-
「白痴」の小出孝が製作に当たり、婦人公論掲載の三島由紀夫の原作から「わが家は楽し」の柳井隆雄と、「ザクザク娘」でやはり柳井と共同で脚本を書いた光畑碩郎が協力している。カメラは「白痴」の生方敏夫である。主なる出演者は「その人の名は言えない」の河津清三郎、「自由学校(1951 吉村公三郎)」(大映)の木暮実千代、「白痴」の森雅之、「虎の牙」の津島恵子、それに信欣三、村瀬幸子、高橋豊子、十朱久雄などである。
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演木暮実千代
-
1967年、社会への反抗と行き場のないエネルギーを爆発させる若者たちを描く、衝撃の青春群像劇。
高度経済成長の光と影が交錯する1967年の日本。大人たちが築いた社会の価値観に反発し、やり場のない怒りを抱えた非行少年たち。彼らは仲間と集い、バイクを乗り回し、暴力と刹那的な快楽に身を焦がすことでしか自己を表現できない。社会からの疎外感、家庭との断絶。彼らの純粋でありながらも歪んだ魂の叫びは、やがて取り返しのつかない悲劇を引き寄せていく。若者の渇きと焦燥を鮮烈に切り取った、あまりにも痛々しい青春の記録。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督藤田繁矢
- 主演平田重四郎
-
1945年、沖縄。戦場に散った少女たちの、あまりにも悲しい青春の記録。
1945年、太平洋戦争末期の沖縄。米軍上陸を目前に控え、沖縄師範学校女子部の生徒たちに看護要員としての動員命令が下る。「ひめゆり学徒隊」の誕生。華やかな青春を夢見ていた彼女たちの日常は、砲弾の轟音と共に打ち砕かれる。暗く劣悪な洞窟の野戦病院で、麻酔もないまま手足が切断される兵士たちのうめき声を聞き、ひたすら看護を続ける日々。食料も水も尽き、極限状態に追い込まれても、彼女たちは懸命に命と向き合う。戦争が少女たちから何を奪ったのかを克明に描く、涙なくしては見られない不朽の名作。
ネット上の声
- 砲撃の止む束の間の少女たちの水遊びシーン
- 以後の”ひめゆり部隊”映画の原型となった
- 戦争知らず世代として一度は見ておくべき
- 現実はもっと非道悲惨を極めたはず
沖縄戦、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督今井正
- 主演津島恵子
-
週刊明星に連載された三島由紀夫の原作を映画化した風俗喜劇。窪田篤人・西河克己が共同で脚色し、「明日を賭ける男」の西河克己が監督した。撮影は「完全な遊戯」の横山実、音楽は「悪女の季節」(松竹)の黛敏郎。「大阪の風」の大坂志郎・長門裕之、「続 夫婦百景」の月丘夢路らが出演する。
ネット上の声
- 悪人の落こぼれが仕方なく善人になるのだ!
- 茶の間で見れる楽しい娯楽映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督西河克己
- 主演大坂志郎
-
昭和史最大のミステリー「帝銀事件」。一人の死刑囚の無実を訴え続け、国家権力の闇に迫った執念のドキュメンタリー・ドラマ。
1948年、帝国銀行椎名町支店で発生した青酸カリによる12名毒殺事件。戦後日本の混乱期を震撼させたこの大量殺人事件の犯人として逮捕されたのは、画家の平沢貞通。拷問まがいの取り調べの末に自白し、死刑判決が確定。しかし、彼は獄中から一貫して無実を叫び続ける。ずさんな捜査、矛盾だらけの証拠、そして噂される旧日本軍秘密部隊の影。本当に彼が犯人なのか。膨大な資料と証言を基に、事件の深層と司法の闇に鋭く切り込む。一人の男の人生を狂わせた巨大な謎の行方。
ネット上の声
- アマプラ配信中の帝銀事件とその後の裁判を描いた一本
- 事件報道には冷静になりたい。
- ●帝銀事件 死刑囚(1964年日本
- 死刑は執行されなかった
死刑囚、 冤罪、 裁判・法廷、 ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督熊井啓
- 主演信欣三
-
有馬頼義の原作を、青山民雄が脚色し、「十代の狼」の若杉光夫が監督した、少年少女の純愛を描く叙情編。撮影も「十代の狼」の井上莞が担当。
ネット上の声
- この頃から小百合ちゃんは水泳が得意!
- キューポラ以前
- そんなにあっさり死んじゃう!?というツッコミはありつつ、一つひとつのショットが魅
- 高校生の靖代(吉永小百合)は、中学の同級生だった陽一(浜田光夫)と出会い、親しく
青春
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督若杉光夫
- 主演吉永小百合
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宇野重吉
- 主演田中絹代
-
マレー戦線を南下してシンガポールを占領し、「マレーの虎」とたたえられた山下奉文将軍。だが、ガダルカナル島の戦いで日本は一気に劣勢に陥る。山下はフィリピン防衛の第一線に立たされるが、マニラに到着した彼は大本営の作戦変更に翻弄されてしまう。
戦争
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督佐伯清
- 主演早川雪洲
-
永田雅一製作になる大映第二回天然色映画(イーストマン・カラー)。尾崎紅葉の原作を川口松太郎が劇化し、「にっぽん製」の島耕二が脚本・監督を担当している。撮影は高橋通夫、色彩技術は横田達之の担当。出演者は「花の三度笠」の山本富士子、「落花の門」の根上淳、「心の日月」の菅原謙二、「鯉名の銀平(1954)」の浦辺粂子、などである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督島耕二
- 主演山本富士子
-
「忍法忠臣蔵」の高田宏治がシナリオを執筆し、「十兵衛暗殺剣」の倉田準二が監督した時代劇。撮影は「女犯破戒」の国定玖仁男。
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督倉田準二
- 主演松方弘樹
-
ドキュメンタル・タッチの力作「非行少年」によって現代社会の矛盾は全て政治的なレベルの解決を待たねばならないことを、鋭く告発した河辺和夫が、取り組むメロドラマ。脚本は河辺と下飯坂菊馬が共同執筆、撮影は「キューバの恋人」の鈴木達夫が担当。
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督河辺和夫
- 主演栗原小巻
-
「四人の母」の松田昌一の脚本を「新しき天」と同じく、鈴木重吉が監督し、中川芳久が撮影する浪曲母もの映画。主なる出演者は「伊達騒動 母御殿」の三益愛子、「川のある下町の話」で大役をつとめる新人川上康子、「若い人たち」の信欣三、「にごりえ」の三津田健、「馬賊芸者」の白井玲子などである。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木重吉
- 主演三益愛子
-
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督青山通春
- 主演山本亘