-
1945年8月14日正午のポツダム宣言受諾決定から、翌日正午の昭和天皇による玉音放送までの激動の24時間を描いた名作ドラマ。大宅壮一名義で出版された半藤一利の同名ノンフィクションを原作に、橋本忍が脚色、岡本喜八がメガホンをとった。広島・長崎への原爆投下を経て日本の敗戦が決定的となった昭和20年8月14日、御前会議によりポツダム宣言の受諾が決定した。政府は天皇による玉音放送を閣議決定し準備を進めていくが、その一方で敗戦を認めようとしない陸軍将校たちがクーデターを画策。皇居を占拠し、玉音放送を阻止するべく動き出す。キャストには阿南陸軍大臣役の三船敏郎をはじめ、笠智衆、志村喬、加山雄三ら、当時の日本映画界を代表する俳優陣が集結。
ネット上の声
- ポツダム宣言受諾から天皇の玉音放送に至る8月14日から15日午前までの24時間を
- 緊迫あるナレーション、タイトルがでるまでが超かっこいい! てっきり...
- 当時の軍人の気持ちも含めて歴史を興味深く学べる
- 前半の学びを耐え抜けば、後半楽しめる
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間157分
- 監督岡本喜八
- 主演宮口精二
-
「彼岸花」につづいて野田高梧と小津安二郎が書いた脚本を、小津安二郎が監督した、大人と子供の世界を描いた一篇。撮影は「春を待つ人々」の厚田雄春。
ネット上の声
- 晩年、第2の名作のピークを生んだ小津監督
- 小津さんの中では、ダントツで大好きな作品
- 「兄ちゃん、タンマ、あり?」 笑えます!
- 三丁目の夕日じゃないけど☆2つ半
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督小津安二郎
- 主演佐田啓二
-
名匠・小津安二郎の遺作となった作品。老いと孤独をテーマに、妻に先立たれた初老男性と結婚適齢期を迎えた娘の心情を、ユーモラスかつ細やかに描き出す。サラリーマンの平山周平は妻に先立たれ、長女・路子に家事の一切を任せて暮らしている。友人に路子の縁談を持ちかけられても、結婚はまだ早いと聞き流してしまう。そんなある日、中学の同窓会に出席した平山は、酔い潰れた元恩師・佐久間を自宅に送り届ける。そこで彼らを迎えたのは、父の世話に追われて婚期を逃した佐久間の娘・伴子だった。それ以来、平山は路子の結婚を真剣に考えるようになり……。父を笠智衆、娘を岩下志麻が演じる。2013年には松竹と東京国立近代美術館フィルムセンターの共同作業によってデジタル修復され、第66回カンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映された。
ネット上の声
- あっ、わかってる、わかってる、しっかりおやり。幸せにな
- 娘を持つお父さんの気持がわかる☆3.0
- 名作を《必修》にしましょう(笑)
- 小津監督の作品は心が癒されます
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督小津安二郎
- 主演岩下志麻
-
小津安二郎監督が広津和郎の小説「父と娘」を原作に父娘の絆を描いた名作ホームドラマ。大学教授の周吉は早くに妻に先立たれ、娘の紀子と2人きりで鎌倉に住んでいる。いまだに独身の紀子を心配する周吉だったが、周吉の妹まさが縁談を勧めても紀子は頑なに受け入れようとしない。周吉はそんな紀子に、自分も再婚を考えていると告げる。小津監督が娘の結婚や親の孤独を題材にした初めての作品で、その後の小津作品の作風を決定づけた。原節子が紀子役を演じる「紀子3部作」の第1作にして、原が初めて出演した小津作品でもある。小津監督が野田高梧と共同で脚色も手がけた。
ネット上の声
- 父親が大好きすぎる紀子と娘思いの優しく穏やかな父親の親離れ子離れのお話
- 何本も小津作品を観ているとどれも同じに見えてくる。ストーリーと時代...
- 「東京物語」が良すぎたので紀子三部作を遡って見はじめた
- 追悼・原節子 (※ほとんど映画のレビューではありません)
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
-
名匠・小津安二郎の代表作で、東京で暮らす子どもたちを訪ねた老夫婦の姿を通し、戦後日本における家族関係の変化を描いた不朽の名作。ローポジションやカメラの固定といった“小津調”と形容される独自の技法で、親子の関係を丁寧に描き出す。尾道で暮らす老夫婦・周吉ととみは、東京で暮らす子どもたちを訪ねるため久々に上京する。しかし医者の長男・幸一も美容院を営む長女・志げもそれぞれの生活に忙しく、両親を構ってばかりいられない。唯一、戦死した次男の妻・紀子だけが彼らに優しい心遣いを見せるのだった。
ネット上の声
- 自分が育てた子供より、いわば他人のあんたの方が。。。
- “家族とは何か”を問い続ける普遍不朽の名作
- 連絡がないってことは元気だってことだね
- 孝行したい時に親は無し、、、かぁ・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
-
チンピラがひょんなことから老人と美少女と連れだって、東京をふりだしに九州まで徒歩旅行を続けることになり、奇想天外な事件に次々と巻き込まれてしまう。堺正章松竹初主演作。脚本は梶浦政男、監督は脚本も執筆している「野良犬(1973)」の森崎東、撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- できるならもう一度見たい
- しっちゃかめっちゃかな作品だったけど、岩国の反基地闘争がでてきたり三井三池炭鉱が
- 人生の悲哀、人間のおかしみ、全部詰まってる!森崎東映画祭を個人的に開始するしかな
- 堺正章のヒット曲がタイトルだが、歌は流れず、歌詞内容とも全く関係しない、歌謡曲映
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督森崎東
- 主演堺正章
-
製作は「自由学校(1951 渋谷実)」「虎の牙」に次ぐ山本武。脚本は「宗方姉妹」と同じく野田高梧と小津安二郎との共同執筆。監督は「宗方姉妹」に次ぐ小津安二郎作品。撮影は常に小津作品を担当する厚田雄春。出演者は、「西城家の饗宴」の菅井一郎、「自由学校(1951 渋谷実)」(松竹)の笠智衆、淡島千景、杉村春子、高橋豊子、「白痴」の原節子、東山千栄子、「天明太郎」の佐野周二、「あゝ青春」の三宅邦子、「恋文裁判」の二本柳寛、「初恋トンコ娘」の井川邦子などである。
ネット上の声
- 「だから私たち、結婚しないのよ、ね〜え」
- いつかまた、一緒に会えるさ・・・・
- 歳が近いではありませんか!?ふふふ
- 小津安二郎が描く“今この時”
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
-
昭和二八年に熊本で起きた黒髪小学校事件を骨子に、一市民一家の悲劇を通して、ハンセン病への偏見と差別を告発した作品。脚本・監督は新人の中山節夫。撮影は内田周作が担当。
ネット上の声
- 知識としては知っていたけれど・・・
- ハンセン病資料館にて中山監督のお話と合わせての上映会で鑑賞
- 映画としては、自主映画なので限界があったんではないか
- ハンセン病患者の国立療養所の厚いかべ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中山節夫
- 主演桜井純子
-
「早春」以来、久々に登場する小津安二郎、野田高梧のコンビが執筆した脚本から小津が監督した話題作。父を裏切って家出した母を求める娘の激情を描く。撮影は「あなた買います」の厚田雄春。主演は「白磁の人」の有馬稲子、「大番」の原節子、「暴れん坊街道」の山田五十鈴、「顔(1957)」の笠智衆。ほかに「情痴の中の処女 天使の時間」の高橋貞二、「近くて遠きは」の杉村春子、「正義派」の田浦正巳、それに山村聡、信欣三、中村伸郎、宮口精二、浦辺粂子、三好栄子、藤原釜足、増田順二、長岡輝子のヴェテラン。菅原通済が特別出演している。
ネット上の声
- これは観客が好きな小津ではないよ。暗い。
- 小津さんと思って観ない方がいいでしょう
- 当時の有馬稲子のひたむきな表情が良い
- 「失敗作」だからこそ逆に印象に残る。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
-
修徳学院長の熊野隆治と小説家の豊島与志雄による同名原作を、清水宏が脚色・監督した社会派ドラマ。小津安二郎や溝口健二に「天才」と呼ばれた清水の代表作の一つで、映画ファンからも高い評価を得た。
ネット上の声
- 現代人こそこの学院を『見かへり』すべし。
- 清水宏監督が天才と言われた理由☆
- 今の日本人が見るべき映画
- 鐘が聞こえる範囲
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督清水宏
- 主演奈良真養
-
中野実の原作を、「妻として女として」の共同執筆者・松山善三と、渋谷実が脚色し、「もず」の渋谷実が監督した。父娘の情愛を描いた物語。撮影は「女舞」の長岡博之。
ネット上の声
- 家族もの、とくに父と嫁ぐ娘の物語は、あたたかくてちょっと切ない
- 『あゝ玉杯に花うけて』を歌わせるのはお門違い。
- なかなかに小粋な昭和のコメディ
- 奈良の大仏にお願いするOP
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督渋谷実
- 主演笠智衆
-
斎藤良輔、小津安二郎が共同で執筆した脚本を、田中絹代が「恋文(1953)」に次ぐ第二回作品として監督に当り、「かくて夢あり」の峰重義が撮影に当る。主なる出演者は映画の役名をそのまま芸名とした四方正夫改めの新人安井昌二、「女人の館」の北原三枝、「悪の愉しさ」の杉葉子、「喧嘩鴉」の山根寿子、「二十四の瞳(1954)」の笠智衆、「三つの愛」の三島耕、「鶏はふたたび鳴く」の佐野周二のほか、小田切みき、田中絹代、汐見洋など。
ネット上の声
- 小津タッチの佳作
- 666は恋の暗号
- ▪︎小津が撮る予定だったけど田中絹代に譲った作品(脚本は小津と斎藤良輔)、監督第
- 田中絹代監督作だが、脚本は小津安二郎でカメラワークや台詞回しに強く影響を感じさせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督田中絹代
- 主演笠智衆
-
「二人の息子」の松山善三のオリジナル・シナリオを「好人好日」の渋谷実が監督した社会風刺ドラマ。撮影も「好人好日」のコンビ長岡博之。
ネット上の声
- 酔っ払いが酒に飲まれてはちゃめちゃする系のコメディ作品かなぁ?ってウキウキ見始め
- 笠智衆主演
- 笠智衆といえば朴訥で誠実で寡黙、どこか達観している人という役柄の作品を多く見てき
- 途中まではひたすら酔っぱらいの失敗を見るのみなのだけど、息子が死んでからが地獄で
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演津川雅彦
-
柳井隆雄と赤穂春雄の共同原作を、「花の咲く家」の柳井隆雄、石田守良、今井金次郎が共同で脚色、「月夜の渡り鳥」の市村泰一が監督した風俗喜劇。撮影は「踊りたい夜」の小杉正雄。
ネット上の声
- 松竹お得意の・・・‼️
- 気の置けない友人である会社の専務と道楽親父を中心に、それぞれの息子と娘の恋愛、専
- お堅い鉄屋も火が着きゃ熔ける、てなわけだが、そんな下世話なところに低回なんてしな
- ★堅物でウブな笠智衆が、男として一回ハメを外しておかないと!ということで浮気する
コメディ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督市村泰一
- 主演笠智衆
-
西南戦争から日清・日露の両戦争、さらに日中戦争に至る富国強兵政策にダブらせて描く、福岡のある一家の3代にわたる大河ドラマ。
ネット上の声
- 本作にある反戦メッセージは人類普遍のものです しかし本作には戦前の日本がなぜ無謀であっても戦争を起こしたのか 遺書にして残そうとした点で唯一無二の映画のように思います
- 『二十四の瞳』の理解のために必見の映画
- 抑制された、でも力強い反戦メッセージ
- 旧県庁前から中州を通って...。
戦争
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督木下恵介
- 主演笠智衆
-
山田洋次が五年間温めつづけてきた構想を、日本列島縦断三千キロのロケと一年間という時間をかけて完成した、話題の超大作。脚本は「男はつらいよ 望郷篇」の山田洋次と宮崎晃、監督、撮影も同作の山田洋次と高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 苦難の旅は人生の如し〜山田洋次監督の名作
- 勢いのあった頃の日本を思い起こさせる作品
- 汗、人ごみ、排気ガス、ほこりまみれの
- 公開当時小学生だった。のに今でも強烈
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田洋次
- 主演倍賞千恵子
-
雑誌「婦人倶楽部」連載の源氏鶏太の小説を「続・警察日記」の井手俊郎が脚色し、「いらっしゃいませ」の瑞穂春海が監督、「若い樹」の山崎一雄が撮影を担当した。主なる出演者は、「チエミの初恋チャッチャ娘」の司葉子、小泉博、杉葉子、「早春」の笠智衆、「驟雨」の小林桂樹、「乱菊物語」の北川町子など。
ネット上の声
- 輝く真面目さ!
- 結婚だけが女の幸せと侮る勿れ... 弱きを助け、強きを挫き、他人に媚びない唯我独尊の全きモラリスト映画!!
- 司葉子主演の娯楽作
- 見事な司葉子
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督瑞穂春海
- 主演小林桂樹
-
特異児童研究家として著名な田村一二の原作より故伊丹万作が脚色した遺作シナリオを、稲垣浩が「壮士劇場」に次いで監督する。撮影も「壮士劇場」の宮川一夫の担当。一般より募集した少年俳優のほか、徳川夢声、杉村春子らが出演している。
ネット上の声
- 戦後教育の啓蒙として作られた児童映画の素直さと素朴さ
- 🔸Film Diary🔸
- 当時の「精神薄弱児」等に対する意識の低さを想像すれば、親の切ない気持ちはよくわか
- 学校に馴染めず転校を繰り返す精神薄弱の児童が、新しい学校で、理解のある担任と協力
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督稲垣浩
- 主演笠智衆
-
「パリ、テキサス」のビム・ベンダース監督が、敬愛する小津安二郎監督へのオマージュを込めて撮りあげたドキュメンタリー。1983年4月、東京で開催されたドイツ映画祭のために来日したベンダース監督は、小津の描いた“東京”を探して街をさまよい歩く。ベンダース監督は撮影のエドワード・ラックマンとともに好奇心の赴くまま、パチンコや竹の子族など当時の“日本的”な風景を記録。さらに小津作品には欠かせない俳優・笠智衆や小津組の名カメラマン・厚田雄春との対話を交えながら、小津の“東京”と、近代化した80年代の東京を描き出す。
ネット上の声
- 【“小津の映画は国境を越え理解される。”小津監督を敬愛するヴィム・ヴェンダースが1983年の東京の風景を切り取ったドキュメンタリー。笠智衆や厚田雄春撮影監督へのインタビューシーンは特に貴重である。】
- 1983年の東京をヴィム・ヴェンダース監督が切り取ったドキュメンタリー映画です
- ベンダース監督の嗜好と、笠智衆の証言に触れることができる、貴重な一作。
- ヴィム殿小津像をはき違えてますぞ(汗)
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間93分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演厚田雄春
-
"ある家族の何気ない朝の風景をワンカットで描いた作品。
据え置きカメラで撮られた映像を見つめ続ける中で、
観客は、この情景に潜む秘密に気付いていく。"
ネット上の声
- 戦時中でありながら、密やかな反戦映画だったと思います
- なんてことないストーリーだが・・・
- 多分、名作なのだろうけど
- 父よ、あなたは偉かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
-
ネット上の声
- あまり上手い絵じゃないなあ
- フォードの豊かさとニコラス・レイのナイーブさとブレッソンのフィジカルな感覚、全て
- いわゆる第一の世界と第二の世界をほとんどオミットして、第三の世界との対峙のみに焦
- 個人的には若尾文子の次に大好きな女優、八千草薫の特集がシネ・ヌーヴォで始まったの
青春
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督中川信夫
- 主演山田真二
-
原作・塩田良平の同名小説を「私、違っているかしら」の倉本聰が脚色、鍛冶昇が第一回監督する純情メロドラマ。撮影は「星のフラメンコ」の藤岡粂信。
ネット上の声
- 本作の提供はミクロゲンパスタです。
- 人生ってドロドロの愛憎は底に沈めて、キラキラの上澄みで青春するところあるのかもし
- 日活ヒロインの中でも最も庶民的で天真爛漫なイメージの和泉雅子のキャラクターにぴっ
- 大学教授・笠智衆の家庭にお手伝いさんとして住み込みで働くシネフィル娘・和泉雅子の
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督鍛治昇
- 主演和泉雅子
-
ニッポン放送で連続放送された中村武志の原作を、「幸福を配達する娘」の井手俊郎が脚色、「女給」の千葉泰樹が監督する。撮影も「女給」の西川庄衛で、音楽は「愛と死の谷間」の芥川也寸志の担当。出演者は「月は上りぬ」の笠智衆、「おふくろ(1955)」の望月優子、「百面童子」の東千代之介、「坊っちゃん記者」の小林桂樹、「石松と女石松」の堀雄二、「女給」の三笠博子、日野明子、星美智子、「血槍富士」の田代百合子、「姉妹(1955)」の中原ひとみなど。
ネット上の声
- 何とかしようと工夫する負の連鎖への足掻きは今も変わらないから無言の望月優子が立ち
- 逆サバをこなすジジババ怪優たちですが、年相応っぽい役所も味わいある
- 無機質な現代人に欠けているものを思い出させてくれます。
- 笠智衆=目白三平‼️
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督千葉泰樹
- 主演笠智衆
-
「白頭巾現わる」に次ぐ稲垣浩の製作田村一二の「手をつなぐ子等(1948)」に先立つ「忘れられた子等」を稲垣均が自ら脚色し、監督に当る。キャメラは「白頭巾現わる」の安本淳、音楽は「最後に笑う男」の西梧郎(大映京都)。主演は「手をつなぐ子等(1948)」の島村イツマ、笠智衆それに「望みなきに非ず」の堀雄二が加わる、BKの文芸部泉田行夫、岩田直二が協力出演しているオールロケーション映画である。
ネット上の声
- 特殊学級を2年間という約束で、受け持つことになった青年教師が、幼き子らと向き合う
- 忘れた大人達
- 学校に赴任してくるが意に反して特殊学級を持つことになった若い教師が、少しずつ子供
- 稲垣浩は『無法松の一生』でも思ったが、子役の魅力を引き出すのが巧い(演技の巧さと
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督稲垣浩
- 主演堀雄二
-
「喜劇 急行列車」のコンビの舟橋和郎がシナリオを執筆し、瀬川昌治が監督した東映鉄道路線のコメディ。撮影は「柳ケ瀬ブルース」の坪井誠。
ネット上の声
- 【若き渥美清さんの喜劇役者としての魅力溢れる作品。笠智衆さん、ミヤコ蝶々さんも出演してます。】
- 助役試験は落ちて当たり前。 亡父も40年国鉄で下働き。 ロープウェ...
- 軽く行きましょ、軽く。国鉄に乗りましょ。
- 渥美清の「喜劇・列車」シリーズ第2弾
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督瀬川昌治
- 主演渥美清
-
製作は、「善魔」の小出孝、原案は田中澄江で、「三つの結婚」の柳井隆雄と田中澄江とが協力で脚本を書いている。監督は「奥様に御用心」の中村登。出演者の主なものは、「善魔」の笠智衆、楠田薫、「おぼろ駕篭」の山田五十鈴、「女の水鏡」の高峰秀子、「愛情の旋風」の佐田啓二、他に桜むつ子、青山杉作など。
ネット上の声
- ホーム・スイート・ホ-ム
- 心暖まる秀作ホームドラマ
- 地獄先生森永ぬ~べ~。
- 家族がこんなに仲良ければどんなに微笑ましい事かと思ってしまったのは、今の時代、人
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中村登
- 主演笠智衆
-
波多野勤子のベスト・セラー「少年期」を、「カルメン故郷に帰る」「善魔」についで木下恵介が監督する。脚本は木下と「わが家は楽し」の田中澄江の協同。出演者は「わが家は楽し」の笠智衆、「火山脈」の田村秋子、「カルメン故郷に帰る」の小林トシ子、「善魔」の三國連太郎の他、主役一郎には公募をパスした新人石浜朗少年が起用される。
ネット上の声
- 笠智衆、もうひとつの「父ありき」。
- 終戦後に、主人公の少年と、敗戦により自殺した軍人の父を持つ少年が船の上で泣き合う
- 底抜けに健全なニッポンの家族の図と合唱とで頭おかしくなりそうになりながら観ていた
- オーディションで選ばれ、今作品がデビュー作となる石濱朗少年の、聡明で意思の強そう
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督木下恵介
- 主演田村秋子
-
大学卒業の青年を通して社会の真実の姿を描く異色作。脚本は「日本橋」の和田夏十と市川崑の協同執筆になり、同じく市川崑が監督する。撮影は「愛の海峡」の村井博。主なる出演者は「慕情の河」の川口浩、「大阪物語」の小野道子、「朝の口笛」の船越英二、ほかに川崎敬三、杉村春子、笠智衆、潮万太郎、見明凡太朗、山茶花究、入江洋佑など。
ネット上の声
- 上から目線の、負け組サラリーマン哀歌。
- 前日に突然の火災により講堂が全焼し、雨の中校庭で卒業式を行う映像。いきなり何なんだよ、この映画。面白いぞ。
- 川口浩の声がよい
- あの時代に。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督市川崑
- 主演川口浩
-
「サラリーマン目白三平 女房の顔の巻」に続く目白三平もの。スタッフ・キャストはいずれも前作と同じ顔ぶれである。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 笠智衆=目白三平‼️
- いい作品ですね
- タイトルからサラリーマン哀歌と思いきや夫婦の倦怠期と親も気づかぬ子供の成長の物語
- 国鉄に勤めるヒラ社員を主人公に、親戚の娘の家出や次男の養老院とのやり取りなどを、
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木英夫
- 主演笠智衆
-
ネット上の声
- 子供たちのために働く夢を持ちつつ見合いをしようとする軍医として従軍した男を中心に
- フィルムのヘタレは全然我慢できるけどノイジーで聞き取れないのは睡魔がものすごい
- 実はかなり寝てしまったが、良かったです
- 川島雄三のデビュー作は織田作之助原作
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督川島雄三
- 主演佐野周二
-
ネット上の声
- 終戦直後バビゾ菌で🐘が病死
- 君らはギャートルズか。
- 最近ちょっと身近な🐘
- チャップリンみたいな笠智衆と、テレビの水戸黄門で凄みのある悪役だった神田隆と安部
コメディ
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督吉村公三郎
- 主演笠智衆
-
マーガレット・シドニーの小説よりナタリー・バックナルが脚色し、「凸凹西部の巻」のチャールズ・バートンが監督、ヘンリー・フロイリッヒが撮影した1940年度作品。エディス・フェロウズ、クラレンス・コルブ、ドロシー・ペイタースン、ロナルド・シンクレア、チャールズ・ベック等が出演する家庭映画。
ネット上の声
- 父親代わりの長男、笠智衆が、とてもいいお兄さん役!
- 木下惠介作品にはしっかり心をつかまれるなぁ〜
- 木下惠介の原作・脚本で監督は吉村公三郎
- 兄弟5人、回し切れてない
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督吉村公三郎
- 主演藤野秀夫
-
大島みち子、河野実の書簡集を「越後つついし親不知」の八木保太郎が脚色「鉄火場破り」の斎藤武市が監督した青春もの。撮影もコンビの萩原憲治。
ネット上の声
- この映画は泣ける。 また、吉永小百合と、浜田光夫の演技も素晴らしい。
- 吉永小百合の魅力は凄いけど。
- 「寒い朝」と「川は流れる」
- 吉永小百合さん、儚い
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督斎藤武市
- 主演浜田光夫
-
「沈丁花」の松山善三がシナリオを執筆、「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の本多猪四郎が監督した青春歌謡もの。撮影は「パンチ野郎」の宇野晋作。
ネット上の声
- 沢井桂子さんが気になってこの若大将もどき作品を見たけど作った人たちなげやり過ぎな
- やっぱり、さすがですわ👍😆
- 本多猪四郎監督
- つい、以下のように思い込んでしまうほど奇妙な(もちろん悪い意味で)ストーリーの映
青春
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督本多猪四郎
- 主演加山雄三
-
西村滋の原作を「暗黒街」の原案者菊島隆三と、「吸血蛾」の西島大が共同脚色した。少年院の生態を赤裸々に描いている。監督は「黒帯三国志」の谷口千吉、撮影は「愛情の決算」の山田一夫主な出演者は「人情馬鹿」の菅原謙二、「婚約三羽烏」の安西郷子「鬼の居ぬ間」の藤木悠、「チエミの婦人靴」の青山京子、江原達怡、他に久保明、太刀川洋一、笠智衆など。
ネット上の声
- 不良少年版「舞踏会の手帳」
- ブニュエルの『忘れられた人々』ばりのバッドエンドになるのではと、野暮ったいヒュー
- 一筋縄ではない、更生の実態を描いており感銘
- 前半はなかなか面白い
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督谷口千吉
- 主演菅原謙二
-
名投手沢村栄治の半生と日本プロ野球の誕生時代を描いたもので、「平手造酒(1954)」の菊島隆三が脚本を書き、「魔子恐るべし」の鈴木英夫が監督に当っている。撮影は「君死に給うことなかれ」の中井朝一。出演者は、「君死に給うことなかれ」の池部良と司葉子、「荒城の月(1954)」の滝花久子、清水将夫、「二十四の瞳(1954)」の笠智衆のほか、千秋実、藤原釜足、土屋嘉男、北沢彪などで、巨人第二軍が水原、三原、中尾、川上、千葉、筒井、平山、吉原、白石、中島、スタルヒンの諸選手に扮して試合場面に出場している。
ネット上の声
- プロ野球叢生期の伝説
- ベーブルースと渡り合った伝説の投手、澤村榮治の伝記映画(原作ありきなのでラストし
- 戦争はいけないとはよく言うものの、その裏にはそれぞれこういう人生があったのだと改
- 戦場の焼け野原を歩く姿や、ラストのやるせなさに感じる確かな反戦映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督鈴木英夫
- 主演池部良
-
戦争という抗し得ぬ暴力に死をもって抗議し、学徒出身の特攻隊員である夫に殉じて、若き生命を断った妻の手記を基にして映画化する愛の物語。山田照子の遺作から「夕日と拳銃」の沢村勉と鈴木英夫が脚色、「チエミの婦人靴」に次いで鈴木英夫が監督。撮影は「恐怖の逃亡」の安本淳。主な出演者は「白夫人の妖恋」の八千草薫、「嵐(1956)」の笠智衆、「与太者と若旦那」の鶴田浩二、「のんき夫婦」の小林桂樹、加東大介、その他、夏川静江、宝塚の峰京子、多々良純、清水一郎など。
ネット上の声
- 8月の湿度とも銃後の切迫とも切り離して非現実的に純度高めたメロドラマだけど、情感
- 特攻行くの行かないの、結婚するのしないの、死ぬの死なないの、そんな話でたいしたド
- 演出、カメラワーク、音楽のソツのなさ、妙に好みだった
- 主演は鶴田浩二&八千草薫、戦争を背景としたメロドラマ
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督鈴木英夫
- 主演鶴田浩二
-
無気力ですべてに自信のない三流大学の学生が、その時々の人と人とのふれあいを通して、人間らしい生き方をつかみとって行くさまを描く。脚本は「東京ド真ン中」の高橋正圀、監督は「青春大全集」の水川淳三、撮影は「瀬戸はよいとこ花嫁観光船」の丸山恵司がそれぞれ担当。
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督水川淳三
- 主演中村雅俊
-
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
-
ネット上の声
- 観る前に食事を済ませようと行き慣れた店に入ると混んでいて冷たくされたのですぐ店を
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演笠智衆
-
転げこんだ巨万の遺産を持てあまし百鬼夜行の大都会に金をバラマキに来た男の物語。“週刊新潮”連載の大佛次郎の原作を「母恋月夜」の笠原良三が脚色、「好人物の夫婦」の千葉泰樹が監督、「ロマンス娘」の完倉泰一が撮影を担当。主な出演者は、「殉愛」の小林桂樹、笠智衆、「女囚と共に」の安西郷子、「のんき夫婦」の久慈あさみ、「猫と庄造と二人のをんな」の三木のり平、「へそくり社員とワンマン社長 ワンマン社長純情す」の中田康子、「嵐(1956)」の東郷晴子、その他三津田健、多々良純、田中春男、小杉義男など。
ネット上の声
- “電話喫茶”って知ってる?
- 愛を伝えるツールとしてのスケッチブックと捕鯨船
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演小林桂樹
-
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
-
“小説新潮”所載、松本清張原作の映画化、スリラー篇。脚色は「裸の青春」の井手雅人と「君美しく」の瀬川昌治の共同、「歌う弥次喜多 黄金道中」の大曽根辰保が監督、石本秀雄が撮影にあたる。主な出演者は松竹京都初出演の岡田茉莉子(大安吉日)、「雲の墓標より 空ゆかば」の大木実、笠智衆、「ここは静かなり」の佐竹明夫、ほかに山内明、千石規子、小沢栄、十朱久雄、宮城千賀子、森美樹、永田光男など。
ネット上の声
- 松本清張が最初に名声を得た小説が原作だが、この人のいつもながらの特徴である「緊迫
- 松本清張の原作を大幅に改変し、全く別の物語を作り上げている。
- 秋子の目はなにを見るのか
- どこかホラーちっく
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督大曾根辰保
- 主演大木実
-
四人の幼い子供たちを残して、妻に死なれた大学教授が、男手一つで育てあげる二十年間の生活記録。それは一見淡々たるものではあったが、起伏の多い嵐のような一生であった。島崎藤村の名作より「男の魂」(原案)の菊島隆三が脚色、「囚人船」の稲垣浩が監督、同じく飯村正が撮影を担当する。主な出演者は「晴れた日に」の笠智衆、四人の子供に「囚人船」の山本廉、大塚国夫、「現代の欲望」の久保明、「ロマンス娘」の雪村いづみ。他「女囚と共に」の田中絹代、中北千枝子、「のんき夫婦」の加東大介、「飯沢匡作「二号」より ある女の場合」の東郷晴子など。
ネット上の声
- 嵐の意味ってそういうこと・・・
- 子育ては嵐の如く...。
- 普通の家族を丁寧に描いた作品
- 普通の家族を丁寧に描いた作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督稲垣浩
- 主演笠智衆
-
菊地政男の原作を、「殺されたスチュワーデス 白か黒か」の猪俣勝人が脚色し、「私は忘れない」の堀内真直が監督した戦争もので、セレベス島のカンピリ収容所長をしていた元海軍兵曹を描く。撮影も「私は忘れない」の小原治夫。
ネット上の声
- 菊地政男の原作を猪俣勝人が脚色し、堀内真直が監督した
- 本当に恐いのは敵より自国軍!
戦争
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀内真直
- 主演大木実
-
「不死鳥」の小出孝と共同で小川記正第一回プロデュース作品。原作は加藤武雄門下の正治清英が婦人倶楽部に書いた短篇小説『灯ともし頃』で、「娘の逆襲」「誘惑(1948)」の新藤兼人のシナリオ。演出は「浅草の坊ちやん」「懐しのブルース」の佐々木康、カメラは「新婚リーグ戦」「懐しのブルース」の斎藤毅の担当で、東宝・吉本提携「タヌキ紳士登場」についで大泉スタジオで製作される。「旅裝」につぐ佐野周二主演の炭坑もので、新人小宮令子、「長崎物語」の山口勇、「娘の逆襲」の逢初夢子及び「かりそめの恋」の笠智衆らが出演する。
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督佐々木康
- 主演佐野周二
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督実相寺昭雄
- 主演中井貴一
-
ネット上の声
- 笠智衆の語る内容そのものが映画史的記録で大変興味深い
ドキュメンタリー
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間46分
- 監督花輪金一
- 主演笠智衆
-
青春、 戦争
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督---
- 主演水戸光子
-
ネット上の声
- Kiss My Stella Dallas Resurrected『愛欲の裁き』
- 後半、ある瞬間にカチっと役柄の印象が入れ替わる、そのスイッチが鮮やか
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演若原雅夫