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終戦後27年、戦犯として処刑された夫の汚名をそそぐため、妻が国家の嘘と戦争の狂気に挑む社会派ミステリー。
舞台は、太平洋戦争終結から27年が過ぎた日本。未亡人サキエのもとに届いた、戦死した夫・富樫勝男の軍人恩給に関する通知。そこには「敵前逃亡により銃殺刑」という衝撃の事実。公式記録に納得できないサキエは、夫の名誉回復のため、たった一人で真相究明を開始。かつての戦友たちを訪ね歩く彼女。しかし、彼らの口から語られる証言は食い違い、戦場の飢えと狂気がもたらしたおぞましい記憶が次々と蘇る。証言を重ねるほどに浮かび上がる、夫の本当の姿と戦争の不条理。彼女が最後にたどり着く、残酷な真実の果て。
ネット上の声
- 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
- 戦争観、国家観をこの一本で表現している
- 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
- 反戦というなら、まさに見るべき名作
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
-
国鉄操車場で発見された一つの死体。迷宮入り事件の捜査線上に浮かぶ、天才音楽家の隠された過去。
東京、蒲田駅操車場。そこで発見された身元不明の惨殺死体。ベテラン刑事・今西と若手刑事・吉村による執念の捜査。唯一の手がかりは、被害者が呟いた「カメダ」という言葉のみ。捜査は難航を極めるも、やがて前途有望な天才作曲家・和賀英良の存在が浮上。彼の完璧な経歴の裏に隠された、宿命と悲劇に満ちた衝撃の真実。
ネット上の声
- 壮絶な“宿命”に心が震える、色褪せない珠玉の人間ドラマ
- 松本清張の原作だが、かなり脚色されていた
- 壮絶な人生、哀切の旋律に心揺さぶられる
- 私の解釈は・・・(三木巡査について)
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督野村芳太郎
- 主演丹波哲郎
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兄の無念を晴らすため、武士の掟に縛られた執念の仇討。格式と狂気が交錯する、息詰まる決闘の記録。
江戸時代、ある藩での出来事。下級武士・新八の兄が、上役の武士との些細な諍いの末、一方的に罪を着せられ切腹。その処断に疑念を抱いた新八は、兄の名誉を回復するため、武家の作法に則った「仇討」の許可を藩に願い出る。しかし、藩の上層部はこの一件の隠蔽を図り、新八の前に立ちはだかる。復讐という大義名分。だがそれは、武士道という名の非情な制度に翻弄される、一人の男の狂気への道程。格式を重んじる儀式の裏で、人間の尊厳が踏みにじられていく。果たして、決闘の果てに彼を待つ真実とは。息詰まる緊張感。
ネット上の声
- 武家社会のくだらなさを痛烈に批判する見事な時代劇でした
- 武士道の理不尽な部分にフォーカスした作品🔥
- 橋本忍のオリジナル脚本を今井正が監督
- 萬屋錦之介の傑作の一つではないか?
時代劇
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督今井正
- 主演中村錦之助
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武士道を捨て、復讐の鬼と化した男。江戸の暗部で繰り広げられる、血とエロスにまみれた壮絶な無頼の物語。
江戸時代、無実の罪で家を追われ、妻を奪われた元武士・明日死能。彼は武士の誇りも人の道も捨て、「忘八者」として生きることを決意。そこは、欲望と暴力が渦巻く無法地帯。裏切りと凌辱の果てに、彼の心には復讐の炎だけが燃え盛る。愛刀を手に、自分を陥れた者たちを一人、また一人と斬り捨てる明日。その先に待つのは救済か、それともさらなる地獄か。壮絶な戦いの幕開け。
ネット上の声
- ポルノって死語だよなあ😅
- 丹波哲郎の怪演キラリ!
- ロン毛の丹羽哲郎
- 原作 小池一夫
時代劇
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督石井輝男
- 主演丹波哲郎
-
太平洋戦争末期、鉄の暴風が吹き荒れる沖縄で、軍人、そして住民たちが体験した壮絶なる地上戦の真実。
1945年、太平洋戦争末期の沖縄。アメリカ軍による沖縄本島への上陸作戦が開始され、後に「鉄の暴風」と呼ばれる壮絶な地上戦の火蓋が切って落とされる。圧倒的な物量を誇る米軍に対し、牛島満中将率いる日本軍第32軍は、本土決戦の時間を稼ぐための絶望的な持久戦を展開。軍だけでなく、女学生で構成された「ひめゆり学徒隊」を含む多くの住民も戦闘に動員される。洞窟(ガマ)を拠点とした凄惨な抵抗、尽き果てていく食料と水。軍と住民が一体となり、追い詰められていく極限状況。「生きて虜囚の辱めを受けず」という教えが、人々を悲劇的な決断へと追い込んでいく。これは、地獄を生き抜いた人々の記憶の記録。
ネット上の声
- 沖縄県民は帝国陸軍 第32軍に殺されたようなものと解釈できるが、本当にそうなのか?
- 物語の目線が人間に置かれていない。客観的に戦争を観察している映画だ...
- よりドキュメンタリータッチで描いた方が良かったようにも感じ…
- 「県民に対し、後世特別のご配慮を賜らんことを」
第二次世界大戦、 沖縄戦、 戦争
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間149分
- 監督岡本喜八
- 主演小林桂樹
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10年の刑期を終え、シャバに戻ったヤクザ。しかし、彼を待っていたのは、仁義が廃れ巨大組織に成り果てた組の姿だった。男の意地と誇りを賭けた壮絶な抗争劇。
1970年代の日本。敵対組織の組長を殺害し、10年の刑期を終えて出所した昔気質のヤクザ、国友。しかし、彼が知るかつての組は、近代的な巨大企業へと変貌を遂げていた。かつての仲間たちは経済ヤクザとして利益を追求し、仁義や任侠といった古い価値観は忘れ去られていた。組織の変貌に怒りを覚える国友は、時代遅れと罵られながらも、己の信じる「ヤクザの道」を貫こうとする。その頑なな姿勢は、やがて組内部での深刻な対立を引き起こす。新しい時代のやり方か、古き良き仁義か。彼の最後の戦いが、血で血を洗う悲劇の引き金となる。
ネット上の声
- 『新幹線大爆破』などの佐藤監督による70年代東映ヤクザ映画
- 佐藤純彌がやくざ組織と港湾労働者との闘いを通して描く、反やくざ反高度経済成長の赤
- 労働者との交流を深め、結託をしたように思われたが、所詮搾取をする側であった鶴田浩
- 東映任侠映画の権化のような存在であった当時の鶴田浩二に非情な手段で新興都市のやく
アクション
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐藤純弥
- 主演鶴田浩二
-
阿部桂一、柴英三郎とTV「三匹の侍」の演出者五社英雄が共同でシナリオを執筆、五社英雄が監督したTVもの映画化。撮影は酒井忠。
ネット上の声
- 五社英雄の劇場映画での監督デビュー作なんですね、
- この時代の映画の熱さは素晴らしいです!
- こんな“丹波哲郎”を知ってますか?
- どうしても高橋・役所・小朝にみえる
時代劇
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督五社英雄
- 主演丹波哲郎
-
マルサ(国税局査察部)の地上げ屋や宗教法人に対する戦いを描く。「マルサの女」シリーズの第二弾で、脚本・監督は同作の伊丹十三、撮影は「いとしのエリー」の前田米造がそれぞれ担当。
ネット上の声
- バブル狂騒の喜劇で且つ悲劇。大好きだ。
- かくして世に脱税のタネは尽きまじ
- 懐かしき昭和、そしてバブル時代
- お墓に税金は掛からないのか
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
-
福岡県新宮町の公設ホール“そぴあしんぐう”が企画して製作された劇映画で、新宮町のシンボル的存在の千年家(せんねんや)に千二百年以上に渡って受け継がれてきた“法火”をモチーフにしたヒューマン・ファンタジー・ドラマ。福岡県新宮町とその周辺地域の海、森、そして美しい街並みを舞台にして、両親を亡くした少年が町の人々との交流を通して心を癒し成長していく姿を描く。監督は、「坂の上のマリア」「いずれの森か青き海」など地域コミュニティのあり方を描くことに定評のある瀬木直貴。撮影を、「絵の中の僕の村」(東陽一監督)で、ベルリン映画祭銀熊賞を受賞した清水良雄が担当。主役の聡少年を、オーディションで選ばれた村田将平が自然体の演技で演じる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督瀬木直貴
- 主演村田将平
-
権力に生きる柳生一族の存続を賭けた陰謀が、骨肉の争いへと展開していく姿を描く。脚本は「トラック野郎 度胸一番星」の野上龍雄と「仁義と抗争」の松田寛夫と「ドーベルマン刑事」の深作欣二の共同執筆、監督も同作の深作欣二、撮影は「仁義と抗争」の中島徹がそれぞれ担当。
ネット上の声
- この映画の題名はよく聞いていたけど初めて観たのは数年前で、面白くてもう一度観たい
- 徳川三代将軍跡目争い。家光と忠長、この2人の兄弟とて家臣たちの権力...
- なかなか面白い、刺激的な時代劇エピックだ。
- 深作欣二にとっては初めての時代劇挑戦
時代劇
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督深作欣二
- 主演千葉真一
-
梶野悳三の『鰊漁場』より「天国と地獄」の黒澤明と谷口千吉が共同でシナリオを執筆、「ギャング同盟」の深作欣二が監督したアクションドラマ。撮影は「続・王将」の坪井誠。
ネット上の声
- 日本版、良質の西部劇。男っぽさ、汗臭さ。
- 脚本が黒沢明、監督は深作欣二
- プログラムピクチャーの良さと限界
- 若い三船敏郎と北海道のニシン漁
北海道が舞台、 アクション
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督深作欣二
- 主演高倉健
-
「新・事件記者 大都会の罠」の石松愛弘がシナリを執筆、前作「組織暴力」の佐藤純彌が監督した続篇。撮影はコンビの仲沢半次郎。
ネット上の声
- やくざ同士と警察との抗争なんだけど、血で血を洗うという感じではなく、渡辺文雄がす
- 続編とは銘打っているものの、前作とは毛色が違い、実質的な主人公・渡辺文雄が氷屋を
- 当時の東映の新鋭監督の中で、最もヒロイズムを排したやくざ映画が撮れていたのは佐藤
- 悪を葬るのは相対する善なんかではなくそれ以上の悪
アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐藤純弥
- 主演丹波哲郎
-
マイケル・ケオンの原作を「隊長ブーリバ」のカール・タンバーグが脚色、「戦艦デファイアント号の反乱」のルイス・ギルバートが演出した戦争ヒューマニズムドラマ。撮影は「アラビアのロレンス」のフレドリック・A・ヤング、音楽はリズ・オルトラーニが担当した。出演は「パリで一緒に」のウィリアム・ホールデン、丹波哲郎、「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のスザンナ・ヨーク、「ピンクの豹」のキャプシーヌ、ほかにマイケル・グッドリーフ、アラン・カスバートソンなど。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間123分
- 監督ルイス・ギルバート
- 主演ウィリアム・ホールデン
-
二次防の主力戦闘機買い付けに暗躍する商社とそれらと癒着する政財界の黒い断面を描く。原作は山崎豊子の同名小説。脚本は「雨のアムステルダム」の山田信夫、監督は「金環蝕」の山本薩夫、撮影は「わが道」の黒田清巳がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 事実と虚実紙一重の緊迫感はスクリーンからも伝わってきましたね。
- 今では不毛「地獄」になって見えない世界。
- 果てしなき商戦は不毛の地のように虚しく
- 正しいことをしたければ、偉くなれ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間181分
- 監督山本薩夫
- 主演仲代達矢
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目的のためには、殺しもやり、自分の体を武器にしてまで犯罪者を追いつめる女刑事の活躍を描く。原作は篠原とおるの劇画「0課の女」。脚本は「女囚さそり 701号怨み節」の神波史男と松田寛夫、監督は「不良番長 骨までしゃぶれ」の野田幸男、撮影は「セックスドキュメント 金髪コールガール」の中島芳男がそれぞれ担当。
ネット上の声
- コレ知ってる人がいるってのが・・・
- 絶対タランティーノも観てるはず!
- 赤いトレンチコートの孤独な謎の女
- ひとりで生きるということ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督野田幸男
- 主演杉本美樹
-
梶原賢三の原案から、「関東流れ者(1965)」の小沢茂弘がシナリオを執筆、監督したやくざもの。撮影もコンビの山岸長樹。
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督小沢茂弘
- 主演鶴田浩二
-
「東京ギャング対香港ギャング」の石井輝男がオリジナル・シナリオを執筆、石井輝男が監督したアクションドラマ。撮影もコンビの林七郎。
ネット上の声
- 石井輝男の傑作アクション
- 健さん無国籍ギャング
- 「幸福の黄色いハンカチ」以降の、寡黙で不器用な健さん以前は、侠客と網走番外地だけ
- 前作の「東京ギャング対香港ギャング」では同じ香港舞台でちゃんと広東語だったのに何
アクション
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督石井輝男
- 主演高倉健
-
「昭和侠客伝」の石井輝男監督が高倉健を主演に据え、北海道の大自然を背景に脱獄を決行した男たちの逃亡劇を描いたサスペンスドラマ。極寒の地、北海道の網走刑務所に傷害罪で収監された任侠やくざの橘真一は、前科5犯の権田権三と1つの手錠でつながれる。権田は同じ雑居房を牛耳る古参囚人の依田に共鳴し、橘は事あるごとに彼らに反発する。雑居房では依田と権田を中心に脱獄計画が企てられるが、仮釈放を控える橘は乗り気になれない。しかし、そんな橘の気持ちをよそに脱獄は実行されることになり……。
ネット上の声
- 北海道を舞台に囚人の人情を描いた“網走番外地”シリーズの第一弾
- かあちゃん、かあちゃーん!!!
- 知られざる“健さん”の魅力☆
- 一番カッコいいアラカン・・・
脱出、 北海道が舞台、 刑務所、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督石井輝男
- 主演高倉健
-
司馬遼太郎原作「幕末」の一篇“奇妙なり八郎”より「無頼無法の徒 さぶ」の山田信夫が脚色「乾いた花」の篠田正浩が監督した時代劇。撮影もコンビの小杉正雄。
ネット上の声
- 篠田正浩が監督した丹波哲郎による清河八郎と聞くと、1ミリも面白い感じがしなかった
- 司馬遼太郎の「奇妙なり八郎」
- この頃の俳優さんって
- 清河八郎の正体とは
幕末、 時代劇
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督篠田正浩
- 主演丹波哲郎
-
「七人の野獣」のコンビの山崎巌と江崎実生の原作を、二人が共同で脚色し、江崎実生が監督した「七人の野獣」の続編で、撮影は「花を喰う蟲」の安藤庄平が担当した。
ネット上の声
- 登場人物全て馬鹿♡
- 七人て宍戸さんも込みということでしょうけどロビーに貼ってあるポスターで1分ぐらい
- 山本直純のオシャサウンドにのせた騙し合いと派手なアクションがヘラヘラ楽しい
- さいきん映画をあまり見られていませんでした
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督江崎実生
- 主演丹波哲郎
-
「喜劇 爬虫類」の田坂啓とテレビ出身の五社英雄が脚本を共同執筆し、五社がメガホンをとった時代劇。「お熱い休暇」の岡崎宏三が撮影を担当した。わが国はじめてのパナビジョン。1969年5月17日より全国公開。(70ミリ)
ネット上の声
- 前半はテンポが悪くモタモタしているが、後半は良い演出や迫力ある映像が続き見応えタップリ
- ◉正統派ジョン・フォード的黒沢時代劇とは一線を画す五社英雄のマカロニワールド
- 村娘の浅丘ルリ子が故郷に帰ってみると、神隠しにあって全員が消えていた
- 五社英雄監督が『五匹の紳士』の次に仲代達矢と組んだ作品を初鑑賞
時代劇
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督五社英雄
- 主演仲代達矢
-
菊島隆三の原作を岩佐氏寿と工藤栄一が共同脚色し、「いれずみ無残」の関川秀雄がメガホンをとった霞が関ビル完成までのドラマ。撮影は「人生劇場 飛車角と吉良常」の仲沢半次郎が担当した。
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督関川秀雄
- 主演池部良
-
高村光太郎の詩集『智恵子抄』と佐藤春夫の『小説智恵子抄』を原作として、「惜春(1967)」の中村登と新進広瀬襄が共同でシナリオ化し、中村登が監督した文芸もの。撮影はコンビの竹村博。
ネット上の声
- 押さえた感情の先にあるもの
- 映画では岩下志麻さんが演じた狂気に迫力があった
- わたしもうじき駄目になる
- 「智恵子は東京に空が無いと言う」という詩の知識しかなかったのでどんな話かと思って
文芸・史劇
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督中村登
- 主演岩下志麻
-
警視庁、国警本部、科学捜査研究所の後援で、電通DFプロが製作、新東宝が配給するもので、製作担当大條敬三、原案高峯秀雄、構成は警視庁刑事課科学研究所法医技官で、「東京のヒロイン」「青い指紋」などのシナリオを書いた長谷川公之が立て、船橋比呂志が脚本を書いている。監督は「蜘蛛の街」最近では「花荻先生と三太」の演出をした鈴木英夫が船橋比呂志の協力を得て当り「暴力の街」の植松永吉が撮影に当っている。ドキュメンタリイではないが、犯罪を科学的に分析、解剖する形式で出演者は全部劇壇人で、映画で見馴れた顔は、一人も出さず、リアルな街の人というつもりである。
ネット上の声
- 丹波哲郎が走っています。
- 指紋鑑定は当然として、煙草吸口の唾液を解析して血液型を特定、枕カバーに付着した脂
- 前半/後半で全く映画のテイストが違うのでイマイチ乗り切れなかった…遠方からのゲリ
- filmarkarsでは監督・鈴木英夫となっているが、実際は鈴木英夫と船橋比呂志
サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督鈴木英夫
- 主演丹波哲郎
-
城戸礼の原作を、「トップ屋取材帖 影を捨てた男」の星川清司が脚色し、「爆破命令」の野村孝が監督したものでダム工事場を舞台にしたアクション・ドラマ。撮影は「喧嘩太郎」の山崎善弘。
ネット上の声
- 少年に扮装した清水まゆみが実は女だと分かったとたんパンツ洗わせるの恥ずかしくなっ
- 摩天楼と言えばビルとかアーバンなイメージだったけどダムとかのことも言うのか
- 「これぞ主役」といった扱いで、二谷ファンはまず満足できる作品
- ダム工場アクションドラマ
サスペンス、 アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督野村孝
- 主演二谷英明
-
「おんな刺客卍」の鈴木則文と「前科者 縄張荒し」の笠原和夫がシナリオを共同執筆し、「日本女侠伝 侠客芸者」の山下耕作が監督した緋牡丹博徒シリーズ第五作。撮影は「やくざ刑罰史 私刑」の古谷伸。
ネット上の声
- 妖艶さ切なさかっこよさ
- 阿波のお竜さん
- 鶴田浩二の考えは自分が楽になりたいだけで、自分を律するんやったら事実を隠し通す苦
- 緋牡丹博徒シリーズの一作として作られてはいるが、義理とやくざの掟との間で主人公た
ヒューマンドラマ、 緋牡丹博徒
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督山下耕作
- 主演藤純子
-
メキシコ革命にまきこまれた五人の男の活躍を描いたアクション映画。監督は「ダイヤモンド・ジャック」のドン・テーラー、脚本は「野獣暁に死す」のダリオ・アルジェントとマーク・リチャーズの協力書下し。撮影は「ガンクレイジー」のエンツォ・バルボーニ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。製作は「無敵の斗士」のイタロ・ジンガレリ。出演は「第7の暁」の丹波哲郎、「テキサス」のピーター・グレイヴス、「悪女のたわむれ」のジェームズ・ダリー、「野獣暁に死す」のバッド・スペンサー、「恋人たちの世界」のニーノ・カステルヌオーボ、ミス・イタリアのダニエラ・ジョルダーノなど。メトロカラー、メトロスコープ。
ネット上の声
- バッチリ成功大作戦
- 丹波哲郎もうけ役。
- マーロン・ブランド主演でメキシコ革命を描いた『革命児サパタ』って映画があったけど
- 五人の軍隊
アクション
- 製作年1969年
- 製作国イタリア
- 時間111分
- 監督ドン・テイラー
- 主演ピーター・グレイヴス
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「網走番外地 大雪原の対決」の神波史男と、長田紀生が共同でシナリオを執筆し、「解散式」の深作欣二が監督したやくざもの。撮影は「河内遊侠伝」の星島一郎。
ネット上の声
- 深作監督ある企業解散
- やはり鶴田は鶴田
- 博徒シリーズ!
- 鶴田浩二も時代に合わせる男たちも両方古い人間でしかない、むちゃくちゃ苦い話で驚く
アクション
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督深作欣二
- 主演鶴田浩二
-
「花と嵐とギャング」の佐治乾が脚本を書き、「ファンキーハットの快男児 二千万円の腕」の深作欣二が監督したアクションもの。撮影は「黄色い風土」の星島一郎。
ネット上の声
- ニューヨークシテイ銀行が日本にあった頃…
- これが長編初監督とは思えないクオリティーこの時代から群像劇なのね、その脚本の交通
- 悪人達が最初に集まるときの緊張感がよかったのでもう少し最後まで緊張感ある映画だっ
- 皆さんのレビューどおり、クソばかりが集まるクライムストーリー!
アクション
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
-
「博徒外人部隊」「暴力団再武装」に続く現代アクションやくざ映画。脚本は「雨は知っていた」の石松愛弘。監督は「暴力団再武装」の佐藤純彌。撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 「暴力団再武装」とメンツがほぼ一緒だけどあれ以上にどぎついスーパーブルータルやく
- 佐藤純彌監督の傑作やくざ映画、いつものように出所したばかりの鶴田浩二がひょんな事
- 金で買った女を弄ぶ(びきれない)渡瀬恒彦、愛しキャラだったが早々にシーツに包まれ
- supreme覚えたて男子が腕とかに入れそうな柄のタトゥーを溝落ちあたりに入れて
アクション
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐藤純弥
- 主演鶴田浩二
-
「白昼の無頼漢」の佐治乾のオリジナル・シナリオをコンビの深作欣二が監督したサスペンス・ドラマ。撮影もコンビの星島一郎。
ネット上の声
- 深作監督によるモノクロ社会派サスペンス
- ニュー東映!異色ドキュメンタリー巨編?
- カメラ構図凝り過ぎ!
- 深作欣二監督の戦後に闇を暴こうとする姿勢があまりにもストレートすぎて少年の頃も、
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督深作欣二
- 主演鶴田浩二
-
前作「花と嵐とギャング」の姉妹篇。原作も同じく藤原審爾が小説新潮に執筆。前作のコンビ、石井輝男と佐治乾が共同で脚色。石井輝男が監督したアクションもの。撮影は山沢義一。
ネット上の声
- 健さん!丹波哲郎!サニー千葉!ギャングシリーズ第2段!
- 石井輝男特集していたら新東宝から東映に移籍した「花と嵐とギャング」の続編が放送し
- 高倉健、丹波哲郎、江原真二郎、曽根晴美のいかにもの4人のジャケット写真、そして、
- 三原葉子さまのダンスシーンがあるが、新東宝時代と違って腋毛が生えてないのが残念
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督石井輝男
- 主演高倉健
-
「ゴキブリ部隊」のコンビ、佐治乾と鈴樹三千夫が共同でシナリオを執筆し、「愛欲」の佐藤純彌が監督したギャングもの。撮影は「ボスは俺の拳銃で」の仲沢半次郎。
ネット上の声
- 拳銃で撃たれ弾け飛ぶ千葉真一が笑えます。
- 丹波哲郎は胡散臭いし千葉真一は弱い(撃たれた時の跳ね方が異常で笑う)しでミスキャ
- ヤクザものといえば「金、暴力、セックス」的な、仁義や任侠という名の下に行われる「
- 鶴田浩二が最初の5分と終盤約10分の美味しいところしか出てこない(それでもきっち
アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督佐藤純弥
- 主演丹波哲郎
-
“実録安藤組”シリーズ三作目。勢力を増した安藤組が起こした組最大の襲撃事件と安藤昇の34日間の逃亡を描く。脚本は「やくざと抗争 実録安藤組」の石松愛弘、監督も同作の佐藤純彌、撮影も同作の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 安藤組、襲撃と逃亡!
- 愚連隊矢頭組から安藤興行に成り上がっても事務所にはあのつがいの赤いカナリヤがいた
- 前回のヤクザと抗争〜がつまらなかったからどうせ今回も・・・と観てみたらメチャクチ
- 実際の事件を題材にした映画は数あれど加害者本人が出てるのは多分これだけ!
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督佐藤純弥
- 主演安藤昇
-
「極悪坊主 念仏三段斬り」の高田宏治が脚本を書き、「栄光の黒豹」の市村泰一が監督したシリーズ第四作。撮影は同作の小杉正雄が担当。
ネット上の声
- シリーズ最終作。さよならお市さん!
- 目黒祐樹デビュー作
- お市の完結編
- 薄紅色の口紅に淡い花緑青の着物はより真っ赤な仕込み杖を際立たせ、立ち振る舞いはも
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督市村泰一
- 主演松山容子
-
2年前の宝石店襲撃犯・川本が脱獄。捜査主任の西山は部下の原田と緊急捜査に乗り出すが、川本は捜査網をかいくぐり、かつての共犯者と再会。翌日、川本が潜伏先で金を奪い女を射殺。原田は川本の情婦の部屋で川本を見つけるが、運悪く取り逃がしてしまい…。
ネット上の声
- 丹波哲郎のカツラがずっと気になります。
- 筑波久子のビキニストリップ♡
- 丹波哲郎、雷雨の梯子脱獄(そんな上手く行くんかい)のオープニング
- 脱獄犯丹波哲郎VS彼の行方を追う刑事三國連太郎(プラス高倉健)
サスペンス、 アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督村山新治
- 主演高倉健
-
アクション
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督加島昭
- 主演川津祐介
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原作者・川上茂が自ら脚色し、「契約結婚」の渡辺祐介が監督したコメディ。「恋愛ズバリ講座」の須藤登が撮影した。
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督渡辺祐介
- 主演大空真弓
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“警視庁物語”シリーズでお馴染の長谷川公之の原作・脚色を「あの空の果てに星はまたたく」の関川秀雄監督したアクションもの。撮影は「街」の高梨昇。
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督関川秀雄
- 主演高倉健
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不思議な小舟にみちびかれ、歳月の河をさかのぼり、一千年前の世界に甦った少年と少女を描く。俳優の丹波哲郎が主宰する丹波企画第一回自主製作作品で、脚本は丹波哲郎と「未来少年コナン」の佐藤肇の共同執筆、監督も丹波哲郎と原田雄一の共同、撮影は平林茂明がそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督丹波哲郎
- 主演丹波哲郎
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L・トリートの原作を「大殺陣」の池上金男が脚色、「柔道一代 講道館の鬼」の佐伯清が監督した刑事もの。撮影は「肉体の盛装」の坪井誠。
刑事
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督佐伯清
- 主演丹波哲郎
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不正を憎む若人の、恋と冒険を描くアクション・ドラマ。“小説と読物”に掲載された青木義久の原案を、相良準と松木功が脚本化し、「続・君ひとすじに」のコンビ志村敏夫が監督、友成達雄が撮影を担当した。主な出演者は「続・君ひとすじに」の前田通子が抜擢されている他、「暴力の王者」の宇津井健、丹波哲郎、「思い出月夜」の三ツ矢歌子、「銀蛇の岩屋 (前後篇)」の藤田進、他に天知茂、新人宮原徹など。
ネット上の声
- 日本映画史に残る歴史的一本です
- 勤務先の策略に嵌められてしまい、不当に恋人を喪失させられたOL(前田通子)が、2
- なんか今ひとつ
- 数年ぶりに再見
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督志村敏夫
- 主演宇津井健
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週刊平凡連載、柴田錬三郎の原作を、「反逆児(1961)」の伊藤大輔が脚色・監督した時代劇アクション。撮影は「権九郎旅日記(1961)」の松井鴻。
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督伊藤大輔
- 主演中村錦之助
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林不忘の同名小説より、「残酷の河」の内川清一郎、野口泰彦が共同で脚色、「残酷の河」の内川清一郎が監督した時代劇。撮影もコンビの太田喜晴。
時代劇
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督内川清一郎
- 主演丹波哲郎
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「恋と太陽とギャング」の石井輝男が脚本・監督を相当したアクションもの。撮影は「地獄の底をぶち破れ」の西川庄衛。
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督石井輝男
- 主演片岡千恵蔵
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「博徒百人 任侠道」の山崎巌と「さくら盃・義兄弟」の西田一夫が脚本を共同執筆、「やくざ非情史 刑務所兄弟」の松尾昭典がメガホンをとったアクションもの、撮影は「代紋 地獄の盃」の岩佐一泉。
アクション
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松尾昭典
- 主演宍戸錠
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「関東果し状」の村尾昭が脚本を執筆、「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」の佐伯清が監督したアクションもの。撮影は「無頼漢仁義」の星島一郎。
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐伯清
- 主演鶴田浩二
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村尾昭と石井輝男が共同で執筆、「十一人のギャング」の石井輝男が監督したギャングもの。撮影は「ギャング対Gメン」の山沢義一。
ネット上の声
- 和風“黄金の七人”の顛末は…
- 2015年9月11日(金)ラピュタ阿佐ヶ谷 特集/OIZUMI 東映現代劇の潮流
- 金庫破りのシーンは意外とディテイールがあって好感が持てる
- 余分にキャラ多い気がするけどオーシャン感出してるのかな
アクション
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督石井輝男
- 主演鶴田浩二
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水上勉の同名小説を「モーガン警部と謎の男」の高岩肇と、石井輝男が脚色「花と嵐とギャング」の石井輝男が監督した推理ドラマ。撮影は「特ダネ三十時間 東京租界の女」の佐藤三郎。
ネット上の声
- 三浦春馬のような梅宮辰夫
- ニュー東映作品!
- オフシーズンにうろうろしちゃあ...。
- あやしいヒトはわかりやすいのにお話にはついていけませんでしたがスピッツ犬と大人形
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督石井輝男
- 主演丹波哲郎
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「若親分兇状旅」の高岩肇がシナリオを執筆し、「眠狂四郎無頼控 魔性の肌」の池広一夫が監督した“刑事”もの。撮影は「監獄への招待」の上原明。
アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督池広一夫
- 主演丹波哲郎