- 製作
- 1953年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 溝口健二
- 出演
- 木暮実千代若尾文子河津清三郎
- 種類
- ヒューマンドラマ
【戦後の京都・祇園。一人の少女が舞妓となり、花街の厳しい現実と女性の生き様を目の当たりにする物語。】
舞台は戦後間もない京都・祇園。16歳の少女・栄子は、母を亡くし、ベテラン芸者・美代春を頼って舞妓となる。華やかな花街に憧れを抱く栄子。しかし、厳しい稽古、多額の借金、そして旦那衆との複雑な関係という過酷な現実が彼女を待ち受ける。美代春は、そんな栄子を必死に守ろうとする。変わりゆく時代の中で、伝統の世界に生きる女性たちの誇りと哀愁を描いた不朽の名作。