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高度経済成長期の欲望渦巻く団地の一室で繰り広げられる、金と嘘にまみれた家族の攻防を描く痛烈なブラックコメディ。
1962年、高度経済成長に沸く日本のとある団地。一見平凡な前田一家は、それぞれが金儲けの欲望に憑りつかれた獣たち。芸能プロダクション経理係の息子は会社の金を横領し、娘は作家の愛人となって金をせしめる。元軍人の父親は、その金を元手に高利貸しを開始。家族全員が互いを出し抜き、騙し合う日々。そこへ、プロダクションの人間や税務署員が次々と来訪し、彼らの計画は綻びを見せる。欲望という名の獣たちの、滑稽で壮絶なサバイバル。
ネット上の声
- これぞ日本映画が世界に誇る風俗喜劇の大傑作
- 全員悪人!映し出したのは団地のみ!
- シュールでブラックなトンデモ家族。
- エロティックで生臭く、エグイ作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督川島雄三
- 主演若尾文子
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高度経済成長期の日本、社長の夫と最高殊勲社員の妻が繰り広げる、プライドを賭けた夫婦げんかコメディ。
舞台は高度経済成長に沸く日本。大会社の社長として権勢を誇る野々宮。家庭では貞淑な妻・百合子が彼を支える、誰もが羨む理想の夫婦。しかし、その日常は突如として崩壊。なんと百合子が、夫のライバル会社から「最高殊勲社員」として表彰されたのだ。妻の華々しい成功に、夫のプライドはズタズタ。家庭内のパワーバランスは逆転し、二人の間には冷たい火花が散る。会社での面子と夫としての威厳を守りたい野々宮と、一人の女性として輝きたい百合子。果たして、この夫婦戦争の果てに待つものとは。
ネット上の声
- コートに牛乳溢れてもお構いなしに食事してるの最高すぎるし、電車で読んでる新聞の見
- 軽妙なたわいない話。若尾文子をはじめ出演者が溌剌として小気味いい。
- 若尾文子の良さは庶民的なところ、という事を熟知した演出
- このテンポ、この笑い、傑作コメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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昭和30年代の東京、継母に虐げられながらも、持ち前の明るさで運命を切り拓く一人の若い女性の物語。
舞台は、高度経済成長期に差し掛かった1957年の日本。田舎でのびのびと育った、明るく純真な少女・小野有子。実の父に会うため、大きな期待を胸に上京。しかし、そこで彼女を待っていたのは、裕福な父の家庭と、彼女を女中として扱う冷酷な継母と意地悪な姉妹。突然突きつけられた過酷な現実と、辛い仕打ちの毎日。それでも有子は、決して笑顔と優しさを失わない。その健気な姿は、周囲の人々の心を少しずつ溶かしていく。やがて彼女の前に現れた二人の青年との出会いが、その運命を大きく動かすことに。逆境の中で見つける本当の幸せと「青空」の行方。
ネット上の声
- 【”日本版シンデレラ&真の母を求めて三千里。”継母や義理の姉の嫌がらせにもめげず明るくたくましく生きる女性を描いた作品。若尾文子さんってお綺麗だなあ。】
- 私は女の人の服でノースリーブにふんわりしたスカートが一番好きなんですが、この頃の
- 総天然色がいい。登場人物も天然でいい。
- これを観れば誰でも若尾文子が好きになる
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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戦争が引き裂く愛、夫を戦地に送らぬため妻が下した狂気の決断。
日露戦争後の貧しい農村。村一番の美貌を持つお兼は、奔放な男関係から「ずべ公」と蔑まれる日々。そんな彼女が、実直な青年・清作と結婚し、初めて真実の愛と幸福を手に入れる。しかし、束の間の幸せは、清作に届いた一枚の召集令状によって無残にも打ち砕かれる。夫を死地である戦場へ送りたくない。その一念がお兼を狂気へと駆り立てる。愛する人を守るため、彼女が下したあまりにも過激で究極の決断。その選択が二人の運命を大きく狂わせていく。
ネット上の声
- 【”究極の夫婦愛。”哀しき人生を歩んできた女が、初めて自分を心から愛してくれた男の出征を阻むために行った事。今作は強烈な反戦映画でありつつも、究極の夫婦愛を描いた作品である。】
- 単なる政治的な映画を超えて普遍性を獲得した見事な傑作だと思います
- 着物を着た状態で走る女は何とも言えない可愛らしさがある
- 若尾文子の眼差しの移り変わりを見よ
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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硝煙と死臭が立ち込める日中戦争の最前線。一人の従軍看護婦が見た、愛と狂気と性の極限。
1939年、泥沼化する日中戦争下の中国、天津の陸軍病院。純粋な理想を抱き、従軍看護婦となった西桜。次々と運び込まれる重傷兵たち。腕や足を失い、モルヒネ中毒に苦しむ兵士たちの世話をする過酷な現実。彼女は、片腕を失い不能となった軍医・岡部や、コレラで隔離された兵士・折原と出会う。極限状況の中で芽生える、聖母のような献身と、抑えきれない女としての性。生と死が隣り合わせの戦場で、彼女の倫理観は激しく揺さぶられる。人間の尊厳が失われた場所で、西が選んだ「天使」としての生き方。その衝撃的な決断。
ネット上の声
- ※男性には不愉快な内容になっているかもしれません、ご注意を
- 女性描写と性描写がクエスチョンだらけだけど凄みはある映画
- フランスでカルト的人気をもつ作品とのこと
- 暗いテーマであるが、リアルで質の高い作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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港町を舞台に、旅役者一座の座長の過去と現在が交錯し、愛憎と親子の情が揺れ動く人間模様。
昭和30年代、日本のとある港町。旅役者一座の座長・駒十郎が、かつての愛人・お芳とその間にできた息子・清が暮らすこの町へ興行にやって来た。息子との穏やかな再会も束の間、その存在を知った現在の愛人・すみ子の激しい嫉妬が、一座の中に不協和音を生む。すみ子は若い役者の加代をそそのかし、清を誘惑させるという非情な計画を実行。隠された過去が暴かれ、偽りの関係が暴走を始める時、駒十郎の心は激しく揺さぶられる。降りしきる雨の中、すれ違う人々の心が選ぶ道とは。
ネット上の声
- 小津安二郎の映画って見る前は、だりぃななんでこんなの見なきゃいけねぇんだてやんで
- やはり小津映画は、心が温まります
- いつもとは違う趣の小津映画
- 川口浩が〜 洞窟に入る〜
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督小津安二郎
- 主演中村鴈治郎
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売春防止法成立直前の吉原。そこで生きる5人の女たちの、それぞれの事情と必死の生き様を描く人間ドラマ。
舞台は1956年、売春防止法の成立が国会で審議される東京・吉原の赤線地帯。遊郭「夢の里」で働く5人の娼婦たち。息子の結婚資金を稼ぐ女、病気の夫と子供を抱える女、借金返済に追われる女。それぞれの切実な事情を抱え、体を売って生きる彼女たちの日常。法案成立のニュースが、彼女たちの未来に暗い影を落とす。仕事を失う恐怖と、社会からの冷たい視線。必死にもがき、ささやかな幸せを求める女たちの、赤裸々な人間模様。
ネット上の声
- ☆ラストの少女の狼狽えた目が意味するもの☆
- 運命的遺作!溝口監督の生涯をかけたテーマ
- 若尾文子と京マチ子のキャラが見所☆3つ
- 吉原で“働く”女たちのバイタリティー
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
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妻・夏子の些細な嘘から、彼女の不貞を疑い始める夫・石塚。嫉妬と疑念に駆られた彼は、興信所に妻の素行調査を依頼。日々届けられる報告書と写真が、彼の心を少しずつ蝕んでいく。妻の純潔を信じたい気持ちと、裏切りの証拠を求める欲望の狭間で揺れる男。増村保造監督が描く、愛と猜疑心が渦巻く夫婦関係の極限状態。果たして夫が見たものは、妻の裏切りか、それとも自らが作り出した幻影か。
ネット上の声
- 株式を買い占め会社の乗っ取りを計画する男と、それを防衛しようとする株式課長とその
- 若尾文子の大人の色気に惚れました。
- 愛憎ドロドロのメロドラマ
- そんな欲張りな(笑い)
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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戦後の京都・祇園。一人の少女が舞妓となり、花街の厳しい現実と女性の生き様を目の当たりにする物語。
舞台は戦後間もない京都・祇園。16歳の少女・栄子は、母を亡くし、ベテラン芸者・美代春を頼って舞妓となる。華やかな花街に憧れを抱く栄子。しかし、厳しい稽古、多額の借金、そして旦那衆との複雑な関係という過酷な現実が彼女を待ち受ける。美代春は、そんな栄子を必死に守ろうとする。変わりゆく時代の中で、伝統の世界に生きる女性たちの誇りと哀愁を描いた不朽の名作。
ネット上の声
- 祇園の舞妓だけが変わっていないのだろうか? 日本の社会そのものも変わっていないのでは無いだろうか?
- 色街に生きる三世代の女性の価値観の違いを浮かび上がらせた溝口監督の秀作
- 2024年1発目の【"9"のつく日にクラシック映画を観よう!】は去年僕の心を鷲掴
- 【祗園で呑んだ翌日に「祗園囃子」を観て思った事、幾つか。】
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督溝口健二
- 主演木暮実千代
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学歴社会への痛烈な皮肉。一流大学の学生になりすました男が、虚構の中で見つける真実とは。
高度経済成長期の日本。新聞配達をしながら大学を目指すも、受験に失敗した浪人生、楠本。ふとしたきっかけで、憧れの一流大学の学生になりすましてしまう。偽りの学生生活で手に入れた、友人や恋人との充実した日々。しかし、その裏で常に付きまとう身元がバレる恐怖と、増大する罪悪感。虚構と現実の狭間で揺れ動く彼の心。学歴が全てを左右する社会への痛烈な皮肉と共に、彼が最後に選ぶ道と、その先に待つ衝撃の結末。
ネット上の声
- 増村+若尾の映画では、異端児
- ジェリー藤尾にゾクゾク
- 最初は面白くなりそうでワクワクしたし、ジェリー藤尾は最高にバカやってて良いんだけ
- もっと世間に知られるべき映画
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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絶世の美貌が引き起こす悲劇。美しさを武器に男社会を渡り歩く、一人の女の壮絶な運命。
舞台は戦後の混乱期が残る日本。類まれなる美貌を持つがゆえに、周囲の嫉妬と欲望に翻弄される女、君蝶。彼女はその美しさを唯一の武器として、次々と男たちを手玉に取り、のし上がっていく。しかし、その先には、愛と憎しみが渦巻く、予測不能な運命が待ち受けていた。美しさは果たして彼女に何をもたらすのか。幸福か、それとも破滅か。増村保造監督が描く、人間の業と女性の生き様。
ネット上の声
- 「そーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんですよぉ、
- 増村保造監督の人間描写が冴え渡る
- 増村保造監督作品!
- 山場は数あれど、先祖代々受け継いだ土地を手放す時に公団の連中に満面の笑みで辛辣な
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督増村保造
- 主演杉村春子
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銀座の夜、一人の芸者が男たちを手玉に取り、したたかな女へと変貌を遂げる。川島雄三が描く女の生き様。
芸者として銀座で働き始めた純情な娘、小雪。彼女の周りには、妻子ある実業家や年下の学生など、様々な男たちが群がる。男たちの欲望に翻弄されるうち、彼女は世渡りの術を学んでいく。誰にも本気にならず、男たちを巧みに手玉に取り、貢がせることで自立を目指す小雪。無垢な少女が、男社会を生き抜くためにしたたかな女へと変貌を遂げる様を鮮烈に描く。川島雄三監督による、女の業とたくましさの物語。
ネット上の声
- 川島雄三監督の描く風俗は、人々が生き生きしている
- 若尾文子が恋人なら・・死んでもいい(爆)
- もっと静かに水を掛けてくれ~(by山村聡)
- 天才川島雄三、ステキな映画の創り方
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督川島雄三
- 主演若尾文子
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雪山で夫を殺したのは、私か、それとも…。愛と殺意の狭間で揺れる妻の告白。真実は一体どこに。
雪の北アルプスで起きた滑落事故。妻の彩子は、宙吊りになった夫をつなぐザイルを切断し、死なせてしまう。事故か、殺人か。法廷に立たされた彩子の証言は曖昧で、夫にかけられた多額の保険金や、同行していた夫の部下・幸田との不倫疑惑が彼女を追い詰める。検察は計画殺人を主張し、弁護士すら彼女の真意を測りかねる。貞淑な妻か、冷酷な悪女か。関係者の証言が食い違う中、事件の真相は深い霧の中へ。人間の愛憎とエゴイズムが交錯する、心理サスペンスの傑作。
ネット上の声
- 白黒映像の印影が作品の世界をよく活かしている
- 旦那も大概腹立つが、幸田が本当にありえない!
- ファム・ファタール若尾文子の傑作中の傑作
- 恋愛に置ける男性の弱点を如実に表した映画
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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大阪・船場の老舗木綿問屋を舞台に、莫大な遺産をめぐり、三人の娘と一人の愛人が繰り広げる、人間の欲望渦巻く愛憎劇。
大阪・船場で四代続く老舗木綿問屋「矢島商店」。当主である矢島嘉蔵が急逝し、その莫大な遺産相続をめぐって、骨肉の争いが始まる。遺言状には、当主の愛人である浜田文乃に遺産の全てを譲ると記されていた。これに納得できないのが、嘉蔵の三人の娘たち。誇り高い長女・藤代、打算的な次女・千寿、奔放な三女・雛子。それぞれが己のプライドと欲望のために、文乃を追い詰めようと画策する。老舗の暖簾、女たちの意地、そして男たちの思惑が複雑に絡み合い、矢島家は激しい嵐の中へ。金か、愛か、それとも血か。人間の本性が剥き出しになる、壮絶な遺産相続争いの行方。
ネット上の声
- 実家帰って母親の昔話を聞いてあげながら鑑賞
- 遺産相続を巡る秀逸なコメディ 必見です。
- 女優・脚本・演出・演技、どれも逸品なり!
- さすがに微細な心理描写までは無理かな
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督三隅研次
- 主演若尾文子
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福井・越前を舞台に、竹人形師の青年と、彼を支える女の愛憎を描く、文芸メロドラマの傑作。
雪深い北陸、越前。竹細工師の喜助は、類まれな才能を持ちながらも、その無骨さゆえに世に認められずにいた。そんな彼のもとに、芸者の玉江が訪れる。喜助の才能に惚れ込み、彼を支えることを決意する玉江。二人は内縁関係となるが、喜助の創作への狂気的な情熱は、次第に二人の関係を蝕んでいく。芸術と愛憎が渦巻く中で、二人がたどり着く運命。
ネット上の声
- 宮川一夫の美し過ぎる撮影が水上勉の文学性を引き立てる
- 匂いたつような若尾文子の美しさ
- 若尾文子の喋りが耳に心地よい
- 水上勉の同名小説が原作
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督吉村公三郎
- 主演若尾文子
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閉店後のデパート。閉じ込められた若い女性店員と謎の男。一夜限りの密室で繰り広げられるサスペンス。
舞台は夜のデパート。閉店時間を過ぎ、一人取り残された女性店員の弓子。しかし、暗闇に潜んでいたのは彼女だけではなかった。謎の男の出現。彼は強盗か、それとも…。静まり返った広大な店内で、一夜の逃走劇と心理戦の幕開け。男の目的が明らかになるにつれ、物語は予測不能の結末へと加速。限られた空間で描かれる、緊迫のワンシチュエーション・スリラー。
ネット上の声
- デパガ三人娘の恋の行方は..。
- 60年近く前に新しい関係性について触れたこんな素晴らしい作品があるのに何でまだ同
- 有吉佐和子の原作小説を読み終えたので以前DVDを購入していたこちらを鑑賞
- 若尾文子映画祭(2015年と2020年)の映画館で2回観た作品で、購入DVDで3
青春、 文芸・史劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督井上梅次
- 主演若尾文子
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舞台は明治から昭和にかけての活気あふれる大阪・船場。老舗の足袋問屋「河内屋」に生まれた一人息子、喜久治。彼は「ぼんち」として甘やかされて育つも、類まれな商才の持ち主。しかし、その才能は商いだけでなく、女遊びにも発揮された。本妻の他に四人もの妾を持つ奔放な生活。女たちとの複雑な関係、商売敵との駆け引き、そして時代の荒波。華やかな女性遍歴の裏で、彼は老舗の暖簾をどう守り抜くのか。一人の男の破天荒な生涯を通して、古き良き大阪の商人気質と人情を描く一代絵巻。
ネット上の声
- 毛利菊枝&山田五十鈴の大ババ&小ババコンビがしょっぱなからきつすぎて、雷蔵さんが
- あやや目当てに見始めましたが、市川雷蔵さんのぼんちっぷりに惚れ惚れ
- 名作中の名作です 市川崑監督作品を観たという満足感で一杯です
- 探る竹はコミカルであり、ホラーでもある。
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督市川崑
- 主演市川雷蔵
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雪深い北国を舞台に、許嫁の仇を討つため芸者となった女の、哀しくも壮絶な復讐劇。
明治初期、雪深い越後の高田。幸せな未来を目前に、許嫁を無実の罪で殺された娘・お葉。すべては藩の御用金を巡る悪辣な陰謀。絶望の淵で彼女が選んだのは、復讐という名の修羅の道。名を「小雪」と変え、高田一の芸者へと上り詰めた彼女は、美貌と芸を武器に三人の仇へと接近。一人、また一人と男たちを破滅させていく小雪。しかし、その復讐の先には、想像を絶する黒幕の存在と、あまりにも哀しい運命が待ち受けていた。
ネット上の声
- 金沢らしい作品
- 金澤は大雪が降る日は多いと思うけど…
- 凄すぎて何から騙っていいのかわからんレベルだが、ラストでホラーになるというかなん
- 約90分という短い尺の中、次々とイベントが起こるので見ていて飽きないが、あまりの
文芸・史劇
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督三隅研次
- 主演若尾文子
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貧しい家族を支えるため、夜の世界に身を投じた薄幸の少女。その純粋な心が踏みにじられる悲劇の物語。
昭和30年代の東京。貧しい家庭に育った少女・信子。病気の母と幼い弟妹を養うため、彼女は高校を中退し、キャバレーで働くことを決意。純粋な心を持つ信子は、客からの誘惑や同僚の嫉妬といった厳しい現実に直面する。それでも家族のために健気に働き続ける彼女の前に、一人の誠実な青年が現れる。淡い希望の光。しかし、運命は彼女に更なる試練を与える。社会の底辺で必死に生きる少女の、あまりにも切ない運命の行方。
ネット上の声
- 田村高廣がマジでいい奴で救われた、何も言わずともちゃんと解っててすべてを包み込む
- 木下一家故郷に帰る
- 大豆田(田村)はすでに65年前に存在した!過去の恋人を隠そうとする若尾文子に「僕
- どの時代の若尾文子も大好きだけど1956年的若尾さまがたっぷり堪能できて幸せ
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督川頭義郎
- 主演佐田啓二
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戦後の貧しい漁村、夫を亡くした女と孤独な男の許されざる恋。運命に翻弄されながらも、愛を貫こうとする二人の切ないメロドラマ。
舞台は戦後間もない伊豆の小さな漁村。夫を海で亡くし、幼い息子と姑と共に暮らすやす。彼女の前に現れたのは、都会から流れてきた孤独な男、三井。互いに惹かれ合う二人だが、村の厳しい目と、亡き夫への義理が彼らの関係を阻む壁。貧しい生活の中、息子の将来を案じるやすは、ある大きな決断を迫られる。愛する人との幸せか、それとも息子のための自己犠牲か。寄せては返す波のように揺れ動く女心の行き着く先。
ネット上の声
- 気のいい、優しい娼婦という女優なら一度はやりたい、しかしリアリティを確保するのが
- 貧しさから自分から望んで娼妓となった女性が、生来の明るく前向きな姿勢で、周りを助
- 心に残るシーン多いけど何と言っても若尾さんが初めてお店に来て2階で戸を閉めるまで
- 全映画探しても廃墟トロッコを押すだけで鑑賞者の気持ちをえぐる映画はないよね
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督豊田四郎
- 主演若尾文子
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医者の家に嫁いだ嫁と姑の対立を描いた問題作
舞台は鎖国下の江戸時代、紀州の国。名医・華岡青洲の妻である加恵は、夫が前人未到の全身麻酔薬開発に執念を燃やす姿を献身的に支えていた。しかし、研究は人体実験という最も危険な段階へ。そこで被験者として名乗りを上げたのは、妻の加恵と、青洲を溺愛する母・於継であった。夫の成功を願う純粋な想いは、やがて「世界初の被験者」という名誉を巡る、嫁と姑の激しい嫉妬と対立へと変貌。愛する人のため、そして女の意地のため、命を懸けた実験の先に彼女たちを待ち受ける過酷な運命とは。
ネット上の声
- 嫁姑ものって聞いてたけどもちろんそんな単純な話じゃなくて、まず冒頭で粗野な伊藤雅
- 医者の話と思いきや、嫁姑の見えない闘いを描いたものだった。出演者は...
- 紀州弁の優しい響きが、ゆったりと流れます
- クレージーキャッツとキチ○イナスビ(笑)
家族、 医師、 ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督増村保造
- 主演市川雷蔵
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丹羽文雄の週刊誌連載小説の映画化。「喧嘩太郎」の松浦健郎が脚色し、「熱い砂」の瑞穂春海が監督した。撮影は「女妖」の中川芳久。
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督瑞穂春海
- 主演若尾文子
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江戸末期、背中に刻まれた女郎蜘蛛の刺青が、一人の女を愛と復讐の化身へと変える、妖しくも美しい物語。
舞台は江戸末期の深川。質屋の娘お艶は、独善的で気性の激しい女。奉公人の新助と駆け落ちするも、騙されて芸者屋に売られてしまう。彼女の美しい肌に目をつけた刺青師・清吉は、背中に巨大な女郎蜘蛛の刺青を彫り込む。その瞬間、お艶の中に眠っていた魔性が開花。男たちを次々と破滅へと導く妖婦へと変貌を遂げ、自らを陥れた者たちへの壮絶な復讐劇の幕開け。
ネット上の声
- 4K 修復の値打ちが最高にあった作品です
- 夢に見そうな若尾文子の“お艶”
- もう、、、贅沢すぎる時間だった
- 怒涛の勢いに圧倒される傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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昭和30年代、結婚適齢期の娘に寄せられる家族の期待。揺れ動く心と、本当の幸せを問う、吉村公三郎監督が描く家族ドラマ。
舞台は高度経済成長期の日本。大学教授の父を持つ津村節子は、婚期を迎えた美しい娘。周囲からは次々と縁談が持ち込まれるが、彼女の心は晴れない。家族が望む安定した結婚か、それとも自らの意志で選ぶ人生か。見合い相手との交流、家族との対立の中で、節子は「女の幸せ」とは何かを自問自答。時代の価値観と個人の幸福の間で葛藤する一人の女性の姿を繊細に描写。彼女が最後に見つけ出す、自分だけの答えとは。
ネット上の声
- 胸を張ってオススメ出来る!
- スタッフも出演者も一流
- 50年前のメロドラマ
- は~い~↓
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督吉村公三郎
- 主演若尾文子
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古都・京都の禅寺を舞台に渦巻く、愛欲と嫉妬。一人の小僧が見つめる、人間の業と悲劇の物語。
戦後の京都に佇む禅寺、孤峯庵。幼い頃に母に捨てられ、好色な住職・慈海に引き取られた小僧の慈念。彼の前に現れたのは、住職の若く美しい妾・里子。慈念は里子に亡き母の面影を重ね、複雑な感情を抱く。住職の偽善、里子の悲しみ、そして二人の間に渦巻く愛欲。全てを静かに見つめる慈念の心に、やがてある決意が芽生える。抑圧された感情が引き起こす、衝撃の結末。
ネット上の声
- ほとけの道、墓場がメインの川島独特作品。
- 人間描写は薄いがカメラワークは素晴らしい
- 少年僧のまなざし 若尾文子のえりあし
- 白黒、昔の話、寺の話、でも観てしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督川島雄三
- 主演若尾文子
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身分を隠してライバル会社に潜入!自由を求める社長令嬢が巻き起こす、恋と仕事の大騒動。
大企業の社長令嬢である主人公は、親の決めた縁談から逃れるため、家を飛び出す。そして身分を隠し、なんとライバル会社に事務員として就職。お嬢様育ちの彼女にとって、慣れない庶民の暮らしと仕事は失敗の連続。しかし、持ち前の明るさと行動力で困難を乗り越えていく。そんな中、職場の同僚に惹かれていくが、彼の父親は自社の宿敵だった。正体がバレる危機と恋の板挟み。彼女が選ぶ未来とは。痛快ロマンティック・コメディ。
ネット上の声
- 三島作レトロモダンなラブコメ
- 妄想しまくる若尾文子♡
- 同じ様な面子が同じ様な役を演じるザ・プログラムピクチャーでコッテコテだが面白かっ
- なんとなく、クリスタルな三島由紀夫に仕上がっていて笑う(セリフさえカタログ的だ)
青春
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督弓削太郎
- 主演若尾文子
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昭和の活気あふれる青果市場。そこでたくましく生きる一人の女。汗と涙と人情が交差する、下町人情ドラマ。
舞台は昭和30年代、活気に満ちた東京の青果市場「やっちゃ場」。威勢のいい男たちに混じり、汗水流して働く主人公の女。彼女のささやかな日常は、市場の利権を巡る争いや、心惹かれる男性との出会いによって大きく揺れ動く。義理と人情、そして恋。金や権力に屈せず、自分の力で運命を切り開こうとする彼女の姿。昭和の日本が持つエネルギーと人々の絆を描いた、感動の物語。
ネット上の声
- 素直じゃないのが江戸っ娘よ!
- 路地裏の佇まいが素晴らしー
- 沢山人がいる場面での会話の処理がうまいな~(市場、葬式、会社)
- 紫のバックに黄色い文字で抜かれたポスターがめちゃめちゃ良い
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督木村恵吾
- 主演若尾文子
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一人の男を愛しすぎた芸者の、純粋で狂気的な愛の行く末を描く、増村保造監督が放つ衝撃の愛憎劇。
1960年代の日本。売れっ子芸者の園田きくは、医学生である恋人・杉本に全てを捧げていた。彼を医者にするため、自らの体を犠牲にして学費を稼ぐ日々。しかし、彼の心は次第にきくから離れていく。裏切りを知ったきくの純粋な愛は、やがて恐ろしいほどの執着と狂気へと変貌。愛する男を繋ぎ止めるため、彼女が選んだ破滅的な選択。二人の関係が迎える、息をのむような結末への予感。
ネット上の声
- 不気味で怖い藤原礼子が魅力的でした
- 若尾文子、髪を振り乱しての大乱闘
- 旦那を奪おうとする2号さんのドロ沼物語
- 田宮二郎と若尾文子と水谷良重の乱闘シーンは、現場でなかなか監督のカットの声が掛か
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
「イチかバチか」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「温泉芸者」の富本壮吉が監督した愛情ドラマ。撮影もコンビの小原譲治。
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督富本壮吉
- 主演若尾文子
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郊外の瀟洒な一軒家で暮らす家族。その完璧な日常が、一人の家庭教師の出現によって崩壊していく心理サスペンス。
舞台は1960年代、高度経済成長期の日本。郊外の住宅地に住む、エリートサラリーマンの夫、美しい妻、そして二人の子供たち。誰もが羨む理想の家庭。しかし、子供たちのために雇われた若く美しい家庭教師が家に足を踏み入れた日から、その完璧な日常に不協和音が生じ始める。彼女は巧みに家族の心に入り込み、それぞれの秘密と欲望を暴き出す。夫は惹かれ、妻は嫉妬に苛まれる。偽りの幸福の上に築かれた「積木の箱」は、やがて衝撃の結末を迎える。
ネット上の声
- 主人公の少年に立ち塞がる教諭、緒形拳。
- 昼ドラマも真っ青のドロドロ家族ドラマ
- 開始そっこーで近親相姦を目撃していきなりのドロドロ増村節炸裂 なんちゅうタイトル
- 息子女友達呼び出され、引っ越し話、笑い声、長女父相姦、商店、クリームパン.牛乳、
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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絶世の美貌を持つ女形役者、その名は雪之丞。彼の舞う舞台は、両親を死に追いやった者たちへの壮絶な復讐劇の幕開け。
時は江戸時代。旅役者一座の花形、中村雪之丞。その妖艶な美貌で観客を魅了する彼の正体は、かつて無実の罪で両親を死に追いやられた男の息子。復讐の念を胸に秘め、彼は江戸の舞台に立つ。仇は、元長崎奉行とその配下の商人たち。仇の娘を誘惑し、破滅へと追い込む冷酷な計画。しかし、彼の前に現れる義賊・闇太郎や、彼を慕う娘お初との出会いが、復讐に燃える心を揺さぶる。華麗なる舞台の裏で繰り広げられる、愛と憎しみが交錯する宿命の物語。
ネット上の声
- この世界観にどっぷりつかることができるか
- NO.75「ゆ」のつく元気になった邦画
- No.1692 監督:市川崑1963年作品
- 三島由紀夫の愛した作品
時代劇
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督市川崑
- 主演長谷川一夫
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1971年、長崎・五島列島。フーテンの寅さんが恋をしたのは、夫を亡くした若く美しい母。涙と笑いの人情劇、第6弾。
久しぶりに故郷・柴又へ帰ってきた車寅次郎、通称「寅さん」。しかし、相変わらずの騒動を巻き起こし、またも旅へ。旅先の長崎県・五島列島で、寅さんは夫を亡くし、幼い娘を一人で育てる美しい女性・絹子と出会う。彼女の健気な姿に、寅さんの恋心は燃え上がる。絹子のために慣れない仕事に精を出し、父親代わりになろうと奮闘する寅さん。しかし、彼女には亡き夫を忘れられない深い悲しみが。寅さんの純情は、果たして彼女の心に届くのか。日本人の心の故郷を描くシリーズ屈指の名作。
ネット上の声
- あらすじ:家族に甘えない不退転の決意があってこそ一人前
- つらいのでも純情でもない。幼稚なだけ。
- バカだねえ俺は知らねえよbyおいちゃん
- 男はつらいよ 寅さんDVDマガジンより
ヒューマンドラマ、 男はつらいよ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
昭和20年代の京都。由緒ある旅館の娘と貧しい画学生、許されざる恋に身を焦がす二人の切なくも美しい愛の物語。
戦後の空気が残る京都。老舗旅館の一人娘・葉子は、店に出入りする貧しい画学生・圭吉と恋に落ちる。互いの純粋な心に惹かれ合う二人。しかし、旅館の経営難と家柄の違いという厳しい現実が立ちはだかる。葉子には裕福な縁談が持ち上がり、圭吉は夢を諦めかける。愛を貫くか、家の為に身を引くか。運命に翻弄されながらも、ひたむきに愛を信じる葉子の決意を描く純愛ドラマ。
ネット上の声
- 期待せず観たが、数あるすれ違いものの中でも結構良作じゃなかろうか
- 1950年代の飯田橋駅周辺
- セットのとこもあるけど昔の東京の街並みが良かった
- なかなかのじれったさに笑ってしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演菅原謙二
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原爆投下から17年後の広島。過去の傷跡と現在の愛の間で揺れる女性の、魂の彷徨。
1962年、復興が進む広島。バーで働く秋子に、東京から来たルポライターの坂田が惹かれ、結婚を申し込む。しかし、彼女は原爆で心身に深い傷を負った被爆者。幸せを掴むことをためらい、坂田の愛を受け入れられない秋子の苦悩。原爆症の恐怖、周囲からの偏見、そして決して消えない17年前の「あの夜」の記憶。愛する人のために過去と向き合おうとする坂田と、過去に囚われ続ける秋子。二人の愛の行方を通して、戦争が残した癒えぬ傷跡と人間の強さを描く、衝撃と感動の物語。
ネット上の声
- 田宮さんと文子の美男美女コンビによる社会派ドラマ💪
- 広島弁は迫力があるんじゃけんのー!
- 若尾・田宮コンビ
- オッペンハイマー鑑賞後、内容を知らずに観ましたが、なんとも言えない言葉では言い表
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督吉村公三郎
- 主演若尾文子
-
松本清張の同名心説と「勝負は夜つけろ」の舟橋和郎が脚色「獣の戯れ」の富本壮吉が監督した推理もの。撮影は「無茶な奴」の小原譲治。
ネット上の声
- メラメラ~(暖炉の裏からの視点)
- 未見の若尾文子の作品はまだまだ沢山あるけど、サムネイルからして、内容悪女ものかな
- サスペンス慣れしている人なら割と途中で黒幕の目星はつくし、そんなデータベースを活
- はあ?主人公のバカが余計な事したせいで若尾文子殺されたのに何カッコつけて一服して
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督富本壮吉
- 主演若尾文子
-
戦後日本、三つの家庭に潜む亀裂と真の絆を描く、ある家族の物語。
舞台は戦後の東京。一見、平和に見えるある一家。しかし、その内実、家族それぞれが秘密と欲望を抱える日々。揺らぐ家父長の権威、空虚さを抱える妻、そして自らの道を模索する子供たち。些細な口論をきっかけに、長年隠されてきた不満や本音が噴出。果たして彼らは、それぞれの「家庭の事情」を乗り越え、家族の形を取り戻せるのか。普遍的でありながらも複雑な、家族という関係性の鋭い描写。
ネット上の声
- 当時の俳優の優雅さがわかります。
- 1960年の50万円は今の約300万円
- 相変わらず音楽や効果音がひどい。
- 変な終わり方だったw
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督吉村公三郎
- 主演山村聡
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余命宣告を受けた若き女性。愛する人々に秘密を抱え、残された日々を懸命に生きる、切なくも美しい愛の物語。
舞台は活気あふれる昭和の東京。明るく奔放な女性、とも子。彼女はある日、白血病による余命宣告という残酷な現実。しかし、彼女は悲しみに暮れることを選ばない。愛する家族や恋人に病気のことを隠し、「今日」という一日を精一杯、笑顔で生き抜く決意。限られた時間の中で、彼女が見つける本当の幸せとは何か。市川崑監督が描く、生命の輝きと、愛するがゆえの切ない嘘。彼女の健気な姿が、観る者の心に深く突き刺さる、涙なくしては見られない感動の一篇。その選択の先に待つ、運命の行方。
ネット上の声
- 婚約を破棄するって大事なお話を友だちに代わりにお願いするってどういうことー🤣!い
- あやや、キャリア浅めでこういった作品にも出ているんですね..
- 東女(若尾文子)&京女(京マチ子)
- 若尾文子主演 市川崑監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督市川崑
- 主演野添ひとみ
-
一人の男と二人の妻。愛と偽りの限界に挑む、スリリングな心理ドラマ。
舞台は現代日本。二人の妻、純子と鮎子を巧みに欺き、二重生活を送る男、次郎。完璧だったはずの日常に、ある日、綻びが生じ始める。妻たちの些細な疑念が、やがて彼の築き上げた嘘の城を揺るがす脅威へと変わる。愛する二人の女性を失いたくない一心で、嘘を重ねる次郎。しかし、その嘘は彼自身を蝕み、三人の関係を破滅へと導いていく。逃れられない運命の対峙が迫る中、彼が下す最後の決断。
ネット上の声
- 若尾文子と岡田茉莉子、絶頂期の二人
- 和風美人と洋風美人
- 増村保造監督作品
- 一人の男性を愛する対照的な二人の女性の生き様や運命の皮肉を描いた、増村保造監督の
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
笹沢左操の原作『喪失の女』を「君が青春のとき」の山田信夫と重森孝子が共同で脚色し、「積木の箱」の増村保造か監督した。撮影は同じく「積木の箱」を担当した小林節夫。
ネット上の声
- 北大路、目のガン開きで表情固定、瞬きしなさ加減がすごい
- メロドラマで青春映画、そして女性映画
- ぐ~るぐる
- 期待してなかったけど思ったより熱かった、三十路の若尾文子がオートバイ2ケツしてる
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
巨大ダム建設に情熱を燃やす技師。迫りくる台風と、彼の野望を飲み込もうとする濁流。自然の猛威と人間の尊厳の激突。
舞台は、山間の巨大ダム建設現場。若き技師・伊作は、この国家的大事業に己の全てを賭ける野心家。しかし、彼の前に立ちはだかる自然の猛威。大型台風の接近により、ダムは未曾有の危機に直面。下流の村を見捨てるか、自らのキャリアを懸けてダムを守るか。究極の選択を迫られる伊作。氾濫する濁流は、彼の信念をも押し流してしまうのか。人間のエゴと使命感が交錯する、息詰まるヒューマンドラマの開幕。
ネット上の声
- 凄いいっぱい「いいね!」を頂いて「これはこちらからフォローするのがエチケットなん
- 汚い白衣だなあ~(コンタミするぞ!)
- 欲望の「氾濫」と生きることの不条理
- 出世と金と性への自由な欲望
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督増村保造
- 主演佐分利信
-
有吉佐和子の小説「不信のとき」を「育ちざかり」の井手俊郎が脚色し、「砂糖菓子が壊れるとき」の今井正が監督した。撮影は「大悪党」の小林節雄。
ネット上の声
- やっぱり男はダメだね~みたいな映画です。
- 男の社会性を利用する女のしたたかさ
- 原作は有吉佐和子
- 人間性の内側が入れ替わっているように感じさせる
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督今井正
- 主演田宮二郎
-
村松梢風の「女経」にヒントを得て、「天下の大泥棒 白浪五人男」の八住利雄が三つの物語を構成したもの。「貴族の階段」の吉村公三郎「野火」の市川崑「闇を横切れ」の増村保造がそれぞれを監督した。撮影も「浮草」の宮川一夫、「野火」の小林節雄、「闇を横切れ」の村井博がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 若尾文子可愛くて悶絶。
- 同じ結末とはいえ・・・
- 3巨匠女のみちすじ
- 力量がありますね
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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娘を殺した男の子供を、我が子として育てる。憎しみを愛と偽り続けた母と、何も知らずに育つ娘の、壮絶な運命の物語。
舞台は北海道・旭川。院長である辻口啓造の幼い娘が殺害される事件が発生。犯人は、妻・夏枝の不貞を疑った啓造が彼女を家から追い出した隙に、家に忍び込んだ男だった。自責の念と夏枝への復讐心から、啓造は犯人の娘・陽子を、何も知らない夏枝に引き取らせる。夏枝は陽子に惜しみない愛情を注ぐが、ある日、陽子の出自という残酷な真実を知ってしまう。その日から、夏枝の愛は底知れぬ憎悪へと変貌。罪と罰、愛と憎しみが渦巻く中で、過酷な運命に翻弄される家族の姿を描く不朽の名作。
ネット上の声
- 人は皆、生まれながらにして罪人であるか?
- 若尾文子の艶(つや)やかさと憎憎しさ!
- 人間ドラマとしては不完全☆2つ
- 美貌もさることながら・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督山本薩夫
- 主演若尾文子
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読売新聞に連載された源氏鶏太の原作を、「銀座のお姐ちゃん」の白坂依志夫が脚色し、「川向うの白い道」の田中重雄が監督した青春喜劇。「夜の闘魚」の高橋通夫が撮影した。
ネット上の声
- 街並みやインテリアがフランス映画(イメージ)みたいにおしゃれでかわいかった
- 若尾ちゃんのラブコメの中ではベストではないけど、好きな方の作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督田中重雄
- 主演若尾文子
-
運命の川に翻弄される男女の愛憎劇。戦後の混乱期を舞台に、許されざる恋が辿る、哀しき結末。
終戦直後の日本。復員した真一を待っていたのは、変わり果てた故郷と、兄の妻となったかつての恋人・千代の姿。抑えきれない想いと、兄への罪悪感に引き裂かれる二人。彼らの周囲では、戦後の混乱が生んだ人間模様が渦巻く。貧困、嫉妬、そして裏切り。愛という名の川は、二人をどこへ流していくのか。抗えない運命の中で、彼らが下す最後の決断。
ネット上の声
- シチュエーションづくりかと思った雨からいつの間にメロドラマの大河へ
- 初見は神保町シアター(2018年4月8日)にて、今回はDVDで2年ぶりの鑑賞
- あやや〜その川口浩はこれっぽっちもイイ男じゃないぞ〜
- ボンボン役が似合う川口浩とのゴールデンコンビ
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演若尾文子
-
「狸穴町0番地」の小滝光郎と「新・兵隊やくざ」の舟橋和郎が共同でシナリオを執筆「座頭市地獄旅」の三隅研次が監督したエロティック・ミステリー。撮影もコンビの牧浦地志。
ネット上の声
- 尼僧の身でありながら、本寺の好色住職(城健三郎=若山富三郎)に暴行されたことがき
- 初めてのライブ参加でドキドキしちゃう若尾文子がむちゃんこ可愛い
- 若尾文子×三隅監督
- ☆☆☆★★
サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督三隅研次
- 主演若尾文子
-
舟橋聖一の原作『女めくら双紙』を「妖僧」の相良準三が脚色し「無茶な奴」の島耕二が監督した文芸もの。撮影は「黒の挑戦者」の渡辺公夫。
ネット上の声
- 眠れる美女と2本続けて帯クルクルする映画を見てしまった
- 階段を出会いと別れの場として反復する演出がよかった
- 角川有楽町の若尾文子映画祭にて
- 若尾文子映画祭
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督島耕二
- 主演若尾文子
-
最愛の妻を亡くした男。遺された息子と亡き妻の思い出を胸に、新たな人生を歩む感動の物語。
平穏な家庭を襲った、突然の妻の死。遺された夫は、まだ幼い息子を抱え、深い悲しみと絶望の淵に。男手一つでの子育てという現実に戸惑いながらも、彼は妻が残してくれた愛の記憶を道しるべに、前を向こうと決意。妻の面影を追い求める日々の中、父と子の間には新たな絆が芽生え始める。これは、喪失を乗り越え、愛の形見と共に未来を紡いでいく男の、静かで力強い人生の記録。
ネット上の声
- ああっ、うなぎ食べたい!
- ラブラブ新婚生活は一瞬で、寝たきりになった妻と甲斐甲斐しい夫との愛情の葛藤と、そ
- まだ現代的な手の入ってない頃の福岡・柳川のロケ素晴らしい、今でも残ってる所もある
- ほほえましくスタートし、お涙への矢印を掲げつづけてくれた「つらいね
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督富本壮吉
- 主演若尾文子
-
コーネル・ウールリッチの推理小説「黒い天使」を、「兵隊やくざ大脱走」の舟橋和郎が脚色し、「愛の手紙は幾歳月」の富本壮吉が監督したミステリー。撮影は「処女受胎」の小原譲治。
ネット上の声
- 頼れるのは自分の機転のみ!
- 夫の浮気相手の元へ談判に行くと女は殺されていた
- 山谷のドヤ街でもみくちゃにされる若尾ちゃん
- ラピュタ阿佐ヶ谷で鑑賞
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督富本壮吉
- 主演若尾文子
-
夫の無実を信じ、偽りの証言をした人妻。だがその嘘が、彼女を底なしの恐怖へと突き落とすサスペンス。
舞台は1960年代の日本。平凡な主婦・ケイコの日常は、夫である会社社長にかけられた殺人容疑で一変。夫の無実を信じる彼女は、彼のために偽のアリバイを証言。しかし、そのたった一つの嘘が、真犯人につけ入る隙を与える結果に。次々と襲いかかる脅迫と危険。愛する夫を守るため、そして自分自身の命を守るため、孤独な抵抗を決意するケイコ。警察にも夫にも言えない秘密を抱え、彼女を待ち受ける衝撃の結末とは。
青春
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督弓削太郎
- 主演若尾文子