- 製作
- 1971年 フランス
- 時間
- 125分
- 監督
- ロベール・アンリコ
- 出演
- リノ・ヴァンチュラブリジット・バルドービル・トラヴァース
- 種類
- ヒューマンドラマ
「冒険者たち」のロベール・アンリコ監督がブリジット・バルドーとリノ・バンチュラを迎え、古き良きハリウッドへの愛を込めて描いた海洋冒険活劇。
アメリカに禁酒法が施行されていた1920年代。カリブ海諸国とアメリカ南部を結ぶラム酒密輸の海上ルートは「ラムの大通り」と呼ばれていた。密輸船の船長コルニーは、沿岸警備船の攻撃を受けて船が転覆し、メキシコの海岸に漂着。そこで命懸けのギャンブルに挑んで船を買うための大金を手に入れ、ジャマイカへと向かう。新しい船でラム酒運搬を再開しようと画策していたある日、ふと映画館を訪れた彼は、無声映画「恋する女豹」の主演女優リンダに一目ぼれする。やがてコルニーは大仕事を前に、キューバの浜辺でリンダ本人に遭遇。2人は愛し合うようになり、リンダは映画界を引退してコルニーと共に海へ乗り出すが……。
トーキーへの移行期にハリウッドで活躍した女優クララ・ボウをイメージしたリンダ役を、バルドーが魅力たっぷりに演じた。「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。