-
太平洋戦争末期、国家の終焉を巡る政府と軍部の対立を描く、歴史のうねりに翻弄された男たちの24時間の群像劇。
舞台は1945年8月14日、太平洋戦争敗戦濃厚の日本。ポツダム宣言受諾という「聖断」が下されたが、徹底抗戦を叫ぶ陸軍青年将校たちはこれに激しく反発。陸軍大臣・阿南惟幾の苦悩をよそに、彼らはクーデターを計画。その目的は、天皇の終戦の詔を録音した「玉音盤」を奪い、国民への放送を阻止すること。政府、軍、皇室、それぞれの思惑が交錯する中、日本の運命を決める玉音放送の時間が刻一刻と迫る。歴史の転換点となった、最も長く、最も激しい一日の記録。
ネット上の声
- ポツダム宣言受諾から天皇の玉音放送に至る8月14日から15日午前までの24時間を
- 緊迫あるナレーション、タイトルがでるまでが超かっこいい! てっきり...
- 当時の軍人の気持ちも含めて歴史を興味深く学べる
- 前半の学びを耐え抜けば、後半楽しめる
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間157分
- 監督岡本喜八
- 主演宮口精二
-
娘の幸せを願い、己の孤独を覚悟する父。小津安二郎が描く、家族の情愛と人生の哀愁漂う物語。
高度経済成長期の東京。妻に先立たれた初老のサラリーマン平山周平は、嫁ぎ遅れた娘・路子と二人暮らし。ある日、中学時代の恩師との再会で、婚期を逃した娘と暮らす恩師の寂しい姿に自身の未来を重ねる。愛する娘の幸せのため、周平は彼女の結婚を画策。しかし、それは自身の孤独な生活の始まりを意味する決断。娘を送り出した夜、一人酒場で噛みしめる父の万感の想い。
ネット上の声
- あっ、わかってる、わかってる、しっかりおやり。幸せにな
- 娘を持つお父さんの気持がわかる☆3.0
- 名作を《必修》にしましょう(笑)
- 結婚適齢期の娘がいる父の気持ち
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督小津安二郎
- 主演岩下志麻
-
戦後の鎌倉、父を想い嫁ぐことをためらう娘と、娘の幸せを願い嘘をつく父、二人の静かな愛情を描く物語。
舞台は戦後間もない古都・鎌倉。大学教授の父・周吉と、婚期を過ぎてもなお父の世話を焼きながら暮らす娘・紀子。二人だけの穏やかで満ち足りた日々。しかし、周囲は紀子の将来を案じ、結婚を盛んに勧める。父との生活に満足し、結婚に気乗りしない紀子。そんな娘の幸せを心から願う父は、彼女を嫁がせるためにある決意を固め、一つの嘘をつく。「再婚しようと思う」。父の言葉は、紀子の心に静かな波紋を広げていく。父を一人にはできないという想いと、自分の幸せの間で揺れる紀子。父と娘、互いを深く思いやるがゆえの葛藤の行方。
ネット上の声
- 父親が大好きすぎる紀子と娘思いの優しく穏やかな父親の親離れ子離れのお話
- 何本も小津作品を観ているとどれも同じに見えてくる。ストーリーと時代...
- 「東京物語」が良すぎたので紀子三部作を遡って見はじめた
- 追悼・原節子 (※ほとんど映画のレビューではありません)
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
-
上京した老夫婦の姿を通して、変わりゆく家族の絆と日本の姿を静かに見つめる、小津安二郎監督による不朽の名作。
舞台は戦後復興期の日本。尾道に暮らす老夫婦、周吉ととみ。二人は東京で暮らす子供たちを訪ねるため、はるばる上京。しかし、長男も長女もそれぞれの生活で手一杯で、両親を心から歓迎する余裕がない。都会の喧騒の中、居場所のなさを感じる老夫婦。そんな二人を唯一温かく迎えたのは、戦死した次男の嫁、紀子だった。血の繋がりを超えた優しさに触れる一方で、実の子供たちとの間に流れる微妙な距離感。やがて訪れる別れと、家族が向き合うことになる静かな現実。
ネット上の声
- 連絡がないってことは元気だってことだね
- 孝行したい時に親は無し、、、かぁ・・
- 小津作品の集大成(付:まとめ)
- どうして号泣したんだろう・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
-
東京郊外の住宅地で、子供たちの「沈黙のストライキ」が巻き起こす、大人たちの日常と本音をユーモラスに描くホームドラマ。
高度経済成長期の東京郊外、新興住宅地。この町に住む林家の兄弟、実と勇は、近所に現れた最新式のテレビに夢中。親に買ってほしいとねだるも、「口数が多い」と一蹴されたことから、兄弟は「お早よう」などの挨拶以外一切口をきかないという反抗を開始。この子供たちの小さなストライキが、大人たちの世界に思わぬ波紋を広げる。町内会費の行方、挨拶をしないことへの不満。些細な出来事がご近所の噂話と誤解を呼び、大人たちの見栄や建前が次々と露わになっていく。果たして兄弟はテレビを手に入れられるのか。
ネット上の声
- 小津さんの中では、ダントツで大好きな作品
- 晩年、第2の名作のピークを生んだ小津監督
- 「兄ちゃん、タンマ、あり?」 笑えます!
- 三丁目の夕日じゃないけど☆2つ半
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督小津安二郎
- 主演佐田啓二
-
高度経済成長期の港町。不器用な男が守ろうとした、ささやかな幸せと消えゆく「街の灯」。
昭和40年代、活気と変化に揺れる九州の港町。刑務所から出所したばかりの中年男・三郎。彼は、かつて世話になった一家を訪ねるが、時代の波は家族の形をも変えていた。昔ながらの義理人情が薄れゆく中で、三郎は一家のトラブルに巻き込まれていく。不器用ながらも真っ直ぐな心で、大切なものを守ろうと奮闘する彼の姿。失われゆく古き良き時代の温もりと、そこに生きる人々の哀歓を描く人情喜劇。
ネット上の声
- できるならもう一度見たい
- 堺正章のヒット曲がタイトルだが、歌は流れず、歌詞内容とも全く関係しない、歌謡曲映
- 森崎東の毒気が利いたコメディ、セックス仲介業の怪しい青年(境)と、その客(森繁)
- 人生の悲哀、人間のおかしみ、全部詰まってる!森崎東映画祭を個人的に開始するしかな
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督森崎東
- 主演堺正章
-
移ろいゆく季節のように変化する家族の形、その一瞬の輝きを切り取った不朽のホームドラマ。
舞台は戦後復興期の1951年、東京・北鎌倉。三世代が同居する間宮家で暮らす28歳の紀子は、明るく現代的な会社員。家族や上司は彼女の結婚を気にかけるが、本人はどこ吹く風。そんな穏やかな日常の中、紀子は周囲の予想を裏切り、亡き兄の友人で子持ちの男性との結婚を突然決意。彼女の選択は、当たり前だった家族の風景にさざ波を立てる。娘の自立を前に、喜びと寂しさが交錯する家族それぞれの想い。嫁ぐ日の朝、父が娘に贈る言葉とは。
ネット上の声
- 「だから私たち、結婚しないのよ、ね〜え」
- いつかまた、一緒に会えるさ・・・・
- 歳が近いではありませんか!?ふふふ
- 小津安二郎が描く“今この時”
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
-
戦争は終わったはずだった。BC級戦犯として不当に収容された青年たちの、尊厳と自由をかけた抵抗を描く社会派ドラマ。
第二次世界大戦終結後の日本。戦争という狂気の中で、上官の命令に従っただけの青年たちが「BC級戦犯」として巣鴨プリズンに収容された。劣悪な環境、理不尽な裁判、そして世間からの冷たい視線。無実を訴える彼らの声は、占領軍の分厚い壁に阻まれて届かない。絶望的な状況下で、彼らは人間としての尊厳を取り戻すため、ハンガーストライキなどの抵抗を開始する。これは、戦争の矛盾に翻弄されながらも、最後まで希望を捨てなかった名もなき青年たちの魂の記録。
ネット上の声
- 知識としては知っていたけれど・・・
- ハンセン病資料館にて中山監督のお話と合わせての上映会で鑑賞
- 映画としては、自主映画なので限界があったんではないか
- ハンセン病患者の国立療養所の厚いかべ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中山節夫
- 主演桜井純子
-
崩壊寸前の家族、冬の東京。過去の秘密が、姉妹の運命を静かに狂わせる、小津安二郎が描く家庭悲劇。
舞台は冬の東京。銀行員の父・周吉と暮らす、出戻りの姉・孝子と奔放な妹・明子。ある日、明子はかつて自分たちを捨てた母・喜久子の居場所を知る。父に隠れて母と再会する明子だが、彼女は望まぬ妊娠という秘密も抱えていた。家族の綻び、許されざる過去、そして姉妹が下すそれぞれの決断。凍てつく都会の片隅で、家族の絆が静かに問われる物語。
ネット上の声
- これは観客が好きな小津ではないよ。暗い。
- 小津さんと思って観ない方がいいでしょう
- 当時の有馬稲子のひたむきな表情が良い
- 「失敗作」だからこそ逆に印象に残る。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
-
戦時下の日本、心に傷を負った子供たちのための学園。22人の子供たちと保母の交流を描く、感動のヒューマンドラマ。
太平洋戦争中の日本。親と離れ、心に様々な問題を抱えた子供たちが暮らす感化院「みかへりの塔」。そこへ新任の保母、夏木先生がやってくる。一筋縄ではいかない22人の子供たち。盗みや嘘、喧嘩を繰り返す彼らに、夏木先生は根気強く、愛情を持って向き合っていく。子供たちの閉ざされた心が、自然豊かな環境と先生の温かい眼差しの中で、少しずつ開かれていく様子。戦争という大きな時代のうねりの中、子供たちの純粋な心と成長を優しく見つめた不朽の名作。
ネット上の声
- 現代人こそこの学院を『見かへり』すべし。
- 清水宏監督が天才と言われた理由☆
- 今の日本人が見るべき映画
- 鐘が聞こえる範囲
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督清水宏
- 主演奈良真養
-
家族にとって老人とは何か。現代社会に生きる人々の本音と建前を鋭く描く、巨匠・渋谷実の人間ドラマ。
戦後の日本。定年退職し、息子夫婦の家に同居する老人・小野寺平作。息子一家が家の建て替えを計画するも、新しい設計図に彼の部屋は無し。邪魔者扱いされ、子供たちの間で厄介払いをされる存在。誰が面倒を見るかで繰り広げられる、剥き出しの欲望とエゴ。家族の冷たい仕打ちに孤独を深める平作の唯一の慰めは、純粋な孫娘と、かつての教え子との交流。そんな中、彼は自らの尊厳を守るため、ある静かな決断。その選択が、家族に突きつける静かな波紋。
ネット上の声
- 家族もの、とくに父と嫁ぐ娘の物語は、あたたかくてちょっと切ない
- 『あゝ玉杯に花うけて』を歌わせるのはお門違い。
- なかなかに小粋な昭和のコメディ
- 奈良の大仏にお願いするOP
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督渋谷実
- 主演笠智衆
-
高度経済成長期の日本、酒だけが生き甲斐のサラリーマンたち。その悲喜こもごもをユーモラスかつ痛烈に描いた社会派コメディ。
舞台は戦後の復興から高度経済成長へと向かう日本。とある商事会社に勤めるサラリーマンたちにとって、仕事終わりの一杯は唯一の安らぎであり、天国。上司の愚痴、家庭の悩み、将来への不安。全てをアルコールで洗い流す彼らの日常。しかし、その「天国」は時として現実逃避の「地獄」へと姿を変える。酒に溺れる男たちの生態を通して、当時の日本の社会とサラリーマンの悲哀を鋭く風刺。笑いの中に滲む、ほろ苦い人生の真実。
ネット上の声
- 酔っ払いが酒に飲まれてはちゃめちゃする系のコメディ作品かなぁ?ってウキウキ見始め
- 笠智衆主演
- お酒での失敗に寛容だった時代に、タイトルには天国と銘打ってはいるが酔っぱらいは地
- 松竹喜劇だし、倍賞千恵子のかわいい酔っぱらい姿でも見れるのかなと思ったら、すげえ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演津川雅彦
-
終戦間もない古都・奈良を舞台に、三姉妹の恋模様を温かく描く。揺れ動く心と家族の絆の物語。
舞台は終戦から数年が経った古都・奈良。父と暮らす美しい三姉妹、長女の千鶴、次女の綾子、三女の節子。穏やかな日々の中、彼女たちの心を揺さぶる恋の予感。特に、未亡人である長女・千鶴に想いを寄せる男性と、そんな彼に惹かれる三女・節子の間で、繊細な感情が交錯。伝統的な価値観と新しい時代の息吹の中で、それぞれの幸せを模索する姉妹たち。彼女たちが見つけ出す、ささやかで温かい愛の形。
ネット上の声
- 小津タッチの佳作
- 666は恋の暗号
- 棒読みのような台詞は役者が下手ということではなく家族や親しい身内との会話は感情的
- ▪︎小津が撮る予定だったけど田中絹代に譲った作品(脚本は小津と斎藤良輔)、監督第
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督田中絹代
- 主演笠智衆
-
寡黙な父と、その背中を見て育った息子。離れて暮らす二人の、静かで深い愛情と絆を描く小津安二郎の名作。
地方都市で中学教師を務める堀川周平と、その一人息子・良平。ある修学旅行での事故をきっかけに、周平は教職を辞し、息子を寄宿舎に預けて東京で働き始める。離れて暮らしながらも、手紙を交わし、休日に再会を喜び合う父と子。歳月は流れ、成長した良平もまた教師となる。多くを語らずとも互いを思いやる、父と子の変わらぬ愛情。やがて訪れる、人生の大きな転機。父が息子に伝えたかった想いとは。
ネット上の声
- 戦時中でありながら、密やかな反戦映画だったと思います
- なんてことないストーリーだが・・・
- 多分、名作なのだろうけど
- 父よ、あなたは偉かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
-
戦時下の日本、一人の息子を兵士として送り出す家族の愛と葛藤。木下恵介監督が描く、戦争に翻弄される庶民の姿。
時代は太平洋戦争末期。ごく普通の日本の家庭、高木家。父・友之丞は陸軍大尉としての誇りを持ち、三人の息子たちもまた、国の為に戦うことを運命づけられていた。長男と次男は既に出征。そして三男・信彦にも召集令状が届く。息子の出征を誇らしく思う父と、ただ息子の無事を祈り、別れの寂しさに耐える母・わか。出征の日、駅のホームで見送る家族。走り出す汽車を、母はただ必死に追いかける。国策映画でありながら、戦争の影にある家族の愛情と悲しみを力強く描き出した木下恵介監督の傑作。ラストの母の姿は、観る者の胸を強く打つ。
ネット上の声
- 本作にある反戦メッセージは人類普遍のものです しかし本作には戦前の日本がなぜ無謀であっても戦争を起こしたのか 遺書にして残そうとした点で唯一無二の映画のように思います
- ブラックコメディーそのもの。演出家は分かってる。
- 『二十四の瞳』の理解のために必見の映画
- 抑制された、でも力強い反戦メッセージ
戦争
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督木下恵介
- 主演笠智衆
-
長崎の離島から北海道の開拓地へ。激動の時代、日本縦断の旅路で描かれる、ある一家の愛と絆の物語。
高度経済成長期の1970年、長崎県の離島。炭鉱の閉山により、故郷を失った風見一家。父・精一は、妻と二人の子供を連れ、新天地・北海道での酪農を夢見て日本縦断の旅に出ることを決意。なけなしの金を手に、フェリーと列車を乗り継ぐ長く過酷な道のり。道中で出会う人々の温かさ、そして予期せぬ悲しい別れ。時代の荒波に翻弄されながらも、決して希望を失わず、互いを支え合う家族の姿。彼らが旅の果てにたどり着いた北の大地で目にするものとは。山田洋次監督が描く、家族の原点。
ネット上の声
- Where Spring Comes Late:山田洋次監督、脚本、原作、宮崎晃
- 勢いのあった頃の日本を思い起こさせる作品
- 苦難の旅は人生の如し〜山田洋次監督の名作
- 公開当時小学生だった。のに今でも強烈
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演倍賞千恵子
-
ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースが、敬愛する小津安二郎監督の面影を求め、1980年代の東京を彷徨うドキュメンタリー。
映画監督ヴィム・ヴェンダースが、日本が誇る巨匠・小津安二郎の世界を探求するため、1983年の東京を訪れた。パチンコ店、ゴルフ練習場、食品サンプル工場。急速な西洋化と発展を遂げた都市の風景は、小津映画に描かれた静謐な日本の姿とは大きく異なっていた。ヴェンダースは、小津組の俳優・笠智衆や撮影監督・厚田雄春へのインタビューを通して、失われつつある日本の原風景と、小津が撮り続けた「家族」の姿を追い求める。時代と共に移り変わる東京の姿を記録した、映像による思索の旅。
ネット上の声
- 【“小津の映画は国境を越え理解される。”小津監督を敬愛するヴィム・ヴェンダースが1983年の東京の風景を切り取ったドキュメンタリー。笠智衆や厚田雄春撮影監督へのインタビューシーンは特に貴重である。】
- 1983年の東京をヴィム・ヴェンダース監督が切り取ったドキュメンタリー映画です
- ベンダース監督の嗜好と、笠智衆の証言に触れることができる、貴重な一作。
- ヴィム殿小津像をはき違えてますぞ(汗)
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間93分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演厚田雄春
-
終戦直後の日本。一人の熱血教師と「問題児」と呼ばれた子供たちが紡ぐ、涙と希望の物語。
舞台は、敗戦の傷跡が色濃く残る1940年代後半の日本の小学校。赴任してきたばかりの若い相沢先生。彼が受け持つことになったのは、家庭環境に問題を抱える子供たちが集まる特別学級。貧困や偏見に苦しみ、心を閉ざす生徒たち。相沢先生は、一人ひとりの心に寄り添い、手探りで教育の理想を追い求める。しかし、彼の前には社会の無理解という大きな壁。子供たちの未来のため、教師が起こした一つの行動。
ネット上の声
- 戦後教育の啓蒙として作られた児童映画の素直さと素朴さ
- 🔸Film Diary🔸
- 当時の「精神薄弱児」等に対する意識の低さを想像すれば、親の切ない気持ちはよくわか
- 学校に馴染めず転校を繰り返す精神薄弱の児童が、新しい学校で、理解のある担任と協力
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督稲垣浩
- 主演笠智衆
-
女性不信の若き社長が挑む奇妙な見合い、個性豊かな4人の美女が仕掛ける恋の駆け引きを描くロマンティック・コメディ。
1964年、高度経済成長期の日本。若くして光学機器メーカーの社長を務める浦山は、過去のトラウマから極度の女嫌い。しかし、会社の将来のため、会長である祖父から結婚を厳命されてしまう。しぶしぶ見合いをすることになった彼の前に現れたのは、性格も魅力も全く異なる4人の美女たち。彼女たちは、それぞれの思惑を胸に浦山に猛アタックを開始。女嫌いの社長と、彼を射止めようとする女性たちとの間で、予測不能な恋のバトルが勃発。果たして、浦山の固く閉ざされた心を開く女性は現れるのか。市村泰一監督が軽快なテンポで描く、笑いとロマンスに満ちた洒落た一作。
コメディ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督市村泰一
- 主演笠智衆
-
戦前、戦中、戦後の三代にわたって生きた軍人一家の系譜を、激動の昭和史と北海道の雄大な自然を背景に描く大河ドラマ。原作は菅忠淳の週刊朝日「わが家の三代」応募作品。脚本は「しあわせの一番星」の石森史郎と「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」の宮崎晃、監督は脚本も執筆している「必殺仕掛人 春雪仕掛針」の貞氷方久、撮影は「津軽じょんがら節」の坂本典隆がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 男女が浜辺で戯れるとき、水面が跳ね返す眩い光は、息子の命を奪わんともした父の白刃
- 昭和初期から約50年近い時代流れをひとつの家族の歴史として描いた大河ドラマ
- 開始10分くらいで20分くらい寝てしまって岩下志麻さんを見逃したけど
- 松竹製作、家族三代の物語だが、骨格が弱い
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間170分
- 監督貞永方久
- 主演笠智衆
-
戦後の東京、貧しくも明るい四人兄妹の物語。歌と笑い声が響く、ささやかで温かい家族の肖像。
戦争で両親を亡くした上村家の四人兄妹。長女は家計を支え、作曲家を夢見る長男、そして二人の弟妹が、一つ屋根の下で暮らす日々。貧しさの中でもユーモアと歌を忘れず、食卓を囲む彼らの家はいつも楽しげな雰囲気。しかし、失業や借金といった厳しい現実が、彼らのささやかな幸せを脅かし始める。家族の絆を試される苦難の連続。彼らは夢と希望を胸に、この困難を乗り越えることができるのか。長男が紡ぐ一曲のメロディが、家族の未来を照らす光となる。
ネット上の声
- 心暖まる秀作ホームドラマ
- ホーム・スイート・ホ-ム
- 地獄先生森永ぬ~べ~。
- 家族がこんなに仲良ければどんなに微笑ましい事かと思ってしまったのは、今の時代、人
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中村登
- 主演笠智衆
-
高度経済成長期の東京。お人好しで平凡なサラリーマン、目白三平が巻き起こす、笑いとペーソス溢れる日常喜劇。
舞台は戦後の復興から高度経済成長へと向かう昭和30年代の日本。中堅商事に勤めるサラリーマン、目白三平。彼はどこにでもいる、真面目で少しお人好しな男。満員電車に揺られ、上司に気を使い、同僚と酒を酌み交わす毎日。そんな彼の平凡な日常に巻き起こる、ささやかな事件の数々。家庭でのドタバタ、会社での失敗談、そして淡い恋模様。誰もが共感する「あるある」ネタ満載で描かれる、サラリーマンの悲喜こもごも。昭和の日本を温かい眼差しで切り取った、心温まるヒューマンコメディの傑作。
ネット上の声
- 笠智衆=目白三平‼️
- 無機質な現代人に欠けているものを思い出させてくれます。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督千葉泰樹
- 主演笠智衆
-
「白頭巾現わる」に次ぐ稲垣浩の製作田村一二の「手をつなぐ子等(1948)」に先立つ「忘れられた子等」を稲垣均が自ら脚色し、監督に当る。キャメラは「白頭巾現わる」の安本淳、音楽は「最後に笑う男」の西梧郎(大映京都)。主演は「手をつなぐ子等(1948)」の島村イツマ、笠智衆それに「望みなきに非ず」の堀雄二が加わる、BKの文芸部泉田行夫、岩田直二が協力出演しているオールロケーション映画である。
ネット上の声
- 特殊学級を2年間という約束で、受け持つことになった青年教師が、幼き子らと向き合う
- 忘れた大人達
- 前年の『手をつなぐ子等』で一教師だった笠智衆が、今作では校長先生役で出演
- 特殊学級の生徒と若い男性教師の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督稲垣浩
- 主演堀雄二
-
大学卒業の青年を通して社会の真実の姿を描く異色作。脚本は「日本橋」の和田夏十と市川崑の協同執筆になり、同じく市川崑が監督する。撮影は「愛の海峡」の村井博。主なる出演者は「慕情の河」の川口浩、「大阪物語」の小野道子、「朝の口笛」の船越英二、ほかに川崎敬三、杉村春子、笠智衆、潮万太郎、見明凡太朗、山茶花究、入江洋佑など。
ネット上の声
- 上から目線の、負け組サラリーマン哀歌。
- 前日に突然の火災により講堂が全焼し、雨の中校庭で卒業式を行う映像。いきなり何なんだよ、この映画。面白いぞ。
- 川口浩の声がよい
- あの時代に。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督市川崑
- 主演川口浩
-
波多野勤子のベスト・セラー「少年期」を、「カルメン故郷に帰る」「善魔」についで木下恵介が監督する。脚本は木下と「わが家は楽し」の田中澄江の協同。出演者は「わが家は楽し」の笠智衆、「火山脈」の田村秋子、「カルメン故郷に帰る」の小林トシ子、「善魔」の三國連太郎の他、主役一郎には公募をパスした新人石浜朗少年が起用される。
ネット上の声
- 笠智衆、もうひとつの「父ありき」。
- 終戦後に、主人公の少年と、敗戦により自殺した軍人の父を持つ少年が船の上で泣き合う
- 疎開先の田舎で軍事教育の洗礼と同調圧力の空気に取り込まれ、己の中に歪んだナショナ
- 全ての関係性がとろっとろに煮詰められていて、愛を通り越して気持ち悪さすら感じた
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督木下恵介
- 主演田村秋子
-
ネット上の声
- あまり上手い絵じゃないなあ
- フォードの豊かさとニコラス・レイのナイーブさとブレッソンのフィジカルな感覚、全て
- いわゆる第一の世界と第二の世界をほとんどオミットして、第三の世界との対峙のみに焦
- キャスティングがはまっていて驚かされる
青春
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督中川信夫
- 主演山田真二
-
「沈丁花」の松山善三がシナリオを執筆、「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の本多猪四郎が監督した青春歌謡もの。撮影は「パンチ野郎」の宇野晋作。
ネット上の声
- 本多猪四郎監督
- 男同士のいざこざを相撲で決着をつける決まりのようなもの、都市伝説かと思ったらこの
- 出演してる女の子達がみんなかわいい…洋服も言葉も、しぐさも全部かわいかった…
- 見ていても楽しくて見る価値十分あります
青春
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督本多猪四郎
- 主演加山雄三
-
「サラリーマン目白三平 女房の顔の巻」に続く目白三平もの。スタッフ・キャストはいずれも前作と同じ顔ぶれである。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 笠智衆=目白三平‼️
- いい作品ですね
- タイトルからサラリーマン哀歌と思いきや夫婦の倦怠期と親も気づかぬ子供の成長の物語
- 国鉄に勤めるヒラ社員を主人公に、親戚の娘の家出や次男の養老院とのやり取りなどを、
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木英夫
- 主演笠智衆
-
ネット上の声
- 子供たちのために働く夢を持ちつつ見合いをしようとする軍医として従軍した男を中心に
- 川島雄三のデビュー作は織田作之助原作
- 戦前の作品とも思えない朗らかさ
- 川島雄三、戦時中の監督第一作
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督川島雄三
- 主演佐野周二
-
ネット上の声
- 君らはギャートルズか。
- 終戦直後バビゾ菌で🐘が病死
- 最近ちょっと身近な🐘
- チャップリンみたいな笠智衆と、テレビの水戸黄門で凄みのある悪役だった神田隆と安部
コメディ
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督吉村公三郎
- 主演笠智衆
-
1967年、高度経済成長期の日本。温泉への団体旅行に向かう列車内で繰り広げられる、てんやわんやの大騒動!昭和の人情コメディ。
舞台は高度経済成長に沸く1967年の日本。とある会社の社員たちが、慰安旅行のため団体列車に乗り込み、一路温泉地を目指す。しかし、個性豊かな面々が集まれば、平穏な旅になるはずがない。酒癖の悪い部長、不倫カップルの駆け引き、出世を狙う若手社員のゴマすり合戦。次から次へと巻き起こる珍事件の数々。列車という密室空間で、日頃の不満や人間模様が剥き出しになっていく。果たして一行は、無事に目的地へたどり着けるのか。昭和の日本をエネルギッシュに描いた、笑いとペーソス溢れる群像喜劇。
ネット上の声
- 残念ながらお話の面白さも鉄ちゃん成分も低くなっています 列車シリーズは次作の第3作の初詣列車で終わってしまうのも仕方ないないなという予感を感じます
- 【若き渥美清さんの喜劇役者としての魅力溢れる作品。笠智衆さん、ミヤコ蝶々さんも出演してます。】
- 助役試験は落ちて当たり前。 亡父も40年国鉄で下働き。 ロープウェ...
- 軽く行きましょ、軽く。国鉄に乗りましょ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督瀬川昌治
- 主演渥美清
-
マーガレット・シドニーの小説よりナタリー・バックナルが脚色し、「凸凹西部の巻」のチャールズ・バートンが監督、ヘンリー・フロイリッヒが撮影した1940年度作品。エディス・フェロウズ、クラレンス・コルブ、ドロシー・ペイタースン、ロナルド・シンクレア、チャールズ・ベック等が出演する家庭映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督吉村公三郎
- 主演藤野秀夫
-
大島みち子、河野実の書簡集を「越後つついし親不知」の八木保太郎が脚色「鉄火場破り」の斎藤武市が監督した青春もの。撮影もコンビの萩原憲治。
ネット上の声
- この映画は泣ける。 また、吉永小百合と、浜田光夫の演技も素晴らしい。
- 吉永小百合の魅力は凄いけど。
- 「寒い朝」と「川は流れる」
- 吉永小百合が美しすぎる
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督斎藤武市
- 主演浜田光夫
-
西村滋の原作を「暗黒街」の原案者菊島隆三と、「吸血蛾」の西島大が共同脚色した。少年院の生態を赤裸々に描いている。監督は「黒帯三国志」の谷口千吉、撮影は「愛情の決算」の山田一夫主な出演者は「人情馬鹿」の菅原謙二、「婚約三羽烏」の安西郷子「鬼の居ぬ間」の藤木悠、「チエミの婦人靴」の青山京子、江原達怡、他に久保明、太刀川洋一、笠智衆など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督谷口千吉
- 主演菅原謙二
-
原作・塩田良平の同名小説を「私、違っているかしら」の倉本聰が脚色、鍛冶昇が第一回監督する純情メロドラマ。撮影は「星のフラメンコ」の藤岡粂信。
ネット上の声
- 本作の提供はミクロゲンパスタです。
- 日活ヒロインの中でも最も庶民的で天真爛漫なイメージの和泉雅子のキャラクターにぴっ
- 人生ってドロドロの愛憎は底に沈めて、キラキラの上澄みで青春するところあるのかもし
- 大学教授・笠智衆の家庭にお手伝いさんとして住み込みで働くシネフィル娘・和泉雅子の
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督鍛治昇
- 主演和泉雅子
-
名投手沢村栄治の半生と日本プロ野球の誕生時代を描いたもので、「平手造酒(1954)」の菊島隆三が脚本を書き、「魔子恐るべし」の鈴木英夫が監督に当っている。撮影は「君死に給うことなかれ」の中井朝一。出演者は、「君死に給うことなかれ」の池部良と司葉子、「荒城の月(1954)」の滝花久子、清水将夫、「二十四の瞳(1954)」の笠智衆のほか、千秋実、藤原釜足、土屋嘉男、北沢彪などで、巨人第二軍が水原、三原、中尾、川上、千葉、筒井、平山、吉原、白石、中島、スタルヒンの諸選手に扮して試合場面に出場している。
ネット上の声
- プロ野球叢生期の伝説
- 浅草(地下鉄出口付近)、後楽園球場、芦屋(芦屋川)
- 実際の巨人中日戦からはじまるオープニング。
- 実際の巨人中日戦からはじまるオープニング。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督鈴木英夫
- 主演池部良
-
戦争という抗し得ぬ暴力に死をもって抗議し、学徒出身の特攻隊員である夫に殉じて、若き生命を断った妻の手記を基にして映画化する愛の物語。山田照子の遺作から「夕日と拳銃」の沢村勉と鈴木英夫が脚色、「チエミの婦人靴」に次いで鈴木英夫が監督。撮影は「恐怖の逃亡」の安本淳。主な出演者は「白夫人の妖恋」の八千草薫、「嵐(1956)」の笠智衆、「与太者と若旦那」の鶴田浩二、「のんき夫婦」の小林桂樹、加東大介、その他、夏川静江、宝塚の峰京子、多々良純、清水一郎など。
ネット上の声
- 8月の湿度とも銃後の切迫とも切り離して非現実的に純度高めたメロドラマだけど、情感
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督鈴木英夫
- 主演鶴田浩二
-
無気力ですべてに自信のない三流大学の学生が、その時々の人と人とのふれあいを通して、人間らしい生き方をつかみとって行くさまを描く。脚本は「東京ド真ン中」の高橋正圀、監督は「青春大全集」の水川淳三、撮影は「瀬戸はよいとこ花嫁観光船」の丸山恵司がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 中村雅俊の「俺たちの旅」の山田洋次版みたいな作品
- 大学生(中村雅俊)の無気力な生活
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督水川淳三
- 主演中村雅俊
-
菊地政男の原作を、「殺されたスチュワーデス 白か黒か」の猪俣勝人が脚色し、「私は忘れない」の堀内真直が監督した戦争もので、セレベス島のカンピリ収容所長をしていた元海軍兵曹を描く。撮影も「私は忘れない」の小原治夫。
戦争
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀内真直
- 主演大木実
-
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
-
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演笠智衆
-
転げこんだ巨万の遺産を持てあまし百鬼夜行の大都会に金をバラマキに来た男の物語。“週刊新潮”連載の大佛次郎の原作を「母恋月夜」の笠原良三が脚色、「好人物の夫婦」の千葉泰樹が監督、「ロマンス娘」の完倉泰一が撮影を担当。主な出演者は、「殉愛」の小林桂樹、笠智衆、「女囚と共に」の安西郷子、「のんき夫婦」の久慈あさみ、「猫と庄造と二人のをんな」の三木のり平、「へそくり社員とワンマン社長 ワンマン社長純情す」の中田康子、「嵐(1956)」の東郷晴子、その他三津田健、多々良純、田中春男、小杉義男など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演小林桂樹
-
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
-
“小説新潮”所載、松本清張原作の映画化、スリラー篇。脚色は「裸の青春」の井手雅人と「君美しく」の瀬川昌治の共同、「歌う弥次喜多 黄金道中」の大曽根辰保が監督、石本秀雄が撮影にあたる。主な出演者は松竹京都初出演の岡田茉莉子(大安吉日)、「雲の墓標より 空ゆかば」の大木実、笠智衆、「ここは静かなり」の佐竹明夫、ほかに山内明、千石規子、小沢栄、十朱久雄、宮城千賀子、森美樹、永田光男など。
ネット上の声
- 松本清張が最初に名声を得た小説が原作だが、この人のいつもながらの特徴である「緊迫
- 登場人物の背景描写が中途半端なので物足りない。粗製濫造な感じ。
- 松本清張の原作を大幅に改変し、全く別の物語を作り上げている。
- 終戦後、復興期にある日本の空気感
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督大曾根辰保
- 主演大木実
-
明治の激動期、異母兄弟の愛憎が嵐を呼ぶ。一人の女性を巡り、運命が交錯する文芸ドラマの傑作。
舞台は明治時代の静岡。名家の当主の死後、その家に引き取られた妾の子、南條光比古。彼を迎えたのは、正妻の子である心優しき兄、白木真太郎。同じ屋根の下で暮らしながらも、境遇の違いから二人の心はすれ違う。そんな兄弟が共に心を寄せたのは、家に仕える美しい娘・お香だった。真太郎の静かな愛情と、光比古の激しい情熱。一人の女性を巡る兄弟の対立は、やがて白木家全体を飲み込む激しい嵐へと変わっていく。愛と憎しみが渦巻く中で、彼らがたどり着く運命とは。
ネット上の声
- 嵐の意味ってそういうこと・・・
- 子育ては嵐の如く...。
- 普通の家族を丁寧に描いた作品
- 普通の家族を丁寧に描いた作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督稲垣浩
- 主演笠智衆
-
雑誌「婦人倶楽部」連載の源氏鶏太の小説を「続・警察日記」の井手俊郎が脚色し、「いらっしゃいませ」の瑞穂春海が監督、「若い樹」の山崎一雄が撮影を担当した。主なる出演者は、「チエミの初恋チャッチャ娘」の司葉子、小泉博、杉葉子、「早春」の笠智衆、「驟雨」の小林桂樹、「乱菊物語」の北川町子など。
ネット上の声
- 輝く真面目さ!
- 結婚だけが女の幸せと侮る勿れ... 弱きを助け、強きを挫き、他人に媚びない唯我独尊の全きモラリスト映画!!
- 司葉子主演の娯楽作
- 見事な司葉子
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督瑞穂春海
- 主演小林桂樹
-
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演若原雅夫
-
「不死鳥」の小出孝と共同で小川記正第一回プロデュース作品。原作は加藤武雄門下の正治清英が婦人倶楽部に書いた短篇小説『灯ともし頃』で、「娘の逆襲」「誘惑(1948)」の新藤兼人のシナリオ。演出は「浅草の坊ちやん」「懐しのブルース」の佐々木康、カメラは「新婚リーグ戦」「懐しのブルース」の斎藤毅の担当で、東宝・吉本提携「タヌキ紳士登場」についで大泉スタジオで製作される。「旅裝」につぐ佐野周二主演の炭坑もので、新人小宮令子、「長崎物語」の山口勇、「娘の逆襲」の逢初夢子及び「かりそめの恋」の笠智衆らが出演する。
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督佐々木康
- 主演佐野周二
-
棟田博原作「サイパンから来た列車」を「まらそん侍」の八木隆一郎、「流星空手打ち」の小林太平、「風流交番日記」の須崎勝弥、「警視庁物語 逃亡五分前」の長谷川公之、KRプロデューサー近江浩一が共同して脚色し、「スラバヤ殿下」の佐藤武が監督、「怪奇黒猫組 三部作」の古泉勝男が撮影を担当した。主なる出演者は、「早春」の笠智衆、「黒帯無双」の中山昭二、「薔薇の絋道館」の矢島ひろ子、「乱菊物語」の藤原釜足、「豹の眼」の伏見和子など。
ネット上の声
- 蒸気機関車ではなくて電車で帰って来たのね
- よ~く考えると、成仏してないのね。
戦争
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督佐藤武
- 主演笠智衆
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督実相寺昭雄
- 主演中井貴一