- 製作
- 1961年 日本
- 時間
- 98分
- 監督
- 吉村公三郎
- 出演
- 若尾文子野添ひとみ京マチ子
- 種類
- ヒューマンドラマ
【昭和30年代、結婚適齢期の娘に寄せられる家族の期待。揺れ動く心と、本当の幸せを問う、吉村公三郎監督が描く家族ドラマ。】
舞台は高度経済成長期の日本。大学教授の父を持つ津村節子は、婚期を迎えた美しい娘。周囲からは次々と縁談が持ち込まれるが、彼女の心は晴れない。家族が望む安定した結婚か、それとも自らの意志で選ぶ人生か。見合い相手との交流、家族との対立の中で、節子は「女の幸せ」とは何かを自問自答。時代の価値観と個人の幸福の間で葛藤する一人の女性の姿を繊細に描写。彼女が最後に見つけ出す、自分だけの答えとは。