- 製作
 
            - 1993年 日本
 
            - 時間
 
            - 100分
 
            - 監督
 
            - 市川準
 
            - 出演
 
            - 岸部一徳山内明塩野谷正幸
 
            - 種類
 
            - 看護師(ナース)癌(がん)病院(医療モノ)医師ドキュメンタリー
 
        
        
            
            【末期癌患者が集う地方病院。そこは、死と向き合い、生を全うする人々の静かなドラマの舞台。】
            
            舞台は、長野県の地方都市にある市民病院。内科医の河田は、日々、末期癌の患者たちと向き合っている。延命治療を続けるべきか、安らかな最期を迎えるべきか。患者本人、そして家族たちの葛藤。病院という閉ざされた空間で、死を目前にした人々が見せる、ささやかな喜び、怒り、そして諦観。特別な事件は起こらない。ただ、そこには人が生まれ、そして死んでいくという、厳粛な日常があるだけ。これは、医療の現場を通して、人間の尊厳と「死」そのものを静かに見つめた、ドキュメンタリータッチの物語。