そこには「どぶ」と呼ばれる、行き場を失った人々が寄り集まる貧民街の存在。徳さんやピンちゃんといった男たちが、その日暮らしの生活を送る中、一人の女・鶴が流れ着く。彼女の出現は、淀んだ「どぶ」の空気に波紋を広げ、男たちの隠された欲望を掻き立てる。貧困、暴力、そして裏切り。極限状況に置かれた人々が、それでもなお求めずにはいられない人間の尊厳とささやかな希望。巨匠・新藤兼人が描く、社会の最底辺で繰り広げられる、強烈な人間模様。
ネット上の声
- “気狂い”のふりをする、正常のふりをする。
- どぶを楽園と勘違いしたつるの純心と死
- 乙羽信子おおあばれ!
- ゴーリキーの戯曲『どん底』にも通ずるルンペンプロレタリアート、知恵遅れの女とルン
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督新藤兼人
- 主演乙羽信子
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1941年、太平洋戦争の火蓋が切られた歴史的奇襲作戦。日米双方の視点から描く、運命の日の全貌。
舞台は1941年の太平洋。日米関係が緊迫する中、日本軍はハワイ・真珠湾への奇襲攻撃を計画。山本五十六大将率いる連合艦隊の緻密な作戦準備。一方、アメリカ側では情報が錯綜し、警告が上層部に届かないという致命的な状況。外交交渉の裏で着々と進む開戦準備と、それを察知できないアメリカの油断。そして訪れる運命の日曜日、12月7日。暗号「トラ・トラ・トラ!」が意味するものとは。歴史が動いた瞬間を、両国の視点から克明に描く戦争スペクタクルの傑作。
ネット上の声
- ディズニーの『パールハーバー』は日本に対する極端な無知や、わざと貶める表現が多く
- 本当ならば黒澤明が監督するはずだったけれど解雇されてしまった作品
- 当時の日の丸戦闘機、カッコよすぎるばい!
- 小学校の授業に取り入れたらいかが?
第二次世界大戦、 空中戦(ドッグファイト)、 戦争
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ,日本
- 時間143分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演マーティン・バルサム
-
冥府魔道に生きる刺客父子の、血と涙の旅路。斬るのは人の命か、それとも親子の絆か。
裏切りにより全てを失い、刺客道「冥府魔道」を歩む元公儀介錯人・拝一刀。幼子・大五郎を乳母車に乗せ、斬っては進む非情の旅路。今回の依頼は、ある藩の重臣暗殺。しかし、その背後には宿敵・柳生一族の新たな罠が待ち受けていた。迫りくる刺客の群れ、そして大五郎にさえ向けられる非情の刃。父として子を守る心と、修羅道を生きる刺客としての宿命が激しく交錯する。血塗られた道行きで、親子の絆を守り抜くための壮絶な戦い。
ネット上の声
- 裏柳生の陰謀にはめられた元公儀介錯人の父子による刺客請負旅を描いた時代劇
- 背中の山姥の刺青はいらないなあ…
- 拝一刀・・・重症です・・・
- This is the way 4作目
時代劇
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督斎藤武市
- 主演若山富三郎
-
戦後の貧困が渦巻く河口の町。そこで咲いた、儚くも純粋な愛の行方。
終戦から数年後の日本。河口に広がる貧しい町で、家族を支えるため酒場で働く娘・金吾。彼女が心を寄せたのは、裕福な家庭に育った大学生・伊豆。惹かれ合う二人だが、その間には埋めがたい身分と貧富の差という冷たい現実。純粋な恋心と、抜け出せない貧困との間で揺れ動く金吾の葛藤。社会の底辺で懸命に生きる人々の姿を通して、愛の尊さと残酷さを描く物語。
ネット上の声
- とりあえず”ホテル行こう!”は男の本音
- 同じ中村登の「古都」みたいなしっとりとした映画を予想してたらコメディ成分多くて面
- 岡田茉莉子と山村聡の男女バディもので、ちょいちょい親心を出してくる山村聡がカワイ
- 新文芸坐で「その場所に女ありて」と二本立てで上映されていたので、まあこっちも観て
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督中村登
- 主演岡田茉莉子
-
戦後の東京、置屋の片隅で生きる芸者の矜持。病と貧困に喘ぎながらも、凛として人生と向き合う女の一代記。
舞台は終戦間もない東京。置屋の芸者として、幼い頃から客の気まぐれに人生を左右されてきた銀子。彼女は長年の無理がたたり、病に倒れてしまう。実家に戻っても安らぎはなく、恩義と借金に縛られた置屋との関係も断ち切れない。そんな絶望の日々の中、靴職人の誠実な優しさに触れ、銀子の心に微かな光が灯る。しかし、過酷な運命は彼女に安息の地を許さない。社会の底辺で、それでも誇りを失わずに生きようとする一人の女性の姿を静かに、そして力強く描く。
ネット上の声
- 確かに人身売買=悪だが
- 報われない
- 死んでよかった…芸者にならずに済んだもの
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督新藤兼人
- 主演乙羽信子
-
老境に差し掛かった男が、冷え切った家族の中で唯一心を通わせる嫁。鎌倉を舞台に描く、繊細な心の機微。
戦後の鎌倉に暮らす尾形信吾。老いを感じ、死の気配に怯える日々。息子の修一は愛人を作り、その妻である菊子は耐え忍ぶ。出戻りの娘は家庭に不和をもたらす。そんな冷え切った家族の中で、信吾が唯一心安らぐ存在、それが嫁の菊子だった。二人の間に芽生える、父と娘とも恋人とも違う、清らかで繊細な心の結びつき。しかし、その特別な関係は、家族の歪みをさらに浮き彫りにしていく。日本的な美と家族の崩壊。
ネット上の声
- 成瀬監督とスタッフの手腕が結集された逸品
- 原作をここまでうまく映画化できる
- 奥行きが深く見えるビスタ(展望)
- 原作を読まないとわからない要素
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演原節子
-
老いと死の淵で燃え上がる、倒錯した性の欲望。美しき息子の嫁に全てを捧げる老人の、狂気と官能の日々。
舞台は1960年代の日本、裕福な旧家の屋敷。77歳の卯木督助は、半身不随で寝たきりの老人。ある日、息子の嫁、颯子の若くモダンな美しさと、彼女の足へのフェティシズムに目覚める。颯子の気を引くため、高価な宝石を買い与え、彼女の言いなりになる督助。彼の欲望はエスカレートし、颯子の足で自分の墓石に仏足石を彫らせたいと願うまでに。家族は彼の狂気に呆れ、颯子はその欲望を利用する。肉体の衰えとは裏腹に、彼の精神は異常な活力を帯びていく。死期が迫る中、督助が日記に綴る狂おしいまでの愛と欲望の記録。
ネット上の声
- 若尾文子主演!息子の嫁にメロメロのおじいちゃんはとことん利用されてしまう…!
- 谷崎作品の映画化ですが、ほぼコントみたいな変態ワールドで笑えました
- おじいちゃんの癖に生意気よ!
- 山村聡大暴走!
文芸・史劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督木村恵吾
- 主演山村聡
-
戦後の東京、汚職に手を染めた実直な役人の魂の彷徨。社会の闇と個人の良心、その狭間で揺れる男の物語。
舞台は1952年の東京。市役所に勤める真面目な課長、荻野。彼は戦後の混乱期を生き抜くため、やむなく汚職に加担。しかし、その罪悪感は次第に彼の精神を蝕んでいく。家族との溝、同僚からの冷たい視線。日常が崩壊していく中で、彼は自らの行いと向き合う決断を迫られる。正義とは何か、人間らしさとは何かを問いかける、重厚な社会派ドラマの傑作。一人の男の転落を通して、現代社会の矛盾を鋭く描く衝撃。
ネット上の声
- 山村聡の優柔不断で流されやすい課長には笑ってしまうし、山田五十鈴の悪いバーのマダ
- 本映画はフランス語字幕版のみが存在
- 中年以降から見た「理解できない若者像」を見事に具現化した池部良の素晴らしさ
- キザな池部良に慣れずソワソワ、と思ったらこれで演技が開眼したとか
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督渋谷実
- 主演池部良
-
戦後の没落華族に生まれた、一人の女の悲劇。愛と欲望の狭間で揺れ動く、その壮絶な生き様。
終戦直後の日本、伊豆。没落した華族の娘、雪夫人。彼女は夫の信俊との愛のない結婚生活に苦しみ、心を閉ざしていた。そんな彼女の前に現れた、かつての想い人である菊中と、若く情熱的な青年、誠。二人の男性の間で、雪の心は激しく揺れ動く。旧家の体面と、一人の女としての純粋な欲望。伝統としきたりに縛られながらも、自らの愛を貫こうとする彼女の選択。時代の波に翻弄される女性の運命を、巨匠・溝口健二が冷徹かつ鮮烈に描き出す、日本映画の金字塔。
ネット上の声
- 愚かな人間のありのままを耽美的映像で描いた溝口演出の新境地
- 美しい映像とやり切れない内容
- 風呂から溢れる湯水の煌めき、畳に落ちる般若の帯締め、綺麗なまま落ちる花、高原一面
- 大嫌いなモラハラ夫と別れる為、周りの助けを借り準備を進めるのだが、我儘な身体がつ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督溝口健二
- 主演山村聡
-
巨大ダム建設の裏で渦巻く利権と陰謀。一人の男が己の正義を貫くため、巨大な権力に立ち向かう社会派ドラマ。
戦後復興期の日本。一大国家事業である巨大ダムの建設所長に任命された有馬。しかし、その裏では政界、財界、地元ボスが癒着し、汚職と利権が渦巻く暗黒地帯。実直な有馬は、不正を許さず、たった一人で巨悪に戦いを挑むことを決意。次々と襲いかかる圧力、脅迫、そして裏切り。会社や家族からも孤立し、追い詰められていく有馬。己の信念を貫くのか、それとも権力に屈するのか。一人の男の誇りと生き様を問いかける、重厚な社会派エンターテイメント。
ネット上の声
- 彼らがいたから僕らがいた
- お金の力は万能よ!
- こちらも主人公の実業家を単なる悪とは描かず魅力的に描いてもみせるピカレスクロマン
- 西武グループの創業者・堤康次郎をモデルとした石川達三の同名小説の映画化で、鉄道の
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間152分
- 監督山本薩夫
- 主演山村聡
-
江戸時代、貧しい人々を救うため、ふんどし一丁で奮闘する型破りな医者の人情物語。
舞台は江戸時代。貧困と病に苦しむ人々が暮らす町に、一人の風変わりな医者、見習医の圭斎がいた。彼は、貧しい者からは治療代を受け取らず、時には自らの着物さえも与えてしまうため、いつもふんどし一丁の姿。そんな彼を人々は「ふんどし医者」と呼んだ。ある日、町に恐ろしい疫病が蔓延。金儲けしか考えない役人や御用医者が匙を投げる中、圭斎はたった一人で病に立ち向かうことを決意する。薬も人手も足りない絶望的な状況で、彼の型破りな治療法と人間愛だけが、人々の唯一つの希望となる。命の尊さを問う、感動の時代劇。
ネット上の声
- 観た人の多くが、自分への「何らかのご褒美!」な映画って思えたんじゃないかな
- シリアスな喜劇
- 江戸末期、長崎で医学を修めた優秀な医師(森繁久彌)が、御殿医になるよりも庶民を救
- この映画を観た動機は「原節子出演作だから」だったのだが、けっこうな掘り出し物であ
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督稲垣浩
- 主演森繁久弥
-
戦後日本、三つの家庭に潜む亀裂と真の絆を描く、ある家族の物語。
舞台は戦後の東京。一見、平和に見えるある一家。しかし、その内実、家族それぞれが秘密と欲望を抱える日々。揺らぐ家父長の権威、空虚さを抱える妻、そして自らの道を模索する子供たち。些細な口論をきっかけに、長年隠されてきた不満や本音が噴出。果たして彼らは、それぞれの「家庭の事情」を乗り越え、家族の形を取り戻せるのか。普遍的でありながらも複雑な、家族という関係性の鋭い描写。
ネット上の声
- 当時の俳優の優雅さがわかります。
- 1960年の50万円は今の約300万円
- 相変わらず音楽や効果音がひどい。
- 変な終わり方だったw
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督吉村公三郎
- 主演山村聡
-
理由も目的も語られず、ただひたすらに穴を掘り続ける男。その先に待つものは何か。観る者の想像力を掻き立てる異色の短編。
舞台は戦後間もない日本のとある場所。一人の男が、黙々と地面に穴を掘り続ける。彼は誰なのか、何のために掘っているのか、一切の説明はなし。ただ聞こえるのは、土をかく音と彼の息遣いのみ。周囲の人々は彼を訝しげに見つめるが、男は意に介さず作業を継続。掘り進められた穴の底に、一体何が待ち受けているのか。日常に穿たれた不条理な「穴」が、観る者の心に静かな問いを投げかける、実験的サスペンス。
ネット上の声
- 京マチ子の七変化は楽しかったですが、こういったらおしまいかもしれないけど、そんな
- 脚本はかなり無茶苦茶なので、ミステリーとして筋を追うより画面に集中...
- スタイリッシュコミカルミステリー
- かっこいい!今で言うならクール?
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督市川崑
- 主演京マチ子
-
「母は死んだ」と教えられた少年。芸者の母との再会が、彼の”真実一路”を揺るがす運命の始まり。
厳格な祖母に育てられ、「母は死んだ」と信じて疑わない少年・四郎。しかしある日、その母が芸者として生きているという衝撃の事実を知る。母との再会を果たすも、世間の冷たい視線と偏見が彼を苦しめる。「真実一路」を胸に、まっすぐ生きようと葛藤する四郎。母への愛と、自らの出自との間で揺れ動く少年の心。果たして彼は、偽りのない自分の人生を見つけ出すことができるのか。一人の少年の成長と苦悩を描く、感動の物語。
ネット上の声
- 嘘か、真か
- 自分の夢を人に投影する女性
- 内容は 、私にはちと 重い感じだが、名作です
- んん、よく判らない
文芸・史劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督川島雄三
- 主演山村聡
-
製作は「結婚案内」の藤本真澄で、澤田撫松の原作小説から、「若い人(1952)」の和田夏十、市川崑が、脚本を書き同じく市川崑が監督に当ったもの。撮影は「ボート8人娘」の安本淳。同じ題材による映画が大正十二年阿部豊監督によって岡田時彦、梅村蓉子、島耕二の主演で作られ評判になった。今回の主演は「三等重役」に特別出演した越路吹雪、「現代人」の池部良と山村聡、「結婚案内」の岡田茉莉子にその他の助演者たちである。
ネット上の声
- 1950年代の和製ラブコメ
- 森永ホモミルク!
- 軽快なコメディで池辺良は、こういった役のほうが面白い
- 池部良が時折ジャン=ピエール・レオーに見えた
サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督市川崑
- 主演越路吹雪
-
主君の仇を討つため、旅を続ける忠義の侍。だが、憎き相手と旅を共にするうち、事件の意外な真相が明らかになる時代劇。
江戸時代、とある街道。浪人・五平は、かつての主君を殺害したとされるお国と、その間男を探し、復讐の旅を続けていた。ついに二人を見つけ出し、後を追う五平。しかし、道中を共にするうち、貞淑であったはずのお国の意外な一面や、事件に隠された複雑な人間模様が浮かび上がる。彼の信じていた忠義とは何か。憎しみと情の間で揺れ動く五平の心。果たして、悲劇の裏に隠された真実とは。
ネット上の声
- 木暮実千代がドエロい!
- 卑、卑怯者~!
- あの日は肋骨を患っていて__というのも肋間神経痛か気胸かとも囁かれた胸から背中に
- 夫の仇討ちに出た妻・お国と従者・五平が旅をしていくうちに互いに惚れあっていること
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演木暮実千代
-
昨年全国的な話題となつた静岡県下上野村村八分事件を取あげたもので「原爆の子」を製作した近代映画協会に現代ぷろだくしよんが協力している。製作は、「原爆の子」の山田典吾に絲屋寿雄の共同。脚本は「千羽鶴(1953)」の新藤兼人、監督は「原爆の子」の第一助手新人の今泉善珠。撮影は「暴力」の宮島義勇が担当。吉村公三郎が演出補導に当る。配役は、「女といふ城 夕子の巻」の乙羽信子、「リンゴ園の少女」の山村聡、「夫婦」の藤原釜足、「千羽鶴(1953)」の菅井一郎、殿山泰司に新人の中原早苗。
ネット上の声
- 日教組、日弁連、朝陽新聞
- ひっくりかえしてみたい
- 戦後民主主義が光輝く頃
- すごいなぁ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督今泉善珠
- 主演山村聡
-
巨万の富を巡り、醜い欲望が絡み合う。遺言状に記された衝撃の条件が、一族を血塗られた争いへと誘うサスペンス。
昭和30年代、日本。一代で財を成した実業家が病床に伏している。彼の死を待ちわびるように集まった、欲深い妻と秘書、そして3人の腹違いの子供たち。しかし、公開された遺言状の内容は彼らの期待を裏切るものだった。「全財産は、私の認知していない3人の子供に譲る」。その一文が、骨肉の争いの火蓋を切る。相続権を奪うため、正体不明の隠し子を探し出し、抹殺しようと画策する家族。嘘と裏切りが渦巻く中、次々と起こる不可解な事件。人間の欲望の底知れぬ恐ろしさを描いた傑作ミステリー。
ネット上の声
- 綺麗な薔薇には棘がある
- その音楽盗作じゃない?
- あまり好きな感じの作品ではない記憶だったけどやっぱりピンとこなかった
- 関係を持った後に「私は靴を汚さずに済んだ」というところに及ぶ意識よ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小林正樹
- 主演山村聡
-
読売新聞連載の小説を、「女性に関する十二章」と同じく和田夏十が脚色し、市川崑が監督する。撮影は「愛のお荷物」の峰重義。新東宝との競作。主なる出演者は「銀座の女」の北原三枝と轟タ起子、「愛のお荷物」の三橋達也と山村聡、「天下を狙う美少年」の瑳蛾三智子、「月は上りぬ」の山根寿子、新人芦川いづみ等。
ネット上の声
- 他の人と同じようにやれないとき何でだろうなあと落ち込んだりもしますが、そんなとき
- 市川監督夫婦を反映する様な、北原三枝と三橋達也が今見ても尚斬新な夫婦像を演じる
- 轟夕起子大暴走!
- 北原三枝のウエストがヘップバーン並みに細く、芦川いづみとのレズっぽい関係と男っぽ
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督市川崑
- 主演北原三枝
-
三好十郎の原案にもとづき、「復讐の七仮面」の山村聡が脚色、「黒い潮」についで監督出演する。撮影は「由起子」の中尾駿一郎が担当。主なる出演者は前記の山村聡、「六人の暗殺者」の滝沢修、「月夜の傘」の宍戸錠、「大岡政談 人肌蝙蝠」の芦川いづみ、「志津野一平 地獄の接吻」の利根はる恵など。なお「娘の人生案内」の南田洋子が日活入社第一回の出演をする。
ネット上の声
- 田舎における人間の命の軽さは、個人がないというところからくるのが分かる映画でした
- 山村聰の映画作品を観ながら、オーソン・ウェルズを思い起こした
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山村聡
- 主演山村聡
-
「愛と憎しみの彼方へ」に次ぐ田中友幸の製作で、モーパッサンの「脂肪の塊」に取材して「偽れる盛装」「阿修羅判官」の新藤兼人と「レ・ミゼラブル」の棚田吾郎とが共同で脚本を書いている。演出は、「処女峰」の木村恵吾が東宝で最初の作品である。配役は「孔雀の園」の木暮実千代、「愛と憎しみの彼方へ」の池部良、「えり子とともに」の山村聡、その他清水将夫、千石規子、汐見洋、沢村貞子、菅井一郎、河津清三郎などの助演陣。
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演木暮実千代
-
「わが愛は山の彼方に」の田中友幸製作。脚本は「春の目ざめ」(脚本・演出)につぐ成瀬巳喜男と西亀元貞(第一回)の協同で、成瀬巳喜男が演出した。撮影は「音楽五人男」の玉井正夫担当。主演は「女優須磨子の恋」(松竹)「第二の人生」の山村聡、「戦争と平和」「雲は天才である」(準備中)の飯野公子、「わが愛は山の彼方に」の三浦光子で、ほかに木匠久美子、千石規子、北林谷栄、石黒達也らが出演する。
ネット上の声
- 性病の 影響で精神異常になってしまった女性が恐すぎた😢顔付きがもう ホラー😨
- いくら許せなかったとは言え生活のために身を売った彼女にあんなひどい一言絶対に言え
- 身体を売った結果について
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演山村聡
-
高度経済成長期の日本を舞台に、一人の天才詐欺師が繰り広げる痛快で物悲しい人間喜劇。
舞台は戦後の復興期、活気と欲望が渦巻く地方都市。そこに現れた一人の男、梶大助。天才的な口八丁と人懐っこさで次々と人々を魅了し、画期的な新事業で街の顔役へと成り上がっていく。しかし、その華やかな成功の裏には、巧妙に隠された過去と嘘。彼の本当の目的とは何か。順風満帆に見えた計画が、予期せぬ出会いと綻びによって狂い始める。金か、愛か、それとも…。男の嘘が暴かれた時、人々が見るものは希望か、それとも絶望か。川島雄三監督が描く、人間の滑稽さと哀愁が胸を打つ物語。
ネット上の声
- 昔、スピッツ犬って流行りだったなあ
- あした? 誰も来ないと思うよ。
- 川島雄三監督は凄い!
- 1955年
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督川島雄三
- 主演山村聡
-
製作は「目下恋愛中」の加藤譲が板谷良一と共同で当り「また逢う日まで」の水木洋子のオリジナル・シナリオで「えり子とともに」の豊田四郎が監督している。撮影は「宝塚夫人」の三浦光雄である。配役陣は、「覗かれた足」の轟夕起子、「誰が私を裁くのか」の山村聡、「宝塚夫人」でデビューした宝塚出身の有馬稲子などに、斎藤達雄、御橋公、立花満枝、左卜全、南美江などのバイプレイヤーたちである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督豊田四郎
- 主演轟夕起子
-
製作は「舞姫(1951)」の児井英生で、大岡昇平の原作から福田恒存が潤色して「お遊さま」の依田義賢が脚色したものである、演出は「お遊さま」の溝口健二で撮影は「袴だれ保輔」の玉井正夫が担当している。出演者の主なものは「夜の未亡人」の田中絹代「せきれいの曲」の轟夕起子に山村聡、「盜まれた恋」の森雅之に片山明彦、大谷伶子、進藤英太郎など。
ネット上の声
- 夫人よろめきドラマだと思って見始めたわたくしを大変恥じております
- 武蔵野の原風景を舞台に展開する、愛とエゴと享楽主義の恋愛悲劇
- 溝口監督を世界のミゾクチに押し上げた秘密
- 作り手が原作を十分に料理できていない様な
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
-
製作は「伊豆物語」の児井英生。川端康成の朝日新聞連載小説から「上州鴉」の新藤兼人が脚色し、「銀座化粧」の成瀬巳喜男が監督に当る。撮影は大映「自由学校(1951 吉村公三郎)」の中井朝一である。主演者は「あゝ青春」の高峰三枝子、「せきれいの曲」の山村聡、「麦秋」の二本柳寛で、ほかに片山明彦、見明凡太朗、大谷伶子、木村功、沢村貞子などが助演、故岡田時彦の娘田中茉莉子がこの映画でデビューし、谷桃子とそのバレエ団が賛助出演している。
ネット上の声
- 「マディソン郡の橋」は既に日本映画に
- 1950年代の日本バレエは...
- 原作・川端康成
- 妻の財産で食ってるくせして自分の原稿料はちゃっかり貯金、貞操帯ネタの嫌味も冴えま
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督---
- 主演山村聡
-
過去の恋愛が引き起こす、美しくも残酷な復讐劇。川端康成の傑作を、篠田正浩が官能的な映像美で描く愛憎の物語。
著名な小説家・大木。彼はかつて愛し、そして捨てた女性・音子が京都で画家として成功していると聞き、再会を果たす。しかし、この再会が、音子の若く美しい弟子・けい子の心に復讐の炎を灯すことに。師を深く愛するけい子は、大木とその家族に巧みに接近し、破滅へと導こうとする。古都の美しい風景を舞台に、過去の愛と現在の憎しみが交錯。篠田正浩監督の研ぎ澄まされた映像美が、登場人物たちの狂おしい情念を映し出す。
ネット上の声
- 美意識と倒錯感と
- レズビアンは(目的を持って)男を誘惑して最後までいってもばれにくいだろうが、ゲイは女を誘惑しても最後でばれちゃうだろうなァ。川端先生は分かっておられたんでしょうねぇ。三島先生はどうだったのかな。
- 小説の筋をかなり忠実に映画化しているのみで、映画としての独自の価値を追求した作品とは至っていないのが残念でした
- 本作では、嵐山・嵯峨野をロケ地にしているということで、同地を旅行した思い出にと映
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督篠田正浩
- 主演山村聡
-
村松梢風の「塔」「斑女」「残光」の三編を、権藤利英が脚色し、「波の塔」の中村登が監督した、ナイトクラブのホステスを主人公にした女性編。撮影も「波の塔」の平瀬静雄。
ネット上の声
- まだらめって読むのかと思ったらハンニョだった
- 夜の女の悲喜こもごもを、真珠と塔で貫く
- 「女優・倍賞千恵子」@神保町シアター
- お話は相当とっちらかってる
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督中村登
- 主演山村聡
-
小川記正と須佐寛の共同製作で松竹大船の助監督柳沢類寿の原作を八木隆一郎が脚色し「偉大なるX」の大庭秀雄が演出する。カメラは「追跡者」の長岡博之が担当。出演者は「時の貞操」の原節子「駒鳥夫人」の宇佐美淳「男を裁く女」の山村聡の他東野英治郎、村上冬樹、神田隆が助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演原節子
-
有馬頼義原作「三人の息子」より「僕たちの失敗」の白坂依志夫が脚色、「私たちの結婚」の篠田正浩が監督した山岳ドラマ。撮影もコンビの小杉正雄。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督篠田正浩
- 主演山村聡
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督豊田四郎
- 主演原節子
-
昭和初年にかかれた小林多喜二の原作を俳優から転出の山村聡が第一回の脚色・監督にあたった。撮影監督・音楽はそれぞれ「ひろしま」の宮島義勇、伊福部昭。監督山村聡自身、森雅之、日高澄子、中原「村八分」、河野秋武などの他、現代プロ、前進座、東京映画俳優協会、劇団東芸、少年俳優クラブのメンバーが出演、これに千葉県勝山の網元平田末喜三が大役に特別出演している。
ネット上の声
- 「ボヤンシー」を観た直後なので船上での悲惨さには耐性ついていて大丈夫かな、なんて
- ああっもったいない!胴体も食べられるのに
- 賛否はともかく、一度は観ておくべき映画。
- 労作であり迫力あるシーンもあるが・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督山村聡
- 主演山村聡
-
結核を患う婚約者との、美しくも儚い愛の日々。高原のサナトリウムを舞台にした悲恋物語。
昭和初期の高原サナトリウム。結核を患う婚約者・節子に付き添う作家の「私」。死の影が迫る中、二人は残された時間を慈しむように愛を育む。美しい自然、限られた時間、そして深まる絆。しかし、病魔は容赦なく彼女の体を蝕んでいく。愛する人の死を前にした青年の葛藤と、永遠の愛の誓い。堀辰雄の不朽の名作を映画化した、切ない日々の記録。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督島耕二
- 主演久我美子
-
平凡なサラリーマンが十九歳の少女に魅せられて、現代の倫理と四十八歳の肉体に抵抗してゆくというロマンスグレーの心理を描く。石川達三の読売新聞連載小説を「のんき夫婦」の新藤兼人が脚色、「夜の河」についで吉村公三郎が監督する。撮影は「あさ潮ゆう潮」の中川芳久。主な出演者は「月形半平太(1956)」の山村聡、「嵐(1956)」の雪村いづみ、「日本橋」の若尾文子、川口浩、船越英二、「愛の海峡」の小野道子、他に杉村春子、村田知英子、石黒達也、三津田健などのヴェテラン。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督吉村公三郎
- 主演山村聡
-
原作はドイツのベスト・セラー小説ケストナーの『二人のロッテ』、渡邊一郎の脚本を、「夜の未亡人」の島耕二が監督に当っている。撮影は「誰が私を裁くのか」の相坂操一である。出演者は、「母を慕いて」の美空ひばりの二役、「舞姫(1951)」の山村聡、「名月走馬燈」の水戸光子などを初めとして、荒川さつき、杉狂児、捕邊粂子などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督島耕二
- 主演美空ひばり
-
“必殺仕掛人”シリーズ三作目。次々と殺人を犯す強盗団に挑戦する仕掛人たちの活躍を描くサスペンス時代劇。原作は池波正太郎の同名小説。脚本は「必殺仕掛人」の安倍徹郎、監督は「影の爪」の貞永方久、撮影は「宮本武蔵(1973)」の丸山恵司がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【畜生働きを重ねる盗賊団を束ねる妖艶な女の毀誉褒貶の、若き頃梅安と恋仲であった生き様を描いた作品。今作は、岩下志麻さんの匂うが如き色気と物凄い流し目にヤラレル作品でもある。】
- 皆殺し盗賊集団の頭、毒婦岩下志麻の悪女っぷり!堂々たる貫禄の演技が、この作品を土
- 江戸職業づくしに載っていない稼業、仕掛人・・・
- 日本橋・小津屋に入った畜生働きの盗賊集団
時代劇
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督貞永方久
- 主演緒形拳
-
獅子文六の原作を、広沢栄が脚色。「猫と鰹節」の堀川弘通が監督した親娘の愛情を描いたもの。撮影は「小早川家の秋」の中井朝一。
ネット上の声
- 娘が連れて来た婿候補は…。
- 誰に向けた映画なのか…。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀川弘通
- 主演星由里子
-
オール読物に連載された有馬頼義の同名小説を、「恐喝(1958)」の共同脚色者・芝野文夫が脚色し、同じく「恐喝(1958)」の佐伯幸三が監督した推理映画。撮影は「真夜中の顔」の荒牧正。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯幸三
- 主演水谷良重
-
「暴力団」の村尾昭がオリジナル・シナリオを執筆「東京アンタッチャブル 脱走」の関川秀雄が監督した推理もの。撮影は、「やくざの歌」の高梨昇。
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督関川秀雄
- 主演高倉健
-
昨年病没した詩人・彫刻家高村光太郎が愛妻智恵子夫人を偲んでうたった詩集『智恵子抄』の映画化で美しい夫婦の愛情を描く。「「廓」より 無法一代」の八柱利雄が脚色、「美しき母」以来久々の熊谷久虎が監督した。撮影は「婚約指輪」の小原譲治。主演は「東京暮色」の山村聡、「大番」の原節子「地獄岬の復讐」の柳永二郎、「「動物園物語」より 象」の青山京子。ほかに三好栄子、賀原夏子、中北千枝子、太刀川洋一、左卜全など。
ネット上の声
- 檸檬まるかじり!
- 「智恵子抄」を三回忌原節子特集で、先週みた。芸術家同士の結婚は一日...
- 「智恵子抄」を三回忌原節子特集で、先週みた。芸術家同士の結婚は一日...
- 山村聰がよかった。原節子はちょっと笑えた。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督熊谷久虎
- 主演原節子
-
山本有三の原作を、「初姿丑松格子」の橋本忍が現代版に脚色したもので、日活入社第一回の西河克己が潤色・監督に、高村倉太郎が撮影に当っている。出演者は、「からたちの花」の山村聡、「女人の館」の三國連太郎、北原三枝、「地獄への復讐」の山内明のほか南寿美子、三島耕、東谷暎子、轟夕起子、清水一郎、多々良純、清水将夫など。
ネット上の声
- やましさを封じ込めてなにデート重ねてんのー?って、みているこちらを心配にさせる心
- 1955年当時の1万円…って、現在の価値にするといくらぐらいだろう?
- ヴェーラで途中から入って5分で笠智衆の長台詞のシーン
- 男性メインキャストが日活っぽくない日活映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督西河克己
- 主演山村聡
-
製作は「殴られた石松」の野坂和馬に佐野宏が協力し、雑誌読切小説倶楽部掲載の宮本幹也の原作から「情炎峡」の小国英雄が構成し、「エノケンの石川五右衛門」の戸田伊太郎に池俊行が協力脚色している。監督は「唐手三四郎」の並木鏡太郎で、「さすらいの旅路」の鈴木博が撮影に当たっている。出演者は「情炎峡」の田崎潤と野上千鶴子、「慶安秘帖」の山村聡と「新撰組 第一部京洛風雲の巻」の花柳小菊、「さすらいの旅路」の龍崎一郎のほか、片山明彦、三條利喜江、三原純、千秋実などである。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督並木鏡太郎
- 主演山村聡
-
「花と波涛」の高木雅行が日活専属第一作として製作する映画で、下山事件にヒントを得た井上靖の小説を「国定忠治(1954)」の菊島隆三が脚色し、山村聡が「蟹工船」に次いで監督、主演する。撮影は「雲は天才である」の横山実の担当。「国定忠治(1954)」の津島恵子をはじめ、「緑の仲間」の東野英治郎、「乾杯!女学生」の夏川静江、「浅草の夜」の滝沢修、「大阪の宿」の左幸子、及び千田是也、青山杉作、中村伸郎、信欣三など新劇のヴェテランたちが出演している。
ネット上の声
- 昭和・暗黒の時代
- ジャーナリストの苦悩
- 「下山事件」を新聞記者の視点で描くドラマは、松本清張の他殺説と異なる自殺説で切り
- 国鉄総裁の死が自殺か他殺かで、報道が割れ、真実を伝えたい山村聡は最初は中立、後に
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督山村聡
- 主演山村聡
-
「男の嵐」の松浦健郎がオリジナル・シナリオを執筆、「暴力団」の小沢茂弘が監督したギャングもの。撮影は「親分を倒せ」の西川庄衛。
ネット上の声
- 高倉健やサニー千葉!豪華キャスト集結!
- パリ(日本のスタジオ)篇なんていらないから一本で討ち入りまで完結してほしかった
- 細かい描写がだいぶフザけている
- 片岡千恵蔵主演、カラー作品
アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督小沢茂弘
- 主演片岡千恵蔵
-
松浦健郎の原作を、原作者自身が脚色し、「あばれ街道」の小沢茂弘が監督したギャングもの。撮影は「名犬物語 断崖の少年」の西川庄衛。
アクション
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督小沢茂弘
- 主演片岡千恵蔵
-
川島芳子を主人公とする村松梢風の同名原作を吉村公三郎が脚色、「村八分」の今泉善珠が二回目の監督を相当する。撮影は新人牛山邦一、「山の音」の山村聡、「恋文(1953)」の森雅之、「日の果て」の原保美、神田隆、「赤い自転車」の岸旗江、「家族会議」の柳永二郎、「蟹工船」の中原早苗などが出演する。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督今泉善珠
- 主演山村聡
-
“必殺仕掛人”シリーズ第二作目。江戸時代、被害者の晴らせぬ怨みを代りに晴らす仕掛人の活躍を描く。原作は池波正太郎の同名小説。脚本は宮川一郎、監督は脚本も執筆している「必殺仕掛人」の渡辺祐介、撮影も同作の小杉正雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【”この世に生かしておいてはならぬ極悪人には、脊髄に非情の鍼を。”今作は、非情に分かり易い勧善懲悪モノであり、チビッ子の時に観た役者さんの演技を堪能する作品である。そして高校時代の事を記すの巻。】
- 萬屋錦之介、田宮二郎、渡辺謙がかつて藤枝梅安を演じた。 必殺仕掛人の新作が豊川悦司主演で2023年に2本公開される予定。
- 梅安と小杉の出合い、情を捨て殺しをカネで請け負う梅安と、悪を憎む正義漢で仇討ちに
- 緒形梅安の流れから、必殺仕事人が生まれた
時代劇
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督渡辺祐介
- 主演緒形拳