- 製作
- 1951年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 今井正
- 出演
- 河原崎長十郎中村翫右衛門木村功
- 種類
- ヒューマンドラマ
【戦後日本のどん底で、日雇い労働者たちが見せる不屈の魂。社会の矛盾を鋭く突く、今井正監督の傑作。】
舞台は、敗戦から間もない東京のドヤ街。仕事を求めて集まる日雇い労働者たちは、わずかな日銭のために過酷な労働に耐え、貧困と絶望の中で暮らしていた。その中の一人、妻を亡くし幼い子供を抱える男。彼は仲間の裏切りや悪徳業者の搾取に苦しみながらも、人間としての誇りを失わず、必死に生き抜こうとする。労働者たちの団結と闘い、そして親子の絆。戦後日本の現実と、逆境の中でもたくましく生きる人々の姿を描き出す、社会派ドラマの金字塔。