- 製作
- 1970年 日本
- 時間
- 107分
- 監督
- 山田洋次
- 出演
- 倍賞千恵子井川比佐志笠智衆
- 種類
- 北海道が舞台ヒューマンドラマ
【長崎の離島から北海道の開拓地へ。激動の時代、日本縦断の旅路で描かれる、ある一家の愛と絆の物語。】
高度経済成長期の1970年、長崎県の離島。炭鉱の閉山により、故郷を失った風見一家。父・精一は、妻と二人の子供を連れ、新天地・北海道での酪農を夢見て日本縦断の旅に出ることを決意。なけなしの金を手に、フェリーと列車を乗り継ぐ長く過酷な道のり。道中で出会う人々の温かさ、そして予期せぬ悲しい別れ。時代の荒波に翻弄されながらも、決して希望を失わず、互いを支え合う家族の姿。彼らが旅の果てにたどり着いた北の大地で目にするものとは。山田洋次監督が描く、家族の原点。