- 製作
- 1965年 日本
- 時間
- 106分
- 監督
- 篠田正浩
- 出演
- 山村聡加賀まり子八千草薫
- 種類
- ヒューマンドラマ
【過去の恋愛が引き起こす、美しくも残酷な復讐劇。川端康成の傑作を、篠田正浩が官能的な映像美で描く愛憎の物語。】
著名な小説家・大木。彼はかつて愛し、そして捨てた女性・音子が京都で画家として成功していると聞き、再会を果たす。しかし、この再会が、音子の若く美しい弟子・けい子の心に復讐の炎を灯すことに。師を深く愛するけい子は、大木とその家族に巧みに接近し、破滅へと導こうとする。古都の美しい風景を舞台に、過去の愛と現在の憎しみが交錯。篠田正浩監督の研ぎ澄まされた映像美が、登場人物たちの狂おしい情念を映し出す。