- 製作
- 1947年 日本
- 時間
- 84分
- 監督
- 吉村公三郎
- 出演
- 笠智衆原保美日守新一
- 種類
- コメディ
【終戦直後の動物園、飢えた飼育員たちが下した前代未聞の決断、それは「象を食べること」。】
終戦直後の混乱期、とある日本の動物園。戦争で全てを失い、飢えに苦しむ飼育員たち。食糧難が極限に達したある日、園の象を殺処分する命令が下る。ただ殺すのは忍びないと、彼らはその肉を食べることを決意。象を解体し、調理し、食べるという前代未聞の計画。しかし、彼らの前に立ちはだかるのは、罪悪感、周囲の目、そして長年育ててきた象への愛情との葛藤。象の肉を前にした人々の狂気と悲哀が入り混じる、奇妙な宴の始まり。