- 製作
- 1964年 日本
- 時間
- 116分
- 監督
- 熊井啓
- 出演
- 信欣三内藤武敏井上昭文
- 種類
- 死刑囚冤罪裁判・法廷ドキュメンタリー
【昭和史最大のミステリー「帝銀事件」。一人の死刑囚の無実を訴え続け、国家権力の闇に迫った執念のドキュメンタリー・ドラマ。】
1948年、帝国銀行椎名町支店で発生した青酸カリによる12名毒殺事件。戦後日本の混乱期を震撼させたこの大量殺人事件の犯人として逮捕されたのは、画家の平沢貞通。拷問まがいの取り調べの末に自白し、死刑判決が確定。しかし、彼は獄中から一貫して無実を叫び続ける。ずさんな捜査、矛盾だらけの証拠、そして噂される旧日本軍秘密部隊の影。本当に彼が犯人なのか。膨大な資料と証言を基に、事件の深層と司法の闇に鋭く切り込む。一人の男の人生を狂わせた巨大な謎の行方。