- 製作
- 1994年 イギリス,フランス,アメリカ
- 時間
- 104分
- 監督
- ロマン・ポランスキー
- 出演
- シガーニー・ウィーヴァーベン・キングズレースチュアート・ウィルソン
- 種類
- ヒューマンドラマ
フランツ・ シューベルトの弦楽四重奏曲ニ短調「死と乙女」をモチーフに、男女3人の激しい葛藤を描く密室心理サスペンス。チリの劇作家アリエル・ドーフマンの戯曲を、「ローズマリーの赤ちゃん」「テス」のロマン・ポランスキー監督が映画化した。
独裁政権が崩壊した直後の南米某国。ある嵐の夜、ポーリナは夫ジェラルドの帰りをひとり待っていた。ようやく帰宅したジェラルドは、途中でタイヤがパンクし、通りすがりの親切な男の車で送ってもらったという。その男、ロベルトの声を聞いて、ポーリナは震え上がる。それは数十年前、拘束され目隠しされた彼女を何度も陵辱した男の声だった。過去の痛みと訣別するため、ポーリナは復讐を実行に移す。
過去の出来事に復讐心を抱くポーリナ役は「エイリアン」「エイリアン2」のシガニー・ウィーバー、過去にポーリナを苦しめた男ロベルトを「ガンジー」でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレー、ポリーナの夫ジェラルドは「リーサル・ウェポン3」のスチュアート・ウィルソン。2024年6月、本国公開30周年を記念してデジタルリマスター版が公開。