- 製作
- 2012年 日本
- 時間
- 114分
- 監督
- 長谷川三郎
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
戦後日本を見つめ続けてきた報道写真家・福島菊次郎の2009年から11年の3年間に密着したドキュメンタリー。敗戦直後の広島で被爆者家族の苦悩を10年間にわたり撮り続けた福島は、それ以降も三里塚闘争、東大安田講堂、70年安保、あさま山荘事件、水俣、祝島など時代を象徴する数々の事件を25万枚以上の写真に収めてきた。やがて保守化する日本社会やメディアと決別した福島は、無人島での自給自足生活を経て、愛犬との静かな暮らしを送っていた。そして、胃がんの切除手術を受け自身の最期を自覚し始めた11年、東日本大震災が発生。再びカメラを手にした福島は、原発事故が起きた福島県へと向かう。