- 製作
- 1966年 日本
- 時間
- 120分
- 監督
- 岡本喜八
- 出演
- 三船敏郎仲代達矢中谷一郎
- 種類
- 幕末時代劇
【幕末の動乱期、虚無の剣に心を奪われた一人の侍が、理由なき殺戮を重ねて狂気の闇へと堕ちていく時代劇。】
時代は幕末。音無しの構えの使い手、机龍之助。彼は、御嶽山の奉納試合で対戦相手を斬り殺したことをきっかけに、果てしない流転の旅へと身を投じる。理由も感情もなく、ただ眼前の敵を斬り捨てる日々。その虚無的な剣は、やがて彼自身の魂をも蝕み、愛する者、憎む者、すべてを巻き込みながら狂気の深淵へと堕ちていく。血塗られた剣の先に彼を待つ運命とは。一人の剣士の破滅を描く、壮絶な物語。