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シェイクスピアの『リア王』を戦国時代に翻案。老いた武将が息子たちの裏切りによって全てを失う、壮絶な人間悲劇。
戦国時代、一代で権力を築き上げた猛将・一文字秀虎。老いた彼は、家督を三人の息子に譲り、安穏な余生を送ろうと決意。しかし、長男と次男は父を裏切り、三男は父の愚かさを諫めたことで追放される。息子たちの欲望が引き起こした骨肉の争いは、やがて一文字家そのものを破滅へと導く。城を焼かれ、全てを失い、狂気と共に荒野を彷徨う秀虎。圧倒的な映像美で描かれる、人間の愚かさと世界の非情。
ネット上の声
- ストーリーはリア王なので、詳細は省くとして、とにかく画像というか、...
- 『夢を見ていた…』から物語が動き出すの、黒澤明だ!!って興奮した
- 国内よりも海外の方が圧倒的に評価が高い本作
- 骨肉の悲劇~巨匠、執念のライフワーク
時代劇
- 製作年1985年
- 製作国日本,フランス
- 時間162分
- 監督黒澤明
- 主演仲代達矢
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武士の面子を重んじる名門屋敷を舞台に、一人の浪人が切腹を願い出たことから始まる、武家社会の欺瞞を暴く壮絶な復讐劇。
寛永七年、徳川の治世。多くの武士が浪人となった時代。名門・井伊家の屋敷に、津雲半四郎と名乗る浪人が現れ、庭先での切腹を願い出る。対応した家老は、以前にも同じ要求をした千々岩求女という若者の話を嘲笑混じりに語り始める。彼は求女を、金銭目当ての卑劣な浪人と決めつけ、竹光の刀で惨たらしい死に追い込んだのだった。しかし、半四郎が静かに語り始めたのは、その若者の悲痛な真実と、井伊家への深い怨念。これは単なる切腹の願いではなかった。武士道の虚飾を暴く、一人の男の命を懸けた告発と復讐の始まり。
ネット上の声
- バチバチにキマったカメラワークと回想で進む展開が秀逸すぎる
- 正義とは何かという問いをつき詰める映画。
- u nextは3月に終わる映画が多いから困ったな
- 終始画面から伝わる迫力に釘付けだった。
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
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お家騒動に揺れる城下町に現れた、正体不明の凄腕の浪人。若侍たちを助け、巨悪に立ち向かう、痛快無比のエンターテインメント時代劇。
とある藩の社殿。城代家老の汚職を暴こうと集まった9人の若侍たち。しかし、彼らの計画は敵に筒抜けで、絶体絶命の危機。その場に居合わせた、どこからともなく現れた浪人。彼は「椿三十郎」と名乗り、その圧倒的な剣の腕と知恵で若侍たちを救出。汚職にまみれた次席家老や大目付らを相手に、三十郎の奇策が冴えわたる。囚われた城代家老の救出、そして敵の懐に潜り込む大胆不敵な作戦。果たして若侍たちと三十郎は、この危機を乗り越えることができるのか。最後に待ち受ける、宿敵との壮絶な一騎打ち。
ネット上の声
- やっぱ、三船・黒沢コンビこそ最強でしょ!
- 今見ても充分通じるのではないだろうか。
- ハン・ソロの原型は「椿三十郎」だわ!
- うわ!完璧!娯楽時代劇の真髄!!
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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宿場町に現れた一人の凄腕の浪人、二つの悪を衝突させ、町を浄化する痛快無比の時代劇。
荒廃した宿場町に、桑畑三十郎と名乗る正体不明の浪人がふらりと現れる。この町は、博徒の親分である馬目の清兵衛と丑寅の新田の助という二つの勢力が縄張りを巡って対立し、無法地帯と化していた。金に汚く腕は立つ三十郎は、この状況を利用して一儲けしようと画策。両方の組に自分を売り込み、用心棒として雇われる。巧妙な情報操作と腕力で双方を煽り、抗争を激化させていく。しかし、彼の計画は次第に危険な領域へと踏み込み、やがて無関係な人々をも巻き込む事態に。彼の真の目的とは。二つの悪が激突する時、浪人の剣が本当の裁きを下す。
ネット上の声
- 痛快娯楽時代劇の真髄!最後まで飽きない!
- 三船敏郎がもうただただかっこいい、、、
- 本当に良い映画というのは何年経っても
- 三船あっての、黒澤作品でしょう。
時代劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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終戦間近の満州、人間性を守り抜こうとした男の絶望的な逃避行。戦争の非情さを問う、壮大な物語の終着点。
第二次世界大戦末期の満州。ソ連軍の侵攻により日本の支配が崩壊した混乱の地。主人公は、理想主義者でありながら戦争の現実に翻弄され続ける男、梶。ソ連軍の捕虜となり、非人道的な扱いを受ける日々から脱走した彼は、ただ一つ、愛する妻・美千子との再会だけを胸に故郷への果てしない逃避行を開始。飢えと寒さ、そして人間同士の不信感が彼の肉体と精神を蝕んでいく過酷な道のり。極限状態の中、梶が守ろうとした「人間の條件」とは何だったのか。彼の旅路がたどり着く、慟哭の結末。
ネット上の声
- 愛すべき妻の元へ帰ることを目標に、ひたすら歩き続ける地獄の戦争ロードムービータイ
- 極限状態で人間の本質が発露されるなどと言うが、劣悪な条件のもと奴隷扱いされた場合
- 迫力あるスケールに描かれる戦時の男の心理
- 今の戦争映画にはない、鋭い問題提起
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
-
黒澤明監督が「デルス・ウザーラ」以来5年ぶり(日本映画としては「どですかでん」以来10年ぶり)に製作した、戦国スペクタクル巨編。製作総指揮としてフランシス・F・コッポラとジョージ・ルーカスが参加、アメリカでも公開され独創的な様式美と壮麗な合戦絵巻が評判を呼んだ。時は戦国時代、あやうく処刑をまぬがれた盗人が武田信玄の影武者となり、信玄の幻に威圧されながらも敵をあざむいていく。だが男にとって戦国の雄・信玄として生きることはあまりにも過酷だった……。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
ネット上の声
- 影武者目線で描いた武田家の衰退といった感じ🤔
- 人は城人は石垣人は堀情けは味方仇は敵なり
- 壮大なテーマが一級のエンターテイメント
- 敬愛するがゆえに、敢えて黒澤批判します
時代劇
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間179分
- 監督黒澤明
- 主演仲代達矢
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鬼才・岡本喜八が都筑道夫の小説「なめくじに聞いてみろ」(旧題「飢えた遺産」)を映画化したアクションコメディ。謎の殺し屋組織に命を狙われた男の戦いを、ブラックユーモアを交えながら二転三転するストーリー展開で描く。冴えない大学講師・桔梗信治は、自宅アパートに侵入してきた見知らぬ男に命を狙われる。男の正体は、人口調節のため無駄な人間を殺すことを目的とする組織「大日本人口調節審議会」が差し向けた殺し屋だった。偶然にも落下したブロンズ像が頭部に当たり殺し屋は死んでしまうが、その後も次々と信治のもとに刺客が送り込まれる。信治は偶然知り合った記者・啓子やコソ泥のビルとともに真相を追うが……。仲代達矢が主演を務め、天本英世が殺し屋組織のボス役を怪演。
ネット上の声
- 【カルト映画としての強い支持に納得!鬼才・岡本喜八が届ける、今までに観たことのな
- 主人公が“全然信用できない”という面白み! 殺し屋たちの濃ゆい造形も◎
- なんだコレは!奇妙奇天烈さがとても素晴らしい岡本喜八監督作
- 仲代さんのルパン3世?
サスペンス、 アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督岡本喜八
- 主演仲代達矢
-
顔を失った男が手に入れた精巧な仮面、それは自由か、それとも自己喪失への入り口か。
舞台は1960年代の日本。化学研究所に勤める男、奥山は実験中の爆発事故で顔面に大火傷を負う。醜く焼け爛れた顔は包帯で覆われ、妻との関係も冷え切ってしまう。社会から疎外された彼は、精神科医の協力で、他人の顔を模した精巧な仮面を手に入れる。別人として街を歩き、自由を謳歌する奥山。しかし、その仮面は彼の内面に深く侵食し、自己同一性の危機をもたらす。彼は仮面の力を使って妻を誘惑するという危険な実験を開始。果たして、仮面の下にある本当の顔とは何か。
ネット上の声
- マスク造形のリアルさも60年近く前とは思えない出来で、令和の今観ても古さを感じさせませんでしたね。
- お兄ちゃん、戦争まだ始まらないの?〜強烈なコントラストが絶妙な虚無感を生む
- わたしたちが死ぬまで視ることのできないもののひとつに、自分の《顔》がある
- 若いうちに観る大人の映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督勅使河原宏
- 主演仲代達矢
-
愛を奪われ、憎しみを抱いて嫁いだ女。その凄絶な復讐心が、三代にわたる家族の運命を狂わせる。
昭和初期の阿蘇。地主の息子に暴行され、愛する人との仲を引き裂かれた娘・さだ子。彼女は抵抗の末、憎い相手との結婚を強いられる。しかし、その心に宿ったのは復讐の炎。夫へ、その家族へ、そして生まれてくる子供たちへ向けられる、消えることのない憎悪。一人の女性の執念が、数十年にわたり家族を縛り付け、崩壊させていく。愛と憎しみの狭間で繰り広げられる、壮絶な一代記。
ネット上の声
- 【”未来永劫憎み合う夫婦の姿。そして、恩讐の彼方に。”今作は、全編に流れる心ざわつかせるフラメンコギターの音色が印象的な、物凄い一組の男女の愛憎劇なのである。】
- 古い作品はほとんど観ないのだけれど、フォロワーさんのレビューを読んでとても観たい
- お母さんがお父さんを憎むのをやめたら、僕もお母さんを憎むのをやめます
- フラメンコのリズムに乗せた愛憎劇て…どんなやねん!
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
-
幕末の動乱期、虚無の剣に心を奪われた一人の侍が、理由なき殺戮を重ねて狂気の闇へと堕ちていく時代劇。
時代は幕末。音無しの構えの使い手、机龍之助。彼は、御嶽山の奉納試合で対戦相手を斬り殺したことをきっかけに、果てしない流転の旅へと身を投じる。理由も感情もなく、ただ眼前の敵を斬り捨てる日々。その虚無的な剣は、やがて彼自身の魂をも蝕み、愛する者、憎む者、すべてを巻き込みながら狂気の深淵へと堕ちていく。血塗られた剣の先に彼を待つ運命とは。一人の剣士の破滅を描く、壮絶な物語。
ネット上の声
- 狂気…ってほどでもなかったかも
- 意外と誰も知らない「大菩薩峠」
- 斬って斬って斬りまくって…
- 卑怯なり!竜之介!
幕末、 時代劇
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
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第二次大戦末期の満州、非情な軍隊組織で人間性を貫こうとする一人の男の絶望的な闘争。
舞台は第二次大戦末期、ソ連国境に近い満州の関東軍。妻への愛と人道主義を胸に抱く主人公、梶。召集され北満州の部隊へ配属された彼を待っていたのは、非人間的な軍隊の現実。古参兵による理不尽なしごき、上官の非情な命令が、彼の信念を踏みにじる。やがてソ連軍の侵攻が開始。圧倒的な戦力差の中、梶は死と隣り合わせの絶望的な戦場へ。生きて妻の元へ帰るという唯一の希望を胸に、地獄を彷徨う男の運命。 次の映画も同様に修正済みです。
ネット上の声
- そして舞台は北満 蘇満国境へ
- 梶は 九死に一生を得る 配信の第3部の写真は 核心のカット
- シゴキやイジメはいつでも、どこでも
- 第3部望郷篇/第4部戦雲篇
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
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飼主の大学教授が亡くなってからも、渋谷の駅で主人を待ち続けた忠犬ハチの実話を基に人間と動物の交流を描く。原作・脚本は「映画女優」の新藤兼人、監督は「旅路 村でいちばんの首吊りの木」の神山征二郎、撮影は「きみが輝くとき」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【渋谷駅前の名物にもなっているハチ公の物語を映画化した感動ドラマ。それにしても、忠犬ハチ公って30代以下の人って知っているのかな。私がギリギリ知っているくらいだからなあ。】
- 言うならあんならは、オメメの汁でメシ喰うとるんど!「犬よちぎれるほど尾をふつてくれる」(by 尾崎放哉)
- 超有名ハチ公。てっきり感動物語だと思ってました。いやいやこれ、最愛...
- 帰らぬ主人を待ち続けるハチがとっても健気
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督神山征二郎
- 主演仲代達矢
-
昭和18年、戦火の緊張漲る満州。南満州鉄鋼会社に勤める梶は、妻・美千子とともに北満の老虎嶺鉱山に赴任する。召集免除が梶への条件だった。だがそこには過酷な労働と、賃金のピンハネに喘ぐ現地・工人の姿があった。労務管理を担当する梶は、効率的量産のために労働条件の改善を主張するが現場監督と衝突する。そんな折、軍部から緊急増産の命が下り、捕虜600人が貨車で送り込まれた。飢えた彼らは、電流の通った鉄条網の中の宿舎に収容され、特殊工人として酷使される。
ネット上の声
- 私たちが生まれる以前、
- 戦争を嫌う左翼のインテリが召集免除を条件に労務管理を任された鉱山で目の当たりにす
- 「その瞬間が、人道主義の仮面を被った殺人狂の仲間になるか、人間という美しい名に値
- いつでも戦争は平和の名のもとに行われ愛も正義も暴力と腐敗とに踏みにじられ国家の奔
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
-
1961年(昭和36年)に三重県名張市で行った「名張毒ぶどう酒事件」の犯人として投獄され、無実を訴え続けている奥西勝死刑囚の半生を描いたドラマ。昭和36年、三重県名張市の葛尾村で、ぶどう酒を飲んだ女性15人が倒れ、そのうち5人が死亡する事件が発生。村で農業を営む奥西勝も妻が犠牲になるが、警察は「妻と三角関係にあった女性をまとめて毒殺する計画だった」として奥西を逮捕する。奥西は一度は犯行を自白するものの「警察に自白を強要された」と主張して一審で無罪判決。しかし、二審で死刑判決となり、昭和47年に最高裁で死刑が確定。戦後唯一の無罪からの逆転死刑判決となる。いつ訪れるか分らない刑執行におびえ、事件から50年以上にわたり再審請求を繰り返している奥西の孤独や恐怖を描き出していく。主人公の奥西役に仲代達矢、息子の無罪を信じ続ける母タツノ役に樹木希林。「平成ジレンマ」「死刑弁護人」などの司法ドキュメンタリーを多数送り出した東海テレビの製作陣が手がけた。
ネット上の声
- 真っ逆さまに落ち込むかも知れないと思って
- 科学的新証拠が出ても再審開始にはならない
- 当時を知らない筈の裁判官が・・・重い内容
- 「眠る村」に引き続き名張毒葡萄酒事件
死刑囚、 裁判・法廷、 ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督齊藤潤一
- 主演仲代達矢
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頑固一徹の父親と六人姉妹。娘たちの結婚をめぐり、大騒動が巻き起こる昭和人情喜劇。
舞台は昭和の東京、下町。代々続く提灯屋の主人で、頑固一徹な父親・玄吉。彼には自慢の六人の美しい娘たち。次々と結婚相手を連れてくる娘たちに、父親は「嫁にはやらん!」と大反対。娘の幸せを願いながらも、寂しさから意地を張る父。そんな父を囲む娘たちと婿候補たちとの間で繰り広げられる、心温まる攻防戦。家族の絆を描いた、笑いと涙の人情ホームドラマ。
ネット上の声
- この時代の家族モノって良いですよね~
- お父さんはなんという名前だったのかな?
- 京マチ子、司葉子、星由里子、仲代達矢など豪華俳優陣に加え衣装監修に高峰秀子と凄す
- 京マチ子も司葉子も超かわいいし、縁のある男たちが悉く歯痛になって出現するのも楽し
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督千葉泰樹
- 主演宝田明
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太平洋戦争末期、鉄の暴風が吹き荒れる沖縄で、軍人、そして住民たちが体験した壮絶なる地上戦の真実。
1945年、太平洋戦争末期の沖縄。アメリカ軍による沖縄本島への上陸作戦が開始され、後に「鉄の暴風」と呼ばれる壮絶な地上戦の火蓋が切って落とされる。圧倒的な物量を誇る米軍に対し、牛島満中将率いる日本軍第32軍は、本土決戦の時間を稼ぐための絶望的な持久戦を展開。軍だけでなく、女学生で構成された「ひめゆり学徒隊」を含む多くの住民も戦闘に動員される。洞窟(ガマ)を拠点とした凄惨な抵抗、尽き果てていく食料と水。軍と住民が一体となり、追い詰められていく極限状況。「生きて虜囚の辱めを受けず」という教えが、人々を悲劇的な決断へと追い込んでいく。これは、地獄を生き抜いた人々の記憶の記録。
ネット上の声
- 沖縄県民は帝国陸軍 第32軍に殺されたようなものと解釈できるが、本当にそうなのか?
- 物語の目線が人間に置かれていない。客観的に戦争を観察している映画だ...
- よりドキュメンタリータッチで描いた方が良かったようにも感じ…
- 「県民に対し、後世特別のご配慮を賜らんことを」
第二次世界大戦、 沖縄戦、 戦争
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間149分
- 監督岡本喜八
- 主演小林桂樹
-
大企業の社長令嬢が起こした轢き逃げ事件。金と権力で真実を覆い隠そうとする者たちと、執念で追う一人の記者。
高度経済成長期の東京。ある夜、自動車部品メーカーの社長令嬢・落合葉子が轢き逃げ事件を起こす。会社の顧問弁護士は、運転手を身代わりに立て、事件の隠蔽を画策。しかし、被害者の婚約者であった雑誌記者・浜野は、事件の真相に疑念を抱き、独自の調査を開始する。金と権力によって次々と現れる圧力と妨害。巨大な組織を相手に、浜野は真実を暴くことができるのか。正義を問う社会派サスペンス。
ネット上の声
- 今は無き浅草東宝のオールナイトで、多分3回くらい見てる
- DVD化されてなくてアマプラでしか観れない作品
- もっと格好良い病気なら良かったのにね
- 邦画の傑作!裁判外の場外乱闘(笑)
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督堀川弘通
- 主演小林桂樹
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今世紀初頭、近代化したとは言え、列強諸国に比べ遅れをとる日本が、超大国ロシアに何故戦争を挑んだのか。そして、その戦争を背景に、政府、軍、民間といった様々な階級の人々がいかに生きたかを描く。脚本は「仁義なき戦い」シリーズの笠原和夫、監督は「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士」の舛田利雄、撮影は「トラック野郎 突撃一番星」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 旅順要塞攻略戦~“戦争”に翻弄された人々の物語
- 日露戦争の勝利なくして今日の我が国なし
- 韓国人として、アジアの大日本国を観る。
- 映画『ゴールデンカムイ』熱が冷めやらず
リアルな戦闘シーンがある、 戦争
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間181分
- 監督舛田利雄
- 主演仲代達矢
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金と出世を夢見る二人の浪人が、お家騒動に巻き込まれる、岡本喜八監督が描く痛快無比な時代劇エンターテイメント。
江戸時代。元百姓の浪人・源太と、凄腕だが野心家の元武士・兵吾。全く異なる二人の男が、とある城下町で運命的に出会う。そこでは、藩の不正を正そうとする若侍たちによるクーデターが勃発。金と出世のため、二人はそれぞれの思惑でこのお家騒動に首を突っ込むことに。しかし、事態は二転三転。誰を信じ、誰を斬るのか。岡本喜八監督ならではの乾いたユーモアとスピーディーな殺陣が炸裂する、型破りな傑作時代劇。
ネット上の声
- 【侍の愚かしさを自ら知り、侍を捨てた男を演じる仲代達矢が、飄々としながらある藩の諍いを解決する岡本喜八監督ならではの、武士の愚かしさや哀しさと、農民の逞しさを描いたマカロニウエスタン風時代活劇。】
- 【そのスタイリッシュでスピード感溢れるカメラワークや演出、ユニークのキャラ設定で
- 個人的に時代劇の活劇ならこれがNo1だ
- 以前からずっと観たいと思っていた作品
時代劇
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督岡本喜八
- 主演仲代達矢
-
「バッシング」「愛の予感」の名匠・小林政広が、仲代達矢を主演に描く家族のドラマ。共演に徳永えり、大滝秀治、菅井きん、田中裕子、小林薫、柄本明、香川照之ら豪華キャストが揃う。4月の北海道。孫の春に面倒を見られながら静かに余生を過ごす元漁師の忠男は、人生最後の住まいを求め、親戚縁者を訪ねる旅に出る。家族との確執や過去との対面により、忠男と春は人生そのものをじっくりと見つめ直すことになる。
ネット上の声
- 小林政広監督作品鑑賞4作目にて初の満点!
- 脚本、演出、役者が揃えば、傑作になる必然
- シナリオじゃない、ストーリーじゃない
- 人は一人では生きられない!…“でも”
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督小林政広
- 主演仲代達矢
-
昭和四十四年七月、黒澤明、木下恵介、市川崑監督と「四騎の会」を結成した小林監督がならず者の世界に材を得て放つ時代劇。山本周五郎原作『深川安楽亭』の映画化。脚本は仲代達矢夫人で女優の宮崎恭子が隆巴(りゅう・ともえ)のペンネームで執筆。監督は「怪談」の小林正樹、撮影は「無頼漢」の岡崎宏三がそれぞれ担当。1971年10月16日全国公開。第45回キネマ旬報ベスト・テン第5位。
ネット上の声
- 最近とんと見ないなんとも青臭くてムズムズしちゃう邦題に惹かれてポチ♪
- 仲代達矢がカッコいぃぃ!平仮名のタイトルも合ってる!
- 無名塾の『いのちぼうにふろう物語』を観て
- 小林・仲代コンビの隠れた大傑作!
時代劇
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
-
時代劇専門チャンネルが、「たそがれ清兵衛」「武士の一分」などで知られる作家・藤沢周平の短編時代小説を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の一作。BSスカパー!で放送された後、1週間限定で劇場公開。兄が家督を継いだ庄司家の部屋住みとして生涯の大半を過ごし、いわば厄介者として生きてきた老武士の庄司佐之助。そんな彼の相手をし、面倒を見てくれるのは、甥の娘の美也だけだった。美也には想いを寄せる相手がいたが、その意思に反して親から縁談を持ちかけられ、悩んだ末に美也は縁談を断る。怒った縁談相手は、美也が想いを寄せる男に果し合いを申し込み、それを知った佐之助は、美也のために刀を手にする。老武士・佐之助役に日本映画界の名優・仲代達也が扮し、美也役で桜庭ななみが共演。監督を「北の国から」「最後の忠臣蔵」の杉田成道、脚本を仲代主演の「春との旅」などで知られる小林政広が手がけた。
ネット上の声
- もうちょっと上映館があれば・・・。
- あまりにがっかり(二人目)
- これまで最高の映画のひとつ
- 仲代達也の殺陣がすごい。
時代劇
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督杉田成道
- 主演仲代達矢
-
名匠・五社英雄監督が、直木賞作家・宮尾登美子の同名小説を映画化。大正末期から昭和にかけての土佐を舞台に、侠客・鬼龍院政五郎と彼を取り巻く女たちの凄まじくも絢爛な愛憎劇を、仲代達矢、夏目雅子、岩下志麻らの共演で描く。大正10年。土佐の侠客・鬼龍院政五郎は、松恵という養女をとる。政五郎は正妻である歌のほかに複数の愛人を囲っており、愛人に産ませた娘・花子を溺愛するように。政五郎の身の回りの世話をしながら成長した松恵は、政五郎の反対を押し切って女学校に入学。やがて高校教師の田辺と恋に落ちるが……。
ネット上の声
- 『ゼルダの伝説』の主人公がゼルダとはいえないように、今作の主人公は鬼龍院花子では
- 素晴らしい映画でした(・・・ ♪感動♪ )
- 夏目雅子の美しさは、譬えようが無い。
- 任侠+感動+エロ+影像美の奇跡的融合
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間146分
- 監督五社英雄
- 主演仲代達矢
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美への執着が狂気に変わる時、吃音の学僧は聖なる寺院に火を放つ。金閣寺放火事件を基にした衝撃作。
舞台は戦後の京都、金閣寺。吃音に悩み、内向的な青年僧・溝口。彼にとって金閣の美は絶対的な存在。しかし、俗にまみれた住職や周囲の人々の醜さに触れ、彼の純粋な憧れは次第に憎悪へと変貌。聖なるものが汚されていく現実への絶望。そして、美を永遠に留めるため、彼が下した狂気の決断。市川崑が三島由紀夫の傑作文学を映像化した、人間の内面に巣食う闇を描く問題作。
ネット上の声
- 三島文学から独立した市川崑監督独自の映画美学がある傑作
- 青年の声にならない叫びが炎となって金閣寺を燃やす
- 汚れた世界 美醜の苦悩 燃え上がる拠り所
- 一緒に消えてなくなろう・・・ はい?
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督市川崑
- 主演市川雷蔵
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保守政党の総裁選挙を端に発した汚職事件を描き、政界のドス黒い内幕を暴露する。脚本は「どてらい男」の田坂啓、監督は「華麗なる一族」の山本薩夫、撮影は「股旅」の小林節雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 本作は政治だけを糾弾していないのです 金環蝕とは、日本の輝く繁栄の中心が、国民の腐敗そのもので真っ黒であることを描いているのです
- こういう映画に政界からの圧力はない?
- まっくろくろすけ、うーじゃうじゃ
- 政界アウトレイジ “全員悪人”
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間155分
- 監督山本薩夫
- 主演仲代達矢
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俳優の仲代達矢が主宰する「無名塾」で学ぶ若者たちが役者の道を目指す姿を追ったドキュメンタリー。
仲代が妻の宮崎泰子とともに1975年に開設した俳優養成の私塾「無名塾」は、数年おきに数名の塾生を公募し、これまで200人以上の役者を送り出してきた。塾生は3年の修業期間の中で、仲代や塾の先輩の指導を受け、日曜日以外は朝から夜まで「芝居漬け」の生活を送る。そんな無名塾に2017年、第31期生として、上水流大陸、中山正太郎、島田仁、朝日望の4人が入塾する。しかし、彼らが卒塾する20年は新型コロナウイルスのパンデミックに重なり、稽古や舞台公演も満足にできず、卒塾式も行えなかった。それでも無名塾公演「ぺてん師タルチュフ」と「左の腕」あわせて160公演に出演し、仲代とともに演じ続けた彼らに、仲代がある言葉をかける。
師匠と弟子として、時に厳しい稽古にのぞみ、時に同じ舞台にも立つ仲代と4人の塾生たちの姿を、「仲代達矢 『役者』を生きる」の稲塚秀孝監督がとらえた。
ネット上の声
- 同じスクリーンで何本みれるか!2本目
- 12/30(金)、 1/2(月)、 1/3(火) 18:00-
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督稲塚秀孝
- 主演仲代達矢
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「首」の橋本忍がシナリオを執筆し、「御用金」の五社英雄がメガホンをとった。撮影は「関東おんな悪名」の森田富士郎。
ネット上の声
- 五社英雄演出らしい、チャンバラとは違うリアルな斬り合いの死闘を見せます それを勝新太郎の圧倒的な存在感で裏打ちしたところに最大の見応えがあります
- ドングリの背比べな村社会の「イザコザ」を残し、日本は世界に負けた。
- 哀しきテロリストの自我の目覚めと自由への渇望。
- しっかり堪能するには最低限の歴史的知識は必要
幕末、 時代劇
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督五社英雄
- 主演勝新太郎
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鶴屋南北原作“東海道四谷怪談”を、「波影」でコンビの八住利雄が脚色、豊田四郎が監督した怪談。撮影は「侍」の村井博。
ネット上の声
- 原作には出番ないんだけれど~(byねずみ)
- 士官を志しながらも裏長屋で
- 子供心に只々怖かった
- 子供心に只々怖かった
時代劇
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督豊田四郎
- 主演仲代達矢
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盲目の剣客・市が、黒駒一家の非道に怒りの仕込み杖を抜く!江戸時代を舞台にした、仁義と復讐の時代劇アクション。
舞台は江戸時代、甲州路。盲目の居合の達人、座頭市は旅の途中、旧知の仲である黒駒の勝五郎の縄張りを訪問。しかし、一家は代替わりし、今や非道な二代目・紋次が支配。紋次は、年に一度の盛大な火祭りの仕切り役を巡り、対立する貸元・江島屋と激しく対立。江島屋に恩義を感じる市は、当初争いを避けようとするも、紋次の卑劣なやり口で多くの無辜の民が苦しむ姿を目の当たりにする。そして、市が想いを寄せる女郎お喜代の悲劇が、ついに市の怒りを爆発させる。祭りの夜、燃え盛る炎の中、市はたった一人で悪辣な一家に戦いを挑む。
ネット上の声
- ◉一流のスタッフ、キャストで作られたのだが…
- 座頭市第21作 仲代達矢、ピーターも登場
- 説明的な会話を廃止した実験映画
- 座頭市祭り〜特別編 市vs闇公方
座頭市、 時代劇
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督三隅研次
- 主演勝新太郎
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田宮虎彦の『赤い椿の花』を、「「挑戦」より 愛と炎と」の新藤兼人が脚色し、「猟銃」の五所平之助が監督した文芸編。撮影も「猟銃」の竹野治夫。
ネット上の声
- 有馬稲子の転落劇を歯切れの良いテンポを交えて丹念に掘り下げていく回想シーンが抜群
- 小川真由美に負けないくらい全身から不幸オーラを振りまく有馬稲子が次々と関係した男
- 新藤兼人の脚本なので、このまま終わるはずないと思っていたが、案の定···
- 佐田啓二を心配し常に気にかける伊藤雄乃助がめちゃくちゃいいです
文芸・史劇
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督五所平之助
- 主演佐田啓二
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大藪春彦の原作を、「氾濫」の白坂依志夫が脚色し「大人には分らない・青春白書」の須川栄三が監督したスリラー。撮影は「奥様三羽烏」の小泉福造。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 主演は松田優作ではなく仲代達矢です。
- 仲代達矢主演!1959年野獣死すべし!
- 仲代達也の目力に酔わされて
- 大藪春彦原作、須川栄三監督、黛敏郎音楽、白坂依志夫脚本等俊英が終結し、仲代達也、
アクション
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督須川栄三
- 主演仲代達矢
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新進作家富島健夫の同名小説(角川新書版)を「悪魔の顔」の共同脚色者の一人、松山善三が脚色、「あなた買います」以来久々に小林正樹が監督した異色作。撮影は「東京暮色」の厚田雄春。主演は「大忠臣蔵」の有馬稲子、山田五十鈴、「挽歌(1957)」の渡辺文雄、「喜びも悲しみも幾歳月」の桂木洋子、「月と接吻」の淡路恵子、「続大番 (風雲篇)」の仲代達矢。
ネット上の声
- 米軍基地にほど近い貧乏長屋
- かっこいいと思います
- 「黒い河」
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督小林正樹
- 主演有馬稲子
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昭和二十四年に起きて今だに多くの謎を残す、国鉄初代総裁下山定則が列車線路上に轢断死体で発見された“下山事件”を改めて追求する。矢田喜美雄の原作「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」の映画化で、脚本は「犬笛」の菊島隆三、監督は「天平の甍」の熊井啓、撮影は「翔べイカロスの翼」の中尾駿一郎がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 先日NHKの未解決事件がおもしろかったので、いつか見ようとHDの中に眠っていた『
- 戦後の日本で実際に起きた昭和ミステリーのドキュメンタリー映画
- アメリカ様ァ!これが戦後の総括です(笑)
- 占領時代「戦後史最大の謎」
冤罪、 実話
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督熊井啓
- 主演仲代達矢
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谷崎潤一郎の同名小説を映画化したもの。「炎上」のコンビ和田夏十と長谷部慶次に市川崑が加わって脚色し、「さよなら、こんにちわ」の市川崑が監督した。撮影は「女と海賊」の宮川一夫。
ネット上の声
- メイク、間、視線で薄気味悪さをさらに演出
- コメディ、ポルノ、ホラー、人間ドラマ。
- 一般の家族と比べても変わっている家族
- 宮川一夫のカメラワークは面白いなー
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督市川崑
- 主演中村鴈治郎
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富と権力獲得への手段として、華麗なる閨閥をはりめぐらす万俵一族を主役に、金融界の“聖域”銀行、背後で暗躍する政・財界の黒い欲望を描く。原作は山崎豊子の同名小説。脚本は「戦争と人間 完結篇」の山田信夫、監督も同作の山本薩夫、撮影は「朝やけの詩」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 金融機関再編成時代、弱小都市銀行のオーナー親父が下克上を狙う悪だくみを始めて、み
- ラストシーンのパーティー会場での銃声 あれは誰が、誰を撃ったのでしょうか?
- 高度経済成長時代というのは、こういう時代
- 閨閥、妻妾同居、才色兼備という語を知った
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間211分
- 監督山本薩夫
- 主演佐分利信
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二次防の主力戦闘機買い付けに暗躍する商社とそれらと癒着する政財界の黒い断面を描く。原作は山崎豊子の同名小説。脚本は「雨のアムステルダム」の山田信夫、監督は「金環蝕」の山本薩夫、撮影は「わが道」の黒田清巳がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 事実と虚実紙一重の緊迫感はスクリーンからも伝わってきましたね。
- 今では不毛「地獄」になって見えない世界。
- 果てしなき商戦は不毛の地のように虚しく
- 正しいことをしたければ、偉くなれ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間181分
- 監督山本薩夫
- 主演仲代達矢
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「切腹」「影武者」など150本の映画に出演し、舞台主演は60本を超える名優・仲代達矢が、「役者」として生きる姿を描いたドキュメンタリー。1932年東京に生まれ、俳優養成所を経て55年に俳優座に入って役者の道を歩み始めた仲代は、日本映画の黄金時代に黒澤明、小林正樹、市川崑、木下恵介、岡本喜八、五社英雄といった希代の名監督と、主演俳優として向き合ってきた。75年には俳優養成のための私塾「無名塾」を立ち上げ、数多くの後進も輩出。俳優歴は60年、無名塾は40周年を迎え、80歳を超えてもなお演じることに貪欲に向き合う仲代は、ウジェーヌ・イヨネスコの不条理劇「授業」にも初めて挑み、膨大なセリフと格闘する。その姿を通して、演じることの重さに耐え、役者として生きる仲代の姿を描き出す。監督は「二重被爆」「書くことの重さ 作家 佐藤泰志」といった記録映画に携わってきた稲塚秀孝。
ネット上の声
- 一日、いちにちを「生きる」
- 一日、いちにちを「生きる」
- 一日、いちにちを「生きる」
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督稲塚秀孝
- 主演仲代達矢
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瀬戸内晴美の“夏の終り”より「鏡の中の裸像」の松山善三が脚色、「ホノルル・東京・香港」の千葉泰樹が監督した文芸もの。撮影は「ハワイの若大将」の西垣六郎。
ネット上の声
- 瀬戸内寂聴がまだ晴美だった頃…
- 奇妙な夢から始まる序盤から、古いドイツ映画みたいな滑稽な表現と、変に癖になるセリ
- 『恋愛学校』に続いての、瀬戸内寂聴原作もの2作目
- 8/20@神保町シアター
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演仲代達矢
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長男の犯罪によって一家離散の危機に瀕した一族のそれぞれの苦悩を描く。円地文子の同名小説を「東京裁判」の小林正樹が脚本・監督、撮影は「泰造」の岡崎宏三が担当。
ネット上の声
- 家族とは何かを考えさせられます。
- 連合赤軍のリンチ事件で逮捕された息子による家族への影響を描いているが、息子に対す
- 着物姿の小川眞由美が登山用のピッケルを振り回して、水槽を破壊した後、大きめの金魚
- 小林正樹の劇映画の遺作としては少々寂しい出来
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
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明治十五年から二十年、怒涛のように押し寄せた西洋文化の前に、みるみる衰退していった日本の柔術。その中で、日本人の心を失わなかった一握りの人々が、やがて新しい「柔道」を完成させていく姿を描く。脚本は「世界名作童話 白鳥の王子」の隆巴、監督は「青葉繁れる」の岡本喜八、撮影は「八甲田山」の木村大作がそれぞれ担当。
ネット上の声
- DVD化希望
- 観れば幻の大技”山嵐”が会得できる!
- 明るい演出とテンポの良いストーリーとは裏腹に、心身共に治らないであろう傷を抱える
- 黒澤『姿三四郎』では役名を小夜に改悪されてたがこの喜八版は富田常雄の原作通りの乙
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督岡本喜八
- 主演三浦友和
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平岩弓枝の同名小説(東京文芸社刊)を、「うず潮(1964)」の田中澄江が脚色し、「柳ケ瀬ブルース」の村山新治が監督した文芸もの。撮影は「渡世人」の飯村雅彦。
ネット上の声
- デビュー時の樹木希林(悠木千帆)は可愛い
- 冒頭の「芸術祭参加作品」に嫌な予感がしたけど序盤がちょっとタルいながらオーソドッ
- 大人気を博したNHK朝の連続テレビ小説村山新治『旅路』ラピュタ阿佐ヶ谷
- 鉄道好きには堪らない作品だと思った
文芸・史劇
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督村山新治
- 主演佐久間良子
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別冊文芸春秋連載、舟橋聖一の原作から「天上大風」の長瀬喜伴が脚色、「世にも面白い男の一生 桂春団治」の木村恵吾が監督、同じく三村明が撮影を担当する。主な出演者は「流れる」の山田五十鈴、「あばれ鳶」の瑳峨三智子、「霧の音」の上原謙、「江利チエミの サザエさん(1956)」の仲代達矢、「この世の花」の淡路恵子、他に千秋実、南美江、森啓子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演山田五十鈴
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世界の小麦の70%以上の基となった「農林10号(ノーリン・テン)」の育種者で、第2次世界大戦後の世界的な食糧危機を救い、「農」の神様と呼ばれた稲塚権次郎の半生を仲代達矢の主演で描く。農学校卒業後、農家の跡取りとして農作業に勤しむ権次郎だったが、彼の向学心がやむことはなかった。親戚の応援を受け、東京で育種家の道を歩んだ権次郎は、その生真面目な性格から、周囲からは変人扱いされながらも研究に没頭した。のちに妻となるイトとの出会いや、世界を救うこととなる「小麦農林10号」育種の成功など、稲塚権次郎の生涯と彼が生きた時代が描かれる。監督は「仲代達矢『役者』を生きる」などのドキュメンタリー映画を数多く手がけ、稲塚氏の遠戚でもある稲塚秀孝。
ネット上の声
- 富山の田舎の知られざる世界の救世主!
- ややチグハグ
- 無名の偉人の話は心がジクジクしますよ
- 矍鑠たる仲代達矢はよしとしても・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督稲塚秀孝
- 主演仲代達矢
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「バッシング」「愛の予感」など、社会がかかえる闇に深く切り込んだ人間ドラマを手がける小林政広監督が、年金不正受給事件を題材に取り上げ、ある家族が崩壊していく姿を通して日本の無縁社会の問題をあぶりだしていく。余命3カ月と宣告された不二男は、医者の制止も聞かずに勝手に退院し、自室の扉を固く閉ざして閉じこもってしまう。一方、不二男の息子で、失業中の上に妻子にも逃げられてしまった義男は、父の年金を頼りに無為無職の日々を過ごしていたが、父の突然の行動に戸惑う。困惑する義男はドア越しに父へ呼びかけるが、不二男は聞く耳を持たず……。「春との旅」でも小林監督とタッグを組んだ名優・仲代達矢が不二男に扮し、息子・義男を北村一輝が演じる。
ネット上の声
- 【社会派小林政広監督が描き出す、現代日本高年齢化社会の問題の闇を描いた作品。】
- 社会の厳しさ、人間の弱さ、幸福の有り難さ
- 「日常という名の悲劇」、意欲は買うが・・
- ザ・ワンシチュエーション・メッセージ(2)
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督小林政広
- 主演仲代達矢
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「喜劇 爬虫類」の田坂啓とテレビ出身の五社英雄が脚本を共同執筆し、五社がメガホンをとった時代劇。「お熱い休暇」の岡崎宏三が撮影を担当した。わが国はじめてのパナビジョン。1969年5月17日より全国公開。(70ミリ)
ネット上の声
- 前半はテンポが悪くモタモタしているが、後半は良い演出や迫力ある映像が続き見応えタップリ
- ◉正統派ジョン・フォード的黒沢時代劇とは一線を画す五社英雄のマカロニワールド
- 村娘の浅丘ルリ子が故郷に帰ってみると、神隠しにあって全員が消えていた
- 五社英雄監督が『五匹の紳士』の次に仲代達矢と組んだ作品を初鑑賞
時代劇
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督五社英雄
- 主演仲代達矢
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芥川龍之介の同名原作を「日本海大海戦」の八住利雄が脚本化、「喜劇 駅前開運」の豊田四郎が監督した文芸もの。撮影は「連合艦隊司令長官 山本五十六」の山田一夫が担当した。1969年9月20日より一部劇場で先行ロードショー。
ネット上の声
- その句は別人が詠んだと習ったんだけれど…
- 貴重な錦之助VS仲代作品
- 狂気が伝わる映像美です。
- 芥川龍之介原作を豊田四郎監督が、中村錦之助と仲代達矢をダブル主演にして描いた地獄
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督豊田四郎
- 主演中村錦之助
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東宝が初めて製作するやくざ映画。脚本は「ツンツン節だよ 全員集合!!」の田坂啓と「人斬り」の五社英雄。監督五社英雄。撮影は「いのちぼうにふろう」の岡崎宏三がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ヤクザ映画でわっしょいしていた東映に、ワテらもヤクザ映画作って東映にカチコミ入れ
- 義理の二文字にドスが飛ぶ!
- 後ろ後ろ!
- 当時既にヤクザ映画お得意の東映ではなく、不況だった東宝が半ば商売方法をマネする形
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督五社英雄
- 主演仲代達矢
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ベテラン八住利雄がシナリオを執筆し、「連合艦隊司令長官 山本五十六」の丸山誠治が、メガホンをとった戦記もの。特技監督は「怪獣総進撃」の円谷英二、撮影は「肉弾」の村井博が担当した。
ネット上の声
- 「連合艦隊司令長官 山本五十六」の丸山誠治監督作品
- 強国ロシアに挑戦した「帝国主義戦争」
- 特撮の巨匠円谷英二最後の作品。
- 明治日本の熱き群像を描いた秀作
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督丸山誠治
- 主演三船敏郎
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河竹黙阿弥の「天衣紛上野初花」を題材に、寺山修司が脚本を書き、「心中天網島」の篠田正浩が監督した異色時代もの。撮影は「御用金」の岡崎宏三が担当。
ネット上の声
- 脚本に注目!!岩下志麻の小悪魔ぶり!!
- 大江戸あばんぎゃるどでございます♡
- 変革への力・寺山修司型
- かっこよかった~★
時代劇
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督篠田正浩
- 主演仲代達矢
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「天国と地獄」の菊島隆三がオリジナル・シナリオを執筆、三船敏郎第一回監督のアクションドラマ。撮影は「ニッポン無責任時代」の斎藤孝雄。
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督三船敏郎
- 主演三船敏郎