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知的障害を持つ父にかけられた無実の罪。刑務所の7番房で、娘を想う父と囚人たちが起こす、涙と愛の奇跡の物語。
舞台は1997年の韓国。6歳の知能を持つ心優しい父ヨングと、彼を誰よりも慕うしっかり者の娘イェスン。二人のささやかな幸せは、ヨングが少女殺害の濡れ衣を着せられたことで突然終わりを告げる。死刑判決を受け、収監されたのは極悪犯が集まる刑務所の「7番房」。娘に会いたい一心でいるヨングの純粋さに心を動かされた同房の囚人たちは、イェスンを房内に潜入させるという前代未聞の作戦を決行。鉄格子が生んだ絆が、父の無実を証明するため無謀な計画に挑む、感動の結末。
ネット上の声
- 人生で一番泣いた映画。ハンカチじゃなくてタオルが必要だった。
- 主演の人の演技がすごすぎて…。物語に一気に引き込まれた。
- ありえないだろって思う部分もあるけど、そんなのどうでも良くなるくらい感動した。
- とにかく号泣。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国韓国
- 時間127分
- 監督イ・ファンギョン
- 主演リュ・スンリョン
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出生記録がなく社会的に存在しない12歳の少年が、自分を産んだ両親を裁判で訴える衝撃のヒューマンドラマ。
現代レバノンの貧困街。スラムで生まれ育った12歳の少年ゼインには、出生届がない。学校にも行けず、IDもない彼は、法的には「存在しない子供」。最愛の妹が強制的に結婚させられたことをきっかけに家を飛び出し、不法移民の赤ん坊の面倒を見ながら過酷な日々を生き抜く。やがて、ある事件で投獄された彼は、法廷で驚くべき行動に出る。「僕をこの世に産んだ罪」で両親を告訴。彼の悲痛な訴えが、世界の不条理を鋭く突きつける。彼が本当に求めた、たった一つのもの。
ネット上の声
- これは映画なのかドキュメンタリーなのか…。あまりにリアルで、自分の無力さを突きつけられた。
- 主人公の男の子の目が忘れられない。演技とは思えない、魂の叫びだった。
- レバノン版『万引き家族』って感じ。ずっしり重くて考えさせられる。
- ただただ、衝撃。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国レバノン,フランス
- 時間125分
- 監督ナディーン・ラバキー
- 主演ゼイン・アル・ラフィーア
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南インド映画界の頂点に君臨した伝説の女優サーヴィトリ。その栄光と、スキャンダラスな愛に生きた彼女の知られざる生涯。
1980年代のインド。若き女性ジャーナリストが、昏睡状態で入院する伝説の大女優サーヴィトリの記事を任される。調査を進めるうち、彼女はサーヴィトリが歩んだ波乱万丈の人生を知る。天性の才能で10代でスターダムにのし上がり、南インド映画界の女王として一世を風靡した彼女の輝かしいキャリア。そして、妻子ある人気俳優との許されざる恋、結婚。その愛に全てを捧げた結果、彼女を待ち受けていたのは、栄光の裏に隠された孤独と絶望だった。一人の女性の光と影を鮮烈に描き出す、圧巻の伝記映画。
ネット上の声
- 伝説の大女優の栄光と転落を描いた物語。主演の女優さんの演技が本当に圧巻で、サーヴィトリが乗り移ったみたいだった。後半は見ていて辛くなるけど、目が離せなかった。
- サーヴィトリって女優さん、全然知らなかったけど、すごい人生だったんだな…。男運が悪すぎるのが可哀想だった。
- とにかく主演女優が素晴らしい!
- 才能ある女性が男のせいで転落していく話はちょっと胸糞悪いかな。自業自得な部分もあるけど、もう少し救いがあれば…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国インド
- 時間167分
- 監督ナーグ・アシュウィン
- 主演キールティ・スレーシュ
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ネット上の声
- 最高!歴代キャストの歌声が凄すぎて鳥肌が止まらなかった。劇場で観てるみたいな迫力で、本当に感動した。
- コンサート形式なので、普通の映画とは違うけど、歌の力は本物。ファンにはたまらないと思う。
- 長年のファンですが、この豪華キャストでの上演は夢のよう。涙なしには観られませんでした。素晴らしかったです。
- 歌は上手いけど、やっぱり物語の没入感は映画版の方があるかな。これはこれで良いけど。
音楽
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演マイケル・ボール
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第二次大戦下、金儲け主義のドイツ人実業家が、ユダヤ人の命を救うため全財産を賭けた危険な救出劇。
1939年、ナチス占領下のポーランド。戦争を利用して一儲けを企むドイツ人実業家オスカー・シンドラー。彼は安価な労働力としてユダヤ人を雇い、軍需工場を設立。しかし、日に日に激化するユダヤ人への非人道的な迫害を目の当たりにし、彼の心に変化が芽生える。金儲けのためだった工場は、やがてユダヤ人たちの唯一の避難所へ。シンドラーは私財を投じ、ナチスの将校たちを欺きながら、自らの工場で働くユダヤ人たちのリストを作成。そのリストは、死の収容所から命を救うための「命のリスト」となる。一人の男の決断が、歴史の闇に一条の光を灯すまでの軌跡。
ネット上の声
- 学校の授業で観るべきとか言われてるけど、本当にその通りだと思う。3時間超えだけどモノクロの映像に引き込まれて全然長く感じなかった。歴史の重みを感じる。
- 観終わった後、言葉が出ませんでした。命の尊さを改めて考えさせられます。
- これぞ映画史に残る傑作。
- 全人類が観るべき映画。特にあの赤い服の女の子のシーンは忘れられない。こういう歴史があったことを絶対に風化させちゃいけない。
ホロコーストが舞台、 戦争、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間195分
- 監督スティーヴン・スピルバーグ
- 主演リーアム・ニーソン
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1939年、イタリアのトスカーナ地方。陽気なユダヤ人の青年グイドは、美しい小学校教師ドーラと運命的な恋に落ち、息子ジョズエを授かる。幸せな日々も束の間、ユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れ、グイドとジョズエは強制収容所へ送られる。ドーラもまた、愛する家族を追って自ら列車に乗り込む。絶望的な収容所で、グイドは息子に「これは点数を集めて本物の戦車をもらうゲームなんだ」と嘘をつく。飢えと死の恐怖が渦巻く中で、彼はユーモアと想像力を武器に、息子との約束を守り抜こうとする、命がけのゲームの始まり。
ネット上の声
- 戦争という重いテーマなのに、前半は笑えて、後半は涙が止まりませんでした。息子のために命がけで嘘をつき通すお父さんの姿に、本当の愛を感じました。
- 主人公の親父がとにかく最高!あんな過酷な状況でもユーモアを忘れない強さ、憧れるわ。
- 高評価だから期待したけど、主人公のテンションが無理だった。悲劇をコメディで描くのはいいけど、これはちょっと軽すぎる気がして入り込めなかったな。
- 大号泣しました…。
子供が生まれてから見たら大泣きする、 嘘つきが幸せ、 ホロコーストが舞台、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国イタリア
- 時間117分
- 監督ロベルト・ベニーニ
- 主演ロベルト・ベニーニ
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戦争がもたらした家族の秘密と嘘。完璧なアメリカン・ドリームの裏に隠された、ある父親の罪と、その崩壊の物語。
第二次世界大戦後のアメリカ。実業家として成功し、幸せな家庭を築いたジョー・ケラー。しかし、彼の成功は戦争中に犯したある「罪」の上に成り立っていた。戦死したはずの長男の元婚約者が訪れたことで、一家が目を背けてきた過去の真実が、静かに、しかし確実に暴かれ始める。家族の愛、個人の責任、そして社会正義。完璧に見えた家族の日常が、一つの嘘によって崩壊していく様を描く、アーサー・ミラー不朽の名作戯曲。
ネット上の声
- とにかく凄い。語彙力なくなるレベル。
- コリン・モーガン目当てで観に行ったけど、話の破壊力がすごかった。
- アーサー・ミラー作品のラストはいつも衝撃的。まさに人間の業を描いた物語で、見終わった後もずっと引きずってしまう。
- 舞台美術がすごすぎ!照明とかの演出も不吉な感じで、後からジワジワくる怖さがあった。
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演サリー・フィールド
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第二次世界大戦の激戦地、たった一人の兵士を救うため、8人の男たちが命を懸ける壮絶な救出作戦。
1944年、ノルマンディー上陸作戦の激戦地。ミラー大尉率いる部隊に下された非情な命令。それは、4人兄弟のうち3人が戦死し、最後の生き残りとなったジェームズ・ライアン二等兵を故郷へ帰還させること。広大な戦場で、顔も知らぬ一兵士を探すため、8人の兵士たちは死と隣り合わせの危険な任務へ。戦争の狂気と兵士たちの葛藤、そして彼らが目の当たりにする過酷な現実。果たして彼らはライアンを見つけ出し、無事に帰還できるのか。その結末。
ネット上の声
- 戦争映画の歴史を変えた作品。冒頭のノルマンディー上陸作戦のシーンは、もはや映画じゃなくて戦争体験。リアルすぎて言葉を失うレベル。
- 命の重さについて深く考えさせられた。「しっかり生きろ」という最後の言葉が胸に刺さります。
- 冒頭の戦闘シーンはマジで圧巻!ただ、ライアンを探す中盤はちょっと長く感じたかも。でも全体的には観る価値あり。
- 映像技術は本当にすごい。でも、一人のために大勢が犠牲になるっていうストーリーには正直、共感しきれなかったかな。アメリカ万歳な感じもちょっと気になった。
リアルな戦闘シーンがある、 戦争
- 製作年1998年
- 製作国アメリカ
- 時間170分
- 監督スティーヴン・スピルバーグ
- 主演トム・ハンクス
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内戦下のシリア、爆撃の日常で母になった監督が愛娘へ贈る、命の尊さを映した衝撃のビデオレター。
2012年、シリア内戦下の都市アレッポ。ジャーナリストのワアドは、民主化を求める革命の記録を始める。爆撃が日常と化した絶望的な状況下で、彼女は医師ハムザと恋に落ち、結婚。そして、新たな命、娘のサマが生まれる。「なぜ、こんな世界にあなたを産んだのか」。ワアドは自問しながら、愛する家族、仲間、そして失われていく命の現実をカメラに収め続ける。これは、戦火の中で母が娘に宛てた、愛と喪失、そして希望を巡る壮絶な記録。
ネット上の声
- シリア内戦の現実がこれでもかと突き刺さる。娘へのビデオレターという形式が、あまりにも残酷な日常を際立たせていて、言葉を失った。これは絶対に観るべき。
- スマホで撮ったような生々しい映像が衝撃的。これが現実だなんて信じられない。
- タイトルから想像する内容と違いすぎ。ただただ悲惨な映像の連続で気分が悪くなった。
- 言葉が出ない。
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,シリア・アラブ
- 時間100分
- 監督ワアド・アル=カティーブ
- 主演---
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ある日突然15年間監禁された男が、解放後に自分を陥れた黒幕を探し出し復讐を誓う、衝撃のサスペンス・スリラー。
現代のソウル。平凡なサラリーマン、オ・デスは、ある日突然何者かに拉致され、理由もわからぬまま15年間監禁される。突如解放された彼は、失われた人生を取り戻すため、そして自分を監禁した犯人への復讐を果たすため、5日間というタイムリミットの中で真相を追跡。彼を助ける若い寿司職人のミドと共に犯人に迫るが、その先には想像を絶する巨大な陰謀と、あまりにも残酷な真実が待ち受ける。なぜ彼は監禁されなければならなかったのか。復讐の果てに彼が知る戦慄の結末。
ネット上の声
- とにかく衝撃がすごい!話が二転三転して、最後のどんでん返しには完全にやられました。後味は悪いけど、間違いなく傑作だと思う。
- 韓国映画のパワーを思い知らされた。チェ・ミンシクの演技が圧巻すぎる!
- ただただ気持ち悪くて、グロいシーンも多くてダメでした。なんでこんなに評価が高いのか理解できない。人を選ぶ映画ですね。
- 面白いけど、精神的にかなりキツイ…。見終わった後、どっと疲れた。
監禁、 漫画を実写化、 復讐、 どんでん返し、 サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国韓国
- 時間120分
- 監督パク・チャヌク
- 主演チェ・ミンシク
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「父さんはドイツにいる」その言葉だけを信じ、幼い姉弟は汽車に飛び乗る。ギリシャの荒涼とした風景を巡る、過酷で詩的な旅路。
冬のギリシャ。12歳の姉ヴーラと5歳の弟アレクサンドロスは、一度も会ったことのない父親がドイツにいると信じている。父に会いたい一心で、二人はアテネの駅からドイツ行きの列車に忍び込み、あてのない旅を開始。しかし、幼い姉弟を待っていたのは、大人の世界の冷酷さ、暴力、そして束の間の優しさ。親切な旅芸人の一座との出会いと別れを経験し、厳しい現実が二人の純粋な願いを打ち砕いていく。濃い霧が立ち込める国境の川。その向こうに、彼らが探し求めた「風景」は存在するのか。
ネット上の声
- 映像美がとにかく圧巻。特に海から引き上げられる巨大な手のシーンは一生忘れないと思う。姉弟の過酷な旅は、まるで神話のようだった。映画好きなら一度は観るべき傑作。
- 幼い姉弟が健気で、でも旅はあまりにも残酷で…。胸が締め付けられました。ラストシーンは涙なしには見られない。
- 正直、私には合わなかったかな。映像が綺麗なのはわかるけど、全体的に暗くて話も難解。演出がちょっと気取ってる感じがしてしまった。
- 人生の厳しさを突きつけられるような映画。子供にはあまりに過酷な現実だけど、それでも前に進む姿に心を打たれた。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ギリシャ,フランス
- 時間125分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演ミカリス・ゼーナ
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暴力でしか自分を表現できない男と、孤独を抱える女子高生。魂がぶつかり合う、衝撃のヒューマンドラマ。
現代の韓国、ソウル。借金取り立てを生業とし、日常的に暴力を振るう男サンフン。幼少期のトラウマから抜け出せない彼の前に、ある日、孤独な女子高生ヨニが現れる。彼女もまた、家庭内暴力に苦しむ孤独な魂。互いの境遇に奇妙な共感を覚える二人。サンフンはヨニの中に過去の自分を見出し、守ろうとする。しかし、暴力の連鎖は簡単には断ち切れない。彼らの不器用な関係は、周囲との軋轢を生み、さらに過酷な現実へと追い込まれていく。救いを求める二人の魂は、どこへ向かうのか。暴力の果てに見える、かすかな光。
ネット上の声
- 「魂の叫び」ってこういう映画のことを言うんだな。暴力の連鎖が本当に苦しくて、見てるこっちまで息ができなくなる。でも、その奥にある切ない愛情に涙が止まらなかった。間違いなく傑作。
- すごいものを見てしまった…。
- 役者の演技が鬼気迫る。リアリティがすごすぎて、見ていて本当に胸が痛くなった。人には勧めにくいけど、すごい映画。
- 暴力シーンが多すぎて、ただただ怖かった。評価高いみたいだけど、私にはちょっとキツすぎて無理でした…。
孤独、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間130分
- 監督ヤン・イクチュン
- 主演ヤン・イクチュン
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東日本大震災、大川小学校の悲劇。なぜ74人の児童は津波の犠牲になったのか。真実を求め、巨大な組織に立ち向かった遺族たちの魂の記録。
2011年3月11日、東日本大震災。宮城県石巻市の大川小学校では、74名の児童が津波の犠牲となった。地震発生から津波到達まで約51分。なぜ子供たちは避難できなかったのか。学校側の「想定外」という説明に納得できない遺族たち。愛する我が子の「最期の真実」を知りたい一心で、彼らは苦渋の決断の末、国家賠償請求訴訟に踏み切る。立ちはだかるのは、分厚い組織の壁と、心ない誹謗中傷。法廷で繰り広げられる、真実を巡る壮絶な闘い。これは、子供たちの命の尊厳を守ろうとした人々の「生きる」ための物語。
ネット上の声
- ニュースだけでは伝わらない遺族の方々の10年間の苦悩が描かれていて、胸が締め付けられました。日本人なら一度は観るべき作品。
- なぜ裁判をしなければならなかったのか。観ていて本当に辛くなるけど、知っておかなければいけない事実だと思った。
- これは必見。絶対に観るべき。
- 内容は非常に重く、見終わってもスッキリはしない。ただ、こういう事実があったことは忘れてはいけない。
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督寺田和弘
- 主演---
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独裁者アドルフ・ヒトラーの最期の12日間を克明に描いた実録ドラマ。ヨアヒム・フェストによる同名研究書、およびヒトラーの秘書を務めたトラウドゥル・ユンゲの証言と回想録「私はヒトラーの秘書だった」を基に、「es エス」のオリバー・ヒルシュビーゲル監督がメガホンをとった。1942年、ミュンヘン出身の若い女性トラウドゥルは、ナチス総統ヒトラーの個人秘書として働くことに。1945年4月20日、ベルリン。ヒトラーは迫りくるソ連軍の砲火から逃れるため、側近たちとともにドイツ首相官邸の地下要塞に避難する。その中にはトラウドゥルの姿もあった。誰もがドイツの敗戦を確信していたが、もはやヒトラーは客観的な判断能力を失いつつあった。「ベルリン・天使の詩」の名優ブルーノ・ガンツがヒトラー役を熱演。トラウドゥル役に「トンネル」のアレクサンドラ・マリア・ララ。
ネット上の声
- ブルーノ・ガンツの演技が凄すぎて、本物のヒトラーがそこにいるみたいだった。歴史映画の最高傑作。
- 独裁者の最期ってこんな感じなのかと…。周りの人間まで狂気に染まっていく様子がリアルで怖かった。重いけど、観るべき一本だと思う。
- とにかく重い。でも見入ってしまった。
- ヒトラーを人間として描いているのが逆に恐怖を感じました。色々と考えさせられます。
戦争、 実話
- 製作年2004年
- 製作国ドイツ,イタリア
- 時間155分
- 監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル
- 主演ブルーノ・ガンツ
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戦争の英雄から冷酷なマフィアのドンへ。愛する家族を守るため、一人の男が禁断の世界に足を踏み入れる、アメリカン・マフィア叙事詩の原点。
第二次世界大戦終結直後の1945年、ニューヨーク。マフィア「コルレオーネ・ファミリー」のドン、ヴィトーの末息子マイケルは、ファミリーの稼業を嫌い、堅気の道を歩むことを望む青年。しかし、父ヴィトーが対立組織の凶弾に倒れたことで、彼の日常は一変。兄は殺され、ファミリーは存続の危機に。当初は関与を拒んでいたマイケルだが、愛する家族を守るという強い意志が、彼を裏社会へと突き動かす。復讐のため、彼は初めてその手を血に染める決断。平和な人生との決別。偉大な父の後継者として覚醒していく、その壮絶な変貌の記録。
ネット上の声
- これぞ映画史に残る最高傑作。ただのマフィア映画じゃなくて、父から子へと受け継がれるファミリーの物語が重厚で深すぎる。マーロン・ブランドの存在感は圧巻の一言。
- 何度観ても色褪せない不朽の名作。哀愁漂うテーマ曲が流れるだけで胸が締め付けられます。
- 有名すぎて逆に観てなかったけど、やっと鑑賞。アル・パチーノがマジでかっこいい。3時間は長いけど、見応えあった。
- 男なら一度は観るべき。
どんでん返し、 ヤクザ・ギャング
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間175分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
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第二次大戦下のベオグラード。地下に隠れた人々が、戦争はまだ続いていると騙され、50年もの間、兵器を作り続ける狂気の寓話。
1941年、ナチス・ドイツが侵攻したユーゴスラビア。武器商人のマルコは、親友のクロをはじめとする大勢の人々を自宅の巨大な地下室に匿う。地上ではやがて戦争が終わり、マルコは英雄として富と名声を手に入れる。しかし彼は、地下の人々には「戦争は続いている」と嘘をつき、兵器を製造させ続けることを決意。閉ざされた地下世界では、世代交代を繰り返しながら、終わらない戦争のための祝祭と労働が続く。そして50年後、ある事件をきっかけに、彼らはついに地上へと足を踏み出す。
ネット上の声
- エネルギッシュでパワフル!3時間超えだけど全く飽きさせない。クストリッツァ監督の最高傑作だと思う。
- ちょっと長くてカオスすぎたかな…。音楽は良かったけど、話についていくのが大変だった。
- とにかく音楽が最高!ブラスバンドの音がずっと頭から離れない。サントラも即買いしたw
- ごめんなさい、私には合わなかった…
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国ユーゴスラビア,フランス
- 時間314分
- 監督エミール・クストリッツァ
- 主演ミキ・マノイロヴィッチ
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第二次世界大戦下のソ連、ナチス・ドイツの虐殺を目撃した少年が、地獄の戦場で純粋さを奪われ変貌していく衝撃の戦争映画。
1943年、ナチス・ドイツ占領下のソ連・白ロシア。パルチザンに憧れる14歳の無邪気な少年フリョーラは、家族の反対を押し切り、森で掘り出した銃を手に部隊へ入隊。しかし、彼を待ち受けていたのは英雄譚ではなく、飢えと恐怖が渦巻く地獄の現実。ドイツ軍による村々の焼き討ち、住民の虐殺という狂気の光景を次々と目撃。爆撃で聴力を失い、愛する人々を奪われ、彼の顔からは少年らしい表情が消え失せていく。わずか数日のうちに老人のような顔つきへと変わってしまった少年。戦争という極限状況が、一人の人間の魂をいかに破壊するかを描く、あまりにも過酷な体験の記録。
ネット上の声
- 戦争映画の最高傑作と聞いていたが、噂以上。エンタメ性は皆無で、ただ地獄を見せつけられる。観終わった後、しばらく動けなかった。
- トラウマ確定。でも全人類観るべき映画だと思う。
- これはただの戦争映画じゃない。人間の恐ろしさと狂気を描いた作品。子供の視点なのが余計にキツい。
- 主人公の少年の表情が脳に焼き付いて離れない。撮影も音響も凄まじく、まさに地獄の追体験。一生忘れられない一本になった。
戦争
- 製作年1985年
- 製作国ソ連
- 時間143分
- 監督エレム・クリモフ
- 主演アレクセイ・クラフチェンコ
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かつて栄光を掴んだ報道写真家が、日本の公害病「水俣病」の惨状を世界に伝えるため、再びカメラを手に立ち上がる衝撃の実話。
1971年、ニューヨーク。かつて伝説と謳われた報道写真家ユージン・スミスは、今や酒に溺れ、過去の栄光の中に生きていた。そんな彼のもとに、日本の公害「水俣病」を取材してほしいという依頼が舞い込む。熊本県水俣市を訪れた彼は、企業の利益のために人生を奪われ、奇病に苦しむ人々の惨状を目の当たりにする。彼らの魂の叫びに心を揺さぶられたユージンは、この事実を世界に伝えるため、再びカメラを手にすることを決意。巨大企業の妨害や警察の圧力と戦いながら、一枚の写真に人々の尊厳を写し込もうとする、彼の命を懸けた闘いの記録。
ネット上の声
- 日本人として知っておくべき歴史。ジョニー・デップの魂の演技がすごい。教科書で見た一枚の写真の裏に、これだけのドラマがあったとは…。色々考えさせられました。
- 昔の事件だと思ってたけど、今も続く問題だと知って衝撃。見てよかった。
- 写真の持つ力を改めて感じた。一枚の写真が世界を動かすって本当なんだなと。ジョニデがもうユージン・スミス本人にしか見えなかったです。
- ごめんなさい、ちょっとハマれなかった。ドキュメンタリーみたいで少し退屈に感じてしまった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督アンドリュー・レヴィタス
- 主演ジョニー・デップ
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メキシコシティで交差する3つの運命。1つの交通事故が暴き出す、愛と裏切りの連鎖。
混沌とした大都市、メキシコシティ。兄の妻と駆け落ちするため、闘犬で金を稼ぐ青年オクタビオ。不倫相手との新生活を夢見る人気モデルのバレリア。愛犬だけを心の支えに生きる元殺し屋のエル・チーボ。何の接点もなかった彼らの人生が、1台の車の激しい衝突事故をきっかけに、残酷に絡み合い始める。事故を境に、それぞれが愛、喪失、裏切り、そして暴力の渦へと。逃れられない運命の中で、彼らが見出すかすかな希望、あるいは絶望の結末。
ネット上の声
- 1つの交通事故から3つの物語が交錯していく構成が見事すぎる。イニャリトゥ監督のデビュー作とは思えない完成度で、人間の欲望や愛がむき出しに描かれてて圧倒された。
- 衝撃。ただただ凄い。
- 全然関係ない人たちが、犬を通して繋がっていくのが面白かった。人生って何があるかわからないな…。
- 脚本が本当によく出来てる。メキシコの乾いた空気感と、登場人物たちの生々しい感情が突き刺さる。見応えがありました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国メキシコ
- 時間153分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演エミリオ・エチェバリア
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1990年代、内戦下のシエラレオネ。巨大なピンクダイヤが結びつけた、3人の男女の運命。
1990年代、内戦が激化するアフリカのシエラレオネ。元傭兵でダイヤ密売人のアーチャーは、巨大なピンク・ダイヤモンドの噂を耳にする。そのダイヤを隠し持つのは、反政府軍に家族を奪われた漁師ソロモン。アーチャーはダイヤを、ソロモンは家族の救出を、そして女性ジャーナリストのマディは紛争ダイヤモンドの真相を追う。それぞれの目的のために手を組んだ3人を待ち受ける、過酷な現実。
ネット上の声
- 「知らないことは罪」を感じさせてくれた
- この異様な現実。何を置いても観るべき!
- 人間が人間らしい気持ちで暮らせること
- 歪んだ社会が生み出した阿鼻叫喚の世界
アフリカ舞台、 アクション
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間143分
- 監督エドワード・ズウィック
- 主演レオナルド・ディカプリオ
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刑務所より自由だと精神病院に入った男が、絶対的権力に支配された患者たちと共に、人間としての尊厳を取り戻そうと闘う物語。
1963年、アメリカ・オレゴン州の精神病院。刑務所の強制労働を逃れるため、精神異常を装って入院してきた男、ランドル・P・マクマーフィ。そこは、冷徹な婦長ラチェッドが絶対的な権力で君臨し、患者たちは無気力な日々を送る閉鎖された世界。持ち前の自由奔放さで、マクマーフィは院内の厳格なルールを次々と破り、患者たちに生きる喜びを思い出させようと奮闘。彼の型破りな行動は、患者たちの心を解放していくが、それはラチェッドの秩序への許しがたい挑戦。次第に激化していく両者の対立。自由を求める魂の叫びと権力との壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- いきなり損失することの切なすぎる空白感。
- 映画レビューの素晴らしさを痛感する作品
- 「カッコー」って身近な存在だったりする
- 痛快なドタバタコメディーかと思いきや
精神障害、 病院(医療モノ)、 吃音者が登場する、 実話
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督ミロス・フォアマン
- 主演ジャック・ニコルソン
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娘を殺された母が、腐敗した司法に絶望し、たった一人で犯人を追う、メキシコの現実を抉る衝撃のドキュメンタリー。
2008年、メキシコ・シウダーフアレス。16歳の娘ルビを殺害された母マリセラ・エスコベド。逮捕された娘の恋人は自白したにもかかわらず、証拠不十分で無罪放免となる。絶望の淵で、マリセラは自らの手で正義を勝ち取ることを決意。腐敗した司法システムに背を向け、たった一人で犯人の行方を追い始める。メキシコ全土を2年以上にわたり奔走し、危険を顧みず正義を訴え続ける彼女の姿。しかし、その執念の追跡は、彼女自身をさらなる悲劇へと導いていく。これは、愛する娘のために全てを捧げた、一人の母親の壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- 娘を殺された母の戦いを追うドキュメンタリーかと思いきや、事態はもっと深刻な方にば
- どの国でも守るべきものがある限り母親ほど強い存在で偉大なものはないと感じる
- メキシコでは一日平均10人以上の女性が殺害されて、その加害者の97%が処罰されて
- まさか、娘の正義の為に戦っていたお母さんまでもが殺されてしまうとは
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ
- 時間109分
- 監督カルロス・ペレス・オソリオ
- 主演---
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SNSを中心に反響を呼んだ小坂流加の同名恋愛小説を、小松菜奈と坂口健太郎の主演、「新聞記者」の藤井道人監督がメガホンで映画化。数万人に1人という不治の病に冒され余命10年を宣告された20歳の茉莉は、生きることに執着しないよう、恋だけはしないことを心に決めていた。ところがある日、地元の同窓会で和人と出会い恋に落ちたことで、彼女の最後の10年は大きく変わっていく。脚本は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の岡田惠和と「凛 りん」の渡邉真子。「君の名は。」「天気の子」など新海誠監督のアニメーション映画で音楽を手がけてきた人気ロックバンドの「RADWIMPS」が、実写映画で初めて劇伴音楽を担当。
ネット上の声
- 10年の月日を2時間で纏めると偶然の要素が出てくる。これをどこまで受け容れられるかで評価が分かれそうな美しい作品
- これまでの似たような作品とは一線を画す、実話をベースに「邦画の一つの到達点」と言える作品。
- 洗練された脚本、俳優らの自然体を引き出す演出により、難病恋愛ドラマの水準を引き上げた
- 主人公の生きたいという思いや家族の深い悲しみが見ていてとても苦しかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督藤井道人
- 主演小松菜奈
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病気の妻を救うため、愛する息子を残し北朝鮮から脱北した父。過酷な運命に引き裂かれた家族の愛と絆を描く衝撃の実話。
北朝鮮の貧しい炭鉱町。幸せに暮らすヨンス一家を襲った、妻の結核という病。薬を手に入れるため、父ヨンスは一人、国境を越えることを決意。幼い息子ジュニを残し、必ず帰ると約束して。しかし、脱北の道のりは想像を絶するほど過酷なものだった。一方、父を待ち続けるジュニもまた、飢えと孤独の中で父を探す旅に出る。すれ違う親子の運命。果たして二人に再会の日は訪れるのか。胸をえぐるような家族の物語。
ネット上の声
- “現状を知る切っ掛け”として、非常に良い映画
- どうして北朝鮮を放っておくんだ!!!
- 【特薦】2007年・北朝鮮の真実
- 北朝鮮版 「父を訪ねて三千里」
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間107分
- 監督キム・テギュン
- 主演チャ・インピョ
-
1980年、アメリカ・マイアミ。キューバから追放された難民の一人、トニー・モンタナ。顔に大きな傷を持つこの男の胸には、底なしの野望が燃え盛っていた。裏社会に足を踏み入れた彼は、その凶暴性と度胸を武器に、邪魔者を容赦なく排除。親友マニーと共にコカインビジネスで巨万の富を築き、ついには組織のボスを殺害し、その帝国と美しい妻を手に入れる。しかし、富と権力の頂点に立った彼を待っていたのは、猜疑心と孤独。狂気に蝕まれ、自ら築いた王国と共に崩壊していく男の壮絶な末路。
ネット上の声
- アル・パチーノ様、ああ、アル・パチーノ様
- パチーノと言えば、やっぱりコレですな!
- 初めてYAHOOのお勧め映画を試してみたが
- 全てはラストの耀きのために・・。
ヤクザ・ギャング
- 製作年1983年
- 製作国アメリカ
- 時間170分
- 監督ブライアン・デ・パルマ
- 主演アル・パチーノ
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ゴビ砂漠の収容所、忘れられた歴史の断片。文化大革命前夜、極限の飢餓を生き抜いた人々の魂の証言。
1950年代後半、中国。反右派闘争により「右派分子」のレッテルを貼られた人々が送り込まれたゴビ砂漠の再教育収容所。飢餓と過酷な労働で数千人が命を落とした悲劇の地。8時間を超える本作は、数少ない生存者たちの生々しい証言を記録。人間の尊厳が極限まで踏みにじられた場所で、彼らは何を見、どう生き延びたのか。歴史の闇に葬られた魂の叫び。
ネット上の声
- 中国版『SHOAH』的な8時間越えの渾身のドキュメンタリー映画
- 文化大革命で「右派」とされた人びとが僻地の砂漠での再教育(農業開拓)、そこでの待
- カメラとか画面の質感が随所で明らかに変わるように、何もないところから時間をかけて
- 1950年代後半中国共産党による百家争鳴と反右派闘争で右派と断定された人々が、ゴ
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国フランス,スイス
- 時間495分
- 監督ワン・ビン
- 主演---
-
沖縄・高江、ヘリパッド建設に揺れる小さな集落。国家権力に屈しない住民たちの、静かだが力強い抵抗の記録。
沖縄本島北部、やんばるの森に囲まれた人口140人の小さな集落・高江。この静かな村が、米軍の新型輸送機オスプレイのヘリパッド建設問題で揺れる。豊かな自然と平和な暮らしを守るため、座り込みを続ける住民たち。その多くは老人。彼らの前に立ちはだかるのは、全国から動員された数千人規模の機動隊と、巨大な国家権力。非暴力の抵抗を続ける人々の日常と、その不屈の精神を克明に記録。これは、故郷を愛する者たちの、声なき声の叫び。そして、日本の民主主義の在り方を問う、衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 事実と真実は違う事を知って下さいね!沖縄県民より。
- 憲法改正するしかないと思ってしまった
- 偽りの民主主義国家アメリカと日本
- 本土の人は必ず観てほしいです。
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督三上智恵
- 主演---
-
20世紀の激動に翻弄されながらも、愛と安住の地を求め続けた一人の女性の半生を壮大なスケールで描く歴史叙事詩。
1919年、ロシア革命の戦火を逃れたギリシャ人難民たち。その中に、幼い少女エレニの姿。故郷を目指す長い旅の始まりは、彼女の波乱に満ちた人生の序章。ギリシャ内戦、独裁政権、そして第二次世界大戦という歴史の渦に巻き込まれ、愛する者との出会いと死別を繰り返すエレニ。時代に引き裂かれながらも、彼女は生きる希望を失わず、安住の地を求めて旅を続ける。一人の女性の視点から20世紀ギリシャの悲劇を映し出す、壮大な映像詩。
ネット上の声
- 1919年、ロシア革命により逆難民として祖国に戻ったギリシャ人たちが海岸に現れて
- No.1650 2004年フランス、ギリシャ、イタリア映画
- 水面に映し出されるオデッサの最後の日
- 水面に映る顔のない影
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス,ギリシャ,イタリア
- 時間170分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演アレクサンドラ・アイディニ
-
ベトナム戦争末期のジャングル奥地、狂気に取り憑かれた大佐の暗殺を命じられた大尉の、魂を揺さぶる戦争叙事詩。
舞台はベトナム戦争末期。アメリカ陸軍のウィラード大尉に、ある極秘の暗殺命令が下る。ターゲットは、軍の命令を無視し、カンボジアのジャングル奥地で現地人を支配し、自らの王国を築いたとされる伝説の軍人、カーツ大佐。ウィラードは数名の部下と共に哨戒艇で川を遡り、狂気の源流を目指す。その道中で彼が目の当たりにするのは、戦争がもたらす暴力、混乱、そして人間の理性が崩壊していく地獄の光景。旅が進むにつれ、ウィラードは暗殺対象であるカーツの思想に次第に引き込まれていく。彼を待ち受ける衝撃の結末。
ネット上の声
- べト戦を背景に、恐怖とユーモア、絶望とある種の悟り、美しい映像が狂...
- 「なんだこの地獄のような映画は、、、」
- 20世紀の3大駄作 ハリウッドの定説
- コッポラの最高傑作!と思います。
リアルな戦闘シーンがある、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間153分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
-
沖縄戦で看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」。少女たちの目で見た戦争の真実を、生存者の証言で綴るドキュメンタリー。
1945年、春。沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒たちで編成された「ひめゆり学徒隊」。彼女たちは、米軍が上陸した沖縄戦の陸軍病院へ看護要員として動員された。そこで見た、おびただしい死と、想像を絶する戦場の現実。砲弾が飛び交う中、傷ついた兵士の看護にあたった少女たちの体験。60年の時を経て、生存者が重い口を開き語る、戦争の記憶。
ネット上の声
- 『素晴らしい映画を観』ることができました
- 多くの人に、この映画を観てもらいたい。
- 「どこに行けと言うのか?」「悔しい」
- 「この映画はビデオ・DVD販売しません」
ドキュメンタリー
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督柴田昌平
- 主演---
-
アメリカ3大ネットワークの1つ、CBSテレビによるニューヨーク同時多発テロ事件の長編ドキュメンタリー。ニューヨークの街を、テロ発生前から克明にリポート。
ネット上の声
- テレビで映し出された映像と生身の映像がこうも違うとは、、、
- 「ワールド・トレード・センター」を見るな
- 映像として記録しておくということ
- このドキュメンタリー監督の使命
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ,フランス
- 時間130分
- 監督ジュール・ノーデ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
-
ナチス占領下のオランダ。日記に希望を綴った少女アンネ・フランクの、隠れ家で過ごした2年間の真実。
1942年、ナチス占領下のアムステルダム。ユダヤ人の少女アンネ・フランクの一家は、迫害から逃れるため、会社の屋根裏にある隠れ家での生活を開始。外の世界から隔絶された息苦しい空間で、アンネは希望を失わず、日記「キティー」に日々の出来事や思春期の悩みを綴る。家族との葛藤、同居人との軋轢、そして淡い恋。いつか自由な世界に戻れると信じ続けた2年間。しかし、その隠れ家にも密告者の影が忍び寄る。あまりにも有名な少女の、知られざる物語。
ネット上の声
- 希望をもって働こう作品。
- ナチスに対する怒りが再沸
- 戦争って恐ろしい…
- ☆アンネフランク☆
戦争、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間191分
- 監督ロバート・ドーンヘルム
- 主演ベン・キングズレー
-
父の還暦を祝う豪華な晩餐会。それは、一族の偽りを暴く、衝撃的な告発の始まりだった。
デンマークの豪邸で開かれる、一家の長ヘルゲの60歳の誕生日パーティー。集まった家族や友人たちの祝福ムードの中、長男クリスチャンがスピーチのために立ち上がる。彼の口から語られたのは、祝辞ではなく、父による性的虐待という衝撃の告白。凍りつく会場、否定する父、動揺する家族。次々と明かされる忌まわしい秘密と、保身に走る大人たちの醜い姿。祝福されるべき一夜は、偽りと欺瞞に満ちた一族の崩壊劇へと変貌。果たして、この告発の先に待つ真実とは。
ネット上の声
- 映画をどうやって面白くつくるのかの見本。
- 一夜の悪夢と,そこからの解放
- この映画は呪われている
- 当時、デンマークで起こっていた映画運動”ドグマ95”の作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国デンマーク
- 時間106分
- 監督トマス・ヴィンターベア
- 主演ヘニング・モリツェン
-
パリのアパルトマンで寄り添う老夫婦。病がもたらした日常の変化と、究極の愛の形。
パリの瀟洒なアパルトマンで、穏やかな老後を過ごす元音楽教師の夫婦、ジョルジュとアンヌ。長年連れ添い、深い愛情で結ばれた二人。しかし、ある日突然、妻のアンヌが病に倒れ、手術も失敗し半身不随に。夫のジョルジュは、「もう二度と病院には戻りたくない」という妻の願いを聞き入れ、自宅での介護を決意する。日に日に衰弱していく妻を前に、献身的に支え続けるジョルジュ。だが、その生活は彼の心と体を少しずつ蝕んでいく。愛する人の尊厳を守るため、彼が下した決断とは。老いと病、そして死という普遍的なテーマに正面から向き合い、愛の究極の形を問いかける、感動の物語。
ネット上の声
- 老夫婦二人の愛☆ともに生き、ともにいく…
- 穏やかに老い、安らかに逝くことの有り難さ
- 最後のスタッフロールにも驚かされました
- こういう評価をする人もいるということで
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス,ドイツ,オーストリア
- 時間127分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
-
歌姫トスカの愛と絶望が、METの豪華絢爛な舞台で蘇る。恋人の命か、自らの貞節か、究極の選択を描くオペラの傑作。
1800年、政治的混乱に揺れるローマ。情熱的な歌姫トスカは、画家の恋人カヴァラドッシと愛を育んでいた。しかし、脱獄した政治犯を匿ったことで、カヴァラドッシは警視総監スカルピアに捕らえられてしまう。スカルピアは、カヴァラドッシの命と引き換えにトスカの体を要求。愛する人を救うため、トスカは恐ろしい取引に応じることを決意するが、その先には過酷な運命。プッチーニの名アリアが彩る、愛と裏切りが渦巻く悲劇の物語。
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演ソニア・ヨンチェーヴァ
-
ニューヨークのバレエ団を舞台に、白鳥の女王役に抜擢されたバレリーナが、完璧を求めるあまり精神の闇に堕ちていくサイコ・スリラー。
ニューヨークのバレエ団に所属するニナ。彼女の夢は、新作「白鳥の湖」で主役の座を射止めること。純真な白鳥と、官能的な黒鳥という二役を演じる大役に、彼女は人生の全てを捧げる。しかし、完璧主義と過剰なプレッシャーは、彼女の精神を少しずつ蝕んでいく。奔放な新人リリーの出現は、ニナの中に潜む嫉妬と劣等感を増幅させ、現実と幻覚の境界線を曖昧にしていく。栄光への道は、彼女を輝かしい舞台へと導くのか、それとも底なしの狂気へと突き落とすのか。プリマバレリーナの座をめぐる、美しくも恐ろしい物語の幕開け。
ネット上の声
- 「白鳥だけなら君を選ぶのにな」と言ってたトマス・ルロイ(カッセル...
- どこからどこまでが 妄想と現実だか、わからなくなる 編集が凄いなと...
- ナタリー・ポートマン主演、2010年公開のサイコスリラー映画
- 美しすぎるレズとオナニーだけが救いだなんて
バレエ(バレリーナ)、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ダーレン・アロノフスキー
- 主演ナタリー・ポートマン
-
ドイツ・ハンブルク。死を望む男女が偽装結婚から始める、絶望と愛の激しい物語。
現代ドイツ、ハンブルク。人生に絶望したトルコ系ドイツ人の男ジャヒト。厳格な家庭からの自由を渇望する女シベル。精神病院で出会った二人は、シベルの提案で偽装結婚という奇妙な共同生活を開始。互いに干渉せず、それぞれの自由を謳歌するはずだった日々。しかし、奔放なシベルに惹かれ始めるジャヒトの心。やがて、嫉妬が引き起こした悲劇が、二人の偽りの関係を根底から揺るがす。これは、愛を知ることで本当の絶望に直面する、魂の物語。
ネット上の声
- 映画の内容はすっかり忘れていたけど、いつか再鑑賞したい映画だったことは憶えていた
- ストーリーは強烈で痛切、音楽はグッド!
- 男の慟哭と女の打算と人生の不条理
- 秀作だが、男には哀しすぎる愛憎劇
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国ドイツ,トルコ
- 時間121分
- 監督ファティ・アキン
- 主演ビロル・ユーネル
-
1980年代ポーランド。向かいの女性を盗み見る孤独な青年。覗き見から始まる、純粋で歪んだ愛の探求。
1980年代、ポーランド・ワルシャワの巨大団地。郵便局で働く19歳の孤独な青年トメクの密かな日課は、望遠鏡で向かいの部屋に住む年上の女性マグダの生活を覗き見ること。その行為はいつしか純粋な恋心へと変わり、彼はついに彼女への接触を試みる。しかし、愛を信じない奔放なマグダは、トメクの告白を弄び、彼の心を無残に打ち砕く。絶望の淵に立たされた青年の行動が、今度はマグダの心を激しく揺さぶり始める。覗き見から始まった歪んだ関係の果てにある、愛の真実。
ネット上の声
- ヒッチコックの「 裏窓 」みたいだけど、こちらの方がずっと背徳的でワクワクする
- “純愛”を騙る全ての映画たちへ
- 切なさがこみ上げてくる・・・
- 『愛に関する短いフィルム』
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポーランド
- 時間87分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演オルフ・ルバシェンク
-
禁酒法時代のニューヨークを舞台に、固い友情で結ばれた少年たちの夢と裏切りを、数十年の時を超えて描く、セルジオ・レオーネ監督によるギャング映画の金字塔。
20世紀初頭、ニューヨークのユダヤ人街。貧困の中、ヌードルスをはじめとする少年たちは、固い絆で結ばれ、裏社会でのし上がっていく。しかし、禁酒法が生んだ富と権力は、次第に彼らの友情に亀裂を生じさせる。そして訪れる、すべてを失った悲劇の一夜。それから35年後、長い逃亡生活を送っていたヌードルスは、謎の招待状を手に故郷へ戻る。過去と対峙するため、彼は少年時代の記憶を辿り始める。友情、愛、裏切り、そして失われた時間。彼の人生の最後に明かされる、哀しくも美しい物語の真実。
ネット上の声
- 4時間近いけど全く長く感じなかった。男たちの人生が詰まった大河ドラマ。見終わった後の余韻がすごい。
- とにかく音楽が素晴らしい。モリコーネの曲が心に響きまくる。
- 長いし話も少し難しいけど、見応えはあった。好みは分かれそうかな。
- 若い頃に観て、ようやく意味が分かった気がする。まさに人生の映画。
ヒューマンドラマ、 ワンス・アポン・ア・タイム
- 製作年---年
- 製作国アメリカ
- 時間251分
- 監督セルジオ・レオーネ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
-
親友からの突然の絶縁宣言。アイルランドの孤島を舞台に、男たちの小さな友情の終わりが、予測不能な悲劇を招くブラックコメディ。
1923年、アイルランド内戦下の孤島イニシェリン島。素朴で心優しい男パードリックの日常は、一通の知らせで崩壊。長年の親友コルムから、突然「お前が嫌いになった」と絶縁を告げられたのだ。理由がわからず困惑するパードリック。彼は妹や島民の助けを借りて、どうにか関係を修復しようと試みる。しかし、コルムの態度は頑なで、その拒絶は次第に常軌を逸した脅迫へとエスカレート。平和だった島に不穏な空気が漂い始める。二人の関係の行方と、島の運命。
ネット上の声
- 「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナー監督作というのが重要だと思う作品。賛否は分かれそうな会話劇。
- 親友から突然告げられた絶交宣言。意味分かんないよ〜と、固く閉ざした...
- 人間の諍いの愚かしさを突き詰め、神話の域にまで昇華
- 喉越しがざらざらとする寓話的世界。その真意は?
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イギリス,アメリカ,イギリス
- 時間114分
- 監督マーティン・マクドナー
- 主演コリン・ファレル
-
元日本兵たちが自らの口で語る、日中15年戦争の真実。加害者の視点から戦争の狂気を暴く衝撃のドキュメンタリー。
「日本鬼子(リーベンクイズ)」―かつて中国の人々が日本兵を呼んだ蔑称。本作は、日中15年戦争に従軍した元兵士14人の証言で構成されるドキュメンタリー。彼らが語るのは、英雄譚ではない。略奪、暴行、殺人といった、これまで語られることの少なかった自らの加害行為の数々。なぜごく普通の青年たちが、戦地で残虐な行為に手を染めていったのか。生々しい告白を通して、戦争が人間から何を奪うのかを鋭く問いかける。目を背けたくなるほどの真実。
ネット上の声
- 時代を経て思うこと
- 凄惨な虐殺
- チャン○○だから、命令だから、度胸がないと思われたくないから
- 日本人が中国に行った残虐行為レポート
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督松井稔
- 主演---
-
マケドニアの秘境で、野生の蜂と生きる最後の女性。自然との共存を脅かす、現代社会の波を描くドキュメンタリー。
ヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性、ハティツェ。北マケドニアの谷で、年老いた母と二人、電気も水道もない暮らし。彼女は「半分は自分に、半分は蜂に」という古くからの教えを守り、自然と共存してきた。しかし、ある日、一家がトレーラーで隣に越してくる。彼らはハティツェの忠告を無視し、利益のために蜂蜜を搾取し始める。その結果、蜂たちの穏やかな生態系は崩壊の危機に。一人の女性の生き様を通して、自然と人間の関係を問い直す圧巻の記録。
ネット上の声
- 事実と自然の前では、頭こうべを下げるのみ
- 世界には未だこんな暮らしが残っているのか
- フィクションとノンフィクションの境界
- 豊潤な映像による現代の神話
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国マケドニア
- 時間86分
- 監督リューボ・ステファノフ
- 主演---
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武士の面子を重んじる名門屋敷を舞台に、一人の浪人が切腹を願い出たことから始まる、武家社会の欺瞞を暴く壮絶な復讐劇。
寛永七年、徳川の治世。多くの武士が浪人となった時代。名門・井伊家の屋敷に、津雲半四郎と名乗る浪人が現れ、庭先での切腹を願い出る。対応した家老は、以前にも同じ要求をした千々岩求女という若者の話を嘲笑混じりに語り始める。彼は求女を、金銭目当ての卑劣な浪人と決めつけ、竹光の刀で惨たらしい死に追い込んだのだった。しかし、半四郎が静かに語り始めたのは、その若者の悲痛な真実と、井伊家への深い怨念。これは単なる切腹の願いではなかった。武士道の虚飾を暴く、一人の男の命を懸けた告発と復讐の始まり。
ネット上の声
- バチバチにキマったカメラワークと回想で進む展開が秀逸すぎる
- 正義とは何かという問いをつき詰める映画。
- u nextは3月に終わる映画が多いから困ったな
- 終始画面から伝わる迫力に釘付けだった。
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
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南仏プロヴァンスの豊かな土地を夢見た男。その夢を打ち砕く、隣人たちの静かで残酷な欲望の物語。
1920年代、フランス・プロヴァンス。都会育ちのジャンは、母から受け継いだ土地で家族と暮らすことを決意。背中にこぶを持つ彼は、書物で得た知識を頼りに、うさぎを育てて生計を立てようと夢に燃える。しかし、その土地には命の源である「泉」が隠されていた。隣人のセザールとその甥ウゴランは、土地を安く手に入れるため、泉の存在を隠し、ジャンを巧妙な罠にかける。終わらない干ばつと過酷な労働。純粋な夢は、人間の底知れぬ欲望によって、少しずつ蝕まれていく。
ネット上の声
- 大河ドラマ前編は悲劇で終わる
- 見ごたえある、音楽も良い
- PART Ⅰ 、Ⅱとおしての感想
- 愛と宿命の泉
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間122分
- 監督クロード・ベリ
- 主演イヴ・モンタン
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1960年代インドネシアで行われた大量虐殺を加害者側の視点から描いたドキュメンタリー。60年代、秘密裏に100万人規模の大虐殺を行っていた実行者は、現在でも国民的英雄として暮らしている。その事実を取材していた米テキサス出身の映像作家ジョシュア・オッペンハイマー監督は、当局から被害者への接触を禁止されたことをきっかけに、取材対象を加害者側に切り替えた。映画製作に喜ぶ加害者は、オッペンハイマー監督の「カメラの前で自ら演じてみないか」という提案に応じ、意気揚々と過去の行為を再現していく。やがて、過去を演じることを通じて、加害者たちに変化が訪れる。エロール・モリス、ベルナー・ヘルツォークが製作総指揮として名を連ねている。山形国際ドキュメンタリー映画祭2013インターナショナル・コンペティションで「殺人という行為」のタイトルで上映され、最優秀賞を受賞。14年、「アクト・オブ・キリング」の邦題で劇場公開。
ネット上の声
- 頭がちゃんと理解しようとするのを拒否する
- 初めて映画館を出ようと思ったくらいの駄作
- 「世の中には知らねばならない事がある。」
- 被害者の方々は、これを観て何を思うだろう
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国デンマーク,インドネシア,ノルウェー,イギリス
- 時間121分
- 監督ジョシュア・オッペンハイマー
- 主演---
-
愛する彼女のため、自らの死を隠し、彼女の幸せを願う男の、あまりにも切ない究極の愛の物語。
天涯孤独のラジオプロデューサー、ケイと作詞家のクリーム。高校時代に出会い、家族のように寄り添い生きてきた二人。しかし、ケイは末期がんに侵され、余命いくばくもないという残酷な事実。愛するクリームが一人になることを恐れたケイは、自らの病と彼女への想いを隠し、彼女にふさわしい結婚相手を探し始めるという悲痛な決断。歯科医チュファンという理想的な男性を見つけ、二人の仲を取り持つケイ。だが、彼の計画の裏には、クリームが抱えるもう一つの秘密が隠されていた。すれ違う二つの想いがたどり着く、涙なしには見られない愛の結末。
ネット上の声
- 泣かないで……泣かないでクォン・サンウ………涙の貴公子泣かせたくない……………
- 号泣する人と、怒りすら込み上げる人とにわかれそうですね
- 泣く人 怒る人 きれいに二分されていた
- また、韓国映画に一本負けしてしまった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国韓国
- 時間105分
- 監督ウォン・テヨン
- 主演クォン・サンウ
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北野武がビートたけし名義で主演も務めた監督第4作で、沖縄の抗争に助っ人として送り込まれたヤクザが激しい戦いに巻き込まれていく姿を、独特のユーモアを交えながら淡々としたリズムで描いたバイオレンスドラマ。広域暴力団・北嶋組の友好団体である中松組が、沖縄の阿南組と抗争になった。北嶋組傘下の村川組組長・村川は助っ人を命じられ、手下たちを連れて沖縄へ向かう。しかし彼らの加勢をきっかけに抗争はますます激化し、手下たちが次々と命を落としていく。海辺の廃屋に身を隠した村川たちは、少年時代に戻ったかのように無邪気に遊んで過ごすが……。
ネット上の声
- たけしだけがずっと白いシャツを着てるの、とても孤独を身に纏っている...
- 哀愁、死生観、ノスタルジーに溢れた作品だった。ゆったりとしたシーン...
- 死は突然に淡々とやってくる。
- 平和を理解する上での一歩。
沖縄、 ヤクザ・ギャング
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督北野武
- 主演ビートたけし
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誇りを懸けた蜂起の果て、セデック族を待つ壮絶な運命。魂の安息地「虹の橋」を目指す、最後の戦い。
1930年、日本統治下の台湾・霧社。セデック族の頭目モーナ・ルダオが率いた霧社事件の蜂起後、日本軍による大規模な報復攻撃が開始。最新兵器を投入する日本軍に対し、旧式の銃と地の利を活かして抵抗するセデックの戦士たち。圧倒的な戦力差の前に、仲間は次々と倒れていく。部族の存続と、死後に行けるという伝説の「虹の橋」。モーナ・ルダオが下す、最後の決断。
ネット上の声
- 監督が着地点を見失ったバカ映画
- 出勤の行き帰りでなんとか配信終了までに見れた
- 一人でも多くの日本人に観てほしい大作です
- 遥かなるレインボーブリッジ
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年2011年
- 製作国台湾
- 時間132分
- 監督ウェイ・ダーション
- 主演リン・チンタイ
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1935年、イギリス。ある少女のたった一つの嘘が、引き裂いた恋人たちの運命。戦争の荒波に翻弄される、切なくも美しい愛の物語。
舞台は1935年のイギリス。裕福な家庭に育つ13歳の少女、ブライオニー。豊かな想像力を持つ彼女は、姉セシーリアと使用人の息子ロビーの間に芽生えた恋心を目撃。しかし、ある事件をきっかけに、彼女の幼い嫉妬心と誤解が生んだ一つの嘘が、二人の未来を無残にも引き裂く。無実の罪で投獄され、やがて第二次世界大戦の戦場へと送られるロビー。彼を待ち続けるセシーリア。成長し、自らの過ちの大きさに気づいたブライオニーは、生涯をかけてその「つぐない」を模索する。果たして、引き裂かれた愛に救いはあるのか。
ネット上の声
- お気に入り作品がまた一つ増えました、傑作
- 彼女は人の優しさにつぐないをゆだねたのか
- 罪とは間違った方向に向けられたエネルギー
- 13歳の少女が、【絶妙】の演技を魅せた
小説家、 どんでん返し、 文芸・史劇、 恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国イギリス
- 時間123分
- 監督ジョー・ライト
- 主演キーラ・ナイトレイ
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ナチス占領下のフランス。寄宿学校で芽生えた少年たちの友情と、戦争がもたらす残酷な別離の物語。
1944年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。カトリックの寄宿学校に、ある日、謎めいた転校生ジャン・ボネがやってくる。主人公のジュリアンは、どこか影のある彼に興味を抱き、やがて二人は固い友情で結ばれる。しかし、ジャンの正体は、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人少年。校長や神父たちが命がけで彼を匿っていたのだ。穏やかな学園生活の裏で、戦争の影は刻一刻と迫る。そして、ジュリアンの些細な行動が、取り返しのつかない悲劇の引き金となる運命。
ネット上の声
- 忘れられない帰らざる日々
- 戦火の少年たちを淡々と
- チャップリンを生徒先生皆んなで笑いながら観るとこ良かったなァ、失われた情景ですか
- 基本道徳的な物語と子どもの世界(寄宿舎での生活)の掛け合わせのおかげで映画として
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間103分
- 監督ルイ・マル
- 主演ガスパール・マネス