- 製作
- 2011年 日本
- 時間
- 68分
- 監督
- 稲塚秀孝
- 出演
- 山口彊ジェームズ・キャメロン
- 種類
- ドキュメンタリー
【広島と長崎、二度の地獄を生き抜いた男。その壮絶な体験が語る、核兵器の非人道性と平和への祈り。】
人類史上唯一、広島と長崎の両方で被爆した「二重被爆者」、山口彊(やまぐち つとむ)。90歳を過ぎ、自らの死期を悟った彼は、後世に真実を伝えるため、重い口を開くことを決意。本作は、彼の最後の数年間に密着したドキュメンタリー。国連本部での核廃絶の訴え、生々しい被爆の傷跡、そして家族との穏やかな時間。彼の力強い言葉と存在そのものが、核兵器の恐ろしさと命の尊さを我々に突きつける。一人の人間の遺言が世界に問いかける、平和の本当の意味。